岩登り(クライミング、ボリダリング)に出かけるとき、アプローチシューズだけでなく、アプローチ帽を利用しています。アプローチ帽という呼び名は聞き慣れないでしょう。それもそのはず、筆者がいま思いついた造語ですから。家を出て、街の雑踏や公共交通機...
登山家がアプローチ帽として愛するニットのキャスケット帽、オスロ帽
岩登り(クライミング、ボリダリング)に出かけるとき、アプローチシューズだけでなく、アプローチ帽を利用しています。アプローチ帽という呼び名は聞き慣れないでしょう。それもそのはず、筆者がいま思いついた造語ですから。家を出て、街の雑踏や公共交通機...
雪山登山においてゲイター(ロングスパッツ)は必須装備です。年がら年中、登山者が入り、よく踏まれたトレースがついている八ヶ岳の赤岳鉱泉であっても、登山口から装着するほうがいい。靴底のストラップが痛むのが嫌だなぁ。堰堤広場に着いてから装着したい...
ダウンジャケットの襟にフリースを接着したら薄着でもポカポカになった
冬の岩場でリードクライミングやボルダリングの課題にトライし、一段落してダウンジャケットを羽織るとき、首筋に貼りつくシェルの冷たさが気になります。立ち襟のシャツでも着ていれば緩和されるのでしょうが、筆者は軽快に登るためにクルーネックを着ている...
日帰りベストパートナー GENTOS CP-260R レビュー
日帰り登山ではGENTOSのUSB充電式のヘッドライト(ヘッドランプ)CP-260を愛用していますた。このメーカーの製品は工事現場や釣りで利用する男性的な(泥臭い)イメージが強いですが、この製品は珍しく女性が喜びそうなパステルカラーの柔らか...
厳冬期の三千メートル級の山で安心して使えるボールペンを探しました。ハイスペックならスペースペン低温でも無重力でも水中でも書ける言えば、昔はスペースペンが定番でした。ICI石井スポーツの総合カタログに掲載されていた記憶があります。最廉価モデル...
ゴーグルを持っていくほどではないかな、という山行があります。「初冬の谷川岳」はまさしくそうでした。風雪に叩かれながら行動し続ける状況は考えにくい。そんなときいつも思います。ゴーグルとサングラスの中間くらいのアイウェアはないかな、と。
BLACK WOLFの18650電池モバイルバッテリーをレビュー
BLACK WOLFの18650バッテリー急速充電器(モバイルバッテリー機能付き)と18650電池のセットを購入しました。公式サイト以外に目ぼしい情報が見当たらない本製品についてレビューします。
とある登山用品店でマムートのコーナーをブラ見していたら、スタッフさんが熱く紹介してくれた商品があります。ソフトシェルの「アルティメイトフーディーAF」(ULTIMATE HOODY AF)です。MUMMT (マムート)Ultimate VI...
日本人向き冬靴の定番、スカルパ「モンブランプロGTX」レビュー
スカルパの「モンブランプロGTX」を購入しました。甲高幅広の日本人に合う足型で、保温性とサポート力に優れ、価格がお手頃。雪山縦走からアイスクライミングまでオールラウンドに対応する「日本のTHE冬靴」です。
クライミング・テクノロジー社のピッケル、アルパインツアーを購入しました。同時に購入したスピッツェカバーについて気になる点があったので、それを解消する方法を考えました。
自在をテント側に付けるか、地面側に付けるか。正解は「両側」。ただし、ガイラインシステムの課題は別のところにあります。張り綱は強風に吹かれ続けると、必ず緩みます。摩擦を利用した仮固定方式を使う限り、その宿命から逃れることはできません。
私の2019年12月時点の雪山登山用ウェアを紹介します。山域や積雪状況、予想気温によって、取捨選択して携行します。広義の「身に付ける」装備として、サングラス、ロングスパッツ、登山靴、アイゼンを含めました。
私の2019年12月時点の雪山登山用ウェアを紹介します。山域や積雪状況、予想気温によって、取捨選択して携行します。広義の「身に付ける」装備として、サングラス、ロングスパッツ、登山靴、アイゼンを含めました。
THE NORTH FACEのジェミニフーディがまだまだ買える
THE NORTH FACEの「ジェミニフーディ」の最大の特徴は大きな両脇ポケットです。さらに右ポケット内部には「セキュリティポケット」を備えています。私は2018年に購入しました。公式サイトのラインナップからはとうに消えましたが、ネットシ...
私は化繊派です。メリノウールのベースレイヤーも所有していますが、どうしても馴染めずに化繊に戻ってしまいます。有名な登山家や冒険家の記録を読むと、決して化繊派が少なくないとわかって安心します。メリノウール派の布教に耳をふさぎ、胸を張って化繊派を貫きたい。
シュラフカバーは、テント泊登山において最大の中綿入り装備である寝袋を濡れから守り、保温性を高め、単体で寝袋として利用でき、非常時には人間サイズのシェルターとなり、行動中はパックライナーとして応用できる、地味ながら大変便利な装備です。
雪山登山では厚手の裏起毛トレッキングパンツの上にアウターシェルを履くという最低限のレイヤリングで過ごしてきました。ついにタイツを購入することにしました。白羽の矢を立てたのはTHE NORTH FACEの「エクスペディションホットトラウザーズ 」です。
既存のミドルレイヤーを駆逐するミレー「ブリーズバリヤー トイ アルファ ダイレクト ジャケット」レビュー
「アクティブインサレーション」のなかで特殊な位置を占めています。素肌に直接羽織って気持ちが良い「フリース」であり、ポケットが豊富で防雪・防風・撥水性能を備えた「ソフトシェル」でもあります。実に汎用性が高く、私は登山に普通の「フリース」を携行しなくなりました。
ボルダリングやクライミング用におすすめのブラシ(既製品)ラピス アクセサリーブラシLapis(ラピス)クライミング ボルダリング ブラシ☞ Google楽天市場AmazonYahoo!クライミング(マルチピッチ、ルートクライミング、ボリダリ...
雪山登山で使える1~2人用テント、シェルターをレビューします。テントやシェルターを選定するにあたって最初に、 シングルウォールかダブルウォールか 自立式か非自立式かを決めなくてはなりません。この記事では自立式のダブルウォールを扱います。3シ...
雪山登山で使える1~2人用テント、シェルターをレビューします。テントやシェルターを選定するにあたって最初に、 シングルウォールかダブルウォールか 自立式か非自立式かを決めなくてはなりません。この記事では自立式のシングルウォールを扱います。☞...
「軽さ」と「耐久性」のバランスを考慮し、・夏の北アルプスの稜線でなんとか雨風をしのげる。・重量が1kg以下である・本体がメッシュではない(部分的なメッシュはOK)。という条件で軽量テント(シェルター)を選定し、レビューします。
樹林帯の登高で濡れた手袋はスペアと交換し、フトコロ(重ね着したアンダーウェアのあいだ)に入れて体温で乾かしながら行動を続けます。濡れては乾かし、濡れては乾かし、とローテーションします。露営中に火であぶるより効率が良さそうです。
自分が過去に経験したなかで最大級の強風。予期せぬ突風が脇に挟んだオーバー手袋を吹き飛ばしました。それはもう追いかける気が起きないほど一瞬で視界から消えました。
バラクラバか目出し帽か本格的な雪山(冬山)登山から遠ざかっているあいだに断捨離したモノのひとつに「目出し帽」(めだしぼう or めでぼう)があります。「将来、雪山登山に復帰することがあったとして、比較的安価なこのアイテムは容易に買い換えるこ...
ぶっちゃけ登山で通用するの? 雪山テント泊など厳しい条件で使うなら、目先の安価さに惑わされずNangaを選択することをおすすめします。もっとゆるい条件で、コストパフォーマンスを重視するなら、もちろんNaturehikeも悪い選択ではありません。
停滞時や休憩時に着こむ「静的保温着」と対比して、行動時に積極的に着用することから「動的」と形容します。通気性を重視するため、シェルの防水性は低く、小雨を弾く撥水性や雪を付着させない平滑性にとどまる製品がほとんどです。
ジェットボイルの主要なスペックと、●圧電点火装置(搭載=〇, 非搭載=×)●サーモレギュレーター(搭載=〇, 非搭載=×)●価格をギュッと圧縮して掲載します。モデルの比較と選択にお役立てください。
ジェットボイルって評判がいいけど、どんな特徴があるの? 長所と短所は? 使いこなすうえで注意点やコツや工夫は? 従来あまり触れられてこなかった斬新な機能や、長年使い倒して気づいた使いこなしについて解説します。
ジェットボイルの蓋は注ぎ口の水切れが悪いです。ドリップコーヒーに細い湯を落とすのは苦手です。がんばって細くすると、水の勢いが足りなくなり、クッカーの外側をつたってこぼれがちです。 おまけに、蓋の閉まりが悪い、と言うか、蓋をきちんと閉めるのが
雪山の稜線をテント泊縦走するとき大量の水を担いでいくわけにはいきません。雪を溶かして水を作ります。雪を溶かすには次の3点セットが必要です。 バーナー(コンロ、ストーブ) 燃料(ガスカートリッジ、ホワイトガソリン等) クッカー(鍋) 大きなポ
登山用魔法瓶のデファクトスタンダードとなる製品を販売していたThermos社のドイツ語読みが呼称として定着しました。英語読みだと「サーモス」です。1988年に登場したチタン製の魔法瓶に憧れましたが、高価で手が出ませんでした。現在ではステンレス製でも同等の重量で、保温性も申し分ありません。
雪山の稜線を縦走するとき大量の水を担いでいくわけにはいきません。雪を溶かして水を作ります。雪には土や砂、木っ端が混入している場合があります。それらの不純物をある程度取り除くための漏斗(じょうご、ろうと、ファンネル=funnel)およびフィル
6時から14時まで8時間行動したとして、14時から翌朝6時までの16時間は炊事と食事と睡眠に費やします。8時間連続して熟睡できることはまずなくて、夜中に寒さで目が覚めて温かいものを飲み、人心地がついたらまた寝るというパターンが多いです。
クライミングやボルダリングのアプローチシューズとしてのサロモン
クライミングやボルダリングの岩場でアプローチシューズとクライミングシューズを頻繁に履き替えるのが面倒くさいという人は多いはず。筆者は長年、その悩みと向き合ってきました。 サロモンのクイックレースを採用したトレッキングシューズは、最有力の解決
角型クッカーを愛用しています。 私の手元にあるのは、現在では廃番となったモリタの角型クッカーです。1980年代には別のメーカー(不明)の角型クッカーを使っていました。ボロボロになったので、二十一世紀初頭(記憶が曖昧)に買い換えました。 モリ
山岸さんは研ぐことの重要性をこう説きます。《アプローチの一見なんでもない場所や低山の枯れ葉の下にも、スリップしたら間違いなく大けがをするツルツルの氷の斜面がひそんでいます。》
FoxfireのPPウールハーフジップならドライレイヤーが要らない
Foxfireの「PPウールハーフジップ」ならドライレイヤーが要りません。 21世紀になってfinetrackが提唱したドライレイヤーは、すっかり登山・アウトドア業界に定着し、ベースレイヤーの下に薄手メッシュを着こむ人が増えました。 実は、
登山ブロガーが愛用するマウスはシンプルです。本当はクリックやスクロールの遅延が一切なく、乾電池を必要としない有線マウスを選びたいところ。でも、さすがにPCまわりの取り回しが悪いのでワイヤレスマウスを選びます。
プラティパスは使い終わったあと内部を乾かしにくいのが難点。いつまでも水滴が残ったままだとカビや雑菌が繁殖しないか心配です。簡単・安全・迅速に乾かすとっておきの方法を紹介します。サーキュレーター(扇風機)の吹出口にプラティパスの注ぎ口を当てて数時間放置する。以上。インターネットを検索しても、ズバリこの方法を紹介している記事は出てきませんでした。
有線タイプのイヤホンには断線が付き物。原因はシャツやジャケットの胸ポケットに入れたまま、カバンやデイパックに突っ込むtから。ジムで着替えたり、登山のアプローチで保温着を脱いだりするとき、必ずイヤホンジャックを抜くように心がけています。
ミレーの全部入りソフトシェルフーディー「ビオナセ ストレッチ ジャケット」レビュー
ミレーの「ビオナセ ストレッチ ジャケット」はオールシーズン活躍する薄手のソフトシェルフーディーです。 全部入りと呼べるほどの利便性と機能性を厚手のTシャツ1枚程度の重量に盛り込み、かつ、お手頃な価格を実現しています。 私は2020年に購入
私個人はデジタル派で、さらに言えば24時間表示派です。名の知れた登山家や冒険家はアナログ時計を称賛することが多い。その理由は、時間の経過が直感的にわかりやすい。太陽の方角と時針を利用すればコンパスの代わりになる、といったところです。私はこうした硬派な意見に感化されやすいのですが、過去の登山経験を振り返ると独自路線に傾く必然がありました。
スマホが手放せない人にミレー「モルフォ ジップ ロングスリーブ」
「モルフォ ジップ ロングスリーブ」は高い伸縮性で運動をさまたげず、裏面のグリッド構造によってすぐれた吸汗速乾性を発揮する、軽快な長袖シャツです。高めの衿により、高山帯で首周りの日焼けや、ロープやスリングを肩掛けした際の擦れを防いでくれます
昨今、多くの雑誌が電子書籍化されたものの、昔読み耽った雑誌は相変わらず書棚や押し入れで物理的な容積を主張しています。えいやっと断捨離できれば良いのですが、えてして古い雑誌ほど思い入れが強くて捨てられず、しかも電子書籍化される望みは薄いです。
登山者、クライマー、ボルダラーの体重管理におすすめの体重体組成計
体重を管理するうえで必須なのが体重計です。体重管理の第一歩は計測すること。体重を減らしたいのであれば、ときどき体重計に乗って一喜一憂するのではなく、毎日測定することによって、運動量を意識し、無駄食いしないように心理的な歯止めをかけることが重要です。
首都圏で100店舗以上のボルダリング(クライミング)ジムを訪問し、指皮をすり減らしてきました。そんな私がこんなジムバッグを使っているというお話です。過去にはポケット多めのナップサックや、スイムバッグ(上下2気室)を利用しました。現在では20ℓくらいのペラペラのデイパックに落ち着いています。
固定観念、先入観にとらわれていませんか。エアマットはパンクしやすいからクローズドセルしか使わない? エキスパートの装備にはしばしばエアマットが含まれています。暖かい季節と寒い季節でマットを使い分ける? 最高性能のマットを惜しみなくオールシーズン使い倒すほうが賢いかもしれませんよ。
液体チョークは、粉末チョークに比較して割高に感じられます。 そこで薬局でエタノールを買ってきて、粉末チョークといっしょにファスナー付きポリ袋(ジップロック等)に入れ、手でよく揉んで混ぜる。袋の端を切って、容器に絞り出す……。はい、筆者もそう
グリップセイバープラスの効用 グリップセイバープラスとは、 指を握る負荷となる柔らかいボール 指を開く負荷となる伸縮性のゴム が一体化したトレーニング器具です。 クライミング関係の商品を幅広く製造販売しているメトリウス社の商品です。 効果の
ウルトラライトハイキング界隈では、軽量なザック(生地が薄く、背中のパッドがない)の中にリッジレストを煙突状に入れることにより、嵩張るマットを収納する、ザックの骨格を作る、荷物を衝撃や寒暖から守る、という一石三鳥のテクニックが常識となっています。
東レの「Dot Air」使用、カリマーの「DTA pants」で猛暑を乗り切る
久しぶりに新調したくなるようなトレッキングパンツと出会いました。カリマーの「DTA pants」(DTAパンツ)です。東レの「Dot Air」素材を使用した通気性の高い商品です。
靴下クライマーよ、胸を張れ!5本指クライミングソックス、ボルダリングソックスのおすすめ
「靴下クライマー」という刺さるフレーズに初めて出会ったのは「ROCK & SNOW 2010夏号 No.48 (別冊山と溪谷) 」を読んでいるときでした。 村岡達哉さんがインタビュー記事のなかで「実際に試すと、よさがわかります。ほん
数杯分のコーヒー豆と手回しミルをザックに詰めて、甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根(日本三大急登のひとつ)を登る。七丈小屋に辿り着き、疲れた身体でテントを設営する。 やがてガリゴリと豆を挽く。ドリップした琥珀の液体は、激烈に美味かった。脳に突き抜けた。我
平出和也さんの動画 平出和也さんのこの動画、好きです。アルピニストとしてはもちろん、カメラマンとして活躍されています。動画の編集も素晴らしい。 八ヶ岳の阿弥陀岳北稜をガイドされています。お客さんご自身の声によるナレーションが味わい深い。特に
ライズパック(RAIZ PACK)は、アライテント社が製造販売する超軽量バックパックです。 メイン素材として、同社のテント「エアライズ」シリーズのフライシートに使われている30dnリップストップナイロンを採用。 中厚手Tシャツ1枚程度の軽量
登山やアウトドア向けの速乾タオルは星の数ほど製造販売されています。私はあれこれ試したあげく「いちばん使い心地が良い速乾タオルは温泉タオルである」という結論に達しました。 そこに辿り着くまでの私のタオル遍歴を披露し、読者のタオル選びの参考に供
男性は24時間、無意識にモノのフィット感にストレスを感じ続けていると言われます。 パンツのゴムがきつければ腹が下る。ゴムが緩ければズリ落ちる。生地がたるめばモノが右顧左眄うこさべんする。とかくにパンツ(トランクス)選びは難しい。 フィット感
リズムのハンディファン「Silky Wind Mobile 3.1」レビュー
女もすなるハンディファンといふものを、男もしてみむとてするなり。 ひとまずダイソーの安価な商品を買い求めたものの、すぐに不満を感じました。 ファン(風の吹き出し口)の角度を調整できないと不便! Amazonでポチったのがこちら。真面目な日本
クライミングやボルダリングにこそハンディファンをおすすめする理由
街角でハンディファン(携帯扇風機)を使う人を見かけると、「そこまでする必要があるのか😅」と苦笑したり、「自分さえ良ければいいのか😩」と見当ちがいな批判の目を向けたりしていました。 いざ自分が使い始めてみると、東京ヒートアイランドを生き抜くう
しだいに強くなる雨。レインジャケットはすぐに着れるけれど、レインパンツを履くのが面倒くさい。わざわざ靴を脱いで足を通すのは面倒くさい。 山の中では快適に腰をおろして身づくろいできる場所はそうそうありません。 「うーむ。レインパンツを着ていた
登山においてはウエストバッグ(ウエストポーチ)もまた「装備の軽量化」と「利便性の確保」のはざまで選択に頭を悩ます装備です。厳しい登山ではそもそも装備から削るでしょうが、ゆるめの登山ではウエストバッグがあると何かと便利です。
ノースフェイスのGTDキャップをレビュー【登山・ランニング】
登山で、ランニングで、街中で愛用しています。主要アウトドアブランドの競合製品のなかで、機能性とデザイン性の高さ、価格のリーズナブルさで頭一つ抜きん出ています。
昔々、白馬岳から穂高まで2週間ほどかけて縦走し、上高地に下山してきました。登山にサンダルを携行する習慣はありませんでしたが、そのときばかりは欲しくなりました。小梨平キャンプ場の売店で500円で売っていた茶色のサンダル。いや、ゴムゾウリ?を履いて、憧憬の地でリゾートタイムを過ごしました。
MILESTONE(マイルストーン)のヘッドランプ「MS-i1 Endurance Model」(2022年7月発売)を購入しました。18650電池互換のバッテリーを搭載し、電池単体でモバイルバッテリーとして利用可能な意欲作です。
レインウェアは常時着用せず、行動中はザックのなかに収納する。山に出かけて帰宅するまで、一回も使わないことさえあります。そのため軽量コンパクトさが優先される傾向にあります。内側にたくさん着込むことを想定しないため、シルエットは比較的細身です。
先日、こんなことをつぶやきました。 クライミングジムのオーナーもスタッフもセッターも165cmくらいの背丈の人が多いと感じます。大きいクライマーは狭い課題に苦しめられます。せめて日本人成年の平均値(男性で170くらい)くらいのセッターが中心
最高傑作、カリマー「G-TX performance rain jkt」レビュー
2022年シーズンに登場したカリマーのレインウェア。「G-TX performance rain jkt」という素っ気ない名称でありながら、ほぼハードシェルと言えるほど質実剛健な設計で、いまや登山に必要不可欠なスマホを格納しやすい胸ポケットを備えた貴重な製品です。
「明るすぎてもバッテリーの消耗が激しいだけだ」という意見はごもっともです。しかし、たいていのヘッドランプが調光機能を備えていますから、弱めの明るさで使えばいいだけの話です。重量(と価格)が増えすぎない範囲で出来るだけ明るい製品を買うことをおすすめします。
家型(くさび型)のツェルトは緊急時露営には必ずしも適しません。雪山で着の身着のままでビバークする場合、膝をかかえ身体を丸めて体温を逃がさないようにします。「Bothy Bag」等と呼ばれる半密閉型のシェルターのほうが使いやすいです。
トレッキングパンツの到達点、ノースフェイスの「アルパインライトパンツ」「バーブパンツ」の違いを比較レビュー
「アルパインライトパンツ」と「バーブパンツ」のどちらを買ったら良いのか。結論を先に言うと、「両方とも買えば?」。筆者は2着ずつ所有しています。長い旅路の果てにたどり着いた両アイテムがどのような特徴をそなえているのか、どう使い分けたらよいのか、違いを比較し、レビューします。
ゴアテックスのテントが市場から消えた。そしてゴアテックス自体が消えゆく
ゴアテックスのテントが市場から消えるらしいと初めて知ったのは、山と渓谷 2017年 11月号の連載「山岳装備大全 第20回 シェルター」(p.128)を読んだときでした。
アライテントおすすめ テント泊登山装備【ベースウェイト6kg台】
これからテント泊登山を始める人にはアライテントのカタログを登山用品店でもらってくることをおすすめします。付録の小冊子「TENT BOOK」が秀逸で、「テント、ツェルトの使い方とメンテナンス」について体系的に図解されています。
登山やクライミングなどで小物の整理や防水処理に欠かせないジップロック。ひとつ難点を挙げるとするなら、二重になったファスナーをプチプチと指で閉めるのに手間がかかるところです。 それを解消すべく登場したのが、こちらの商品「ジップロック スタイル
間違いだらけのミレー「ティフォン50000ウォーム」レビュー
ミレーの「ティフォン50000ウォーム」シリーズはハードシェルではありません。 ハードシェルという呼び名は「固い殻=hard shell」に由来します。しなやかさ故ゆえ、強風に晒されると身体に貼り付いて寒気が染み入るウェアには相応しくありま
登山家がアプローチ帽として愛するニットのキャスケット帽、オスロ帽
岩登り(クライミング、ボリダリング)に出かけるときは、アプローチシューズだけでなく、アプローチ帽を利用しています。 アプローチ帽なんて呼び名は聞いたことがない人が多いと思います。それもそのはず、筆者がいま思いついた造語です。 自宅を出て、街
登山におすすめ、YUNTENGの三脚付きワイヤレス自撮り棒(セルカ棒)
先端が自由雲台になっている自撮り棒(セルカ棒)は意外と少なく、やっと見つけた安価な商品がYUNTENGブランドの三脚付きワイヤレスセルカ棒です。この製品を利用しているYouTuberをよく見かけます。
このアイテム、長いこと横目で眺めていました。購入の決め手となったのは、クイックシューを標準装備している点です。
ヨドバシカメラやビックカメラにはなぜか置かれていない超軽量ミニ三脚、PEDECOのUltra Podシリーズ。「ウルトラポッド ミニ」を長年愛用しています。たぶん30年以上前から現在の完成形で販売され続けている定番です。たいてい登山用品店で販売されています。
ラインホルト・メスナーの「ナンガ・パルバート単独行」にこんな一節があります。 写真はあまり撮らなかった。ひとりでは、自分自身を写すのもそう簡単ではない。ピッケルの頭に溶接させた一本のねじを使って撮影するのだ。ねじにカメラを固定し、ピッケルを
3.5mmイヤホンジャックとType-C充電の二股アダプタをレビュー
先日スマートフォンの画面を割ってしまい、急遽手に入れたGoogle Pixel 6aは3.5mmイヤホンジャックが非搭載でした。私は現在のところ有線イヤホン派です。このたび3.5mmイヤホンジャックとType-C充電の二股アダプタを導入しましたので簡単にレビューします。
登山家が都会をサバイバルするために重要な道具のひとつがデイパックです。2011年3月11日、東日本大震災が発生し、公共交通機関が麻痺した都心の仕事場から郊外の自宅まで、人・人・人の群れがオデュッセイアのごとく遥かなる旅路をたどりました。
選定の条件は、長さ=65cm程度、重量=500g以下、ヘッド(ピックやブレード)が極端に華奢でない、です。最終的にペツルの「グレイシャー」に決定しました。『縦走主体であれば、歩行時に持て余さない程度に長いピッケルを購入する』ことをおすすめします。
トレッキングポールって必要? 猫も杓子もトレッキングポール 今でこそ高尾山あたりの低山でもトレッキングポールを使う登山者をたくさん見かけますが、二十世紀の頃は雪山でもあまり見かけないシロモノでした。 私個人も使ったことがありませんでした。し
ヴァーテックスのスーパーカンジキSTD(2018年モデル)レビュー
Amazonのレビューでは、“浮力はワカン<これ<スノーシュー”という評価が見受けられます。アイゼンとの併用はできませんが、軽量で浮力が大きいのは魅力的です。ポチりました。このスーパーカンジキは最大適用靴サイズ(外寸)が29cmとなっています。
登山愛好家なのに「漁師のカーディガン」とは此れ如何に。登山でも都市生活でも基本「ノームコア」志向。冬場はこのクラシックなアイテムにこだわっています。ケーブル編みのザックリした外観が男の余裕を醸し出してくれると期待して。
日本の雪山でスノーシューとワカンのどちらを選ぶか。永遠の課題です。 体験談、耳寄りな話、製品のレビューを通して、考察の材料とします。 スノーシューとワカンの図解 まず基本構造と部分名称をおさえておきましょう スノーシューの基本構造と部分名称
登山向けのトレッキングパンツは伸縮性が高く、ファスナー付きポケットが豊富なので、アウトドア活動のみならず、日常生活でも利用範囲が広いです。私は洗い立てをパジャマとして履き、翌日はそれをジョギング用パンツとして使い、汗をかいたら洗濯機に放り込みます。入浴後は別の洗い立てのトレッキングパンツを履きます。
超軽量、モンベル「クラッシャブル ランタンシェード」レビュー
テント泊登山の夜。一日の疲れを癒し、明日への英気を養い、仲間と語らう空間を照らす光。 ランタン。 あれば便利だけれど、荷物を軽量化するために省きがちな装備。 ランタン。 超軽量なランタンシェード、ここにあります。 ▼モンベルの「クラッシャブ
初冬の西穂高にて。雪山テント泊の凍える夜。 「そんなもんオンナコドモがやることだ」という偏見を捨てて、プラティパスを湯たんぽにしてみました。 これまでは水筒(プラティパス、ナルゲンボトル、ペットボトルの再利用)の中身が凍らないように、おそる
雪山縦走であれば、ピッケル、ワカン、スノーシュー、トレッキングポール等、テントの固定に利用できる装備には事欠きません。しかし、テントを張りっぱなしにして、山頂を往復する場合、それらの装備を置き去りにするわけにはいきません。別途しっかりしたペグを用意する必要があります。
雪山登山の帽子はモンベルのノースポールキャップがお手頃価格で機能的【ツバが着脱可能】
ひそかに注目していたモンベルのノースポールキャップ(ブランドロゴが額にドーン)を買うことにしました。背に腹は代えられません。バッドランドキャップと形状を比較すると、頭頂部の形はあまり変わりませんが、後頭部をしっかり覆う形状なので、頭にのせたときに安定感があります。
山岳用マットレスの最高峰、サーマレスト「ネオエアー XサーモNXT」レビュー
2023年春夏シーズンに登場したサーマレストの「ネオエアー XサーモNXT」は山岳用マットレスの最高峰です。 これまではダウンマットと重量面、断熱/保温性能で拮抗していましたが、この新モデルによって頭ひとつ抜きん出ました。 重量はほぼ変わら
ダウンマットとは「羽毛を詰めたエアマット」のことです。登山用のマットレスのなかで最高レベルの保温性を誇ります。雪山テント泊で普通のエアマットを使うと、背中側で温まった空気が対流し、地面側で冷やされ、熱が奪われます。ダウンマットなら、羽毛が対流を抑制します。
山用のザック(リュックサック、バックパック)にはサイドポケットがあるほうが断然便利です。ここで言うサイドポケットとは、フタもファスナーもないポケットのことではありません。今風のザックにはよくそんなポケット(メッシュ製だったり、マチ付きだったり)を備えていますが、それはワンドポケット(wand=杖の意)と呼ぶほうがふさわしいです。
収納力モンスター、ミレー「クーラ30(KULA 30)」レビュー
ミレーのデイパック「クーラ30(KULA 30)」のキャッチフレーズは「通勤から街歩き、アウトドアまで。あらゆるシーンで頼れる相棒バックパック」です。 筆者は「収納力モンスター」と呼びたい。豊富なポケットを駆使して、変幻自在な収納が可能です
「Kindle Unlimited 読み放題」と「楽天マガジン」で登山、アウトドア雑誌を読む
「Kindle Unlimited 読み放題」と「楽天マガジン」で山岳、アウトドア雑誌を読んでいます。必ず目を通すのは「山と渓谷」「PEAKS」「ROCK & SNOW」「ワンダーフォーゲル」「BE-PAL」。たまに「RUN+TRAIL」や「ランドネ」も。
いつもポケットにニット帽、ノースフェイス「カプッチョリッド」レビュー
ノースフェイスのニット帽のなかでも「カプッチョリッド」はブランドを代表する「超」がつく定番商品です。私は2013年頃からかぶり始めました。街中でも登山でも、防寒&お洒落のアイテムとして、いや正確にはノームコアのアイテムとしてかぶり続けていま
母さん、ぼくのあの黄色いヤッケどうしたでせうね?ええ、冬、韓国岳(からくにだけ)から新燃岳(しんもえだけ)へいくみちで、稜線(りょうせん)で羽織っていたあの黄色いヤッケですよ。母さん、あれは好きなアウターシェルでしたよ。ぼくはあのときずいぶ
LEDLENSER「FLEX7 POWERBANK」で18650電池をフル活用する
LEDLENSERの「FLEX7 POWERBANK」は18650電池をモバイルバッテリー化します。18650電池を利用するタイプのヘッドランプと併用すれば、登山に携行するバッテリーを統一し、軽量化できます。なかなかのお値段なので二の足を踏
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岩登り(クライミング、ボリダリング)に出かけるとき、アプローチシューズだけでなく、アプローチ帽を利用しています。アプローチ帽という呼び名は聞き慣れないでしょう。それもそのはず、筆者がいま思いついた造語ですから。家を出て、街の雑踏や公共交通機...
雪山登山においてゲイター(ロングスパッツ)は必須装備です。年がら年中、登山者が入り、よく踏まれたトレースがついている八ヶ岳の赤岳鉱泉であっても、登山口から装着するほうがいい。靴底のストラップが痛むのが嫌だなぁ。堰堤広場に着いてから装着したい...
冬の岩場でリードクライミングやボルダリングの課題にトライし、一段落してダウンジャケットを羽織るとき、首筋に貼りつくシェルの冷たさが気になります。立ち襟のシャツでも着ていれば緩和されるのでしょうが、筆者は軽快に登るためにクルーネックを着ている...
日帰り登山ではGENTOSのUSB充電式のヘッドライト(ヘッドランプ)CP-260を愛用していますた。このメーカーの製品は工事現場や釣りで利用する男性的な(泥臭い)イメージが強いですが、この製品は珍しく女性が喜びそうなパステルカラーの柔らか...
厳冬期の三千メートル級の山で安心して使えるボールペンを探しました。ハイスペックならスペースペン低温でも無重力でも水中でも書ける言えば、昔はスペースペンが定番でした。ICI石井スポーツの総合カタログに掲載されていた記憶があります。最廉価モデル...
ゴーグルを持っていくほどではないかな、という山行があります。「初冬の谷川岳」はまさしくそうでした。風雪に叩かれながら行動し続ける状況は考えにくい。そんなときいつも思います。ゴーグルとサングラスの中間くらいのアイウェアはないかな、と。
BLACK WOLFの18650バッテリー急速充電器(モバイルバッテリー機能付き)と18650電池のセットを購入しました。公式サイト以外に目ぼしい情報が見当たらない本製品についてレビューします。
とある登山用品店でマムートのコーナーをブラ見していたら、スタッフさんが熱く紹介してくれた商品があります。ソフトシェルの「アルティメイトフーディーAF」(ULTIMATE HOODY AF)です。MUMMT (マムート)Ultimate VI...
スカルパの「モンブランプロGTX」を購入しました。甲高幅広の日本人に合う足型で、保温性とサポート力に優れ、価格がお手頃。雪山縦走からアイスクライミングまでオールラウンドに対応する「日本のTHE冬靴」です。
クライミング・テクノロジー社のピッケル、アルパインツアーを購入しました。同時に購入したスピッツェカバーについて気になる点があったので、それを解消する方法を考えました。
自在をテント側に付けるか、地面側に付けるか。正解は「両側」。ただし、ガイラインシステムの課題は別のところにあります。張り綱は強風に吹かれ続けると、必ず緩みます。摩擦を利用した仮固定方式を使う限り、その宿命から逃れることはできません。
私の2019年12月時点の雪山登山用ウェアを紹介します。山域や積雪状況、予想気温によって、取捨選択して携行します。広義の「身に付ける」装備として、サングラス、ロングスパッツ、登山靴、アイゼンを含めました。
私の2019年12月時点の雪山登山用ウェアを紹介します。山域や積雪状況、予想気温によって、取捨選択して携行します。広義の「身に付ける」装備として、サングラス、ロングスパッツ、登山靴、アイゼンを含めました。
THE NORTH FACEの「ジェミニフーディ」の最大の特徴は大きな両脇ポケットです。さらに右ポケット内部には「セキュリティポケット」を備えています。私は2018年に購入しました。公式サイトのラインナップからはとうに消えましたが、ネットシ...
私は化繊派です。メリノウールのベースレイヤーも所有していますが、どうしても馴染めずに化繊に戻ってしまいます。有名な登山家や冒険家の記録を読むと、決して化繊派が少なくないとわかって安心します。メリノウール派の布教に耳をふさぎ、胸を張って化繊派を貫きたい。
シュラフカバーは、テント泊登山において最大の中綿入り装備である寝袋を濡れから守り、保温性を高め、単体で寝袋として利用でき、非常時には人間サイズのシェルターとなり、行動中はパックライナーとして応用できる、地味ながら大変便利な装備です。
雪山登山では厚手の裏起毛トレッキングパンツの上にアウターシェルを履くという最低限のレイヤリングで過ごしてきました。ついにタイツを購入することにしました。白羽の矢を立てたのはTHE NORTH FACEの「エクスペディションホットトラウザーズ 」です。
「アクティブインサレーション」のなかで特殊な位置を占めています。素肌に直接羽織って気持ちが良い「フリース」であり、ポケットが豊富で防雪・防風・撥水性能を備えた「ソフトシェル」でもあります。実に汎用性が高く、私は登山に普通の「フリース」を携行しなくなりました。
ボルダリングやクライミング用におすすめのブラシ(既製品)ラピス アクセサリーブラシLapis(ラピス)クライミング ボルダリング ブラシ☞ Google楽天市場AmazonYahoo!クライミング(マルチピッチ、ルートクライミング、ボリダリ...
雪山登山で使える1~2人用テント、シェルターをレビューします。テントやシェルターを選定するにあたって最初に、 シングルウォールかダブルウォールか 自立式か非自立式かを決めなくてはなりません。この記事では自立式のダブルウォールを扱います。3シ...
選定の条件は、長さ=65cm程度、重量=500g以下、ヘッド(ピックやブレード)が極端に華奢でない、です。最終的にペツルの「グレイシャー」に決定しました。『縦走主体であれば、歩行時に持て余さない程度に長いピッケルを購入する』ことをおすすめします。
トレッキングポールって必要? 猫も杓子もトレッキングポール 今でこそ高尾山あたりの低山でもトレッキングポールを使う登山者をたくさん見かけますが、二十世紀の頃は雪山でもあまり見かけないシロモノでした。 私個人も使ったことがありませんでした。し
Amazonのレビューでは、“浮力はワカン<これ<スノーシュー”という評価が見受けられます。アイゼンとの併用はできませんが、軽量で浮力が大きいのは魅力的です。ポチりました。このスーパーカンジキは最大適用靴サイズ(外寸)が29cmとなっています。
登山愛好家なのに「漁師のカーディガン」とは此れ如何に。登山でも都市生活でも基本「ノームコア」志向。冬場はこのクラシックなアイテムにこだわっています。ケーブル編みのザックリした外観が男の余裕を醸し出してくれると期待して。
日本の雪山でスノーシューとワカンのどちらを選ぶか。永遠の課題です。 体験談、耳寄りな話、製品のレビューを通して、考察の材料とします。 スノーシューとワカンの図解 まず基本構造と部分名称をおさえておきましょう スノーシューの基本構造と部分名称
登山向けのトレッキングパンツは伸縮性が高く、ファスナー付きポケットが豊富なので、アウトドア活動のみならず、日常生活でも利用範囲が広いです。私は洗い立てをパジャマとして履き、翌日はそれをジョギング用パンツとして使い、汗をかいたら洗濯機に放り込みます。入浴後は別の洗い立てのトレッキングパンツを履きます。
テント泊登山の夜。一日の疲れを癒し、明日への英気を養い、仲間と語らう空間を照らす光。 ランタン。 あれば便利だけれど、荷物を軽量化するために省きがちな装備。 ランタン。 超軽量なランタンシェード、ここにあります。 ▼モンベルの「クラッシャブ
初冬の西穂高にて。雪山テント泊の凍える夜。 「そんなもんオンナコドモがやることだ」という偏見を捨てて、プラティパスを湯たんぽにしてみました。 これまでは水筒(プラティパス、ナルゲンボトル、ペットボトルの再利用)の中身が凍らないように、おそる
雪山縦走であれば、ピッケル、ワカン、スノーシュー、トレッキングポール等、テントの固定に利用できる装備には事欠きません。しかし、テントを張りっぱなしにして、山頂を往復する場合、それらの装備を置き去りにするわけにはいきません。別途しっかりしたペグを用意する必要があります。
ひそかに注目していたモンベルのノースポールキャップ(ブランドロゴが額にドーン)を買うことにしました。背に腹は代えられません。バッドランドキャップと形状を比較すると、頭頂部の形はあまり変わりませんが、後頭部をしっかり覆う形状なので、頭にのせたときに安定感があります。
2023年春夏シーズンに登場したサーマレストの「ネオエアー XサーモNXT」は山岳用マットレスの最高峰です。 これまではダウンマットと重量面、断熱/保温性能で拮抗していましたが、この新モデルによって頭ひとつ抜きん出ました。 重量はほぼ変わら
ダウンマットとは「羽毛を詰めたエアマット」のことです。登山用のマットレスのなかで最高レベルの保温性を誇ります。雪山テント泊で普通のエアマットを使うと、背中側で温まった空気が対流し、地面側で冷やされ、熱が奪われます。ダウンマットなら、羽毛が対流を抑制します。
山用のザック(リュックサック、バックパック)にはサイドポケットがあるほうが断然便利です。ここで言うサイドポケットとは、フタもファスナーもないポケットのことではありません。今風のザックにはよくそんなポケット(メッシュ製だったり、マチ付きだったり)を備えていますが、それはワンドポケット(wand=杖の意)と呼ぶほうがふさわしいです。
ミレーのデイパック「クーラ30(KULA 30)」のキャッチフレーズは「通勤から街歩き、アウトドアまで。あらゆるシーンで頼れる相棒バックパック」です。 筆者は「収納力モンスター」と呼びたい。豊富なポケットを駆使して、変幻自在な収納が可能です
「Kindle Unlimited 読み放題」と「楽天マガジン」で山岳、アウトドア雑誌を読んでいます。必ず目を通すのは「山と渓谷」「PEAKS」「ROCK & SNOW」「ワンダーフォーゲル」「BE-PAL」。たまに「RUN+TRAIL」や「ランドネ」も。
ノースフェイスのニット帽のなかでも「カプッチョリッド」はブランドを代表する「超」がつく定番商品です。私は2013年頃からかぶり始めました。街中でも登山でも、防寒&お洒落のアイテムとして、いや正確にはノームコアのアイテムとしてかぶり続けていま
母さん、ぼくのあの黄色いヤッケどうしたでせうね?ええ、冬、韓国岳(からくにだけ)から新燃岳(しんもえだけ)へいくみちで、稜線(りょうせん)で羽織っていたあの黄色いヤッケですよ。母さん、あれは好きなアウターシェルでしたよ。ぼくはあのときずいぶ
LEDLENSERの「FLEX7 POWERBANK」は18650電池をモバイルバッテリー化します。18650電池を利用するタイプのヘッドランプと併用すれば、登山に携行するバッテリーを統一し、軽量化できます。なかなかのお値段なので二の足を踏
そもそもツェルトとは? ツェルトでビバークするとは?辞書的には、ツェルト(Zeltsack)は「テント」、ビバーク(bivouac)は「露営、野宿」くらいの意味です。「ツェルトでビバークする」=「テントで泊まる」です。しかし、登山では主とし
2023年6月20日、アライテント社(製品ブランド名RIPEN)がダブルウォールで1kgを切る超軽量テント「SLドーム」の販売を開始しました。製品名の由来はおそらく「Super Light」。質実剛健なモノづくりを旨とする同社が「Ultra