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2019/03/11

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  • 正義とは何かを問う物語、第四次聖杯戦争—「Fate/Zero」虚淵玄

    本作品は前日譚だが、原点を知らなくても十分に楽しめます。 自分はそんなことを知らなく、こちらから先に読んでとても満足して終わることができました。 「Fate/stay night」の前日譚。第五次聖杯戦争の10年前に起きた大火災の裏側で繰り広げられいた第四次聖杯戦争の物語。 すべての物事には過程と結果がある。 故に誰かが幸せになっているのならば、その過程で誰かが不幸になるかもしれない。 ならば。 誰かを助けたという結果があるならば。 その過程において誰かを助けなかったかもしれない。 すべてを助けたいと思っている人は、選択をしなければいけない。 どうあがいても、すべてを助けることなど不可能に等しいことであり、 犠牲なくして誰かを救うことはできないだろう。 世の中は綺麗事だけではない。 目を疑うこともあるだろうし、聞きたくもない真実もあるだろう。 社会の現実に直面することで世の中の道理を理解し、人間は大人へと成長する。 だが。 現実を目の当たりにしても。諦めることなく抵抗し、生き続けることはできるだろうか。 おそらく、その結果を得るためには途方もない過程が生じるだろう。

  • 今日はエイプリルフール!あのゲームから限定配信が──4月1日限定配信!「Fate/Grand Order Quest」

    今日は新元号である「令和」が発表されてました。 撃った覚えがないのに、キーボード操作で「れいわ」と打てば、 予想候補に「令和」があることに驚きました。 SNSでもすごいスピードで広がっていたようで、 自分も発表の生中継を見ていました。 平成はまだ終わっていませんが、新しい元号とともに頑張って生きていきます。 ただ自分は、理系の研究室に所属しており、4月1日は新元号以外にも科研費の合否発表がありました。 なので、先生たちの機嫌の変化が激しかった。 先生方もお疲れ様です。 いつもなら作品の紹介をしているのですが、今日はお休みです。 ……紹介しようとは思っていました。今日の朝くらいまでは。 しかし、…

  • 頑張って毎日投稿一ヶ月続いた!ブログを始めて30日して気づいたこと【経過報告】

    3月も今日で終わり、4月になります。明日は新元号の発表で、来月末には平成も終わり。 個人的には明日の発表は楽しみにしています。 それでは今回はタイトルにも書いてある通り、 自分がはてなブログを始めてから30日、一ヶ月が経過しましたので、 ブログを続けているうちに気づいたことを書いていきたいと思います。 ブログの概要 まず、30日経過したブログの現状について。PV数や投稿数はこんな感じになっています。 前回に比べて、全体的に上昇傾向が強いので嬉しい限りです。 www.okanotuki.com 投稿数 毎日1回以上投稿をしていたので投稿数は34回となっています。 春休み期間だったので学生である自…

  • 【2019年3月】はてなブログを始めて一ヶ月!3週間目でAmazonアソシエイトとGoogleアドセンスの審査に合格した話

    今回はいつか方向をしようと考えていた、 AmazonアソシエイトとGoogleアドセンスに合格した話をした話をしたいと思っています。 ブログを書いている人にとっては、当たり前のことだったりするのかもしれませんが、 ブログを始めて、3週間目で申請を行い、合格までの出来事を書いていきたいと思います。 最近ブログを始めた方や、始めようかと悩んでいる方に初心者ブロガーの自分が行った申請から合格までの流れを見て少しぐらい参考になれば幸いです。 Amazonアソシエイト申請日(3月21日) 当ブログを作成したのは2019年2月28日。同時にはてなブログProとなって毎日記事の投稿を続けていました。 記事内…

  • 本の方も頑張って読もうな──3月に読んだものをまとめてみました【今月の読書結果】

    先週の土曜日に来月である4月に購入するであろう本を紹介したことを思い出したので今回は、3月最後の金曜日ということで、今月の読書結果をまとめてみることにしました。 読者のためになるかといえば、あまりならないような気がします。 まあ、そこは考えないことにしました。 たぶん、来月からもこんな感じでその月を振り返っていくかもしれません。許してください。 それでは振り返っていきます。 今月の読書結果 ライトノベル ・「レンタルマギカ」 3巻まで読破済み。もっと読みたかったのですが、今月は5巻ぐらいまでしか読めないかも。 個人的にはキャラクターと世界観が好きです。 アニメは見たことはありませんが、原作は面…

  • 読んだことがないならぜひ読んでほしい興味深い作品──「空の境界」那須きのこ

    一人暮らしを始めてもうすぐ4週間、つまり一ヶ月が経とうしているのですが、 まだまだ慣れそうにありません。特にご飯関係が大変です。 昼食は学食で、夕食はスーパーで買ってきた材料で料理をするので問題ないのですが、 朝食はいつもどうしようかと、迷ってしまいます。 すぐに食べられるものだと助かるのですが、食パンはあまり好きではありません。 ご飯だと、昨日の残りがない時は食べるものがなくなってしまうので…… 何か良い解決方法がないかと、最近そのことを考えることが多いです。 それでは今回紹介する作品は「空の境界」です。並べてみると表紙の色のそれぞれに意味がありそうな気がします。 表紙的にはライトノベルのよ…

  • 刀を持たない無刀の剣士と奇策士による大河ノベル──「刀語」西尾維新

    最近、5年くらい同じ学校で過ごした仲間たちとの別れが多く、悲しみのあまり自棄酒をしようかと思いましたが、思いとどまれました。丘野槻です。 仲間たちと別れてから帰る途中が最も心が痛かったです。もっと一緒に過ごしたい。 また今度会う時の、『また』を心待ちにしています。 それでは、今回紹介する本は「刀語」です。ライトノベルに分類される作品なのかな。 刀語 第一話 絶刀・鉋 posted with ヨメレバ 西尾 維新/竹 講談社 2007年01月10日 楽天ブックス Amazon Kindle あらすじ かつての戦乱の時代…。伝説の刀鍛冶「四季崎記紀」の作った千本の刀の所持数の多い軍ほど、優勢に戦を…

  • ゴブリン死すべし慈悲はない──大人気ダークファンタジー「ゴブリンスレイヤー」蝸牛 くも

    異世界系のライトノベルだとほとんどの作品においては、 物語の序盤に出てくるであろう雑魚の敵キャラ『ゴブリン』。 他にも味方として、種族として。 いたずら好きな『妖精』、『小人』、『小鬼』としても紹介されることが多い。 だが、本作品のゴブリンは他作品と比べものにならないほど脚光を浴びている。 一体一体は、弱く成体だとしても人間の子供ほどの身体と知能で、 人類にとっては雑魚である敵モンスターだ。 しかし、ゴブリンは群れを作り、狡猾で残忍だ。 夜に村へ攻撃を仕掛け、暗い中でもよく視える目を用いて徒党を組んで襲い掛かる。 そして、村人のみでは抵抗などできるはずもなく、その日に村は滅ぶ道のみを辿る。 ゴブリンを倒す力を持つ人間たちはいる。『冒険者』だ。 武器や魔法を使い、防具やローブを身に着け、モンスターと戦う存在。 彼らは依頼を受けモンスターを倒すことで、報酬と名誉をもらう。 そのため、雑魚と思われているゴブリンを倒す依頼を受ける冒険者は少ない。 『雑魚としてのレッテル』も貼られているゴブリンを倒す依頼など 成功の末の得られる名誉も報酬もわずかだ。 だからこそ、熟練者たちは依頼を受けることが少なく、 最終的に依頼を受けるのは新米の冒険者たちだ。 ゆえに、十分な知識と経験が不足している新米の冒険者は二つの運命を辿る。 持ち前の運や高い能力を持つ者は、ゴブリンを倒し今後も素晴らしい冒険者となるだろう。 なら、もう一方は。 運も高い能力を持たざる者たちはどうなるか。 ゴブリンへの対処が不足し、罠にはめられ、集団で襲われ。 最後には滅びの運命を辿るだろう。 だが、ある村には珍しい冒険者がいるという。 最弱のモンスター、ゴブリンのみを狩り続け、 十分熟練な存在に与えられる銀等級の冒険者。 その冒険者のことを周りは『ゴブリンスレイヤー』と呼ぶ。

  • 他人と関わることを拒絶し、自身の存在の消失を欲する──「絶対ナル孤独者」川原 礫

    「ソードアート・オンライン」や「アクセル・ワールド」を書いている 川原礫さんの異能系バトルの作品です。 他の2作品と比べると設定や世界観などから、 本作品は印象が薄くなっていますが、 3作品の中では一番読みやすいと思います。 主人公の異能や戦う動機などは他作品と比べてちょっと変わっている。 また、『異能』という空想的モノに対して、作者のしっかりとした文章力によって現実社会の描写があるので、 不自然さを隠した臨場感のある作品だと感じました。 ただ、異能力保持者のほとんどが、辛い経験や何らかのトラウマを持ち、 その内容がとても読者に伝わってくるので、少しダークな作品でした。 自分は全然問題なく楽しめましたが、暗い話に気が滅入る方もいるかもしれません。

  • 戯言シリーズ第一弾「クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い」 西尾維新

    日曜日って最高ですね。 起きたらお昼でしたが、一か月に2,3回はこんな日もあっていいと思います。 毎日毎日早起きして、動き始めるのは辛いので。 社会人になればそんな生活が来るのかもしれませんが、学生はまだ時間に余裕があるときは、 のんびりと近くの喫茶店で本を読んだりすると気持ちがスッキリします。 来週は3月最後なので、そろそろ次の段階に進まないといけません。 大変なことも多いですが頑張っていきます。 それでは今回紹介するのは小説の戯言シリーズ第一弾「 クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い」です。 今回はシリーズでまとめて紹介しないことにしました。本作品は巻を追うごとに内容の変わり具合が凄い…

  • 2年ぶりの「Fate/strange Fake」続刊が!── 4月刊行の購入予定の本を4作品紹介

    今回は4月に刊行されるライトノベルの中から、自分が確実に購入するであろう作品と気になった本をピックアップしていこうと思います。毎月一回ぐらいはこういったこともした方がよいかと思ったのでさせていただきます。 作品紹介ばかり書くのもいいですが、気分転換にこういったものも書きたい。 つまり書く、ということで。 それでは、まず4月の中でも確実に自分が購入するであろう新刊を一つ一つを軽く紹介と一言コメントをしていきます。

  • タイトルで誤解しないで!──「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」 大森 藤ノ

    第一印象は大事だとよく言われます。 そして、自分はよく周りから第一印象は悪いとよく聞きます。 他人をなかなか信頼できないので最初は排他的な行動が多いようです。 もう少し社交的な人間になれば印象も変わるのだと思います。 まあ、そう簡単に変わるならとっくの昔に良い方向へといってるはずなんですけど。 ちょっとずつ頑張ります。 そういうわけで、今回紹介するライトノベルは「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているのだろうか」です。 ……長い題名は嫌われることもあるので最初の印象って大事ですね。 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか (GA文庫) 作者: 大森藤ノ 出版社/メーカー: SB…

  • たのしい、いせかいせいかつ──「この素晴らしい世界に祝福を!」暁なつめ

    異世界転生のお約束と言えば何か。 主人公が転生チートを貰う。 ヒロインがやさしい。 周りにちやほやされる主人公。 …… この物語はお約束を徹底的に裏切っていくのがお約束。 無様に死んだクズなニート主人公。 パーティメンバーは色物揃いな上級職三人。 不運で役立たずな宴会芸が得意なポンコツ駄女神。 魔法を撃つと倒れてしまう中二病全開の痛々しい爆裂魔法使い。 目も当てられないドMな変態妄想女騎士。 そんなぼこぼこパーティが送るドタバタコメディファンタジー。

  • 意外にも続いている! ブログを始めて20日経過して気づいたこと

    どうも、丘野槻です。 タイトルにも書いてある通り、自分がはてなブログを始めてから20日が経ちました。 そんな訳で、現在のブログの実績はこちらとなっています。 初めての活動だったためか、今のところ何とか毎日投稿することが出来ています。 自分にとっては奇跡に近いもので現状がいつまで続くのかはわかりませんが可能な限り頑張っていこうと思います。 アクセス数はまだまだ微々たるものなのかもしれませんが、自分としては驚いています。 ブログの内容が本の中でも読者数がかなり少ない「ライトノベル」「キャラ文芸」がメインなのでこんなにもアクセスしてくださる方がいることにびっくりしました。 アクセス数も、総スター数や…

  • ライトノベルを読み始めたきっかけ―「THE NEW GATE」風波 しのぎ

    今日は人生を振り返る機会がありました。十代の自分を振り返ると失敗したことがたくさん思い浮かび何とも言えない気分になります。 ただ、今の自分はこれで良かったのだろうかと思うことはありませんでした。いくつもの人生の選択を選びましたが、まだまだその機会はありそうです。今後も後悔だけはしないような人生を送っていきたいです。そういうわけで、紹介するのは「THE NEW GATE」です。今回はいつもと違って作品の内容には触れないでおこうと思います。 THE NEW GATE〈01〉終わりと始まり 作者: 風波しのぎ,魔界の住民 出版社/メーカー: アルファポリス 発売日: 2013/12/01 メディア:…

  • トラブル解決1回1000円──「クロス×レガリア」三田 誠

    今回紹介するライトノベルは「クロス×レガリア」です。数奇な出来事を経て、彼が始めたのはボディガード。 それも、一回1000円で請け負う。 安い依頼料でありながら、精巧な機械の相棒とともに、 彼は全力で依頼を遂行し、ボディガードとなる。 たとえ、困難な依頼だとしても己が持つ力を使って守り続ける。 助けを求める者に救いを。

  • ライト文芸とおすすめの作品

    徹夜の影響で眠気がMAXな丘野槻です。 今回も諸事情により、本の紹介ができません。 遊んでいると安定した投稿ができないんですね。学びましたので今後は今回の事を反省していかしていきたい。 なら、今日はどうするかについてですが、自分が紹介している本の分類としてライトノベルやキャラ文芸があります。 その中のキャラ文芸もしくはライト文芸という分類について簡単に引用して、紹介したいと思います。 ライト文芸とは? ライト文芸(ライトぶんげい)は、日本の小説分類分けの1つ。名称はまだ定着しておらず「キャラクター小説」「キャラクター文芸」「キャラ文芸」「キャラノベ」「大人向けライトノベル」などと呼ばれることも…

  • 今日の本紹介はおやすみなので自己紹介を書いてみた

    今日の本紹介はおやすみです。 お出かけするのにあらかじめ書いてなかったので。 すいません。忘れていました。 そういうわけで今回は自己紹介と本ブログの紹介をしたいと思います。 aboutページにも書いた内容です。 当ブログの筆者について このブログの筆者、丘野槻です。 「槻(つき)」と呼んでください。 寝ることと本を読むことが大好き、その時間をたくさん確保したい。 外で活発な活動をすることが苦手、ただ最低限は頑張る。 一人暮らしをしながら理系学校に通っているためか、自由な時間が少ない。 実験の合間にある時間を有効活用しようといつも考えてるが、 良い方法が見つからないので模索中。 名前の由来 そこ…

  • アメリカの刑事ドラマがノベライズ!?──「コップクラフト」 賀東招二

    ある日、妖精や魔物が存在している異世界と地球の都市がゲートで繋がった。 それから月日が流れ、2つの世界で交流が行われるようになった今。 アメリカの刑事と異世界の騎士が追う事件は麻薬捜査。 しかしただの麻薬でない。妖精を使った麻薬。 お互いの知識を補うことで謎に迫る。

  • 地の底から這いあがれ! そして復讐を果たせ!──「烙印の紋章」 杉原 智則

    今回紹介するライトノベルは「烙印の紋章」です。 戦争の余波で故郷と家族を失い、 戦災孤児となり窃盗で生活を送り、 呪いの仮面をつけられ烙印を押された。 その後、苦しみながらも終わりなき 闘技場でもがき続ける。 すべては生き抜き、己から何もかも奪い去った貴族に、 そして国そのものに復讐を果たすため。 叛逆の機会をうかがいながら、今日も剣奴隷として闘技場で己をみがく。 だからこそ、チャンスがやって来た時。 心のうちに潜めていた復讐心を爆発させろ! 戦いの末に失ったものを奪い取れ!

  • 王道陰陽ファンタジー──「東京レイヴンズ」 あざの 耕平

    今回紹介するライトノベルは「東京レイヴンズ」です。 「学園」「陰陽師」「幼馴染」「天才」「凡才」「鈍感」。 特別珍しい設定や物語というわけではなく、王道の現代ファンタジー。 しかし、一つ一つの構成がうまく、 登場人物の感情表現がとても丁寧に書き込まれている。 和風な呪術ファンタジーで式神や呪符、武装などの設定が、 詳細でしっかりとしており、 一巻目から緻密さある世界観も魅力的になっています。 そして緻密な作品なのに、 異様に読みやすく完成度の高い作品となっています。 本作品は作者の素晴らしい構成力と語彙力を感じられます。

  • 超最強系ライトノベル──「ネクストライフ」 相野 仁

    今回紹介するライトノベルは「ネクストライフ」です。 攻撃をするだけでワンパン。 手加減してもワンパン。 強大すぎる力を持ってしまったら、 もはや敵などいないに等しい。 最初からインフレは極まっている。 物語の着地点など最初からなかった。

  • ぜひ読んでほしいファンタジー戦記──「ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン」 宇野 朴人

    今回紹介するライトノベルは「ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン」です。 英雄とはなにか? それは人々の希望である。 それは常人を超える力・知識・技術を持ち社会に貢献する存在である。 それは敵を倒す人間である。 それは人の命を救う者である。 それは高潔で純真な正義を志す戦士である。 すべての英雄の行く末は決まっている。 幸福な結婚や出世をし、 歴史に自らの名を刻み、 永遠に語り継がれる、 ハッピーエンド。 そして、 救うため、守るため、勝つため。 ある時は人を捨て、 ある時は心を捨て、 ある時は仲間を捨て、 ある時は己を犠牲にして。 人々に見捨てられ、弾圧され、敵視され。 誰もが己を英雄視せず、 英雄で無くなるバットエンド。 彼がどちらの道を進むかはわからない。

  • すべての謎は古書に通ず──「ビブリア古書堂の事件手帖〜栞子さんと奇妙な客人たち〜」 三上延

    今回紹介するのはキャラ文芸の「ビブリア古書堂の事件手帖」です。 一冊一冊の古書にそれぞれ違う物語がある。 そして、持ち主の思い出を語る。 心温まる友情、 哀しい親との別れ、 不安と楽しみがいっぱいの新生活、 そして、甘くて苦い男女の恋愛。

  • アニメから現実にやって来たパイロット──「エイルン・ラストコード ~架空世界より戦場へ~」 東 龍乃助

    今日紹介するライトノベルは「エイルン・ラストコード ~架空世界より戦場へ~」です。 なぜこの世は不条理なことばかりなのだ? 現代の化学兵器はもはや通じない。 あの異形の生命体に通用するのは謎の兵器のみ。 扱える人間はごく僅かの選ばれた人間、ネイバーフッドのみ。 戦いたくもないのに、苦痛とともに戦いを強制されるネイバーフッドの一人。 終わりなき戦いの日々に彼女の精神はすり減りこの世に絶望する。 だから、願う。 自分を救ってくれる救世主がやってくることを。 そして、彼はやって来た。 この世ではなく、アニメの世界から。

  • 1週間、投稿数10を越えて思ったこと

    どうも、丘野槻です。 今日は本についてではなく、1週間、投稿数10を終えて気づいたことについて書いていきたいと思います。 初めてのブログ ブログを投稿するという行為をしたのは初めてでした。 今までは、基本的に本を読んだだけで満足し、そこからどうこうすることなどありませんでした。 そのため今回ブログという名の日記のようなことを行うことで良いこともありました。記録するという行為によって脳内により記憶されやすい、ということです。 当たり前のことですね。知ってます。 しかし、実行することによってはじめて実感するということを再確認できました。 毎日投稿するということがノルマになる 毎日投稿がいつまで続く…

  • 幻書は人を闇へ誘う──ダンタリアンの書架 三雲 岳斗

    今回紹介するライトノベルは「ダンタリアンの書架」です。 自らの願いを叶える。そのために人は時として禁断の力を欲す。 だが、過ぎた力は人ごときに制御できるはずもなく、その力に支配される。 世界には知るべきでないことがあり、知らない方が幸せなこともある。 本来の目的を忘れ、人としての秩序を忘れ、力に溺れたのならば。誰かが終わりを告げなければならない。 本でありながら、力を持ちこの世に在らざるべき幻の本である「幻書」。 相応しくない者が手に入れれば、世界のバランスを崩す。 だからこそ、封印する場所である書架とそこを開け閉めするの鍵守がいる。

  • 最強のヴィランに恐怖せよ!──「オーバーロード」 丸山くがね

    今回紹介するライトノベルは「オーバーロード」です。 誰もよせつけない圧倒的な力に恐怖せよ! この世を思いのままに支配せよ! 盾突く者は一切の慈悲なく蹂躙せよ! すべては我らの主、アインズ・ウール・ゴウン様のために! ……桁外れに強いゲーム脳の主人公と忠誠心が限界突破した部下たちによるダークファンタジーとなっています。 上司と部下の温度差が大きくなればなるほど、致命的な空回りが起きてしい、収拾はつかなくなる。

  • 圧倒的絶望を与える者、その名は— 「GODZILLA」 大樹 連司(ニトロプラス)

    今回紹介する本は「GODZILLA」です。 我々は侮っていた。地球を支配しているのは人間だと。 「奴」が現れるまで、最大の敵は同じ人類だった。 初めて怪獣が現れた時、人類は大打撃を受けたが滅亡の危機ほどではなかった。 そのあと、周期的に現れた違う怪獣たちも多大な被害をもたらしたが撃退できた。 しかし、「奴」は違った。 他の怪獣と比べものにならないくらいの圧倒的絶望だった。 その怪獣の名はGODZILLA。真の地球の支配者である。

  • 個性が強すぎる登場人物たちの共同生活── 「さくら荘のペットな彼女」 鴨志田 一

    今回紹介するライトノベルは「さくら荘のペットな彼女」です。 この作品はとにかくキャラクターの一人一人の存在感が強い。 ・アニメ制作の天才で圧倒的変人 ・世界的に有名な画家であり漫画家志望の生活破綻者 ・アニメの脚本担当にして恐るべき女ったらし ・引き籠りでチャットかメールでしかあまり会話をしないプログラマー そこに声優志望の頑張り屋とゲームクリエイター志望の猫好きの合計6人の学生と合コンに命を懸ける教師1人が住む寮はまさに魔の巣窟となっている。 だからこそ、彼らが生み出す奇想天外な物語は悲惨なものでもあるが喜劇でもある。 学生寮で過ごしてきたことがある自分でも、あそこまでぶっ飛んだ活動はしなかった。ただ、似たようなことはしたことはあるからこそ、彼らの気持ちはよくわかる。同じ寮生とどんちゃん騒ぎをすることがいかに楽しいかを。

  • 料理される系主人公『ヴァルハラの晩ご飯』 三鏡 一敏

    今回紹介するライトノベルは『ヴァルハラの晩ご飯』です。一日一回生き返ることが出来るから、毎日晩ご飯になってくれ。蘇ることが出来るからこそ、何度も何度も美味しい食材として火の中、鍋の中に突っ込む。 ……これだけでどれだけ飛躍した設定かわかります。だが、そこへ気にしてはいけない。主人公も喜んでいるから大丈夫なはず。 よくあるご飯モノではない。だって食べられる側だから。 「死」って何だっけ? まあ、これも一つの結果なのかもしれないが。

  • たった一人だけが何度も同じ日を繰り返される『All You Need Is Kill』 桜坂洋

    今日紹介するライトノベルのは「All You Need Is Kill」です。 人生は一度だけ。だから一瞬一瞬を必死に生きる。 だが、彼は違う。初めて戦場に立った時、右も左も分からないまま死にそこで終わる。 けれど彼はまたもう一度、その日に戻る。毎日毎日同じように戦いに行き、そして死ぬ。もはやそれは、ゲームのように始めにセーブし、ロードを繰り返すような日常だった。生死を繰り返す日々を送ることで経験することで強くなり成長する。 しかし、このループは運命や奇跡などなく、必然的な原因と目的があることを理解しなければならない。その時、現実は残酷で、本当に逃れられない選択に迫られたとき、彼の日常は終わりお告げ、明日が訪れる。

  • 怖いのが苦手な方へのホラー系キャラ文芸『ホーンテッド・キャンパス』 櫛木理宇

    今日紹介するキャラ文芸は「ホーンテッドキャンパス」です。 どこかで聞いたことがありそうな怖い話。その原因は様々で、ただの偶然から引き起こされた現象、人間の悪意、そして化学では証明できない何かによる怪奇現象。結局は解明できなければ解らないままで、解明するために誰かが解き明かす必要がある。 好きな人に不吉な前触れが訪れたとき、あなたは最後までその人を守れますか?

  • 成長する少年少女の儚い物語——『半分の月がのぼる空』 橋本 紡

    今日紹介するライトノベルは「半分の月がのぼる空」です。 成長する少年少女の儚い物語。 人間の命の重さ、人の儚さ、人生の長さ。それでも生きようと必死になって手を伸ばす。 失うことへの悲しみは癒されることはなく、死と向き合うことへの恐怖は揺るぎないものです。だからこそ覆せない運命を前に、必死に生きようとすることの難しい。独りぼっちの彼女の前に無気力な少年が出会うとき、止まっていた二人の心は動き出す。

  • 奇想天外な世界観と爽快感ある物語『屋上のテロリスト』 知念 実希人

    今日紹介するキャラ文芸は「屋上のテロリスト」です。 もしも、から始まるあったかもしれない世界。日本が東西に分断され、壁一つによって今私たちが普通に生活している「当たり前」がすべて変わってしまう。2つの政府、2つの国。西は社会主義、東は民主主義。こんなことを想像する人は少ないだろう。自分も初めてこの本を読んだときは世界観から大きな衝撃を受けました。そんな世界観の中にどんどん放り込まれる起爆剤であるテロ計画。沸々と溜まっていた両国の不満が爆発するまで残りわずかです。

  • 少年少女は生きるために今日も戦場を駆ける——『86―エイティシックス―』 安里 アサト

    今回紹介するライトノベルは「86―エイティシックス―」です。 誰もが幸せに暮らせる世界など存在しない。見ないふりをし続けるのも限界があり、いつかは厳しい現実を突き付けられる。だからこそ手遅れになる前に他人に押し付けるのではなく、自分で前に進まなければならない。 重く、厳しく、それでも生きようと前に進む少年少女の物語。

  • 投稿テスト

    毎日何かを読んでいますが、忘れることがあるのでもうすぐ始まる新生活に合わせて日記のような感覚でブログを書いていきます。 それでは。

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