チョウゲンボウの観察記録は10日間、12回にもおよびました。やはり、自宅近くで長期に渡ってこういう観察ができるのは嬉しいものです。そういう意味では、ほんとに楽しく観察ができました。ただ、今となっては巣立ちの飛び出しや、その直後の様子をもう少し詳しく観察しておけばよかった....と悔やんでいます。とくに6月12日は、現地滞在中に5羽目のヒナが飛び出しているのですが、この子のみが撮影時にまともな巣立をした...
今年もあっという間に大晦日になりました。今年は暖冬か?と思っていましたが、意外に寒い日が続いています。インフルエンザも猛威を振るっているようですし、ブログをご覧の皆さまにおかれましては、体調管理にはくれぐれもご注意ください。一年に渡っていろいろな情報をいただいた皆さま、それにブログをご覧いただいている皆さま、今年一年ありがとうございました。来年もご訪問いただけますよう、よろしくお願いいたします。で...
昨日は地元A浜公園のニシオジロビタキを掲載しましたが、今日は別場所の別個体です。場所は南の地のO緑地。公園内でオオタカが撮れるということで10年ほど前にはよく通ったのですが、私とは相性が悪いようで結局一度も出会ったことがありません。ということで、数年前からは出かける機会が減り、最近はレアものが出たときだけに訪問する程度になっていますが、今回久しぶりに出かけてみました。この地でニシオジロビタキが出てい...
近場のA公園に、ニシオジロビタキが飛来している....と。3年前にもこの地に飛来し、年を超えて春先までの長期間滞在となりました。このときの子が帰ってきたのか?とも思いましたが、地元のTKさんのブログには、「今年の個体は前回の子と違ってよく囀る....」と記載されていたので、別個体なのでしょう。それでも、警戒心も少なく、前回のようにのんびり飛びまわっている様子をみると、今回も長居の予感が。情報を聞いた直後は...
運よく黄色い子、青い子と出会えましたが、そうなると出会いたいのは赤い子です。しかし、最近この地はベニマシコが減ったような感じで。昨季は一度も出会えませんでした。今年はどうだろう?と思いながら探索を続けていると、目の前に止まったメジロがポーズをとってくれました。暗かったのでISOが高くあまり解像した画像ではありませんが、いい感じに色合いが出そうだったので思わずレンズを向けました。広告⬇️ 画像はクリック...
昨日のブログの冒頭に、そろそろ気になるのは、青い子、赤い子、黄色い子....と書きましたが、運よくミヤマホオジロに出会えました。たった一瞬だけの出会いだったのが残念でしたが、それでも今季初の出会いには感動です。当然、こうなるとその後は青い子と赤い子を探します。そんなに世の中は甘くないだろうと諦めていたのですが、その後青い子に遭遇です。しかし、この子も一瞬隙を見せた瞬間に連写したものの、秒で飛去。しかも...
そろそろ気になるのは、青い子、赤い子、黄色い子....。そのうち、黄色い子にはもう10年ほど毎年出会い続けていて、この子との相性はよさそうです。ということで、昨日久しぶりにKの森へ出かけてみました。ミヤマホオジロは今季も早々にこの地へ飛来していて、INさんをはじめ多くの方がブログやSNSにUPされておられます。到着直後は警戒心が強くなかなか満足な画像が撮れないので、少し日にちが経ってから訪問してみました。...
枝止まりのハイタカはたくさん撮りましたが、いまいちの画像ばかりで満足できず。それでも、その原因は背景や光線なのでどうしようもありません。そして、周りのカメラマンが次に狙うのがメジロ狩りの飛翔シーン。メジロを狩る迫力の画像がブログやSNSに多数あがっていたので、私もチャレンジしてみましたが、近いところを猛スピードで飛ぶのでほとんどフォーカスが合いません。撮れるのは別個体が遥か上空をのんびりホバリングす...
もう数年前から情報を聞いていた南の地のハイタカ。これまで出かける機会がなくスルーしていましたが、今年も来ているとのことでやっと重い腰を上げました。だいたいの撮影ポイントは他の方のブログや動画から把握。あとは現地でカメラマンを探せばなんとかなるだろう.....と、一番乗りで到着です。初めての地へ一番乗りすると詳しいポイントが解らず不安になることが多いですが、この日は到着直後に出会った現地のカメラマンから...
この河川敷での撮影を終え駐車場へ向かう途中、20羽ほどの鳥の群れを見つけました。黒と白の色合いが確認できたので、おそらくタゲリだろう....と。タゲリは先月の遠征でも一瞬だけの証拠写真しか撮れていないので、できれば撮っておきたいと期待に胸が膨らみます。しかし、上空を東へ西へと飛び交っていて、どちらへ行こうとしているのかが読めません。街中ですので、降りるのならおそらく田んぼのはず。眼の前の田んぼに降りてく...
タヒバリが現れたのは、河川敷のグラウンドとその通路の草地。光線もいまいちだったので撮影に苦戦していると、杭に何かが止まりました。これまた逆光でしたが、そっと近づいて確認すると♀のチョウゲンボウ。少々近づいても警戒することなくキョロキョロと。その後も逆光を回避するため、静かに横を通り過ぎようとしましたが、さすがに眼が合い飛ばれてしまいました。それでも、真上へ飛び上がり、上空でしばらくホバリングしてく...
ホオアカとセッカ、いずれも証拠写真程度の画像しか残せませんでした。2種とも久しぶりだっただけにもっと違ったシーンも撮りたかったのですが、どちらも一瞬のチャンスしかなかったのが残念でした。その2種の待ち時間の間に、これまた久しぶりに出会ったのがタヒバリ。この子もレアではありませんが、そんなに頻繁には出会えません。しかし、やはりホオアカが気になっていて集中できず、同じようなシーンばかり撮っていました。...
ホオアカを探索中はスズメやアオジが出てきたり、上空をトビやチョウゲンボウが飛んだり....とそれなりに鳥影が。それでも、久しぶりのホオアカがターゲットということで、他の鳥と解ればスルーしてやはりそちらに集中します。その後、小さな鳥が目の前に止まったので、飛び去らないうちに....と思わずレンズを向けて連写しました。連写中にホオアカでないのは解りましたが、ホオジロでもありません。あまり見かけない風貌だったの...
先月、11/7に隣市AF公園に出かけたのですが、なんと2日前に熊が目撃されていた....と。もちろん、知らなかったので普通に撮影を続けましたが、帰宅後KSさんから連絡が。すると、ニュースの記事にもなっていたようです。もう日にちも経っていますし、そろそろ冬眠か?とも思われますが、ニアミスしてしまっただけになかなかそちらの方面には足が向きません。なので、しばらく違ったところへ行こうか?と思っていると、ホオア...
カンムリカイツブリを撮影した後も、そのまま下流へ歩きます。その後、この日の探索範囲予定の南限まで到着。引き返しそうとしたとき、中州にこの子を見つけました。カワウだと思ってスルーしかけたのですが、ひょっとしたら....と足を止めました。先日遠征した日本海で撮影したウがウミウではないか?とつい最近調べたところだったので、識別のポイントが頭に残っていました。環境省のサイトによると、ウミウは 顔の口角部の黄色...
アオジを撮影した後、下流へ向かって河川敷を進みます。しばらく歩きましたが、カワアイサどころか出会えるのはヒドリガモやオオバンばかり。それでも、しばらくすると流れの中に大きめの鳥を見つけました。見つけたのは1羽のカンムリカイツブリ。頻繁にこの地へ撮影に出かけますが、カンムリカイツブリに出会ったのは初めてです。このあたりでこの子に出会えるのは、たいてい隣市のK浜か別の隣市のK池公園。どちらも撮影場所か...
収穫に恵まれた今年の遠征でしたが、その連載もやっと終了し、本日から通常の更新に戻ります。約3週間に渡って遠征の記録を続けている間に、めっきり冬らしくなりました。その間に出会った鳥たちもそこそこの数になっています。この日は、もうM川に野生の♂のカワアイサが飛来している....ということで、探索に出かけました。とりあえず、河川敷を歩き始めると、眼の前の枝に何かが止まりました。最初はジョウビタキ?と思いまし...
いよいよ遠征の総括編です。昨年が過去一に匹敵するくらいの収穫だったので、今年はあまりプレッシャーをかけないように....と気楽に出かけました。しかし、初めてクロサギとシノリガモの2ショットが撮れる等、結果としては昨年と同様か?あるいはそれを上まわるくらいの収穫に恵まれ、満足な結果となりました。それでも、ハイイロチュウヒやサンカノゴイには出会えませんでしたし、カリガネやオオハクチョウも見つけることができ...
期待はどんどん膨らみましたが.... #クロサギ&シノリガモ
今年はもうダメか?と思っていましたが、一年ぶりのクロサギにも出会えました。これまで、同じ遠征中にクロサギとシノリガモに出会えた年はありません。せっかく両種に出会えたのですから、こうなるとこの2ショットが撮りたくなります。クロサギもシノリガモも頻繁に飛び去って不在になることが多いですが、この2種は基本的に同一フィールド。クロサギの撮影も同じようなシーンばかりになってきたので、シノリガモが帰ってくるの...
飛び去ったミサゴが見えなくなるまで追いかけましたが、最後にファインダーの中に見えたのは遠い岩の上の黒い鳥影。初めはカワウ?と思ってスルーしかけましたが、少しビジュアルが違います。その瞬間、「あ、クロサギ!」....と。しかし、鳥まではかなり遠く、とりあえず証拠写真だけは撮りましたが、そのまま撮影を続けても豆粒程度か?と。これでは到底トリミングに耐えられないと、海岸線沿いにかなりの距離をダッシュしました...
謎のサギとオオセグロカモメが海岸沿いに飛びましたが、ターゲットのクロサギはそんなに簡単には現れてくれません。そんなとき、次にやってきたのはミサゴでした。ミサゴは地元のK浜でも頻繁に出会えますし、慌ててレンズを向けるような鳥でもないので、撮影はどうしようか?と。ただ、地元の浜辺はどうしても逆光になる可能性が高く、この日本海側は順光です。そして、浜の流木に止まってくれる等、いつもと違ったロケーションだ...
クロサギに出会いたいと思う中、サギの群れが通過。しかし、遠かったのと光線がいまいちだったので詳細は解らず。モヤモヤが残ったままとなっています。そんな中、この子が飛来してきました。同じような微妙な光線の中、なんとか撮影はできましたが、これまた識別に悩みます。当然思うのは、セグロカモメなのか?オオセグロカモメなのか?と。このフィールドでは、過去にも2度オオセグロカモメと出会っていて、4年前とこ3年前に...
3年ぶりに再会したシノリガモには長時間遊んでもらいました。第1ステージこそ、遠い沖合で高い波間に見え隠れするようなロケーションでしたが、第2ステージは至近距離の波の穏やかな湾内。最終的には飛び去ってしまいましたが、その飛翔姿は奇跡的にほとんどフォーカスが合っており、第3ステージとなりました。やはり、地元ではほとんど出会えない鳥だけに、長時間撮影する機会に恵まれるとテンションが上がります。さて、この...
延々と遠征の記録が続いていますが、またまた地元の情報を挟みます。先週、Aパークで今季初のミコアイサに出会えましたが、N池/K池はいずれも水が抜かれ始めたところでした。そして、6日後の昨日様子見に寄ってみると、N池は全て水が無くなり干潟化。しかし、広くて水量の多いK池はまだ6〜7割の水が残っており、数多くの鳥たちが居ました。極端に浅くなっているからかカモ類は少なく、マガモとハシビロガモが数羽いる程度...
至近距離でシノリガモを撮影していたのですが、ふと眼が合った瞬間飛び立ってしまいました。そして、一気に東へ向かい、今回はそのまま沖合の遥か遠方へ。びっくりさせてしまった感はありますが、私がむなみに近づいたわけではありません。むしろ、この子の方から近づいてきて波の穏やかな湾の中へ入り、モデルになってくれていました。まさか飛び立つとは思っていなかったので、それまでの撮影設定はシングルポイントAFの静止用...
ウミアイサのおかげで再会できたシノリガモでしたが、たった数分の第1ステージを終えると、再び沖合へ泳ぎ去りました。再度出現するのを待とうと思いましたが、このあたりはY海岸の砂浜から数分東へ歩いたところで磯になっています。その後、波の高さもますます高くなっており、鳥を見つけるのはかなり困難な状況に。これでは、波に見え隠れする鳥を見つけるのは大苦戦ということで、目線の高さで撮影できる波の穏やかな砂浜へ戻...
「ブログリーダー」を活用して、えむ・おーさんをフォローしませんか?
チョウゲンボウの観察記録は10日間、12回にもおよびました。やはり、自宅近くで長期に渡ってこういう観察ができるのは嬉しいものです。そういう意味では、ほんとに楽しく観察ができました。ただ、今となっては巣立ちの飛び出しや、その直後の様子をもう少し詳しく観察しておけばよかった....と悔やんでいます。とくに6月12日は、現地滞在中に5羽目のヒナが飛び出しているのですが、この子のみが撮影時にまともな巣立をした...
8時間滞在した前日6月12日ですが、現地に居た人たちは最後のヒナもその日のうちに飛び立つだろうと思っていたはず。なので、そんな仕草を迎えるたび、レンズを構えてシャッターを半押し状態でその瞬間に備えます。気がつけば、その状態のまま一時間近くが過ぎてるときも。超軽量の R10 + 600mm ですが、さすがに手持ちだと腕、肩、腰が痛くなり、長時間待ちでへとへとです。そして、バッテリーもあっという間に減っていきます...
前回の訪問日から3日が経ち、6月12日の撮影です。この日は孵化直前だったと見られる5月16日から4週目を迎えるので、そろそろ巣立ちが気になります。ヒナは6羽生まれていたのですが、これまで3羽が巣から落下。1羽目 落下した日は河川敷で無事夜を越し、翌日夕方になって動物病院で保護?2羽目 早朝に川に落下した後無事河川敷へ上陸、日中は元気だったものの夜中に行方不明3羽目 早朝に川に落下してそのまま...
早朝からショックな出来事に遭遇しましたが、巣の付近ではこの日も巣立ちへ向けて、着々と準備が進んでいるようでした。親鳥たちは適当に距離をおいて、ヒナたちの成長を見守ります。なので、自立を促し、餌運びもかなり回数が減っているように思えます。途中、カラスが近づくと、急降下して高速飛行で追い払うという場面もあり、セキュリティも万全のようでした。なお、この日は急用があったので、8時頃までの2時間限定。巣付近...
チョウゲンボウの子育て観察記録へ戻ります。今日の記事は6/9の撮影です。前日に続いて、この日も早朝から一番乗りしました。まずは、またもやヒナが落ちていないか?と、河川敷の草地付近を捜索しますが、前日のような黒い塊は見られません。ホッとして巣を見上げ、ヒナの数を数えようとしたとき、橋脚のコンクリート付近の水面で何かが動きました。初めはカイツブリだと思ったのですが、少し見た目が違います。そして、バタバ...
チョウゲンボウの観察記録が続いていますが、今日は他のネタを挟みます。先日、様子見に出かけたコアジサシの繁殖地のその後です。前回訪問日から2週間が経ちましたので、そろそろヒナが生まれているのでは?と行ってきました。この日の最高気温は33℃予想。まだ、6月なのでこの暑さに身体も慣れていないので、熱中症を避けて午前中限定の撮影スケジュールです。ということで、現地到着は6:30で、一番乗りでした。そして、...
2羽目のヒナが巣から落下し、その後巣へ戻ろうとして今度は水の中へ....という最悪のシナリオでしたが、運よく岸に泳ぎついて急死に一生を得たようです。しかし、その後は元気にしていたものの、夜中からは行方不明に。まだまだ、一人前に飛ぶことができない鳥には厳しい自然界が待っていたようです。この顛末をハラハラドキドキしながら見守っていましたが、上空の巣付近でもいろんなことが起こっていました。しばらく落下したヒ...
前回は2時間ほどしか現地に居られなかったので、翌日の6月8日に再訪しました。この日は他に何も予定がないので、一日中この子たちのために費やそうと 5:30 に一番乗りです。とりあえず、巣を見上げた後、河川敷を見下ろして前日と変わったところがないか?と状況確認を始めます。すると、河川敷に何やら黒い塊が。いや、塊ではなく1羽のヒナでした。どうやらまた落下したようですが、後に聞いた情報では前日夕方までは特に...
ヒナが落下してから、5日が経ちました。6月7日の撮影です。この日はあまり時間がなかったのですが、やはり日にちが空くと気になります。少し時間がとれたので、2時間限定で見に行ってきました。到着すると、この日も巣の上には元気なヒナが5羽。その後の5日間は落下することもなく、順調に育っていたようでホッとしました。そして、ヒナたちの様子は?というと、もう至るところで羽ばたきの練習をしていたり、鉄板の上をあち...
落下したヒナが走りまわっている....ということで数百枚も撮影してしまいましたが、巣では順調に他のヒナが育っていました。5羽が健在でしたので、落ちたのは1羽だけのようです。一週間以上間隔を空けると何が起こるか解らない状況なので、4〜5日ごとに観察しているのですが、出かけるたびに大きく逞しくなっており、成長の早さを実感します。大きく育ったヒナが5羽居るので♂も♀も大忙しです。気にはなっているのでしょうが、...
昨日掲載した5月28日の次に、この地へ向かったのは5日後の6月2日。早朝に到着すると、すでにTDさんが先着されており、挨拶と同時に私の足元の下を指差されました。初めは何のことか解らなかったのですが、そこに見えたのはまさかのヒナ。私自身が立っている堤防上の遊歩道と河川敷の間に幅30cmほどの棚のようになった場所があるのですが、1羽のヒナが立ちすくんでいました。前日の夕方に巣から落ちたらしいと聞きまし...
5月22日に初めてヒナを撮影してから6日後です。たった6日後にも関わらず、ヒナは随分大きくなっており、茶色味を帯びていて成長の具合が解ります。この日も♂♀が協力して、忙しそうに餌をやっていました。ヒナは6羽とも順調に成長しているようで、元気いっぱい餌を食べていました。広告⬇️ 画像はクリックすると大きくなります ⬇️チョウゲンボウチョウゲンボウチョウゲンボウチョウゲンボウチョウゲンボウチョウゲンボウチョ...
前回、5月16日は1羽の♀だけを見かけたのですが、巣と思われるところに座り込んでじっとしていました。おそらく、抱卵しているのだろうと、3度目は5月22日に訪問です。ちょうど到着直前にこの地でのヒナ誕生の情報を教えていただき、まさにベストタイミング。やはり、前回は抱卵の終盤戦に入っていたようです。現地に到着すると、巣の上には数羽の小さなヒナが。巣のまわりは暗いですし、まだヒナが小さいので姿ははっきり...
自宅近くのM川の橋梁で、今年もチョウゲンボウが育ちました。昨年は情報を聞くのが遅く、巣立ち直後の画像しか撮れませんでしたが、今年は巣作りをする前から密着プロジェクトを計画し(笑)、定期的に観察を続けてきました。ということで、巣作り前からの様子を約10回に渡ってお伝えしていきます。まず、今回はプロローグ編。昨年巣立ちをしたのは6月20日。チョウゲンボウは産卵から孵化までが約30日....、そして孵化から...
定点観測といえば、この時期から気になるのはM川のカワアイサ。今年も♂がいつまで残ってくれるのだろうと楽しみな時期がやってきました。今回も自宅から河川敷を歩いていると、いつもの堰付近に♀を発見。そして、近くに♂の姿もあったので、ホッと胸を撫で下ろしました。一昨年は6/5、そして昨年は6/19がここでの♂の最終目撃日。今年はいつまでいてくれるんだろうと気になります。このまま♂が居残ってくれて後、ヒナが生まれるこ...
コアジサシだけでなく、この時期はあちこちで子育てが盛んです。この日は、毎年定点観測をしている隣市S池へ出かけてきました。この地にはサギのコロニーがあり、コサギ、アオサギ、ゴイサギ、カワウたちが池の中央にある小さな島で、所狭しと子育てをしています。ただ、ここ数年は中央の島が年々狭くなっており、子育てをしている個体も減っているような気がします。いったい何が起こっているのでしょう....。今回もゴイサギこそ...
西の地の海岸では、子育ての第一段階が撮影できましたが、まだ相手探しに苦戦をしている個体も多数居ました。ということで、可愛いヒナが見られるのはまだまだ先になりそうです。そんな中、水浴びのために海岸線に降りてくる個体も。涼しげな画像を期待してレンズ向けましたが、これまで見たことがないくらい、地味な水浴びでした....笑。広告⬇️ 画像はクリックすると大きくなります ⬇️コアジサシコアジサシコアジサシコアジサシ...
必死でコアジサシの餌渡しを追いかけていると、海岸の波打ち際を歩いている少し大きめの鳥が。コチドリやシロチドリよりも大きいので、またキアシシギか?と。贅沢な話ですが、今季キアシシギには飽きるほど出会っています。それでも、しっかり確認しておこうとレンズを向けると、まさかのキョウジョシギでした。♀が1羽だけのようですが、近いところを歩いています。しばらく観察していると、波打ち際を東から西へ、そして西から...
そろそろ気になるのは、西の地のコアジサシの繁殖地。一昨年、昨年同様に今年も可愛いヒナが育つのを楽しみにしています。ヒナ誕生の情報はまだみたいですが、そろそろ抱卵してるかも?と出かけてきました。今年も2ヶ所にロープが張られており、その中ではすでに抱卵してる親鳥が10ヶ所以上。さすがにまだヒナは生まれていませんでしたが、とりあえず順調のように思えます。ただ、フィールドでは餌渡しをしようとしても♀が拒否...
西の地のE海岸で、またまた出会えたのはチュウシャクシギ。ありがたいことに、ほんとに今年はよく出会えます。この子たちもカップルでしょうか?2羽がのんびり餌探しをしていましたが、途中で驚くことが判明。1羽の歩き方がおかしいのです。ずっと片足で飛び跳ねるようにしながら移動しています。逆光気味だったので、よく見えなかったのですが、どうやら片方の足の足首?から下が欠損しているようです。天敵に襲われたのか?事...
このN池は、子育てが始まるこの時期にしか訪れていなかったのですが、一昨年のホオジロハクセキレイの出現で春の時期にも訪問。その日はそれ以外にもまさかの大収穫となったので、それ以後は冬鳥の時期にも様子見に出かけるようにしています。すると、クイナとヒクイナにも毎回のように出会えるようになりました。もともとこの地にずっと生息してると言われながら、これまで一度も出会えたことがなかったのです。私自身、これまで...
以前から、カイツブリやカルガモ、そしてバンの子育て等を毎年のように観察できた西の地のN池。しかし、ここ数年は出かける日との相性が悪いのか?あまり子育てのシーンとの出会いがありません。今回も池の周りを一周しますが、バンもカルガモも子育てしている様子はありませんでした。諦めかけたとき、池の真ん中にカイツブリの巣らしきものが。そして、親鳥が2羽、巣へ登ったり降りたりと忙しそうに行動しています。巣づくりの...
このサギのコロニーですが、もう初めて訪れてから10年余り。以前はこのコロニーのある中央の島はもっと大きかった記憶があり、ここ数年は年々小さくなってるような気も。なので、ところ狭しと子育てしていた鳥たちも、ずいぶん少なくなった気がします。ここで子育てをしているのはアオサギやコサギが多いのですが、やはり目立つのはカワウ。もちろん数も多いのですが、独特の存在感がなんとも言えない雰囲気を作っています。この日...
今年も隣市の定点観測地、サギのコロニーへ行ってきました。このS池の中央部に子育てをしている島があるのですが、年々小さくなっているように感じているのは私だけでしようか?到着早々にアオサギのヒナを見つけました。身体もかなり大きくなっていて、もう成鳥と変わらないくらいですが、明らかに幼鳥の風貌です。しかし、この風貌を見ていると、スマートな身体の成鳥よりも獰猛な感じがします。よく見ると、眼はなんとなく可愛...
そろそろ♂の動向が気になるカワアイサ。前回は♂を見つけられませんでしたが、途中出会ったカメラマンから下流に番で居た....との情報。ホッとして♀の証拠写真だけを撮って引き上げました。それから6日後の訪問です。とりあえず、チョウゲンボウのヒナの存在を確認後、水上の様子を....と。すると、すぐに♂が眼の前で泳いでいるのを発見しました。私自身の最終目撃日は一昨年は6/8で、昨年は6/5。この日は6/19でしたので...
自宅近くのフィールドなのに、子育ての存在を知らなかったチョウゲンボウ。ヒナは4羽と聞きましたが、前回訪れた日には2羽しか出会えませんでした。しかも、もう親鳥と変わらないくらいの大きさになっており、巣近くの鉄骨の上を歩きまわっています。ただ、前回このヒナたちがあまり元気そうな様子ではなかったのと、一度も親鳥が姿を見せなかったのが気がかりでした。大雨の日を挟み、2日後の早朝に再訪問です。すると、橋桁の...
ここ数年、順調にアオバズクの子育てを行っていた隣市のY神社。昨年は蜂の大群が巣穴を占拠した等の理由で、親鳥が巣を放棄する....とのアクシデント、可愛いヒナの姿は見られませんでした。一度、そういう出来事が起こると翌年が気になります。例年どおり、5月あたりから親鳥の鳴き声がする....、姿を見た....、等色んな情報がありましたが、話は二転三転。それでも、ここ数日前からはカップルと思われる画像を撮影されている方...
M川の橋梁にチョウゲンボウが営巣し、ヒナが育っている....と。場所を確認すると自宅のすぐ近くの橋です。ここのところカワアイサの定点観測で、何度もその橋の下を潜っているのに全然知りませんでした。その情報を頼りに現地に到着すると、橋桁の裏側の鉄骨にはそれらしき巣があり、すぐ横にはチョウゲンボウのヒナが1羽座って居ました。もう身体はかなり大きくなっていて、親鳥と変わらないくらい。しかし、虹彩は白く、あどけ...
今年もフィーバーしたコアジサシの子育てでしたが、華やかな子育てとは別にこんなシーンも撮っていました。波打ち際でホバリングをしなから魚を狙っているのか?と思いましたが、魚を狙っているようには見えなかったので、単なる水浴びでしょうか。いずれにせよ、気持ちのいいシーンだったで思わず連写してしまいました。広告⬇️ 画像はクリックすると大きくなります ⬇️コアジサシコアジサシコアジサシコアジサシコアジサシコアジ...
西の地の画像に戻ります。この地ではシロチドリも子育てをしています。しかし、ここ数年は少し時期が早いようで、多くのコアジサシのカップルが成立するころにはもう子育てが終わっていることも。昨年もコアジサシが抱卵しかけたころに、すでに可愛いヒナが走りまわっている....という光景を見かけました。そして今回のこの日にもシロチドリの姿が。ヒナではなく成鳥ですが、多くのコアジサシが抱卵しているど真ん中を歩きまわって...
西の地での画像が続きましたが、その合間にはもちろん定点観測も。6月13日の状況です。前回6月11日は♂どころか♀にも出会えなかったのですが、今回は最近よく出会うあたりに♀の姿が。見つけたときは中州に上陸していて睡眠中でした。その後目覚めたようですが、身体はそこそこ動かすものの座ったままで大きな動きはありません。そして、気になるのは♂ともう1羽の♀。時期が時期だけに、やっぱり♂はもう帰ってしまったのか?と...
まさかの大事件を目撃してドキッとしましたが、なんとかヒナは無事生還。しかし、この地は狭いフィールドに多くのコアジサシが所狭しと営巣しています。隣の巣との距離が数十cmほどしかないところも多く、巣から出てちょっと歩くだけで隣のコアジサシの縄張りに入ってしまいます。自然界のことなので仕方がないのですが、今後はこんな事件がもっと増えるかもしれませんね。それでも、無事生還したヒナや兄弟たちは、あの大事件はな...
東側のフィールドに3羽のヒナが居るとのことで、そちらへ移動しました。それまでに撮影していた2羽のヒナよりも、もう少し小さな3兄弟のようです。3羽のうち1羽は白っぽくて少し小さく見えますので、この子が末っ子でしょうか。この子たちはずっとお母さんが見守っているのですが、ときおりお父さんが魚を持ってやってきます。餌渡しのシーンが撮れる!と期待するのですが、このお父さんの持ってくるのは大きな魚ばかり。もち...
西の地のA海岸ですが、昨年に引き続き今年もコアジサシの子育てが順調になりそうです。先週はまだヒナは生まれていませんでしたが、抱卵をしている親鳥が数羽居ました。その後一週間が経ち、そろそろ生まれているのでは?と出かけてきました。現地へ到着して西側の保護ローブ内を確認すると、3〜4ヶ所の巣に可愛いヒナの姿が。ただ、ほとんどはまだ生まれたばかりのようで、親鳥のお腹の下で身体を温めてもらっていらしく、全く...
空振りに終わったカワアイサの定点観測でしたが、この日の収穫はコサギだけ。もともと鳥影の少ない時期なので仕方がないのですが、この日はほんとに鳥影がなく数時間歩いてきてもコサギだけとは寂しいです。それでも、現実を受け止め、河川敷から自宅付近の道路へ上がろうとしたところでこの子が出迎えてくれました。以前にも「困った時のモズ頼み」などと、このブログに書いたことがありますが、今回はこの子に救われました。広告...
カワアイサの定点観測地です。先週、6/5に♂1羽と♀2羽が一緒に居るところを見かけました。その前々日の6/3も♂は1羽だけでしたので、どうやら♂の1羽は北帰したのではないか?と。そして、今週は昨日6/11の早朝から出かけてみました。いつもどおり自宅を出て少し上流の橋で対岸へ渡り、河川を確認しながら左岸を下流へ歩きます。前々回、前回もそうでしたし、そして一昨年、昨年も北帰する直前になるとこの2〜3km程...
そろそろカイツブリの子育てが気になる地元のN池です。この地は毎年何組ものカイツブリが、お盆過ぎあたりまで子育てをしていおり、夏場は楽しみのフィールドです。しかし、そこそこ広いこの池は上空から丸見えで隠れるところが少なく、天敵やゲリラ豪雨の影響を受けることが多いのも難点です。これまでも、前日まで巣の上の卵を見守ってきていたのに、翌日訪問すると突如巣が破壊されていて卵が消滅していた....というような悲し...
10ヶ所以上抱卵している巣が見られましたが、まだまだこれから求愛活動をしようとしている子も。多くの♂が獲ってきた魚を咥えて、猛烈に♀にアピールしている姿が見られましたが、なかなか♀が受け入れません。なんとか、餌渡しの瞬間を撮影しようと粘るのですが、♂のアピール力が弱いのかなかなか成功しません。そして、抱卵している子に餌を渡そうとしている♂も。しかし、抱卵している♀が受け取らないのは、お父さんではなく別の...
昨年は4年ぶりの子育てラッシュでフィーバーした西の地のA海岸。前回様子を見に行った4月のこの日は、これまで出会ったことのないようなひどい黄砂。それでも、その中ですでに30羽ほどのコアジサシが飛び交っていたので、とりあえずは安心して帰ってきました。その後、もうそろそろ繁殖行動に進んでいるのでは?と出かけてきました。現地に到着すると、海岸の3ヶ所にロープが張られており、この地としても公式に繁殖行動のア...
前回から2日後、6/5の早朝に少し空き時間を作ることができたので、定点観測地を再訪してきました。今回も前回同様、自宅近くの中州でカワアイサを発見しましたが、寂しそうにしている♀1羽だけ。あたりに♂が居ないか?と探していると、下流からひたひたと近づく2羽の姿が。カップルだったのでホッとしましたが、今回も前回同様♂は1羽のみです。少し待っている間に合流してくれるかも?としばらく待機してみましたが、現れる...