チョウゲンボウの観察記録は10日間、12回にもおよびました。やはり、自宅近くで長期に渡ってこういう観察ができるのは嬉しいものです。そういう意味では、ほんとに楽しく観察ができました。ただ、今となっては巣立ちの飛び出しや、その直後の様子をもう少し詳しく観察しておけばよかった....と悔やんでいます。とくに6月12日は、現地滞在中に5羽目のヒナが飛び出しているのですが、この子のみが撮影時にまともな巣立をした...
再会できたのはウミアイサのおかげです..... #シノリガモ
遠い沖合の波間で、溺れるように泳いでいたのを見つけたウミアイサ。その後は波打ち際まで近づいてくれました。そして、何度も潜って餌探しを繰り返した後は、また2羽揃って沖合へ。波間に隠れてしまうところまで見届けていると、そのそばになんとシノリガモを見つけました。もともと、この地でのターゲットはクロサギとシノリガモ。クロサギは昨年出会っていますので、むしろ今年は3年出会っていないシノリガモの方が会いたかっ...
遠征の後半戦ですが、このY海岸でのターゲットはシノリガモとクロサギとの再会です。クロサギは昨年初めて出会うことができましたが、シノリガモは2021年の遠征以来出会えていません。両種ともに再会できたら嬉しいのですが、一昨年や昨年の様子を見ていると、なかなか難しそうです。せめて片方だけでも....と祈るような気持ちで探索を始めました。この地到着時にイソヒヨドリに出迎えてもらい、この子を撮影しながら露出等の撮影...
昨日は地元の定点観測の様子を挟みましたが、再び遠征の記録に戻ります。白鳥ロードとH川河口域での撮影を終えて、後半戦に入ります。マガンやハクガンを撮ったフィールドからは70kmほど移動して、隣県のY海岸へ。この地は当時このあたりに単身赴任されていたKSさんに、数年前に教えていただいたフィールドです。そのときにはシノリガモ、そして昨年にはコクガンやライファーのクロサギに出会え、地元ではなかなか出会えないレ...
遠征の記録の途中ですが、今日は地元の定点観測地の様子を挟みます。もう11月も残りわずかとなりましたが、この時期地元で気になるのはN池/K池へのミコアイサの飛来です。以前はこの池に飛来したエクリプスの♂が綺麗なパンダになるまでじっくりと観察できました。しかし、ここ数年は水が抜かれる時期が早くなっており、エクリプス姿の子たちの飛来を確認できても、すぐに周辺の他の池へ移動して、パンダになるまでは見届けられ...
マガンやチュウヒを追いかけていると、そのあたりの電柱や電線には数多くのカラスが止まっています。カラスに出会っても、どうしてもスルーしてしまいがちですが、一昨年はこの地でミヤマガラスに出会っています。ひょっとしたら、今年もミヤマガラス、いや、ライファーのコクマルガラスも混じっているかも?と思うのですが、どうしても他の鳥が気になり、確認は後回しに。そうして後回しにすると、結局そのまま忘れてしまったり、...
久しぶりに至近距離のチュウヒが撮れました。撮影時はいい感触だと思っていたのに、現像した画像はいまいち満足できず。まぁ、光線が悪かったようなので、仕方ないですが。そして、チュウヒとともに上空を飛びまわっていたのはトビ。私的にはトビはお気に入りの鳥ですが、やはりどこででも出会えることができるだけに、レンズを向ける機会は少ないです。そんな中、この日のトビは少し違いました。まず、眼に入ったときは、3羽が接...
マガンの他に、このフィールドで気になるのはハイイロチュウヒ。これまで何度も撮影していますが、♀ばかりです。数年前からは♂も居るとのことですが、私はこの地では出会ったことがありません。昨年、運よく撮れた飛翔姿もやはり♀でした。今年も♂が居るとのことですが、やはり滅多に出てくれない....とか。今年は運があるようなので、期待を持ってスタンバイしましたが、私が滞在した時間帯は♂どころか♀も見られず。ハクガンとナベ...
ハクガンの撮影を始めると、この広いフィールドに散らばっていた他のカメラマンたちの車も集まってきました。さすがにハクガンは人気の様子で、地元の車以外に広島や愛媛、そして大阪ナンバーの車も。すぐ隣で撮影を始めたのは、広島ナンバーの車から降りたお二人でした。撮影しながら、その方たちと話をしていると、直前に2羽のナベヅルが飛んでいくのを目撃した....と。ハクガンの情報もこの地へ来るまで知りませんでしたが、ナ...
マガンに出会えてホッとしましたが、実はこの直前に貴重な情報をいただいていました。自宅を出るときには知らなかったのですが、これらのマガンの群れの中に1羽のハクガンが居る....と。しかし、この2,000羽ほどのマガンの群れに1羽だけ....となると、出会える可能性は???もちろん、色の違いがはっきりしているので、視界の中に入れば解るでしょうが、雲を掴むような話です。見つけられる可能性は低いでしょうが、可能性がある...
H川の中州を覗いたときは2,000羽くらい居るのでは?と思いましたが、一斉に飛来してくると空が暗くなりそうな大迫力でした。しばらくの間、東西南北入り乱れて飛び交っていましたが、その後は徐々に着地し始めました。そして、数分後には田んぼを埋め尽くすくらいに。この遠征のメインターゲットはコハクチョウとマガン。やはり、この2種の大群での飛翔を一度観てしまうと、毎年撮影したくなり、もう10年あまり通っています。一...
H川河口域でまず出会ったのは、マガンではなくヒシクイでした。これまでこの辺りへ来るとたいていマガンに出会えるのですが、一昨年は信じがたいことが。2日間をかけ、端から端まで探索したのに1羽のマガンにも出会えないという悪夢だったのです。ただ、いろいろ調べてみると、やはりこの地のこの子たちの習性をきちんと把握できていなかったようです。多くのマガンは夜が明けると塒から田んぼへ。そして、ひとしきり餌を食べた...
ノスリの飛び出しを待ち続けましたが、柵に止まったまま約一時間。まだ、遠征は始まったばかりですし、いろんな鳥との出会いはまだまだこれからです。ノスリなら地元でも会える可能性も高く、このまま待ち続けるのは時間がもったいない....と、飛び出しシーンは断念して次のフィールドへ向かいました。2ヶ所目のフィールドのターゲットはマガン、H川河口域付近です。フィールドに到着後、早速群れを探しますが、これが意外と苦戦...
コハクチョウを撮影していると、茶色い猛禽らしき鳥が眼の前を横切りました。条件反射のようにレンズを向けましたが間に合わず。それでも、肉眼での追跡は間に合ったようで、数十m先の電柱に止まったのが確認できました。当然のようにそちらへ向かいますが、あまり近づくと飛ばれてしまう....と、遠いところから撮影しては少しずつ近づく作戦に。しかし、2度繰り返したところで、やはり飛ばれてしまいました。その後は田んぼの中...
昨日のブログでは、遠征の一ヶ所目に到着直後に出会えたコハクチョウを採餌編として紹介しました。本日の第二弾は、飛翔編です。この日は途中少し曇った時間帯もありましたが、おおむね青空の背景です。やはり、この鳥の背景は青空が似合いますね。すぐ頭上を通過するシーンでは、撮影中も大きな羽ばたき音が聞こえ、大迫力の撮影となりました。それと、この地はまだ一ヶ所目なので、地元の方や他のカメラマンとは出会っていません...
今年も西の地へ、コハクチョウとマガンに会いに行ってきました。もう少し近くの撮影地付近でもコハクチョウやマガンが撮影できるところがあるのですが、やはりこの地ならではの大迫力の大群に出会えるので、毎年出かけたくなります。しかもこの遠征地では、他の場所では見られないレアな鳥に出会えることが多いので、それも楽しみです。ただ、一昨年は遠征中1羽のマガンにも出会えないというこの遠征が始まって以来の不作。そのた...
隣市K池公園ににハジロカイツブリが入っている....とGTさんのブログに。ブログにアップされてから数日経っていたので、もう他の池を巡回してるかも?と思いましたが、運よく居てくれました。そういえば、一昨年にもこの地の池に飛来。このときは3羽でしたし、昨年は情報が無かったので、同じ個体が帰ってきたのか?は不明です。この日は一昨年と違って雨の直前。どんよりとした曇天の暗さでしたので、映えるような画像は残せま...
さて、隣市AF公園といえばルリビタキ。ここ数年、綺麗な♂に出会えていましたが、昨年は空振りでした。生息はしていたようですが、少し場所が違っていたと聞きましたので、これまでの個体ではなかったのかもしれません。これまでは年末から年明けくらいに撮っているので、まだ少し早いかも?と思いながらポイントへ向かいます。途中、他の鳥の群れが現れたので、その子たちを狙おうとスタンバイ。そのうち1羽が近くにやって来た...
急に気温が下がり、朝晩はいきなり冬になった感じがしますし、フィールドにもどんどん冬鳥が到着しているようです。この日は何か居るだろう....と、久々に隣市AF公園へ。先日はようやく♀に会えたジョウビタキでしたが、この日は♂にも会えました。今後増えてくるとレンズを向けなくなりますが、この時期はまだ新鮮ですね。そして、長旅の疲れで痩せ細っているかと思いましたが、意外に丸々と太っています。すでに、長旅の間の空腹...
ここ数年、地元の池でアメリカヒドリに出会えるようになっています。今年も早々にN池へ到着し、先日撮影してきました。アメリカヒドリといえば、以前は毎年北摂のM公園へ。街のど真ん中の住宅街の公園ですが、この池はアメリカヒドリ以外にヨシガモ等が多く、紅葉が綺麗に写り込むのでロケーションも抜群です。ということで、今年もオシドリの撮影の帰りに訪れてみました。しかし、ヒドリガモが10羽あまりいるだけで、機材も出さ...
昨日の前編では、この北条鉄道のロケーションと車両を紹介し、この車両に乗車して網引駅で下車したところまでを掲載しました。この駅構内にある大木を背景にした車両を撮るのが、まず1ヶ所目の撮影ポイントです。とりあえず、下車した列車が次の粟生駅で折り返してくるまでの15分間にロケハンを始めます。駅の両側からこの大木と車両がうまく画面に入るポイントを探しましたが、西側踏切の南側から狙うのがベストポジションか?と...
久しぶりに出かけた県内の西の地。このときはまだ30℃超えの猛暑日が続いていて、冬鳥も到着しておらず。数時間あちこちをまわっても出会えたのはモズだけでした。そこで、前々からこの地で一度撮影したいと思っていた鉄道写真にシフトです。このブログにも何度か書きましたが、私は元撮り鉄。といっても、今からもう50年以上遡ります。当時は中学生ということもあり、今から思えば写真の知識も浅く、車両のカタログのような画像ば...
先月初旬のことですが、久しぶりに県内西の地へプチ遠征。しかし、この頃はまだ30℃を超えるような猛暑日が続いていて、フィールドにはほとんど鳥影がありません。このあたりの溜池では少々時期が外れていても、何かしらレアなターゲットに出会えることが多かったのでまさか?という感じです。そして、最近はため池の水が抜かれてしまっていたり、ソーラーパネルが設置されていたり....と、数年前と随分環境の変わったフィールドが...
M川河川敷を歩いたこの日ですが、葉っぱに隠れた木の枝にはこの子が居ました。相変わらず、すばしっこく枝移りをしていましたが、何ムシクイか?が解りません。特にこの時期は声を発することがほとんどないので、余計に識別には苦戦です。高い枝ばかりを移動するので、お腹ばかりしか写らず、頭央線の有無も不明です。まぁ、センダイムシクイやエゾムシクイは帰って行くのが早いと言われているので、この時期はもう可能性は少ない...
ようやく朝晩は気温が下がり、この時期らしい気候になってきました。次から次へと冬鳥が到着していますが、例年と比べるとまだまだ遅い感じも。暑いとか寒いとかの気温差は、あまり渡りの状況に関係ないとも聞きますが、実際にはどうなんでしょう。おそらく、気温によって木の実などの熟す時期がずれる等、食物の問題だとは思うのですが。冬鳥が気になるこの時期ですが、まだまだ帰り支度中の夏鳥も元気です。この子も長旅に備えて...
北摂の公園でのノゴマの情報を教えていただいたのですが、翌日から数日間出かけることができず。一旦諦めていたのですが、3日後にまだ居る....と再度教えていただき、それならば!....とその翌日に訪れてみました。この公園は以前結構出かけていたのですが、最近は結構ご無沙汰しています。調べてみると、ホオジロガモが出現したこの日以来3年ぶりの訪問となりました。初認から日にちが経っているだけに、薄明るくなる時間を狙って...
クロツグミは撮影そのものも苦戦しましたが、現像も大苦戦。これ以上SSを落とすことができなかったので、オリジナル画像は黒い塊が写っているだけです。これで、明るく補正するとノイズだらけになるのは必至なので、仕上げはほどほどに。それでも、こんな暗いロケーションでフォーカスが合っていたのには感心しました。そして、そこへ現れたのはアトリの群れ。これまた、暗くてどこに止まっているのか見にくい状況です。それでも、...
隣県のH緑地公園へ出かけてきました。遅い時間に到着したのもありますが、この日は平日というのにすでにBQQエリアにはもう多くの団体さんが。久しぶりにアオバトが気になっていたのですが、これでは地面に降りてこないでしょう。ということで、渡りの鳥が出現するエリアへ移動です。しかし、このポイントは極端に暗くていつもISOが跳ね上がり、満足な画像が残せません。それでも到着すると、すでに数人のカメラマンがレンズを向け...
「ブログリーダー」を活用して、えむ・おーさんをフォローしませんか?
チョウゲンボウの観察記録は10日間、12回にもおよびました。やはり、自宅近くで長期に渡ってこういう観察ができるのは嬉しいものです。そういう意味では、ほんとに楽しく観察ができました。ただ、今となっては巣立ちの飛び出しや、その直後の様子をもう少し詳しく観察しておけばよかった....と悔やんでいます。とくに6月12日は、現地滞在中に5羽目のヒナが飛び出しているのですが、この子のみが撮影時にまともな巣立をした...
8時間滞在した前日6月12日ですが、現地に居た人たちは最後のヒナもその日のうちに飛び立つだろうと思っていたはず。なので、そんな仕草を迎えるたび、レンズを構えてシャッターを半押し状態でその瞬間に備えます。気がつけば、その状態のまま一時間近くが過ぎてるときも。超軽量の R10 + 600mm ですが、さすがに手持ちだと腕、肩、腰が痛くなり、長時間待ちでへとへとです。そして、バッテリーもあっという間に減っていきます...
前回の訪問日から3日が経ち、6月12日の撮影です。この日は孵化直前だったと見られる5月16日から4週目を迎えるので、そろそろ巣立ちが気になります。ヒナは6羽生まれていたのですが、これまで3羽が巣から落下。1羽目 落下した日は河川敷で無事夜を越し、翌日夕方になって動物病院で保護?2羽目 早朝に川に落下した後無事河川敷へ上陸、日中は元気だったものの夜中に行方不明3羽目 早朝に川に落下してそのまま...
早朝からショックな出来事に遭遇しましたが、巣の付近ではこの日も巣立ちへ向けて、着々と準備が進んでいるようでした。親鳥たちは適当に距離をおいて、ヒナたちの成長を見守ります。なので、自立を促し、餌運びもかなり回数が減っているように思えます。途中、カラスが近づくと、急降下して高速飛行で追い払うという場面もあり、セキュリティも万全のようでした。なお、この日は急用があったので、8時頃までの2時間限定。巣付近...
チョウゲンボウの子育て観察記録へ戻ります。今日の記事は6/9の撮影です。前日に続いて、この日も早朝から一番乗りしました。まずは、またもやヒナが落ちていないか?と、河川敷の草地付近を捜索しますが、前日のような黒い塊は見られません。ホッとして巣を見上げ、ヒナの数を数えようとしたとき、橋脚のコンクリート付近の水面で何かが動きました。初めはカイツブリだと思ったのですが、少し見た目が違います。そして、バタバ...
チョウゲンボウの観察記録が続いていますが、今日は他のネタを挟みます。先日、様子見に出かけたコアジサシの繁殖地のその後です。前回訪問日から2週間が経ちましたので、そろそろヒナが生まれているのでは?と行ってきました。この日の最高気温は33℃予想。まだ、6月なのでこの暑さに身体も慣れていないので、熱中症を避けて午前中限定の撮影スケジュールです。ということで、現地到着は6:30で、一番乗りでした。そして、...
2羽目のヒナが巣から落下し、その後巣へ戻ろうとして今度は水の中へ....という最悪のシナリオでしたが、運よく岸に泳ぎついて急死に一生を得たようです。しかし、その後は元気にしていたものの、夜中からは行方不明に。まだまだ、一人前に飛ぶことができない鳥には厳しい自然界が待っていたようです。この顛末をハラハラドキドキしながら見守っていましたが、上空の巣付近でもいろんなことが起こっていました。しばらく落下したヒ...
前回は2時間ほどしか現地に居られなかったので、翌日の6月8日に再訪しました。この日は他に何も予定がないので、一日中この子たちのために費やそうと 5:30 に一番乗りです。とりあえず、巣を見上げた後、河川敷を見下ろして前日と変わったところがないか?と状況確認を始めます。すると、河川敷に何やら黒い塊が。いや、塊ではなく1羽のヒナでした。どうやらまた落下したようですが、後に聞いた情報では前日夕方までは特に...
ヒナが落下してから、5日が経ちました。6月7日の撮影です。この日はあまり時間がなかったのですが、やはり日にちが空くと気になります。少し時間がとれたので、2時間限定で見に行ってきました。到着すると、この日も巣の上には元気なヒナが5羽。その後の5日間は落下することもなく、順調に育っていたようでホッとしました。そして、ヒナたちの様子は?というと、もう至るところで羽ばたきの練習をしていたり、鉄板の上をあち...
落下したヒナが走りまわっている....ということで数百枚も撮影してしまいましたが、巣では順調に他のヒナが育っていました。5羽が健在でしたので、落ちたのは1羽だけのようです。一週間以上間隔を空けると何が起こるか解らない状況なので、4〜5日ごとに観察しているのですが、出かけるたびに大きく逞しくなっており、成長の早さを実感します。大きく育ったヒナが5羽居るので♂も♀も大忙しです。気にはなっているのでしょうが、...
昨日掲載した5月28日の次に、この地へ向かったのは5日後の6月2日。早朝に到着すると、すでにTDさんが先着されており、挨拶と同時に私の足元の下を指差されました。初めは何のことか解らなかったのですが、そこに見えたのはまさかのヒナ。私自身が立っている堤防上の遊歩道と河川敷の間に幅30cmほどの棚のようになった場所があるのですが、1羽のヒナが立ちすくんでいました。前日の夕方に巣から落ちたらしいと聞きまし...
5月22日に初めてヒナを撮影してから6日後です。たった6日後にも関わらず、ヒナは随分大きくなっており、茶色味を帯びていて成長の具合が解ります。この日も♂♀が協力して、忙しそうに餌をやっていました。ヒナは6羽とも順調に成長しているようで、元気いっぱい餌を食べていました。広告⬇️ 画像はクリックすると大きくなります ⬇️チョウゲンボウチョウゲンボウチョウゲンボウチョウゲンボウチョウゲンボウチョウゲンボウチョ...
前回、5月16日は1羽の♀だけを見かけたのですが、巣と思われるところに座り込んでじっとしていました。おそらく、抱卵しているのだろうと、3度目は5月22日に訪問です。ちょうど到着直前にこの地でのヒナ誕生の情報を教えていただき、まさにベストタイミング。やはり、前回は抱卵の終盤戦に入っていたようです。現地に到着すると、巣の上には数羽の小さなヒナが。巣のまわりは暗いですし、まだヒナが小さいので姿ははっきり...
自宅近くのM川の橋梁で、今年もチョウゲンボウが育ちました。昨年は情報を聞くのが遅く、巣立ち直後の画像しか撮れませんでしたが、今年は巣作りをする前から密着プロジェクトを計画し(笑)、定期的に観察を続けてきました。ということで、巣作り前からの様子を約10回に渡ってお伝えしていきます。まず、今回はプロローグ編。昨年巣立ちをしたのは6月20日。チョウゲンボウは産卵から孵化までが約30日....、そして孵化から...
定点観測といえば、この時期から気になるのはM川のカワアイサ。今年も♂がいつまで残ってくれるのだろうと楽しみな時期がやってきました。今回も自宅から河川敷を歩いていると、いつもの堰付近に♀を発見。そして、近くに♂の姿もあったので、ホッと胸を撫で下ろしました。一昨年は6/5、そして昨年は6/19がここでの♂の最終目撃日。今年はいつまでいてくれるんだろうと気になります。このまま♂が居残ってくれて後、ヒナが生まれるこ...
コアジサシだけでなく、この時期はあちこちで子育てが盛んです。この日は、毎年定点観測をしている隣市S池へ出かけてきました。この地にはサギのコロニーがあり、コサギ、アオサギ、ゴイサギ、カワウたちが池の中央にある小さな島で、所狭しと子育てをしています。ただ、ここ数年は中央の島が年々狭くなっており、子育てをしている個体も減っているような気がします。いったい何が起こっているのでしょう....。今回もゴイサギこそ...
西の地の海岸では、子育ての第一段階が撮影できましたが、まだ相手探しに苦戦をしている個体も多数居ました。ということで、可愛いヒナが見られるのはまだまだ先になりそうです。そんな中、水浴びのために海岸線に降りてくる個体も。涼しげな画像を期待してレンズ向けましたが、これまで見たことがないくらい、地味な水浴びでした....笑。広告⬇️ 画像はクリックすると大きくなります ⬇️コアジサシコアジサシコアジサシコアジサシ...
必死でコアジサシの餌渡しを追いかけていると、海岸の波打ち際を歩いている少し大きめの鳥が。コチドリやシロチドリよりも大きいので、またキアシシギか?と。贅沢な話ですが、今季キアシシギには飽きるほど出会っています。それでも、しっかり確認しておこうとレンズを向けると、まさかのキョウジョシギでした。♀が1羽だけのようですが、近いところを歩いています。しばらく観察していると、波打ち際を東から西へ、そして西から...
そろそろ気になるのは、西の地のコアジサシの繁殖地。一昨年、昨年同様に今年も可愛いヒナが育つのを楽しみにしています。ヒナ誕生の情報はまだみたいですが、そろそろ抱卵してるかも?と出かけてきました。今年も2ヶ所にロープが張られており、その中ではすでに抱卵してる親鳥が10ヶ所以上。さすがにまだヒナは生まれていませんでしたが、とりあえず順調のように思えます。ただ、フィールドでは餌渡しをしようとしても♀が拒否...
西の地のE海岸で、またまた出会えたのはチュウシャクシギ。ありがたいことに、ほんとに今年はよく出会えます。この子たちもカップルでしょうか?2羽がのんびり餌探しをしていましたが、途中で驚くことが判明。1羽の歩き方がおかしいのです。ずっと片足で飛び跳ねるようにしながら移動しています。逆光気味だったので、よく見えなかったのですが、どうやら片方の足の足首?から下が欠損しているようです。天敵に襲われたのか?事...
以前から、カイツブリやカルガモ、そしてバンの子育て等を毎年のように観察できた西の地のN池。しかし、ここ数年は出かける日との相性が悪いのか?あまり子育てのシーンとの出会いがありません。今回も池の周りを一周しますが、バンもカルガモも子育てしている様子はありませんでした。諦めかけたとき、池の真ん中にカイツブリの巣らしきものが。そして、親鳥が2羽、巣へ登ったり降りたりと忙しそうに行動しています。巣づくりの...
このサギのコロニーですが、もう初めて訪れてから10年余り。以前はこのコロニーのある中央の島はもっと大きかった記憶があり、ここ数年は年々小さくなってるような気も。なので、ところ狭しと子育てしていた鳥たちも、ずいぶん少なくなった気がします。ここで子育てをしているのはアオサギやコサギが多いのですが、やはり目立つのはカワウ。もちろん数も多いのですが、独特の存在感がなんとも言えない雰囲気を作っています。この日...
今年も隣市の定点観測地、サギのコロニーへ行ってきました。このS池の中央部に子育てをしている島があるのですが、年々小さくなっているように感じているのは私だけでしようか?到着早々にアオサギのヒナを見つけました。身体もかなり大きくなっていて、もう成鳥と変わらないくらいですが、明らかに幼鳥の風貌です。しかし、この風貌を見ていると、スマートな身体の成鳥よりも獰猛な感じがします。よく見ると、眼はなんとなく可愛...
そろそろ♂の動向が気になるカワアイサ。前回は♂を見つけられませんでしたが、途中出会ったカメラマンから下流に番で居た....との情報。ホッとして♀の証拠写真だけを撮って引き上げました。それから6日後の訪問です。とりあえず、チョウゲンボウのヒナの存在を確認後、水上の様子を....と。すると、すぐに♂が眼の前で泳いでいるのを発見しました。私自身の最終目撃日は一昨年は6/8で、昨年は6/5。この日は6/19でしたので...
自宅近くのフィールドなのに、子育ての存在を知らなかったチョウゲンボウ。ヒナは4羽と聞きましたが、前回訪れた日には2羽しか出会えませんでした。しかも、もう親鳥と変わらないくらいの大きさになっており、巣近くの鉄骨の上を歩きまわっています。ただ、前回このヒナたちがあまり元気そうな様子ではなかったのと、一度も親鳥が姿を見せなかったのが気がかりでした。大雨の日を挟み、2日後の早朝に再訪問です。すると、橋桁の...
ここ数年、順調にアオバズクの子育てを行っていた隣市のY神社。昨年は蜂の大群が巣穴を占拠した等の理由で、親鳥が巣を放棄する....とのアクシデント、可愛いヒナの姿は見られませんでした。一度、そういう出来事が起こると翌年が気になります。例年どおり、5月あたりから親鳥の鳴き声がする....、姿を見た....、等色んな情報がありましたが、話は二転三転。それでも、ここ数日前からはカップルと思われる画像を撮影されている方...
M川の橋梁にチョウゲンボウが営巣し、ヒナが育っている....と。場所を確認すると自宅のすぐ近くの橋です。ここのところカワアイサの定点観測で、何度もその橋の下を潜っているのに全然知りませんでした。その情報を頼りに現地に到着すると、橋桁の裏側の鉄骨にはそれらしき巣があり、すぐ横にはチョウゲンボウのヒナが1羽座って居ました。もう身体はかなり大きくなっていて、親鳥と変わらないくらい。しかし、虹彩は白く、あどけ...
今年もフィーバーしたコアジサシの子育てでしたが、華やかな子育てとは別にこんなシーンも撮っていました。波打ち際でホバリングをしなから魚を狙っているのか?と思いましたが、魚を狙っているようには見えなかったので、単なる水浴びでしょうか。いずれにせよ、気持ちのいいシーンだったで思わず連写してしまいました。広告⬇️ 画像はクリックすると大きくなります ⬇️コアジサシコアジサシコアジサシコアジサシコアジサシコアジ...
西の地の画像に戻ります。この地ではシロチドリも子育てをしています。しかし、ここ数年は少し時期が早いようで、多くのコアジサシのカップルが成立するころにはもう子育てが終わっていることも。昨年もコアジサシが抱卵しかけたころに、すでに可愛いヒナが走りまわっている....という光景を見かけました。そして今回のこの日にもシロチドリの姿が。ヒナではなく成鳥ですが、多くのコアジサシが抱卵しているど真ん中を歩きまわって...
西の地での画像が続きましたが、その合間にはもちろん定点観測も。6月13日の状況です。前回6月11日は♂どころか♀にも出会えなかったのですが、今回は最近よく出会うあたりに♀の姿が。見つけたときは中州に上陸していて睡眠中でした。その後目覚めたようですが、身体はそこそこ動かすものの座ったままで大きな動きはありません。そして、気になるのは♂ともう1羽の♀。時期が時期だけに、やっぱり♂はもう帰ってしまったのか?と...
まさかの大事件を目撃してドキッとしましたが、なんとかヒナは無事生還。しかし、この地は狭いフィールドに多くのコアジサシが所狭しと営巣しています。隣の巣との距離が数十cmほどしかないところも多く、巣から出てちょっと歩くだけで隣のコアジサシの縄張りに入ってしまいます。自然界のことなので仕方がないのですが、今後はこんな事件がもっと増えるかもしれませんね。それでも、無事生還したヒナや兄弟たちは、あの大事件はな...
東側のフィールドに3羽のヒナが居るとのことで、そちらへ移動しました。それまでに撮影していた2羽のヒナよりも、もう少し小さな3兄弟のようです。3羽のうち1羽は白っぽくて少し小さく見えますので、この子が末っ子でしょうか。この子たちはずっとお母さんが見守っているのですが、ときおりお父さんが魚を持ってやってきます。餌渡しのシーンが撮れる!と期待するのですが、このお父さんの持ってくるのは大きな魚ばかり。もち...
西の地のA海岸ですが、昨年に引き続き今年もコアジサシの子育てが順調になりそうです。先週はまだヒナは生まれていませんでしたが、抱卵をしている親鳥が数羽居ました。その後一週間が経ち、そろそろ生まれているのでは?と出かけてきました。現地へ到着して西側の保護ローブ内を確認すると、3〜4ヶ所の巣に可愛いヒナの姿が。ただ、ほとんどはまだ生まれたばかりのようで、親鳥のお腹の下で身体を温めてもらっていらしく、全く...
空振りに終わったカワアイサの定点観測でしたが、この日の収穫はコサギだけ。もともと鳥影の少ない時期なので仕方がないのですが、この日はほんとに鳥影がなく数時間歩いてきてもコサギだけとは寂しいです。それでも、現実を受け止め、河川敷から自宅付近の道路へ上がろうとしたところでこの子が出迎えてくれました。以前にも「困った時のモズ頼み」などと、このブログに書いたことがありますが、今回はこの子に救われました。広告...
カワアイサの定点観測地です。先週、6/5に♂1羽と♀2羽が一緒に居るところを見かけました。その前々日の6/3も♂は1羽だけでしたので、どうやら♂の1羽は北帰したのではないか?と。そして、今週は昨日6/11の早朝から出かけてみました。いつもどおり自宅を出て少し上流の橋で対岸へ渡り、河川を確認しながら左岸を下流へ歩きます。前々回、前回もそうでしたし、そして一昨年、昨年も北帰する直前になるとこの2〜3km程...
そろそろカイツブリの子育てが気になる地元のN池です。この地は毎年何組ものカイツブリが、お盆過ぎあたりまで子育てをしていおり、夏場は楽しみのフィールドです。しかし、そこそこ広いこの池は上空から丸見えで隠れるところが少なく、天敵やゲリラ豪雨の影響を受けることが多いのも難点です。これまでも、前日まで巣の上の卵を見守ってきていたのに、翌日訪問すると突如巣が破壊されていて卵が消滅していた....というような悲し...
10ヶ所以上抱卵している巣が見られましたが、まだまだこれから求愛活動をしようとしている子も。多くの♂が獲ってきた魚を咥えて、猛烈に♀にアピールしている姿が見られましたが、なかなか♀が受け入れません。なんとか、餌渡しの瞬間を撮影しようと粘るのですが、♂のアピール力が弱いのかなかなか成功しません。そして、抱卵している子に餌を渡そうとしている♂も。しかし、抱卵している♀が受け取らないのは、お父さんではなく別の...
昨年は4年ぶりの子育てラッシュでフィーバーした西の地のA海岸。前回様子を見に行った4月のこの日は、これまで出会ったことのないようなひどい黄砂。それでも、その中ですでに30羽ほどのコアジサシが飛び交っていたので、とりあえずは安心して帰ってきました。その後、もうそろそろ繁殖行動に進んでいるのでは?と出かけてきました。現地に到着すると、海岸の3ヶ所にロープが張られており、この地としても公式に繁殖行動のア...
前回から2日後、6/5の早朝に少し空き時間を作ることができたので、定点観測地を再訪してきました。今回も前回同様、自宅近くの中州でカワアイサを発見しましたが、寂しそうにしている♀1羽だけ。あたりに♂が居ないか?と探していると、下流からひたひたと近づく2羽の姿が。カップルだったのでホッとしましたが、今回も前回同様♂は1羽のみです。少し待っている間に合流してくれるかも?としばらく待機してみましたが、現れる...
このM川ですが、再三紹介しているとおり大規模な護岸工事の影響で、堰の形状等がかなり変わっています。特にササゴイのお気に入りのこの堰ですが、以前は全体的に傾斜が大きかったので、岸のすぐ近くでも迫力のある採餌シーンが見られました。しかし、工事完成後は緩やかな傾斜になり、急流が流れているのは川の中央部だけ。なので、ササゴイもあまり近くに来てくれなくなり、撮影の位置取りに悩みます。今回見つけたのは珍しく岸...