ゼレンスキー大統領は2023年11月末に要塞建設を急ぐよう指示し、ハルキウ方面の要塞建設は「最も進んでいる」と称賛していたが、ロシア軍の新たな攻勢で要塞建設の不備が次々と報告され、最高議会は要塞建設に関する臨時調査委員会の設置を可決した。
撤退準備? ロシア軍司令部がヘルソンからドニエプル川を渡り逃げ出す
ウィークポイントだったドニエプル川に掛かる橋をHIMARSで破壊された結果、ウクライナ南部のロシア軍司令部全体がヘルソン州北岸地域からドニエプル川を渡り南岸地域に逃げ出している。
エストニアとフィンランドが対艦ミサイルの運用を統合、フィンランド湾からロシア海軍を締め出す
エストニアのペヴクル国防相はフィンランドのカイッコネン国防相と会談後、両国は必要に応じてロシア海軍をフィンランド湾から締め出すため「沿岸ミサイル防衛を統合することで合意した」と明かした。
台湾、生産設備を拡張してミサイル年間生産量を2倍以上に引き上げ
Taiwan Newsは13日、台湾は生産設備の拡張を行い空対空ミサイル、地対空ミサイル、対艦ミサイル、空対地巡航ミサイルの年間製造量を207発→497発に引き上げると報じている。
ウクライナ軍、補給に阻害して守備的な戦いをロシア軍に強いている
英国防省は13日、ノーバ・カホフカ水力発電所と陸地を繋ぐ併用橋について「大型の軍用車輌が通行できない可能性がある。ヘルソン州北岸地域に展開するロシア軍部隊の交戦能力は事前備蓄された物資の量に左右されるだろう」と指摘した。
ウクライナ空軍は健在、最大規模の航空攻撃でロシア軍の防空システムを破壊か
Times紙は12日「ウクライナ空軍が過去最大規模の航空攻撃を実施して敵防空システムの破壊に成功した」と報じており、この攻撃が原因でロシア軍の防空システムは「サキ空軍基地を狙った長距離ミサイルを迎撃し損ねた」と主張している。
タイ海軍が中国製エンジンをテスト、不合格なら潜水艦契約は打ち切り
中国がタイ海軍向けに建造を進めている潜水艦エンジン問題は最終局面を迎えており、タイ海軍は「中国製エンジンをテストして品質を証明できなければ契約を打ち切り、中国側に補償や返金を求める」と発表した。
最新の世論調査、ウクライナ人の97%が「ロシアとの戦争に勝つ」と回答
最新の世論調査の結果、多くのウクライナ人が「領土をロシアに譲渡する形での戦争終結」を望んでおらず、調査に参加したウクライナ人の97%が「ロシアとの戦争に勝つ」と、91%が「ゼレンスキー大統領を支持する」と回答した。
NATO加盟国を目指すスウェーデン、トルコ要求の身柄引き渡しに同意
NATO加盟国を目指すスウェーデンは「トルコが要求した人物の身柄引き渡しに同意した」と報じられており、トルコの要求に屈するべきではないと考えるフィンランドの対応に注目が集まる。
25ヶ国がロシアと戦うウクライナへの戦費提供で合意、日本も戦費を負担
英国防省は11日「英国を含む26ヶ国がウクライナへの軍事資金提供で合意した」と発表、さらにウクライナ政府も「196億ドル相当の外債支払いに関する猶予を債券保有者から獲得した」と発表して注目を集めている。
中国の台湾侵攻を米軍と自衛隊は辛うじて阻止可能、問題は戦力の再建スピード
英国のTimes紙は11日、戦略国際問題研究所の分析に基づき「台湾を巡る米国と中国の衝突は米軍と自衛隊に壊滅な損害をもたらすが、中国も150隻以上の艦艇を失い台湾占領は達成できないだろう」と報じて注目を集めている。
韓国メディア、日韓当局がレーダー照射問題の葛藤を緩和するため協議中
韓国メディアは「日本と韓国の国防当局が2018年のレーダー照射問題の葛藤を緩和するため協議を進めている」と報じている。
韓国と中国が再びTHAAD問題で激突、尹大統領は一歩も引かない構え
韓国の尹大統領は北朝鮮の脅威に対応するため前大統領が掲げた公約を破棄、安全保障分野に関する米国との関係強化やTHAAD追加配備に言及したため米メディアは「再び韓国と中国はTHAAD問題で激突している」と報じている。
英国がウクライナへM270MLRSを追加供給、HIMARSとMLRSの合計は25輌に
英国のウォレス国防相は10日、ウクライナに追加の多連装ロケットシステムと相当量のロケット弾を送ると明かして注目を集めている。
ロシア軍がミサイルを配備したベラルーシの基地で爆発、現地当局は事故だと発表
ウクライナ北部を攻撃するためロシア軍がイスカンダルMを配備しているベラルーシのジャブロフカ基地で爆発が発生、現地当局は機器のエンジン交換作業中に発生した事故だと説明している。
前線から160km以上離れたクリミアとヘルソン州を結ぶ橋、ウクライナ軍が攻撃か
ヘルソン州とクリミアを接続する橋が攻撃を受けたという報告があり、ウクライナ軍支配地域から160km以上離れているためパルチザンによる攻撃かもしれない。
ウクライナ軍が水力発電所の損傷を確認、ヘルソンへの補給路遮断に成功
ウクライナ軍南部司令部は10日、車輌通行が唯一可能だったノーバ・カホフカ水力発電所がHIMARSの攻撃で再び損傷し「通行不可」になったと発表、これでヘルソン州北岸地域に通じる橋は全て使用できなくなった。
基地爆発後にロシア人がクリミアから逃げ出す、クリミア大橋は大渋滞か
クリミアに住むロシア人や観光客は基地での爆発後、ロシア本土とクリミアを結ぶルート=クリミア大橋に向かう道に殺到して「大渋滞を引き起こしている」と報告されている。
トルコ、陸軍在庫から計200輌の装甲車輌Kirpiをウクライナに提供か
ウクライナ軍は9日「海兵隊が50輌の装甲車輌Kirpiをトルコから受け取った」と発表、この車輌は現在生産されていない初期型(Kirpi-I)だと推定されているためトルコ政府は陸軍在庫から装甲車輌をウクライナに提供した可能性が高い。
ロシア空軍基地の爆発は事故、NYT紙はウクライナ軍による攻撃だと主張
クリミア半島のサキ空軍基地で観測された爆発についてロシア国防省もウクライナ大統領顧問も「事故だ」と主張しているが、NYT紙だけは「ウクライナ軍が攻撃に関与している」と報じている。
前線から200km以上離れたクリミアのロシア軍基地で爆発、ウクライナ軍の攻撃?
ロシア軍占領下にあるクリミア半島のサキ空軍基地で爆発が確認されており、ウクライナ軍支配地域から200km以上離れた拠点で何故爆発が発生したのか注目を集めている。
ロシア人の相反する心理、ウクライナ侵攻継続と和平条約締結を支持
露独立系メディアのКоммерсантъ紙は9日、世論調査の結果に基づき「ロシア人は和平協定の締結と新たな攻撃の両方を支持しており、この矛盾は政治的な問題に意見を表明したくない市民の心理を反映している」と報じて注目を集めている。
一向に実現しないウクライナへの戦闘機提供、何処に問題があるのか?
ロシア軍のウクライナ侵攻当初から米国、スロバキア、ポーランドで「戦闘機提供への動き」が観測されていたものの実現に至っておらず、何が戦闘機提供を妨げているだろうか?何時になれば戦闘機提供が実行に移されるのだろうか?
ウクライナ軍の攻撃で再び損傷したアントノフスキー橋と水力発電所
再びHIMARSによる攻撃を受けたアントノフスキー橋とノーバ・カホフカ水力発電所の様子が判明、どうやら攻撃は正確に目標へ命中して損傷を与えたようだ。
米国が18番目のウクライナ支援パッケージを発表、対レーダーミサイル提供も認める
バイデン政権は過去最大規模となる10億ドルのウクライナ支援パッケージを8日に発表、さらに国防総省のカール報道官は「対レーダーミサイル」の提供についても公式に認める発言を行い注目を集めている。
ウクライナ軍、車輌通行が唯一可能だったノーバ・カホフカ水力発電所を攻撃
ウクライナ軍は8日、ドニエプル川によって隔てられたヘルソン州の北岸地域と南岸地域を結ぶ「アントノフスキー橋」とノーバ・カホフカにある「水力発電所」を攻撃したと発表した。
ロシア軍がウクライナ軍が保管していた4.5万トン分の弾薬を破壊???
ロシア国防省は「NATOがウクライナに提供した4万5,000トンの弾薬を破壊した」と7日に発表したが、これが事実なら「隠蔽が不可能なほどの大爆発と衝撃」が観測されるはずなのでプロパガンダである可能性が高い。
ウクライナ軍、HIMARSでメリトポリとアントノフスキー橋を再び攻撃
メリトポリの工業地区に配備されたロシア軍部隊がHIMARSの攻撃を受けて100人以上が死亡、復旧に取り組んでいたアントノフスキー橋も3度目となるHIMARSの攻撃を受けて炎上している。
対レーダーミサイルAGM-88の残骸がウクライナで見つかる、HIMARSから運用か
ウクライナで対レーダーミサイル「AGM-88HARM」の残骸が見つかり、レズニコフ国防相が米国から受け取ると言及していた「特別な対レーダーミサイル」がAGM-88だった可能性が浮上している。
ロシア軍がザポリージャ原子力発電所を攻撃する理由、ウクライナ支援の中止を要求か?
エスカレートするザポリージャ原子力発電所へのロシア軍による攻撃は「放射能汚染を引き起こすリスク」を西側諸国に突きつけ、ウクライナへの支援を止めろと脅しているのかもしれない。
ロシア軍が再びザポリージャ原発を攻撃、今度は使用済み核燃料を狙い砲撃
ロシア軍が再びザポリージャ原子力発電所を攻撃、エネルゴアトム社は「露天で保管されている使用済み核燃料を狙いロシア軍は砲撃を行った」と報告している。
ロシア軍の前進が止まらない東部戦線、南からもバフムートへ迫る
ロシア軍の前進を阻止してきたルハンスキーが7月末に陥落、ここ起点にロシア軍は突出部を拡大させ南からバフムートに迫っており、パポスナやトシキフカの陥落時と同じで崩壊した防衛ラインの再構築に苦慮している格好だ。
ロシア軍によるザポリージャ原発への砲撃は送電停止が狙い、軍事拠点化も進行中
ロシア軍はザポリージャ原子力発電所の1号機と2号機の機械室に武器や弾薬を運び込んでおり、反撃を受けにくい原発を拠点にクリヴィー・リフやザポリージャへの攻撃を行う可能性が高い。
インドは破綻していた次期潜水艦の要求要件を修正、ドイツと韓国が競合
インド国防省は入札者が韓国だけになってしまった次期潜水艦調達計画「プロジェクト75-I」の要件変更を承認、ドイツのティセンクルップ、スペインのナヴァンティア、韓国の大宇造船が入札に応じるらしい。
ロシア軍がドンバスからヘルソンに戦力を移動、戦いは新たな段階に突入
英国防省は6日、ロシア軍はウクライナ軍の反撃に備えるため「ドンバスからヘルソンに戦力を移動させ始めており、ロシアとウクライナの戦いは新たな段階に突入しようとしている」と発表した。
韓国とポーランドがK2、K9、FA-50導入契約を今月中に締結、Redbackや天武の追加導入も?
韓国企業とポーランドは先月27日にK2、K9、FA-50の取引に関する関する基本合意書(LOA)に署名したが、これに関連する本契約を今月中に締結する見込みで、Redbackや天武といった装備の導入交渉も続けられているらしい。
米国、過去最大規模のウクライナ支援パッケージを月曜に発表予定
バイデン政権は今月1日に17番目のウクライナ支援パッケージ(5.5億ドル)を発表したばかりだが、ロイターは「まもなく18番目の支援パッケージに大統領が署名する予定で、今回の支援規模は過去最大の10億ドルになるだろう」と報じている。
ブルガリア、6月末までに4,200トン以上の武器をウクライナに提供か?
ブルガリアで防衛装備品の輸出入を取り扱うKintex社の元代表は「6月末までの約4ヶ月間でブルガリア政府はウクライナに4,200トン以上の武器を輸出した」と明かし注目を集めている。
ロシア軍がザポリージャ原子力発電所を攻撃、ロケット弾が原子炉近くの施設に命中
ロシア軍は多連装ロケットシステムでザポリージャ原子力発電所を攻撃、ロケット弾が原子炉近くの施設に命中して「放射性物質の飛散や火災を引き起こす可能性が高い」と報じられている。
中国軍、台湾海峡に過去最大の航空戦力を投入して軍事的圧力を強化
中国人民解放軍は演習2日目、過去最大となる68機の航空機を台湾海峡に侵入させ軍事的圧力を高めており、米国は緊張を緩和するため予定していたICBMの試射を延期した。
ロシアがイラン向け観測衛星をウクライナの戦いに転用、戦場認識力が向上
ロシアは来週打ち上げ予定のイラン向け観測衛星をウクライナの戦いに転用すると報じれられおり、ワシントン・ポスト紙は「ロシア軍の戦場認識力が向上する恐れがある」と懸念している。
北朝鮮がウクライナ東部へ労働者派遣を準備中、目当ては外貨と西側製兵器
ロシアの駐北朝鮮大使は「ウクライナで破壊された都市の再建に北朝鮮の労働者が役に立つ」と発言、韓国のDailyNKは「北朝鮮当局がウクライナ東部へ派遣する労働者の選定を進めている」と報じている。
バラバラになったウクライナ軍第36旅団、マリウポリの戦いの真実
奇跡的なマリウポリからの脱出に成功したウクライナ軍兵士が「第36独立海軍歩兵旅団で何が起こったのか」を克明に証言、第36旅団がバラバラになって行く様子が判明した。
中国人民解放軍、台湾上空を通過するコースで弾道ミサイルを発射
中国は予想通り本土から台湾上空を通過する実弾射撃を行い注目を集めており、さらに人民解放軍は台湾周辺海域の演習に原潜を伴う空母打撃群を派遣したと発表した。
北マケドニア、T-72に続き保有するSu-25をウクライナに提供か
北マケドニアはT-72に続きSu-25をウクライナに提供したと報じられており、現地メディアの報道によれば北マケドニア国防省はSu-25提供を肯定も否定もしなかったらしい。
元米政府関係者、中国の台湾侵攻は18ヶ月以内に発生する可能性がある
米大統領選挙と台湾総統選挙が共に2024年に実施されるため、安全保障分野に精通した元米政府関係者は「18ヶ月以内に中国の台湾侵攻が起こるかもしれない」と主張した。
アゼルバイジャンは完全な非武装化を、アルメニアは非接触線への不可侵を要求
アゼルバイジャン側はナゴルノ・カラバフ地域の完全な非武装化を、アルメニア側は非接触線への不可侵を保証するよう要求しており、争いの種火が消えて無くなることはないだろう。
中国軍が演習を開始、台湾国防部は事実上の海上・航空封鎖だと非難
中国が設定した6ヶ所の演習空海域について台湾国防部は「事実上の台湾封鎖に等しい」と主張、更に台湾の軍事アナリストも「中国が台湾上空を通過する実弾射撃を行う可能性が高い」と指摘して国民に冷静に対処するよう呼びかけた。
東部戦線のロシア軍がバフムート郊外に到達、ウクライナ軍と交戦中
ロシア軍が前進を阻んできたポクロブスケの制圧に成功、遂にバフムート郊外でウクライナ軍(第58独立自動車化歩兵旅団)との直接戦闘が始まっており、東部戦線でロシア軍の前進を抑えきれていない格好だ。
中国の台湾を取り囲む演習は武力統一のリハーサル、期間延長の可能性も
中国は今日から7日まで台湾島を取り囲むように軍事演習を開始する予定で、台湾側は「もし中国が演習期間を延長すれば台湾は海上封鎖された状態に陥る」と懸念している。
シュレーダー元独首相、ウクライナのクリミア奪還は馬鹿げている
ドイツのシュレーダー元首相はプーチン大統領との会談後、独メディアに「ウクライナがクリミアを軍事的に奪還するのは馬鹿げている」と述べて遠回しに主権の放棄を訴えた。
アゼルバイジャン軍、TB2を使用してアルツァフ国防軍に報復攻撃を実施
アルメニアの武装集団(アルツァフ国防軍)による攻撃で兵士1人が死亡したと主張するアゼルバイジャン国防省は3日、TB2による報復攻撃を実施して動画を公開した。
ナゴルノ・カラバフで軍事衝突、アルツァフ共和国側は軍事動員を宣言
アゼルバイジャン軍がグレネードランチャーや無人航空機を使用してアルツァフ共和国側に死傷者が発生、この事態に対応するためハルチュニャン大統領は「限定的な軍事動員に関する大統領令」に署名した。
インドのBrahMos-II、ロシアのジルコンと同じ性能や特性を備える?
インドが露企業の支援を受けて開発を進めている極超音速ミサイル「BrahMos-II」について関係者が「BrahMos-IIにはジルコンの技術が組み込まれている可能性があり、この2つのミサイルは同じ性能を特性を持つことになる」を明かした。
対中国戦略を刷新、オーストラリアが過去最大規模となる国防戦略の見直し
オーストラリアのアルバニージー首相は過去最大規模となる「国防戦略の見直しを指示した」と3日に発表、ハンター級フリゲートや次期歩兵戦闘車の調達にも影響を与える可能性がある。
ゼレンスキー大統領が米支援に謝意、HIMARSは正義という言葉と同義
ウクライナのゼレンスキー大統領は2日、米国が発表した17番目の支援パッケージに感謝の意を示し「我が国でHIMARSという言葉は『正義』という言葉と同義になっている」と述べた。
HIMARSの弾薬不足が改善か、ウクライナ軍は夜を昼に変える準備が整う
米国が1日に発表した17番目のウクライナ支援パッケージは「装備提供」ではなく「弾薬提供」に重きを置いた支援である可能性が高く、レズニコフ国防相は支援発表を受けて「我々の砲兵は夜を昼に変える準備が出来ている」と明かした。
米下院議長が台湾に到着、中国は台湾を取り囲むように設定した演習を発表
ペロシ米下院議長は2日夜に台湾に到着、中国は直ぐに台湾を取り囲むように設定した演習海域(計6ヶ所)を公開して「実弾発射を伴う演習を4日~7日まで行う」と発表した。
スペイン国防相、レオパルド2A4のウクライナ提供を断念すると発表
スペイン政府は2日、何ヶ月も検討を続けてきたレオパルド2A4のウクライナ提供を断念すると正式に発表して注目を集めている。
装備や弾薬を荷降ろし中のロシア軍、ミスで鉄道車輌を自ら爆破?
ロシア軍はヘルソン州のカランチャック駅で鉄道車輌から装備や弾薬を荷降ろしする最中、発生した爆発を「HIMARSによる攻撃と勘違い」してパニックを起こし散り散りに逃げ出したらしい。
台湾は防空壕の準備を開始、中国は福建省への地上部隊の移動を開始
ペロシ米下院議長の訪問に備える台湾当局は防空壕の準備を始めたと報じられており、一方の中国も福建省の海岸に人民解放軍の部隊を移動させ始め、台湾海峡の緊張感は更に高まり続けている。
和平交渉を開始したアゼルバイジャンとアルメニア、再びナゴカラで戦闘
アゼルバイジャンとアルメニアは7月に和平交渉を開始したが再び停戦協定が破られナゴルノ・カラバフ地域で戦闘が発生、緊迫した状況が続いているらしい。
ペロシ米下院議長の台湾訪問が迫る中、台湾海峡は一触即発の緊張状態
米海軍はペロシ議長の台湾訪問を支援するため空母ロナルド・レーガンを台湾に近いフィリピン海に、強襲揚陸艦トリポリを沖縄周辺海域に、襲揚陸艦アメリカを鹿児島周辺海域に展開、中国海軍も空母と強襲揚陸艦を台湾海峡に向けて出港させた。
米国が17番目のウクライナ支援パッケージを発表、HIMARS弾薬供給を強化か
米英独の3ヶ国が提供を約束した計22輌の多連装ロケットシステムがウクライナに到着、さらにバイデン政権は予告していた17番目のウクライナ支援パッケージ(5.5億ドル)を発表した。
台湾が12機導入したP-3C、整備問題で3年後に1機しか飛べなくなる
聯合報は1日、米国が台湾に対する技術移転を拒否し続けているため「空軍の運用する12機のP-3Cは3年後に1機しか飛べなくなる」と指摘している。
駐英ウクライナ大使、英国から2隻の軍艦を受け取る予定で訓練も行われている
ウクライナのプリスタイコ駐英大使は1日、国営放送とのインタビューの中で「我々は英国から2隻の軍艦を受け取る予定だ。ウクライナの兵士達は既に英国で訓練を受けている」と明かして注目を集めている。
ドイツ、ウクライナに引き渡した35mm弾薬がゲパルトで使用できない
レズニコフ国防相が先月25日「ドイツから到着した」と明かしたゲパルトに再び問題が発生、どうやらノルウェー企業製の35mm弾薬がゲパルトのシステムで認識できないらしい。
ウクライナ軍、補給物資を満載したロシア軍の鉄道車輌をHIMARSで破壊か
ウクライナ政府関係者は30日「ヘルソン州ブライブカに到着したロシア軍の装備や物資を満載する鉄道車輌をHIMARSで破壊した」と明かした。
ロシア軍はアントノフスキー橋の復旧を急ぐ、ウクライナ軍はHIMARSによる攻撃を継続
ロシア軍はオレシキー方面からヘルソンへの輸送ルートを確保するため破壊されたアントノフスキー橋を復旧を急いでいるが、ウクライナ軍はHIMARSでロシア軍の物資集積拠点を着実に焼き払い続けている。
イタリアがウクライナ支援パッケージを発表、PzH2000が含まれる可能性
ウクライナのレズニコフ国防相は31日、イタリアのゲリーニ国防相から新たな軍事支援パッケージを送ると通知を受けたと明かし、オランダのルッテ首相が言及していた自走砲=PzH2000がパッケージに含まれる可能性が高い。
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ゼレンスキー大統領は2023年11月末に要塞建設を急ぐよう指示し、ハルキウ方面の要塞建設は「最も進んでいる」と称賛していたが、ロシア軍の新たな攻勢で要塞建設の不備が次々と報告され、最高議会は要塞建設に関する臨時調査委員会の設置を可決した。
ウクライナの戦争報道について現地ジャーナリストは「事実上の検閲状態で批判的な意見が抑圧されている」と、New York Timesも「ウクライナ人はうんざりしている」と指摘していたが、Kyiv Independentは「テレソンに参加する公共メディアが独自のニュース番組を流し始めた」と報じた。
ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARは20日「ロシア軍がチャシブ・ヤール東地区に取り付いた」と、ウクライナ人が運営するDEEP STATEも「ロシア軍がチャシブ・ヤール東地区に侵入して足場を築いた」と報告、さらにロシア軍がクレシチェエフカの中心部で国旗を掲げた。
Economistは20日「ハルキウ方面で前進スピードは鈍化したもののスームィに近いスジャ周辺でロシア軍部隊が集結しつつある」と報じ、ウクライナ国境局の報道官も21日「絶対にスームィ攻撃の可能性を排除することは出来ない」と述べた。
ウクライナ政府は20日「一般消費者と産業界の両方に大規模な計画停電を導入する」と発表、New York Timesは「電力消費の制限は確実に武器の生産スピードと価格に影響を及ぼす」と報じ、ウクライナは武器不足、兵士不足、電気不足の3重苦に陥っている。
Economistは20日「ハルキウで戦う多くの兵士らは短時間でロシア軍が前進したことに怒っている」「少なくともウクライナの美しい公式見解は人々を落ち着かせるのに役立っていない」と指摘し、指揮官や政府関係者は「ゼレンスキーは前線の状況を把握していない」と述べた。
ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARは「1ヶ月半に及ぶ砲撃後、ロシア軍はチャシブ・ヤール東地区の高層建築物や家屋に取り付いた」「チャシブ・ヤール南側の森林地帯も制圧した」と報告、さらにクリシェイフカ集落内でウクライナ軍陣地を掃討する様子も登場した。
ハルキウ州のセメヌハ軍事行政副長官は20日「我が軍が支配しているボルチャンスク市内の割合は約60%だ」と明かし、視覚的にも「ロシア軍がヴォブチャ川を渡ってボルチャンスク市内の南に入った」と確認され、消防署付近の住宅地で歩兵同士の戦闘が発生している。
DEEP STATEは20日「ハルキウ州のリプシ方向、ボルチャンスク方向、ベレストベ方向、ドネツク州のノボカリノベ方向、ノヴォポクロフケ方向、ヤスノブロディフカ方向、ネタラブ方向、バラスコヴィウカ方向、ザポリージャ方面のロボーティネ方向でロシア軍が前進した」と報告した。
DEEP STATEは18日「ロシア軍がブフルヴァトカを占領し、ベレストベに取り付き、ネタラブがグレーゾーンに収まり、ノヴォミハイリフカの南で前進した」と、RYBARは「ロシア軍がスタリツァを占領し、ヘオリフカ集落の南部分を制圧し、ボルチャンスク市内で前進した」と報告した。
ゼレンスキー大統領は17日の会見の中「この数年の戦争で初めて全旅団から『砲弾がない』と不満を言われなくなった」と述べて砲弾不足の解消を示唆したが、ウクライナ人ジャーナリストのブトゥソフ氏は「この発言は前線にいた軍人のほぼ全員を唖然とさせた」と述べている。
ロシア国防省は15日「ロボーティネを完全に解放した」と発表したが、ウクライナ軍やロシア人ミルブロガーは占領を否定している。但し、視覚的証拠に基づくロシア軍の支配範囲は集落の大半に及んでいるためロボーティネの状況は非常に厳しい。
ウクライナを訪問したブリンケン国務長官は「ロシア連邦領内への攻撃に反対しない」と述べたが、これは「米国製兵器を国外攻撃に使用しても良い」という意味ではなく、国防総省のシン報道官も「我々の立場は変わっていない」と発言した。
ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARは17日、ハルキウ方面について「ロシア軍がライボケからリプシ方向に支配地域を拡大させた」「ロシア軍がルクヤンツィからリプシ方向に支配地域を拡大させた」と報告し、これが事実ならリプシ方向の状況は悪化する一方だ。
Washington Postは17日「ロシア軍のハルキウ突破はウクライナ軍の兵士不足だけが原因ではない」と報じており、ロシア軍は5月10日に電子妨害でStarlinkの通信を遮断、第125旅団の指揮官は「敵の動きが完全に見えなくなった」と証言している。
ウクライナのマリウスカ司法相は3月「囚人や受刑者を動員する法案を提出する」と言及、最高議会は有罪判決者の自発的な動員に関する法案を8日に可決、ゼレンスキー大統領も17日に署名したため、ロシアと同じように刑務所からの動員が開始される。
ゼレンスキー大統領は17日「我が軍がハルキウ方面の状況を安定させた。ロシア軍の突破は最大10kmで準備された第1防衛ラインに到達しただけ」「この突破を許したのは適切な西側製防空システムの欠如にある」と述べた。
ウクライナ人ジャーナリストのブトゥソフ氏は「リプシから2kmの地点に敵が迫っている」「大量の敵無人機が戦場上空を飛んでいる」「敵は直ぐに学習し、直ぐに結論を導き出し、直ぐに改善してくるためリプシ方向の戦いは決して容易なものではない」と報告した。
ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARはハルキウ方面ボルチャンスク方向について「ロシア軍がヴォブチャ川沿いにある工場を攻撃中」と、リプシ方向についても「ロシア軍がダーチャ付近で前進してリプシ郊外に到達した」と報告した。
DEEP STATEは16日「ロシア軍がボルチャンスク市内の飛行場跡や食肉加工工場の周辺で支配地域を拡大させた」と、RYBARは「ロシア軍がルクヤンツィを占領した」と報告、リプシ近郊にロシア軍が到達した可能性を示す視覚的証拠も登場した。
ロシア領ベルゴロド州に侵入した「ロシア義勇軍」や「自由ロシア軍」との交戦が続く中、露メディアは「ベルゴロドにあるロシア連邦保安庁と内務省の建物が攻撃を受けた。この攻撃はドローンによるものだ」と報じている。
反プーチンを掲げウクライナ側として参戦しているロシア義勇軍がベルゴロド州に侵入、これを受けてロシアは同地域の住民と保管庫から核兵器を避難させており、モスクワ中心部の上空には自由ロシア軍の旗が飛んでいる。
反プーチンを掲げウクライナ側として参戦している「ロシア義勇軍」と「自由ロシア軍」は22日、ロシア領ベルゴロド州、ブリャンスク州、クルスク州に侵入、特にベルゴロド州では複数の拠点を解放して前進を試みているらしい。
アルメニアのパシニャン首相は22日「ナゴルノ・カラバフを含む86,600km²をアゼルバイジャンの領土として認める用意がある」と発表、国内の反対意見を押し切ってでもアゼルバイジャンとの和平協定締結を目指す意向だ。
ロシア軍元大佐のイゴール・ガーキン氏は「クレムリンの老人達が頭に思い描いた政治的課題を解決するのに『バフムートの勝利』は本質的に不要」と指摘し、消耗戦を仕掛けた戦略の馬鹿さ加減と発生した戦死者数は別格だと批判した。
ロシアのヴャチェスラフ・ヴォロージン下院議長は「ポーランドは第二次大戦の結果で手に入れた領土と、ソ連国民が復興と発展のために費やした7,500億ドル以上の資金を我々に返還すべきだ」と主張、この提案を22日の議会で「審議する」と明かした。
ウクライナのマリャル国防次官は21日「我々は側面攻撃で前進を続けており、敵はバフムートに留まるのが難しくなっている。我々はバフムートを半包囲して敵を殲滅する機会を得ている」と主張して注目を集めている。
主要な海外メディアは「ゼレンスキー大統領がバイデン大統領との会談前にバフムート喪失を認めた」と報じたが、ウクライナの大統領報道官は「ゼレンスキー大統領はバフムート喪失を認めたのではなく否定した」と主張した。
ワグナーは制圧したバフムート市内の複数地点でロシア国旗とワグナー旗を掲げる動画を公開、プーチン大統領も「解放作戦の完了を祝福する」と声明を発表したが、MiG-17モニュメント付近の状況はよく分かっていない。
露ワグナーのプリゴジン氏は20日「今日の午後、バフムートの支配を完全に確立した」と発表、露国営メディアも「ロシア軍がバフムートを完全に解放した」と報じており、バフムートを巡る戦いに決着がついた格好だ。
ロシア軍はバフムート市内で前進を続けており、ウクライナ軍が支配する範囲はMiG-17モニュメント付近の一画のみで「数日以内」に市内から押し出される可能性が高いが、クピャンスク方面のロシア軍も再びオスキル川沿いを南下し始めた。
ウクライナ人パイロットは約2週間のシミュレーターテストで技量の高さ示し「米空軍は4ヶ月の訓練でF-16を操縦できようになると結論づけた」と報じられているが、この4ヶ月間で習得できる戦闘スキルは初歩的な空対空戦闘のみだ。
ウクライナのイエルマク大統領府長官は19日「ゼレンスキー大統領が日本で開催中のG7に出席してバイデン大統領と会談する予定だ」と言及、話が二転三転したもののアラブ連盟首脳会議に出席したゼレンスキー大統領は日本に向かっている。
CNNは政府高官の話を引用して「バイデン大統領が『F-16を含む第4世代戦闘機でウクライナ人パイロットを訓練する同盟国の取り組みを米国が支援する』とG7の首脳に伝えた」と報じており、欧州で行われる訓練に人員を派遣するらしい。
ボンバルディアはカナダ空軍の次期哨戒機(CMMAプログラム)に向けに「Global 6500ベースの海上哨戒機」を発表、この機体はジェネラル・ダイナミクスと共同で開発する予定で、ボーイングが提案中のP-8Aと競合することになる。
ウクライナ国防省の情報総局は19日「ロシアはKh-101を月35発、Kalibrを月25発、キンジャールを月2発、イスカンデルを月5発ほど生産しており、国際的な制裁にも関わらず必要なコンポーネントを入手して生産量を増やしている」と指摘した。
Bloombergは「日本に向かい広島で開催されるG7に直接参加する予定だ」と報じていたが、ウクライナ政府は19日「ゼレンスキー大統領はG7にオンラインで出席する予定だ」と発表した。
CNNは「バイデン政権はNATO加盟国に対してウクライナへのF-16移転を許可する意向を伝えた」と報じているが、欧州諸国の本音は「戦闘機提供を支援する立場に収まりたい」なので、ウクライナへの戦闘機提供が実現するかは未知数だ。
ゼレンスキー大統領はG7サミットに「オンラインで参加する」と表明していたが、Bloombergは19日「日本に向かい広島で開催されるG7に直接参加する予定だ」と報じており、ゼレンスキー大統領が日本にやって来るかもしれない。
露ワグナーは18日「バフムート市内のユビレイナ通り下区画を制圧した」と発表、もうウクライナ軍が保持するのはMiG-17モニュメント付近のみだけで「バフムートの完全占領」は時間の問題だ。