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kame710のブログ https://kame710.hatenablog.com/

55歳の時 胃がんと仕事中に頭部外傷、の人生の大きな転機があり、後遺症とつきあいながら まるで「カメ」のような歩みでここに至っています 出来ることは少ないけれど 日々の想いを書き連ねています

カメキチ
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2019/02/15

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  • 2024.3.29 わたしの死…(後)

    残りの今日は 山折さんの①〈共生と共死〉、高木訷元さんの②〈科学技術文明における死生観〉 柳田邦男さんの③〈「生きなおす力」を探る-悲しみこそ真の人生のはじまり〉 ーーーーーーーーーー ① 〈共生と共死〉 山折哲雄 ・(山折さんは「この世とあの世の連続性」ということで、生と死は) 「緩やかな連続性があって、その中でこの世から旅立っていく」 (それは)「プシケー」(ギリシャ語で「蝶々」をいうが同時に「魂」という意味があり) 「別の世界に赴く(死んでいく)ためのイメージ・トレーニング」(が大切だといわれる) ・(死は自分一人のものではなく)「共に死んでいくということ」(を想うことも大切だと) ーー…

  • 2024.3.26 わたしの死…(前)

    今日は 河合さんの①〈命の不思議〉、細谷さんの②〈少子化の中の子どもの死を…〉、 養老さんの③〈…スピチュアリティ〉について。 ーーーーーーーーーー ① 〈命の不思議〉 河合隼雄 ・(河合さんは「科学の知と神話の知」ということ項目で、人間同士の)関係の中で考えた知恵を 「神話の知」(といい、それは)「神話で語(られ)る」(という。そして) 関係をきっぱり切って考えるのが「科学の知」(と) ・(「行き先が分からない現代」という項目では、生き生きと生きている人は「安心している」 といわれる)そりゃ私は安心しています。私は死んでから行くところがちゃんと分かっているから… (続けて)ユングは言っている…

  • 2024.3.22 わたしの死あなたの死

    たぶん誰でも「死」を思い、考えることがあると思う。 歳とれば死が身近になるし、ヒマも多いから思い考えることはたびたびだ。 (「そんなこと考えても腹がふくれるわけじゃなし…一銭の得にもならない」「悩んでも死ぬときゃ 死ぬ」 それは確かにそうなのだが、しかし、そう言っちゃあオシマイよ) 私はここまで生きて、いちおう「こういうものかなぁ」というものはあるのだが、 その同じような死生観(=人生観)のまわりを堂々巡りしている。 (同じ本を二度、三度読むことは余りないけれど、似たようなことが述べられているものを読む。 内容がだいたい分かっていても、何度も接したくなる) 堂々巡りや「何度も接したくなる」のは…

  • 2024.3.19 これからの結婚

    ②これからの結婚 (私がとても強く感じたことが本の最後にありました。初めにそれを紹介します) 「〈欧米とは異なる結婚不要社会〉 欧米は、幸せに生きるためには親密なパートナーが必要な社会です。… それに対して日本は、…何とか幸せに生きられる社会になったのです。 →パートナー圧力のない日本 「パラサイトシングル」、母親やペットとの親密、 男性ならキャバクラやメイドカフェ、オタク的な趣味の世界など 親密性を買うことに抵抗がない →(欧米では)「パートナーが存在しないとみっともない」 (ところが日本では)「ちゃんとした(結婚した)パートナーでないとみっともない」となる… 日本では「婚活」や「おひとりさ…

  • 2024.3.15 これまでの結婚

    先の記事で前置きのようなものを書いたが 『結婚不要社会』 山田昌弘・著 というのを読んだ。 結婚は昔とは違い、ライフスタイルが多様化した現代は 「結婚不要社会」になってきたという。 (「不要」ともいえるが、実際は「困難」?) 結婚は主観的には個人的なことで単純なのに、客観的には社会的で複雑だ。 (経済・法制度などハード面だけでなく、儀式、風習、常識などソフト面でも) 本を読み、そういうことをとても強く感じた。 ともかく、「結婚」を突っ込んで考えたことはなかった。 (前回の終わりに本の紹介は次回にと言いましたが、紹介というよりいつものごとく、 強く刺激されたことについてだけ書きます。 ①これまで…

  • 2024.3.12 結婚

    結婚。 いまは恋愛にしろ見合いにしろ、出会いを求めての積極的な行動「婚活」にしろ、 いいなぁと思う異性と出あい、お互いがいつも一緒にいたいと望めば結婚できる。 しかし、古い時代は家同士の関係、結びつきだったので、当人たちの思いより 家が優先した。 (それは、現代ではごく一部だろうが「名家」といわれるような一族の家柄の存続のため。 祖父母以前の出自となると不明な私のところなど「存続・持続」は問題にならなかった。 それはともかく、結婚そのものはそれほど困難なことではなかった。 《でも私に限っていえば異性にもてた思い出なんか一度もなく、思春期さえ少しのあいだの文通交際 くらいしかなかったから彼女がで…

  • 2024.3.8 前記事で書けなかったこと二つ

    前の記事に「戦争」、「政治」で思うことを書いた。 今日はそのとき書けなかったこと、すぐ後に知ったことの二つ。 ーーーーーーーーーー ■ 一つ目 書いているときちょうど、お馴染みのインタビュー(「街の人たちの声」)を交えて 「日経平均株価初の4万円台超え」と、NHKがトップニュースで報じていた。 「バブル」ではないのか? (私のような金融のシロウト、株には無縁な者でも気にかかる) 歓迎の声の一方に、「どうでもいい」と応える人たちがいる。 (ちなみに私も「どうでもいい派」。 もちろん「金融専門家」は大歓迎。でも「心配」とは言わない。言えるわけはないか! 福島原発事故のときメルトダウンが起こっている…

  • 2024.3.5 二つ思った

    一つ目、戦争のこと 一刻も早く戦争が(「停戦」という形でいいから)止むようにと祈るしかない、 のだろうか? (それとも、「地球温暖化」はじわじわとだからいつのことになるか分からないので、 「宇宙人大戦争」勃発による人類破滅を祈ろうか…) 戦争は人の命、だからすべてを奪う。 殺し合うバカさ、理不尽をわかってはいても、世界は御覧の通り。 ここまで生きて、「これが人間なんだ」という思いが確信に近いものとなった。 (二十前後のころ、本気で社会は変わると信じていた。 それほど私は単純、めでたい人間だったと、いま痛切に感じている) ーーーーー 二つ目、政治のこと その① (日本はアメリカの51番目の州みた…

  • 2024.3『彼女が言わなかったすべてのこと』 3の3

    今日は最後、 ⑦、⑧、⑨です。 ⑦ 「人生には大きなドラマや事件が起こるような重大な変化のタイミングがあるんだけど、 その時と時の間、つまり波と波の間みたいな、何も起こらない時間もじつはけっこうあって。… こうして波間で誰かと一緒に見る月も、いいもんだな…」 ⑧ 「不治の病大悲恋メロドラマとかじゃなくて。涙と感動の出産シーンとかも途中で入らなくて。 なんかずっと地味な出来事ばっかりで。日常生活と治療が続いているだけで。死なないし、 急に倒れないし、人生におけるすごい真理を恋人や夫や友達や子供に教えてあげるという、 誰かにとって都合がいい天使的役割も負ってないし。… 何も起こらない、病に倒れて病…

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