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matsudama blog https://matsudama.hatenablog.com/

社会で起こっているさまざまな現象を自分なりに読み解きます。哲学、社会、教育など幅広い分野を扱います。

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2019/02/10

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  • 仕事の錬金術師2

    "仕事の錬金術師" https://l.smartnews.com/m-jTAR6LK/jsizJV はてな匿名ブログより。 ほぉ~なるほど、面白いな。 この記事を書いた人は、仕事の相談をしてきた人の顛末が分かるから、先を読んで提案したのに、不満げな顔をされ別の人に相談された。別の人は、相談者の言う通りにし、それでは解決しなかったから、元に戻し別の方法を提案した。その別の方法というのが、記事を書いた人が最初に教えてあげたものといっしょだった。別の人は、穴を掘ってまた元に戻すという仕事を錬金術したのだった、相談者の心証を害することなく。 仕事の錬金術って、いい得て妙だ。時給換算の仕事なら、それだ…

  • 人間

    昨日仕事で作業しているところに、雇い主が知り合いの家族を連れてきていた。小さな女の子もいた。女の子が雇い主に何か聞いていて、自分を指して「あのおじさん…おにいさんにきいてみな」と言っていた。 あぁそうか、自分も「おじさん」と言われる年齢なのか見た目なのかと軽いショックを受けた。別段老けているとは思わないし、心はまだ若いと思っているが、もやもやとした、悶々とした?感じが日をまたいでも残っている。 作業しているところには、今春大学院を卒業した人がボランティアで訪れていた。快活で喋りやすい院生だった。同じくボランティアで知り合いの80歳を超えた元気なばあちゃんも午後から着た。院生は大阪出身で、ばあち…

  • 『御上先生』批判

    昨日最終回だった。面白かった。名探偵コナンみたく、1話ごとに完結するテーマがありながら、同時に全体を通して大きな闇に迫るという構成で最後まで興味を持って観ることができた。 予告?で「日本教育の破壊を俺に命じる」とあって、破壊とは何を意味するのだろうと思った。あと、単なる教育の破壊ではなく日本教育としたところには何か意味があったのだろうか。 教科書や学習指導要領、ヤングケアラーの問題など重いテーマの話が多く、でもそれをうやむやにしておくのではなく、みんなで話しあいながら一つの答えを見いだしていく。これはたしかに、テストで点を取るための従来の教育とは全く違ってて、これが日本教育の破壊と言われればた…

  • 自己家畜化

    https://l.smartnews.com/m-jJ0HFrG/pZ8dUR スマートニュースに載っていた。自分はこういう記事が出ているとついつい読んでしまう。記事を読んで成長しよう、自分の糧にしようというのではなく、エリートはこうやって資本主義の犬になっていくのかとバカにするために。我ながらひねくれすぎているなと思う。 ざっと読んだかぎりで、若者はスキルがない、でも膨大な時間がある、時間は資本だから、それを使って成長しろみたいな内容だったかと。 なんかもう、この山口周という人間が『モモ』に出てくる時間どろぼうに見えてくるね。 時間どろぼうは、時間を大事にしろ、貯蓄して将来たくさんの時間を…

  • 自己肯定ビジネス

    この前のテレビ番組で、東野幸治がネットでIQテストをやって、結果を見ようとしたらお金がかかるからどうしようかと悩んだと話していた。「あなたのIQは高得点です」とか出て結果が気になるが、金がかかる。しかも、出そうか出さまいかビミョーな金額だから余計悩んだみたいなことを話していた。 たぶん同じやつを自分もしてて、数学パズルみたいなクイズを三十問くらいやったと思う。自分はあまり数学パズルが得意ではないけど、そのIQテストはスラスラ解けた。で、東野と同様に結果を見るためには、たしか2000円くらい必要だったと思う。 これあれだよなー、そういうビジネスなんだろうなー、何もかもが絶妙なんだよ。問題は簡単す…

  • 虎狼の血シリーズを読む

    『虎狼の血』シリーズの『凶犬の眼』を読み終わった。 凶犬の眼 「孤狼の血」シリーズ (角川文庫) 作者:柚月裕子 KADOKAWA Amazon 日高はもちろん松坂桃李で脳内再生された。 映画は、役所広司、松坂桃李の名俳優コンビだから、迫力があって面白かった。だから原作も読んでみようと思って、二作とも読んだ。 原作も素晴らしい、本当に素晴らしいな。最近、新聞で著者の柚月裕子を見た。とてもあんなヤクザ警察ものを書くような見た目には見えなかった。 日本を揺るがすような事件って、案外偶然に偶然が重なった結果なのかもしれないなーと『凶犬の眼』を読みながら思った。子どもが溺れなければ、祥子が助けるたすけ…

  • 雑記

    最近寝る前にユーチューブで、2ちゃんねるの心霊系のオカルト話をまとめた動画を子守唄かわりに聞いていた。そしたら、エコーチェンバーなのか、オススメにスピリチュアルや予言動画などがあがってきて興味深い。 どこかの巫女か占い師もどき?が、2025年の7月にどこで何が起こるみたいな予言動画があがっている。で、それはべつにいいのだが、コメント欄に信者がたくさん奉るコメントしてて、気持ち悪いなと思ってしまった。 学生のときに、世界中を旅して出版やったりレストランを作ったりする人の講演会の運営の手伝いをさせられた。その後、その人と講演会に来ていた参加者との打ち上げみたいなのに参加させられた。講演会に来ていた…

  • バタフライエフェクト

    人口増加が経済を失速させたという命題があったとする。 人口が増加した(A)→家の需要が増えた(B)→たくさん木を植えた(C)→花粉症にかかる人が増えた(D)→多くの人の生活や仕事の質が落ちて経済が失速した(E) とまぁ、風が吹けば桶屋が儲かる的な感じで、人口増加と経済失速の因果関係を考えた。 このことについていろいろ思う事がある。 まず、ソクラテスって誰かと議論するとき、上のような感じで話を進める。「Aとはこういうことだよね?」と相手に問いかけ、相手が「そうだ」と答えると、ソクラテスは「それならAはBといえるよね?」と尋ね、相手が「そうだ」と答える。「それならBはCといえるよね、CならDだよね…

  • 『御上先生』を観ている

    TBSの『御上先生』を観ている。 脚本を書いている詩森ろばさんって皮肉屋なのかなー、TBSの名作『金八先生』とか『半沢直樹』をさらっとディスってますね!自分も皮肉屋だから、こういうの嫌いじゃない。たしかに、倍返しだのなんだのって、結局社会を良くするためのものじゃなくて、単なる個人戦だもんな。 U-NEXTで毎日1話ずつ観ていて、御上先生は『金八先生』のもたらした逆機能を皮肉ってたけど、御上先生もたいがいだなと。普通に夜遅くまでブラック労働してるし、生理の女子生徒のためにドラッグストアで大量の生理用品をポケットマネーで買ってあげている。令和の金八先生じゃん!毎話毎話、社会課題を提起し、それにどう…

  • 至高性と目的

    昨日の記事で、至高性について考えた。 大人になると、何をするにもだいたい目的のために行為する。そこに至高性はない。子どもは、延々とありんこを眺めていたり、砂遊びをする。ありんこを眺めたいから眺める、砂遊びをしたいから砂遊びをする。そのものを楽しむために楽しむ、ただただ楽しむ。これが至高性。 資本主義は、子どもから至高性を奪う。学校からの帰り道、道草食って友達と遊ぶのを許さない。将来のために塾や習い事に向かわせる。 マックス・ウェーバーの『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』で、資本主義が末期に達するとスポーツ選手のような末人が現れるみたいなことが書いてある。生活のすべてが労働のために行…

  • ハマータウンの野郎どもと学校教育のパラドックス

    『ハマータウンの野郎ども』を読み終わった。 ハマータウンの野郎ども ─学校への反抗・労働への順応 (ちくま学芸文庫) 作者:ポール・ウィリス 筑摩書房 Amazon 社会学関係の本とかで目にすることがあって、タイトルのインパクトで気になっていた。原題は『LEARNING TO LABOUR』なのに、『ハマータウンの野郎ども』としたのは、なんだか挑戦的?だなーと思った。 イギリスの、ハマータウンと呼ばれる中産階級が暮らす町の中等教育学校に通う、いわゆる落ちこぼれ、ヤンキー、不良の「野郎ども」の反学校文化と、彼らのその後の労働への順応に焦点をあてた一冊。 現代社会学の名著と呼ばれ、読んでてそのとお…

  • 野焼きと山林火災

    自分は、竹やぶを所有しているのもあって、枯れた竹を集めては野焼きしている。所有している竹やぶがある町は、ゴミの野焼きは禁止だが、例外として農作業や山仕事で出る枯れ草などを燃やすのはOKとしている。たぶんどこの町でもそうだと思う。 岩手の大船渡で山林火災が起こっているのもあって、野焼きに対する風当たりがきつくなっている。今回の大船渡は分からないが、実際野焼きが原因の火災がよく起こっているし、畑の作業で出た草とか燃やしてまだ煙があがっているにも関わらず、その場を離れてしまう人がけっこういる。あと、野焼きの煙が洗濯物につくのもあって野焼きが文字通り煙たがられている。 まぁこうなると、畑仕事や山仕事で…

  • 知能は遺伝か環境か

    学生のとき教育学の講義で、講師が知能は遺伝か環境かと問いかけ、まわりの学生と議論することになった。どっちもだろうという意見になった。それから折に触れこの問いについて考えるようになった。そもそも知能とは何ぞやというところから始めるべきだろうが、ここではテストの得点で測れる知能ということにしておく。あの講義では、知能の定義さえ決めないまま議論していたな。 最近よく自分の頭の性能の悪さについて考える。自分は高学歴なのに、物事の理解力が平均以下だと思う。謙遜とか自信がないということではなく、よく人からバカにされたり見下されることがあるから客観的にそうなんだと思われる。 実際、うちの家系で高学歴なのは自…

  • 週30時間で80歳まで働きたい

    最近は、平均して週6で一日7時間労働をしている。だいたい10時か10時30分から始めて、18時まで、休憩は30分。 何時から始めてもいいし、何時に終わってもいい。休憩も自由。一人マイペースに働いている。全部任されているから楽。趣味のDIYの延長線上にある仕事なので楽しい。これ以上の環境はない。 一人で黙々と働きたい自分にとっては最高の環境なのだが、それでも一日7時間働いていると、朝起きたとき身体が重いなぁと感じる。車で片道50分くらいの仕事場なので、移動時間や労働時間を計算すると、意外と余裕がない。読書をする余裕はあるが、毎日自炊するほどの余裕はない。やっぱり、毎日自炊する余裕があるレベルの生…

  • 数時間のスマホデトックスをした感想

    普段外出するときはもちろんスマホを持っていくが、今日は意図的に持たないで外出した。ちょっとしたデトックスである。あと、今月の残りギガが1.9ギガしかないからスマホを家に置いていくことで強制的に使えないようにした。3キロ離れた図書館に歩いていった。普段は車移動で運動不足だから、たまに長い距離を歩くようにしている。 車では通らない道を歩く。古い建物は鎧張りで、間近で見るとやはり美しいなと思う。ゆっくり歩くとやっぱりいろんなことに気づける。観光案内の看板が増えていることに気づく。町の観光処は外国人もいて、こんな田舎にも外国人が足をのばしているのかと驚く。 図書館に行く前に、ドラッグストアに寄る。いつ…

  • 人間関係リセット症候群

    https://news.yahoo.co.jp/articles/ee3d2a7915b7be9cef021cfa75a0351ff4fd4566 人間関係リセット症候群についての記事。 早稲田大学教授・社会学者の石田光規氏は、 周囲に気遣いをしてしまう人は多い。キャラを作ったりして、けんかができない人。なかなか自分のことを言えずに、周囲に合わせてやっているうちに、だんだん疲れてきてしまい、そのときにけんかして仲直りせず、リセットしてまた次の関係に進む方が多い」と説明する。 コミュ力が高いということか。石田氏は「そうだ。結局のところ、人の輪に入ることはできるが、本人はかなりそこに労力を使って…

  • 動揺がおさまらない

    ヤフーニュースで青学陸上部の皆渡さんという方が悪性リンパ腫で亡くなったとあり動揺がおさまらない。 一ヶ月前に、病気でも箱根を目指すみたいなニュースが上がってたと思うのだけど。そんなすぐに悪化してしまったのか。 驚きなのが、去年11月の全日本大学駅伝の補欠メンバーに入っていたということ。そのころは体調に問題はなかったということだろう。 その後体調不良になったということだが、そんな、まさかそんな短期間で逝ってしまうものなのだろうか。体力があって、健康的な生活を送っていただろうし、それなのに。 次の箱根こそはという気持ちも強かっただろうに、なんだろうな、人生ってこんなあっけなく閉じることもあるのか。

  • 愚かな人間が合理性を蝕む

    https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2025/02/18/141756 さて、スーパーのセルフ・レジだけど、使う度に面倒臭い労働をお客様がやらなきゃいけないとうんざりする。ユニクロのセルフ・レジは画期的だった。機械に商品を置いただけで機械が品名と値段を把握しその場で会計が完結する。それに較べて、スーパーの場合、何故商品1つずつバー・コードをかざす必要があるのか。何故、ユニクロ水準の技術を採用しないのか。 数年前に、GUに行って服とズボンを2点買おうとセルフレジに持っていった。たぶん、ユニクロと同じシステムだと思うが、商品の入ったカゴを置いたら、即座に会…

  • 二階堂ふみ

    最近、よく分からないが、二階堂ふみが頭に思い浮かぶ。もちろん、会ったことはない。 しかたがないので、二階堂ふみについて考えた。 よくよく思い出してみると、二階堂ふみが出演している作品をわりと観ていた。 最近だと『VIVANT』、映画では『ヒミズ』『リバーズ・エッジ』『私の男』『翔んで埼玉』『人間失格』。 彼女が演じる役は、奇妙というかなんだこいつは?みたいなのが多い。印象に残っているのは、『ヒミズ』と『リバーズ・エッジ』で、どっちも主人公の男の子を必死に庇うんだよな。その理由が作品のなかではよくわからないから、なんでこんな必死に主人公を守ろうとするのか疑問に思う。『ヒミズ』はまぁ主人公を好きだ…

  • 中年や高齢者がキレる理由が分かった

    今日ダイソーに行ったらいろんな種類のブラックサンダーがあって、よりどり3個で百円とあったから、1個33円なら安いと思って3個選んでセルフレジに向かった。 会計すると値段がおかしくて、1個60円くらいになっていたから、あれおかしいな、店員を呼ぼうかと思ったが、日曜で混んでいるしまぁいいかと思って会計した。 会計後、ブラックサンダーの商品棚を見に行ったら、よりどり2個で百円とあって、自分が勘違いしていたことに気づいた。 まぁ単純な勘違いといえばそれまでなんだが、最初見たとき3個で百円と思い込んでしまっていたため、セルフレジで会計していたとき、自分が損をしているんじゃないかと思わされた。最初、自分の…

  • あー嫌なこと思い出した

    https://news.yahoo.co.jp/articles/11c67fc5a770f9df4720adf5fcb0d134a883d513 音楽家ヒャダインさんが体育の専門誌に綴った体育や体育教師が大嫌いだという内容のエッセイ。 この記事を読んで、自分も思い出した。自分も恥をかいたことが何度もあったし、みんなの前で笑われたことも思い出した。体育って公開処刑に近い。なぜかみんなの前でやらされるし。 記事にもあるが、体育教師は運動が得意だった人間が体育教師になるから、運動が苦手な人間の気持ちは分からない。これはもうどうしようももなくて、たとえば自分はアトピーで子どものときは痒くて辛かった…

  • 分かると見える

    生まれたての頃は言葉を知らないから、世界を全的に見ている。直観している。文字通り、直に観ている。 成長するにつれ言葉を覚えていく。言葉というのはナイフのようなもので、言葉によって世界を切り分けていく。「人間」というカテゴリーのなかでは、わたしとあなたは分けられないから、わたしに「高橋太郎」、あなたに「高木慎之介」と名づけることで、わたしとあなたは分けられる。 面白いのは、悟りの境地は、もう一度生まれたての頃に、すなわち言葉を習得する前の世界を全的に見ていた頃に戻ることを言うところだ。とは言え、いったん言葉を習得して世界を分けて捉えてしまっている以上、世界を全的に捉えるのは、文字通りの矛盾で、悟…

  • やっぱメンタルよな

    最近やたらMBTI診断について目にするのでやってみた。性格分析診断らしい。https://www.16personalities.com/ja/%E6%80%A7%E6%A0%BC%E8%A8%BA%E6%96%AD%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%88 2回やってみたが、2回ともINFJ型だった。1回目はINFJ-aで、2回目はINFJ-tだった。 あー当たってるわ、けっこうというか、図星だ。 自分は確かに、他者からの批判を恐れている。批判、もっと柔らかな指摘でさえも、ずっと後まで引いている。くよくよする。何年も前のことを急に思い出して、落ち込むこともよくある。 最近、『トリ…

  • 茹でガエル社会

    ここ数年で一気に茹でガエルが増えたなぁという印象。 社会という浴槽の水温が上がり続け、耐えられない人が増えたからだと思う。 資本主義社会である以上、水温は上がり続ける。遅かれ早かれ、耐えられなくなる人が増えるのは仕方がない。 熱湯風呂から出ることは競争から降りることで、競争から降りれば弱者確定となる。 これまで多くの人が耐え続けてきたが、雪崩の如く脱落者が雪だるま式に増えた。 脱落者は無気力となって戦力にならなくなる。一方で、熱湯風呂のなかで頑張り続ける者も、人手不足により、臨界点を越え始める。 ということで、これからは終わりが加速度的に近づいてくると予想される。

  • 読んだ本の感想

    タピオカ屋はどこへいったのか? 商売の始め方と儲け方がわかるビジネスのカラクリ 作者:菅原 由一 KADOKAWA Amazon アパホテルの部屋設置のモニターで宣伝されているので気になっていた。 タピオカ屋の話が延々と続くのではなく、なぜ同じコンビニが近くで乱立しているのかとか、餃子の無人販売はなぜ儲かるのかとか、一つのテーマにつき数ページで解説しているので読みやすい。 自分が住んでいるのは田舎で、それなのに国道沿いに道路挟んでローソンが二つあったりして、なんで同じ店がこんな近くにあるんだとずっと疑問だった。なるほど、ドミナント営業をしているのか。とはいえ、これはローソン本社側の戦略であって…

  • 悪夢で途中覚醒する

    今週のお題「睡眠」 日記につけておこうと思ったことがちょうどお題になっていた。 最近、悪夢で途中覚醒する。生活リズムが変わっていないにもかかわらず、ここ何日か、あるいは1週間かそこらくらい、毎日嫌な夢を見て夜中に目が覚めるようになってしまった。 目が覚めたあとは、目がさえてしまってとりとめのないことをいろいろと考えている。そうするといつの間にかまた眠って朝になっている。 嫌な夢を必ず見る。二日前の夢は、中学のときの嫌いな同級生と出会いつきまとわれる夢だった。 今日の夢は、学校かどこかで美術をやっている三十代の女性と頼りがいのあるおじさんがいて、その二人が身体中から血を流しながら性行為していた。…

  • どこまで遡るのか

    中居くん引退しちゃったなー。ファンでもなんでもないけど、いるのが当たりまえな人がいなくなるのは、ちょっと寂しい。 べつに中居くんの肩をもつわけではないけど、芸能界、特にジャニーズは世間の常識からかけ離れた異常な世界だったわけで、子どものころから異常な世界にいれば、それは彼にとって異常ではなく普通のことで、そうなるといくら性暴力だの、この時代にそぐわないだの言われても、なかなか直せないと思う。 おそらく中居くんはジャニー喜多川の被害者だろう。同時に喜多川は恩人でもあった。テレビに出ている他の芸能人が中居くんは紳士だったと言うように、相反する二面性が、喜多川同様、中居くんにはあったのだと思う。 思…

  • むしろ東京一極集中をおしすすめるべきじゃない?

    昨日、NHKスペシャルを観た。 東大が起業を推し進めるためにいろいろ動いているという内容。松尾豊東大教授が、自身の研究室の学生や香川の高専生、はては元ヤンキーまで、いろんな才能ある人材の起業や研究、ビジネスを後押しする。番組のほとんどは、松尾先生が日本や海外を飛び回って起業やビジネスを支援するというもので、えらい忙しいなぁと思った。 で、これを観ていて、東京一極集中をむしろおし進めるべきなんじゃないかと思った。 番組には、香川の高専を卒業し、現在は松尾先生の支援を受けて起業した若者が出てくる。若者が起業した会社は、AIとテクノロジーを活かしてインフラを点検するシステムを開発する。たしか5000…

  • 波長が合う人の本を読むのがいい

    pha『パーティーが終わって、中年が始まる』を読み終わった。 パーティーが終わって、中年が始まる (幻冬舎単行本) 作者:pha 幻冬舎 Amazon 本当に、すごくよかった。 波長が合う人の本を読むのはいい。会ったこともなければ、やっていることは自分とは全然違うのだけど。 根幹のところというか、価値観が似通っている人の本はいい。かゆいところに手が届くというか、本を書く人はもちろん言語化するのが自分よりはるかに得意だから、あ〜分かる、そうそうそういうことを考えていたんだとか、そういうことも考えられるなとか、自身の価値観への解像度を上げてくれるのだ。 自分の世界への自分の理解って、案外茫洋として…

  • 『ストイック』を読む

    気になったので購入して読んだ。 STOIC 人生の教科書ストイシズム 作者:ブリタニー・ポラット ダイヤモンド社 Amazon マルクス・アウレリウスやセネカといった賢人の名言をひきながら、ストイシズムについて説明している。90日間のプログラム。 ストイシズムで一番印象に残った教えは、自分の心の持ち方について。周りに何人か、嫌な気持ちにさせられる人間がいて、そいつらに一度会うとそこから何日も嫌な気分が続く。そいつらに対してというよりはむしろ、何日もそいつらに煩わされる自分のメンタルに嫌気がさすのだが、『ストイック』に出てくる名言を読んでいると、周りはコントロールできないが、自分はコントロールで…

  • 行方不明者ってどこに行っちゃうのだろう?

    https://news.yahoo.co.jp/articles/ebd607771a1ecfc21f481e19fc636c7fe8c89206 新潟の中学生が授業中に突然教室を抜け出して行方不明になり一ヶ月以上がたったらしい。 授業中に突然抜け出してから行方が分からないってニュースがあって気になっていたが、まだ見つかっていないのか。 2022年に、静岡でも中学生が行方不明になって一ヶ月くらいしてから意外と近所で見つかったというニュースがあった。所持金は数百円しかなかったし、服装も行方不明時と同じ、外傷はなかったという。結局どうやって過ごしていたのか分からない。新潟の子も見つかるといいけど…

  • フジテレビのノンフィクション褒めますおじさんを観る

    先日日曜に放送されていたフジテレビのノンフィクションに褒めますおじさんが登場していた。この番組で初めて、こういうことをなりわいにしている人を知った。 褒めますおじさんは、東京近郊を中心に路上で人を褒め、その対価としてお金をもらっている。「すごくほめます」と書いた段ボール紙を持って、客が来るのを待つ。客がお金をタッパーに入れるととにかく褒めちぎる。ある程度褒め終わったら、電池が切れたかのようにスン…てなるのがロボットみたいで面白かった。褒めますおじさんは、住む家がなく、お金がない日は路上で一夜を明かすこともある。ネットで調べると、一日平均一万を稼ぐらしい。最高は、4万くらいらしい。一万稼ぐって普…

  • 高速道路で車が壊れてレッカーを呼んだ

    昨日、山作業をして、高速道路を走って帰った。 当方の軽トラはその前日か前々日あたりから、55キロあたりと80キロ以上のスピードを出すと、ブォーンという音がして車内がめちゃくちゃうるさかった。振動もすごくて、バックミラーで後ろの車を見ると、振動のせいで二重に見えていた。クラッチペダルも振動でブルブルなっていた。 普通はここで整備士に見てもらうべきなのだろうが、同じことが去年の車検後すぐにも起きていて、その時は整備士に見てもらっても原因が分からず、すぐに異音も消えたので、まぁ今回も同じかと思って放置していた。 で、昨日高速を走っているときにスピードを90キロくらいまであげたら、突然ドンという音がし…

  • 保健所に行って食品加工販売について聞いてきた

    今日は実の多い一日だった。 所有する山に行って、自作したコンクリート板を設置した後、砕石をもらいに行った。砕石立米あたり2500円で安いなぁと思っていたら、砕石にコンクリートの粉も大量に混ざっていて、うーん安かろう悪かろうだなぁと思った。ホームページの砕石の画像は詐欺レベルである。まぁ安いから仕方ない。 山に戻って砕石を敷いた後、最寄りの保健所に行ってきた。当方の所有する山は9000平米あるが、そのうち7000平米くらいは竹やぶである。前の所有者によれば、昨年は600個のタケノコを収穫したらしい。 600個のタケノコを放置すれば竹やぶは大変なことになる。現状、ただでさえ荒れ放題なのに、そこに新…

  • 年末年始に観たテレビ番組の感想

    ・ニューイヤー駅伝、箱根駅伝 自分も長距離をやっていたのもあって駅伝をよく観る。ここ数年の長距離界の全体的なレベルが一気に上がっていてすごいなーと思わされる。 中学駅伝も高校駅伝も観ているから、選手個人の伸びとかもわかる。中学からずっと世代トップを走ってきた選手もいれば、高校から大学から急激に伸びてくる選手もいる。逆に、中学や高校ではトップクラスだったのに、上に行くほど伸び悩み選手もいる。 最近では、高校トップクラスの選手がすでに実業団と張り合えるくらいのレベルで、大学生ももちろん実業団レベルという、すべての世代の底上げがすさまじい。 陸上競技はシンプルゆえに、フィジカルや才能が物言うスポーツ…

  • 年末年始に読んだ本やマンガ

    お得な使い方を全然わかっていない投資初心者ですが、NISAって結局どうすればいいのか教えてください! 作者:桶井 道 すばる舎 Amazon はじめての人のための3000円投資生活 新NISA対応版 作者:横山 光昭 アスコム Amazon いちばんカンタン!投資信託の超入門書 ノーブランド品 Amazon 桐谷さんの株主優待ライフ 作者:桐谷広人 小学館 Amazon 楽天で投資会社の動画を見たら500円くれるというので見た。ニーサで投資しましょう、年利50%でいけば、億稼げます、スクールに入会!みたいな内容。スクールに入る気はないが投資に興味はわいたので勉強することにした。ニーサのこともあ…

  • 竹筋コンクリートをDIYした

    幅45センチの側溝の上を車で通れるようなふたが欲しくてDIYすることにした。 むかしは竹筋でコンクリートを作っていたこともあると京都の竹の資料館で知り、どうせなら竹筋コンクリートを作ってみようと思った次第。 用意したのは、生コンの20キロの袋一つと、砂、水、竹、針金。 これで、60センチ×30センチ×厚さ6センチ以上のふたを作る。生コン一袋では、100センチ×20センチで5センチのものが作れるらしい。生コンは水を注ぐだけでいいそうだが、今回は厚みがある程度欲しいので、砂も入れて嵩上げすることにした。 まずは、竹を割って適当な長さにカットする。 次に、薪ストーブを使って油抜きをしておく。竹の表面…

  • メモ ふと思ったこと

    昨日、スイッチの記事を書き終わって、ふと思ったこと。 哲学にしても、物理学にしても、仏教にしても、あるいは映画でも、目の前の現実は実は本物ではない、という考えが共通しているのではないか。 本物ではない、というか本質とか真理のようなものは、奥とか裏に隠されている。そしてそこにたどりつくには、修業とか判断中止とかレッドピルを服用するとか、そういうプロセスを経ないとたどりつけない。 一口に哲学とか物理学、仏教といっても、そのなかにもいろいろあって、自分はそれを網羅していないし、ちゃんと理解もしていないけど、目の前の、あなたが見ているものは本質ではないですよというのは、わりと共通のモチーフではないかと…

  • 傷と世界

    この前、家のトイレのスイッチが壊れた。用をたして、電気を消そうとスイッチを押しても消えない。シングルスイッチというスイッチで、押してもいつもと感覚が違う。 初めて、スイッチを外して中を見た。ネットでいろいろ調べて、部品を外していって見てみると、バネが破損していて、そこを取り替えればおそらく直る感じだった。 ホームセンターに行ってバネを探すもなく、家電量販店に行ってもバネはなかった。店員に聞いてもないとのことだった。ネットで検索すると、どうやらバネ単体は売っておらず、スイッチを買ってそこに着いているバネを使うとのことだった。大きなホームセンターに行ってようやく見つけ、無事修理できた。 病気になっ…

  • U-NEXT視聴番組の感想

    U-NEXTを契約していろいろ観た。その感想。 その着せ替え人形は恋をする 1巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス) 作者:福田晋一 スクウェア・エニックス Amazon 雛人形の頭師を目指す高校生の五条君とコスプレ大好きな同級生の北川さんの恋愛を描く。少しづつ、陰キャの五条君に陽キャの北川さんが惹かれていく。 同じクラスでそれまで交流のなかった二人が、ある日の放課後に被服室で偶然出会い、北川さんはそこで脱いで自作したコスを着る。現実じゃありえねーと思ったが、まぁアニメだもんなー。結局ハマって全話一気見した。北川さんはギャルだから、ギャル語を普通に使ってて、当たりまえっちゃ当たりまえなんだ…

  • なぜ人生が退屈になるのか

    今日、竹やぶの間伐をしてて、人生が退屈になるのは、死が遠ざかってしまったからなのかもしれないと思った。 今日は、この半年間の竹やぶの間伐の中で、もっとも危険な作業をした。自分の整備している竹やぶは急斜面で、その斜面の上のほうから2本の竹が、巨大な土の塊を抱いたまま倒れ、下に生えている竹にかかり木状態になっていた。 土の塊は、竹がかかり木状態になっているおかげで転がり落ちてこないが、竹を切ったらもちろん転がり落ちる。この土の塊の重さなど知る由もないが、こんなものが上から落ちて直撃すれば、たぶん死ぬだろう。だがもちろん、竹を切らないと間伐が終わらないので、どうやって2本の竹を切りながら、なおかつ土…

  • ハン角斉短編集と秋田のクマ

    だいぶ前に、ハン角斉という67歳の新人マンガ家の短編集がネットで話題になってて、読みたいなと思いつつそのままになっていた。 ふとした瞬間に思い出されて、11月28日にメルカリで購入した。購入後、送られてくるのを待っていたら、テレビで秋田のスーパーにクマが侵入して出てこなくなったというニュースをやっていた。スーパーの肉を食い散らかして、その後檻にて捕獲されたニュースがあった。 クマがどうなったのか知らないが、たぶん射殺されたと思われる。今年は山のエサが豊富らしいが、わざわざ市街地の、それも秋田港に近いスーパーまで来ていたわけで、スーパーの肉の味を覚えてしまったクマは、山で放したところで、またスー…

  • 永野彰一『一生お金に困らない山投資の始め方』感想

    ネットニュースか何かで彼の山投資を知り、こちらの本を購入し読んだ。 一生お金に困らない山投資の始め方 作者:永野彰一 クロスメディア・パブリッシング(インプレス) Amazon 永野彰一は「山王」と呼ばれ、全国各地に数百の山を所有している。所有する山には電柱や送電塔がたっており、電力会社から敷地利用料が払われる。その山投資をどのようにやってきたのか、そのノウハウが記されている。 所有する山に電柱がある場合、年間200円から300円支払われる。地目が田畑や宅地になると、さらに高額になる。永野は数百の山に合計で3桁の電柱がたっているらしく、そのおかげで何もせずお金が入ってくるという。それに気づいて…

  • 宇沢弘文についての講演会を聴きにいった

    今日は県立図書館で宇沢弘文についての講演会があったので聴きに行ってきた。 講演会は午後からだったので、昼前に腹ごしらえにイオンモールに行ってはなまるうどんの鶏ネギ塩うどんを食した。イオンモールは、日曜でイベントもあったからかごった返していた。家族づれがとても多かった。一人で行ったので、なんだかとても惨めで恥ずかしい気持ちになった。うどんは美味しかった。 宇沢弘文のことはほぼ知らず、宇野弘蔵と勘違いしていた。宇野弘蔵もほとんど知らないが。 宇沢弘文は、40歳までは数理経済学者として世界トップクラスの経済学者だったらしい。シカゴ大学の教授をつとめる。同僚にも教え子にも、よく聞く学者が並ぶ。普通に数…

  • BODY SHARINGが実装された社会

    以前、他人の意識と自分の意識を交換することが技術的に可能となった世界はどのようなものになるのだろうと思考実験してみたことがあった。マッチングアプリみたいなプラットフォームがあって、そこで交換したい相手を見つけてお互いの意識を交換する。たとえば、自分が大阪に住んでいて北海道に旅行したいというとき、北海道在住の人と意識交換することで、その人の身体に自分の意識を宿らせ旅行することができる、どこでもドアのように。あるいは、耳が不自由な人が健常者の人と意識交換することで、音が聴こえるようになる。逆に、健常者は耳の聴こえない世界を体験でき、障がい者の世界を知ることができる。 この前図書館をウロウロしていた…

  • 事実はことわざより奇なり?

    兵庫県知事選の結果が衝撃で、選挙後になんで斎藤さんが再選したのだろうと気になって、いろいろ調べてみたら、なるほどこういう裏があったのかと納得した。 今回の一連の問題の発端となった、西播磨県民局長の自殺。その局長が仕事中に同僚と不倫し、しかも公務で使うパソコンに不倫日記を残していたという、極めてまぬけなことをしていたことについて、なぜかマスメディアは一切報じない。そして、斎藤知事へのクーデターを起こすのが目的ということもパソコンに残されていたらしい。 NHKをぶっ壊そうとしている立花さんが兵庫県知事選に出馬したのは、マスメディアが報道しないこの真実を明らかにし、何も悪くない斎藤さんを擁護するため…

  • 久しぶりにテレビをたくさん観た

    昨日から今日にかけて、雨がひどく寒かったので、家でテレビをずっと観ていた。 日曜の昼から、日本の技術の底力ということで、鉄道の特集がされていた。トロリー線という電車の上を通っている線や列車のドア、四十年放置されていたSL車両の復元、線路と道路の両方を走れるバスの開発など、めちゃくちゃ面白かった。日本の技術の素晴らしさを堪能できた。まさか、列車のドアが薄いアルミ板と紙でできているとは! 次に観た、屋久島の巨大樹を探す番組も面白かった。空からどこに巨大樹が生えているかをマッピングしていって、その後屋久島でツアーガイドをしている人たちが地道に巨大樹を探していく。高さ40メートルを超えるものや、周囲1…

  • 一番の敗北者

    びっくりしたな、斎藤さんが再選するとは。 兵庫県民じゃないから誰がなってもかまわないが、知事選の結果よりもテレビや新聞といったマスメディアへの不信感がここまで大きいのかと衝撃を受けた。 あれだけメディアがネガティブキャンペーンをやっていたのに、兵庫県民は斎藤さんを支持した。この結果は本当に大きい。今回の一番の敗北者は、マスメディアだなと思う。 自分はSNSを一切やらない、テレビはそこそこ観る。新聞は毎日全ページ目を通す。こういう人間からすると、メディアの力の潮目が変わったなと思わされた。テレビや新聞の影響力の減退と偏向報道のいびつさを今回まざまざと見せつけられた。 アメリカ大統領選の報道も、ハ…

  • 今週考えたこと

    ときどき、ふとした瞬間に過去の嫌な出来事とか言われて嫌だったことが思い出されて、ああぁ…と嫌な気分になる。それで、その言われた言葉とともに言った人間のことも思い出すのだが、だいたい年のいったおじさんというかおじいさんで、なんかこいつらやたら否定してくるやつらだったなとうんざりする。なんというか、張り合う?といえばいいのか否定しないと気がすまないというか、そんな感じだった。 で、この人らはだいたい老害と呼ばれる世代で、すぐにキレるし、延々と説教するし、話せばずっと自分の過去を自慢するし、そして相手の否定ばかりするから老害と呼ばれても仕方がない。 なんでこんなに、わざわざ、相手の嫌がることをするの…

  • いろいろ雑記

    なんか合わない人嫌な人っているんよな、他の人とどう違うのだろう、もやもやと心に残るからさらに嫌な気分になる。めったに会わないし、名前も知らないし、向こうも知らないだろうから、お互いあいさつもしない。だけど、なんか嫌な感じが心に残る。 数年前、ネット上の仕事で、なんかの記事を読んで感想を書くという単純な作業をして報酬120円くらいもらった。その記事を書いた人はおそらく情報商材を売っている人で、商材屋はその感想を書いた人間に商材を売りつけるために、感想を書くという仕事でカモを探していたのだと思う。そこから商材屋のメルマガというか不定期に来るメールを楽しみにしている。 20時から【新企画】を始動させ…

  • タイミーを初めて利用して働いてみた

    タイミーで昨日きのこ工場で働いた。 菌床栽培に興味があったので、どういうものか知りたくて応募した。 始業5分前に着いてQRコードを読み込んで出勤時間を打刻する。 仕事内容は、菌床と呼ばれるきのこの菌が打ち込まれたおがくずとかの塊を棚にのせる。そして、菌床を小さなプールに置いていく。すごく単純な作業だった。菌床は1個3㌔くらいあるので、いい感じの筋トレになった。 3時間勤務で交通費込の3250円。菌床栽培がどんなものかなんとなく分かって勉強になった。 単純作業は苦痛なので、3時間で済んだのは良かった。途中単調さに飽きて精神的に厳しかった。親は何十年も工場勤務してきて親のすごさを思い知る。 作業内…

  • フレネミーという言葉を知る

    昨日、又吉児玉向井のあとは寝るだけの時間を聴いていたら、フレネミーについての相談が寄せられていて、初めてフレネミーという言葉を知った。 フレンド(友達)+エネミー(敵)でフレネミー。友達を装っているが、実は裏で自分の悪口を言っている人間のことをフレネミーというらしい。 フレネミーという言葉、初めて知ったが、あーこういう奴いるなぁと何人か自分の周りにもいたことを思い出した。 番組に寄せられた相談は、職場にフレネミーがいて、自分はどう対応したらよいかという内容だった。 それに対する又吉の回答が素晴らしかった。相手は人の悪口を言うかもしれないけど、自分は逆に褒めたらいいだろうという回答。悪口言われて…

  • 何もしてなくても怪しまれない方法

    朝起きて顔洗って歯磨いて、台所に行くと犬が椅子の上にいる。グラノーラ食べてコーヒー飲んで、片付けようとすると、犬は椅子を飛び降りてさぁ散歩だというようなニヤケ顔でこちらを見ている。犬を散歩に連れてくと、近所を散歩してるじいさんとか車とかが近くを通り過ぎていく。 こういうときふと思う。自分がもし犬を散歩させてなくて、ただそこら辺に佇んでいるだけだと、散歩するじいさんも犬を横目に見ていく運転手も、「こいつは何をしているのだろう」と思うだろうということを。 何か目的を持って行動している人間を見るとき、そこに疑問や疑念をはさまない。あぁこいつは犬を散歩させているのだなと思うだけだ。しかし、何もせず道端…

  • 単発バイト

    この前インディードで単発バイトを募集していたから応募してバイトした。 イベント会場の設営と撤去の仕事で、9時から17時で日給15000円。田舎のバイトでこの金額はけっこう大きい。 面接というか説明会に行き、仕事の内容を聞き、マイナンバーカードのコピーをとられ、振込先の通帳のコピーを提出し、契約書だったか誓約書にサインした。 仕事は想像以上に楽で、待機という名の休憩時間がとても長く、作業が順調だったからか早く終わった。これほどコスパのいいバイトは初めてだ。 今回のこの仕事は、自治体が主催するイベントで信用できるものだった。仕事内容ももちろんちゃんとしたもので、会社の人たちもまともな人ばかりだった…

  • 素晴らしい言葉

    スマートニュースで、この前芥川賞を受賞した朝比奈秋のインタビューが載っていた。 https://l.smartnews.com/m-7kd3H/zJ4Ru3 この方に起こった出来事からしてすでに摩訶不思議なんだが、発する言葉にもまた力があっていいなと思う。 子供の頃から、人間とは、生命とは、自分とは、一体なんなんだろう、といったどうにもしようがないことに疑問や興味を持つタイプだったので。生まれもった能力の範囲内で器用に効率よく生きている人たちよりも、秀でた能力がなくても、どうしようもない困難を抱えながらも一生懸命生きている人、苦しみに耐えている人に凄みを感じます 特に、後半の言葉がいいなーと思…

  • いい加減すぎる

    母親の話がいい加減で辟易する。 地元であった駅伝大会が5年ぶりらしいよ、コロナの影響で。いや、去年も一昨年もやってたし。 優勝した学校は7年ぶりとか言ってた。いや、初優勝だし。 この前、家の軒下にアシナガ蜂が大きな巣を作ってるのを発見してスプレーで退治してたら、「そんなことしないで、ミツバチだから」と言ってきた。いや、どう見てもアシナガ蜂だし、おまけにキイロスズメバチも集まってきてて危ない状況だった。 母は巣ができていることに前々から気づいていたらしいが、ミツバチの巣だと思ってそのままにしておいたと言う。 協会けんぽから案内が来ていて、マイナ保険証の案内だった。母は中身をあけもせずに、勝手に健…

  • やっぱり日本人だなぁ

    この前、不動産の取引で弁護士とズームでミーティングすることになって、予定時刻の一分前に入室したら相手はすでに準備していた。 今、車の調子が悪いので整備工場に預けて代車に乗っている。自分の車にはドライブレコーダーをつけていたが、代車には付いておらず運転するのがちょっと怖い。 この前ネットニュースかなにかで、グーグルだかアップルがインドに法人を作ったが撤退したというような記事があった。現地で雇ったインド人たちは、給料をもらうと金がなくなるまで出社しないらしい。めちゃくちゃである。 日本人は病的に真面目なんだと思う。良く言えば凝り性で、悪く言えば神経質。 飯がうまいのも、トイレにたくさんの機能がつい…

  • 久しぶりに山に登った

    920メートル 2時間で登る 以前はよく登っていた山だけど、仕事やらなんやらで忙しくなり登っていなかった。2年ぶりくらいに登った。 だいたい三合目くらいまでがきつくて、途中から平坦になったりちょっと下ったりするところがあって、そこから呼吸が落ち着く。リズムが出てきて、スタスタ進めるようになる。 七合目あたりから視界が開ける場所があり、そこで休憩。当たりまえっちゃあ当たりまえだけど、眼下の道路を行く車はゆっくり走っているように見える。 景色を見ていて、ツァラトゥストラはなぜ山にいたのか理解できた。すべてが見えるからだ。 天才と秀才の違いがよく言われる。ショーペンハウアーは、秀才は誰にも当てられな…

  • 動かないと始まらない

    ふぅ、やっと山を手に入れることができる。 山が欲しくて田舎に帰ってきて、しかしいい山が見つからずずっと探していた。田舎に山は、それこそ山ほどあるが、だからといって簡単に手に入れることはできない。道に接していない、山の中腹にあるとか条件が悪いところが多いし、条件がいいところは金がかかる。 今回、理想の山が見つかって譲ってもらえることなった。譲渡にあたって税金がかかってくるわけだが、売買か贈与で払うべき税金の種類が変わってくる。 今まで税金のことをちゃんと調べようとトライしてきたのだが、調べても全然頭に入らなかった。それが今回はすんなり頭に入ってきて一発で覚えられた。やっぱり自分事として覚える動機…

  • 社会と世間

    この前図書館で斎藤環の『中高年ひきこもり』を読んだ。 中高年ひきこもり (幻冬舎新書) 作者:斎藤 環 幻冬舎 Amazon この本の中で、ひきこもりが恐れているのは社会ではなく世間という記述があり、ひどく納得した。 自分はひきこもりではないが、ひきこもりと同じ気質がある。世間が恐い、嫌い、関わりたくない。 本で、ひきこもりのなかには海外旅行はできる人がいたり、東日本大震災のあと避難所で率先して水を受け取り行く人もいたとあった。海外は世間ではないし、避難所はいったん人間関係がリセットされて世間がなくなったかららしい。でも、しばらくして避難所のなかにも世間が形成されてくると仕切りの外にでなくなっ…

  • なぜネガティブな側面しか見ないのだろう

    https://news.yahoo.co.jp/articles/d1faca457407728c2e6b7110b3a47263a8fbc2b2 ヤフーニュースで小泉進次郎が失速かという記事があった。コメントで、識者は進次郎の受け答えが評価されていないとか、立憲民主党で野田が代表になって自民が刷新感だけでいいのかと思われている等の要因があると述べている。一般のコメントでも、石破や高市は長い議員生活で勉強してきて知識に裏付けされた説得力ある受け答えをするが、進次郎は付け焼き刃的だというコメントが多くの共感を集めていた。 小泉進次郎の肩を持つわけではないが、国民の多くが若い議員がリーダーになる…

  • 如是我聞と誤配と田舎

    『哲学の誤配』を読み終わった。 哲学の誤配 (ゲンロン叢書) 作者:東 浩紀 ゲンロン Amazon 韓国人の批評家による東浩紀へのインタビューが収録されている。東浩紀の作品を読んだのは初めて。この本には韓国の人文学や哲学の歴史が書かれていて興味深かった。 「誤配」というのは東浩紀の言葉で、ジャック・デリダの「脱構築」と意味は近い。彼の著書『存在論的、郵便的』の郵便から来ていて、文字通り間違って配送されることを意味している。ネットワークにおける偶然の出会い、予期しない出会い、作為されなかった出会い、つまり誤配によって構築されるつながり。目的地からはずれること。無駄。 無駄があるからこそ豊かにな…

  • 世界が変わるのか、自分が変わるのか

    本屋で見つけた一冊。 霊界: 五十年の記録 (河出文庫 な 51-1) 作者:長田 幹彦 河出書房新社 Amazon 作者の長田幹彦は1887年〜1964年の人で、幼少期からの心霊体験が本書で綴られている。 創作ではなく実話で、彼だけでなくその周りの人たちも霊を見ている。 この本を読んでいる最中に、内山節の『日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか』を思い出しこちらをあわせて再読した。 日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか (講談社現代新書) 作者:内山 節 講談社 Amazon こちらの本は、1965年以降日本人がキツネにだまされなくなった理由を考える一冊。内山によれば、お年寄りの話…

  • これじゃあ東京一極集中は終わらないわけだ

    今日仕事に出る前にシャワーを浴びていたら、外からおしゃべりが聞こえてきた。 たぶん近所の人のおしゃべりだったと思うが、大きな声で、こことここの子は同級生だとか、ここのは上が大阪、下が神戸の運送会社で働いてるとか話していた。 まぁそれぐらいならまだいいが、あそこの家の子はみんな家を出てない、まぁ実家なら家賃払わなくていいし、飯も親が作ってくれるし、飲みに行っても父親が迎えに来る、洗濯もしてくれて畳んでタンスの中にいれといてくれるらしいとか、他人の家の事情を大きな声で話していた。 当方、中国地方の田舎に住んでいる。本当に田舎はヤバいな思った次第。デリカシーのない人間ばかりだ。他人の家のことをよく大…

  • 『ひぐらしのなく頃に』感想 ネタバレなし

    ユーチューブで『ひぐらしのなく頃に』が期間限定無料公開されていたので、毎日少しずつ観た。 計20 時間くらいのアニメ。長かったが、観てよかったと思う。 名前だけは以前から知っていて、なんとなく怖いイメージがあって、でもそこまで興味はなかったから今まで観ていなかった。今回も無料公開していたから観ようかと思っただけで、なんとなく見始めた。 絵柄が美少女ゲームに出てくるような、顔の半分が目であまり受けつけなかった。そして、最初は男子一人と女子校や小学校の女の子数人が仲良く遊ぶだけのアニメで、なんだこれ?という感じだった。 ただ、徐々に不穏な感じが出てきて、綿流しというお祭りの日に各編の主人公が突然首…

  • 映画『うんこと死体の復権』を観てきた

    青春18切符を使って大阪まで行って、十三にある第七藝術劇場で『うんこと死体の復権』を観た。 映画チラシ ドキュメンタリー「うんこと死体の復権」+最新映画チラシ3点 ノーブランド品 Amazon 監督は、グレートジャーニーでおなじみの関野吉晴。最初、伊沢正名のいう糞土師のところに行く。この人は野糞の達人で、この何十年か自分の所有する山で野糞をし続けている。 この人のことはすでに知っていて本も読んだことある。驚いたのは、この人に弟子ができていたこと。しかも若い女性! 映画では、関野さん、伊沢さん、あと弟子の女性の野糞シーンも映っている。もちろんカメラは遠目に映すだけだが、人が野糞する光景を生まれて…

  • 雨の日は自由

    昼になったらザーッと雨が降ってきたので、竹やぶ整備を終えて図書館に避難する。 雨の日はいい。ずっと続くとうんざりしてくるが。雨の日、平日の午後、図書館で雨を眺めつつ、芥川賞を受賞した『サンショウウオの四十九日』を読んだ。 雨が降ると、少し自由になってワクワクしてくるんだよな。自分だけかもしれないが。 なんでだろうと考えた時、雨の日は動きが制限されるからではないかと思った。 キャンバスに何でもいいから描いてみてと言われると、逆に何を描いていいか分からず困惑する。でも、校庭の木を描いてと言われると、どれか木を選んで描くことができる。制限してもらったほうが、自由に描くことができる。 雨の日もこれと同…

  • わけの分からん親戚付き合い

    母親に、9月某日に認知症の祖母の面倒を見てほしいと言われた。 なんでも、父親の弟(母にとっては義弟)が還暦祝いで、わざわざこちらに来て祝賀会をするから同席しなければいけないらしい。 まず意味が分からないのは、なぜ義弟の祝賀会なのに、主役の義弟が遠くからはるばるやってくるのかということ。義弟は東海地方に住み、こちらは中国地方に住んでいる。主役が住んでいる土地でやるのが普通じゃないのか? あと、参加者も意味がわからない。筆者の弟の嫁の実家の人間(義弟からみれば、兄の息子の嫁の実家)が、毎年お中元やらなんやら贈ってくれるからということで、主催するらしい。はぁ? 筆者にとって叔父さんであるその義弟が、…

  • 新しい人間は疲れる

    昨日、仕事の関係で、大阪からインターンシップにきている大学生と一緒に壁の塗装をすることになった。 ハキハキとした誠実な子で、敬語もちゃんと使える好青年だった。 以前、空き家の片付けを一緒にした地元の大学生は、主体性がないというか受け身というか、やりづらいなぁという印象しかなかったから、あまり年下とか大学生とは関わりたくなかったのだが、今回の子は自分から話しかけてくる積極的な子だった。これならたぶん社会にでても、うまくやっていくだろうなと思わせる子。 いろいろとおしゃべりしながら作業していたのだが、非常に疲れた。普段は一人で黙々と仕事しているから、人と一緒に作業するといろいろと気を遣わないといけ…

  • いろんなタイプの町を実験的に作ってみてほしい

    クラウドファンディングで、女性だけのまちを作るというプロジェクトが募集されている。 https://camp-fire.jp/projects/745198/view 個人的には、このプロジェクトがぜひとも実現してほしいと思っている。女性しかいないまちというのが、どのように機能するか気になる。 よくよく考えてみれば、こういうタイプの特殊なまちは日本に普通にある。 たとえば、芦屋市、特に六麓荘町は金持ちだけで構成された町だし、長野の軽井沢は別荘がたくさんあって、つまりは二拠点生活をしている人の町である。軽井沢は行ったことないから分からないが、六麓荘町は本当に豪邸ばかりで道路に信号が一つもない。コ…

  • 何十年も前の本を読む価値

    ドストエフスキーとか夏目漱石とか、昔の文豪の本は読む価値がある。一方で、時代の流れに淘汰され、今ではあまり読まれていない、話題にならない本でも、読む価値があると思わせてくれる本はある。 新装版 ザ・詐欺師 (宝島SUGOI文庫 A へ 1-118) 宝島社 Amazon この本は文庫版で2009年に発売されているが、もとの本は1993年に発売されていて、だから内容は1980年代から90年代の初めくらいのものばかりである。内容はいろんな詐欺の話で、今から30年以上前の詐欺の手口について書かれている。 この本を読んでて思ったのは、今とあまり変わってないなーということ。時代が目まぐるしく変わり、それ…

  • 映画『聲の形』感想

    昨日の地上波放送で映画『聲の形』を観た。 映画 聲の形 入野自由 Amazon マンガは十年前くらいに読んでて、読んだときのあの衝撃は今でも覚えている。衝撃、いやちょっと違うか、なんだろうな、うーん、どう形容したらいいのか分からない。とにかく、いろんな感情や言葉がないまぜになった複雑な心境になって、鬱っぽくなった。マンガ喫茶でたまたま手にとって読んでみたら、物語に引きずり込まれて、その後全巻一気買いした。大学生で金もあまりないのに、これは今後何回も読む作品だと思い大人買いしたのだった。 映画は今回初めて観た。やっぱりマンガを読んだときと同様、揺さぶられた。 この作品の何がこんなに人を揺さぶるの…

  • 『ことば、身体、学び』感想

    本屋で大人買いしたなかの一冊 ことば、身体、学び 「できるようになる」とはどういうことか (扶桑社BOOKS新書) 作者:為末 大,今井 むつみ 扶桑社 Amazon 元陸上選手と言語学者の対談。良かった。 自分も陸上をやってたからもちろん為末さんのことは知っているし、テレビのコメンテーターもやってるから頭もまわる人なんだろうと思っていたが、想像以上に言葉の表現力が素晴らしくて、すげーと思った。トマピケティの『21世紀の資本』も読んでるとか、本のチョイスもレベルが高い。 為末さんは子どものときからたくさん本を読み、自分の身体の動きを言語化する習慣があったとのこと。普通はコーチをつけるが、為末さ…

  • 最近の雑感

    あーオリンピック終わっちゃったな~。 夜更かし観戦はしなかったが、なんだかんだザッピングしながら観てた。クライミングを初めて観たが、すごかった。いろいろ話題になっている森秋彩さんのやつ。手に汗握った。よくあんなん登れるなぁ~と。 東京もパリも、やっぱり選手たちは、人間性も素晴らしくて、でも残念なのは環境というか、運営側。東京は開会式の件や賄賂など、大人の汚いところが露見したが、パリはパリで、向こうの人間のアジア人の見下しや、露骨な審判のイカサマが酷くて、権力を持つ人間の醜さに辟易した。それでいて、平然と平和だの友好だの言ってるんだから、どういう神経してるんだろうと不思議に思う。 今回活躍した日…

  • Z世代化する社会は知の成熟した社会なのか

    新聞で紹介されていて気になったので読んだ。 Z世代化する社会―お客様になっていく若者たち 作者:舟津 昌平 東洋経済新報社 Amazon まず、著者は1989年生まれのゆとり世代で、「ついにゆとり世代がZ世代を批評する時代になったのか…」と不思議な感慨を覚えた。時代というのはいつだって、上の世代が下の世代を奇異に思いながら、自分らとは相容れないが故に、肯定よりも否定したくなるものらしい。 でも、ゆとり世代の著者が書くこの本は、ゆとり世代だからなのだろうか、完全にZ世代を否定するのではなく、寄り添おうとしつつも相容れない、分からないけどもなんとか理解しようみたいな感じが伝わってきた。あと、たぶん…

  • 村上隆『芸術起業論』感想

    ブックオフで見つけた本 芸術起業論 (幻冬舎文庫) 作者:村上隆 幻冬舎 Amazon まず何がすごいって、表紙がすごい! アイドルよりもドアップの顔を表紙にもってくるてのがもう、日本人ばなれしている。申し訳ないが、正直ブサイクである。しかし自分の顔をドアップで表紙にして人目をひいているという時点でもう彼の勝ちである。 それはさておき、内容もけっこう読み応えがあって面白かった。 現代アートはもう何が何なのか分からんという感じだったのだが、この本を読んで、分からないのは自分が作品の置かれている文脈や物語を知らないからだと理解した。 現代までの作品というのは、絵画にしろ彫刻にしろ何にしろ、見たらそ…

  • 「意味」があるとかないとか

    この前書いたブログ記事について言及されていた。 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2024/07/31/001903 上の記事は、 https://matsudama.hatenablog.com/entry/2024/07/21/163453を受けてのもので、この記事は以下の本を読んだ感想である。 美しき少年の理由なき自殺 作者:藤井 誠二,宮台 真司 KADOKAWA(メディアファクトリー) Amazon ところで、このテクストを読んで、再度「意味」とは何かということを考えてみたいと思った。「奇妙に真面目な人間は、無意味とはいえ意味を見いだせない…

  • 最近の出来事と考えたこと

    アパホテル広島新幹線口の試泊会に当選した。時期的に青春18切符も使えたので、広島に行くついでに電車旅をすることにした。 アパホテルには15時にチェックインしてなるべく長い時間滞在したいなと思って前日入りすることにした。僻地に住んでいるので、電車で行くとなると広島に到着するのが夜になるのである。 着いたらすぐに駅内のお好み焼き屋に行く。やっぱり、広島のお好み焼きは最高にうまい。大阪のはべつに普通だなと思うが、広島はうまい、すばらしい! 広島駅前の、広島のお宿という安いカプセルホテルに1日目は泊まった。安いが、クオリティが低いわけではない。広島駅前という最高の立地でありながら、平日は3000円をき…

  • 青春18切符でアパホテルの試泊会に行ってきた

    7月26日開業のアパホテル広島新幹線口の試泊会に行ってきた。試泊会といっても特別な催しがあるわけではなく、普通に宿泊してその感想をアンケートで答えるだけの簡単なものだった。 アパホテルのアプリから申し込んで当選した。同時期に京都や東京秋葉原も募集していて、そちらも応募したけど落ちた。当選発表は試泊会の1週間前と直近だったから、地元や近県に住んでいる人が優先されたのかもしれない。落ちても100円割引券がもらえるからどんどん応募すべし。 自分の泊まった部屋はシングルスタンダードタイプ。普段は自分の泊まる部屋しか見られないが、試泊会ということで、最上階でいろんなタイプの部屋を見学できた。 一番ゴージ…

  • 1990年代発刊の本を読む

    何かの本で紹介されていて気になったので読んだ。 美しき少年の理由なき自殺 作者:藤井 誠二,宮台 真司 KADOKAWA(メディアファクトリー) Amazon 社会学者である宮台真司の主張や思考に取り憑かれ自殺したS。自身の主張が彼を自殺へ導いたと悔やむ宮台とライターの藤井が、Sの死後、周辺の関係者に話を聞きながら、彼がなぜ自殺に至ったのか分析しようとした一冊。 1990年代の空気感を自分はよく知らないが、バブル崩壊とか阪神大震災、オウムや酒鬼薔薇の事件があったりして、人々の生き方や人生観が揺さぶられ続けた年代だったのだと思う。だからなのか、こういう類の本や『完全自殺マニュアル』のような、今だ…

  • ダルビッシュとビートたけしの観点から見た政治

    ダルビッシュは人のいいところを見つけて伸ばすタイプで、ビートたけしはむしろ否定するタイプ。ビートたけしは、出てきた芽は徹底的に摘む、それでも伸びてくるやつが本物と言っている。 教育的にどちらがいいか分からないけど、少なくとも否定するほうが本人は楽である。というのも、自分が相手より上であると見せるためには、自分が努力して相手より上に行くよりも、否定して相手を下げるほうが楽だから。 ダルビッシュが雑誌ナンバーで日本球界について苦言を呈している。OBは自分の持っている技術を誰にも教えたがらないと。せっかく素晴らしい技術を持っていても、それを他人に伝えず個人のもので終わらせてしまうと球界全体にとってマ…

  • wikipedia三大文学『死の貝』を読む

    素晴らしいノンフィクションだった。 死の貝―日本住血吸虫症との闘い―(新潮文庫) 作者:小林照幸 新潮社 Amazon これはとても面白いし、勉強になった。 世の中には数多の病気があふれていて、人間はいろんな病気になる。病気になったら、何が原因だったのかとか考えるし、安静にするとか、病院に行って薬をもらうとか、あるいは自分でいろいろ調べたりする。そういう行動がとれるのは、先人たちが自らを犠牲にする可能性があるなかで、必死に研究してくれたおかげである。 激しい下痢に襲われ、その後腹が風船のように膨らみ、最後は死に至る。子どものときにかかったら成長がとまり、二十歳をこえても見た目は子どものまま、頭…

  • 鶴見済『完全自殺マニュアル』と安楽死

    前々から読んでみたかった一冊を読んだ。 完全自殺マニュアル 作者:鶴見 済 太田出版 Amazon いろんな自殺の方法が事例とともに紹介されている。 この本は、タイトルからして自殺したい方向けの本のように思えるが、著者の本音はそうではない。 僕の知人に、それを飲んだら平気でビルから飛び降りちゃうほど頭のなかがメチャクチャになっちゃう“エンジェル・ダスト”っていう強烈なドラッグを、金属の小さなカプセルに入れてネックレスにして肌身離さず持ち歩いてる人がいる。「イザとなったらこれを飲んで死んじゃえばいいんだから」って言って、定職になんか就かないでブラブラ気楽に暮らしている。 この本がその金属のカプセ…

  • 日本の暗闇を表わした3冊を読む

    NHKスペシャル ルポ 車上生活 駐車場の片隅で 作者:NHKスペシャル取材班 宝島社 Amazon 車上生活を送る人たちのルポルタージュ。 道の駅に行けば、だいたい県外ナンバーのキャンピングカーとかバンを見る。そういう、車で旅をしている人たちではなく、車で生活を送る人たちに焦点を当てたルポ。 自分の知り合いにも一人、車上生活を送るのがいる。彼は住所はあるが、人目が気になるから車上で生活している。彼は付き合いにくい人間で、人と関わりたくないという雰囲気を発している。この本でも、人付き合いが苦手な人たちが車上生活を送っている。 車の中で母を亡くしそのまま放置していた、死体遺棄の罪で逮捕された娘の…

  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか 感想

    なぜ働いていると本が読めなくなるのか (集英社新書) 作者:三宅香帆 集英社 Amazon 今話題の新書。 確かに働いていると本が読めなくなってしまう。本が読めなくなるだけじゃなくて、自炊もしなくなる。平日は働くだけの一日になるし、休日はぐったり何もしない一日になる。 なぜ読めなくなるのか、それは労働時間があまりにも長いからというのが理由だが、本書ではそこをさらに深掘りし、以前からそうだったのかという疑問から労働史の話になる。そして、本は読めないけど、スマホはだらだらとやっている、この違いは何なのかという疑問にも迫る。 労働史の件を読んでいて意外だったのが、自己啓発本は昔から親しまれてきたとい…

  • 仕事についての雑感

    今日起きたら10時だったので、面倒くさくて仕事は休みにした。倉庫の内装は急いでないらしいし、竹やぶの間伐も雨が降っているから行きたくない。明日行くことにして今日はだらだらしている。 あーいつまでもこんな働き方ができたらいいなと思っている。自分のペースで、一人で黙々とできる仕事。自分の性に合っている。 世の中のほとんどの人が働きたくないと思っているが、自分が思うに、働きたくないわけではないと思う。自分に合う仕事であれば、定年とか関係なく死ぬまで働きたい人もけっこういるんじゃないかな。 この、自分に合うというのが難しい。就活で自己分析をさせられるが、20そこらでアルバイトしか経験のない若造が自分の…

  • どちらがいいのか…

    今日の新聞に、元京大総長でゴリラ研究者の山極さんのコラムが載っていた。 アフリカでフィールドワークしたときの話が載っていて、山極さんがフィールドワークする際に迷子にならないようガイドを雇ったという内容。日本でも山や森でフィールドワークしていたから迷子にならない自信はあったが、アフリカの森はそれが通用しないほど複雑だから雇ったという。 ガイドは自然の知識が豊富で、象などの大型の動物が通った後を進んだり、ここは毒を持つ生物がいるから避ける、あそこは人間に危害を加える動物がいるから迂回するなど、山極さんには見えないものを見ていた。そして、的確にガイドしてくれた。 翻って、山極さんがこの前沖縄に行った…

  • 最近観たアニメや読んだ本の感想

    ぼっち・ざ・ろっく! 1巻 (まんがタイムKRコミックス) 作者:はまじあき 芳文社 Amazon アマプラで一気見した。 ぼっちの女の子がギターを始めてバンドを組む話。面白かった。 ぼっちの主人公である後藤ひとりの、超ネガティブな妄想ギャグが笑える。 自分はぼっちではなかったけど、ぼっちってこういうしんどさがあるのかーと思いながら観た。バンドメンバーには気遣われているけど、現実ではこの気遣いさえしんどいだろうな。アニメだから、そこらへんはギャグに昇華されている。 ぼっちちゃんは登録者数三万人のユーチューバーでもあり、ギターの実力は折り紙付き。仲間からも一目置かれている。 オードリー若林のエッ…

  • 自分が今までに出会ったいい人すぎる人をあげる。

    ・レジに並んでたら、「少ないから先にお会計イイよ」と先に会計させてくれた人。 これ、今までに何回かあった。みんなおばちゃんだったはず。カゴ一杯に商品入ってるから時間かかりそうだなーと思っているときに譲ってくれるから嬉しくなる。何回もお辞儀しながら先に会計させてもらう。 逆に、神戸のスーパーで「うちのほうが先に並んでたよな」と言ってきたおばちゃんもいた。 ・地図持ってきてくれた新聞配達のおっちゃん 自転車で日本を旅してた時、道に迷って適当な公園で野宿して、朝起きてぼーっとしてたら新聞配達のおっちゃんが近づいてきたから、「ここはどこですか?」と聞いたら「羽咋市だよ」と答えてくれた。おっちゃんは配達…

  • 新しい概念に出会う感覚

    今日、ネットサーフィンしてたら「ソリタリー」という概念に出会った。一人でいても寂しくない人のことをソリタリーというらしい。自分やんと思って調べてみたら、ソリタリー診断というのがあって、やってみたら全部当てはまったので、自分は完全ソリタリー人間だということが分かった。 https://one-sheep.org/solitary-features/ 新しい概念に出会って、それが完全に自分を表現している。ソリタリーが明石家さんまの番組で紹介されたとき、多くの人が「救われた」と思ったようだ。自分は、自身がソリタリーと分かったとき、へぇ〜と思っただけだった。 自身が何らかのマイノリティに属するとき、周…

  • オードリー若林の『完全版社会人大学人見知り学部卒業見込』を読んだ感想

    ブックオフをうろついていたときに何気なく手に取った一冊。110円。 完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込 (角川文庫) 作者:若林 正恭 KADOKAWA Amazon 感想。素晴らしい!本当に、素晴らしい! えー!まじで、オードリー若林の文才がこんなにすごいとは知らなかった。自身の人見知りを、こんなに鮮やかに表現できる人、他にいるのだろうかと思うくらいの凄さ。 そういえば、何年も前に、知り合いと本屋で待ち合わせしてたときに単行本のほうを立ち読みしてて、その時も面白いと思ったのだった。でもそのときは購入せず、こうしてブックオフでふと手に取るまで、若林の文才のことなど忘れていた。 若林はお笑…

  • 映画を観るためにホテルに泊まる

    時々、映画を観るためにホテルに泊まる。 自分はだいたいアパホテルに泊まる。テレビが大きいし、vodが無料だからだ。 vodに観たい映画がないときは、ユーネクストとかアマゾンプライムの映画をキャストしてテレビで観る。 チェックインする前にお菓子とかツマミを買い込んで、部屋を暗くして、ベッドの上でだらだらしながら観るのがいい。 昨日はアパホテルに泊まって、アマプラの鬼太郎と市子を観た。 鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 関俊彦 Amazon 市子 杉咲花 Amazon アパホテルに泊まったときはなぜかアクション系を観たくなる。ジョン・ウィックを観たのだが、途中でこれ観たことあるなと気づきやめた。 鬼太郎は、…

  • サルじゃなくなってきている

    カスハラをするのは、60代の男性、続いて50代男性、70代男性でこれが全体の7割を占めている。 https://l.smartnews.com/E6gpP このデータをみて思うのは、われわれがサルじゃなくなってきているということ。 理性で感情を制御できない人間をサルと定義すると、今の高齢者はまさしくサルである。もちろん高齢者全員がサルではなく、高齢者のなかにサルが多く、その結果が上のデータとなって表れている。そして、裏を返せば、今の若者にサルは少ないという事実も示している。 「老害」という言葉が一般化したが、老害という言葉は昔存在しなかった。おそらくそれは、昔は社会が老害で満たされていたからで…

  • 読んだ本の感想

    電通マンぼろぼろ日記 作者:福永 耕太郎 三五館シンシャ Amazon 電通といえば誰もが知る悪名高い広告の企業で、でも大企業だから就活生に人気がある企業でもある。 このシリーズは、社会の底辺で働くうだつの上がらない労働者(でも本にできるほどの観察眼や記憶力を持つ才能ある人)の語りが主だったのに、今回は電通マンが主人公だから気になって読んでみた。 主人公の福永さんは相当優秀な人間らしい。電通は基本コネ入社らしいが、この方は違う。でもおそらく、この人は学生時代にアルバイトで世話になっていた業界人に推されて電通に入社できたんだと思う。しかしそれは他の就活生と違って親の七光りによるものではなく、自分…

  • セゾン自動車保険のロードサービスを初めて利用した

    今週のお題「最近、初めて〇〇しました」 まさに今日の話。 初めて自動車保険のロードサービスを利用した。 仕事で竹やぶを整備することになり、そこに至る道を軽トラで走っていたら脱輪した。幅が1.5メートルくらいしかないところがあり、行きは大丈夫だったが、帰りにバック走行してたら左が脱輪してにっちもさっちもいかなくなった。 任意保険でセゾン自動車保険に入っているので、それで頼めなかったかなと思い出しスマホで調べる。 電話は問題なくつながり状況や現場の位置を伝える。JAFに入っているかと聞かれて入ってないと答える。40〜50分くらいかかります、また連絡しますのでお待ちくださいと言われ電話が切れる。 竹…

  • 読んだマンガと本の感想

    路傍のフジイ(1) (ビッグコミックス) 作者:鍋倉夫 小学館 Amazon いいタイトルだ。たぶん『路傍の石』からとっているのだと思うけど。ネットニュースでこの作品を知った。どこかで新しいヒーローの誕生と書かれていたような覚えがあって、ん?ヒーロー?って思ったのだが、たしかにまぁヒーローといえばヒーローなのかもしれない。 SNSの普及などでみんな承認欲求を満たすことに追い立てられ、でもキラキラした自分を演出することに疲れている人間か多い中、フジイのような存在はたしかに新しいヒーローというか、いやでも、いつの時代においても、結局フジイのような人間が実は一番充実した理想であると思う。 自分もフジ…

  • ダルビッシュと大企業とゲーム理論

    ダルビッシュが日米通算200勝を達成した。すごいことだと思う。インタビューでは日本の皆さんに育ててもらったと感謝していた。謙虚だなと思う。 ダルビッシュを特集したNumberでも、随所に謙虚さや視野の広さがうかがえる発言があって、選手としてだけでなく、人間としても一流だと思わされる。 Number(ナンバー)1014号「ダルビッシュ進化論。」 (Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィック ナンバー)) 文藝春秋 Amazon この雑誌のインタビューで、自分の持っている知識を敵味方関係なく伝えたほうが、球界全体でレベルアップできると話していた。彼は、OBは敵のチームには自…

  • 読んだ本の感想

    コールセンターもしもし日記 作者:吉川 徹 フォレスト出版 Amazon このシリーズは面白い。 今回はコールセンターで働く吉川さんの話。ドコモに派遣されたときの話が多い。案の定、頭のおかしいクレーマーがたくさん登場する。自分がケータイ料金を払わないから止められているのに、コールセンターに電話して料金を払わないのに再開させるというのは、本当にクズである。夫が自衛隊なのに電話が止まって何かあったときつながらなかったらどうしてくれるのよって、知らんがな。ならちゃんと料金払えという話である。 でも、こういう頭のおかしいクレーマーの要求をつっぱねず受け入れることで、クレーマーはさらにつけあがるわけで、…

  • ブックオフで初めて購入した本の感想

    これまでブックオフはマンガを立ち読みするかいらない本を売る場所で、買う場所ではなかった。だけど、たまたま本棚をぶらぶらと見てみると、面白そうなのが目に入ってきたので、それを全部購入した。 西成で生きる~この街に生きる14人の素顔 作者:花田 庚彦 彩図社 Amazon 定価792円 ブックオフ550円 西成はいろんな訳ありの人が集まってくる街で、この本は西成を支える人から訳ありの人までいろんな人にインタビューしたものが載っている。 西成は今、介護や福祉の街になっている。かつて日本経済を支えた日雇い労働者が高齢となって生活保護となり、介護や福祉が必要となっているからだ。 介護や福祉の会社を経営す…

  • 20回以上は観た『わたしを離さないで』

    今週のお題「名作」 なんとなく観た作品だったが、とてもすばらしい作品で、たぶん20回は観ている。 わたしを離さないで (字幕版) Andrew Garfield Amazon 主演のキャリー・マリガン、アンドリュー・ガーフィールド、キーラ・ナイトレイの演技も、映画全体に漂うあの雰囲気もとても良かった。 原作者がカズオ・イシグロというノーベル文学賞受者で、それもあって監督は日本のわびさびを取り込んだとどこかで語っていた。 彼らが演じるのはクローン人間で、将来自らの臓器を提供することによる死が予め決まっている。3回、ないしは4回目の臓器提供で、彼らの生は終わる。生の目的が生まれた瞬間から決まってい…

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