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2019/01/30

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  • CLベスト8敗退も、未来への希望が生まれた一戦『アーセナルvsバイエルン』~CLベスト8 2nd leg編~

    残念ではあったけど、正直悔いは無い・・・とも思う。 ついにCLの舞台に戻り、14シーズンぶりのベスト8。ここまで良い夢見させてもらいましたし、ここまでこれたことも感慨深いわけですよ。 でも、やはりCL。この辺まで来るとちょっと調子が良いとか、勢いでいけるとか、そんなことが通らない、痺れる試合が続くわけです。 他のベスト8の試合もハイライトで全部見ていたんですが、どれもが劇的で、熱量に満ちた凄まじい攻防でした。 正直なところ、この2ndレグに関して言えば、アーセナルのこの試合が一番の塩試合だったことは否めず、それこそが、CLの舞台なんだなと。 別に試合全体を通して悪かったわけでは無いですし、全然…

  • 言語を超えた表現:ベルギー映画『Here』が描く、感覚の旅

    本日紹介する映画はベルギーの監督作品。 「言語を超えた表現:ベルギー映画『Here』が描く、感覚の旅」 www.youtube.com 世界的に注目を集めるベルギーの新鋭バス・ドゥボスが監督・脚本を手がけ、植物学者の女性と移民労働者の男性が織りなす些細で優しい日常の断片をつづったドラマ。 ベルギーの首都ブリュッセルに住む建設労働者の男性シュテファンは、アパートを引き払って故郷ルーマニアに帰国するか悩んでいる。シュテファンは姉や友人たちへの別れの贈り物として、冷蔵庫の残り物で作ったスープを配ってまわる。ある日、森を散歩していた彼は、以前レストランで出会った中国系ベルギー人の女性シュシュと再会し、…

  • チャンスを生かしきれなかったアーセナルと運に見放されたビラ!だがその結末は『アーセナルvsアストン・ビラ』

    「チャンスを生かしきれなかったアーセナルと運に見放されたビラ!だがその結末は『アーセナルvsアストン・ビラ』」 2分、 ウーデのボールの出し入れ相変わらず上手っ 8分、 サリバのプレスの速さヤバい 10分、 サーモンのスルー、タイミング、強さ完璧過ぎん 12分、 やっぱ今日のサーモン力加減わかってるな 16分、 ライスのライン取り素晴らしい 19分、 ウーデも見えてるな 24分、 ウーデのあの煽るの昂るんだよな。マジアツい男 41分、 あのライスの一歩の広さが頼りになるわ 43分、 これはオフサイだったけど今日のチェンコの縦パスいいわ 53分、 ハヴァさんの戻りも効いてるよ 63分、 ラヤのフ…

  • 『灼熱の魂』:衝撃展開が止まらない、二度と観られない衝撃のラスト

    これまた衝撃的。 「『灼熱の魂』:衝撃展開が止まらない、二度と観られない衝撃のラスト」 www.youtube.com レバノン出身のカナダ人劇作家ワジディ・ムアワッドの戯曲をドゥニ・ビルヌーブ監督が映画化し、第83回米アカデミー外国語映画賞にノミネートされたヒューマンミステリー。 心を閉ざして生きてきた中東系カナダ人女性ナワルは、ある日、実の子で双子のジャンヌとシモンに謎めいた遺言と2通の手紙を残してこの世を去る。手紙はジャンヌとシモンが知らされていなかった兄と父に宛てたもので、まだ見ぬ家族を探すためナワルの母国を訪れたジャンヌとシモンは、母の痛切な過去と向き合うことになる。 後にハリウッド…

  • 布でなく画用紙ならいける!質感を生かしたカレンダー作成2024編

    「布でなく画用紙へ!質感を生かしたカレンダー作成2024編」 なんとなく何か作ってみたくなるタイミングがあるんですが、今回はカレンダーを作ってみました。もう1/4くらい今年は終わっておりますが。 カレンダーを布にプリントしていたのが気になっており、自分もそれがやりたかったんですが、布地にプリント出来る機材が無く、画用紙的なものに印刷し、質感を出してみることに。 やっぱり布と違ってそこまでの質感が出ないし、画用紙のカラーとプリントのカラーが混ざってしまうため、中々予想通りにいかず。 それならばと頭の中にあるイメージとカラーの調合を感覚的にさじ加減してみました。 ちなみにキャラクターを中央に配置し…

  • ケルトの神秘を纏う!彫刻的な美しさと存在感『CELTIC ARTS リルバーリング9号』

    久々にアクセを購入しました。 以前から小指のリングを探していたんですが、ようやくというか。 小ぶりなもので、でも主張はあって、一見シンプルに見えるものが良かったんです。 基本人差し指に付けているのが星形と形状に主張があるものなので、それとバランスを考えた時になるべく形状は普通なものを探しておりました。 そこで購入に至ったのがこちら。 「CELTIC ARTS リルバーリング9号」 元々A&Gは知っていたんですが、こちらのブランドは全然知らなかったんですよ。 実際A&G自体もそこまで好きなブランドというわけではなく、たまたま目に付いたこちらに引かれたんですよ。 装飾のディティールと美しさ、タトゥ…

  • CLベスト8でバイエルン相手に意地のドロー『アーセナルvsバイエルン』~CLベスト8 1st leg編~

    やはりベスト8ともなると気迫が違う。 「CLベスト8でバイエルン相手に意地のドロー『アーセナルvsバイエルン』~CLベスト8 1st leg編~」 12分、ホワイトよく見えてるし落ち着いてる 15分、ハヴァさんのポジショニング最高やな、ホワイト決めて欲しかった 49分、ライスの強さ 52分、サリバの判断力と上手さ 53分、ウーデマジサボらない、ノーファールで奪っちゃうし 58分、サカの反転上手っ 61分、サリバのプレス良いね 75分、ボックス内であれ出来るジェズス、そしてとんでもない決定力のサーモン 83分、この時間のあの追い方、ウーデ鬼 両者の雰囲気もですがスタジアムの雰囲気もアツ過ぎる。 …

  • 【IMAX推奨】『DUNE/デューン 砂の惑星 PART2』:圧倒的な映像美を堪能せよ!

    「【IMAX推奨】『DUNE/デューン 砂の惑星 PART2』:圧倒的な映像美を堪能せよ!」 www.youtube.com 「メッセージ」「ブレードランナー2049」のドゥニ・ビルヌーブ監督がフランク・ハーバートのSF小説を映画化し、第94回アカデミー賞で6部門に輝いたSFアドベンチャー大作「DUNE デューン 砂の惑星」の続編。 その惑星を制する者が全宇宙を制すると言われる砂の惑星デューンで繰り広げられたアトレイデス家とハルコンネン家の戦い。ハルコンネン家の陰謀により一族を滅ぼされたアトレイデス家の後継者ポールは、ついに反撃の狼煙を上げる。砂漠の民フレメンのチャニと心を通わせながら、救世主…

  • 映像・音楽・脚本が織りなす全天候型クライムライドムービー『ボーダーライン』

    DUNE祭りが未だ継続中なんですが、それに伴いドゥニ作品で観てなかったものも観返していこうかと思いまして。 そんなわけで今回は 「映像・音楽・脚本が織りなす全天候型クライムライドムービー『ボーダーライン』」 www.youtube.com 「プリズナーズ」「灼熱の魂」のドゥニ・ビルヌーブ監督が、「イントゥ・ザ・ウッズ」「オール・ユー・ニード・イズ・キル」のエミリー・ブラントを主演に迎え、アメリカとメキシコの国境地帯で繰り広げられる麻薬戦争の現実を、リアルに描いたクライムアクション。 巨大化するメキシコの麻薬カルテルを殲滅するため、米国防総省の特別部隊にリクルートされたエリートFBI捜査官ケイト…

  • 進化が止まらないハヴァーツ、驚異の成長を証明中!『アーセナルvsブライトン』

    「進化が止まらないハヴァーツ、驚異の成長を証明中!『アーセナルvsブライトン』」 17分、ジェズスのあの狭い所でのバックスピンかけたパス出せるとこよ 22分、ライス3人来ても失わないからな 30分、ラヤあそこ狙うとは 30分、ジェズスのビタ止めのトラップ力 48分、自陣ボックス内であのプレーできるサリバ上手すぎだわ 47分、ハヴァさんあんなクロスも上げれるんか 52分、ジョルジあそこ潰せるのは良い 79分、ウーデのターンからのあのプレーの精度凄っ 85分、こういうの決めれるのがとろサーモンなのよ これまた素晴らしい試合でしたよ。 前節でターンオーバーしたとはいえ、それでもこの連戦で強度が落ちな…

  • 前半の圧倒力と後半の変化の真相はいかに『アーセナルvsルートン・タウン』

    「前半の圧倒力と後半の変化の真相はいかに『アーセナルvsルートン・タウン』」 7分、やっぱホワイトわかってるな、上がるタイミング 9分、マガリャンも対応力上がってるな 12分、ウーデの守備からの展開なんや、凄っ 15分、トーマス縦の意識いいね 19分、とろサーモンの切り返し鋭いわ 23分、いいよ、スミロウの潰し、からの見事なゴールへ 26分、今日はいつも以上にアグレッシブだなスミロウ 40分、マガリャンも確実に落ち着き増してるな 43分、スミロウとネルソンの連携力高いな、パス出すタイミングもバッチリや 47分、トーマスのこういう強引なプレー嫌いじゃない 56分、ハヴァさんも今日は一味違うな シ…

  • 頭脳戦の極み!『アーセナルvsマンチェスター・シティ』

    シティと戦うと毎回頭脳戦になり、ヒリヒリするけどアガりはしない展開が続きますね。 「頭脳戦の極み!『アーセナルvsマンチェスター・シティ』」 11分、ライスのカバー良し 30分、ホワイト上がるタイミングも良いしクロスもよく見えて精度高し 44分、ほぼライス一人での無双守備、さすがです 50分、ウーデのスルーまでは完璧。ハヴァさん惜しい 93分、やはりトミーは対人強し 94分、こういう所で取られないライスの強さ大事 それにしても今回はかなりベタ引きで挑みましたよね。 実際にこの通り、完全に圧倒された形となりました。 でも、試合展開自体は意外に拮抗したもので、むしろアーセナルはよくあの固い守備を維…

  • リンチの真の意図を探りたくもなる!リンチ版『デューン 砂の惑星』

    「リンチの真の意図を探りたくもなる!リンチ版『デューン 砂の惑星』」 www.youtube.com 映像化不可能と言われたフランク・ハーバートによる大河SF小説を、「エレファント・マン」で成功をおさめたデビッド・リンチの監督・脚本で映画化。「デューン」と呼ばれる、砂に覆われた惑星アラキスを舞台に繰り広げられる勢力争いを、壮大なスケールで描く。 時は1万191年。宇宙を支配する皇帝シャッダム4世は、自身の地位を脅かす救世主の出現を恐れていた。宇宙移動に欠かせない貴重な資源である「メランジ」と呼ばれるスパイスが採取できる、砂の惑星アラキスには、皇帝のいとこであるアトレイデス公爵の一家が暮らしてい…

  • 『青春の光と影』―『ストロボライト』が浮かび上がらせる、時間の美しさに魅了される

    「『青春の光と影』―『ストロボライト』が浮かび上がらせる、時間の美しさに魅了される」 ストロボライト 作者:青山 景 太田出版 Amazon 君が好きになったのは、――本当に<私>? 気鋭・青山景、待望の最新作 だから書かなくてはならない。 知るために。 夜行列車で'過去'を書き続ける小説家・浜崎正。大学時代に出会った<町田ミカ>は、映画のヒロイン・桐島すみれにそっくりで……。現実なのか、夢なのか。『CONTINUE』での連載を経て、遂に待望の単行本化。交錯する過去と現在・夜行列車が向かうのは、どんな未来か。 とにかく表紙のインパクト大な描写に惹かれたわけですが、もうお亡くなりになられていたん…

  • 『女王陛下のお気に入り』:豪華絢爛な宮廷の舞台裏!魅力的な女性たちの激動のドラマ!

    「『女王陛下のお気に入り』:豪華絢爛な宮廷の舞台裏!魅力的な女性たちの激動のドラマ!」 www.youtube.com 「ロブスター」「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」で注目を集めるギリシャの鬼才ヨルゴス・ランティモス監督が、18世紀イングランドの王室を舞台に、女王と彼女に仕える2人の女性の入り乱れる愛憎を描いた人間ドラマ。 2018年・第75回ベネチア国際映画祭コンペティション部門で審査員グランプリを受賞し、女王アンを演じたオリビア・コールマンも女優賞を受賞。第91回アカデミー賞でも作品賞を含む9部門10ノミネートを受け、コールマンが主演女優賞を受賞している。 18世…

  • 『アーセナルvsFCポルト』CLベスト16 2nd leg:ラヤの超絶セーブがもたらした奇跡

    「『アーセナルvsFCポルト』CLベスト16 2nd leg:ラヤの超絶セーブがもたらした奇跡」 19分、セットプレーのやり取りおもろ 40分、ウーデの外してのワンプレーとそれをものにするサーモンのプレーよ 51分、サリバの処理の上手さ 56分、ライスのクロスええな 64分、ウーデの落ち着いたプレスバックさすが 73分、今日イチのセットプレーだったが 73分、マガリャン無双開催中 82分、ジェズス後ちょっとの際どさ 壮絶な試合になりましたね。 リーグ戦の感じを見ていると負けないかなと思ったんですが、ここまで苦しめられるとは。 ポルト強かった。 ホームゲームでボルテージも最高潮、あのLibrar…

  • カルト映画制作秘話に迫るドキュメンタリー?と思ってしまうほどの完成度『ディザスター・アーティスト』

    史上最大の駄作としてカルト的人気を集めた映画制作自体を映画にしてしまうという発想がまず興味深い。 「カルト映画制作秘話に迫るドキュメンタリー?と思ってしまうほどの完成度『ディザスター・アーティスト』」 www.youtube.com そんな感じで観始めたんですが、きっかけは好きな漫画家、魚豊さんのこの記事から。 brutus.jp どんな映画なのかと思って観始めたんですが、これがまた面白いんですよ。たっだのドキュメンタリー作品に終始していない存在感。 まず映画内映画としての「ザ・ルーム」という作品が気になり過ぎる。史上最大のカルト作品ってどういう作品なのかと。 ジェームズフランコ監督作品という…

  • 【影のMVP】アーセナルの勝利を支えたホワイトの冷静沈着なプレー『アーセナルvsブレントフォード』

    これは喜び狂いました。 「【影のMVP】アーセナルの勝利を支えたホワイトの冷静沈着なプレー『アーセナルvsブレントフォード』」 一時はどうなるかと思いましたが、今季のアーセナルはひと味もふた味も違う。そんな印象を植え付けた試合結果となりました。 試合終了後のアルテタの喜びようを見てもそうですけど、自分自身も狂喜乱舞で、メチャクチャ嬉しかった。 15分、ラムちゃん切り替え最高。フィードバッチリ 17分、サリバの読みとタックルの的確さ 29分、サリバの体当てるの上手っ 32分、ジョルジああいうパスの選択さすが 55分、こういうボールの処理はラムちゃん良いんだけどな 59分、サカからウーデのこの感じ…

  • 【松田龍平×沖田修一】日常の観察から見えてくる機微に気付かせてくれる『0.5の男』

    「【松田龍平×沖田修一】日常の観察から見えてくる機微に気付かせてくれる『0.5の男』」 www.youtube.com 主演・松田龍平、監督・沖田修一によるオリジナル脚本ドラマ!新時代の家族の姿を温かな目線で描くホームドラマがWOWOWに登場する。 自由気ままな生活を送る実家暮らしの40歳のひきこもり男が、家の建て替えをきっかけに妹家族との「2.5世帯住宅」に住むことに。2世帯にプラスされた“0.5の男”は、家族のゴタゴタに巻き込まれ、外の世界に放り出され、少しずつ新しい自分になっていく。 主人公・立花雅治役を演じる松田龍平は、“身近にこんな人がいるかもしれない”と思わせるほど演技が冴えわたる…

  • 圧巻!アーセナル前半5得点で圧勝!キャプテンウーデ神懸かりのゲームメイク『アーセナルvsシェフィールドU』

    ちょっと凄かったですね。 「圧巻!アーセナル前半5得点で圧勝!キャプテンウーデ神懸かりのゲームメイク『アーセナルvsシェフィールドU』」 1分、ジョルジとサカのワンツー見事 10分、ウーデも相変わらず見えてる 14分、ハヴァさん粘りと体幹良いな、調子上がってるわ 18分、ガブの競り合いの速さと高さもだけど、呼応するようなサリバのポジショニン グと対人もヤバい 35分、やっぱジョルジの縦パス最高 38分、サカのトラップ気持ちいいタッチだな 48分、十八番の抜き方、マルティ早っ 52分、あのスピードでのドリブルからあのパス出せるのは足首の柔らかさだなヴィエイラ、お帰り 53分、最近増えてるマルティ…

  • 心の準備はできていますか?笑いと恐怖が交錯するホラーコメディ『ボーはおそれている』

    「心の準備はできていますか?笑いと恐怖が交錯するホラーコメディ『ボーはおそれている』」 www.youtube.com 「ミッドサマー」「ヘレディタリー 継承」の鬼才アリ・アスター監督と「ジョーカー」「ナポレオン」の名優ホアキン・フェニックスがタッグを組み、怪死した母のもとへ帰省しようとした男が奇想天外な旅に巻き込まれていく姿を描いたスリラー。 日常のささいなことでも不安になってしまう怖がりの男ボーは、つい先ほどまで電話で会話していた母が突然、怪死したことを知る。母のもとへ駆けつけようとアパートの玄関を出ると、そこはもう“いつもの日常”ではなかった。その後も奇妙で予想外な出来事が次々と起こり、…

  • 【SF漫画】幸せの価値観を問いかけるSF作品『ロボサピエンス前史』

    この作品以前どこかで紹介されていて気になっていた漫画の一つだったんですよね。 「【SF漫画】幸せの価値観を問いかけるSF作品『ロボサピエンス前史』」 未来。ヒトと同じようにロボットが闊歩する世界で、ヒトは、ロボットは、どう生きるのか。 手塚治虫文化賞新生賞受賞作家が描く、科学と心で紡がれた、ロマンティック・フューチャー。 Aiの進化であったり、ロボットの進化というのは急速に進んでるなと思うわけですが、未来にどういうことが待ち受けているか、考えたことが無かった気がします。 微かな想像というか、なんとなくの部分は見えていたような気もするんですが、とにかくその程度の感覚というのが正直なところなわけで…

  • Black is Better!スタイリッシュなハイテクシューズ『サロモンSUPERCROSS 4 GORE-TEX』

    「Black is Better!スタイリッシュなハイテクシューズ『サロモンSUPERCROSS 4 GORE-TEX』」 新たなグリップ力を生み出すトレイルシューズ SUPERCROSS 4 GORE-TEX は、妥協のないパフォーマンスで、これまでのトレイルシューズの定義を覆すパワフルな一足。 泥がつまらないようラグをより大きくして溝を追加することで、グリップ力を最大限に高めています。タイヤのようなアウトソールに防水性の高い丈夫なアッパーと SensiFit™ 構造を採用し、優れたフットホールドとフィット感、抜群の快適性を実現しました。 ここ最近、黒いハイテク系のシューズをずっとさがしてい…

  • 温泉級リラックス!琥珀の湯入浴剤の質感と香りが魅力的~温素 琥珀の湯編~

    去年からなんですけど、この入浴剤は使った中でもかなりベスト級だなと思いまして。 「温泉級リラックス!琥珀の湯入浴剤の質感と香りが魅力的~温素 琥珀の湯編~」 当然、上を見ればキリが無いんですが、こういうのって日々使えてコスパ良い方が良いじゃないですか。 ということを踏まえてのベスト級。 まずね、入れた瞬間からとろみが凄いんですよ。 匂いが良い入浴剤っていうのは多いと思うんですが、この入浴剤はそれ以上にとろみと質感が良いんですよ。 「あぁ、温泉入ってるな」的な。もちろん匂いも良いですよ。くつろげる匂い。色味も良いんですよね。 ただそれだけじゃなくて、出てからの保湿力も良い。 トロっとしているから…

  • 車好き必見! エンジン音でアドレナリンMAX『ワイルド・スピード』

    「車好き必見! エンジン音でアドレナリンMAX『ワイルド・スピード』」 スピードの限界に命を賭ける若者たちを描いたカー・アクション。 監督は「ザ・スカルズ/髑髏〈ドクロ〉の誓い」のロブ・コーエン。音楽は「ドリヴン」のBT。出演は「ザ・スカルズ/髑髏〈ドクロ〉の誓い」のポール・ウォーカー、「ピッチブラック」のヴィン・ディーゼル、「ガールファイト」のミシェル・ロドリゲス、「姉のいた夏、いない夏」のジョーダナ・ブリュースター、「ヒマラヤ杉に降る雪」のリック・ユーン、「遠い空の向こうに」のチャド・リンドバーグ、「追撃者」のジョニー・ストロングほか。 なんとなく受け付けないというかそういうシリーズものっ…

  • 圧倒的なモメンタム!ジョルジの活躍で前半を支配『アーセナルvsニューカッスル』

    この展開は予想しませんでした。 「アーセナルvsニューカッスル」 5分、ハヴァさんCFだとボックス内で収まるな 15分、ジョルジの縦パス効いてるな 23分、ジョルジ→マルティ→ハヴァさんの完璧な崩し 23分、ハヴァさん中央で待てるようになってきたな 30分、ウーデのヒールの完璧さ 36分、ライスの潰し効果的過ぎる 37分、サカは剛力も付いてきたな 47分、ラヤよく粘った 64分、サカの切り返しエグいな あのポルト戦は一体何だったのか。 誰もがそう思ったはずです。逆に言えばそれがCLなわけで、だからこそ皆が頂点を目指すんでしょうけど。 そんなニューカッスル戦ですが、前半立ち上がりから俄然アーセナ…

  • ここからがCLの魔窟、鉄壁ポルトの牙城崩せず『アーセナルvsポルト』~CLベスト16編~

    「ここからがCLの魔窟、鉄壁ポルトの牙城崩せず『アーセナルvsポルト』~CLベスト16編~」 31分、マガリャン良い読み 50分、ライスのカバーの速さよ 55分、おもろいコーナー。サーモンならせめて枠内に 65分、サリバ粘り強く耐えたな。さすがや 74分、ウーデ守備上手い、判断も良し CLはベスト16からが勝負。 覚えてはいたものの忘れていた感覚でもあった。 そんな敗北からのスタートですが、まさかあんな終盤にこんなことになろうとは。 負けはしたものの、これだからサッカーは面白い。勝てればなお面白いのですが。 敗因ですけど、まずチームとしてみた時に圧倒的に”ちょっと”が足りなかった。 どういうこ…

  • 押井守監督が贈る不気味な青春群像劇!『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』

    「押井守監督が贈る不気味な青春群像劇!『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』」 この作品、以前から観よう観ようと思っていたものの、結局観れておらず。まあ、そんな作品は山ほどあるわけですが、ついにアマプラにきたということで鑑賞しました。 www.youtube.com 高橋留美子の同名コミックを原作とする人気テレビアニメ「うる星やつら」の劇場版第2作。 テレビ版のチーフディレクターである押井守が前作に続いて監督を務め、本作では脚本も担当。 謎のタイムループに囚われた諸星あたるやラムたちの運命を描き、押井監督の初期の代表作となった。学園祭を翌日に控え、準備に大忙しの友引高校。あたるたちも学…

  • 記憶を追憶する物語!ビクトル・エリセ監督の『瞳をとじて』

    「記憶を追憶する物語!ビクトル・エリセ監督の『瞳をとじて』」 www.youtube.com 「ミツバチのささやき」などで知られるスペインの巨匠ビクトル・エリセが31年ぶりに長編映画のメガホンをとり、元映画監督と失踪した人気俳優の記憶をめぐって繰り広げられる物語を描いたヒューマンミステリー。 映画監督ミゲルがメガホンをとる映画「別れのまなざし」の撮影中に、主演俳優フリオ・アレナスが突然の失踪を遂げた。それから22年が過ぎたある日、ミゲルのもとに、かつての人気俳優失踪事件の謎を追うテレビ番組から出演依頼が舞い込む。取材への協力を決めたミゲルは、親友でもあったフリオと過ごした青春時代や自らの半生を…

  • ゴールへの意識が高まる!攻撃の厚みと決定力がチームを強化『アーセナルvsバーンリー』

    またしても大勝。 「ゴールへの意識が高まる!攻撃の厚みと決定力がチームを強化『アーセナルvsバーンリー』」 前半 3分、ライスの持ち上がりがあればこそのゴール9分、マガリャンの負けない強さ21分、ホワイトの奪い方上手っ23分、ホワイトのキーパーブロックうざくて良いね31分、ウーデのしたたかさ33、34分、ウーデのスルーの感覚ちょっとレベチだな35分、サリバのフォファナへの対応よ47分、あそこでいけるライスさすが 後半 46分、ニアハイを利き足じゃなくて狙うとは51分、ライスの背後ケアしつつあの持ち運びは凄い63分、マルティやっぱ早いな77分、ハヴァさん落ち着いてたな この攻撃力の増加はなんなん…

  • 価値観の地殻変動を描く!ドラマファン必見の作品

    今クール(2024冬)のドラマって観てるドラマが何故か似ている。 というのも今観ているのが「不適切にもほどがある!」と「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」なんですが、どちらも”現代の価値観”にフォーカスしているんですよね。 裏を返せば以前の価値観との比較ということにもなるかもしれないんですが、とにかく両者ともその辺の表現があからさまで、自分自身も感じてきている部分が地味に刺さる。 その辺の比較対象となる年代が1980年代くらいというのを考えると、そこからまだ50年も経っていない。 なのに世界はこんなにも変わったのか。 ~ハラが蔓延し、世界は気にすることばかりで溢れ、人の目を伺い、ス…

  • ライトの建築美学: 知的好奇心を刺激する展示『フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築展』

    やはり足を運ぶと色々と発見があるものですね。 確か最初に彼の作品を知ったのは何かのドラマか何かに出てきたこちらの照明。 変な形で、それなのに構築的。単にモノとして美しいなと思った。というのが最初のきっかけでした。 その後も、気になる建物があったりすると、意外にも彼の手掛けたものだったりして。 そんな感じで、わりと好きな建築家だったので行ってきました。「フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築展」 予想以上に盛況で、三連休中日の日曜16時過ぎには当日の整理券が無くなっていましたね。 内容はと言うと、「建築」をメインとした展示構成。 色々と手書きの作図であったり、ラフであったりと中々貴重なものも多…

  • 完勝の裏にある、素早い修正の冥利『アーセナルvsウエストハム』

    こんな快勝するとは思いませんでした。 「完勝の裏にある、素早い修正の冥利『アーセナルvsウエストハム』」 16分、キヴィの良い絞り23分、やっぱサーモンのボールへのフィーリング良いな37分、これもサーモンからスタート。精度高し57分、あの体勢でもシュートまで持っていけるサカのボディバランスはさすが62分、久々にサカらしいサカ65分、ウーデ、トロ見合いからのライスは痺れます70分、ウーデのミドルからのプレスからのキープってどゆことよ91分、やっぱこの時間でもプレス緩めないキャプテン まず、前節好調だったジョルジを外し、トロサールを投入というのが大きな変化ですかね。キヴィも投入されてましたが、これ…

  • 恐怖の等価交換!ヨルゴス・ランティモス監督による病的なストーリー『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』

    「恐怖の等価交換!ヨルゴス・ランティモス監督による病的なストーリー『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』」 www.youtube.com 「ロブスター」「籠の中の乙女」のギリシャの鬼才ヨルゴス・ランティモス監督が、幸せな家庭が1人の少年を迎え入れたことで崩壊していく様子を描き、第70回カンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞したサスペンススリラー。郊外の豪邸で暮らす心臓外科医スティーブンは、美しい妻や可愛い子どもたちに囲まれ順風満帆な人生を歩んでいるように見えた。しかし謎の少年マーティンを自宅に招き入れたことをきっかけに、子どもたちが突然歩けなくなったり目から血を流したりと、奇妙な…

  • アーセナルの中盤ダイナミズムに感動!この形も正解なのでは?『アーセナルvsリヴァプール』

    「アーセナルの中盤ダイナミズムに感動!この形も正解なのでは?『アーセナルvsリヴァプール』」 3分、ウーデのアウトワンタッチナイス 8分、ライスのリーチ活かしたスライディング最高 10分、ラヤのフィードは一級品 13分、流れるような自陣からのパスワークからの崩し 30分、ホワイト、意外にパワフルでタフなプレー多いんだよな 36分、マルティのドリブル良き。アーノルドを一瞬でちぎる 41分、次から次へと三人での鬼プレス 45分、ジョルジのスルーヤバない 51分、ジョルジはやはり見えていた、縦パス鋭っ 54分、ハヴァさんの体の使い方上手いな 60分、ライスのパワフルな推進力恐ろしい 69分、ウーデの…

  • 感情の隙間に迫る!加藤拓也監督の新作『ほつれる』が描く、人間関係の複雑な真実

    静かな衝撃でした。 「感情の隙間に迫る!加藤拓也監督の新作『ほつれる』が描く、人間関係の複雑な真実」 www.youtube.com 演劇界で注目を集める演出家・劇作家の加藤拓也が、映画監督デビュー作「わたし達はおとな」に続いてオリジナル脚本で撮りあげた長編第2作。「あのこは貴族」「愛の渦」の門脇麦を主演に迎え、ひとりの女性がある出来事をきっかけに周囲の人々や自分自身と向きあっていく姿を描く。 夫・文則との関係がすっかり冷え切っている綿子は、友人の紹介で知りあった男性・木村と頻繁に会うようになる。ある日、綿子と木村の関係を揺るがす決定的な出来事が起こり、日常の歯車は徐々に狂い出していく。 夫・…

  • 温度感の欠如はあるものの『アーセナルvsノッティンガム・フォレスト』

    「温度感の欠如はあるものの『アーセナルvsノッティンガム・フォレスト』」 13分、スミロウのタイミングの取り方上手し 71分、ウーデ、ボールコントロール凄まじい精度 80分、トロサールの蛇行ドリブルからのシュートまでの流れヤバし 97分、トロサール、時間の使い方わかってますね 勝ち切るということに関しては成長を感じますが、なんか”勝ったぞ”という勝利から離れている気がしてしまいます。 観ていて温度感が上がらない感じとでもいいますか。なんか釈然としないんですよね。 それにしてもこの試合のフォレストのベタ引きは凄かった。特に前半。一時ポゼッション率が95%、アーセナルの時間ありましたからね。 それ…

  • 奇想天外な世界!色彩美が見せる異次元映画の最前線『哀れなるものたち』

    「奇想天外な世界!色彩美が見せる異次元映画の最前線『哀れなるものたち』」 www.youtube.com 「女王陛下のお気に入り」のヨルゴス・ランティモス監督とエマ・ストーンが再びタッグを組み、スコットランドの作家アラスター・グレイの同名ゴシック小説を映画化。2023年・第80回ベネチア国際映画祭コンペティション部門で最高賞の金獅子賞を受賞し、第96回アカデミー賞では作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞、脚色賞ほか計11部門にノミネートされた。 不幸な若い女性ベラは自ら命を絶つが、風変わりな天才外科医ゴッドウィン・バクスターによって自らの胎児の脳を移植され、奇跡的に蘇生する。「世界を自分の目…

  • ブラックコーデュロイが放つ究極のエレガンスとリッチな質感、フランスの歴史を感じる洗練さ

    本日の一品はこちらの”ブラックコーデュロイパンツ”。 コーデュロイと聞くとちょっと野暮ったいというか、カントリー的なイメージが浮かびがちだと思うんですよね。 自分自身もその感じがありつつ、敬遠しがちなアイテムの一つだったんですよ。 なんですが、古着で見るコーデュロイの質感、トロトロさ加減に目を奪われまして、その視点がちょっと変わったんですよね。 年代による質なのか、現行にはあまり見られないような光沢や手触り感。当然今でも高価なものであれば近しい質感のものは見かけると思うんですが、それでもこの当時だから出来たであろうクオリティを再現するのは難しいんじゃないかと思えてしまう。 それだけ物としての存…

  • 人生は機微に気付けるかどうか『PERFECT DAYS』

    「人生は機微に気付けるかどうか『PERFECT DAYS』」 「パリ、テキサス」「ベルリン・天使の詩」などで知られるドイツの名匠ビム・ベンダースが、役所広司を主演に迎え、東京・渋谷を舞台にトイレの清掃員の男が送る日々の小さな揺らぎを描いたドラマ。2023年・第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、役所が日本人俳優としては「誰も知らない」の柳楽優弥以来19年ぶり2人目となる男優賞を受賞した。 東京・渋谷でトイレの清掃員として働く平山。淡々とした同じ毎日を繰り返しているようにみえるが、彼にとって日々は常に新鮮な小さな喜びに満ちている。昔から聴き続けている音楽と、休日のたびに買う古本…

  • ガブリエウ祭り開催『アーセナルvsクリスタル・パレス』

    快勝したんですがモヤッとする部分も残る試合となりました。 「ガブリエウ祭り開催『アーセナルvsクリスタル・パレス』」 17分、マガリャンのタフなマッチアップ良き 20分、ホワイトのスルー、いい所見てる 35分、ウーデのトラップ上手っ 58分、ラヤのフィードの早さよ。これはヤバかった 60分、ジェズスの受けてからのターンの綺麗さ 63分、ラヤ反応良し 94分、ジョルジの勝負有りなスルー、お見事 結果的には最高なんですよ。それはまずあるとして、それでもなんか問題の根源が解消されていないといいますか。 2点目までのマガリャンヘッドは完全にこの試合ノッていたというブースト付きな気がしまして、そこから相…

  • 軽量&保温性抜群!『US AIR FORCE CWU-9P フライトジャケットライナー』

    今年から洋服もちょくちょく備忘録的に載せていこうかなと。 特に気に入っている洋服を中心に。 まず去年購入した。 『US AIR FORCE CWU-9P フライトジャケットライナー』 きっかけは中川夫妻の下の動画なんですが、中川優也さんはSHIMAで働かれていた時から好きで、その後WAVY'Sに移られてから一層スタイルが好みになってたんですよね。 そんな中川優也さんが紹介するルームツアーでメチャクチャ欲しくなったのがこちらのアイテム。 最近の中川さんのスタイルはスケボーやストリートカルチャーに傾倒しつつもナチュラルでシンプルにいなたさを取り入れる感じ。 www.youtube.com それでい…

  • 脳のオーバーヒート対策!情報のブレーキをかけ『しないをする』生活を目指す

    ここ数年、年初めに目標を立てるんですけど、今年は「しないをする」にしようかと思いまして。 意味わからんけど、となりそうなところではあるんですけど、簡単に言うと、何もしない時間を作ろうかなということ。 本当に何もしなくてもいいし、ぼーっと音楽とか聴くでも考え事をするでもいいし。 自分自身、情報過多になり過ぎてるなと感じてはいたものの、どーしてもその情報の沼から抜け出せないとでも言いましょうか、とにかく隙間を見つけては何かしらを詰め込み過ぎてしまいがちなんです。 それはそれで、情報処理能力や、合理性、取捨選択なども早くなったなとは思うわけですし、メリットも当然あるとは思うんです。 でも、昨年から疲…

  • ブルーノ・マーズのオーラに圧倒!2024年音楽開幕

    「ブルーノ・マーズのオーラに圧倒!2024年音楽開幕」 2024年の一発目のライブはブルーノから。 1/14日の3回目公演に行ってきたんですが、控えめに言って最高。 正直、ブルーノに関して言うと最初からそこまで好きなーティストでも無かったんですよね。 それがここまで聴き込むきっかけになったのは間違いなくシルクソニックから。 アン・イヴニング・ウィズ・シルク・ソニック アーティスト:ブルーノ・マーズ、アンダーソン・パーク&シルク・ソニック ワーナーミュージック・ジャパン Amazon このユニットが凄かった。 元々アンダーソン・パークのドラムが好きで、そこにブルーノのボーカルが合わさった結果、メ…

  • 久々のZINE作成へ向けての2023年末『始まりと終わり編Ⅲ』

    いよいよ今回で最終章ですね。 blcrackreverse.hatenablog.com blcrackreverse.hatenablog.com 逆光になりがちな写真をかなりハイキー目に振ることで変な瑞々しさみたいなものが出るなと思っての一枚。 家の古さとは対照的に新しい始まりすら感じるところが惹かれたポイント。 車の存在感自体も塗装を綺麗に描写することで見えてくる不可思議さがあるんですよね。アンティークなどにも通じる古き良き部分と光沢の新しさが混在する感じ。 こういった金属の表現を撮ってみて思ったんですけど質感の表現やアンダーの出し方で見えてくる輪郭が中々良いですね。 別パターンで、フォ…

  • 久々のZINE作成へ向けての2023年末『始まりと終わり編Ⅱ』

    平塚の田舎道を撮るという前回の続編。 blcrackreverse.hatenablog.com これは何が入っているのかわからない畑や牧場にある謎の物体だったんですが、これも繭を髣髴とさせると同時にグラフィックが描かれると途端に 物体としての終焉を感じたり。 ただ、グラフィックにより新たなオブジェとしての新芽ともとれるんですけどね。 このビニールハウスも現状使われているのか、儚さが残るというのはそこに始まりと終わりが存在するからこそ。 畑に纏わるものってどれもそうだなと思うのが、営みの始まりであり、その場が荒れ地として終わりを迎えてたりもするっていう儚さがあるんですよね。 この家はなんとなく…

  • 久々のZINE作成へ向けての2023年末『始まりと終わり編Ⅰ』

    かなり久々にZINEでも作ろうかということになり(実際には3度ほど頓挫している)、自宅周辺でのぶらり写真撮影。 今回、それぞれがテーマを持って写真を撮ったわけですが、私自身が掲げていたテーマが「始まりと終わり」というもの。 世の中にあるモノや風景を見た時、実際にどっちが始まりでどっちが終わりか、わからないようなことってあると思うんですよね。 そりゃ、本当にわからないかと言われるとそれは嘘になりますが、ふと立ち止まって考えた時、どちらとも捉えられるよなという瞬間って間々あるよなと。 不確かさと思い込みによる錯視的な光景。人は捉え方によってどうとでも捉えられる可能性があるし、それはポジティブにもネ…

  • 2023年良かった映画TOP3

    去年映画館で観た作品をTOP3で紹介。 まずNo3。 制作陣もそうですし、低予算ながら非常に好奇心を掻き立てられる作品でしたね。 blcrackreverse.hatenablog.com 続いてNo2。 これが実話というのが衝撃というか。人の本質的な恐ろしさが身に染みるような作品で衝撃でしたね。 blcrackreverse.hatenablog.com そしてNo1。 いまだに引きずっている車への関心が募ったのはこの作品がきっかけでした。とにかくサウンドと迫力に圧倒され、物語としての推進力も申し分ないザ・映画館映画。 ゲーム原作と勘違いされそうなタイトルですが、ゲームを基に実際にプロジェク…

  • アーセナルの課題と収穫!次なる戦いに期待したい『アーセナルvsリヴァプール』~FAカップ3回戦~

    「アーセナルの課題と収穫!次なる戦いに期待したい『アーセナルvsリヴァプール』~FAカップ3回戦~」 2分、ラムちゃんの好フィード、やれば出来るじゃん 23分、サリバ、あの状態であの対応力はさすが 25分、ウーデのこういう時溜めて時間作れるのは有り難い 28分、サリバの追撃精度半端なし 44分、ラムちゃんのシュートストップはやっぱ良いわ 55分、サリバのタックルは一級品、ボックス内であれは凄い 57分、このセットプレーは面白い、決まっていれば尚良し 76分、ラムちゃんまたまた好セーブ、その後の笑顔も最高です ここ数試合こんな試合が続きますね。 得点が取れない。 何故なんだ。 この試合でもビッグ…

  • オルタナティブコミックの魅力映像化!曖昧な感情と青春の絶妙なバランス『ゴーストワールド』

    「オルタナティブコミックの魅力映像化!曖昧な感情と青春の絶妙なバランス『ゴーストワールド』」 www.youtube.com ダニエル・クロウズのカルトコミックを原作に、疎外感を抱えて生きる少女2人の日常をポップかつユーモラスに描いた青春ドラマ。 幼なじみで親友のイーニドとレベッカは高校を卒業したものの、進学も就職もせずに気ままな毎日を過ごしている。そんなある日、2人は悪戯心から、新聞の出会い広告欄に載っていた中年男シーモアを呼び出して尾行する。イーニドは冴えないシーモアになぜか興味を抱き、彼の趣味であるブルースのレコード収集を通して親交を深めていく。一方、レベッカはカフェで働き始め、イーニド…

  • とにかく決定力が!得点力不足の謎『アーセナルvsフラム』

    また前節と同じような。 「とにかく決定力が!得点力不足の謎『アーセナルvsフラム』」 3分、ラヤのフィードの早さ。からのガビーの突破力 9分、ガビー、ちょっと最近持ち過ぎ感もあるので、あれくらいシンプルなクロスも逆にありでは 14分、エディはやっぱりターン上手いんだよな。46分にも 31分、サリバの潰しの早さ 32分、こういったスルーもサリバの魅力、ああいうところ通せるのは攻撃でも強い 55分、やっぱさりば効いてるのよ。同じ時間に2回もやってるし 62分、ライスのボックス内への侵入。これも出来るのはライスだから ここ数試合で足りないのって、やっぱり得点力というか、ボックス内でのチャンスメイクだ…

  • サッカーの残酷さ!アーセナルの圧倒的優位が勝利に結びつかず『アーセナルvsウエストハム』

    「サッカーの残酷さ!アーセナルの圧倒的優位が勝利に結びつかず『アーセナルvsウエストハム』」 17分、マルティネッリのプレスバックはさすがの迫力 29分、ジェズスのあの浮き球、あれでサカにピンポイントって 41分、サリバの判断良き。からのウーデのスルーも誠にお見事 44分、サリバ、あの状況で体をうまく使い相変わらずの対応力だわ 47分、ライスの危険予測の早さよ。 49分、ジェズスってやっぱフリック上手いよね 52分、マガリャンの良き守備対応 79分、スミロウ、ボックスへの侵入ナイス、こういう動きさりげなく得意よね 95分、ラヤ最後の抵抗を見せる。見事 マジか。 率直な感想はこれですよ。これ。 …

  • ショート&スイート!英国コメディの真髄『SPACED 俺たちルームシェアリング』

    メチャクチャに詰め込まれているのにそれが良い。 「ショート&スイート!英国コメディの真髄『SPACED 俺たちルームシェアリング』」 「ショーン・オブ・ザ・デッド」「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!」で英国産コメディの魅力を知らしめた3人組、監督エドガー・ライト、主演サイモン・ペッグ&ニック・フロストの原点となったTVシリーズ。 99~01年、英チャンネル4で放送された30分番組。 あるフラットに間借りするコミック作家志望、ジャーナリスト志望、画家志望の男女のグダグダな毎日を、「スター・ウォーズ」「ゾンビ」など映画のパロディ満載で描く。 やはり初期作かつテレビドラマとなると懐が深いん…

  • DF陣の奮闘に拍手!アーセナルがアンフィールドで奮戦『アーセナルvsリヴァプール』

    「DF陣の奮闘に拍手!アーセナルがアンフィールドで奮戦『アーセナルvsリヴァプール』」 非常に強度の高い一戦でした。 17分、サリバ、対人ケア上手し、体の使い方なんだろうな。 18分、チェンコのレンジ広っ。ロングボールからのジェズス鬼フィジカル発揮 21分、マルティネッリの陣地回復能力高すぎじゃない。 23分、サリバの強さ 38分、こういうプレー見るとハヴァさんのワンプレーワンプレーは落ち着きと余裕を感じるんだよな 50分、ハイライトのような攻防。1分内でどれだけやりあってるのさ 52分、ライス、ここで戻れる安心感 81分、サリバがサラーを抑えるとこうも抑えきるか 90分、サリバのあの対応、守…

  • クリスマスの夜にティム・バートンのゴシックな世界に酔いしれる『バットマン リターンズ』

    「クリスマスの夜にティム・バートンのゴシックな世界に酔いしれる『バットマン リターンズ』」 www.youtube.com ボブ・ケイン原作の同名アメリカン・コミックスの映画化第2弾。クリスマス間近のゴッサムシティに、再び悪の手が迫っていた。 怪人ペンギンと、復讐に燃えるキャットウーマンが、バットマンに立ちはだかる。 前作同様、監督は「シザーハンズ」のティム・バートン、バットマンを演じるのはマイケル・キートン。共演に、ダニー・デビート、ミシェル・ファイファーなど。 やっぱりダークでゴシックな世界観はこの人強い。 久々にクリスマスということで観たんですが、世界観が完璧。 クリスマスの夜って、ハッ…

  • 癒しの音楽と映像の楽園『 オールド・ジョイ 』

    「癒しの音楽と映像の楽園『 オールド・ジョイ 』」 www.youtube.com 長編デビュー作「リバー・オブ・グラス」で高く評価されたケリー・ライカート監督が、ジョナサン・レイモンドの短編小説を基に撮りあげた長編第2作。 妊娠中の妻と故郷で暮らすマークのもとに、街に戻って来た旧友カートから電話が掛かってくる。久々に再会した2人は、旧交を温めるべく山奥へキャンプ旅行に出かけるが……。 「パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー」のダニエル・ロンドンがマーク、シンガーソングライターのボニー・プリンス・ビリーことウィル・オールダムがカートを演じた。 ケリー・ライカート作品を初めて観たのは「リバー・…

  • プレミア最強ウイングコンビ!サカとマルティネッリの活躍が試合を彩る『アーセナルvsブライトン』

    ここにきて底力を見せた感じになりました。 「プレミア最強ウイングコンビ!サカとマルティネッリの活躍が試合を彩る『アーセナルvsブライトン』」 この試合、色々とバグってるなと思っていたんですが、やはり色々と変な試合でした。 まず、このアタックモメンタムを見てもほぼほぼアーセナルの攻撃時間が長い。なのに体感はブライトンが持っていた時間もそれなりにあったような気がする。 ボールポゼッションを見るとほぼほぼ均衡しているんですよね。下は前後半でのものなんですが、後半に関して言えばブライトンが60%ですからね。 シュート数に関しては圧倒的にアーセナル。前半に関してはブライトンシュート数0。後半に6本打って…

  • 緻密な計画なのに笑いあり!フィンチャーのソリッドな世界観で楽しむ新しい殺し屋像『ザ・キラー』

    やはりフィンチャーのソリッド感はたまらない。 「緻密な計画なのに笑いあり!フィンチャーのソリッドな世界観で楽しむ新しい殺し屋像『ザ・キラー』」 www.youtube.com 「セブン」「ファイト・クラブ」「ソーシャル・ネットワーク」など数多くの名作を生み出した鬼才デビッド・フィンチャー監督が、アカデミー賞10部門にノミネートされた前作「Mank マンク」に続いてNetflixオリジナル映画として手がけた作品で、マイケル・ファスベンダーを主演に迎えて描いたサスペンススリラー。 とあるニアミスによって運命が大きく転換し、岐路に立たされた暗殺者の男が、雇い主や自分自身にも抗いながら、世界を舞台に追…

  • ネルソンの躍動とスミロウの帰還、控え組が見せた可能性『アーセナルvsPSV』~CLグループステージ編~

    チームの完成度としてはやはりちょっと劣ってしまうかと思ってしまうが・・・。 「ネルソンの躍動とスミロウの帰還、控え組が見せた可能性『アーセナルvsPSV』~CLグループステージ編~」 9分、ジョルジの読み勝ち 11分、右で粘ってのネルソン逆サイド展開は良い 18分、よく絞っていた久々のセドリック 42分、ネルソンのアシストとタイミングはバッチリ。エディも技有りの股抜きシュート 70分、キヴィのあのプレーは中々出来ないんじゃないでしょうか 71分、ネルソンの次が見えるプレー 84分、ライスの遅らせるプレー良き。あれはCBだったんだよな。卒なくこなすライスの恐ろしさ 93分、ウーデのスペースを見つ…

  • 水のような感動が広がる物語: 『海、のち晴れ』が描く心の波

    個人的に水が瑞々しい映画や本っていうのは前から好きで、この作品も表紙に惹かれて手に取った一冊。 「水のような感動が広がる物語: 『海、のち晴れ』が描く心の波」 海、のち晴れ 作者:高見 奈緒 イースト・プレス Amazon 家にも学校にも居場所がない“とよ"と、海辺で会った同級生の“はじめ"。二人は同じ痛みを共有していく―――――。 新鋭・高見奈緒が描く孤独な少年少女の痛みと再生の物語。圧倒されるような筆致で、繊細な少女たちのエモーショナルな心情を描く。 学生の頃に抱く閉塞感や孤独感って、感じる人は感じるものだと思うんですが、自分自身もそれを思うことはあった気がする。 それって社会に出てしまえ…

  • ヴィラ・パークの緊張感と一体感:アーセナルが力強くも決定力不足で苦しむ『アーセナルvsアストン・ビラ』

    「ヴィラ・パークの緊張感と一体感:アーセナルが力強くも決定力不足で苦しむ『アーセナルvsアストン・ビラ』」 15分、ライスのボールキープ強し。3人に囲まれても平気 31分、サリバの寄せの速さ 34分、サリバとマガリャンの関係性の良さ。それがカバーリングの関係性にも出ている 38分、ジェズスの落としが上手くてにくい。 39分、ラヤの耐えてのシュートストップお見事 41分、ジェズスの振り早っ 47分、チェンコのスルー、あともうちょい。コースは完璧 52分、サカの体を上手く使い、相手の力での反転上手し 57分、ハヴァさんの抜け出しは確実に良くなっている 79分、ウーデのスルー、力加減、コースともに申…

  • プレミア屈指の守備力が揺らぐ!ルートン戦で見せた驚愕の劇的なクライマックス『アーセナルvsルートン・タウン』

    「プレミア屈指の守備力が揺らぐ!ルートン戦で見せた驚愕の劇的なクライマックス『アーセナルvsルートン・タウン』」 3分、バークリーに当たり負けしないライスの強さ 13分、ウーデとサリバの予測力の高さ 13分、ジェズスの抜かりないスローインからの 31分、ワンプレー、ワンプレーの粘りが強いマルティネッリ 39分、サカのブレないカットインからのシュート 44分、ホワイトの迷い無きクロスが明暗を分ける 49分、ハヴァさんとジェズスの帰陣が早く、なんかカッコイイ光景 59分、ジェズスの体幹の強さと上手さ 75分、やっぱハヴァさんフィジカル強い?ボールキャリーも好調 76分、サカの仕掛けはどうなってるん…

  • 人間関係の深さと愛の奥深さの集大成『ビフォア・ミッドナイト』

    三部作あってこそと思わされる人生の深み。 「人間関係の深さと愛の奥深さの集大成『ビフォア・ミッドナイト』」 www.youtube.com リチャード・リンクレイター監督、イーサン・ホーク&ジュリー・デルピー主演の人気ラブロマンスシリーズ第3作。 列車の中で出会ったアメリカ人のジェシーとフランス人のセリーヌが、夜明けまでの時間を過ごした「ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(ディスタンス)」(1995)、同作から9年後の2人を描いた「ビフォア・サンセット」(2004)に続き、前作から9年を経た2人の現在を描く。 双子の娘に恵まれ、パリで一緒に暮らすジェシーとセリーヌ。2人は友人に招かれてバカン…

  • 冨安の安定感と攻撃の融合『アーセナルvsウルヴズ』

    前回のCL戦があったこともあり、この試合も俄然得点に期待してしまったわけですが、早々に決まりましたね。 「冨安の安定感と攻撃の融合『アーセナルvsウルブズ』」 5分、トミーのアシストヤバし。ジェズスの粘りも良かった。 9分、ウーデの鬼プレス相変わらず良い 12分、ジェズス→チェンコ→ウーデの流れるようなワンタッチ。これぞアーセナルの真骨頂と思わされる。 18分、ジェズスのポストプレーはやはり凄い。体幹がしっかりしているんだろうな。 45分、トミーのワンタッチプレー見事 51分、ラヤの落ち着き。 64分、ライスのプレッシングの早さよ。 67分、サリバの激プレス。 ただ後半はちょっと膠着してしまっ…

  • 試合勘の重要性再認識!ハヴァーツ&ウーデの復活劇『アーセナルvsランス』~CLグループステージ編~

    こんな得点差で終わるとは。 「試合勘の重要性再認識!ハヴァーツ&ウーデの復活劇『アーセナルvsランス』~CLグループステージ編~」 2分、サカへのラヤのフィード、長短で目線を変えるような長めの好フィード。 11分、ジェズスの狭いところを抜ける技術、やっぱり上手い。 19分、トミーの体を入れたポジショニング、グッド。 20分、ジェズスのボックス内での異常な落ち着きとコントロールによる決定力。サカの仕掛けも中々。 26分、ライスの推進力が重くて速い。ちなみに64分にも。 26分、トミーのあの体制からのアシストよ。 36分、サリバの剛だけでなく柔なプレーも。 45+1分、トミーからのウーデ。抑え効き…

  • エドガー・ライトの独創的な演出が織りなす、音楽と車の至高の融合!『ベイビー・ドライバー』

    最近ハマっているイニシャルDの影響なのか、車に関する作品が見たい欲に駆られております。 そんな中での一本。 「エドガー・ライトの独創的な演出が織りなす、音楽と車の至高の融合!『ベイビー・ドライバー』」 www.youtube.com 「ショーン・オブ・ザ・デッド」「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!」などで知られるエドガー・ライト監督が、音楽にのりながら驚異の運転テクニックを発揮する若きドライバーの活躍を描いたオリジナル作品。 天才的なドラインビングテクニックで犯罪者の逃走を手助けする「逃がし屋」をしているベイビーは、子どもの頃の事故の後遺症で耳鳴りに悩まされているが、音楽によって外界…

  • ハヴァーツ、存在感光る!11分プレーで見せた華麗なヘディングゴール『アーセナルvsブレントフォード』

    「ハヴァーツ、存在感光る!11分プレーで見せた華麗なヘディングゴール『アーセナルvsブレントフォード』」 11分、マガリャンの体の使い方、外側への押し出しでボール死守 12分、ライスの好判断過ぎるゴールカバー 51分、マガリャンのコースを限定させる守備さすが 75分、マガリャンのカバーリング良き 78分、ハヴァーツのボールの受け方からのターン。投入直後にしてはスムーズでキレがある。 ブロック厚かったですね。 アーセナル自体の強度も高くなかった気がしますが、それでもブレントフォードの守備ブロック形成は早かったし、固かった。 とりわけ5バックの戻りが早いんですよね。 前線の流動性も悪くなかったとは…

  • 美味しさと奇妙さが交錯する不思議な饗宴!『カモフラージュ』で見つかる異世界の魅力とは?

    アイドル云々じゃなく、単に文学が好きなんだなと感じられる。そんな短編の集まり。 「美味しさと奇妙さが交錯する不思議な饗宴!『カモフラージュ』で見つかる異世界の魅力とは?」 カモフラージュ (集英社文庫) 作者:松井 玲奈 集英社 Amazon いつもより荷物の重い日が好きだ。 お昼の弁当に加えても、もう二つ、夜に彼と食べる用の弁当を作る。食べる場所は決まって“ホテル”で ──「ハンドメイド」。僕のお父さんは一人じゃない。お父さんの後ろには、真っ白な顔のお父さんたちが並んでいる ──「ジャム」。恋愛からホラーまで、松井玲奈が見つめる“人間模様”を描く、鮮烈なデビュー短編集が待望の文庫化。単行本収…

  • 独自のテイストが光る!羽海野チカの『スピカ』で広がる希望の世界

    羽海野作品の中で個人的に一番馴染み深いのがハチクロなわけですが、なんとなく彼女の作品が読みたくなり、まずこの短編を。 「独自のテイストが光る!羽海野チカの『スピカ』で広がる希望の世界」 スピカ ~羽海野チカ初期短編集~ (花とゆめコミックス) 作者:羽海野チカ 白泉社 Amazon 羽海野チカがデビュー当初、各誌に描いた珠玉の短編をついに集約して一冊に…。 少年探偵・バレエ・ショートストーリー・エッセイなど様々なジャンルを集めた短編集! 2011年7月刊。 どれも羽海野チカらしい作品という感じで、テイストは異なれど、やっぱり独自の温度感があるんですよね。 中でも一番好きだったのが、短編集の表題…

  • 女性の知恵、男性の視点:『ビフォア・サンセット』続編が描く異なる恋愛視点

    「ビフォアサンセット」 www.youtube.com リチャード・リンクレイター監督がイーサン・ホーク&ジュリー・デルピー主演で手がけた1995年製作の恋愛映画「恋人までの距離(ディスタンス)」の続編で、2013年製作の「ビフォア・ミッドナイト」へと続く3部作の第2作。 本作よりホークとデルピーも脚本に参加し、9年ぶりに再会した2人がパリの街で過ごすひとときを、ほぼリアルタイムで描き出す。列車の中で出会い、ウィーンで一夜だけを共に過ごしたアメリカ人青年ジェシーとフランス人女性セリーヌ。 9年後、作家となったジェシーは新作のプロモーションのために訪れたパリの書店で、思いがけずセリーヌと再会する…

  • 怪我人増加での戦いに光る選手たちの強さ『アーセナルvsバーンリー』

    前半の苦しみは怪我人の多さからなのか。 ピースが欠けてきており、その綻びが出てきているのも事実ながら、それでも勝ちきれるようになっているのは強さの証明な気もしております。 「怪我人増加での戦いに光る選手たちの強さ『アーセナルvsバーンリー』」 まず6分、ラヤの素早いフィードは一級品。 11分、冨安の読みは見事でした。 15分、ジョルジの早いプレス、トランジションの早さが良いですね。 同上、冨安の体の使い方、いつもの左SBと異なるものの、わかっているなと思わせる良き角度でした。 19分、モーションの小さい逆足でのシュートも利き足並の精度になってきた。 22分、マルティネッリの絶妙なアウトでのパス…

  • 両ウイングの躍動止まらず『アーセナルvsセビージャ』~CLグループステージ編~

    ホームということもあり、安心感が半端ない。 これがCLのホームアドバンテージなのか。そんなことを思いつつのスタート。 「両ウイングの躍動止まらず『アーセナルvsセビージャ』~CLグループステージ編~」 まず8分、サカの完璧なフリーキックの弾道。 16分、サカのターンからの対応が良い。二人を相手に強いし上手い。 24分、ハヴァーツの気の利いた体の使い方。感心するようなプレー。 29分、ジョルジ→サカ→トロサーモンと完璧過ぎる崩し。ジョルジの見えてる感凄かったな。 35分、常に狙っているマルティネッリの貪欲さ。 38分、これぞサリバな潰し方。 42分、こういうマルティネッリのライン際、ボールの残し…

  • 会話で綴る時の優雅さ『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(ディスタンス)』

    人の繋がりは時間的優雅さから醸成される。 「会話で綴る時の優雅さ『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(ディスタンス)』」 www.youtube.com 列車の中で出会ったアメリカ人青年ジェシーとフランス人女性セリーヌ。意気投合した彼らはウィーンで途中下車し、14時間だけという約束で一緒に過ごすことにするが……。 リチャード・リンクレイター監督が贈る、極上のラブ・ストーリー。ウィーンの街を歩きながら2人が交わす、時に他愛なく、時に哲学的な会話の数々が光る。 2004年には、本作より9年後の彼らの姿を描いた続編「ビフォア・サンセット」、13年にはさらに9年後を描いた「ビフォア・ミッドナイト」も…

  • ハチャメチャな熱量『アーセナルvsニューカッスル』

    厳しい、だけど熱い一線でした。 「ハチャメチャな熱量『アーセナルvsニューカッスル』」 プレミア屈指のスタジアム、セント・ジェームズ・パーク。 まずもって個々の雰囲気とサポの団結力がヤバすぎでしたね。 試合開始前から物々しく、始まってからも画面越しでの圧が半端ないのよ。そう考えると選手たちの心境たるや。 それもあってかニューカッスルがイケイケで来るのは目に見えていたんですが、アーセナルもそれに呼応する形で全然負けていなかった。 でも結果は。 まず、2分、サリバの落ち着いた対処。危うさもあるが2人相手にあのポジションであれが出来るのは良くも悪くもサリバだから。 7分、ここでもサリバ、ジョエリント…

  • 一矢報いたが・・・それまで『アーセナルvsウエストハム』 ~EFLカップ編~

    やはりわからないのがプレミア勢。 今回もカラバオカップとはいえ、ここまでコテンパンにやられるとは思いませんでした。 「一矢報いたが・・・それまで『アーセナルvsウエストハム』 ~EFLカップ編~」 7分、ハヴァーツのプレス良し。 16分、ヴィエイラのターンからのパスが華麗だこと。 39分、キヴィオルの潰しが早く的確になったような。 44分、同じくキヴィオルのマガリャンへのカバーリングが良い。あの局面で飛び込まずによく耐えたなと。 後半はなんとも言えんですよ。 相手の得点に絡むプレーで気になったのが以前から言われてはいたチェンコの守備の弱さかなと。 マンツーで付いた時の寄せが甘い気がするんですよ…

  • 日本の風景とSFの融合が妙に心地良い『ザ・クリエイター 創造者』

    「日本の風景とSFの融合が妙に心地良い『ザ・クリエイター 創造者』」 www.youtube.com 「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」のギャレス・エドワーズが監督・脚本を手がけた近未来SFアクション。 2075年、人間を守るために開発されたはずのAIが、ロサンゼルスで核爆発を引き起こした。人類とAIの存亡をかけた戦争が激化する中、元特殊部隊のジョシュアは、人類を滅亡させる兵器を創り出した「クリエイター」の潜伏先を突き止め、暗殺に向かう。しかしそこにいたのは、超進化型AIの幼い少女アルフィーだった。ジョシュアはある理由から、暗殺対象であるはずのアルフィーを守り抜くことを決意するが……

  • 得点差を超えた勝利!エディがハットトリック達成『アーセナルvsシェフィールドU』

    終わってみれば意外な得点差。 「得点差を超えた勝利!エディがハットトリック達成『アーセナルvsシェフィールドU』」 まず2分、ラヤの好フィードでスタート。 4分、ホワイトのカバーリング良かったですね。サリバの裏ケアがしっかり出来ていたおかげでピンチを招かず。 18分、またまだラヤの好フィード。マルティネッリとの呼吸も合ってました。 27分、ライス→エディへの半端無いアシスト。そこからの見事なトラップからのシュートへの流れも完璧。落ち着きが過ぎるエディに脱帽しました。 41分、ライスのキックフェイントは迫力と真実味が凄かった。 54分、サリバの落ち着いたボール捌き。逆を突くことで場を落ち着ける効…

  • ジェズス祭り開催!『アーセナルvsセビージャ』~CLグループステージ編~

    随所に強さを見せた試合でした。 「ジェズス祭り開催!『アーセナルvsセビージャ』~CLグループステージ編~」 前回のランス戦と違い、悪くない試合でしたね。 まず5分、冨安のターンが純粋に上手い。その後のシュートもコースが若干甘かったですが、悪くないスタート。 6分、サリバがフィジカルの強さを発動。アクーニャもかなり強いと思うんですが、完全に抑え込むという。 8分、またまた冨安。抜群のフィードからシュートへと繋がった形になりましたがこれも良かった。マルティネッリのシュートも惜しかった。 10分、ライスのチャージが良い。 26分、やはりライスのフィジカルは強かった。日に日に存在感増してますね。 4…

  • 『出版禁止』の読後感: ミスリードと考察の楽しみ

    「『出版禁止』の読後感: ミスリードと考察の楽しみ」 出版禁止(新潮文庫) 禁止シリーズ 作者:長江俊和 新潮社 Amazon 放送禁止といえばちょっとした話題になった深夜ドキュメンタリーだと思うんですが、これが当時なかなかに衝撃的だったんですよね。 一見すると普通のドキュメンタリーなのに、どこかしらに残る、視聴後のモヤモヤ。 散りばめられたギミックに気付いた時、それまでの認識が覆り、ぞっとさせられるような作り。 そんな映像作品の仕掛け人である長江俊和による著書が「出版禁止」なんです。 本作もテレビ番組同様、散りばめられた仕掛けが面白く、サクッと読めてしまう。 現状3冊出ているんですが、本作は…

  • ククレジャのプレス攻撃とサカの奮闘『アーセナルvsチェルシー』

    「ククレジャのプレス攻撃とサカの奮闘『アーセナルvsチェルシー』」 相手はチェルシー。最近の試合で調子を上げてきていたとはいえ、そこまでじゃないのではと思っていたら大間違いでした。 アーセナルも前節シティ戦にも勝ち、調子が悪いことは無いので問題ないかと思っていたんですが、蓋を開けてみればペースは完全にチェルシー。 スタメンを見ても思いましたし、ベンチを見てもチェルシーの選手層は豪華過ぎるんですよ。しかも出ている選手も全然悪くないじゃないですか。むしろ良い。スタジアムの雰囲気含め、終始熱量はチェルシーペース。 監督がポチェに変わって、少しづつ前進しているのを間違いなく感じましたね。 スターリング…

  • 奇想天外、爆笑、からの予想外の収束感『外天楼』

    「奇想天外、爆笑、からの予想外の収束感『外天楼』」 外天楼 (講談社コミックス) 作者:石黒正数 講談社 Amazon 外天楼と呼ばれる建物にまつわるヘンな人々。 エロ本を探す少年がいて、宇宙刑事がいて、ロボットがいて、殺人事件が起こって……? 謎を秘めた姉弟を追い、刑事・桜場冴子は自分勝手な捜査を開始する。“迷”推理が解き明かすのは、外天楼に隠された驚愕の真実……!? 奇妙にねじれて、愉快に切ない――石黒正数が描く不思議系ミステリ!! あっという間でした。 読みだして最初は、短編のギャグ漫画なのかと思いつつ、単に笑える小話程度に読んでいたんですが、読み進めて行くうちにその様相が徐々に変わって…

  • 『セレステ∞ジェシー』: 無限の関係、終わりの始まり

    「『セレステ∞ジェシー』: 無限の関係、終わりの始まり」 www.youtube.com クインシー・ジョーンズの娘としても知られる女優でモデルのラシダ・ジョーンズが主演するラブストーリー。 ジョーンズが自身の体験をもとに脚本も手がけ、自分らしさに自信をもって生きてきたがために、本当に大切なものを見失ってしまった女性が、仕事や恋愛に揺れながらも自分を見つめ直していく姿を描く。 学生時代に恋に落ち、そのまま結婚したセレステとジェシーは、誰もがうらやむ理想的なカップルだった。しかし、セレステの提案で「永遠に親友でいられるように」と30歳を機に離婚する。離婚後も隣同士の家で毎日顔をあわせ、親友関係を…

  • 初期衝動における悪さへの憧れ『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』

    「 初期衝動における悪さへの憧れ『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』」 www.youtube.com イギリスの鬼才ガイ・リッチーが1998年に発表した長編デビュー作で、悪友4人組が一獲千金を狙って巻き起こす騒動を予測不能な展開とスタイリッシュな演出で描いたクライム映画。 ロンドンの下町で暮らすエディら4人の悪友たちは、持ち寄った10万ポンドでギャンブルに挑むが、賭博場の元締めであるハリーの罠にハマり50万ポンドもの借金を負ってしまう。返済期限はたったの1週間。絶体絶命に陥ったエディたちは、隣人のギャングがマリファナ工場の襲撃計画を立てていることを知り、彼らが奪った麻薬を横取…

  • ホックニーのカラーパレット:紫の魔~デイヴィッド・ホックニー展編~

    「ホックニーのカラーパレット:紫の魔~デイヴィッド・ホックニー展編~ 東京都現代美術館では、2023年7月15日(土)から11月5日(日)まで、「デイヴィッド・ホックニー展」(主催:東京都現代美術館、読売新聞社)を開催します。現代で最も革新的な画家のひとりデイヴィッド・ホックニー(1937年、イギリス生まれ)の日本では27年ぶりとなる大規模な個展です。 ホックニーは60年以上にわたり、絵画、ドローイング、版画、写真、舞台芸術といった分野で多彩な作品を発表し続けてきました。本展は、イギリス各地とロサンゼルスで制作された多数の代表作に加えて、近年の風景画の傑作〈春の到来〉シリーズやCOVID-19…

  • 緊迫の90分間『アーセナルvsマンチェスター・シティ』

    「緊迫の90分間『アーセナルvsマンチェスター・シティ』」 まず歓喜ですよ。 2015年12月以来、実に16試合ぶりの勝利らしいですからね。アルテタに監督交代後は8戦目にして初勝利ですし。 ギリギリまでヒリヒリするような緊張感に包まれた試合だったので、気が気じゃ無かったんですが、あそこまで手に汗握ったのは久々でした。それくらい緊張感が画面越しに伝わってきました。 スタメンも変更を加え、ジョルジをアンカーにライスを一列上げたのが驚きでした。 まず9分、そんなジョルジからホワイトへのホットラインですが、なかなか悪くなかった。 22分、ラヤからライスへのズレたフィードがあったんですが、これも緊張なの…

  • 怪我人多しだが戦力的にはやれそう:アーセナルvsランス~CLグループステージ編~

    「怪我人多しだが戦力的にはやれそう:アーセナルvsランス~CLグループステージ編~」 CLが公式で観れるという盲点に気付き、とりあえずベスト16まではこの方法で観ていこうかと思います。 知らなかった方は是非公式サイトから観ていただければいいと思うんですが、こんな大盤振る舞いしちゃっていいんですかね。 www.arsenal.com それはさておき、この試合のスタジアムの雰囲気、やはりCLは凄い。 久々過ぎて忘れていた感覚というか、アウェイスタジアムでやることの段違いのプレッシャーを感じずにはいられない空気感。 まず14分、ジェズスのフェイントからのゴールはブレも無く、安定したゴールで素晴らしか…

  • 音楽も最高なアメコミの新たなビジュアル体験:『ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!』

    「音楽も最高なアメコミの新たなビジュアル体験:『ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!』」 www.youtube.com ニューヨークを舞台にカメの忍者4人組の活躍を描き、コミック、ゲーム、アニメ、映画などさまざまなメディアで根強い人気を誇る「ミュータント・タートルズ」を、アメコミタッチの新たなビジュアルで映画化した長編アニメーション。 ミケランジェロ、ドナテロ、ラファエロ、レオナルドは、不思議な液体「ミュータンジェン」に触れたことでミュータントとなったカメたちだ。目立つ姿を隠すため地下や路地裏で身をひそめるように過ごしているが、中身は普通の人間のティーンエイジャーと変わらない。…

  • ライスの輝きと自力の底上げを実感『アーセナルvsボーンマス』

    「ライスの輝きと自力の底上げを実感『アーセナルvsボーンマス』」 バチっとはハマりきらなかった気がしますがそれでもこの得点差でクリーンシートに抑えられたということがなによりの成長の証じゃないでしょうか。 そんな本節はスタメンをいつも通りに戻し、ラヤはやはり正GKになったんでしょう。といった感じでスタート。 まず5分、ラヤからの一列飛ばしてのフィード良かったです。やっぱ視野広いですし、精度もあるので、こういったシーン増えそうだなと。 そして16分、これまた視野の広さはピカ一なウーデからのサカへ。このゴールもウーデの見えてるところが違うセンスを感じました。 35分、ライスの持ち運びも良かった。こう…

  • 未完の武士道から感じる古き良きメンタリティ:『死ぬことと見つけたり』

    「未完の武士道から感じる古き良きメンタリティ:『死ぬことと見つけたり』」 死ぬことと見つけたり(上)(新潮文庫) 作者:隆慶一郎 新潮社 Amazon 死ぬことと見つけたり(上下)合本版(新潮文庫) 作者:隆慶一郎 新潮社 Amazon 死ぬことと見つけたり(下) (新潮文庫) 作者:慶一郎, 隆 新潮社 Amazon 上下巻にわたる物語で、終盤は作者が亡くなってしまったため未完となっている作品。 著者の有名な作品といえば「花の慶次」といった外連味たっぷりのド派手でインパクトのある物語や画が真っ先に浮かぶと思うんですが、これはそこまでそういったものでは無いんですよね。 物語における外連味はある…

  • スミスロウの帰還!アーセナルvsブレントフォード ~EFLカップ編~

    「スミスロウの帰還!アーセナルvsブレントフォード ~EFLカップ編~」 EFLカップでのアーセナル対ブレントフォード戦、色々と楽しい一戦でした。 7分: エディとネルソンの見事な連携 まず、試合開始7分、エディとネルソンのコンビネーションが光りました。エディは冷静にボールを操り、そしてネルソンが冷静にゴールを決めた瞬間、ブチ上がりましたね。この連携はあまり見ないホットラインだっただけに痺れました。 22分: 富安の壁のようなディフェンス ディフェンスが堅固で、相手を見事に封じ込めるのはさすが富安。 23分: スミロウの飛び出しからのエディ、ネルソンの見事なゴール これもスミロウ起点の素晴らし…

  • 幻想的な映像美:『ミツバチのささやき』のファンタジーと現実の交差点

    「幻想的な映像美:『ミツバチのささやき』のファンタジーと現実の交差点」 www.youtube.com スペインの名匠ビクトル・エリセが1973年に発表した長編監督第1作。 スペインの小さな村を舞台に、ひとりの少女の現実と空想の世界が交錯した体験を、主人公の少女を演じた子役アナ・トレントの名演と繊細なタッチで描き出した。 スペイン内戦が終結した翌年の1940年、6歳の少女アナが暮らす村に映画「フランケンシュタイン」の巡回上映がやってくる。映画の中の怪物を精霊だと思うアナは、姉から村はずれの一軒家に怪物が潜んでいると聞き、その家を訪れる。するとこそには謎めいたひとりの負傷兵がおり……。 2017…

  • サカというただの凄い男~アーセナルvsトッテナム~

    「サカというただの凄い男~アーセナルvsトッテナム~」 以前によくあった前後半の熱量の違いを感じた試合だったような。 お互い負け無しでのノースロンドンダービー。 期待するなという方が無理なわけですが、相手も好調なわけで、それでもホームエミレーツにおいてはこちらに分がある一戦。 前半はその期待通りというか、相手のミスによるゴールではあったものの、それを誘発したのは紛れも無い実力。 まず13分、サカからジェズスへのパス、そしてシュートの流れは決まらなかったものの完璧な崩し。 そんな13分にもあった空中パスが16分にも炸裂し、視野の広さと技術の高さを再認識。 18分にあったサリバのターンも落ち着いて…

  • サウンドトラック・オブ・スピード!車音の魔法とでも言おうか映画『グランツーリスモ』

    「サウンドトラック・オブ・スピード!車音の魔法とでも言おうか映画『グランツーリスモ』」 www.youtube.com 世界的人気を誇る日本発のゲーム「グランツーリスモ」から生まれた実話をハリウッドで映画化したレーシングアクション。 ドライビングゲーム「グランツーリスモ」に熱中する青年ヤン・マーデンボローは、同ゲームのトッププレイヤーたちを本物のプロレーサーとして育成するため競いあわせて選抜するプログラム「GTアカデミー」の存在を知る。そこには、プレイヤーの才能と可能性を信じてアカデミーを発足した男ダニーと、ゲーマーが活躍できるような甘い世界ではないと考えながらも指導を引き受けた元レーサーのジ…

  • ポゼッションの成果は薄いがグディソンでの勝利は大きい~アーセナルvsエバートン~

    「ポゼッションの成果は薄いがグディソンでの勝利は大きい~アーセナルvsエバートン~」 またしても気持ち良い試合では無かったですが、苦手にしていたグディソンパークでも勝ち切れたというのは結果として収穫ですね。やっぱり今期は底力が付いてきているなと。 怪我人が出てきているのもあると思うんですが、最近の試合はなんかバチっと嚙み合わない印象なんですよね。特に攻撃時にその感が出ていて、ある程度のところまでは形が作れてもフィニッシュが上手くいかないといいますか。 ポゼッションを見ると74%とかなり支配しているところを見ても、エバートンとの戦術的な違いは感じるんですが、決め手が中々。ポゼッションでテンポ出し…

  • 恐怖と気持ち悪さの境界を揺さぶる『呪怨』

    「恐怖と気持ち悪さの境界を揺さぶる『呪怨』」 www.youtube.com 惨劇のあった一軒家に関係する人々に降りかかる怪現象の恐怖を描いた、OVホラー・シリーズの劇場版第1作。 監督・脚本は「富江 re-birth」の清水崇。撮影を「黄泉がえり」の喜久村徳章が担当している。出演は「インフィニティ∞波の上の甲虫」の奥菜恵、「黄泉がえり」の伊東美咲、映画初出演の上原美佐ら。 今観ても怖いし気味悪い、要所要所での嫌な感じが詰まり過ぎてるんですよ。 久々に観たんですが、冒頭からすでに嫌な感じがするなと思う画のトーン。そこから物理的な汚さを感じるような小物が出てきてより一層嫌な感じにブーストを感じる…

  • 人間のサガと圧倒的な群像劇!『福田村事件』

    久々に衝撃的でした。 「人間のサガと群像劇の見せ方が見事!『福田村事件』」 www.youtube.com 「A」「A2」「i 新聞記者ドキュメント」など、数々の社会派ドキュメンタリー作品を手がけてきた森達也が自身初の劇映画作品として、関東大震災直後の混乱の中で実際に起こった虐殺事件・福田村事件を題材にメガホンを取ったドラマ。 1923年、澤田智一は教師をしていた日本統治下の京城(現・ソウル)を離れ、妻の静子とともに故郷の千葉県福田村に帰ってくる。澤田は日本軍が朝鮮で犯した虐殺事件の目撃者であったが、静子にもその事実を隠していた。その年の9月1日、関東地方を大地震が襲う。多くの人びとが大混乱と…

  • サンプリングと本からのインスパイア:オリジナル栞の制作

    『サンプリングと本からのインスパイア:オリジナル栞の制作』 何となく最近本を読む回数が増え、というか本が中々丁度良いんですよね。 年齢なのか何なのか、映画やゲーム、ドラマなんかに比べて、自分のペースで消化出来、かつ一度世界観がハマればかなり長時間楽しめる媒体。読もうと思えばすぐに読めるし、時間も短時間から長時間まで。 そんな本が最近調子良いんで、ならばと思って栞を作ってみることにしました。 なぜ栞なのかと思う方もいるかも知れないんですが、ある方達が結構読書関係のオリジナルグッズを制作しておりまして。 ちなみに、その読書集団というのが野良読書集団ということなんですが、その呼び名もなんか格好良い。…

  • キレは悪いが対BIG6で勝ち切るという重要性~アーセナルvsマンチェスターユナイテッド~

    「キレは悪いが対BIG6で勝ち切るという重要性~アーセナルvsマンチェスターユナイテッド~」 これがプレミア。 久々に試合中に諦めかけた試合でしたが、それを覆してくるのがこのリーグ。 前半からバチバチの様相で、どちらが良いとかいうよりも、両者ともに決め手を欠いているような試合展開。 ゆえに面白みにかけるというか、面白いんだけど、局所的な面白さだったり、展開だったり。 個で見れば全然クオリティは凄いですし、戦術で見ても悪くないんですが、なんかバチっとハマらないというか。 そんな感じで終始進んでいたんですが、終盤にあんな展開が待っていようとは。 まずアーセナルとしては久々の純粋4バック仕様。マガリ…

  • 自然との共鳴、喪失感の探求:『ハナレイ・ベイ』が問いかけること

    「自然との共鳴、喪失感の探求:『ハナレイ・ベイ』が問いかけること」 www.youtube.com 2005年に発表された村上春樹の短編小説集「東京奇譚集」に収録された同名小説を吉田羊、佐野玲於、村上虹郎のキャストで実写映画化。 シングルマザーのサチは、息子タカシがハワイのカウアイ島にあるハナレイ・ベイでサーフィン中に大きなサメに襲われて亡くなったという知らせを受ける。 ハナレイ・ベイに飛び、タカシと無言の対面を果たしたサチは息子が命を落とした海岸へ向かい、海を前にチェアに座り、本を読んで過ごした。それ以来、タカシの命日の時期になると、サチはハナレイ・ベイを訪れ、同じ場所にチェアを置いて数週間…

  • これはサーフムービーなのか?いや違うけど笑える『上島ジェーン/上島ジェーンビヨンド』

    「これはサーフムービーなのか?いや違うけど笑える『上島ジェーン/上島ジェーンビヨンド』」 www.youtube.com www.youtube.com 「上島ジェーン」 お笑いトリオ「ダチョウ倶楽部」の上島竜平が映画初主演を果たしたサーフィンドキュメンタリー。「地球を感じる」ため、日本有数のサーフスポットとして知られる千葉県志田下にやって来た上島と、後輩芸人の有吉弘行に密着。地元サーファーらとの交流や、次から次に巻きおこる事件、そして上島に訪れた淡い恋の行方を追う。監督は、「ピューと吹く!ジャガー THE MOVIE」のマッコイ斉藤。 「上島ジェーンビヨンド」 お笑いトリオ「ダチョウ倶楽部」…

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