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2019/01/30

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  • 塩試合から一転!ジェズス無双の『アーセナルvsクリスタルパレス』劇的勝利~カラバオカップ 準々決勝編~

    『アーセナルvsクリスタルパレス~カラバオカップ 準々決勝編~』 8メリーノの受けてからの出す流れベスト21サーモンの内外の使い分けは判断が良い24ヌワネリのキープ助かる33ジェズス出し方上手いな36形としては今のところ1番良い 50久々のティアニーらしさまでは良かったが53ウーデの素晴らしきスルー53ジェズスのジーザスループ62ジェズス悪くないぞ70ウーデ鋭っ72サカの見事なターンからのジェズス80またまたウーデからのシュートうま男 午前中は塩試合。 全体的に締まらない感じもありで、スタメン組との違いなのかなんなのか。 ホームとは思えないほど静かで覇気を感じない展開が続きました。 失点に関し…

  • 鎌倉ロマンスLight backⅡ〜まんだら堂やぐら群編〜

    前回まで blcrackreverse.com トンネルを抜けてから方向はわかっていたものの到達できず。 何故か畑やら、牧歌的な風景の道を行くやらしつつ徐々に接近していきます。 そんな中、この道中一番の抜けるような景色が。 晴天の空をバックに黄金色に透けて映る美麗さ。 なるべく抜けを重視し、透明感を出せるように狙ったのですが、思った以上に見たままのイメージを焼き付けられた。 そこからの牧歌的な開けた風景もまたメローな時間を感じるのに十分な景色。 そこからさらに進むとヒップホップ系のジャケットにすらなりそうな埋もれたセダンを発見。 この退廃と陽光のバランスも雰囲気を演出し、木々による影と光がその…

  • 鎌倉ロマンスLight back〜鎌倉まんだら堂やぐら群編Ⅰ〜

    『鎌倉ロマンスLight back〜鎌倉まんだら堂やぐら群編Ⅰ〜』 年始以来写真を撮りに行っていないのが驚きだったわけですが、最近は写真欲も戻りつつありまして。 ということでいざ”鎌倉”へ。 観光地であるが観光地として楽しみたいわけでも無い。 ただ疲れた日常にちょっとした旅情も味わいつつ、ゆるりと散歩でもしてみたい。そんな感じで鎌倉にしたわけですが、出だしから友人が電車の遅延により、遅れてのスタート。 まあこんなこともありますよ。 今回鎌倉に決めてからたまたまSNSで流れてきて気になっていた場所、それが「まんだら堂やぐら群」というところ。 これが鎌倉駅から徒歩圏に存在するのかというのも驚きだっ…

  • 『アーセナルvsエバートン』ピッチを支配してもゴール遠し…決定機に潜む見逃せない問題

    『アーセナルvsエバートン』 2スケリーのボールキープ力5マガリャンの粘り勝ち8ライスもここで耐えれるからこそなんよ16完璧過ぎるやつ18サカ守備でもこのトランジション、この献身性よ28ハヴァさんからサカまでは完璧なのに30サリバわかってんな32ウーデあの体勢であのパス出せる安定感36スケリーやっぱ強い43秒でみんな戻ってる。戻り早いな44マルティここまでは毎回完璧なのよ 47マガリャンの体の入れ方54ウーデ良い守備や59サカとウーデの関係性が完璧なのに やはり気になっていたところが仇となった感は否めない。 支配率からしても試合の雰囲気にしても完全に押していたのはアーセナルでした。 なのに圧倒…

  • さすがのサカとハヴァーツ『アーセナルvsモナコ』躍動する若手と残る課題~UEFAチャンピオンズリーグ リーグフェーズ第6節~

    『アーセナルvsモナコ』 5ラヤこの局面で落ち着いてるしフィード正確20あの際からのキャリーってライス23スケリー、センス感じるな24キヴィはフィードやはり良い28トーマスやっぱ慣れてきてる?30メリーノとマルティの関係性良いな33スケリーこれは魅せた40スケリーはプレーに弾力性あるよな 51ジェズストラップ上手し57メリーノターンからの流れ最高65ジョルジ入ると攻撃のオプションは増えるわな86ヌワネリそこ抜けるんか88マジかハヴァさんそのコース 精彩を欠くが結果的に終わってみれば。 そんな試合だったのがCLモナコ戦ですが、本当に色々とヤキモキさせられました。 つい最近もそんな決定力の部分が気…

  • レアな出会い!『フランス軍モーターサイクルオーバーパンツM35』黒染めで魅せる極太シルエット

    出会いがあるから古着のDigはやめられない。 今回はこちら 『フランス軍のモーターサイクルオーバーパンツM35』 comoriなど、サンプリングソースとしても人気のあるこのパンツ。 ベルトとパンツが一体化されており、それらが共地になっている仕様で、その存在感が半端じゃない。 生地の重厚感によるところも大きいとは思いますが、物としての佇まいが風格あるんですよね。 とまあ存在自体は知っていたんですが、中々値段も高騰してきており、しかもベストなサイズ感のものに出会わなかったんです。 それが出会ってしまうとは。 まず、カラーに関してですが、通常であればカーキを採用している。それが後染めによりブラックに…

  • 谷崎潤一郎の『文章読本』が教える、簡素で美しい文の哲学

    『文章読本 (中公文庫 た 30-28)』 正しく文学作品を鑑賞し、美しい文章を書こうと願うすべての人の必読書。文章入門としてだけでなく文豪の豊かな経験談でもある。〈解説〉吉行淳之介 文章読本 (中公文庫 た 30-28) 作者:谷崎 潤一郎 中央公論新社 Amazon 文章読本改版 (中公文庫) [ 谷崎潤一郎 ]価格:682円(税込、送料無料) (2024/12/2時点) 楽天で購入 文章の書き方と言えば小手先の方法論が先行していたり、技術的な部分に特化しているようなものが多いと感じるのですが、本著のような構成になっているものは初めて読んだかもしれない。 しかも書き手が谷崎潤一郎という大御…

  • 『インターステラー』の衝撃再び!IMAXで体感する至高の映画体験

    『インターステラー』 www.youtube.com 「ダークナイト」「インセプション」のクリストファー・ノーラン監督によるオリジナルSF大作。地球環境の変化によって人類の滅亡が迫る近未来を舞台に、家族や人類の未来を守るため、未知の宇宙へと旅立っていく男の姿を描く。 近未来、地球規模の異常気象と飢饉によって人類滅亡の危機が迫っていた。元宇宙飛行士のエンジニアで現在はトウモロコシ農場を営んでいるクーパーは、NASAの要請に応じて人類の未来を懸けた前代未聞のミッション「ラザロ計画」に参加することになる。計画の内容は、土星付近に突然発生したワームホールを通り抜け、新しい惑星へと人類を移住させるという…

  • ライスの奮闘と惜しさ際立つ「アーセナルvsフラム」戦記

    『アーセナルvsフラム』 3ライス強し20ジョルジいるとこういう裏一発もあるからな25サーモンはあのタイミングであの精度だからな 47守備になるとサリバの強さが光るんよね54サカ受けてからの準備できてる感良いね83ヌワネリターンうまっ84マルティの静から動って見てる以上なんだろうな あと一歩が決まらない。 そんなフラストレーションの溜まる一戦。 ただ、終始完全に押していたのはアーセナル。 圧倒的な支配を誇りながらも決めきれない。 支配率はもとより、このスタッツを見てもそう。決めるべき時に決めきれないとこうなるというのがサッカーの常なわけでして。 何度経験しても何度でも起きる。 これはアーセナル…

  • サプレックスナイロンの虜に!『アメリカ軍トレーニングパンツ』がなぜ愛されるのか?

    スポーツMIXがわりと好きで、そんな中、特に欲しかったアイテムがこちら。 『アメリカ軍トレーニングパンツ(U.S. Military Training Pants)』 探していたとはいえ、何かきっかけが無いと中々買わないようなアイテムだったんですよね。 そんな折、古着を好きになったきかっけともいえる古着屋の中の一つ、「サンタモニカ」が閉店と聞きまして(かなり前にはなりますが)行ってきました。 特に渋谷店の思い入れが強かったんですが、その渋谷店が閉店ということで。少し前に表参道店も閉店してしまったので、残るは原宿と吉祥寺のみ。 ただ、思い入れはダントツで渋谷店だったので。 このマークが忘れがたく…

  • セットプレーが勝敗を分けた!『アーセナルvsマンチェスター・ユナイテッド』驚異の戦術展開

    『アーセナルvsマンチェスター・ユナイテッド』 完全なるコーナー祭り。 試合自体は拮抗と言っても良い展開だったものの、決め手となったのは完全にセットプレーからでした。 ユナイテッド、まさかのコーナー数0って。 前半、両チームシュート数5本というのも今季のプレミアで最低数だったようですね。確かに前半は膠着感が否めないところもありました。 とりわけ攻防の焦点となったのは中盤でのやり取り。 相手のブロックも3-4-2-1という布陣からぶ厚く、明確に中盤で処理しようとしているのがわかりました。 アーセナルで言うと右側が主戦場となったのはいつも通り。 とはいえ、この試合は左がマルティネッリだったこともあ…

  • 現実が追いついた!『her 世界でひとつの彼女』が描く愛の新形態

    『her 世界でひとつの彼女』 www.youtube.com 「マルコヴィッチの穴」「アダプテーション」の奇才スパイク・ジョーンズ監督が、「かいじゅうたちのいるところ」以来4年ぶりに手がけた長編作品。 近未来のロサンゼルスを舞台に、携帯電話の音声アシスタントに恋心を抱いた男を描いたラブストーリー。他人の代わりに思いを伝える手紙を書く代筆ライターのセオドアは、長年連れ添った妻と別れ、傷心の日々を送っていた。そんな時、コンピューターや携帯電話から発せられる人工知能OS「サマンサ」の個性的で魅力的な声にひかれ、次第に“彼女”と過ごす時間に幸せを感じるようになる。主人公セオドア役は「ザ・マスター」の…

  • 「書物に毒された状態」とは?筒井康隆の『短篇小説講義』を読み解く

    『短篇小説講義(岩波新書)』 「短篇小説を書こうとする者は、自分の中に浸みこんでいる古臭い、常識的な作法をむしろ意識して捨てなければならない」。 その言葉どおりに数かずの話題作を生み出してきた作家が、ディケンズら先駆者の名作を読み解き、黎明期の短篇に宿る形式と技法の極意を探る。 自身の小説で試みた実験的手法も新たに解説する増補版。 短篇小説講義 増補版 (岩波新書 新赤版 1792) 作者:筒井 康隆 岩波書店 Amazon 短篇小説講義 増補版 (岩波新書) [ 筒井 康隆 ]価格:858円(税込、送料無料) (2024/12/3時点) 楽天で購入 何となく最近短編小説に興味が湧き、どういっ…

  • 『アーセナルvsウエストハム』流動性とサカ無双が光った一戦

    『アーセナルvsウエストハム』 6ティンバーやっぱ足元上手い10あのスピードとコースでもブレないマガリャンのヘディング力18サリバの読み26ウーデは思考の具現化精度が半端ないな26サーモンの嗅覚もさすが35サーモンって地味にパス精度も高いんだよな 71ウーデのポジションの動き直しはホント的確だわ75キヴィの守備タイトで良い86ヌワネリ良いとこ出すな 激動の前半からの後半へ。 前半のあの猛攻は凄かったですよね。 終盤でのウエストハムもこれまた凄かったですが、アーセナルの流動性込みでの連動性というのは素晴らしい限り。 ちなみにウエストハムのあの2得点は正直共にノーチャンスですよ。 あれはハムが凄か…

  • 人間の曖昧さに迫る『アンダーカレント』がもたらす余韻の波紋

    『アンダーカレント』 www.youtube.com 「愛がなんだ」「街の上で」の今泉力哉監督が真木よう子と初タッグを組み、フランスを中心に海外でも人気を誇る豊田徹也の長編コミック「アンダーカレント」を実写映画化したヒューマンドラマ。 かなえは家業の銭湯を継ぎ、夫・悟とともに幸せな日々を送っていた。ところがある日、悟が突然失踪してしまう。かなえは途方に暮れながらも、一時休業していた銭湯の営業をどうにか再開させる。数日後、堀と名乗る謎の男が銭湯組合の紹介を通じて現れ、ある手違いから住み込みで働くことに。かなえは友人に紹介された胡散臭い探偵・山崎とともに悟の行方を捜しながら、堀との奇妙な共同生活の…

  • コミカルでシュール、そして爽やかに──『夢中さ君に』の妙味

    『夢中さ君に』 夢中さ、きみに。 (ビームコミックス) 作者:和山 やま KADOKAWA Amazon 夢中さ、きみに。 (ビームコミックス) [ 和山 やま ]価格:770円(税込、送料無料) (2024/11/28時点) 楽天で購入 異性とか同性とかそういうことを抜きにしたような清々しくも淡い感情の機微が際立つ作品。 タイトルにもあるような「夢中さ君に」というのはその通りだなと思うわけで、連作のような人間関係が続く中、独立した人間模様の「誰かが誰かにふと夢中になる」そんな瞬間を集めた短編集。 現代的な画のタッチに00年代を彷彿とさせるようなタッチを織り交ぜ、そこになんとも不可思議なホラー…

  • ポール・メスカル主演!『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』が示す新時代の剣闘士像

    『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』 www.youtube.com 古代ローマを舞台に、皇帝の後継者争いの陰謀に巻き込まれ、剣闘士(グラディエーター)として苛烈な戦いに身を投じる男の姿を描いたスペクタクルアクション「グラディエーター」。巨匠リドリー・スコットが監督を手がけ、アカデミー賞で作品賞や主演男優賞など5部門を受賞した同作の24年ぶりとなる続編。 将軍アカシウス率いるローマ帝国軍の侵攻により、愛する妻を殺された男ルシアス。すべてを失い、アカシウスへの復讐を胸に誓う彼は、マクリヌスという謎の男と出会う。ルシアスの心のなかで燃え盛る怒りに目をつけたマクリヌスの導きによって、ルシアスはロー…

  • サカ・パーティ・ヌワネリ爆発!『アーセナルvsノッティンガムフォレスト』守備堅守&右攻め快勝劇

    『アーセナルvsノッティンガムフォレスト』 14ウーデのあの玉の出し方からのサカ25ジェズスのボックス内での振る舞いはやはり良い30サリバ堅し37ジョルジらしい良いアイデアよ44ウーデあの姿勢からあれ出せるんか48カラフィオーリの体の入れ方上手し 50ラヤのパントキック良き79サリバのあの時間の作らせ方はホント助かる83ヌワネリのドリブル異次元 久々の快勝。リーグ戦だと10/5日のサウサンプトン戦以来の勝利じゃないでしょうか。 最近調子が良いフォレスト相手だったので、不安しかなかったわけですが、終わってみれば完勝ということで非常に気持ちが良い。 しかも得点全てがゴラッソと言っても差し支えないレ…

  • 『攻殻機動隊 S.A.C.』20年経ても色褪せないアジア×近未来の美学

    『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(S.A.C.)』 www.youtube.com 2002年10月1日 - 2003年11月30日(全26話)第一シリーズ。2002年10月からパーフェクト・チョイス(ペイ・パー・ビュー形式)で放送され、2004年には日本テレビ系列数局で放送された。主に「笑い男事件」を扱っている。他、2010年代前半頃よりファミリー劇場において、4:3映像(SD)を上下カット処理をして16:9サイズ化し、更に画素変換(約34万画素→約210万画素)アップコンバートを施し、HD映像化されている。 相変わらず古びない世界観。 なんとなく攻殻機動隊な気分になった…

  • 『美しい星』――三島由紀夫が描くSFと純文学の絶妙な融合

    『美しい星』 純文学とは荒唐無稽とすら思われる題材を扱い、そこにすら三島だからこその文学性を付与する力量が素晴らしい。 そもそも硬質で純然たる文学作品を書こうと思う人物がある種の対局的な存在にあるようなファンタジーやSF作品を描くというのはどういったことから想像するのか。 読んで納得な部分として、あくまでも表層上の扱いはSF的なるものでありつつ、その実、至って現実的で、根源的な発想から着想しているのかということが垣間見える。 文章の構成自体も特段難しくなく、シンプルに物語を追っても楽しめる側面があり、そのワクワクさせられるような展開から最後までテンポ良く転がっていくのが心地良い。 そんな中、S…

  • 滑らかな映像美に酔いしれる!『マッチスティック・メン』が描く詐欺と家族の物語

    『マッチスティック・メン』 www.youtube.com ロイは相棒フランクと組むやり手の詐欺師だが、潔癖性に悩み精神科医に通う日々。 そこにかつて別れた妻との間の娘アンジェラが登場、ロイは彼女に翻弄されていく。 原案は、恐竜が主人公の異色ハードボイルド小説「さらば、愛しき鈎爪」シリーズで人気のエリック・ガルシア。 名監督リドリー・スコットが、フランク・シナトラやハーブ・アルパートなど50年代の音楽に乗せて軽妙に描く親子詐欺師コメディ。 コメディタッチなのにどこか上品さ溢れるところもありで。 リドリー・スコット作品というと重厚さというかゴシック調の重さみたいなものを感じるものが多いかと思うん…

  • 戊辰戦争の闇を暴く!『十一人の賊軍』が問いかける義

    『十一人の賊軍』 www.youtube.com 江戸幕府から明治政府へと政権が移りかわる中で起こった戊辰戦争を背景に、11人の罪人たちが藩の命令により決死の任に就く姿を描いた時代劇アクション。「日本侠客伝」「仁義なき戦い」シリーズなどで知られる名脚本家の笠原和夫が残した幻のプロットを、「孤狼の血」「碁盤斬り」の白石和彌が監督、山田孝之と仲野太賀が主演を務めて映画化した。 1868年、江戸幕府最後の将軍・徳川慶喜を擁する旧幕府軍と、薩摩藩・長州藩を中心とする新政府軍(官軍)の間で争われた戊辰戦争。そのさなか、新政府軍と対立する奥羽越列藩同盟に加わっていた新発田藩(現在の新潟県新発田市)で繰り広…

  • ジブリ隠れた名作『海がきこえる』──青春の瑞々しさと心揺さぶる物語

    『海がきこえる』 www.youtube.com 「月刊アニメージュ」に連載された氷室冴子の小説を、「魔女の宅急便」「おもひでぽろぽろ」のスタジオジブリがアニメ化した青春ストーリー。 高知県に暮らす高校生の杜崎拓。2年生のある時、東京から武藤里伽子という転校生がやってくる。勉強もスポーツも万能で美人の彼女は、瞬く間に学校中で知られた存在となるが、里伽子自身は周囲になじもうとしなかった。拓の中学以来の親友である松野は里伽子にひかれていたが、拓にとっての里伽子は、松野の片思い相手という、それだけの存在だった。しかし、高校3年のハワイの修学旅行で起こったあることをきっかけに、拓は里伽子が抱えている家…

  • 『水は海に向かって流れる』が描く恋愛と人生の流れ、その深遠な魅力

    『水は海に向かって流れる』 水は海に向かって流れる(1) (週刊少年マガジンコミックス) 作者:田島列島 講談社 Amazon やはり田島列島さんの作品は言葉のパンチラインが響きますね。 以前読んで以来、わりとほとんどの作品を読んでいると思うんですが、本作が一番響いたかなと。 日常系であり、あり触れた恋愛系。と思いきや設定や状況などが一筋縄にはいかないところも田島列島さんっぽい。 現代的な価値観を織り交ぜつつ、そこだけにフォーカスしない過去との親和性。古き良きと新しきを知るをマッシュアップしたような展開も心地良く、時代は変わっても普遍的なものがあるということを知らせてくれます。 タイトルにある…

  • 『エイリアンVS.プレデター(AVP)』壮絶アクションの裏側!SFファンを熱狂させる異星人の生存戦争

    『エイリアンVS.プレデター(AVP)』 www.youtube.com 南極の地下深くに地球最古のピラミッドが発見されるが、そこは宇宙からやってきたプレデターが、成長の儀式のためにエイリアンと戦う場所だった。 企画は10数年前から存在していたが実現しなかった、人気SFシリーズ「エイリアン」と「プレデター」の主役クリーチャーの対決映画。 「モータル・コンバット」「バイオハザード」のポール・W・S・アンダーソン監督によって脚本がまとめられ、映画化に至った。 こういう類の作品ってバランス感覚、ようは本家にある作品の旨味を抽出しながらも、どこにどういったスパイス、変化を加えるかが重要だと思っていて、…

  • 『グラディエーター』の壮絶な闘いと復讐の美学から見えるもの

    『グラディエーター』 www.youtube.com 「ブレードランナー」の巨匠リドリー・スコットが、古代ローマを舞台に復讐に燃える剣闘士の壮絶な闘いを描き、第73回アカデミー賞で作品賞・主演男優賞など5部門に輝いた歴史スペクタクル。 古代ローマの皇帝アウレリウスは、信頼を寄せる将軍マキシマスに次期皇帝の座を譲ろうと考えていた。それを知った野心家の王子コモドゥスは父を殺して玉座を奪い、マキシマスに死刑を宣告。マキシマスは故郷へ逃れるが、コモドゥスの手下に妻子を殺されてしまう。絶望の中、奴隷に身を落としたマキシマスはやがて剣闘士として名を上げ、闘技場で死闘を繰り返しながらコモドゥスへの復讐の機会…

  • フェデ・アルバレスが描く『エイリアン ロムルス』の新境地

    『エイリアン ロムルス』 www.youtube.com リドリー・スコット監督による1979年の傑作「エイリアン」の“その後”を舞台に、エイリアンの恐怖に遭遇した若者たちの運命を描くSFサバイバルスリラー。「ドント・ブリーズ」のフェデ・アルバレスがメガホンをとり、リドリー・スコットは製作を手がけた。 人生の行き場を失った6人の若者たちは、廃墟と化した宇宙ステーション「ロムルス」を発見し、生きる希望を求めて探索を開始する。しかしそこで彼らを待ち受けていたのは、人間に寄生して異常な速さで進化する恐怖の生命体・エイリアンだった。その血液はすべての物質を溶かすほど強力な酸性であるため、攻撃することは…

  • キャプテンウーデ復活!『アーセナルvsチェルシー』激戦90分の攻防ドラマ

    『アーセナルvsチェルシー』 13早速ホワイトとサカの連携の良さ14こういう時にタメれるのライスなんだよな31抜かりなきこの動き、ハヴァーツ 54ここで粘れるライスの眼59さすがウーデ、そして落ち着いてマルティ65ティンバーの胆力と技術73ウーデのパスの精度86下げずに前向けるメリーノ87ジェズスの良さ出たけどな89ここで食い止めてくれるサリバの心強さ 両者ともにテンションの高い試合へ。 終始白熱の一戦でした。 一色触発でとにかく攻守の切り替わりが激しい。チェルシーってこんなにメリハリあってソリッドなチームだったかと思わされるほど。 スカッドを見れば凄味は感じるわけですが、今まではムラがあり、…

  • 『クルージング』—覗き見る地下カルチャーの深淵

    『クルージング』 www.youtube.com 「フレンチ・コネクション」でアカデミー賞を受賞し、「エクソシスト」が世界的大ヒットを記録したウィリアム・フリードキン監督が1980年に発表した作品で、当時のニューヨークの、アンダーグラウンドのゲイカルチャーを背景に描いたクライムサスペンス。 夜のニューヨークで、ゲイの男ばかりが狙われる連続殺人事件が発生。密命を受けた市警のバーンズは、同性愛者を装い、ゲイの男たちが集うSMクラブへの潜入捜査を開始する。そこで毎夜、男たちによる性の深淵をさまようバーンズは、身も心もすり減らしていくなかで、ついに犯人の手がかりをつかむが……。 1973年から79年に…

  • 『アーセナルvsインテル』CL対決!失われた攻撃のバリエーション~UEFAチャンピオンズリーグ Matchday 4~

    『アーセナルvsインテル』 24潰されてもサカ26やはりこの形は得意か34ハヴァさんのこれは強みではあるのだが45サリバ固ぇ 73ティンバーの心意気95ヌワネリの引き出しのうまさからのターン またあの感じが戻ってきたのか。 そう思わされる連敗の悪夢。実際のスタッツ以上に負けが立て込むということがここまで精神を侵食するとは。 まあアーセナルファンならいつものことではあったわけですが、最近はその感が薄れ、勝者のメンタルを身に着けたように思われていた分、剝落のギャップが。 そんなアウェイ、インテル戦。 はっきり言ってそこまで良いところは無し。 モメンタムを見ると押しているように見えますが、これも何故…

  • 部屋を通して見るアメリカの詩情『アレック・ソス 部屋についての部屋』

    『アレック・ソス 部屋についての部屋』 アレック・ソスと言えば確か最初に目にしたのはポパイで連載されていたコラムなどだったような。 それは確かこの写真だった。 風景に馴染んでいるようで何故か不思議な印象を受けたのを覚えている。 カラーリングの配色と手触りを感じる解像度。とある人物の日常風景が背景に垣間見え、なんとも絶妙なバランスで品よくまとまっているなと。 ちなみにアレック・ソスの簡単な説明を。 アレック・ソス(Alec Soth)は、アメリカの現代写真家で、特にドキュメンタリースタイルの作品で知られています。彼の作品はアメリカ中西部を中心に、アメリカの片隅で暮らす人々や場所の「孤独」と「詩情…

  • リドリー・スコットのSF美学炸裂!『プロメテウス』の未来感と哲学

    『プロメテウス』 「エイリアン」のリドリー・スコット監督が、同作の前日譚として描いたSF大作。 地球上の古代遺跡で人類の起源にかかわる重大な手がかりを発見した科学者チームが、その謎を解明するため宇宙船プロメテウス号に乗り、未知の惑星を訪れる。しかし、そこには人類が決して触れてはならない、驚きの真実が眠っていた……。 出演はノオミ・ラパス、マイケル・ファスベンダー、シャーリーズ・セロン、ガイ・ピアースら。脚本を「LOST」のデイモン・リンデロフが手がけた。 オリジネーターだからこその解釈と含み、エイリアンという異種を媒介とした人間に関するお話。 続編って徐々にそうなる傾向があると思っているんです…

  • 圧倒的映像美!リドリー・スコットが描く『エイリアン コヴェナント』の壮大な恐怖

    『エイリアン コヴェナント』 www.youtube.com リドリー・スコット監督が自身の傑作SF「エイリアン」の前日譚を描いた「プロメテウス」の続編。 新たな主人公となる女性ダニエルズを、「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」で注目されたキャサリン・ウォーターストンが演じ、「プロメテウス」でアンドロイドのデヴィッド役を演じたマイケル・ファスベンダーが続投。前作に続いてスコット監督がメガホンをとった。 滅びゆく地球から脱出し、人類移住計画を託された宇宙船コヴェナント号には、カップルで構成された乗組員が搭乗していた。やがて人類の新たな楽園となるであろう未知の惑星にたどり着いたコヴェナン…

  • 現実が非日常に!『Cloud クラウド』が描く狂気の連鎖

    『Cloud クラウド』 www.youtube.com 黒沢清監督が菅田将暉を主演に迎え、憎悪の連鎖から生まれた集団狂気に狙われる男の恐怖を描いたサスペンススリラー。 町工場で働きながら転売屋として日銭を稼ぐ吉井良介は、転売について教わった高専の先輩・村岡からの儲け話には乗らず、コツコツと転売を続けていた。 ある日、吉井は勤務先の工場の社長・滝本から管理職への昇進を打診されるが、断って辞職を決意。郊外の湖畔に事務所兼自宅を借りて、恋人・秋子との新生活をスタートさせる。 地元の若者・佐野を雇って転売業は軌道に乗り始めるが、そんな矢先、吉井の周囲で不審な出来事が相次ぐように。吉井が自覚のないまま…

  • 心が揺れる瞬間とは?『生きる理由を探してる人へ』の核心

    『生きる理由を探してる人へ (角川新書) 』 生きる理由を探してる人へ (角川新書) 作者:大谷 ノブ彦,平野 啓一郎 KADOKAWA Amazon 意外に思っている人が多いと感じる、”生きる理由”とは何なのかということ。 理由なんか無いということはわかっているし、幼少時はそんなことすら考えていないのが当たり前ですよね。 それが思春期あたりを境にうっすらと考えだす節もあり、社会人になるとその傾向は一層強くなってくる。 結局それまでは敷かれたレールを走るじゃないですけど、一定のラインが見えていた状態で物事が進むのが当たり前。それがある時からレール自体が不確かなものになり、様々な形で分岐していく…

  • 『アーセナルvsニューカッスル』痛恨の敗北!何が勝敗を分けたのか?

    『アーセナルvsニューカッスル』 8ライスの守備範囲の広さよ35サーモン狙いは良し45メリーノの最良のスルー 55ラヤ落ち着いてるな 明らかに熱量として劣っていたとしかいいようのない試合になってしまいました。 カラバオのプレストン戦にしろ、リヴァプール戦にしろ悪くなかっただけに、ここでこの感じになってしまうとは。 セント・ジェームズ・パークの圧というのは確実にあるでしょうし、ニューカッスルのホームでの強さはピカ一なわけですよ。 それでも勝たなければいけないのが今のアーセナル。そして勝てる実力は必ず持っていますからね、と信じている。 正直あの失点に関しては完全にゴードンの技アリのドンピシャクロス…

  • 17歳の才能が輝く!ヌワネリの未来を感じた『アーセナルvsプレストン~カラバオカップ ベスト16編~』

    『アーセナルvsプレストン』 3ヌワネリやはり受けてからの判断が早いな6ジェズスのトランジションの速さ9スピード、クロスのテンポが良い33さっきのタッチを修正しての完璧なゴール41ティンバーのアイデアは良い 51絶妙な加減でパスも出せるんよね56キヴィのクロス綺麗過ぎて痺れたわ63スターリングの見たいのこういうのなのよ69ジョルジのこういうのもやっぱええ75強い、これが本来のサリバ83ジョルジ良いカバーリング87ハヴァさんって意外に早いし強いところが魅力 ヌワネリの躍動を感じさせる一戦となりましたね。 押していたのは終始アーセナル。 守備陣が安定しているとやはり違いますね。ティンバーも平気なよ…

  • 気味悪さNo.1!『エイリアン4』の魅力と狂気

    『エイリアン4』 www.youtube.com 名作SFシリーズの第4作。 前作「エイリアン3」から200年後を舞台に、リプリーとエイリアンの最後の戦いが描かれる。惑星フィオリーナで溶鉱炉に消えたリプリーだったが、エイリアンの軍事利用をたくらむペレズ将軍率いる一派が、残されていたDNAからクローンを生み出し、リプリーは復活する。リプリーの体内に宿っていたエイリアンをもとに宇宙船オリガ号の中で養殖が開始されるが、成長したエイリアンが脱走。オリガ号は緊急事態のため地球へ向けて動き出してしまう。リプリーはエイリアンを地球に降ろすまいと戦うが……。 「デリカテッセン」「ロスト・チルドレン」など独創的…

  • 囚人惑星で迎える地獄とフィンチャーの辛酸が交錯する『エイリアン3』の衝撃

    『エイリアン3』 凶暴な宇宙生命体と女性宇宙航海士リプリーの戦いを描く名作SF「エイリアン」シリーズ第3作。 2270年、エイリアンの脅威から逃れたリプリーの乗る救命艇が囚人惑星フィオリーナに不時着。唯一の生存者だったリプリーは男ばかりの惑星に波紋を起こす。そんな中、エイリアンが惑星に紛れ込んでおり、囚人たちを次々と襲撃。武器のない不利な状況に加え、リプリーは自分の体がエイリアンに寄生されていたことを知る……。 監督はミュージックビデオやCMを手がけてきた新人デビッド・フィンチャー。03年に30分長い「完全版」が発表。劇場公開版ではエイリアンが寄生した宿主は犬だったが、完全版では牛になるなど本…

  • 勝利は逃すも充実の内容!『アーセナルvsリヴァプール』サカの記録更新と攻守の妙技

    『アーセナルvsリヴァプール』 結果だけ見ればあれなんですが、試合の展開としては中々に楽しめ、アーセナルというチームの現在地を垣間見たような気もしないでもない。 実際試合自体は楽しかったですからね。 前半に関して言えば、それこそ善戦したといっていいような展開でしたし、どちらかと言えば押していたのはアーセナル。 これを見ても前半の中盤以降は完全に押し込んでましたからね。 そこから後半に入りマガリャンが交代になるまでは。 後半に入ってからは守備面というより、攻撃面。特にビルドアップに苦戦していた印象でしたよね。 ミドルゾーンまでは運べてもそこからペナルティまで繋げられず、フィニッシュまで結びつかな…

  • 『エイリアン2』:キャメロンが描く究極の戦闘と恐怖

    『エイリアン2』 www.youtube.com 大ヒットSFスリラー「エイリアン」のシリーズ第2作。 「ターミネーター」のジェームズ・キャメロンが監督・脚本を手がけ、エイリアンの大群と海兵隊の死闘を緊張感たっぷりに描く。宇宙貨物船ノストロモ号での惨劇から57年後。唯一の生存者である航海士リプリーが、催眠カプセルの中で眠りながら宇宙を漂っているところを発見された。目を覚ました彼女は、かつて自分たちがエイリアンと遭遇した星が現在は植民惑星となっていることを知り、がく然とする。リプリーがエイリアンの危険性を訴える中、植民惑星との通信が突如として途絶えてしまう。原因調査を依頼されたリプリーは、海兵隊…

  • 美と恐怖が交差する宇宙ホラー!『エイリアン』に秘められた美学

    『エイリアン』 www.youtube.com 逃げ場のない宇宙船のなかで、襲い来る未知の生命体=エイリアンの恐怖を描いた、SFホラーの金字塔。「デュエリスト 決闘者」で映画監督デビューしたリドリー・スコットの長編監督第2作で、世界的ヒットを記録。エイリアンと戦う航海士リプリーを演じたシガニー・ウィーバーの出世作にもなった。 地球を遠く離れた広大な宇宙で就業していた宇宙船ノストロモ号は、ほかの宇宙船からの救難信号を受けて、未知の惑星に降り立つ。そこには異星人の宇宙船があり、船内には卵のような謎の物体があった。その卵の中から奇怪な生き物が飛び出してきて乗組員に寄生し、やがてそれは宿主の腹を食い破…

  • 偽殺し屋が恋に落ちた!『ヒットマン』リチャード・リンクレイター監督のブラックコメディ

    『ヒットマン』 www.youtube.com 「6才のボクが、大人になるまで。」のリチャード・リンクレイター監督と「トップガン マーヴェリック」のグレン・パウエルがタッグを組んだクライムコメディ。警察への捜査協力のため偽の殺し屋を演じていた大学教授が、殺しを依頼してきた女性と恋に落ちたことから運命を狂わせていく様を描いた。 ニューオーリンズで2匹の猫と静かに暮らすゲイリー・ジョンソンは大学で心理学と哲学を教える一方、地元警察に技術スタッフとして協力していた。ある日、おとり捜査で殺し屋役となるはずの警官が職務停止となり、ゲイリーが急きょ代わりを務めることに。さまざまな姿や人格になりきる才能を思…

  • 河合優実主演『ナミビアの砂漠』—観察される日常と不穏な魅惑

    『ナミビアの砂漠』 www.youtube.com 初監督作「あみこ」でベルリン国際映画祭フォーラム部門に史上最年少で招待されるなど高く評価された山中瑶子が監督・脚本を手がけ、「あんのこと」の河合優実を主演に迎えて撮りあげた青春ドラマ。現代日本の若者たちの恋愛や人生を鋭い視点で描き、2024年・第77回カンヌ国際映画祭の監督週間で国際映画批評家連盟賞を受賞した。 21歳のカナにとって将来について考えるのはあまりにも退屈で、自分が人生に何を求めているのかさえわからない。何に対しても情熱を持てず、恋愛ですらただの暇つぶしに過ぎなかった。同棲している恋人ホンダは家賃を払ったり料理を作ったりして彼女を…

  • 『妄想代理人』―狂気と社会の闇が支配する現実と幻想の境界

    『妄想代理人』 www.youtube.com 東京武蔵野で発生した通り魔事件。被害者である月子の不明瞭な供述から、周囲は本人の自作自演によるものと疑う。だが、第二の被害者が出て事態は一変。存在するはずがないと思われていた犯人は“少年バット"として事件を取り巻く人たちを次々と襲っていく。“少年バット"とは一体何者なのか? そして次なる標的は? 『パーフェクトブルー』のような鬱展開となりつつ、アニメならではの映画とは異なる深みを持った展開。 まずオープニングとエンディングですよね。 一目見たEDの印象がラース・フォン・トリアーによる『キングダム』を彷彿とさせるような予告で、次回を暗示しているのか…

  • 「わからなさ」こそ醍醐味!『インヒアレント・ヴァイス』が生む誤謬と混沌

    『インヒアレント・ヴァイス』 www.youtube.com 「ザ・マスター」のポール・トーマス・アンダーソン監督とホアキン・フェニックスが再タッグを組み、米作家トマス・ピンチョンの探偵小説「LAヴァイス」を映画化。 1970年代のロサンゼルスを舞台に、ヒッピーの探偵ドックが、元恋人の依頼を受けたことから思わぬ陰謀に巻き込まれていく姿を描いた。 元恋人のシャスタから、彼女が愛人をしている不動産王の悪だくみを暴いてほしいと依頼された私立探偵のドック。しかし、ドックが調査を開始すると不動産王もシャスタも姿を消してしまう。ドックはやがて、巨大な金が動く土地開発に絡んだ、国際麻薬組織の陰謀に引き寄せら…

  • サリバ不調で波乱!10人で戦った『アーセナルvsボーンマス』その結末は?

    『アーセナルvsボーンマス』 13サリバ寄せ強いな19ストーリングの良さ出たな23こういう瞬時のライスの判断素晴らしい32さすがの思い切りサリバなきマガリャン34トーマス確実に視野もプレスも良くなってるよな 45メリーノ、キープできるの強いな 最近は厳しい試合が多い印象でしたが、この試合がこんなに厳しい展開となることを誰が予想したことでしょう。 ついにサカも不在ということでスタメンもわりと変更あり。 とにかく、ボーンマスの勢いが凄まじく、こういうプレス強度が高くて、引いて守らないタイプは厄介でしたね。 加えてメンタリティもタフときたので厄介of厄介。 おまけにまだ8試合しかしていないのにそのう…

  • 映画的展開と異様な面白さ!『パンティストッキングのような空の下』の魅力

    『パンティストッキングのような空の下』 パンティストッキングのような空の下 作者:うめざわしゅん まみあな出版 Amazon 全然知らずに読み始めたんですが、調べてみたらまさか『ダーウィン事変』の作者だったとは。 出会うところで出会うというのはこういうことなのかもしれないなと思わされます。 そんな『ダーウィン事変』に関しても知り合いからオススメされて読んでいた程度ではあったのですが、目の付け所と発想が見事な作品でして、テーマ含め、中々面白い作者の方だなと思っていたところでした。 それがこんな形で偶然に再会することになろうとは。 本作は恒例の中古Diggの際に見つけたんですが、表紙と帯の内容が強…

  • 文学の深淵へ:三島由紀夫短編の詩的表現力とシュールな世界観『花ざかりの森・憂国』

    三島の短編は初めて読んだんですが、これはこれで色々な試みが見られて面白かったですね。 『花ざかりの森・憂国』 花ざかりの森・憂国 (新潮文庫) 作者:三島 由紀夫 新潮社 Amazon 好き嫌いも当然出てきますし、書かれた年代なんかによって、左右されるところもあるなと思いつつ、響く作品は響いてくる。 短編の良いところって、そうした変化であったり、試み、様々な角度からのフックアップがあるところが面白いんですよね。 長編にしろ短編にしろ、三島作品を読むとその表現の幅というものの凄さは感じるわけですが、短編となるとさらにそのテーマ、文体も多岐にわたってくる。 コメディ、詩的、純愛、シュールレアリスム…

  • LOVEとHATEが交錯する狂気の寓話 『狩人の夜』」

    『狩人の夜』 www.youtube.com ある狂信者に命をつけ狙われる幼い兄妹の恐怖を描くサスペンス映画。 製作はポール・グレゴリー、監督はチャールズ・ロートン。 デイヴィス・グラブの原作を基に、脚本はジェームズ・エイジー、撮影はスタンリー・コルデス、音楽はウォルター・シューマンが担当。出演はロバート・ミッチャム、リリアン・ギッシュほか。 以前なにかの雑誌で目にしてからずっと脳裏に焼き付いていたのが本作『狩人の夜』。 当時の単純な印象はカッコ良く、なぜだか惹かれる部分があったんですよね。それで観てみたというのが最初のきっかけ。 ロバート・ミッチャム演じる伝道師、パウエルの出で立ちと指に入れ…

  • 『デッドマン』— モノクロ映像と無彩色の美学が魅せる西部劇

    『デッドマン』 www.youtube.com ジム・ジャームッシュ監督がジョニー・デップを主演に迎えて描いたウェスタン。 19世紀、アメリカ西部の町マシーンにやってきた会計士ウィリアム・ブレイク。そこで、街の有力者の息子と花売りの娘の喧嘩に巻き込まれ、胸に銃弾を受けたブレイクは、殺人の濡れ衣を着せられ、そのまま追われる身となる。 追っ手から逃げる山の中でネイティブアメリカンのノーボディーと出会ったブレイクは、次々と襲いかかる敵をノーボディーとともに打ち負かしていくが……。 「ダウン・バイ・ロー」でやり残したモノクロ撮影をとことん追求したかったというジャームッシュ監督がふたたび撮影監督にロビー…

  • 森田芳光監督が描く『それから(1985)』の情緒豊かな世界

    『それから(1985)』 www.youtube.com 漱石の名作の映画化。 生きるためだけに働くのは非人間的だとして“遊民”の生活を送る代助(松田)は、かつて友の本望に殉じて密かに愛し合っていた三千代(藤谷)を平岡(小林)に譲るが、三千代は代助を愛し代助を待ちながら、世俗的な平岡のもとで苦しんでいた。 やがて代助は愛を告白するが、友と家からの絶縁が待っており……。 明治末期の雰囲気を忠実に再現し、森田独特のリズムと映像美に貫かれた恋愛映画の傑作。国内の多くの映画賞を獲得した。 夏目漱石自体はそこまでではあるんですが、本作の映画として含みある芳醇さは十分に堪能させてもらいました。 こうした松…

  • 『恋愛とは何か』愛のとろ火に秘められた真実

    『恋愛とは何か 初めて人を愛する日のために (角川文庫)』 恋愛とは何か 初めて人を愛する日のために (角川文庫) 作者:遠藤 周作 KADOKAWA Amazon 初めて人を愛する貴女へ。 愛についてのエッセイ・方法論は数多い。本書は豊かな恋愛経験と古今東西の文学に精通する作者が、わかりやすく男女間の心の機微を鋭く解明した、全女性必読の愛のバイブル。 この年になると、徐々に恋愛の本質に気付かされてくると言いますか。 でも、言語化すようとするとそれは難しくも有り、わかっていないことを知らされたりもするものなのだと。 遠藤周作というと映画、『沈黙』などから知ったわけですが、視点、考察が知に富んで…

  • 映像美と耽美の世界『ワン・フロム・ザ・ハート』

    『ワン・フロム・ザ・ハート』 www.youtube.com ラス・ベガスを舞台に3人の男と3人の女の恋と別離を描くミュージカル・ロマンス映画。 グレイ・フレデリクソンとフレッド・ルースが製作、バーナード・ガーステンが製作指揮を担当。監督は「地獄の黙示録」のフランシス・フォード・コッポラ。原案・共同製作はアーミヤン・バーンスタイン、脚本はバーンスタインとコッポラが執筆している。 撮影はヴィットリオ・ストラーロだが、ストラーロはアメリカ撮影者協会員ではないので撮影監督のクレジットはロン・ガルシアに与えられている。 音楽はトム・ウェイツが作り、彼とクリスタル・ゲイルが歌っている。 出演はフレデリッ…

  • 名匠アラン・パーカーが描く『エンゼル・ハート』の暗黒美学

    『エンゼル・ハート』 www.youtube.com ウィリアム・ヒョーツバーグの小説「堕ちる天使」を、名匠アラン・パーカー監督が見事に映画化したオカルト・ミステリー。 1950年代のブルックリン。私立探偵ハリーの元に、サイファという男から高額の依頼が舞い込む。 それは、大戦後に失踪した人気歌手ジョニーを探してくれという内容のものだった。彼は早速調査を開始するのだが、行く先々で不可解な殺人事件が起こり……。 謎の人物サイファをロバート・デ・ニーロが怪演。 オカルト感あり、サスペンス感有りのこういう作品の雰囲気ってホント好きなんですよね。 個人的な原体験はツイン・ピークスでしたし、最近だとトゥル…

  • 『殺したいほど アイ・ラヴ・ユー』の笑撃!真剣すぎて笑えるラブコメ

    『殺したいほど アイ・ラヴ・ユー』 www.youtube.com 浮気亭主を殺そうとしたのはいいが、それが並み外れた体力の男だったことから起こる大騒動を描くコメディ。 製作はジェフリー・ルーソーとロン・モラー、監督は「偶然の旅行者」のローレンス・カスダン、脚本はジョン・コストメイヤー、撮影はオーウェン・ロイズマン、音楽はジェームズ・ホーナーが担当。出演はケビン・クライン、トレイシー・ウルマンほか。 これもまた丁度良し。 昔の作品、特にラブコメとかに多いんですが今ほど作り込みが過剰で無く、ありえないほどの演出もお構い無し。 そうした作品もそれはそれで観たくなることがあるもので。 リバー・フェニ…

  • サカ&マルティネッリが躍動!『アーセナルvsサウサンプトン』の歓喜

    『アーセナルvsサウサンプトン』 5サリバあの位置でもゴリゴリだな10これぞジョルジの真骨頂12ハヴァさんのこういうプレスじわじわ効くんだよな13ジェズスのボックスの侵入タイミングはやはり魅力17サリバ、マジか33ジェズスの技アリターン出ました38ジョルジは次のプレー見えてるからこういうんタッチ出来るんだよな41マガリャンこういうとこ好きやな 68これが見たかったマルティネッリよ72サカこの時間でこの切り返しからのシュート枠内って85カラフィオーリ粘り強いな92マルティ彗星の如き93ハヴァさん流石です 最近は本当にヒリヒリする戦いが多い。 それでも最後には勝つんだから成長しか感じないわけですが…

  • 命の売買は何を意味する?三島由紀夫の挑発作『命売ります』

    『命売ります』 命売ります (ちくま文庫) 作者:三島 由紀夫 筑摩書房 Amazon 「命売ります。お好きな目的にお使い下さい。当方、二十七歳男子。秘密は一切守り、決して迷惑はおかけしません」 目覚めたのは病院だった、まだ生きていた。必要とも思えない命、これを売ろうと新聞広告に出したところ……。危険な目にあううちに、ふいに恐怖の念におそわれた。死にたくないーー。三島の考える命とは。 三島痛快のエンタメ作品。 晩年に書いたということもあると思うんですが、この人は表現の幅が本当に広い。 現代的でいて、ドラマのような痛快さというのはむしろ今の時代にもふさわしく、深層的なテーマ性と相反するような軽快…

  • 『アーセナルvsレスター』震える無双劇の果てに驚きの結末が待っていようとは

    『アーセナルvsレスター』 11ライスのクロス精度高いな12ハヴァさんとサカの連携力上がってるな19ティンバークロス上手し19やっとマルティにゴールが25ライス、ロングもスピード、コース申し分無い29ハヴァさんの対応お見事33ティンバーのタイミングはテンポが良い37今の崩しヤバい41この辺のパーティの球際強さ戻ってきたよな46マルティこういう時ホント的確だよな 56この崩しもまたスピーディーでソリッド65ハヴァさんのこういうとこ好きだわ68ライスの強み85ヌワネリの存在感ヤバいな92サリバフォローの速さ96サリバやはり強し 痺れる試合となりました。 前半のあの無双っぷりはレスター相手とはいえ、…

  • 難解ながらも心地よい『日蝕』の世界に浸る理由

    『日蝕』 日蝕・一月物語(新潮文庫) 作者:平野 啓一郎 新潮社 Amazon 錬金術の秘蹟、金色に輝く両性具有者(アンドロギュノス)、崩れゆく中世キリスト教世界を貫く異界の光……。華麗な筆致と壮大な文学的探求で、芥川賞を当時最年少受賞した衝撃のデビュー作「日蝕」。 挑戦しては挫けという本作だったんですが、読み切れば構成自体はシンプルでした。 読み辛い理由として挙げられるのはまず、単語の難しさと固有名詞の複雑さじゃないでしょうか。 単語に関してはとことん古語や旧漢字に寄っているところが多い気もしますが、読むと意外にも大筋の意味合いは理解できてしまう。 固有名詞に関してもそうで、少々頭に入れた状…

  • 『アーセナルvsマンチェスターシティ』大波乱の結末!ある意味で歴史的名勝負に

    まさかこんな展開になるとは。 『アーセナルvsマンチェスターシティ』 さらに言うとあんなラストが待っているとは思いませんでした。 正直思うところはありますが、審判に対してどうこう言っても始まらないのがプレミアリーグ。 何度もこういうことは起きてますからね。 それはさておきアルテタも会見で述べていたようにアーセナル、シティのガチンコのサッカーが観たかったというところは大きいですが、ある意味でガチンコになった本節。 前半こそ、色々ありはしたものの、アーセナルとしては順調な試合運び。 2点目の得点時間含め、良い展開ではありました。 なんせフルメンバーじゃない状態でのアウェイ、シティ戦。 シティもフル…

  • 『千年女優』が問いかける希望と現実の境界線

    恐ろしい作り込みと熱意を感じる作品。 『千年女優』 www.youtube.com 「パーフェクト・ブルー」の今敏監督が、数十年にわたり1人の男性を思い続けた女優の姿を、時間や空間を超えて描くオリジナル長編アニメーション。 小さな映像制作会社の社長・立花は、かつて一世を風靡した昭和の大女優・藤原千代子のドキュメンタリーを作るため、人里離れた千代子の邸宅を訪れる。 30年前に突如として銀幕から姿を消し、隠遁生活を送っていた千代子は、立花が持参した1本の鍵を見て、思い出を語りはじめる。千代子の語りは、いつしか現実と映画のエピソードが渾然一体となり、波乱万丈の物語へと発展していく。 第5回文化庁メデ…

  • 『アーセナルvsトッテナム』勝利の瞬間!怪我人多数でも成長したメンタリティ

    『アーセナルvsトッテナム』 やはり熱量の高い戦い。そしてこのスカッドで勝てたという収穫ですよ。 正直怪我人やらの情報満載で始まるまでどうなるのかと心配が止まらないような状況でした。 ライスは前節のカードにより出れないし、ウーデとカラフィオーリも代表戦で怪我、冨安もまだでチェンコも怪我という。 そうしたこともあって、安定感があったかと言われればちょっと危うい場面も何度かありました。 いや、むしろ危険過ぎる場面も何度か。 そこは全体でカバーするというか、気迫の部分、本当に持ってほしいメンタリティの部分で成長したなと実感させてもらいました。 それぞれ代表やカップ戦、リーグ戦などで培ってきた自信と自…

  • 異色の芥川賞作!『コンビニ人間』が現代社会に問いかける「生きる意味」

    芥川賞というと難解なイメージだったんですが、近年はそういった作品ばかりでもなくなってきているんでしょうね。 『コンビニ人間』 コンビニ人間 (文春文庫) 作者:村田 沙耶香 文藝春秋 Amazon 「普通」とは何か? 現代の実存を軽やかに問う第155回芥川賞受賞作 36歳未婚、彼氏なし。コンビニのバイト歴18年目の古倉恵子。日々コンビニ食を食べ、夢の中でもレジを打ち、「店員」でいるときのみ世界の歯車になれる――。 「いらっしゃいませー!!」お客様がたてる音に負けじと、今日も声を張り上げる。 ある日、婚活目的の新入り男性・白羽がやってきて、そんなコンビニ的生き方は恥ずかしい、と突きつけられるが……

  • 『マイ・プライベート・アイダホ』:今なお輝くスタイリングの美学

    『マイ・プライベート・アイダホ』 www.youtube.com リバー・フェニックスとキアヌ・リーブスの共演で話題を呼んだ青春ロードムービー。 路上に立ち、男性に体を売って暮らしている青年マイク。緊張すると突然意識を失ってしまう奇病を持つ彼は、自分を捨てた行方不明の母親を捜すため、市長の息子で、同じく男娼のスコットとともに故郷アイダホへと向かう。 同性愛、近親相姦、ドラッグといったショッキングな内容を、詩的な映像を駆使して描いたガス・バン・サント監督初期の傑作。 2014年、フェニックスの遺作「ダーク・ブラッド」(12)公開にあわせ、フェニックス出演作の特集上映でデジタル上映。 最近は久々に…

  • 『仮面の告白』に見る、矛盾を抱える人間の美しき苦悩

    芸術性を帯びた文章に硬質な文体、でも、書かれているのはあくまでも私的な事柄であって、吐露にも似た個人的で独白地味たもの。 なのに何故こんなに惹かれ魅力的な文章だと思ってしまうのか。 『仮面の告白』 仮面の告白 (新潮文庫) 作者:三島 由紀夫 新潮社 Amazon 女に魅力を感じず、血に塗れた死を憧憬しつつ自らの性的指向に煩悶する少年「私」。 軍靴の響き高まるなか、級友の妹と出会い、愛され、幸福らしきものに酔うが、彼女と唇を重ねたその瞬間「私には凡てがわかった。一刻も早く逃げなければならぬ」――。 少年が到達した驚異の境地とは? 自らを断頭台にかけた、典雅にしてスキャンダラスな性的自伝。 当時…

  • マグネット作ってみた

    今度はステッカー等を作成した時のものを流用してマグネットを作ってみることに。 ちなみに使ったのはこれなんですが、PCでそのまま印刷できるということだったので手軽だなと思いまして。 マグエックス マグネット 用紙 ぴたえもん レーザー マット A4 5枚入 MSPL-A4 マグエックス Amazon 作ってみると意外にペラペラ感はあるものの、まあ別に何かを吊るすわけでも無いのであまり小さいサイズを作り過ぎなければ問題無し。 印刷の感じはそこまで悪い印象は無く、カットする際も薄いので割と簡単に切れます。 逆に複雑な形状になると切るのがちょっと面倒かもしれないので、形はシンプルなものの方がいいんじゃ…

  • 『夏子の冒険』読後感爽快!人生を謳歌する冒険譚の魅力

    ガールズアドベンチャーというのもまた面白い。 『夏子の冒険』 夏子の冒険 (角川文庫 み 2-4) 作者:三島 由紀夫 KADOKAWA Amazon 破天荒であり、憧れともとれるような生き様の投影。 本作における夏子という主人公にはそうした三島自身のある種の羨望に似た目線を感じてしまう。 三島の幼少期を考えるとそうした奔放さというのはやはり、何かしらの憧れじみた観念があったのであろうと考えられ、夏子の存在がより生き生きと浮き上がってくる。 物語としては夏子というお嬢様が熊を討伐に行くといった感じなんですが、狩るのは夏子では無く、毅という偶然遭遇した男性。 そもそも夏子というのが誰にでも分け隔…

  • CL前に試されるアーセナルの強さ!『アーセナルvsブライトン』

    『アーセナルvsブライトン』 7ウーデそこ通すか9ラヤあそこまで、からのフィードも良し10サカキレキレだな17ホワイトよう見えてる36こういうカブリエウ良いんだよな 45サーモンもさすがだが、ティンバーも小技効いとる65ウーデの華麗なターン86この時間でもサカここまでやってくれるか90カラフィオーリ落ち着いとる 前後半の温度差ですよ。 本当に前半の入りは良かった。 攻撃自体のクオリティにしても、バリエーションの豊富さ、久々に左サイドも躍動するような両サイド機能した感覚、欲しかったのは得点だけだったわけだけど、それも前半終盤には決まってますし。 ハヴァさんのゴールも落ち着き過ぎたループで最高じゃ…

  • 『音楽』三島由紀夫が描く内面の旋律

    『音楽』 音楽 (新潮文庫) 作者:三島 由紀夫 新潮社 Amazon 発刊されたのが昭和45年。 当時の状況がここまで現代的に見えるのは、先見の明があったからなのか、はたまた過去から現代はさして変わってないからなのか。 ともあれ、三島作品でこうした現代的なものは読んだことが無かった身としては驚きしか無いというのが初見での感想でした。 文体自体も難しいものは無く、言葉選びに関しても専門的な語は除き、あくまでも日常に沿ったような口語的文章。 手記という体裁を取ったというのも影響しているかと思うんですが、それでもここまで読みやすく、かつテーマとしても現代的なエッセンスが詰まったものを担っているとい…

  • 緊迫の90分!昨年の雪辱を『アーセナルvsアストン・ヴィラ』

    終始押していたとは思えない緊迫感。 『アーセナルvsアストン・ヴィラ』 14トーマス出足早いな30サリバの読み良き32ハヴァさん飛び出しは最高35サリバのこういうプレーCBじゃないんよね 55ウーデのこういう強引なのもありな気がする83サリバこういうのエグいよな92カラフィオーリ読みが冴えてるな93サーモンやっぱ思い切りが良い 終わってみれば2-0と快勝なわけですが、正直1点目まではこれはドロー、もしくは危うい可能性もとすら何度思ったことか。 それくらいヴィラ・パークの雰囲気もですが、チーム全体の雰囲気が緊迫感を帯びていました。 特にヴィラのティーレマンスとロジャースが効いてましたね。それにし…

  • クリスマスに再び観たくなる『ホールドオーバーズ』の魅力

    この時期に最高のクリスマス映画に出会えた奇跡。 『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』 www.youtube.com 「ファミリー・ツリー」「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」の名匠アレクサンダー・ペイン監督が、「サイドウェイ」でもタッグを組んだポール・ジアマッティを主演に迎えて描いたドラマ。 物語の舞台は、1970年代のマサチューセッツ州にある全寮制の寄宿学校。生真面目で皮肉屋で学生や同僚からも嫌われている教師ポールは、クリスマス休暇に家に帰れない学生たちの監督役を務めることに。そんなポールと、母親が再婚したために休暇の間も寄宿舎に居残ることになった学生アンガス、寄宿舎の食堂の料理…

  • 待望の『イサムノグチ AKARI・21A』を手に入れた! スペーシーでリラックスする光

    ずっとほしいと思っていた照明がついに手元に。 『イサムノグチデザイン AKARI・21A 楕円(シェードのみ)』 www.d-department.com この照明、以前どこで見かけたのかわからないんですが、一度見た時から光源の印象が忘れられなかったんですよね。 部屋のテイストとしてはミッドセンチュリー系の家具だったり、スペーシーな物、それにプラスしたヴィンテージ的な要素なんかも好みでして。 その中でもミッドセンチュリーと馴染みも良く、ちょっとしたアンバランス的な相性もツボだったんですよ。 パッと見だとテイストは”和”じゃないですか。 それなのにどんな空間にも合ってしまう不可思議さ。 あとは形…

  • プレミアリーグ開幕!『アーセナルvsウルヴス』でサカの驚愕ゴール炸裂

    ついにプレミアリーグ2024/25開幕です。 待ちに待ったというか、あっという間というか。 初戦はウルブス戦。ここからの連戦は思いの外タフな試合が続くんですよね。 『アーセナルvsウルヴス』 8ウーデ技ありのパス13ハヴァさん、あの場面で打つようになったのは良き兆候19サリバのあの一歩目が重要、そして上手い24ウーデのスルーの丁度良さ35ラヤよく身体残したわ38サリバスムーズに奪うからスゲェわ 47ウーデのいなしの上手さ69シュート意識高まってるのは良いな73サカ覚醒 スタメンはこれといって驚きもなく、全体として落ち着きもあったこともあり、入りとしては中々良かったのかなと。 序盤からテンション…

  • 『デ・キリコ展』で感じる、形而上絵画の深淵—アートが創造する新たな感覚

    昨年展示会のことを知ってから気になってたんですよね。 『デ・キリコ展』 まず画のインパクトが凄い。美術作品って色々な見方があるかとは思うんですが、技術的な部分云々よりもとにかく個々で感じる”インパクト”って非常に大事だなと思っているんですよ。 なにかしらフックアップされるようなものがあり、それと呼応する形で気になるわけだから、それがまずもって大事な感覚かなと。 そういった意味でこのデ・キリコ展に行ってきたんですが、漫画であったりアニメであったりへの影響もあるんだろうなと感じさせられるような作品も多く、良かったですね。 デ・キリコというと主には形而上学的絵画が有名かと思うんですが、やはり自分も好…

  • SNS時代に考える―『潮騒』で見つける情報過多に翻弄されない生き方

    三島由紀夫は何故か惹かれる部分がある作家なんですが、この潮騒は三島への入口としては非常に分かりやすいのかなと。 『潮騒』 潮騒 (新潮文庫) 作者:三島 由紀夫 新潮社 Amazon 自分自身も何作品かを読んでいる程度なんですが、三島作品、ひいては純文学というと言葉の難しさも相まって、敷居が高いと感じてしまい、手に取るハードルが高いといいますか。 まあそれも含めて体験と言ってしまえばそうなんですが、何度か読んでようやくちょっとわかってくる的なところがあり、でも惹かれる文体としての魅力もあり。 本作に関して言えば、プロットは至ってシンプルですし、小難しいような展開や文脈も感じられないから非常に読…

  • 『アーセナル2024/25ユニ購入記』現物を見る価値アリ!ユニ選びの極意

    そろそろプレミア開幕ですね。 ちょっと今後は毎シーズンユニを買っていこうかなと思いまして。というのも単純に気分が上がるじゃないですか。 シーズン前に実物のユニを見てテンション上げて応援する。これつまり至福。 しかも買う時に”実物を見て”というのが非常に重要で、その際にどの選手を買おうかとかどのユニを買おうか(アーセナルということは決まっているが)などと考えることそれ自体が何より楽しい。 そんなこんなで今回もfcFAさんへ。 ちなみに前回2023/24シーズンはこんな感じでホームユニをウーデで購入しました。これもカッコ良かった。前シーズンはこれを見ながら応援に熱が入りました。 blcrackre…

  • 又吉直樹が語る『夜を乗り越える』読書の醍醐味

    そもそもお笑い芸人の頃から好きだったのですが、独特な感性、シュールさ、物事の視点何かが変わっている人って好きなんですよね。 そして今何故か又吉さん関連のものをYouTubeなどで見漁っているところではあるんですが、本作もそんな折に手にした一冊。 『夜を乗り越える』 夜を乗り越える(小学館よしもと新書) 作者:又吉 直樹 小学館 Amazon この本自体は新書となっており、主に読書や文学についての必要性みたいなものが書かれているんですよね。 エッセイ的な側面もありで、その独特の語り口や例え話がいちいち面白く、シチュエーションが目に浮かぶようなディティールもしっくりくる。 個人的にも色々と考えるた…

  • 『夏Tシャツ作ろう企画』!黒ボディ×白字プリントの魅力

    自分の中では恒例となってきた夏Tシャツ作ろう企画。 今回は海外のデザインチームをソースにサンプリングしてみました。 黒ボディに白字の大胆なプリントってわりと好きなんだけど中々無い気がするんですよね。ブラックフラッグのやつなんかも好きで、これもモノトーンだから許されるというか、大胆だけど、色々な着こなしにしっくりくるというか。 逆はたまに見かけるんですよね。白ボディに黒字。だからこその黒ボディで作ってみたという感じです。 地味に気付きにくいんですが、これ実は真っ白のプリントじゃなくて非常に薄い緑がかった灰色に近い色【#eef2ef】なんです。黒ボディにこの色味が乗ると白よりも柔らかい印象になりつ…

  • テレビ放送開始69年 このテープもってないですか?』ノスタルジーと恐怖が交錯する映像

    これも凄かった。いや、むしろこれの方が凄かったかもしれない。 『テレビ放送開始69年 このテープもってないですか?』 www.youtube.com 今や保存されていない貴重な番組録画テープを視聴者から募集・発掘する当番組! 当時の貴重映像をそっくりそのままお届け! サブカルチャーに造詣が深い いとうせいこう、そして、いまドラマにバラエティに引っ張りだこの井桁弘恵(平成9年生まれ)を迎えます! 当時を知る方も、全く知らないZ世代の方も、ぜひご覧ください 衝撃度で言えば間違い無くトップクラスじゃないですかね、地上波でいうと。なんせ体としてはバラエティそのものですから。 そこからあんな事になってい…

  • 『イシナガキクエ』の謎に迫る!奇妙で新感覚のモキュメンタリー

    『イシナガキクエを探しています』 見ようと思っていたんですが、タイミングを逃したまま公開終了。だったんですが、TVerに再度あがっていたので見てみることに。 www.youtube.com 本作は、1969年に失踪した女性「イシナガキクエ」を探し続けている高齢男性の米原実次(よねはら・さねつぐ)の遺志を継いで制作された公開捜査番組という設定のモキュメンタリーである。 番組ではフィクションである事を示すため、番組冒頭と番組最後に「この番組はフィクションです。実際の人物や事件とは無関係です」というテロップが表示されている。 「TXQ FICTION」仕掛け人の一人が、テレビ東京プロデューサーの大森…

  • 漫画からアニメへ!『ルックバック』が示す映像的快楽の形

    基本的に漫画原作の映画というのはそこまで好きなではないんですが、こちらは評判良過ぎということもあり行ってまいりました。 結論から言うと、納得しかない完成度。というか予想以上ですよ。漫画の完成度を考えても良く映像的にここまで表現したなと。 blcrackreverse.hatenablog.com 『ルックバック』 www.youtube.com 「チェンソーマン」で知られる人気漫画家・藤本タツキが、2021年に「ジャンプ+」で発表した読み切り漫画「ルックバック」を劇場アニメ化。「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」や「君たちはどう生きるか」などさまざまな話題のアニメに携わってきた、アニメーション監督…

  • 料理映画の真骨頂!『ディナーラッシュ』で感じるキッチンの熱気とミステリーのハーモニー

    『ディナーラッシュ』 www.youtube.com ニューヨークの人気レストランを舞台に繰り広げられる一夜の出来事を描いたスリリングな群像ドラマ。監督は、数々のミュージックビデオやCMを手掛けてきたボブ・ジラルディ。自身がオーナーのニューヨークに実在するレストラン“ジジーノ”でロケし、キッチンの雰囲気を臨場感たっぷりに再現する。 これまたなぜか暑い夜には熱い料理映画が観たくなる。 調理場にあるあの独特の熱気と活気ってなんなんでしょうね。 別に激しいアクションがあるとか、展開があるわけでもないのになぜかアツくなれるし、カッコいい。 自分が学生時代に調理場で働いていたのもこういった映画や漫画の影…

  • コーヒー難民必見!『STARBUCKS GRAB&GO ICED BLACK』ならありなんじゃないかという件

    暑くなってくると飲みたくなるのがアイスコーヒー。 最近だとコンビニコーヒーも美味しくなってきており、もはや定番はこちらになっているといっても過言ではないほど。なんせどこにでもあるし、テイクアウトも容易ですから。 でも、持ち運び前提で飲みたい時ってあるじゃないですか。例えば移動を頻繁にしたり、カバンに入れたり。 そんな時にはやっぱりカップだったりで持ち運ぶの無理なわけで。 となるとペットボトルかなとなるわけですが、これが缶コーヒー同様、代り映えしないというか、そこまで買いたいなというやつが無いわけですよ。ちなみにブラックコーヒー前提で。 蓋つき缶とペットボトルのものはほぼ飲んだ中、去年から薄々感…

  • 映像革命!『BLUE GIANT』で感じるジャズの真髄

    『BLUE GIANT』 www.youtube.com 2013年から小学館「ビッグコミック」にて連載開始した石塚真一の人気ジャズ漫画「BLUE GIANT」をアニメ映画化。 仙台に暮らす高校生・宮本大はジャズに魅了され、毎日ひとり河原でテナーサックスを吹き続けてきた。卒業と同時に上京した彼は、高校の同級生・玉田俊二のアパートに転がり込む。ある日、ライブハウスで同世代の凄腕ピアニスト・沢辺雪祈と出会った大は彼をバンドに誘い、大に感化されてドラムを始めた玉田も加わり3人組バンド「JASS」を結成。 楽譜も読めずただひたすらに全力で吹いてきた大と、幼い頃からジャズに全てを捧げてきた雪祈、そして初…

  • 打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(1993)

    夏です。梅雨はどこに行ってしまったんでしょうか。 ということもあり、夏らしい作品が観たくなりまして。 『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(1993)』 www.youtube.com 小学校最後の夏休み、プールの掃除当番ため登校していた典道、祐介、なずな。祐介は、典道に水泳の競争で勝った方がなずなに告白するという話をもちかける。 「Love Letter」「花とアリス」の岩井俊二が当初TVドラマ用に制作した本作は、TVドラマとして初の日本映画監督協会新人賞を受賞する快挙を成し遂げ、のちに同監督作品「Undo」とともに劇場公開された。 主演は奥菜恵、山崎裕太。 改めて45分で完結してい…

  • 今泉監督作品ドラマ『1122 いいふうふ』で学ぶ本当の思いやりとは?

    『1122 いいふうふ』 www.youtube.com 今泉監督のドラマは初めて見たんですが、ドラマだからこその表現。やはりというか、できる幅も時間も広がり、非常に良き作品でした。 正直、予告を見て気になっていた作品だったこともあり、今泉監督作品ということは全く知らず。なんなら知ったのは観終わってからでしたから。 にもかかわらず観ている最中、ずっと良い監督と脚本だなと思っていたんですよ。それがまさかの今泉監督だとは。 渡辺ペコさんの『1122』という漫画が原作なんですね。そちらは未読だったんですが単純にドラマとしても素晴らしいお話でして。 1122(1) (モーニングコミックス) 作者:渡辺…

  • 地上波では見られない!リアル旅×ブラックコメディ『世界の果てに、東出・ひろゆき置いてきた』が面白すぎる

    東出さんにしろ、ひろゆきさんにしろ、特段、今まで好きだったわけではないんですよ。 ただ、東出さんに関しては、あの騒動以降、興味があるといいますか。役者としても人としても吹っ切れた気がしていて、偽りの無い感じが逆に良いんですよね。 それからは映画にしろ、ドラマにしろ、Youtubeにしろ、ちょいちょい観ていたという感じでした。 そんな中でこちらの作品。 『世界の果てに、東出・ひろゆき置いてきた』 これこんなおもろいんか。電波少年とか思い出すけど、それ人間力と画力がそれ以上。世界の果てに、東出・ひろゆき置いてきた @ABEMA で一部無料配信中 https://t.co/jH8g05Y859 — …

  • ゼンデイヤ主演『チャレンジャーズ』:テニス×恋愛が織りなす情熱のドラマ

    『チャレンジャーズ』 www.youtube.com 「君の名前で僕を呼んで」「ボーンズ アンド オール」のルカ・グァダニーノ監督が「DUNE デューン 砂の惑星」「スパイダーマン」シリーズのゼンデイヤを主演に迎え、2人の男を同時に愛するテニス界の元スター選手と、彼女の虜になった親友同士のテニス選手の10年以上にわたる愛の物語を描いたラブストーリー。 テニス選手のタシ・ダンカンは確かな実力と華やかな容姿でトッププレイヤーとして活躍していたが、試合中の怪我により選手生命を絶たれてしまう。選手としての未来を突然失ってしまったタシは、自分に好意を寄せる親友同士の若き男子テニス選手、パトリックとアート…

  • 9年ぶりの新作『マッドマックス フュリオサ』戦士の誕生と壮絶な戦い

    『マッドマックス フュリオサ』 www.youtube.com 2015年に公開され、日本でも熱狂的なファンを生んだジョージ・ミラー監督のノンストップカーアクション「マッドマックス 怒りのデス・ロード」。同作に登場した女戦士フュリオサの若き日の物語を描く。 世界の崩壊から45年。暴君ディメンタス将軍の率いるバイカー軍団の手に落ち、故郷や家族、すべてを奪われたフュリオサは、ディメンタス将軍と鉄壁の要塞を牛耳るイモータン・ジョーが土地の覇権を争う、狂気に満ちた世界と対峙することになる。狂ったものだけが生き残れる過酷な世界で、フュリオサは復讐のため、そして故郷に帰るため、人生を懸けて修羅の道を歩む。…

  • ALL TIME BEST級!体験する映画の究極系『マッドマックス 怒りのデス・ロード』

    『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 www.youtube.com 荒廃した近未来を舞台に妻子を殺された男マックスの復讐劇を描いた「マッドマックス」(1979)のシリーズ第4作。 85年の「マッドマックス サンダードーム」以来30年ぶりの新作となり、監督・脚本は過去3作同様にジョージ・ミラーが担当。 過去3作でメル・ギブソンが扮した主人公マックスを、新たに「ダークナイト ライジング」「インセプション」のトム・ハーディが演じた。 資源が枯渇し、法も秩序も崩壊した世界。愛する者を奪われ、荒野をさまようマックスは、砂漠を支配する凶悪なイモータン・ジョーの軍団に捕らえられる。そこへジョー配下の女戦…

  • 死の先に見たもの『イントゥ・ザ・ワイルド』の深いメッセージ

    『イントゥ・ザ・ワイルド』 www.youtube.com 「インディアン・ランナー」「クロッシング・ガード」のショーン・ペン監督が実話に基づくジョン・クラカワーのノンフィクション「荒野へ」を映画化。 恵まれた環境で育ちながらも、人生に不満を抱えていた青年がアメリカを横断。その果てにたどり着いたアラスカの荒野で死ぬまでの心の軌跡を描く。 主演は「ロード・オブ・ドッグタウン」「スピード・レーサー」のエミール・ハーシュ。共演にマーシャ・ゲイ・ハーデン、ウィリアム・ハート、キャサリン・キーナー、ビンス・ボーンら。 ショーン・ペンって監督としても俳優としても本当に素晴らしいなと思うわけですけど、本作イ…

  • 匂いがとにかく良いもので『KUNDAL ネイチャーシャンプー』で至福のひととき

    『KUNDAL ネイチャーシャンプー』 最近ハマっているシャンプー&コンディショナーがありまして、それがこちら。 [KUNDAL]プレミアムヘアケアスペシャルセット・シャンプー&トリートメント #アンバーバニラPremium Hair Care Special SET 500ml #Amber Vanilla KUNDAL Amazon ・KUNDAL ネイチャーシャンプーについて KUNDAL ネイチャーシャンプーは、韓国のヘアケアブランドKUNDALから発売されているシャンプーです。自然由来成分98%配合で、頭皮と髪に優しく、しっとりとした洗い心地が特徴です。 ・主な特徴 自然由来成分98…

  • カンヌ受賞作『関心領域』:音に注目!関心の領域と加減の話

    『関心領域』 www.youtube.com 「アンダー・ザ・スキン 種の捕食」のジョナサン・グレイザー監督がイギリスの作家マーティン・エイミスの小説を原案に手がけた作品で、2023年・第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門でグランプリ、第96回アカデミー賞で国際長編映画賞を受賞。 ホロコーストや強制労働によりユダヤ人を中心に多くの人びとを死に至らしめたアウシュビッツ強制収容所の隣で平和な生活を送る一家の日々の営みを描く。 タイトルの「The Zone of Interest(関心領域)」は、第2次世界大戦中、ナチス親衛隊がポーランド・オシフィエンチム郊外にあるアウシュビッツ強制収容所群…

  • 人生は将棋に近い!羽生善治の考える決断する力を感じる一冊『決断力』

    最近はなんとなく将棋がアツい。 小学生~中学生くらいだったですかね。当時、なぜか将棋に興味があって、将棋教室なんかにも通っていたんですよ。 でもそこからはめっきりやっておらず。でも、漫画などはちょいちょい見ていて、その流れからまた興味が出てきたっていう感じですか。 当時の記憶だとまず頭に浮かぶのが羽生さんの衝撃っていうのはあって、いまだにその凄さみたいな部分は強く印象に残っているんですよ。 そんな中、定例のディグをしていた時に購入し、読んでみた1冊。思いのほか色々と気付きがあり、納得というか、なるほどな部分も多かったんですよね。 決断力 (角川新書) 作者:羽生 善治 KADOKAWA Ama…

  • 最終節までさすがのプレミア!来季への希望を繋いだ最終節『アーセナルvsエバートン』

    『アーセナルvsエバートン』 3分、やはり狭いスペースでのウーデがキーになるか15分、久々出たなマルティの良さ。ギリギリでのかわしの鋭さ。ホワイトも大概だけどな33分、サリバのボールキープの体の使い方上手いな 51分、ハヴァさん動きだしと予測は良かった53分、マガリャン対人マジ強いな62分、ラヤここでキャッチは有難いわ84分、やはりライスの狙いどこ85分、ジェズス、タイミングずらすの上手かったけども92分、やっぱマルティの真骨頂これなんよ 相変わらずプレミアの怖さを最後まで感じさせてくれるシーズンでした。 侮れないチームということはわかっておりましたがここまで好調なアーセナルが苦労するとは思い…

  • 予測不能なストーリーとマシュー・マコノヒーの魅力『TRUE DETECTIVE/トゥルー・ディテクティブ』

    『TRUE DETECTIVE/トゥルー・ディテクティブ』 www.youtube.com マシュー・マコノヒー主演 エミー賞5部門受賞、超一級の緊迫クライムサスペンス!未解決殺人事件の深い闇、引きずり込まれる2人の刑事。 映画を超えた傑作ドラマ! 手に汗握るスリリング120%! 17年にわたる未解決殺人事件。深い闇に引きずり込まれた2人の刑事。予測不可能な衝撃の結末! 『ゲーム・オブ・スローンズ』など数々の傑作ドラマを生み出してきたHBOが、アカデミー賞男優マシュー・マコノヒーと、ウディ・ハレルソンという2大映画スターを配し満を持して送る、スリリング120%の緊迫クライムサスペンス。綿密かつ…

  • 『アーセナルvsマンチェスター・ユナイテッド』サリバの鉄壁守備を目撃せよ!

    「アーセナルvsマンチェスター・ユナイテッド」 8分、ウーデのタイミング良き18分、冨安の狙いは良いポジショニング20分、ハヴァさんの技ありからのサーモンのタイミング26分、サカのボールの持ち方良いなぁ27分、ホワイトとサカの連携力高過ぎだろ45分、サリバの冷静さ助かるわ 54分、ウーデのかわし何なん57分、サリバの動体視力エグっ88分、ライスこの時間でボックス内までよくやってるわ91分、ラヤの予測ポジ取り素晴らしい 痺れる試合でしたね。 アーセナル史上最多勝利の27を記録し、オールドトラフォードでの勝利は実に18年ぶり。 これだけでお祭りなわけですが、この試合、それだけに一筋縄ではいかなかっ…

  • 【考察必至】『プリズナーズ』が問いかける、人間の闇とは?

    『プリズナーズ』 2010年に発表した「灼熱の魂」が第83回アカデミー外国語映画賞にノミネートされ、世界的にも注目を集めたカナダ人監督ドゥニ・ビルヌーブのハリウッドデビュー作。 娘を取り戻すため法をも犯す決意を固めた父親の姿を描いたサスペンススリラー。家族で幸せなひと時を過ごすはずの感謝祭の日、平穏な田舎町でひとりの少女が失踪する。手がかりは少なく、警察の捜査も進展しないなか、少女の父親は証拠不十分で釈放された第一容疑者の証言から、彼が誘拐犯だと確信。自らの手で娘を助け出すため、一線を超える決意をする。 父親役にヒュー・ジャックマン、事件を担当する警官役でジェイク・ギレンホールが主演。 やはり…

  • 【国内未発売】シンプルなのに存在感MAX!『NIKE SB ZOOM BLAZER MID BLACK WHITE』

    最近服も軽装になりつつあるということで欲しくなってくるのが服以外の小物や靴などなんですが、自分のシューズボックスを見てもわりとシンプルなカラーのものが増えてきたなと。 スニーカーにしても基本モノクロベースですし、結局年齢的にも合わせやすくなってくるんですよね。 ということで本日は久々ナイキで気になったこちら。 『NIKE SB ZOOM BLAZER MID BLACK WHITE』 国内未発売カラーとなったクラシックな雰囲気が人気のBLAZERより『NIKE SB ZOOM BLAZER MID "BLACK WHITE"』海外限定カラー。 1972年ナイキ初のバスケットボールシューズとして…

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