同棋力相手に大勝ちしたが、気分障害が続いている待った(打ち直し)だけでなく交点からズラして置くしオマケに手を論難する始末コロナ後の公民館高齢者碁会はルールやマナーの劣化が深刻で「三、四人に一人」はこんな具合だ碁会に行きたい気持ちが下がっている近頃は対局より観戦が増えている対局を断わるのだってストレスだが我慢してまで打つよりマシである困ったことに、相手を選んでいると打たずに帰る日も出てきた親しき仲にも礼儀あり
▲料理も、包丁の扱い方や正確な計量など、基本がちゃんとできないと、ちゃんと出来ません=いつもの料理教室にて2023年10月某日、ハロウィーンアラカルトを作る【久々の公式戦を終えて、我が身を振り返ってみよう】基本の死活本をパラパラめくるこれは毎日じゃなくとも週1か週2を習慣付けたいものわたしは御不浄に3冊置いています一日数回、問題と正解を見ることになります石の強弱に敏感になってきましたほかにも一日一回は、碁石を触る(=打ち方を美しく洗練させる効果)盤の線の交点に正確に置く(=相手を惑わせない所作の徹底)駄目詰め、手入れ、整地の習慣(=終局作法と大局観の習得)反則をしたなら即負けを認める(=フェアプレー精神の徹底)膝に手を置き、黙って考える(伝統的基本動作は上達の土台)これらを雑にしていればいくら強くともダメ...基本から鍛え直そう
リーグ戦の参加賞金は図書カードか商品券かいずれにしても近々二千円分が配布されますじゃあ、何を買うべきか?ずばり、実戦によく出てきて出来るだけやさしく絵柄や文字が大きい死活問題集を二冊買いましょう一冊に120〜150問が収録されてますから最初の方の30問位を繰り返すこれだけで十分効果アリ次のリーグ戦では勝率が劇的にアップします囲碁は覚えるべき要素が多く初段の壁は意外に厚いものですでも、モノはやりようですまずは〝大石を取られない〟ことこの一点を鍛えるだけで必ず壁は崩れる、と信じてトレーニングしてください一冊全部を覚えなければ上達しないワケじゃありません〝打率三割〟で十分です一流の野球選手でさえ7割は三振か凡打です▼五段、六段でも、全問正解なんてあり得ません実戦では簡単な死活でも間違えてしまいます基本のトレーニ...〝参加賞金〟の使い道
本日の例会は参加者21人リーグ戦最終日しては寂しい限りです両リーグとも〝2敗〟が優勝争いの先頭集団でわたしの13戦8勝5敗は〝それなりに頑張ったで賞〟とでも言っておきましよう参加賞は2千円の図書カードか商品券御弟子さんたちにオススメの実戦によく出る簡単死活本を2冊目持参しました碁の戦略戦術は教えられますがヨミの力だけは自分で鍛えないとなんともなりませんお互いボチボチ頑張りましょうオススメは簡単死活本
【同好会はヒトがいのち、出血が止まらなければ……】前回投稿で碁会の会員減の流れが止まらずこのままでは立ち行かなくなると、縁起でもない予言をしてしまっただが、個々の会員の皆さんもそれに近い見方をしているだろう会費や世話人手当をいじくっても根本的な解決になるのかどうか来春まで退会者が後を絶たず世話人のなり手がなくなんといっても例会にヒトが集まらないなら混迷は深まるばかりシンプルに考えてみると手をこまぬいていては予言通り破綻の道を免れまいがどうしても碁を打ちたい人だけで受け皿として新しい組織を創るこれ以外に道はないと思う「カネを払えば誰でも入会できる」というゆる~いハードルを少しは上げないといけないがその時がくれば考えたらよろしかえってその方が上質になろう明日は明日の風が吹く――どうしたら楽しい碁会になるか7
【地滑り的な会員減にどう向かう?】公民館を会場とする囲碁同好会は会場費が無料なので会費は必要最小限でよいはずである碁道具が揃ってさえいれば〝事務経費のみ〟で構わないのだ三十余年も会を続けていると諸行事があれこれ増えてきて世話人も大変になる一方で無駄な出費も多くなる組織の垢が溜りに溜まった状態変化に対応することなく頑なに拒んで放置すればやがて歪みが大きくなるどこかを分岐点に世話人のなり手がなくなり会員がどんどん減り続ける今般、コロナ来襲をきっかけに矛盾が露呈することになったが根本原因は「変化に対応できなかった組織の硬直性」と考えるのが妥当だろう「会費の大幅引き下げあるいは一時無料化」「世話人手当の大幅引き上げ」といった荒療治を提案するのはいまやらなければ会員数の地滑り的減少が止まらず早晩行き詰まると見ている...どうしたら楽しい碁会になるか6
【いち会員として意見表明しておきたいこと】百人碁会改め五十人碁会の例会参加者は毎回三十人ほどである冬季はもっと減る来春は四十人碁会になりこのままではニ、三年後には三十人碁会となるだろう土曜午前に開いている麻雀の会は女性に人気で、会員数は増加基調いずれ逆転するはずであるほかの公民館でも同様である従って、今一度碁会のあり方を再考し一刻も早い対応がのぞまれるわたしの提案は二点「会費の大幅減額(あるいは期限付き無料化)」「世話人手当の大幅増額」前者は、数十万円の繰越金があるうちは遣いもしない金額を集めるべきではない後者は、世話人は自発的なボランティア等ではなく会運営必須の奉仕活動であり、就任は本来義務であるというリクツだ大人の誠意はカネという具体的な形で表すべきだいつまでも精神主義に頼っていては解決しない提案権と...どうしたら楽しい碁会になるか5
▲コロナ来襲から半年前の百人碁会=2019年8月▼五十人が去った現在の五十人碁会=2023年10月たった4年で全てが変わってしまった昔が良かったわけじゃないが今がさほど悪いわけでもない毎週末やってくる人だけで楽しめばいいじゃないかとにかく例会に顔を見せること足が遠のくと熱量が低下します二度と戻れない風景
【親睦碁会のタブーに斬り込むワケ】待った・打ち直しの反則についてこれまで繰り返し取り上げて非難し続けてきたこれに対し碁友の反応は賛否両論ある「よくぞ、展開してくれた」との称賛の声「ちょっと、相手に厳し過ぎる」との懐疑の声わたしはこの話題を取り上げるときいつも強いストレスを感じている〝被害者〟も、心穏やかではないだが、避けて通れないワケがある〝二度あることは三度ある〟過去に犯した間違いを認め必ず改めると表明しない限りこういう人とは碁を打たないと決めているからであるなぜ、対局申し込みを受け入れないのか胸に手を当てて考えてほしい公式戦の対局結果が例会に張り出されている正直者が負け越して反則常習者が勝ち越しているこれが親睦碁会の実相なのか後者は、弱者ではないのだどうしたら楽しい碁会になるか4
趣味には独りで出来るものと相手がいないと出来ないものがある囲碁は後者だが自分と相手が同じ〝土俵〟で競うには守らなければならない取り決めがどうしても必要である石を盤の交点に置くとか一手一手交互に打つとか打った石を動かさないとか基本となるルールがあるがこれを双方に徹底させるのは現実にはかなり難しい対局中に相手を揶揄する態度を取らないとか手の善し悪しを評論しないとか親睦を阻害する言質・行為が野放しになっているのがこの国の素人碁界であるコロナで百人碁会が半減したが会を離れていった五十人にはひとりひとりに退会理由があるだが正確なところは分からない分からないとしてもなにがしかのワケがあったからやめたのであってそこを曖昧にしてはいつまでたっても会は良くならないせっかく希望して入会した人が会をやめていくのはなぜかそういう...どうしたら楽しい碁会になるか3
久し振りのリーグ戦も来週28日例会が最終日となります三段以上のAグループ(17人参加)初二段・級位中心のBグループ(同)優勝、準優勝はそれぞれ〝2敗の何人か〟が有資格者のようです幸いにして対局姿勢の良い碁打ちばかり観戦が楽しみになってきました(待った常習者やオシャベリ碁を表彰しなくちゃならないなら公式戦が台無しですもんね)わたしは21日例会でひとつ勝って8勝5敗勝率六割台に乗っかりました未対局3人を残しますがおそらく打ち止めでしょう今の自分的には上出来です▲会員数が激減し、高段者もほぼいなくなり、しかし、最悪マナーも影を潜めたこれはこれで良かったと、気持ちに折り合いをつけましょう(笑)碁会の善し悪しは、イベントや福利厚生じゃなく、マナーで決まりますいままで思い違いをしていたツケが回ってきたと思えてなりませ...どうしたら楽しい碁会になるか2
コロナ来襲により百人碁会が半減し五十人碁会となり、漸減傾向が続きます収束半ばの今夏、公式戦が再開しました計34人参加となり、2グループに分け開催期間は8~10月の3カ月「ひとり一局ずつ」の総当たり戦ですわたしは「三段以上のAグループ」16人のうち12人と対局し7勝5敗辛くも負け越しを免れそうです8月上旬に尿路結石で救急搬送され体調不良が続き、スタミナ切れで〝一例会一局〟がやっとでしたでも、なんとか碁は打てるのですから有難い趣味と改めて実感した次第きょう21日、来週28日の残り二日二敗で並ぶ優勝争いがどうなるかわたしの興味はそこにあります例会は、観戦を中心としときどき自由対局でのんびり愉しみたいと思います今回、久し振りに復活した公式戦ですが百人碁会の頃の熱気はありませんどこがどう違っているのか自分なりに考え...どうしたら楽しい碁会になるか
これで当面打ち止めとします参考にする棋譜は日本棋院制作の模範局です左下は黒19まで定石のひとつ白20はシチョウあたりです黒21で抜くよりほかありませんうっかり、「これが形」とばかりに22の所にケイマ受けすると白6の一子が逃げ出されて碁が終わってしまいます対角線上のシチョウ関係を注意しておかなければとんでもないことになります〝シチョウ知らずに碁を打つな〟とは、このことです盤全体をいつも俯瞰するためにもこの言葉を忘れないようにしましょう最後まで読めますか/ラスト
白を全部取ってしまいましたシチョウの妙技、恐るべし問題として出されたら初手はこれしかないのであとは読みの巧拙だけ直覚と手順の訓練をしておけば実戦で出来るかもしれませんハマれば笑いが止まりません最後まで読めますか/オマケ3
とりあえず黒1とアテを打つそのままシチョウとなりますかどうか妖しい雰囲気ですがさて、どうなる?ヨミの裏付けがあればなんとかなりそうです最後まで読めますか/オマケ2
【シチョウが大事なワケ】下辺の黒3子が絶対絶命です黒の手番で凄いことになります意外かもしれませんがこれもシチョウです初段で読めたら高段への道に至るでしょう最後まで読めますか/オマケ1
グルグル回し、という技です黒13あたりがヤヤコシイでも、一本道ですから根気よく読めばできるでしょうこういう技が決まれば碁の楽しみが倍増しますダメヅマリを見逃さず一瞬の切れ味で優勢になったら痛快そのものですこれまでの5例を繰り返して眺めればきっと出来るようになります最後まで読めますか5/続き
シチョウで読みを強化する練習はこの辺で最後にします少し骨のある問題にチャレンジしましょう実戦で、この形が出来たらちょっとやっかいですね下辺中央でダメが詰まりキリ結んでいます黒はもう行くしかありません黒先結果如何?最後まで読めますか5
左右どちらに追い込むか初手は悩ましいですね自分の石の安全が第一左側はダメが詰まっていて追い込むと黒が取られます黒1とアテて右に追い込むよりありません都合の良い所に黒石が待っています黒9、黒11、黒13を頭の中で読み切ったらぴったり取れます手数は短くとも勘違いしやすいかもでも、一本道ですから諦めずに読んでみましょう似たようなシチョウが実戦では頻繁に出てきます何度も読んでみてください最後まで読めますか4/続き
▲黒先結果如何これは、ちょっと難しいかもでも、できますよねヒントダメ詰まりは身の詰まり最後まで読めますか4
基本訓練、いかがですか?初手さえ分かれば一本道ですから手数が長くても分かったはずです何度も繰り返してくださいスマホ画面で一日3分、忘れた頃にまた3分この図を見るだけで頭に碁盤ができますなお、実戦で白が途中でシチョウに気付けば最後まで打たずに手抜きし右辺等を広げるかもしれません勝負はこれからともいえます読みを入れず、全部打って、全部取られ、投了する――これじゃ何をやっているのか分かりませんマズイと思ったらとりあえず手抜きです最後まで読めますか3/続き
サービス問題です3級あるいは5級で足踏みをしている方基本トレーニングです黒番でどうなります一日何度か繰り返し読んでください碁会の朝にも繰り返し読んでください1カ月後、2カ月後には読みのスピードが速く正確になっていますやればできるようになりますやらねばできません死活に関心が向けばいずれ初段になれます石を取るのも楽しいですが石を簡単に取られないようにしましょう「捨てる」のと「取られる」のは違います特に中終盤は「死活」が勝敗のポイント辺や中央はモノが大きいのでちょっとした勉強の差が出ます最後まで読めますか3
最初5手目にもうひとつ押すのがポイントですちょっとだけ工夫が要りますがその後難しいことはありません正解図を見ると、なあんだ、と思うでしょうが普段から訓練しておかなければ実戦となると読み切れないのです「かんたんなシチョウを読む」「かんたんな死活を読む」これをおろそかにしていると実戦でポカが出るものですつい、うっかりと思い込み大声で嘆いているあなた「見損じ」などというものは起こるべくして起こるものポカも実力の内なのです思い上がってはなりませぬ最後まで読めますか2/続き
左上で、黒と白が切り結びダメが詰まって深刻なことになっています手番は、黒です17手で碁が決まりますヒントなしシチョウを丹念に読むかとりあえずやってみるか上達するか、しないかは、ここで決まります注:初段を目指す人に向けた日本棋院発行の教則本にあります。シチョウを扱った問題の中では、基本の部類です。何度も読むことで、ヨミのトレーニングの強化につながります。繰り返しチャレンジしてみてください。最後まで読めますか2
▲頭の中に碁盤が出来るようになるには相当の訓練を要します一番いいのは、実際に碁盤で並べてみることです何度か並べると、視覚が記憶と結びついていきますこうなれば、手が成立するか、しないかが、瞬時にわかるようになりますでも、実戦では手を抜かず、きちんと2度ほど読んで打つことをオススメします黒1から黒15までシチョウが成立します出だしの黒1、黒3が大切です黒9、黒11、黒13あたりまで〝頭の中の碁盤〟で間違いなく読めたら碁を終わらせることができますわたしは、15手を読むのに最初は5秒ほど掛かりました何度も読むうちに時間が短縮され4秒、3秒で読めるようになりました問題を繰り返すことでヨミのスピードは加速します1カ月後にチャレンジしてみると読みのトレーニングが強化されたことが実感できます同じ問題を日をおいて繰り返すこ...最後まで読めますか/続き
「シチョウ知らずに碁を打つな」シチョウは碁を始めた頃に習いますいつも意識しておかないとうっかり石を取られてしまいます下図は、黒番です一瞬で碁を終わらせることができますか最後まで読めますか
【素人にムリな勉強を強いるな!問題集の解き方のコツ】一局の碁は、200~300手かかります将棋の二倍ですひとりが打つ手数はその半分ですから各々100~150手ほど一局一時間として一手10~20秒で打つことになりますね〝常に秒読み〟のようでけっこう忙しいです高段者は、級位者に「よく考えて打て」とアドバイスしますが〝よく考える時間〟なんてそもそもありませんよねムチャ云うなって感じしかも一局のうち数回は、3~4分考えたい場面が何度か出てきます素人碁では〝長考〟ですいつもいつも考えていると一局2~3時間掛かるので相手がいなくなってしまいますだから、皆いつも焦っています碁石を持ったまま考えたり碁笥に手を入れて考えたりしそしてヘマばかりやらかしますじゃ、どうしたら強くなれるのか答えはひとつ直覚を磨くしかありませんマシ...一手10秒で読めますか?
水泳、料理、単車、書き物などいくつかの趣味のなかで最も「思い通りにいかない」のが勝負事たる囲碁であるまず「相手」がいることこれが思い通りにはいかない相手がヘマをしたとするそれを上回る酷い手を打てば当方が負けるし、その逆もある技量だけでなくマナーをこちらが守ったとしても相手がそうしてくれるとは限らない誰もが多少は変な癖を持っていていちいち腹を立てるとキリがない元々ヒトを云々する資格などなく「自分を写す鏡だ」と思っていればよろしいのである人生は思い通りにはいかない何もかも思い通りになるならこんな楽なことはないし非現実的な空想なのである順調な時ほど落とし穴がある普段からココロの耐性を適度に刺激するのがよろしい「不測の事態を楽しむ」ため週に一度、碁会に行く勝つと楽しく負けると悔しいが、後者こそ〝収穫〟がある同じレ...人生には雑味がなくてはならぬ
【碁を打ちたい相手、打ちたくない相手】大学時代の友人たちとグループlineをしていたら本人や家族のコロナ罹患報告が続々と出てきて、びっくり「しばらくのあいだ会うのを見合わせよう」となりましたインフルエンザもあるしね週一の碁会もしばらくはお休みしようかしらん「マスク非着用」「消毒せず」の人がこのところ増えています家に持ち帰るリスク大ですからとても怖くてなりませんとりあえず、こういう人とは碁を打たないと決めています申し入れがあったときはモゴモゴ云って断ります何度も何度も申し入れをしないでくださいませね断るのもストレスです返事は変わりませんはっきり言わずともお察しくださいませコロナは終っちゃいない
この夏は救急車で運ばれる事態になり体調不良が続いていたものの週1~3回のプール通いをなんとか欠かさなかったこの2年で体重が5㌔減ったが肩の筋肉だけは落ちずに済んだ近づく七十代に抗うためわたしなりのガンバリであるところが、このところ忘れ物が続いたスイミングキャップが2回スイムゴーグルが1回更衣室やシャワー室で落とした幸いにして全部見つかったが受付係に問い合わせる声がだんだん弱弱しく小さくなる相手は、「この爺さん、よく忘れるな」くらいしか思っていないのだろうが当方にとっては、ばつが悪い碁も、中盤まではよく打てても最後になって必ずヘマをやらかす体力低下は、精神のスタミナにも何らか影響するのだろうか――とかなんとか考え出すと次第にブルーになってくる陰気な空想の擒(とりこ)になれば容易に退散しない面影を近づけること...真夏の連続忘却事件
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同棋力相手に大勝ちしたが、気分障害が続いている待った(打ち直し)だけでなく交点からズラして置くしオマケに手を論難する始末コロナ後の公民館高齢者碁会はルールやマナーの劣化が深刻で「三、四人に一人」はこんな具合だ碁会に行きたい気持ちが下がっている近頃は対局より観戦が増えている対局を断わるのだってストレスだが我慢してまで打つよりマシである困ったことに、相手を選んでいると打たずに帰る日も出てきた親しき仲にも礼儀あり
このごろは置かせ碁ばかりで碁会参加意欲が下がっている試しに「逆コミ」で打ってみたまず6級さんに「先番で逆コミ100目」を提案すると二つ返事である序盤は上手に打っている中盤から怪しくなり終盤は大半の石が死に150目ほど勝ってしまう次に初段さんに「先番で逆コミ50目」でスタートしたところとても勝てそうにない雰囲気ところが中盤で死活問題が起きねじり合いで難戦になるそこは相手も段持ち取れるはずの大石をコウ絡みの末に二眼生きを許し数えて黒20目、白68目2目負けになってしまうどちらの碁も終盤力がポイントだった相手も私も死活が弱い碁は戦いと囲い合いの岐路が難しすぎる戦闘力を磨こう
新年度に入ってまもなく昨春に入会したМさん(6級)から電話があり、退会の届けがあった私は既に世話役を降りているので「いまの班長か代表世話人に連絡されてはどうですか?」と伝えた「電話番号を知らない」というので、お教えしたが、翌日に世話役らに確認すると本人からの連絡はなかったといういずれもどんな人だったか記憶になかった念のため退会理由を聴いたが「いろいろやることができたから」と、言葉を濁された要するにつまらんかったということだ最初、何度か九子局で打ったがその後、級位者同士で対局する姿をほとんど見なかった最近は観戦ばかりだったこういう人もいるまた一人が退会した
アマの段級位制度は置石の数を調整して棋力差があっても互いに楽しめるよう工夫した発明である置石一つのハンディは12目くらいの利得らしい昇格基準は、といえば私は「3勝1敗ペース」が妥当少なくとも「2勝1敗ペース」が最低ラインだと思うただし有段者には点数制度を導入したり所作・マナー要素を加減したりしハードルを高めても良いと思っている緊張感があって然るべきではないか「段持ち」とはそういうものである2023年度のリーグ戦から唐突に高段、有段、級位に昇格基準の勝率に差を付け始めた理由説明がなく理解に苦しんだが棋力下位者の繋ぎ止めが狙いらしい新年度はさらに踏み込んで級位者は五割五分で昇級という〝大甘認定〟が検討されている実力が伴わない昇格は本人のためにならない一つ上がって全く勝てなくなるなんてことが容易に予想されやがて...昇格基準とは何か
対局にも総会にもルールとマナーがある今回のロングラン総会で何度も何度も注意されても石音と私語が止まなかったもっともらしい発言をしてもちゃんとできない人がいる本人は自覚していないらしい足元が昏いとはこのことであるルールとマナーを守れ
第33回総会が開かれた会員総数42人、出席者33人2024年度の世話人会は3人代表、会計、事務局が各1班長6人という新体制である従来の〝シャンシャン総会〟でなく玉石混交の意見続出で一時間ほどのロングランだったが、これはこれで良い傾向と思う総会で白黒付ける必要はなく議論を踏まえて、世話人会が今後具体の施策を決めたらよろしい会則に明記していないモノゴトは世話人会の専権事項なのだから特筆すべきは活動計画案に「ルール・マナーの向上」が盛り込まれた点である言わぬもがなではあるが曖昧放置されできただけに正直驚きだった特に一部有段者に対する〝釘を刺す〟効果があろう新世話人会を強く支持したい!あえて「全会員に告ぐ」
勉強熱心な6級さんに「どんな囲碁本を買えば良いですか?」尋ねられましたブログの過去記事を読んでもらえば良いのですが「詰碁、手筋の簡単な問題集」をスマホ検索してオススメしました「手筋ってなんですか?」と質問されました「そっからか?」と思いましたが「碁を打つ技術です囲碁そのものと言えます」と答えておきましたでも、その前に「囲碁の入門書」を購入することをオススメします所作・マナーがなってなければ相手も自分もハッピーにならない有段者になってからそういう思いを強くしていますルーズな人と我慢してまで打つのはとても苦痛ですから良書は師匠にまさる
碁石を初めて触り30級平均棋力の5級までいけば上級(3〜1級)が見えてくるここで足踏みするか初段、三段、五段へと伸びていくかは本人次第である悪いクセを直すこれができないなら勝率六割六分ペースで昇格曲線に乗るワケがないじゃ、悪いクセとは何か?高段者と打って指摘を受けるより手はないのではあるまいか〝万年級位〟から脱する方法
明らかに大差の碁だからといって投げなくてはならないワケではないどこかに落とし穴が潜んでいて大ポカで大逆転となる可能性がゼロじゃないと思えば粘りに粘ればよいところがである駄目詰めまで終わってさて整地という段になりいきなり石を崩す人がいるこれが何故いけないか相手がどんなに気分を害するか冷静に考えてみると分かるはずである「負かされたうえ整地をさせられ負けを数量的に確認させられ傷口に塩を塗られるのは我慢ならん」という人がいるたしかにそれも分からなくもないが明らかな勝ち碁を黙って付き合う身にもなってみてほしい所作・マナーとはそういうものである勝ち負け以前に覚えることはいろいろある有段者とはどういうものかというお話駄目詰めまでして石を崩す
私が白番の時交点に置くたび白石をチョンチョンと触り位置を整えるクセの高段者がいたそうするものかと思い別の碁会でマネをして黒石を触ると怒り出す人がいた相手の石に触れるのは殺した石を取り上げる時と整地する時と、この時に知った一番困るのは故意に?交点に置かず相手の様子を伺って着点を決めようとする人心理戦のようだが、次第にバカにされている気持ちになるいちいち、ここですか?と問うのもストレスがたまる長年我慢していたが対局をお断りするのがよいと思うようになった二度、三度断れば不愉快そうだがやむを得ないこんなに気を使うのもまた辛いものだだいたいこういう人は打ち直しもやるしょせん遊びだから堅苦しいことを言うなというタイプいろんな人がいるものだ相手の石に触らない
碁はとどのつまり勝ち負けだが四千年の伝統で培われた所作・マナーの約束事があるそうしなければならないとは言えないものの無自覚にやらかす相手だと気持ちよく打ちきれない級位者には諭せばいいが有段者に鈴をつけかたい碁会所なら御法度の行為を放置しているのが同好会であるここに手をつけない限り語ることなく退会していく人はとめられないだろう不味いモノを食わされもう一度行こうとは誰も思わなくなるのと同じ対局を二度、三度断れば察して改めてほしいものだ昨日、次期代表世話人とたまたま道で出会ったそういう話をしておいた嫌気が差す行為
全会員43人の総当たり戦下期リーグ戦が終わった規定打席十局超が36人となり大会協力者賞として千円商品カードが次回例会で支給される初の試みは成功したと言えよう優勝は新人のT初段22勝2敗で勝率九割超圧倒的成績である本人は奥ゆかしく辞退を申し出ているがそれは不要である3級位で申請した彼を試験して初段と認定したのは私だが、三段かな?と内心思っていた棋力はもちろんだが所作・マナーが素晴らしいこれから対局申し込みが相次ぐだろう引きずられて有段者のレベルが向上するのを期待したいフェアプレー讃歌
国有放送発行の囲碁テキストによると段級位認定の目安として初段は「有段者としてのマナーを備えている」とあったリーグ戦の好成績により初めて入段する人はこの機会におさらいしておいてほしいもう、知らなかったじゃすまないから初段になったからには
同好会の後期リーグ戦は会員四十人余人の総当たり戦初めての試みとなる次の例会が最終日となるがこれまでの私の成績は20人と対局して10勝10敗入会して初めて負け越しの可能性も出てきた初戦は6級さんに11子置かせ20目近く負けたその日はボロボロで3連敗スタートその後も調子は上がらず置かせ碁は〝指導碁〟で相手のうっかりミスは打ち直してもらいやっぱり負けたやが五段〜三段に勝ち始め星を戻し始めたのは終盤戦に入る頃だった私は有段者の待ったは許さないものの5子局の初段あたりまでなら相手のポカの類について「打ち直してください」をアリ、としたただし勝ち負けにかかわらず局後の感想戦は必ずやった「初段止まりの手を打つな」が狙いであり手強い人が増えないと私が困るのであるずいぶん負けた
【碁の基本のキ】Aさんの言い分「(相手の)打った石が交点からズレていてちゃんと直してやっただけなのに」Bさんの言い分「自分が打った石を断りもなく勝手に触るな」トラブルの原因になります碁石は交点に置きましょうズレたら自分で直しましょう碁盤に碁石を強く打ち付けたり慌てて打とうとして落としたりし配石バラバラ事件が起きないように日頃から気をつけましょう自戒を込めて……一路違いは大違い
3級位のNさんが打ちながら自らの一手を評してつぶやいている「うーん、形が悪い」碁は「読み」が大切と言われますが「形」がより大切です簡単に石を取られなくなり惨敗、逆転負けが減ります勝負事は攻めばかりに目が行きますが守りを固めずして攻めて逆に大石を取られることがよくありますプロも簡単な詰碁や死活を普段から勉強して感覚を磨いています自分で発明した手を自由に打つのはアマの特権ですが初段、三段、五段を目指すには道遠しと言わざるを得ません「うーん、形が悪い」
【奉仕であって義務じゃない】趣味は仕事ではない同好会の会則のうち会費支払いと会場予約さえちゃんとやればそれでいいそれ以外できないことはやらなくてよい「責任」「無責任」を口にしないようにしよう誰だってできる時もあればできない時もある「無責任」を禁句としよう
5子以上の置かせ碁で最初から四隅を取るべく地を囲う手ばかり打つ人がいる依田紀基九段いわく「初段どまりの人と五段になれる人の分かれ道は『石を取る、捨てる』を正しく判断できるかどうか最善の手筋が打てるか打てないかにある」また「取れる石を確実に取れるようになれば有段者であり捨てるべき石を的確に捨て最善のサバキが打てるのが高段者である」たくさん置いた碁で何を考えていますか?勝ち負けにこだわらず戦って打ってますか?初段どまりの手を打つな
ワクワク感が薄れてきたのは実力以上に段位が上がって壁にぶち当たっているからである碁は初段、三段当たりが一番面白い、と言わるがなるほどと思う段級位制度は上がっても下がらないプロもアマもここに問題がある数年に一度は点数制度で調整するのが良いと私は思っている会則には書かず時の世話人会が期間限定で実施するこうすれば緊張感も生まれよう時には点数制度を
同好会の退会者が増えたのはコロナ禍が引き金だったがワクワク感の欠如が主因だろう碁会にふらり顔を出したくさんのヒトの中から今日は誰と打とうかと思い一局をじっくり楽しむこういう環境がなかなか戻らなくなりいまがある週末が待ち遠しいと思える人が増えればと願うばかりであるワクワク感が足りない
同棋力相手に大勝ちしたが、気分障害が続いている待った(打ち直し)だけでなく交点からズラして置くしオマケに手を論難する始末コロナ後の公民館高齢者碁会はルールやマナーの劣化が深刻で「三、四人に一人」はこんな具合だ碁会に行きたい気持ちが下がっている近頃は対局より観戦が増えている対局を断わるのだってストレスだが我慢してまで打つよりマシである困ったことに、相手を選んでいると打たずに帰る日も出てきた親しき仲にも礼儀あり
このごろは置かせ碁ばかりで碁会参加意欲が下がっている試しに「逆コミ」で打ってみたまず6級さんに「先番で逆コミ100目」を提案すると二つ返事である序盤は上手に打っている中盤から怪しくなり終盤は大半の石が死に150目ほど勝ってしまう次に初段さんに「先番で逆コミ50目」でスタートしたところとても勝てそうにない雰囲気ところが中盤で死活問題が起きねじり合いで難戦になるそこは相手も段持ち取れるはずの大石をコウ絡みの末に二眼生きを許し数えて黒20目、白68目2目負けになってしまうどちらの碁も終盤力がポイントだった相手も私も死活が弱い碁は戦いと囲い合いの岐路が難しすぎる戦闘力を磨こう
新年度に入ってまもなく昨春に入会したМさん(6級)から電話があり、退会の届けがあった私は既に世話役を降りているので「いまの班長か代表世話人に連絡されてはどうですか?」と伝えた「電話番号を知らない」というので、お教えしたが、翌日に世話役らに確認すると本人からの連絡はなかったといういずれもどんな人だったか記憶になかった念のため退会理由を聴いたが「いろいろやることができたから」と、言葉を濁された要するにつまらんかったということだ最初、何度か九子局で打ったがその後、級位者同士で対局する姿をほとんど見なかった最近は観戦ばかりだったこういう人もいるまた一人が退会した
アマの段級位制度は置石の数を調整して棋力差があっても互いに楽しめるよう工夫した発明である置石一つのハンディは12目くらいの利得らしい昇格基準は、といえば私は「3勝1敗ペース」が妥当少なくとも「2勝1敗ペース」が最低ラインだと思うただし有段者には点数制度を導入したり所作・マナー要素を加減したりしハードルを高めても良いと思っている緊張感があって然るべきではないか「段持ち」とはそういうものである2023年度のリーグ戦から唐突に高段、有段、級位に昇格基準の勝率に差を付け始めた理由説明がなく理解に苦しんだが棋力下位者の繋ぎ止めが狙いらしい新年度はさらに踏み込んで級位者は五割五分で昇級という〝大甘認定〟が検討されている実力が伴わない昇格は本人のためにならない一つ上がって全く勝てなくなるなんてことが容易に予想されやがて...昇格基準とは何か
対局にも総会にもルールとマナーがある今回のロングラン総会で何度も何度も注意されても石音と私語が止まなかったもっともらしい発言をしてもちゃんとできない人がいる本人は自覚していないらしい足元が昏いとはこのことであるルールとマナーを守れ
第33回総会が開かれた会員総数42人、出席者33人2024年度の世話人会は3人代表、会計、事務局が各1班長6人という新体制である従来の〝シャンシャン総会〟でなく玉石混交の意見続出で一時間ほどのロングランだったが、これはこれで良い傾向と思う総会で白黒付ける必要はなく議論を踏まえて、世話人会が今後具体の施策を決めたらよろしい会則に明記していないモノゴトは世話人会の専権事項なのだから特筆すべきは活動計画案に「ルール・マナーの向上」が盛り込まれた点である言わぬもがなではあるが曖昧放置されできただけに正直驚きだった特に一部有段者に対する〝釘を刺す〟効果があろう新世話人会を強く支持したい!あえて「全会員に告ぐ」
勉強熱心な6級さんに「どんな囲碁本を買えば良いですか?」尋ねられましたブログの過去記事を読んでもらえば良いのですが「詰碁、手筋の簡単な問題集」をスマホ検索してオススメしました「手筋ってなんですか?」と質問されました「そっからか?」と思いましたが「碁を打つ技術です囲碁そのものと言えます」と答えておきましたでも、その前に「囲碁の入門書」を購入することをオススメします所作・マナーがなってなければ相手も自分もハッピーにならない有段者になってからそういう思いを強くしていますルーズな人と我慢してまで打つのはとても苦痛ですから良書は師匠にまさる
碁石を初めて触り30級平均棋力の5級までいけば上級(3〜1級)が見えてくるここで足踏みするか初段、三段、五段へと伸びていくかは本人次第である悪いクセを直すこれができないなら勝率六割六分ペースで昇格曲線に乗るワケがないじゃ、悪いクセとは何か?高段者と打って指摘を受けるより手はないのではあるまいか〝万年級位〟から脱する方法
明らかに大差の碁だからといって投げなくてはならないワケではないどこかに落とし穴が潜んでいて大ポカで大逆転となる可能性がゼロじゃないと思えば粘りに粘ればよいところがである駄目詰めまで終わってさて整地という段になりいきなり石を崩す人がいるこれが何故いけないか相手がどんなに気分を害するか冷静に考えてみると分かるはずである「負かされたうえ整地をさせられ負けを数量的に確認させられ傷口に塩を塗られるのは我慢ならん」という人がいるたしかにそれも分からなくもないが明らかな勝ち碁を黙って付き合う身にもなってみてほしい所作・マナーとはそういうものである勝ち負け以前に覚えることはいろいろある有段者とはどういうものかというお話駄目詰めまでして石を崩す
私が白番の時交点に置くたび白石をチョンチョンと触り位置を整えるクセの高段者がいたそうするものかと思い別の碁会でマネをして黒石を触ると怒り出す人がいた相手の石に触れるのは殺した石を取り上げる時と整地する時と、この時に知った一番困るのは故意に?交点に置かず相手の様子を伺って着点を決めようとする人心理戦のようだが、次第にバカにされている気持ちになるいちいち、ここですか?と問うのもストレスがたまる長年我慢していたが対局をお断りするのがよいと思うようになった二度、三度断れば不愉快そうだがやむを得ないこんなに気を使うのもまた辛いものだだいたいこういう人は打ち直しもやるしょせん遊びだから堅苦しいことを言うなというタイプいろんな人がいるものだ相手の石に触らない
碁はとどのつまり勝ち負けだが四千年の伝統で培われた所作・マナーの約束事があるそうしなければならないとは言えないものの無自覚にやらかす相手だと気持ちよく打ちきれない級位者には諭せばいいが有段者に鈴をつけかたい碁会所なら御法度の行為を放置しているのが同好会であるここに手をつけない限り語ることなく退会していく人はとめられないだろう不味いモノを食わされもう一度行こうとは誰も思わなくなるのと同じ対局を二度、三度断れば察して改めてほしいものだ昨日、次期代表世話人とたまたま道で出会ったそういう話をしておいた嫌気が差す行為
全会員43人の総当たり戦下期リーグ戦が終わった規定打席十局超が36人となり大会協力者賞として千円商品カードが次回例会で支給される初の試みは成功したと言えよう優勝は新人のT初段22勝2敗で勝率九割超圧倒的成績である本人は奥ゆかしく辞退を申し出ているがそれは不要である3級位で申請した彼を試験して初段と認定したのは私だが、三段かな?と内心思っていた棋力はもちろんだが所作・マナーが素晴らしいこれから対局申し込みが相次ぐだろう引きずられて有段者のレベルが向上するのを期待したいフェアプレー讃歌
国有放送発行の囲碁テキストによると段級位認定の目安として初段は「有段者としてのマナーを備えている」とあったリーグ戦の好成績により初めて入段する人はこの機会におさらいしておいてほしいもう、知らなかったじゃすまないから初段になったからには
同好会の後期リーグ戦は会員四十人余人の総当たり戦初めての試みとなる次の例会が最終日となるがこれまでの私の成績は20人と対局して10勝10敗入会して初めて負け越しの可能性も出てきた初戦は6級さんに11子置かせ20目近く負けたその日はボロボロで3連敗スタートその後も調子は上がらず置かせ碁は〝指導碁〟で相手のうっかりミスは打ち直してもらいやっぱり負けたやが五段〜三段に勝ち始め星を戻し始めたのは終盤戦に入る頃だった私は有段者の待ったは許さないものの5子局の初段あたりまでなら相手のポカの類について「打ち直してください」をアリ、としたただし勝ち負けにかかわらず局後の感想戦は必ずやった「初段止まりの手を打つな」が狙いであり手強い人が増えないと私が困るのであるずいぶん負けた
【碁の基本のキ】Aさんの言い分「(相手の)打った石が交点からズレていてちゃんと直してやっただけなのに」Bさんの言い分「自分が打った石を断りもなく勝手に触るな」トラブルの原因になります碁石は交点に置きましょうズレたら自分で直しましょう碁盤に碁石を強く打ち付けたり慌てて打とうとして落としたりし配石バラバラ事件が起きないように日頃から気をつけましょう自戒を込めて……一路違いは大違い
3級位のNさんが打ちながら自らの一手を評してつぶやいている「うーん、形が悪い」碁は「読み」が大切と言われますが「形」がより大切です簡単に石を取られなくなり惨敗、逆転負けが減ります勝負事は攻めばかりに目が行きますが守りを固めずして攻めて逆に大石を取られることがよくありますプロも簡単な詰碁や死活を普段から勉強して感覚を磨いています自分で発明した手を自由に打つのはアマの特権ですが初段、三段、五段を目指すには道遠しと言わざるを得ません「うーん、形が悪い」
【奉仕であって義務じゃない】趣味は仕事ではない同好会の会則のうち会費支払いと会場予約さえちゃんとやればそれでいいそれ以外できないことはやらなくてよい「責任」「無責任」を口にしないようにしよう誰だってできる時もあればできない時もある「無責任」を禁句としよう
5子以上の置かせ碁で最初から四隅を取るべく地を囲う手ばかり打つ人がいる依田紀基九段いわく「初段どまりの人と五段になれる人の分かれ道は『石を取る、捨てる』を正しく判断できるかどうか最善の手筋が打てるか打てないかにある」また「取れる石を確実に取れるようになれば有段者であり捨てるべき石を的確に捨て最善のサバキが打てるのが高段者である」たくさん置いた碁で何を考えていますか?勝ち負けにこだわらず戦って打ってますか?初段どまりの手を打つな
ワクワク感が薄れてきたのは実力以上に段位が上がって壁にぶち当たっているからである碁は初段、三段当たりが一番面白い、と言わるがなるほどと思う段級位制度は上がっても下がらないプロもアマもここに問題がある数年に一度は点数制度で調整するのが良いと私は思っている会則には書かず時の世話人会が期間限定で実施するこうすれば緊張感も生まれよう時には点数制度を
同好会の退会者が増えたのはコロナ禍が引き金だったがワクワク感の欠如が主因だろう碁会にふらり顔を出したくさんのヒトの中から今日は誰と打とうかと思い一局をじっくり楽しむこういう環境がなかなか戻らなくなりいまがある週末が待ち遠しいと思える人が増えればと願うばかりであるワクワク感が足りない