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perfection of mind https://variouspeople.hatenablog.com/

生ま地域の中で、共に学び共に育ち、それぞれが尊重され、究極のしあわせを感じることのできる地域社会に

自分が日々大切にしていること、先輩から学んできたこと、 子ども達から日々学んでいること 「障害」児を産んでからの毎日の中からの、みなさんとの出会いからの価値観の変容や 子育て、福祉、教育・・そして、最大のテーマである共生共学、インクルーシブな社会 そんな中での地域づくり・・・そんなことを日々発信しています。 よろしくお願いいたします。

おおしま りつこ
フォロー
住所
筑紫野市
出身
戸畑区
ブログ村参加

2019/01/18

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  • 「“普通の幸せ”が手に入らないかもしれない…それでも」

    「この子、将来、進学できるのかな?」 「働けるのかな?」 「結婚できるんだろうか?」 そんなふうに、我が子の将来を思い描くとき・・・ 不安で胸がぎゅっと締めつけられるような気持ちになったことはありませんか? 私は、知的障害のある娘を育てながら・・・ 長年、障害児者の支援に関わってきました。 多くの保護者の声を聴いてきましたが・・・ この「普通の幸せ」に対する焦りや孤独は・・・ 本当に多くのママたちが抱えているものだと感じています。 特に子どもが中学生、高校生くらいになると・・・ 周りの子たちの成長がどんどん目に見えて変わってくるので・・・ 制服を着て登校する姿、部活での活躍、進学先の話・・・ …

  • 整わない毎日こそ、わが子と生きるリアルな道のり

    「準備が整ってから始めよう」「もっと勉強してからにしよう」—— そう思って、何度も立ち止まって子育てしてきた。 けれど、障害のあるわが子との暮らしは・・・ そんなふうに“完璧な準備”を待っていては・・・何も始まらなかった。 私が36年にわたり、重度障害のある娘と向き合ってきて実感しているのは、 「行動が勇気をつくる」ということ。 そして、本当に必要で大切だったのは・・・「経験」だということ。 今回は、そんな思いを込めて、「親子でどう行動していくか」について綴ります。 ■「準備万端」なんて、幻想だった 私は、口唇口蓋裂を伴う重度知的障害の娘を育ててきました。 医療の選択、福祉制度、学校との連携、…

  • ぶつかるのではなく、つながる支援へ。私が大切にしていること

    私は、知的障害のある娘を育てながら、 30年以上にわたり障害児者のコミュニティに関わり、支援活動を続けてきました。地域の障害福祉委員やコミュニティ代表を務め、 学校や行政とも連携しながら、親として、支援者として、 両方の立場から障害児者支援に取り組んできた経験があります。 そんな中で強く感じるのは、 「支援とは、戦うことではない」ということです。 障害のある子どもを育てながら、 支援の現場にも立ち、地域のコミュニティや行政とも向き合ってきました。 その中でずっと感じているのは—— 「本当の支援ってなんだろう?」という問いです。 ママたちの声を代弁したり、必要な制度を整えるために、 行政や世間と…

  • 障害~共に生きてきて得たものとは?~

    若いころは、毎日が戦いでした。 障害のある我が子を育てる現実に向き合いながら・・・ 未来が見えずに不安でいっぱいの日々。 周りの子どもたちと比べては落ち込み・・・ 人の視線が怖くて外出すらためらったこともありました。 スーパーで子どもが駄々をこね大泣きして、周囲から冷たい目を向けられたあの日。 抱き上げた子どもをぎゅっと抱きしめながら・・・ 泣きたいのは私の方だよ・・・と、心の中で叫んでいました。 でも、どうしても逃げたくなかった。逃げられなかった・・・ この子の人生を守りたい、 そんな一心で、私は毎日を必死に生きてきました。 時には、無理に笑顔を作った日々もあったし・・・ 誰にも言えずに夜中…

  • 自分を映す3つの鏡──支援者が大切にしたい心のあり方

    最近、リーダーシップについて改めて考える機会がありました。 きっかけは、ある本に出会ったこと・・・ その名も『貞観政要(じょうがんせいよう)』(めちゃくちゃ固い) 2000年も前に書かれた、リーダーの心得についての対話集なんだそうです。 徳川家康も、明治天皇も、そして現代では元トヨタ自動車会長の張 富士夫さんも・・ 愛読していたといいます。(私は少し読みかじっただけ・・・(笑)) 『貞観政要』では、リーダーにとって欠かせないものとして・・・ 「3つの鏡」が説かれていました。 それが、「銅の鏡」「歴史の鏡」「人の鏡」。 読み進めるうちに、これは支援現場に立つ私たちにも深く通じる教えだと感じました…

  • 【支援現場で気づいた、チャットやメールの“伝え方”〜たった2文字のやさしさ〜】

    支援現場で子どもたちやご家族と向き合っていると・・・ 「どう伝えるか」が、想像以上に大きな意味を持つことを・・・ 何度も痛感します。 言葉ひとつで、相手の表情がパッと明るくなったり、 逆に、こちらが気づかないうちに、ふっと・・・心を閉ざさせてしまったり。 そんな経験、きっと支援に関わる人なら・・・ 誰でも一度や二度はあるのではないでしょうか? 最近はチャットやメールでのやりとりも増え・・・ 「手軽に連絡が取れる」「留守や話ができないことがない」っていう便利な反面・・ 対面ではないため・・・温度感や表情が見えないからこそ・・・ すれ違いや行き違いも・・・起こりやすくなっているのではないでしょうか…

  • 続ける力は、モチベーションじゃない。脳と心を味方につける方法。

    昔の私は、モチベーションをどうやって上げるかに必死だった。 「やる気が続かないのは、私の根性が足りないから」 「気合いを入れればできるはずだ」 そうやって、自分を奮い立たせて(笑)追い込んでた。 でもね、どれだけ頑張っても、どれだけ気合いを入れてもねーーー 波みたいにやってくる"やる気の低下"には勝てなかった。 上がったり、下がったり。 テンション高い日は何でも次々にできるけど・・・ 気持ちが沈んだ日は、手も足も動かない・・みたいな・・・ そのたびに・・・「あーーー私はダメだ」って・・・「こんな自分じゃダメだ」って、 自分を責めて、ダメさ加減を嘆いて・・・また苦しくなってた。 でも、障害児者と…

  • 感情が揺れたとき、負の感情を手放す“たったひとつの習慣”

    心が波立つこと、ありますよね。 誰かの言葉にイラッとしたり、ふとした出来事で悲しくなったり・・・ 特に、子育てや介護、支援の現場では、感情の浮き沈みは日常茶飯事。 私自身、36年間、重度の知的障がいがある娘と向き合いながら、 何度も「もう無理かもしれない…」と感じた日があります。 でも、そんな時、私を支えてくれたのは「習慣」でした。 ◆ 負の感情は、腹持ちがいい 怒りや悲しみ、後悔、恨み…。 負の感情って、どうしてあんなにしつこく心に残るんでしょうね。 「あのとき、どうしてあんなことを言われたんだろう」 「どうして、私ばっかり…」 何度も思い返しては、心がずーんと重くなっていく・・・ 気づけば…

  • 障害児者福祉の現場で鍛えられた私の直感力

    私が障害児者福祉の現場で体験してきたこと・・・ その経験を重ねると「直観力」って大事だったっていうお話ししたいと思います。 もしかしたら・・・成功のカギは、“直感力”かもしれません。 1.いざというときほど余裕を持てる 障害児者支援の現場では、予想外の出来事は毎日のように起こります。 たとえば、突然パニックを起こす子、身体的に危険な状況になる場面…。 そんなとき、直感が冴えていると、不思議と焦らずにいられます。 昔の私は、どうにかしなきゃと力んでしまって・・・ 逆に状況を悪化させることもよく・・・ありました。 でも今は、「一度立ち止まる」「深呼吸する」 ーーこの余白を作ることで・・・ 次に取る…

  • 正解のない子育てを歩いてきた私に刺さった、脳科学者のひと言

    36年間、重度知的障がいのある娘と共に生き、支えてきた母として・・・ そして障がい児支援に関わる福祉の現場に長年立ち続けてきた一人の人間として、 最近とても心に響いた言葉があります。 それは、脳科学者・毛内拡先生のインタビュー記事の中にあった 「これからの時代に必要なのは、IQではなく“脳の持久力”だ」という一文でした。 IQが高ければ「頭がいい」のか? 私たち親は、子どもの将来を思うあまり 「もっと勉強を頑張らせなきゃ」「もっと賢くなってほしい」と思いがちです。 特に発達に課題のある子を育てていると、 「うちの子はできないことが多すぎる」「もっと伸ばしてあげないと」 という焦りや不安に苛まれ…

  • 「壁」はなくせない。でも、“越える力”は育てられる

    ある場所で過ごしてきた人の話を聴いたとき・・・ 私は「理由のない禁止」に、どうしようもなく息苦しさを感じました。 携帯もテレビも禁止、外出も恋愛もNG。 「なんで?」と聞いても、「ルールだから」「決まりだから」と返されるだけ・・・ したいのに、できない。 それが自分の努力や成長でなんとかなる問題なら・・・ 頑張ろうとも思えたけれど―― 納得できない“ルール”による制限は、ただただ「不自由」だったと・・・ 夜、部屋からベランダに抜け出して・・・ 星空を見上げながら何度も考えたんだと・・・ 「どうして、私はこんなに縛られているんだろう」って・・・ ■ 壁は“社会の構造”そのものだった でも今、私自…

  • 「9歳の壁」を越えるカギは、“地域”にあった 〜学童をやめたわが子の、その後〜

    小学校に入ってからというもの・・・ 3番目の・・・わが子は毎日まじめに学童に通っていました。 けれど、あるときぽつりと「もう行きたくない」とつぶやいたのです。 理由を聞いても、「別に」「なんとなく」としか返ってこない。 でもその表情には、どこかしんどさがにじんでいました。 実はその頃、ちょうど「9歳の壁」と呼ばれる時期に差しかかっていたのです。 うちの子は・・・それが2年生の中盤から始まりました。 ■ 「9歳の壁」って? 子どもの発達において、小学校3・4年生頃には「9歳の壁」 と呼ばれる節目があるとされています。 自分と他者の違いに敏感になったり、社会性が急激に広がったりする時期。 それまで…

  • 「できなさ」があって大丈夫。——私は、それでここまで来ました。

    娘が3歳の頃のことでした。 重度の知的障がいと、口唇口蓋裂のある娘は、当時まだほとんど言葉が出ず、 食べることもたくさんの課題があり・・・歩くことも下手で・・・ なんでもかんでも・・・他の子よりずっと時間がかかっていました。 その日、通っていた支援施設で・・・ 他の子が「ママ!」と呼んで抱きつくのを見て・・・ 心がぎゅっと締めつけられました。 「どうしてうちの子は、うまくいかないの?」 「私の育て方が悪かったのかな?」 「私だってサボってない・・・やってるのに・・・」 夕方、帰宅してから洗濯物を片付けながら・・・ 気づいたらぽろぽろ涙が流れて・・・泣いていました。 誰にも見せられない“できなさ…

  • 意思決定を止める言葉にご用心

    福祉の世界に長く関わってきて・・・ 管理職として従業員を抱える立場になった今、強く実感するのが—— 「決めることの大切さ」と、 「決められなくなる空気の怖さ」です。 最初はボランティアや地域活動という・・・ 善意と助け合いが基盤になっていたコミュニティでのリーダーシップで始まったこと。 でも、福祉事業所として人を雇い、その生活を支える側になったとき・・・ 意思決定の重みは格段に増し私の心の中の大きな負担になりました。 とくに現場で大事なのは・・・ 決めたことが後から変わることを恐れすぎないこと。 そのためには、職場の中に「失敗を責めない文化」「変化を受け入れる空気」が 必要です。 でも、そこに…

  • 思春期にどう向き合ってる?うちはね・・・

    思春期って、親にとっても子どもにとっても、「試される季節」「試される時期」 なんだなぁと、しみじみ感じます。 身長が急に伸びたり、性別による身体の変化が出てきたり・・・ それに加えて「心」も一緒に成長していくのが人間の思春期。 『けなげに生きぬくいきもの図鑑』(実教出版)の著者で元高校教師の岡幸子さんは そんな思春期の難しさを「人間だからこそ起きる現象」だと語っています。 たしかに・・・ 人間以外の動物にも「親元を離れて独り立ちする時期」はあります。 でも、そこに“心の揺らぎ”や“自我の芽生え”といったプロセスを伴うのは・・・ 人間特有なのかもしれません。 わが家の思春期、「大変だった?」と聞…

  • 【リーダーの心得は、どこでだって生きる】 〜家庭でも、福祉でも、個別セッションでも〜

    最近読んだ『決定版 強いチームをつくる! リーダーの心得』(伊庭正康 著)が、 ものすごく心に響く部分がありました・・・ もーーーうんうん!!そうそう!!って・・・(笑) 営業職として抜擢され、役職を上げてきた著者が・・・ 実は若い頃「リーダーにまったく向いていなかった」 と振り返るところからスタートするこの本。 でも、部下との関わりの中で、自分の在り方を見つめなおし、・・・ 「本気でリーダーを目指したい」と思うようになったというエピソードに、 とても共感しました。 私自身もリーダーって役割って・・・まったく向いてないって思っていて・・・ でもやらなくてはいけないときが来て・・・めちゃクチャ悩…

  • 「読む力」テストの点数じゃはかれない社会で生き抜く国語力とは

    小さいころから「学力をつけなきゃ」「いい成績をとらなきゃ」 と言われ続ける子どもたち。 確かに、読み書きそろばんは大切です。 でも、私は障害のある子どもとともに生きてきて、心から思うのです。 社会で本当に必要なのは、「正解を出す力」ではなく、 「感じ取る力」「つながる力」だと・・・ 私は長年、知的障がいのある娘とともに歩みながら、 子どもたちの育ちや支援に向き合ってきました。 そして痛感しているのが・・・ 「読解力」や「国語力」は、単なる学習で身につくものじゃないということ・・・ たとえば、AI。 こうして私も今、AIと対話をしながら・・・ 自分の想いや考えを言葉にする練習をしています。 それ…

  • その一言大丈夫? 〜福祉の現場で気づいた“共感”のチカラ〜

    ■「共感」って、悩みにだけ必要なものじゃない 「共感」というと、大きな悩みや心の問題に寄り添うときに必要なものだと 思っていませんか? 実は・・・もっともっと日常の、ちいさな場面にも「共感」はあふれています。 たとえば、こんな会話。 「今日、暑いですね〜」 「そうですね、ちょっと外に出ただけで汗だくになりますよね」 これは、ただの雑談。 でも、ここに「共感」があるかないかで、関係性って大きく変わるんですよねーーー ■「共感」をスルーすると、関係もスルーされる 以前、支援先のお母さんからこんな話を聴いたことがあります。 「私はいつも“今日は暑いですね”って言われても・・・ なんて返していいかわか…

  • 「予定を守る」というやさしさ 〜障害児者支援に活かす“時間の整え方”〜

    ■「アポは早めに」から学んだこと ある本にこんな言葉がありました。 「時間をうまく使う人は、相手の時間を先に押さえる」 この言葉を読んだとき、私はすぐに、過去の支援の場面を思い出しました。 重度の知的障がいのある娘を育てながら、福祉の現場に長年関わってきたなかで、 私はずっと「予定は早めに」「変更は最小限に」と心がけてきました。 なぜなら、障がいのある方やご家族にとって、 “予定が変わること”はときに混乱や不安を招くものだからです。 以前、あるお母さんからこう言われたことがあります。 「急に時間が変わっただけで、子どもがパニックになってしまって…」 それを聞いたとき、 「相手の時間を守るって、…

  • 「メンタルが強い人」って、どんな人?

    ">「メンタルが強い人」と聞くと、どんなイメージを持ちますか? ">もしかすると、「図太い」「打たれ強い」「へこたれない」といった・・・ 少しゴリゴリ系のイメージを思い浮かべるかもしれませんね。 でも実は・・・・ そういう外面的な強さよりも、もっと内側の柔らかいしなやかさのような 「芯のある安定感」「芯のあるしなやかさ」が本当の強さなのかもしれません。 私の周りにも「この人、強いなぁ」と感じる方がたくさんいます。 今回は、そんな“メンタルが強い人”から学べる習慣や考え方をご紹介します。 メンタルが強い人の共通点 1. 感情的にならない 冷静に物事を見つめ、感情に流されずに判断できる人。 特に議…

  • 「“何か質問ありますか?”場を冷やす瞬間〜支援現場で起きている見えないズレ〜」

    「何か聞きたいことはありますか?」 その一言が場を静かに凍らせた瞬間を・・・私は何度も目撃してきました。 障害児支援の現場でも、地域の福祉会議でも、保護者向けの勉強会でも—— 一見親切そうなこのフレーズが・・・ 意外にも人の心を遠ざけてしまうことがあるのです。 「聞きたいこと」は、あっても言葉にできない ある日、福祉施設で行われた勉強会。 発達障害のある子どもの支援に関する専門家の講演のあと・・・ 司会者が会場に向かって言いました。 「何か質問ありますか?」 ……しばらく沈黙。誰も手を挙げない。 けれどその沈黙の裏には・・・「聞きたいことがない」のではなく・・・ 「どう言えばいいか分からない」…

  • 「画面の向こうにいる“あの子”に、気づけていますか?」〜障害児支援の現場から見えた、デジタル時代のまなざし〜

    「うちの子、最近ずーっとタブレットばかりなんです」 ある母親の声から、その子の物語が始まりました。 彼は中学2年生。知的障害と軽度の自閉傾向があり・・・ 学校での人間関係に疲れてしまったのか? 不登校になって半年が経とうとしていました。 学校に行けなくなってからは・・・家でずっとYouTubeを見て過ごすように・・・ お母さんも最初は 「好きなことをしてリフレッシュできるなら」と思っていました。 でも—— 「最近は、話しかけても反応が薄いんです」 「目も合わなくなってきて……このままでいいのかなって、不安になってきて……」 本当に“見ていた”のは画面だけだったのか 初めて彼と会った日のことを、…

  • 「相手を大切にする話し方」は、私の人生の基盤になった

    「相手を大切にする話し方」は、私の人生をつくってくれた 障がいのある子と、日々向き合ってきた36年間。多くの福祉関係者や保護者の方々、行政の人たち、そして当事者とその家族。いろんな方と出会い、たくさんの会話を重ねてきました。 その中で、ずっと心がけてきたことがあります。 それは、「心の矢印を相手に向けること」。 名前を呼ぶ、笑顔で話す、そして「ありがとう」 たとえば、重度障がいのあるわが子にさえ、 私は毎日名前を呼びかけることに注視しました。 自分の名前を早く覚えてほしいこともありましたし 「おはよう」「ありがとう」「今日もがんばったね」と・・・ いろんな言葉かけもしてきました。 言葉が通じる…

  • 「運がいいね」と言われた私 〜試行回数だけは、誰にも負けなかった〜

    「なんか“運がいい”ですよね」 そう言われたとき、私は思わず笑ってしまいました。 運がいい…? いやいや、今までの事・・・ そんな簡単な言葉で片づけないで・・・と思ったのが正直な気持ち。 でも、その後ふと、こうも思ったんです。 「もしかして、試行回数のことを“運”って呼ぶのかもしれないな」って。 障がいのある娘との36年は、 まさに“トライ・アンド・トライ” 私は、重度知的障がいと機能的な特性を併せ持つ娘の母として、 これまで何万回も“挑戦”を重ねてきました。 ・何度声をかけても伝わらない言葉・どれだけ時間をかけても習得が難しい動作・周囲の理解を得るための書類、会議、交渉 そのひとつひとつが、…

  • 否定形で止まっていた娘の心が、肯定形で動き出した日

    「もう、泣かないの!」「ちゃんとして!」「そんなことしないよ!」 重度障がいをもつ娘の子育ての中で、私は何度この言葉を繰り返してきたでしょうか。 うまく伝わらないもどかしさ、 刻々と時間が過ぎていく、時間がない中での焦り、 “ちゃんとした子に育てなきゃ”というプレッシャー。 そんな思いがいっぱいで、気づけば 「否定形の言葉」ばかりを投げかけていました。 でもある日、それが娘の行動を止めていたことに気づいたんです。 「泣かないで」と言われた娘の目に、 涙が止まらなかった理由 まだ小学生だった頃の娘。 朝の登校前、靴下がうまく履けずに泣き出したことがありました。 私は焦って、 「もう、泣かないの!…

  • 信用されない人の「5つの特徴」──人付き合いに悩むあなたへ

    人間関係って、人生の幸福度を左右するほど大切なものですよね。 社会福祉法人やコミュニティの運営をしていると・・・ 実にたくさんの人と出会います。 そして、その中には「あの人、ちょっと信頼しづらいな」と感じてしまう人も……。 噂話は基本信じないようにしていますが・・・ 実際に会って話してみると「あ、やっぱり…」と思うこともあります。 今日はそんな 「信用されづらい人」の特徴を、主観たっぷりで5つにまとめてみました。 ちょっと辛口かもしれませんが・・・ 人付き合いを大切にしたい方こそ、自分を振り返る材料として読んでみてください。 ① お金にルーズ これはもう…言わずもがな、信頼を一気に失います。 …

  • 「ギブ&テイク」のバランスが崩れるとき 〜テイカーに出会ったらどうする?支援の現場から見える関係性の話〜

    私のこれまでの人生や活動をふり返ってみても、 人との関わりに心を尽くしてきた時間がたくさんあります。 相談件数は2万件を超え、重度の障がいをもつ娘の育児を通して、 数えきれないほどの出会いと別れがありました。 そんな中で、最近また改めて思い出したのが・・・ 「ギブ&テイク」の話です。 これ、人間関係の土台を支える、実はすごく大事なテーマなんですよね。 ■ ギバー・テイカー・マッチャー、あなたの周りはどのタイプ? 組織心理学者のアダム・グラント氏は、人の関わり方を大きく3つに分けています。 ギバー:与えることを優先する人 テイカー:受け取ることばかりを望む人 マッチャー:与えることと受け取ること…

  • 自分の機嫌大丈夫??——障害児支援のプロとして、私が大切にしている姿勢

    「上機嫌でいることは、プロとしての基本姿勢」 この言葉を目にしたとき、胸の奥にズシンと響いた感覚がありました。長年、障がいのある子どもたちとその家族に寄り添ってきた私にとって・・・ 「自分の機嫌を自分でとる」という姿勢は、 いつの間にか日々の支援に欠かせないものになっていたからです。 ■ 不機嫌は“伝染する” どれほど経験を重ねても、人と関わる仕事には「心の余白」が必要です。 とくに、困りごとや不安を抱えて相談に来られる方に対して・・・ こちらが不機嫌だったり、疲れきった表情を見せてしまったら…… その空気は、すぐに伝わってしまいます。 不機嫌は伝染します。 そして、それはときに・・・ 支援を…

  • 「ありがとう」を集める生き方 〜障害児者の家族が“幸せ”に近づく道〜

    子どもが生まれてしばらく経っての事・・・私は思いました。 「この子の人生を、できるだけ豊かに、楽しく、幸せなものにしてあげたい」 その想いは、多くのお母さんと同じだったはずです。 私は知的障害を持つ娘の母として、36年間を共に過ごしてきました。 口唇口蓋裂という外見的・機能的な課題も併せ持ち・・・ 人の視線にさらされる日々、他の子と比べても仕方のないことばかり…。 それでも、「わたしは幸せですか?」と問われたら、いまなら迷わずこう答えます。 「はい、私はとても幸せです」 理想と現実のギャップで見えた「本当の幸せ」 はじめの頃は、私にも「理想の子育て像」がありました。 たくさん本を読み、知識も詰…

  • 思い描いた子育てと、現実のギャップの中で 〜障害児の我が子と向き合ってきた母として、今伝えたいこと〜

    子どもの話をよく聞き、一緒に遊び、一緒に驚きながら好奇心を育み・・・ 人と比べず焦らず見守る。 そんな理想の子育て像を、私はちゃんと持っていたつもりでした。 細かいことは気にしない。 「大丈夫、大丈夫」っておおらかに構えている母でいたかった。 本もたくさん読み、知識だって人並み以上にあるつもりでした。 でも――現実は、あまりにもうまくいかなかった。 ■想定外の現実に、心が折れそうだった日々 娘は、食が細く、なかなか大きくならない。部屋は散らかしニコニコ笑ってるし、トイレも覚えない、逃げ出すこともありました。 どうしたら、私の言うことを理解してくれるのか。どう接したら、少しでも食べて大きくなるの…

  • 組織の「禁止文化」はもう限界? 〜福祉事業所がこれからの時代に後進を育てるためにできること〜

    先日読んだ、安斎勇樹さんと沢渡あまねさんの対談には、 組織運営に携わる立場としてとても考えさせられる内容が詰まっていました。 「AI禁止」「副業NG」「社外発信NG」―― そんなルールにがんじがらめになって、現場の職員が自分の意思で考え、 動くことができない環境が、今も一部の組織では続いています。 でも、それって本当に福祉の現場にとっても、 子どもたちや利用者さんにとっても、プラスなんでしょうか? ■「越境」を恐れる組織に、成長はない かつてのような“軍隊的世界観”―― たとえば「他の施設のやり方を学ぶなんて裏切りだ」といった空気は、 今や時代遅れです。 福祉の現場でも、他の法人の実践に学ぶこ…

  • 「スルーする力」社会で生き抜くスキル ~発達障がい者が社会に出る前に親子で育てたいこと~

    今日はちょっと現実的なお話をします。 お子さんが仕事に就くとき・・・これってとっても大事ではないかな? って思うこと・・・ みなさんも知っての通り・・・職場って、理不尽なことって、ありますよね? ・陰口ばかりの人間関係 ・上から目線のアドバイス・「お気に入り」が優遇される評価制度 ・仕事を断っただけでネチネチ言われる空気 ・「年上が正しい」っていう謎の上下関係… どれも、真面目で一生懸命な人ほど、傷つきやすく、疲れやすいポイント。 そしてこれって・・・ 実は発達障がいのある子たちが社会に出たとき・・・ ものすごく大きな壁になることでもあるんです。 ◆なぜ「スルーする力」が必要なの? 発達障がい…

  • 「できたこと」に着目しよう ~自己肯定感を親子で育てるために~

    障がいのあるお子さんを育てている親御さんの中には・・・ 日々の暮らしの中で 「自分はちゃんとできているのだろうか」 「子どもにとって本当にいい親でいられているだろうか」 と、悩みや不安を抱える方も多いのではないでしょうか? 私もかつて、そんな気持ちを抱えながら毎日を送っていました。 子育てに正解がないことは分かっていても・・・ 「あれもできなかった」「今日も怒ってしまった」「今日も進まなかった」 と・・・できなかったことばかりが頭に浮かんで・・・ 自分を責めてしまうこと、ありますよね? でも、自己肯定感は「できなかったこと」ではなく、「できたこと」に 目を向けることで、ぐんと育っていくものなん…

  • 「うちはレベルが違うから」と言われた日 〜36年の子育てを通して見えた“壁”の正体〜

    「うちはレベルが違うから、一緒にはできない」その一言を、私は今でも忘れられません。 娘は、重度の知的障がいと、口唇口蓋裂という生まれつきの外見的・機能的な障がいをもって生まれてきました。それはもう、ひと言では言い表せないほど・・・ たくさんの経験をさせてもらってきました。 十数回の手術、療育、発語の訓練、成長の壁…。でも、そうした日々の中で、同じように 「悩んでいるママたち」「少し先ゆく先輩方」と出会える、出会えたことが、 私の心の支えでもありました。 けれどある日。とても話が合うと思っていた、発達障がいのあるお子さんのママから、 突然何気なく言われたんです。「でも、うちはそっちと違って、“レ…

  • 「お姉ちゃんが障害児だったからこそ──“きょうだい児”として育った娘が教えてくれたこと」

    「どうやってそんな子育てができたの?」今でも、そう聞かれることがあります。 私には3人の子どもがいます。一番上の子は・・・生まれつき口唇口蓋裂があり、 さらに重度の知的障害を抱えて育ってきました。言葉も、理解も、何もかもにサポートが必要で・・・ 医療と福祉と教育と、さまざまな専門機関とつながりながら育ててきました。 一番下の子は、いわゆる「きょうだい児」。 保育園時代から、身近にダウン症の子や、発達障害のある子 そして全介助の重度障害のあるお子さんがクラスや身近にいました。 そして何より、家に“障害のある姉”がいるという、特別な環境の中で育ちました。 けれど、この下の子にも“目に見えない困難”…

  • 欠点ばかりに目がいくクセ“欠点探しのスペシャリスト”になってない?

    「うちの子、またできなかった」「どうしてこんなこともわからないの?」「こんな状態で将来大丈夫だろうか……」 障害児を育てていると、“できないこと”ばかりに目がいってしまう瞬間が たくさんあります。 これは決して親のせいではありません。 実は、私たちは小さい頃からずっと、「欠けている部分を見つける訓練」を 受けて育ってきているのです。 ■ 100点じゃないと「指摘される」教育の中で育ってきた私たち 心理学には「観察者バイアス」という言葉があります。 これは、相手に対しても自分に対しても、「思い込み」で物事を見てしまうという 心のクセ。 たとえば、やることがゆっくりな子に対して「のろい」と感じてし…

  • 障害児者の親として実感した「感じがいい人」でいることのメリット

    感じが良い人と悪い人どちらでいたいか?って言われたら???感じが良い人でいるためのメリットって?? 1. 無用なトラブルを回避できる 障害児を育てていると・・・ 日常のちょっとしたことでトラブルになりやすい場面が多くあります。 たとえば、子どもが大きな声を出してしまったり、思わぬ行動を取ったとき・・・ そんなとき、日ごろから周囲に「感じがいい親」として接していると・・・ 「ああ、○○さんのお子さん、今日はちょっと機嫌が悪かったのかな」 「わーーー〇〇さん頑張ってるよね」 と温かく見守ってもらえることが多くなります。 逆に、無愛想だったり、周囲との関係づくりを怠っていると・・・ 「またなの」「ち…

  • 笑顔で子育てするために。 〜障害児を育てる親が「感情の居場所」を持つことの大切さ〜

    障害児を育てていると、毎日が挑戦の連続ですよね。 理解してもらえないこと、思い通りにいかないこと、時には孤独や焦りが押し寄せてくる日ももちろん、たくさんあるでしょう。 でも、私はこう思います。 子どもが元気に育つためには、まず親が笑顔でいられることがいちばん大事。 私が大事にしてきた支店でもあります。 🍀親が自分の「感情の居場所」を持つということ どんなにがんばっていても、私たち親だって人間。 完璧じゃなくていい。泣いたっていい。疲れても何もしたくなることだってある。 ただ大切なのは・・・それを自分の中に閉じ込めてしまわないこと。 ☁️感情がたまると…… ・ちょっとしたことでイライラする・「ど…

  • 人生を変えたいなら「誰に会うか」「どこに身を置くか」

    「ほんの少し、立ち止まっ 「人生を変えるにはどうしたらいいですか?」 そう聞かれたとき、私は迷わずこう答えます。 「会う人を変えること。環境を変えること。」 人は人によって変わります。 場所によって、考え方も行動も変わります。 特に、障害のあるお子さんを育てている親御さんには、 この“環境と出会い”の重要性を強く伝えたいと思っています。 なぜなら・・・私自身がそうだったから・・・ 🌱でも実際には…… もちろん、そう簡単にいかないことも、よくわかります。 ・新しい場所に行くのは不安・今の支援で精いっぱい・どこに行けばいいのか分からない そして、多くの親御さんがこうなります: “動いてはいるけど、…

  • 小さな「できた!」が未来を変える ~障害児が障害者として生きていくために大切なこと~

    「障害児が、やがて障害者として社会の中で生きていく。」 これはどの親御さんにとっても避けて通れないテーマです。けれども、実際には「今は学校生活に慣れるのが精いっぱい…」 そんな風に、目の前の課題で精一杯の毎日もありますよね。 でも私は、長年の育児や支援活動を通じて確信していることがあります。 社会の中で、どれだけ“小さな成功体験”を積み重ねているかが、 将来の生き方を大きく左右する。 🌟成功体験は「自信の種」 例えばこんな事例があります。 【事例1】「コンビニでお弁当を買えた!」〜高校2年・知的障害のある男子〜 彼は数字の認識が苦手で、お金のやりとりが不安でした。 でも、支援学級で練習を重ね、…

  • 親だからこそ大切にしたい「感情マネジメント」の力

    ■ 「あの子が泣くと、私も泣きたくなる」 そんな毎日が続いていませんか? 障がい児を育てる日々。その子の調子が良いと一緒にホッとして、うまくいかない日は、自分のことのように落ち込んでしまう—— 「感情の浮き沈みを・・・子どもに引っ張られてしまう」 それって、実はとっても自然なことなんです。 だって、わが子を大切に想っている証拠。 でも、その“想いの深さ”がときに・・・ 親自身のエネルギーをすり減らしてしまうこともありますよね。 ■ 感情マネジメントって、「冷たくなる」ことじゃない よく言われる「感情マネジメント」って、なんだか・・・ 「もっと冷静になりましょう」とか「共感しすぎないで」みたいな…

  • 「発達障害」が“生き方”になる 〜特性を強みに変えて、社会に羽ばたくために〜

    「この子は発達障害です」と診断されたとき・・・ 多くの親御さんはショックを受け、将来に対する不安で胸がいっぱいになります。 「この先、この子はちゃんと働けるのだろうか?」 「人と関わることが難しいのに、社会の中でやっていけるの?」 「親がいなくなったら、一人で生きていけるのか…」 そんな思いを抱えながら日々の子育てに向き合っている方も多いことでしょう。 けれど、どうか忘れないでください。 発達障害は「社会で生きづらい特徴」であると同時に・・・ 見方を変えれば「社会で活かせる強み」にも代えられる力でもあるのです。 特性を“弱み”ではなく“資質”としてとらえる たとえば、注意欠如・多動性障害(AD…

  • 〜障害児子育てと母子分離不安〜

    障害児を育てていると・・・ 「母子分離がうまくいかない」と悩む場面によく出会います。 園や学校に行けない、外出するときに泣いて離れられない、夜間に一人で眠れない…。子どもが「お母さんと離れられない」という不安を抱えるのは、 決して珍しいことではありません。 でも、実はその裏に、「親のほうが離れられない」 という深い問題が潜んでいることがあります。 「この子に何かあったら…」という不安 障害児は、日常生活の中でさまざまな支援や配慮が必要です。 体調の変化に気づくのも、行動の意味を読み取るのも・・・ 親は常に気を張る毎日。 周囲がその子を理解していない場合・・・ 「自分がそばにいなければ、この子は…

  • “いちばんそばにいる親”だからできること 〜おうちで目指す支援、親の心を守る環境づくり〜

    ■ 「私がちゃんとしなきゃ…」そんな風に思い詰めていませんか? 発達障害やグレーゾーンの子どもを育てる日々。「他の子と同じようにいかない」「支援が必要って、具体的にどうすればいいの?」「私の関わり方が間違っているのかも…」 そんな風に、気づけば毎日が“自分を責めるサイクル”になっていませんか? でも、あなたの存在こそが、子どもにとって最適な支援者です。 大切なのは、完璧を目指すことではなく・・・ 子どもの育ちに寄り添える“おうち支援”のかたちを見つけること。 そして、親自身がつぶれないための 「相談できる環境」も、一緒に整えていきましょう。 ■ 家庭こそ“育ちの支援基地”になる 学校や療育もも…

  • 「うちの子、なんで生きづらそうなんだろう…」〜ASD・ADHDと“非認知能力”の話〜

    【インタビュー】小5男子のママ・さちこさん(仮名)の場合 「小さい頃から“こだわりが強い子だな”とは思ってたんです。でも年齢が上がるにつれて、友だち関係も勉強も、どんどんうまくいかなくなって…今は登校も難しくなってしまって…」 発達特性のあるお子さんの育児に奮闘するママ・さちこさん。現在、小学4年生の息子さんにはASDとADHDの診断があります。小さなころから周囲に理解されにくく、失敗体験を繰り返す中で、最近は「学校に行きたくない」「友だちといると疲れる」と言うようになったそうです。 ■ 二次障害ってなに? さちこさんのお子さんのように、もともとの発達特性(ASD・ADHD)に加えて、心の不調…

  • 自己承認から始まる心のリセット法

    「私なんて」「どうせ私には無理」「やっぱりダメだった」 そんな風に、心の中で自分を責めてしまう瞬間はありませんか? 私自身も、かつてはそうでした。 幼い頃から家庭環境が複雑で、大人の顔色をうかがって生きる毎日。 怒らせないように、空気を読み、波風を立てないように。 そこそこ「いい子」でいることが、生き残る術だと信じていました。 だからこそ・・・ 何かうまくいったときも親には言わなくて・・・ 「たまたま運が良かっただけ」と思ってしまう。 頑張っても親から当たり前って言われるので・・・ 「もっとやれたんじゃないか」と自分を追い詰めてしまう。 そうしていつしか・・・ 「私なんて…」が口ぐせのようにな…

  • できるのは最善を尽くすこと

    障害のある子どもを育てていると・・・ 結果にとらわれてしまう瞬間がよくあります。「こんなに頑張っているのに、なんで思うようにいかないの?」「これだけ手を尽くしているのに、成果が見えない」そんな風に思って、ため息をついたこと、きっと一度や二度じゃないですよね。 過去の私もそんな時期を何度となく経験してきました。 先日、ある先生とお話する機会がありました。打ち合わせの最後に、先生がぽつりとこんな言葉を口にされたのです。 「最善は尽くした後は・・・あとは運だからね」 あまりにあっさりとおっしゃるので、私は少し驚きました。 でもよく考えてみると・・・ これこそ“本当に実力のある人”の境地なのかもしれな…

  • 「親だって支援がいる」~声にならない叫びの奥で~

    障害のある子を育てていると・・・ 病院に通い、療育に通い、学校や幼稚園、保育園とも連携して・・・ 毎日毎日が「がんばり」の連続。 「もっとこうしてください」「こうしたほうがいいですよ」「それじゃダメなんです」 毎回毎回聞く言葉・・・優しさの中に混じる指導や助言、ときには叱責・・・ わかってる、わかってる・・・良かれと思って言ってくれているのも、できると信じてくれていることも・・・ 頭ではわかっている。わかっているんだけど・・・ だけど、私の心は・・・ふとした拍子に折れそうになる。周りの親が当たり前にやっていることが・・・ どうして自分にはこんなにも難しいんだろう。できないんだろう??こんなにが…

  • ~障害のある子の未来を切り拓く、私の子育て実践記~

    障害のあるわが子の子育て。日々向き合う中で、痛感したことがあります。 それは—— 「できないこと」ばかりに目を向けていたら、親も子もつらくなる。 だからこそ、私は「強み」に目を向けようと決めました。 「強み育て」が子どものたくましさを育てる 最近読んだ 『「強み」を生み出す育て方』(船津徹/ダイヤモンド社) この本が伝えているのは・・・ 「子どもの潜在的な力を引き出すことが、たくましさにつながる」ということ。 そしてこれは・・・ 私自身が障害のあるわが子を育ててきた実感ともぴったりと重なりあうのです。 私の実践:苦手より「得意」を、型にはめず「特性」を見て うちの子は、ひらがなの「あいうえお表…

  • 発達がゆっくりな子にこそ必要「ゼロ距離のコミュニケーション」

    「この子、なかなか言葉が出ない」「目が合いにくい気がする」「他の子とちょっと違うみたい…」 そんなふうに、わが子の発達のペースに戸惑い・・・ 不安を感じたことのある保護者さんも多いのではないでしょうか? けれど、たとえ診断名があろうとなかろうと・・・ 子どもの「育ち」にとって本当に大切なものは・・・ 結構シンプルで、温かく、原始的なものだったりします。 それが、「親の声」と「親の匂い」なんだとか・・・ このふたつが持つ力を、今・・・あらためてお伝えしたいと思います。 子どもは耳と鼻で安心を感じている 目が見えるようになるよりも先に・・・ 赤ちゃんは「声」と「匂い」で世界を感じ取っています。 泣…

  • 支援の質を変える「質問の仕方」で深まる信頼とつながり

    障害児者福祉に関わっていると、さまざまな人と話をする機会がたくさんあります。 支援者同士の連携はもちろん・・・ 保護者同士の情報共有、さらには支援を必要とするご本人とのコミュニケーションも 欠かせません。 そんな日々の中で・・・ 「会話が続かない」「本音を引き出せない」「気まずい沈黙ができる」… そんな経験をしたことはありませんか? 実は、そのカギを握っている解決策は・・・「質問の仕方」ここにあります。 「質問」ひとつで、会話の流れは変わる たとえば、初対面の場面でこんな風に質問したとします。 「今日は、車で来られたんですか?」 相手が「はい、そうです」と答えてしまうと・・・ それ以上話が広が…

  • 何歳からでも始められる──50代から“私”を生き始めたあなたへ

    私は、子どもが小さかったころから障害児者コミュニティに所属し、 支え合いの活動を知る中で先輩方のk津堂に触発されながら・・・ やってきました。そして・・・10年後の40歳で・・・ そのコミュニティの代表を引き受け、今では22年目を迎えています。 その間、さまざまな出会いがありました。 多くの仲間たちと手を取り合い、時に励まし合いながら・・・ 地域の障がい児者とそのご家族のためにできることを模索してきました。 60歳になるときには、長年理事として関わっていた社会福祉法人で理事長に就任。 赤字再生という任を受け今も精進させていただいています。 さらに昨年には・・・ 長年にわたり筑紫野市の障害福祉に…

  • 「アドバイスしないリーダー」こそ、障害福祉の現場に求められる新しいリーダー像

    福祉の現場では日々、支援を必要とする利用者さんや、そのご家族、そして共に働くスタッフと向き合いながら、さまざまな判断を迫られます。 その中で、私たちが目指すべきリーダーのあり方もまた・・・ 時代とともに変わりつつあります。 従来型のリーダー、すなわち「教示型」 “答え”を部下に教えるティーチング型のマネジメントスタイルは・・・ 福祉の現場においても根強く存在しています。 でも今は、私たちに求められているのは、まったく異なるリーダー像、 「共創型」のリーダーです。 共創型リーダーとは何か? 共創型リーダーは、答えを一方的に教えるのではなく・・・ 部下やチームと共に考え、「正解を創り出していく」存…

  • 程よくストイックに生きる 〜障害児者福祉と私の人生〜

    私は第一子が障害児で・・・ 36年間、口唇口蓋裂と重度知的障害を持つ娘とともに生きてきました。 加えて、30年間以上にわたり障害児者コミュニティの一員として活動し・・・ 40歳からは代表として22年間、地域障害福祉に尽力してきたって・・・ 自負しています。 よって・・・その功績を認められ、市より自治功労賞もいただきました。 (決して自分一人でなしえたものではないことは重々承知しています) 振り返れば・・・ 私の人生は「程よくストイック」であったって思います。 それは今もなお・・・続いてはいます。 過度に自分を追い込むのではなく・・・ でも何が何でも・・・決して諦めず・・・って言うような・・・ …

  • 福祉事業所~保護者の求めるもの~

    保護者が障害者福祉事業所に求めるものと、これからのあるべき姿 障害者福祉事業所は、障害を持つ方々が安心して生活し・・・ 社会に参加するための大切な場所です。 そして、その利用者を支える保護者にとって・・・ 事業所がどのような役割を果たすかは非常に重要な関心事だと思います。 今回は、保護者が障害者福祉事業所に求めるもの・・・ そしてこれからの福祉事業所のあるべき姿について考えていきます。 1. 保護者が障害者福祉事業所に求めるもの ① 安心して任せられる支援体制 保護者にとって最も重要なのは・・・ 「この事業所に任せても大丈夫?」と思える支援の質と安全性です。 利用者一人ひとりの特性を理解した適…

  • 理事長としての仕事って?

    障害者福祉事業所のあるべき姿と理事長としての経営の方向性 現代の障害者福祉事業所に求められる役割は・・・ 単に福祉サービスを提供するだけでなく・・・ 「ともに学び、ともに育ち、ともに働き、ともに生きる」という理念を 具現化することにあります。 そのためには、以下のような視点を持ち、事業所の運営を進めることが重要だと考えています。 1. 障害者福祉事業所のあるべき姿 ① 利用者主体の支援体制の構築 障害者が自立し、社会の一員として役割を果たせるよう、支援の在り方を見直すことが求められます。 個々の特性や能力に応じた支援計画の策定 選択の自由を尊重し、自己決定を促す仕組みづくり 家族や地域社会との…

  • 障害児の親でもキャリアを諦めない!仕事と育児を両立する方法

    「障害児がいると、フルタイムの仕事はできない」 「自分の夢を諦めなければならない」 そんなふうに思っていませんか? 確かに、障害児の育児には時間もエネルギーも必要です。 でも。。。それが親のキャリアや夢を諦める理由にはならないはず。 実際に、仕事を続けながら育児を両立している人もたくさんいます。 ちなみに私は産んだ後から仕事し始めました。 この記事では、「どうすれば仕事と育児を両立できるのか?」 を具体的な方法とともに紹介します。 仕事を諦める必要はない!キャリアを続けるメリット 「仕事を続けるなんて、子どもに申し訳ない」 そんな罪悪感を抱いていませんか? でも、キャリアを続けることには大きな…

  • 障害児の親として考える 〜学校教育の在り方とは〜

    ">私自身、障害児の親として、特別支援学級の在り方やインクルーシブ教育の理想と現実について日々考えさせられています。 ">制度としては進んでいるように見えても・・・ ">実際に子どもを通わせる立場からすると・・・ ">まだまだ課題が多いのが実情ではないでしょうか? 本当に子どもたちのためになっているのか? 今の日本の教育の在り方は、本当に子どもたちのためになっているのでしょうか? 特別支援学級に通う子どもたちにとって・・・ 適切な環境が整っていると言えるのでしょうか? 例えば、特別支援学級に通うことで個別の支援が受けられる一方で・・・ 通常学級の子どもたちとの関わりが減ることがあります。 また…

  • 障害~公教育と保護者の責任~

    ">障がいのある子どもが公教育の場で適切な支援を受けることは・・・ ">当然の権利であり、社会全体で支えるべき課題です。 でも、ときに「やってほしいことばかり」を求める保護者がいることも事実です。 もちろん、保護者が子どものために最善を尽くしたいと思うのは自然なことです。 ですが・・・公教育は限られたリソースの中で・・・ 多くの子どもたちに平等な教育機会を提供するものです。 そのため、保護者が要求する支援には・・・ 同時に保護者としての「責任」が伴うことを忘れてはいけません。 公教育と福祉制度の最大活用と家族の時間 現在、多くの保護者は公教育と福祉制度を最大限活用しながら・・・ 子どもの成長を…

  • インクルーシブ教育の重要性と日本の課題

    ">日本の教育において・・・ ">「特別支援教育」と言いながら・・・ ">結局は・・・実質「分ける教育」が長らく主流とされてきました。 ">障害のある子どもや特別な支援が必要な子どもたちを・・・ ">通常学級とは異なる場で学ばせることで・・・ ">より適切なサポートを提供しようとする意図があります。 ">でも、本来の世界的な潮流を見ると・・・ ">多様な子どもたちが共に学ぶ「インクルーシブ教育」が主流になりつつあるのです。 では・・・なぜ日本は今もなお「分ける教育」を続けているのでしょうか? 「分ける教育」が生み出す社会的影響 「特別」という枠組みを作り・・・ 子どもたちを分けることは・・・ …

  • 障害~通常学級における支援の拡充が急務?~

    ">現在、多くの学校では40人学級が一般的ではないでしょうか? ">この環境では・・・一人ひとりの生徒に十分な配慮を行うのが ">難しいのが現状ではないでしょうか? ">とくに発達障害や学習に困難を抱える子どもにとって・・・ ">適切な支援を受けることができるかどうかは・・・ ">きっと・・・その後の成長に大きな影響を及ぼすはずです。 ">そのため、人的・物的リソースの増加が求められていると思います。 ">私たちは毎年行政の方と交渉したり、学校に学校訪問に行って ">様々な特別支援境域について話をしていっていますが・・・ ">みなさんの地域ではどうされていますか? 現在の学校教育の課題 教師の…

  • 特別支援学級はなぜ増え続けるの?

    ">近年、日本の特別支援学級の数が急激に増加しています。 ">これは、単に障害のある子どもが増えたというわけではなく・・・ ">教育制度や社会の在り方が影響していると考えられます。 ">今回は、特別支援学級が増え続ける要因とその課題について・・・ インクルーシブ教育の視点から考察していきます。 1. インクルーシブ教育とは? インクルーシブ教育とは、多様な子どもたちが同じ場で学ぶことを前提とし、 排除されやすい子どもも含めて教育を受ける権利を保障するために・・・ 教育システムそのものを改革するプロセスを指します。 これは、単に「障害のある子どもとない子どもが同じ教室で学ぶ」 ことに留まらず・・…

  • 特別支援学級の急増と教員不足の現状

    ">近年、日本の特別支援学級の数が急激に増加しています。 ">うちの地域では・・・とても多いですが・・・みなさんの地域ではいかがですか? ">文部科学省のデータによると・・・ ">特別支援学級に在籍する児童生徒数は年々増え続けており・・・ ">学校現場では教室不足、環境の問題など・・・様々な ">【質】の問題も挙げられてきていますが・・・ ">それに伴い教員の数も増やさなければならない状況もありますが・・・ ">様々な世の中の流れや社会背景の中で ">現実的には教員の確保が追いついておらず・・・ ">学校教育事態・・・にも特別支援教育の現場でも 深刻な人手不足に陥っています。 特別支援学級の急…

  • 障がい児~人から受け入れられるために親ができることとは?

    ">障がい児の親として。。。できれば・・・子どもが社会の中で温かく迎えられ、 ">少なくとも嫌われることなく過ごせることを願うのは当然のことだと思います。 ">障がいを持つお子さんにとって・・・ ">周囲と良い関係を築くことは、将来の生きやすさにもつながります。 ">今回は、そのために親としてできることを考えてみましょう。 ">ここを抑えておくことで・・・今より生きやすい環境になること・・・ 間違いなしです。 1. 基本的なマナーやルールを身につけさせる 社会の中で人と関わるうえで、基本的なマナーやルールを身につけることは重要です。 「ありがとう」「ごめんなさい」を言う習慣をつける。言えなくて…

  • 人との関係~無理に受け入れてない?

    ">ご相談の中で結構順位高いのが・・・ ">人との距離感というか?付き合い方・・・ ">そこについて・・・今日は書いていきますね・・・ ">嫌いな相手との「程よい距離」のつくり方 人間関係の中で・・・ 「この人はちょっと苦手だな」「合わないな」と感じることは誰にでもあります。 特に、障害児者の保護者の方々は・・・結構・・・ 関わりたくない人とも付き合わなければならない場面が多いのではないでしょうか? でも、嫌いな相手でも、その人にはその人なりの人生があり・・・ 大切に思う人が必ずいます。 だからといって、自分が無理に受け入れる必要はありません。 むしろ、適度な距離を保つことがお互いのために・・…

  • 障がい~不安や心配ばかりしてしまうあなたへ

    解決策は必ずある 不安や心配に押しつぶされそうになっているあなたへ。 もしかすると、「もうダメだ」「どうすればいいかわからない」 と思い込んでしまっていませんか? でも、安心してください。 私もそんな一人だったからわかるんです。 解決策は1つではない・・・いくらでもあります。 ただ、それに気づくためには「視野の広さ」が必要なのかもしれません。 なぜ人は不安を感じるのか? 人が不安を感じる最大の理由は、「選択肢が狭い」ってことが考えられます。 たとえば、目の前の道が塞がれていると・・・ 「もう進めない!」と焦ってしまうかもしれません。 でもね・・・よく考えてみてください。 本当に道は一つだけなの…

  • 話し下手を克服する方法 〜障がい児者に関わるすべての方へ〜

    ">講演活動などをしていると・・・ ">しょうがい児者本人やその周辺に関わる方々から・・・ ">「話し下手なのですが、どうしたらいいですか?」 ">という質問を受けます。私は全然うまくないんですけど・・・(笑) でも・・・そもそも「話し下手」とは何か?を考えると・・・ 多くの人が次の2つのことで悩んでいます。 思っていることがうまく伝わらない 言葉がスムーズに出てこない このような状態のため・・・自分は話し下手だと思い込んでしまうのです。 でも・・・本質的な問題は「すぐに話せないこと」を話し下手だと・・・ 勘違いしている点にあるのではないか?って思います。 「話すスピード=話し上手」ではない …

  • 「許す」と「赦す」の違い 〜子育てと人間関係の中で〜

    ">障がい児の子育てはときに喜びに満ちたものですが・・・ ">同時に孤独を感じることも多いものです。 ">親として子どもを育てる過程で・・・どうしても自分を押し殺し・・・ ">時には理不尽なことにも「許す」という選択をしてしまうことがあります。 でも、それは本当に自分のためになるのでしょうか。 「許す」と「赦す」の違い 日本語には「ゆるす」と読む言葉が二つあります。 「許す」と「赦す」。 許す:規則や条件のもとに「認める」「受け入れる」こと。例えば、「遅刻を許す」「失敗を許す」のように使われ、理性的な判断に基づくことが多いです。 赦す:心の中のわだかまりや怒りを解き放ち、相手を咎めないこと。「…

  • 障害児の子育てにも活かせる「OJT」の考え方

    ">私自身が様々な障害児にかかわるとき・・・感じること。 ">そして今職場で上司として部下育成で感じること・・・ ">今回は、私自身が子育ての中で実感した「OJT(On-the-Job Training)」の考え方が、実は・・・ ">障害児の育児にもとても役立つということについてお話ししたいと思います。 OJTとは? OJTとは、簡単に言うと「仕事をしながら学ぶ」という方法です。 オンザジョブトレーニングという英語の略語です。 職場での研修方法としてよく使われますが・・・研修で使いながら・・・ 「あれ??」って思ったことがありました。 実はこれ・・・子育てにもピッタリなんです。 私も最初は気づ…

  • 障害福祉に人生をかける半狂人の実践??(笑)

    すべては現場から始まる ん「?なんか聞いたことあるフレーズ(笑) 私は、障害福祉の世界において「半狂人」と言えるほどにのめり込んできました。 それは・・・自分自身が障害児の親になったことがきっかけです。 (それがなかったら・・・きっとこんな人生ではなかったって・・・思います) 全国の方々とつながり、行った地域もたくさん・・・ 勉強会やセミナー、有識者の集まり等に足を運び・・・繋がり・・・ 本を次々に読み漁り・・・ これまでに一般の方々から企業、行政、学校の先生、議員まで、ありとあらゆる業種の方々にもご相談いただき・・・(一番は障害児者関係者ですが・・・) 2万件以上の相談を受け、話し、聴いてき…

  • 「叩かないとわからない」って本当?——虐待の連鎖を止めた私の子育て

    ">私は親から虐待を受けて育った。 ">でも・・・私はその連鎖を止めたかった。 「私はやらない。自分がやられて嫌だったことはしない。」 そう何度も何度も、呪文のように心の中で小さなころから誓ってきた。 親から受けた痛みや恐怖を・・・自分の子ども達には絶対に味わわせたくなかった。 だから・・・怒りや感情に任せて手を上げるのではなく・・・ 子どもの気持ちを理解しようと努力し・・・言葉で伝えることを学び選んできた。 でも・・・そんな私の子育ては・・・母から「甘い」と良く非難されたものだ。 「叩かないとわからない。それではしつけだ成り立たない。」 母はそう言っていたっけな・・・ 「ドン!」「バチン!」…

  • 親が子供の障害を受け入れられず、ひた隠しにするとどうなるのか?

    ">子どもに障害があると告げられたとき・・・ ">親の心にはさまざまな感情が渦巻きます。 ">ショック、不安、悲しみ、そして「この現実を受け入れたくない」という思い。 ">かつての私もそうでした。 ">でも・・・これらは決して珍しいことではないと私は思います。 ">でも、もし親が障害を受け入れられず・・・ ">ずっとひた隠しにしてしまったら—— ">そこにはどのような現実が待っているのでしょうか? 1. 子ども自身が自分を否定するようになる 親が障害を隠そうとすると・・・子どもも「自分は人に知られてはいけない存在なのか」「自分はダメな人間なのか」「自分は生きている意味があるのか?」等と・・・ …

  • ADHDやASDを持つ大人との上手な関わり方

    ADHD(注意欠如・多動症)やASD(自閉スペクトラム症)の大人の方に出会うとき 職場や家庭で独自の強みを発揮することもある一方で・・・ その特性ゆえの困難さに直面することもあります。 でも・・・その方との適切な関わり方を知ることで・・・ お互いにとってより快適で生産的な関係を築くことができると確信しています。 私もここに気づくまでに何度も「えーーー」「はーーー???」 って言う体験に出会い学びを深めさせていただきました。 ADHDを持つ大人との関わり方 仕事や日常のサポート タスクを細かく分ける:一度に複数のことを指示されると混乱しやすいので、一つずつ分けて伝える。 締め切りを前倒しで設定す…

  • 発達障がい児の子育てに必要な「理解・環境・磨く努力」——未来のために今できること

    発達障害児の子育ては・・・ 親として多くの選択と決断を迫られることもん多いでしょう。 その中でも特に大切なのが、 「子どもの特徴を早くから理解すること」 「最適な環境を選ぶこと」 「子どもの強みを知り、それを磨く努力をすること」 ではないかと私は考えています。 この3つが、子どもが自分らしく成長し・・・ 将来社会の中で活躍するための土台となるのではないでしょうか? ① 早くから特徴を理解する重要性 発達障害を持つ子どもは、それぞれ異なる特性を持っています。 感覚の過敏さ、こだわりの強さ、コミュニケーションの苦手さなど・・・ その子ならではの特徴をできるだけ早く理解することが、子育ての第一歩です…

  • 「障害」日認知能力身につけさせてる?

    ">障害児の子育てにおいて・・・ ">親として「認知能力」(学力や知識)を高めることに意識が向きがちではないですか?でも・・・忘れてはいけない事・・・ ">社会で自立して生きていくためには ">実は「非認知能力」を育むことが、実はとても大切な事なんです。 では・・・非認知能力とは? 非認知能力とは・・・数値や数字で測れない「心の力」を指します。 例えば・・・ 自己肯定感:自分を認め、価値を感じる力 共感力:他者の気持ちを理解し、寄り添える力 やり抜く力:困難に直面しても諦めず努力する力 自己制御力:感情や行動をコントロールする力 協調性:他者と円滑に関係を築ける力(コミュニケーション力) これ…

  • 障害児の学校選び──特別支援学級か普通学級か?迷ったときに考えるべきこと

    ">障害児の就学前・・・進学において ">「特別支援学級にするべきか?それとも普通学級か?」 ">と悩む親御さんは多いはずです。 ">私も歳明け前から・・・その相談めっちゃ!!多いんです。 ">それぞれに利点とリスクがあり・・・ ">子どもの特性や将来を見据えた選択が求められます。 ">今回は・・・それぞれの選択肢のメリット・デメリットと・・・ ">さーーー親としてできるサポートは??ってことについてお伝えします。 特別支援学級の利点とリスク 利点 個別の支援が受けられる: 子どもの発達段階に応じた学習支援があり、無理なく成長できる環境が整っています。(そのハズ・・・今は教員不足ですが・・・)…

  • 「障害」~育児を丸腰で臨んでない?~

    ">障害児の子育ては・・・ ">単に・・・愛情だけでは乗り越えられない場面が多くあります。 ">親としての直感や経験だけに頼るのではなく・・・やらなければいけないのは ">学びを深めること・・・ ">自分の見解を深めることが、親子の未来をより良いものにする鍵となります。 ">障害児の子育てにおいて「丸腰」で臨むことには・・・ ">大きまリスクがあると私は感じています。 ">よって・・・どんなことに気を付けて子育てをすればよいか? 重要な点についてお伝えします。 1. 知識と情報は子どもを守る武器になる 障害児の特性や発達段階、福祉制度などの知識がなければ・・・ 必要な支援を受けるチャンスを逃し…

  • 今は小さな一歩でも、必ず未来につながる

    ">発達障害の子どもを育てるママたちは・・・ ">日々たくさんの挑戦と向き合っていることと思います。 ">ときには・・・ ">「こんなことで本当に大丈夫だろうか」 ">と不安になったり・・・ ">「他の子と比べてしまって落ち込む」なんてこともあるかもしれません。 ">でも、安心してください。 ">どんなに小さな一歩でも、必ず未来につながっていくのです。 小さな成長を見つける力 子どもの成長は、目に見える大きな変化だけではありません。 昨日より少し落ち着いて座れた。 苦手だった食べ物を一口だけ食べてみた。 初めて「ありがとう」と言えた・・・ そんなこと・・・些細な事って・・・見落としていませんか…

  • 受容的傾聴の重要性と具体的な実践方法

    受容的傾聴って言葉を聞いたことはありますか? これって・・・特に障害児を持つ子どもとのコミュニケーションにおいて・・・ 非常に重要な技法であったりします。 親がこの技法を習得し・・・実践することで・・・ 子どもの感情やニーズを理解し、信頼関係を深めることができます。 それでは・・・その具体的な方法を説明できたらと思います。 子どもとのコミュニケーションは、親子の信頼関係を築き・・・ 感情を理解し合うために不可欠です。 特に障害児には・・・多くの分かりにくさや伝えにくさが伴います。 そんなときに役立つのが・・・「受容的傾聴」ではないかと思います。 今回は、受容的傾聴の概念とその実践方法を分かりや…

  • 「障害」~親の心の整理と成長の道筋~

    障害児を育てることは・・・挑戦をしなければならないことが・・・ ほかの子に比べて多いこともあるでしょう。 共に乗り越えていく喜びや朝鮮・・・そんな特別な旅であるかもしれません。 しかし、親としての思いや行動が強いこともあり・・・ ときには子どもの成長を制限してしまうことも知らず知らずにやってしまってる。 ってことも…あったりします。 ここでは、親として心がけるべきポイントや・・・ 子どもとの関係をより良くするためのアドバイスをお伝えします。 子どもの声に耳を傾ける 子どもが何を感じ、何を考えているのかを理解するために・・・ しっかりと向き合いましょう。言葉で表現できない場合でも・・・ 行動や表…

  • あなたの本音はどこにある??

    最近、周囲に合わせようとして無理をしてしまっていませんか? 本当は何をしたいのか、何を感じているのかだんだん分からなくなって来たり・・・ 障害児のママ達って日々に追われ・・・自分のことを見落としがちです。 自分の感情に向き合うとか?自分のやってることを見直すとか? なかなかできてないかもしれませんね・・・ ご相談者も・・・そのような方が多いので・・・今回は・・・ そこテーマに書いてみたいと思います。 自分の感情の整理 「本音を押し殺すことは、自分にとってどんな影響を与えるのか」を まず考えてみましょう。 今の自分の感情が蓄積されていった場合・・・ 過度のストレスや感情面での・・・イライラやカリ…

  • 選択を避けることがもたらす影響とは?

    障害児の親として私も考えに考え抜いて・・・ 子育てをしてきたつもりですが・・・ その際・・・ 選択や決断が結構・・・ 難しいってことがあげられるのではないでしょうか?- AかBの選択があった場合・・・悩みに悩み・・・考えに考えた結果 結局・・・AでもBでもないCという結果を選んでしまう・・・ それが・・・結局・・・やらないってことになったりして・・・ やるべきことやらなければいけないことが・・・ どんどん先送りになってしまうってこt・・・ありませんか? 何でCという選択を選んでしまうのでしょうか? その心理を分析すると・・・ 自信がない 失敗して後悔したくない 完璧主義 判断基準が曖昧 決断の…

  • 「障害」~ネガティブな感情と向き合うとき~

    障害児を産んだ後・・・その心境は複雑で・・・ 周りの幸せそうな妊婦さんや家族の姿を見かけるたびに・・・ さまざまな感情が湧き上がってくることがあります。 かつての私もそうでした・・・ 「あなただって、いつ私のようになるかわからないんだから・・・」 という思いや、彼らの幸せそうな様子を見て感じる疎ましさや憎しみ・・・ いけないことだって・・・醜いことだってわかってる・・・ その感情を恥じたり、自分自身を責めたりしてしまうこともあります。 今日は、そんな揺れ動く親としての気持ちについて・・・ 私自身の経験をもとにお伝えし手行こうかな?って思います。 1. 感情の受容 まず大切なのは・・・自分の感情…

  • 傾聴力~どうやってみにつけたらいい?~

    あーーー挑戦的な会話をすること・・・増えてきたなーーー でも・・・だからこそ・・・傾聴力を高めることは重要だなーーーって 思うんです。 傾聴力は、ただ相手の話を単に聞くというだけではなく・・・ その意図や感情を理解し、聴くの方・・・効果的にコミュニケーションを図る力です。 特に、アメリカのFBIの捜査官たちがこのスキルを活用していることからも・・・ その重要性が伺えますよね。 今回は傾聴力の重要性と・・・どうやってその力をはぐくみ育てていくか? をわかりやすく解説します。(私への備忘録でもあります) 1. 傾聴力の重要性 ☆. 信頼関係の構築 傾聴力があるということで、相手は自分の話を真剣に聴…

  • : 障害児者~豊かな人生の選択肢~

    「人生の豊かさ」って何でしょうか? 「人生の豊かさ」は・・・その人々が選択できる自由や機会・・・ または経験の深さによって形成されているといわれます。 特に障害を持つ子どもたちやその家族にとって・・・ 選択肢が豊富になればなるほど・・・ きっと・・・ より充実した生活を送ることが可能になると私は考えます。 今回は、障害児者や・・・その家族が体験できるのではないか?十思える 豊かな人生の選択肢について考えてみたいと思います。 では・・・ 豊かな人生の要素とは?いったい何なのでしょうか? 人生の豊かさって考えたときに・・・大きく以下のような要素に分かれるのでは? ないでしょうか? - 選択肢: 教…

  • 自分んお大好き忘れていませんか?

    障害児や障害者に日々かかわっている私たちは・・・ なんだか日々に追われて・・生活の中で・・・自分ってものを置き去りにしている そんなことがあるかもしれません・・・ だけど・・・自分が本当に好きなことを見つけることって・・・大切です。 本当は・・・ありますよね??忘れているだけで・・・ それらの「好き」は人生の指針となり・・・幸福感を高める要素になります。 今回は、自分の大好きな3つのことについて考えてみる・・・ ってことをテーマに・・・ それをどのように人生に活かしていけばよいのかをご紹介したいなーーー って思います。 1. 自分の大好きなことを見つける まず、自分の好きなことを3つ見つけるこ…

  • 親のケア~自己受容・癒しの方法~

    障害を持つお子様を育てる親は・・・ 常に多くの悩みやストレスを抱えています。 愛するわが子のために尽力する中で・・・ 親は自身の心身の健康も忘れがちになります。 でも、親が自分自身を大切にすることは・・・家族や家庭全体の幸福感 お子様の成長にも大きく影響を与えてきます。 この記事では、障害児の親にとって重要な自分自身のケアのポイントと 忘れがちな自己受容や癒しの方法について考えてみたいと思います。 1. 情緒的なサポートを確保する 親としての役割は時に孤独になりがちです。よって・・・ストレスがかかります。 だから、信頼できる友人や家族・・・ またはサポートグループとのつながりを大切にしましょう…

  • 「障害」児ママ~これから何する?~

    「障害」児を持つママたちが・・・様々なこおとを考えるとき・・・ 今の自分を振り返り・・・すべての出来事を自責の思考に切り替え・・・ 子どもたちのために動き出すようにすると・・・ モノごとは面白いように動き出す・・・その方法について考えてみたいと思います。 私たちの生活の中で、他責思考に陥ることはよくありますが・・・ 子どもたちの未来を考えると、自ら実践し行動することが重要です。 ここでは、そのための具体的なアプローチをご紹介したいと思います。 1. 小さな成功体験を積む 自責の思考に切り替えるためには・・・ まず小さな成功体験を積むことが大切です。 これにより、自分の力で何かを達成できるという…

  • 「障害」~子どもに良い環境を提供するために~

    みなさんから・・・よく聞かれること・・・ 今回は、家庭環境が子どもに与える影響と・・・ 特に「障害」児への配慮について考えてみたいと思います。 泥棒一家で育ったってドラマを見たことがありますが・・・ 泥棒する家庭で育った場合・・・ 子どももその行動を模倣する可能性が高いというのは・・・ 結構、心理学的にも裏付けられているようです。 そのため、私たち親は自らの行動や環境を意識することが・・・ 重要なのではないでしょうか? 1. ポジティブなモデルになる 親自身がポジティブな行動を心掛けることが大切かな・・・ 親の表情や言葉が子どもに与える影響は非常に大きいです。 例えば、誠実さや思いやり、他人を…

  • 「障害」児育児~育児にくじけそうになったら?~

    障害児を育てる親にとって・・・ 日々の生活は喜びも会いますが・・・と同時に困難の連続でもあります。 一見些細なことじゃない・・・って思うことでも・・・ 毎日続く終わりのない育児は・・・大きな不安やストレスとなり・・・ 時にはくじけてしまうこともありますよね。 私も その経験を何度となく、やってきて・・・ 自分のことも深堀ながら・・・親がくじける理由を探り・・・ 子どもの未来のためにどのように前に進んでいくべきかを・・・ ちょっとわかりやすく書いてみます。 障害児の親がくじける理由 障害児の親が、少しのことでくじけたり、続けられなくなってしまう理由は様々です。 - 精神的な疲労 親は子どもに対し…

  • 「障害」児の親が学びを深めることの重要性 — 子どもの成長を支えるために

    障害を持つ子どもを育てる親にとって・・・ 親自身が自らの学びを深めることは非常に重要なポイントです。 親が自分の役割を理解すること、今、ピンポイントで必要な知識を得ていくことで・・子どもの成長を最大限にサポートすることができます。 今回は、なぜ親の学びが必要なのか?そこが重要なポイントなのか? そしてどのように学びの情報を得ていくべきか?について一緒に考えてみましょう。 1. 子どもの成長は親の学びにかかっている 障害を持つ子どもにとって・・・ 適切な支援が不可欠なのは言うまでもありません。 そのためには、親自身が子どもに関する知識を十分に持つこと・・・ 様々な療育方法や教育方針について理解す…

  • 「障害」児の親が一番の療育の専門家

    障害児の親が一番の療育者になるための心構えと学び方障害児の親が一番の療育者になるための心構えと学び方障がい児の成長と発達において・・・ 私は「障害」ってことに無頓着で・・・何も知識がなくて・・・ 全くの0というよりも・・・なんだか大きくーってとこからの・・・ スタートだった。 でも親になったんだからって・・・必死に様々な事・・・ 手当たり次第にやってきた・・・(笑) そして・・・親である私自身が一番の療育者?専門化にならずに・・・ どうするって感じで・・・ 親は最も重要な存在であり・・・一番の療育者。 親自身が専門家となることで、子どもに最適な支援を提供することが可能になる って私自身が確信し…

  • 発達障がいの子どもが大人になる際に大切な3つのポイント

    私が出会ってきた発達障害の方々を見てきて・・・発達障がいを持つ子供が成長し・・・ 大人になる過程の中で重要なポイントがあるなーーーと感じています。 今回は、そのポイントをちょっと簡単にわかりやすく解説し・・・ 自分の特徴を早く理解し、適切な環境を選択し・・・ その自分の特化した特徴を磨く努力をすることの重要性について・・・ 考えてみたいと思います 大事なポイントは以下の3つ・・・ 1. 自分の特徴を理解する発達障がいの方々にとって・・・自分の特徴を理解することは 非常に重要なポイントです。 自分がどんな特性や個性を持っているのかを理解することで・・・ まずは自己受容をすることやそこからの・・・…

  • 「障害」~親の子育てにおける失敗体験と成長~

    障害児を育てる親として・・・ わたしは日々・・・子どもへの最善のサポートや環境を提供することを 心がけてきました。 それは・・・今も・・・変わりません。 みなさんも・・・きっとそうだと思います。 でも・・・時に・・・過剰な配慮や完璧主義が自分の中にょきにょき・・・ なんてことありませんか? 自分には断然甘い私・・・(笑)それなのに子どものことになると・・・ それが・・・なんと!!子どもの成長の妨げになることに・・・ ある時はたと・・・気づきました。 子どもの成長につながる要素って言うのは・・・ 行動量と失敗から学ぶ経験だということを・・・ 「ベストな環境を選ぶ前に行動量と小さな失敗体験」を通じ…

  • 「障害」ストリートワイズな生き方させてる?

    障害児の子どもたちの子育ての際に・・・ 社会自立ってことを意識されてる方が多いと思います。 かくなる私も・・・そこを強く意識し・・・やってきて・・・今があります。 その時によく聞いていた言葉の語源はきっと・・・海外からだろうなーーー って思いながら・・・最近よく聞くようになった・・・ ストリートワイズ・・・ってこと・・・ ストリートワイズとは、道を知っている、知恵のある、現実的な、経験豊富な・・・ というような意味を持ちます。 子育てにおいてストリートワイズであることは・・・ 子どもたちが現実の世界に適応し、・・・ 自立して生きていくために必要な知識やスキルを持ち、 また適切な判断や行動ができ…

  • 子どもの成長に「ダブルバインド」かけっちゃってない?

    「ダブルバインド(double bind)」って良く聞くんだけど・・・ 。。。でしょうがい児の親と科・・・子育て中になりがちって聞いて・・・ いったい何なんだ?って思って調べてみたところ・・・ ダブルバインドとは、心理学の分野で提唱された概念らしい・・・ 主に人間関係やコミュニケーションにおいて深刻な影響をもたらす可能性がある ってことで・・・そのパターンを指す言葉だとか? この概念は、グレゴリー・ベイトソン(Gregory Bateson)や彼の協力者たちによって1960年代に発表された研究に基づいていることで知られているそうで・・・ まーーー随分前から・・・研究されていたんですねーーー ダ…

  • 「障害」性の問題いつから教える?~小学校中高学年編~

    障害児に対するっ性教育は、親として真剣に・・・ 向き合っていかなければいけない課題の1つだと思います。 小学校中学年から高学年にかけては・・・子祖茂の体からだんだん大人になっていく っていう観点からも・・・さらに深く掘り下げていく必要があります。 その際には、個々の子どもの発達段階や特性を考慮しながら・・・慎重に・・・ やっていく必要があり、適切な情報提供や支援を行うことが重要です。 また、親も関係機関や情報を持っている親の会やコミュニティとの連携を強化し、 子どもの性教育に対する理解とサポートを充実させることも重要です。 それでは・・・ 私の思う・・・小学校中学年からの性教育の実施方法や親の…

  • 「障害」性の問題いつから教える?~小学校低学年編~

    障害児の性の問題・・・ 昨日は幼児期をかきましたが・・・ 今回は就学前から・・・低学年の間に抑えた方がいいことを書いていきます。 就学前期(6歳~7歳): 小学校に入学する就学前期は・・・ 自己概念の発達と基本的なコミュニケーション能力を養う時期ではないか? と思います。だから特に・・・以下の点を重視して教えていくこと・・・ そこを心がけてきました。 個人の権利とコミュニケーション 自分の気持ち(1個人であること)や意見を表現する方法・・・ それと共に・・・他人の意見や気持ちを尊重する態度を育むことって・・・ 超大事です。 自分の感情を適切に伝える方法や・・・他者の感情を読み取る力をはぐくんで…

  • 「障害」性の問題いつから教える?~幼児期編~

    障害児や障害者が大人になって犯罪や事件に巻き込まれないようにするためには? 本当に理解が難しいからこそ・・・心配だし不安ですよね・・・ でも。。。親としてできることは?? 幼児期から段階を踏んで性に関する教育や指導を行うことが大切だと思います。 性教育は犯罪や虐待を防ぐためにも重要な要素だから・・・ 早い段階から適切に指導していくことが重要です。 順序を踏んで・・・やっていった方がよいこと・・・ まずは・・・幼児期から小学生低学年までの段階で・・・ 段階を踏んでアプローチしていく方法を詳しく説明してみます。 今回は湯時期に特化して詳しく・・ あ…私にもできそう・・・うんうん。。。ちょっと力を借…

  • 「障害」この方の価値を見出すためには?

    私たち障害者の親だったり・・・ 身近な関わる人間だったりが・・・その方々が・・・自己実現し・・・ その方自信が価値ある存在になるために・・・ どんなことをしていけばいいのか?何をどうやるべきなのか? 周りにいる支援者として・・・そんなことをしてきたか? 私の娘や個別やってきた方の場合にはなりますが・・・ そして・・・その才能の発掘についてもいくつかの方法を試してきたので・・・ ここに羅列していきたいと・・・思います。 まずは・・・当たり前のようで・・・なかなかできていない・・・ 個々の可能性を見極める 障害児者の方々には・・・それぞれちゃんと・・・個々の才能や興味があります。 支援者は、その人…

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