決して順風満帆とは行かなかった轍家の妊活もついに最終章を迎えます。これまでの経緯は、過去記事からご覧下さい。 『わだちま、父になる。』 ①〜不妊治療と海外旅行に明け暮れた6年間〜 ②〜子の無い人生を本気で考えた日〜 ③〜妊娠発覚、女性のワークライフバランスの難しさ〜 今シリーズは妊活〜出産までの経験を男目線で書いています。今記事は最終章、「出産体験記」になります。 「焼肉を食べると陣痛がくる」というジンクスは本当か。 妻はネットサーフィンが好きです。今回もどこぞのブログで仕入れて来たこの情報をどうしても実践したかったようで(ただ焼肉を食べたいだけじゃないのか…)、出産前の轍家決起集会として焼肉屋でこのジンクスを検証する事となりました。 たらふく食べて満足しましたが、結果的には残念ながら来ませんでした。しかし、予定日を4日過ぎたとある日、この日は妻の大好物のおしゃれなパン屋さんで大量のパンを食べました。すると、その日の夜中に陣痛が来たのです。焼肉とは言いませんが、この結果からすると「大好物の物を食べると陣痛が来る!?」という仮定は否定できないという結果となりました。陣痛が来て欲しい時は大好物のものを満腹に食べてみてはいかがでしょうか。 ついに陣痛発生!入院へ パンをたらふく食べた次の日の明け方午前4時半頃、妻に起こされると10分間隔の陣痛が始まっていました。その陣痛が1時間続いているのかどうかを妻が確認している間、私はせっせと入院準備。意外と焦るので、忘れ物のないよう、こうなる前に事前準備は何日か前に済ませておきましょう。それでも恐らく何かは忘れてしまいます。 いざ産院についたのは午前6時、ここから長い戦いが始まりますが、結果的には午後5時くらいまでは妻の容態は比較的余裕のある様子でした。朝食も昼食も食べられる、本も読めるくらいの体調でしたので、私も仮眠をしたり、ブログを書いたり、一度犬の散歩に帰ったりと意外にも時間がありました。 妻の出産に伴う入院時に、夫が絶対にやってはいけない行動 まず始めに言いますが、この行動は私の失敗談ではありません。周囲でもよく聞きますし、意外にこういう方は多いのではないか、という事で世の男性陣に忠告の意味でお伝えしておきます。
わだちま、父になる。③ 〜妊娠発覚、女性のワークライフバランスの難しさ〜
この記事は4部作になります。これまでの経緯は過去記事からご覧下さい。↓↓↓ 『わだちま、父になる。』 ①〜不妊治療と海外旅行に明け暮れた6年間〜 ②〜子の無い人生を本気で考えた日〜 妊活~出産体験記を男目線で書いていきます。決して順風満帆とは行かなかったこれまでの轍家妊活事情。しかし、ようやく不妊治療の終止符が打たれる瞬間が訪れるのです。 轍家の妊娠発覚特に何事もない平凡な日、いつも通り仕事から帰ると妻からの一言。「机の上に置いてあるモノ見てみて」そこにあったモノを見た瞬間に悟りました。『これはもしかして!?』 そして「できたかもしれない。」この言葉で確信に変わりました。『ついにできたのか…』そこには陽性反応を示した妊娠検査薬が。しかし、私は思ったよりもすぐには実感がわきませんでした。それは、私たちはもう何度と『女性の日』が来てはガッカリする、という日々を重ねてきたからです。 また、仮にそれが本当だったとしても、冷静な自分がそこにはいました。産まれるまではまだ油断は出来ない、悲しいことに流れてしまった友人も何人か見てきています。また、私は今後の為にマンガ雑誌、モーニングで連載中の「コウノドリ」を欠かさず読んできました。あらゆる事を想定し、知識も付け、覚悟を持つことで予習もしていました。ですから、これからが本番だと気を抜いていなかったのです。 ですので私がこの事実を知った時は、心の中で小さなガッツポーズをしました。まずはようやく第1関門を突破、「やったな!」、妻に労いの言葉をかけようとしました。しかし、そこにいる妻も意外にも同じように浮かない顔をしていたのです。 女性のワークライフバランスの難しさ「どうした?嬉しくない?」と聞くと、「いや嬉しいんだけど、ほら仕事の面接を受けちゃったから…」 妻は妊活の為にしばらくはパートをしていましたが、やりたい仕事があり転職活動をしている最中でした。1社目は落ち、今回の2社目は面接の結果待ちの段階で、妊娠が発覚してしまったのです。今回も落ちてくれと願いましたが、そのまま合格してしまい、その後の研修まで決まってしまいました。 妻にとってはようやく見つけた本気でやりたい仕事。子供が出来ずに3年弱という月日が流れてしまい、仕事をしよう!と決意をしたところだっただけに、そのような複雑な気持ちになるのも頷けます。
こちらの記事は4部作となっております。今回は2部作目。前回の記事はこちら↓↓↓ わだちま、父になる。①〜不妊治療と海外旅行に明け暮れた6年間〜 妊活~出産体験記を男目線で書いていきます。不妊治療を始めて2年が経った頃、私は本気で考えたことがあります。それは『なぜ私は子供を欲しいと思っているのか』という疑問についてです。今回はこれを考えるきっかけとなった経緯と私の考えたその答えについてお話し致します。 子の無い人生が本当にやってくる?ふと私が仕事から帰ると、妻が図書館から一冊の本を借りてきました。その本はエッセイスト酒井順子さんの『子の無い人生』という本でした。私は夫婦共々子の無い人生は考えていないと思っていましたから正直妻が考えていることに驚きました。「すごい本を借りてきたな」と話しかけると、「一応ね。この覚悟もしておかないと」と一言。妻は私よりも一歩先を見据え、進んでいました。 私は、今まで子供はそのうち授かれるだろうと思っていました。しかし、この一件で「子の無い人生は本当に自分にやってくるのかもしれない」という危機感が芽生えたのです。それと同時に「なんだかんだで自分は子供が欲しいと思っていたのだな」と確信もしました。そう、私は子供はそんなに好きでは無いと思っていながらも子供のいない人生は考えていなかった。この矛盾に、ようやくここで気づいたのです。妻のこの行動で、私も本気で『子供の有無』について考えてみることにしました。 本題「なぜ子供を作るのか」『子供の有無』を考えるには、『私はなぜ子供が欲しいと思っているのか』という答えを出すことが必要でした。 子をお持ちの方や、これから作ろうと思っている皆さんはなぜ子供を作ろうと思いましたか?周囲のみんなが作っているから?少子化に貢献するため?親戚や親の期待に応えるため?私はこういった理由ではあまり腑に落ちませんでした。なぜなら産んで育てるのは自分達。無責任に周囲からの理由を押し付けられても、自分が納得しないと育てきれる訳がありません。と言うよりも、「育てたい!」というくらいの自発的な気持ちがないと育てきれる自信はありませんでした。
わだちま、父になる。① 〜不妊治療と海外旅行に明け暮れた6年間〜
わだちま、父になる私事ではありますが、この度、轍家にもついに待望の第1子の女の子が誕生しました。ただ今、ミニ育休中でありまして2週間ほど会社員の仕事をお休みを頂いており、長い時間痛みに耐え、頑張ってくれた妻に代わって家事と育児、つまり「主夫」という仕事に専念させて頂いております。慣れない育児にも奮闘しながらも、天使のような我が子に癒されている毎日でもあります。 出産前のミニ育休中は「今週はiDeCo週間、毎日ブログを書いてやるぞ!」と意気込んではみたものの、4日目に出産した為、その目標も3日で途絶えてしまいました。ww iDeCo特集:3日間の成果 iDeCoを始めよう!〜そもそもiDeCoとは〜 こんなにお得な積立はiDeCoだけ!3つの節税メリット iDeCoの証券会社選び〜3つのポイント〜 その後、結局1週間も空いてしまいましたが、現在はその中でも落ち着いた時間で少しずつ進めています。今も4日くらいほとんど寝ていない妻に仮眠を推奨し寝てもらい、1人で我が子を見ていますが、全く泣き止まない子に悪戦苦闘しながら隙を見て書いています。今回は、お金関係の話、一切しません。私の妊活〜出産体験記を男目線で書いていきます!!書きたいと思った事を書きたい時に書く、それがブログです。独り言ですが、私の話を聞いてください。あ〜我が子が泣き止まねぇ〜ww 不妊治療と海外旅行に明け暮れた6年振り返れば愛娘が産まれるまでの道程も決して簡単だった訳ではなく、実際に産まれたのは結婚6年目で、それまでは不妊治療も行うなど紆余曲折な妊活でした。 始めの頃は子供にはさほど興味のない夫婦でしたから、2年間は子供を作らずに夫婦2人の時間を楽しんでいました。趣味の海外旅行もこの子供のいない間に、香港、台湾、オーストラリア、ベトナム、カンボジア、インドネシア(バリ島)、韓国、タイ、ハワイとこれでもかと言うくらい満喫しました。
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