【感想】『ビーグル号世界周航記』ダーウィンが進化論の着想を得た旅の記録
「進化論」で有名なダーウィンが大学を卒業後、イギリス海軍の測量船・ビーグル号に同乗した際の記録。ビーグル号は1831年に周航の旅に出た。この周航記には南米各地の驚くべき自然や人物が生き生きと描かれている。ダーウィンの飽くなき好奇心と洞察力が光る一冊。日本人が訪れるにはハードルが高い南米の風土を感じられる。 概要 ビーグル号世界周航記 ダーウィンは何をみたか チャールズ・ダーウィン 著 / 荒川 秀俊 訳 講談社学術文庫(2010年) 構成:第1章 動物、 第2章 人類、 第3章 地理、 第4章 自然 この講談社学術文庫版は1880年にニューヨークで出版された抜粋版の翻訳。5年間に及ぶ航海を記し…
2021/04/29 19:12