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青空のCafétime https://blog.goo.ne.jp/ciel-bleu

唇に詩を。心に青空を。オリジナルの詩と小説、エッセイを掲載します。

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2018/11/03

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  • 締め切りとキョウチクトウ

    明日はコンテストの締め切りだ。完結を問わず二万字までで審査すると応募条件にあったので、急いで無理に物語を終わらせなくてもいいやとすでに開き直っている。でもそれは自分への言い訳であることもわかっている。まあいいや。コンテストのお題は男性目線の恋愛もの。三千字程度のショート以外で男性主人公の恋愛なんて・・・でもまあ何とかなるだろう。それに新しいチャレンジは自分のステップアップになるし、失敗したら失敗したでその経験は決して無駄に終わらないはずと考えた。とはいえ、コンテストのために新しいストーリーを起こすのはやめて、未完というか中途半端な出来栄えの作品に手を入れ、納得できるレベルに仕上げることにした。わたしの悪い癖で、ストーリーを思いついたら思いついたところまで書いておかないと気が済まない。プロットをメモしておく程度で...締め切りとキョウチクトウ

  • ペアマグカップの遺憾なデビュー

    そっと窓を開けると水の匂いがした。灰色の空と雨の音。昨日の予報が当たったらしい。少し寒いのでカーディガンを羽織る。コーヒーを淹れようとして、お気に入りのサーバーにヒビが入っていたのを思い出す。昨日の仕事帰りに新しいものを探してこようと思ったいたのに、すっかり忘れていた。仕方がない。一度も使ったことのない、高さ二十センチもある大きなマグカップをサーバーの代わりにしよう。それはレッドとホワイトのペアマグカップで、有名なコーヒースタンドのブランドロゴが書いてある。何かのノベルティだったと思う。どのような経緯でわたしの手元にあるのか、全くと言っていいほど覚えていない。大きすぎて使いづらいという理由から、割れてしまったサーバーの代役としてデビューする今日まで、ただのキッチンの飾りになっていた。ペアなのに一度も出番がないな...ペアマグカップの遺憾なデビュー

  • 夕暮れとノウゼンカズラ

    だいぶ日が伸びた。西の空は夕暮れと呼ぶにはまだ明るい。大谷石の塀の上で、そのまだ明るい空を背景にして、オレンジ色のノウゼンカズラが咲いている。まだ咲き始めたばかり。夏はまだこれからだもの。夕暮れとノウゼンカズラ

  • 雨と萎れかけたスミレ

    少し冷んやりした空気。雲のないすっきり晴れた空。昨夜、雷と共にやって来た雨はすぐに上がったようだ。通りがかりの家のフェンスに掛けられたプランターで、萎れかけているスミレが、雨のせいか少し元気になっている。そんな気持ちよく晴れた朝の水曜日。雨と萎れかけたスミレ

  • 七色の髪の女の子とガラスに映る空の関係。

    映画館の前を通りかかったら、今年の3月に公開された「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒」の大きなポスターが目を引いた。ポスターがあるということは上映中なのだろうか。ハーレイちゃんの七色の髪に、ウインドウに映った空がダブって見える。そういえばとamazonを検索したところ、DVD&Blu-rayが6月10日に発売とある。ビデオが出てしまったのにまだ上映中だなんて聞いたことがない。ウイルス禍による営業自粛要請のため、ついこの間まで映画館は閉鎖を余儀なくされていた。それが営業を再開したばかりで業務が滞っているのかもしれない。そういえば。映画なんてしばらく観に行っていないな。そんな火曜日のわたし。七色の髪の女の子とガラスに映る空の関係。

  • 梅雨の晴れ間。月曜日。

    夜のうちに雨が降ったらしい。気づかなかった。その雨も上がり、空は雲の隙間から綺麗な青が見える。ニュースの天気予報コーナーでは、今日は梅雨の晴れ間で暑くなると言っている。梅雨入りしたら空気の匂いが変わった。湿った土の匂いに何かの花の甘い香りが混じる。晴れるとまたそれが変化する。そんな月曜日。梅雨の晴れ間。月曜日。

  • 雨の日のひとりごと。ドライブとずぶ濡れサイクリストの関係。

    梅雨に入って、また雨の季節がやってきた。傘をきちんと差したつもりなのに服が濡れたり、湿気で髪のセットが崩れたりするのはちょっと憂鬱だ。でも雨の日のドライブは嫌いではなかったりする。まだ学生だった頃、夏休みの前に免許を取ろうと教習所に通った時期がちょうど梅雨の時期で、だからたくさんある車のスイッチ類の中で最初に覚えたのがワイパーのスイッチだった。左右に揺れるワイパーのクッ、クッという静かな音。濡れたタイヤの音。ウインドウを流れ落ちる雨粒。そぼ降る雨のドライブは親密な静けさを感じる。その雨の中を、傘も差さずレインコートも無しで走っているスポーツタイプの自転車とすれ違う。乗っているのは中年の男性。ずぶ濡れのようだ。今日は朝から雨なのだから、出かけたら途中で降られてしまったのではないだろう。サイクリングのスタートの時点...雨の日のひとりごと。ドライブとずぶ濡れサイクリストの関係。

  • 夏のあなたと

    太陽に焼かれたダッシュボードが指先に熱いあなたの向こうには蒼い海と青い空微笑んだサングラスに夏が映ってわたしの笑い顔が映っている風は塩っぱい味がしたあなたがアクセルを踏むと海の匂いが強くなる夏のわたしと夏のあなたとふたりの夏はまだ始まったばかりだよ夏のあなたと

  • きみの笑顔をください

    きみは僕の宝物だよきみは僕のすべてなんだだからどこにも行かないでいつも僕のそばにいて欲しい僕はきみが大好きだけれどきみは僕を好きでなくてもいいさ今はそばにいてくれだけでいいそう今はまだそれだけで僕にはそれで十分だよでもひとつだけ欲張りを言ってもいいかなきみの笑顔を僕にくださいきみの笑顔をください

  • 表と裏

    誰の心の内にも相反する感情がある。表と裏。裏と表。表裏一体という言葉のとおり、本来は一つのはずのそれが解離して一人歩きを始めた時、優しい表の顔で人を欺き、その影に隠れた恐ろしい裏の顔で人を貶める悪魔が誕生する。その人はわたしの姉のような存在だった。そのサイトに登録したばかりで慣れない自分にいろいろ教えてくれ、プライベートの相談にも乗ってくれてアドバイスしてくれた。そしてある日、サイトを誹謗中傷の嵐が襲う。その中心となったアカウントはわたしの知らない人だったのだが、文章の雰囲気や言い回しに既視感があった。それが次第に確信へと変化してゆく中で、まさかという思いと信じたくない気持ちが入り混じり、しかし自分の中で間違いないと強く確信するに至った。優しい姉のような人と悪魔のような中傷で人を傷つけ嘲笑う存在は同一人物だった...表と裏

  • これを読んだ方にだけちょっとだけ

    詳しい事情は書けないのです。でも、とりあえず回避しました。ご心配をおかけしました。この記事もすぐに消します。これを読んだ方にだけちょっとだけ

  • 間もなく開店

    検索リンクが切れたようなので間もなく再開します。はあ。怖かった。間もなく開店

  • 事情によりお休み中です

    悪質なネットストーカーへの対策のため、少しの間お休みします。そのためブックマークも外し、記事も全て非公開にしました。状況が落ち着いたら復旧します。事情によりお休み中です

  • おやすみ中

    です。おやすみ中

  • いつものあなた

    通勤のために毎日いつも同じ時間の電車に乗れば同じ人たちに会うわけで、そのつもりがなくても何となく顔を覚える。それはわたしの方ばかりじゃなくて、相手もきっと同じだろう。会うと言ってもおはようとか挨拶を交わすこともないのだが、駅のホームのいつもの場所に立った時に、いつもいるはずの人がいないと、何となく気づく。二十歳ぐらいの女の子だった。いつも黒っぽい地味な服を着て、かわいい顔立ちなんだからもっと明るいファッションにすればいいのにと、毎朝心の中で余計なお世話を焼いていた。わたしとは反対側のホームで一人、電車が来るまでスマホを見ている。その女の子をいつの間にか見かけなくなった。見なくなったのは確か緊急事態宣言が発表された頃だったと思う。解除されたら戻ってくるかなと思ったのに、今現在もいつもの場所に現れない。どうしたんだ...いつものあなた

  • イタリア公園の夏

    汐留のイタリア公園に行ってみたいと言ったのはわたしの方だった。暑い日が続く八月のある日のことだ。行きたかった理由は、イタリア公園という名前が洒落ていたのと、東京湾に面した浜離宮庭園横のその周辺は今まで行ったことがなかったからである。ネットで調べたらイタリアのある都市から港区に寄贈されたとあった。あちらのデザイナーの手によるイタリア様式の整形庭園で、各所に置かれた石像や壺などもわざわざイタリアから運んできたとのこと。しかしそんな公園を作ることになった由来はよくわからない。JR新橋でゆりかもめに乗り換えて一つめの汐留駅で降りる。首都高沿いに歩いたらすぐに公園に着いてしまうので、一旦JRの線路をくぐり、西からぐるっと円を描くようなデートコースにしょうと、事前に二人で何となく決めていた。コースメニュー全体としては、途中...イタリア公園の夏

  • しれっと戻る。

    自分のようにあれこれ書き散らすブログのジャンルはどれを選んだらよいのだろう。そう。ブログランキングのことである。恋愛詩ブログになっていたが、そのままでは看板に偽りありで苦情が出そうだ。今はもうランキングに興味などないけれどランキングサイトの脱退手続きが面倒なので、ブログジャンルを適当に変えて非表示にした。ブログを再開するにあたり、二年も放置したクセに、しれっと何事もなかったかのように振る舞おうと思った。「ただいま」などという言葉はおこがましくて口に出せない。だいたい二年前だって、ただいまの挨拶と共に戻ったのにも関わらず、すぐにいなくなってしまったのだから、自分で自分が信用できない。多分、ブログという媒体が向いていないのだろう。日記をつける習慣も全くないのに日記機能が基本のブログを、お手軽だからという安易な理由で...しれっと戻る。

  • モーニングコーヒー 月曜日

    細かな雨が降っている。寒くはないけれど、なんとなく足に冷たい空気を感じる。そんな朝。お湯を沸かし、いつものようにコーヒーを淹れる。今飲んでいる森彦のブレンドは近所のスーパーで買ったものだ。自分で豆を挽いてドリップするようになってからはスーパーで売っているコーヒーは買わなくなったのだが、豆のストックが切れそうなタイミングで、いつものコーヒーロースターへ行く時間がなかった。だからそれまでの繋ぎとして、スーパーで偶然見つけた森彦の粉コーヒーを、仕方なく買い求めたところ、意外にも美味しかった。だったらオリジナルの森彦の豆を手に入れてドリップしたらもっと美味しいだろうと思い、ネットで森彦の通販サイトを探してポチっと注文したのだが、期待したほどではなかった。商品価格に送料を加算されることを考えれば、いつものショップで買った...モーニングコーヒー月曜日

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