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小説ブログ / 二次小説

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2018/09/26

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  • 新年に

    今年最後の更新になります!イベントやります!tekeiteasyの管理人『くるみぼたん』様 IRISの管理人『Aria』様そして私の3人で「snowdrop(全7話)」 というお話をリレーさせて頂く事に頂きました!皆様、お二人にフライパンとお玉で盛大にドンドンパチパチお願いいたします←スタートはくるみぼたん様のお部屋からとなります!1月1日午前0時スタートです!そして午前5時にここで2話を公開するんですが……改めてみたら恐ろしく短い!...

  • ファザコンダーリン9

    頭を下げた進は、そのまま言葉を続けた「俺が、あなたの気が済むまで殴られますだから、姉を許して欲しいんです」「なんだそれ」司の冷たい声音に進は身体に力が入った「お前はやられるだけかよ」「え?」頭を下げる進が家族を大切に思っているのは良く解るあきらの言っていた言葉もだが、何か気に入らない。「いざって時に姉ちゃん守ってやるのが弟だろ」「……それは、姉ちゃんは充分強いから」「守る気がねぇなら余計な事すんな」...

  • 愛しのCordonnier8

    「あんだけ散々バカにしといて」ツクシは帰りの馬車での事を思い出していたあの時、言われたのは『俺は……!……俺は、その……靴……そうだ!!俺が納得する靴を作れ!!自国の王子も満足させられねぇお前をルイにやるなんて恥さらしも良いところだからな!!』『……つまり、何?あんたに靴を作れば良いの?』『ただ、作るだけじゃねえ俺が満足するまで俺専属だ』『……言ってることめちゃくちゃよ』『うるせえッッ!!命令だッ!!』はぁ……と短い...

  • ファザコンダーリン 8

    「くそー!!!あの女ッ!」総二郎がドンッとカフェテリアのテーブルを叩きつける。「どした?総二郎」「あきら、お前も手伝えよ」「まだ、諦めてないのか……いい加減やめろって言ってるだろ?」あきらは総二郎の肩を軽く叩くと隣からため息が聞こえる「しかし、お前何やったんだよ?」「姉貴のほうは頑固でらち空かねーから弟に協力して貰おうと思ったんだよ」あきらが「お前にしちゃ珍しいな」と言ってから総二郎が続きを話すのを...

  • ファザコンダーリン 7

    たまたま、あいつらと学園内を歩いていた時の事だわざとじゃねえぞ「姉ちゃんフランス行くのかよ?」フランス?司はとっさに類を見た「何?」「いや」進とつくしの話はどうやら司だけに聞こえているらしく、他の2人は立ち止まった司に気付かず先を歩いていく。類は不思議そうにそんな親友を見る。「パパが社会勉強にどうかってさあんたも行こうよ」「えー。俺は正月は日本が良いからなぁ」「薄情者」「なっ……」「1人で行くのは怖...

  • アプリ「成立」5(つくしBD)

    椿はつくしの両手を握りしめ瞳に涙を浮かべながら「ほんっとにありがとう!つくしちゃん!!」と言う「……いや、あのですね」「まさか二人が付き合ってるなんて知らなかったわ。司も、アタシにまで黙ってるなんて後でとっちめてやらなきゃ!」つくしは先ほど吹っ飛ばされて気絶した司を思いだし、ちょっと同情するだから椿には真実を話すことにした。「お姉さん、あのアタシたち別に付き合ってたわけじゃないんです」「え?どういう事...

  • 雪の華(つかつく)

    「ああー!!!!あたしのバカ!!」あれから類にはハッキリとごめんなさいと告げたいつもそうだった。彼は口に出さなくてもアタシの気持ちを読み取って優しく空気のように側にいて包んでくれた最後まで笑ってくれた彼に……感謝しかない「はぁ……にしても、チケット取れる分けないかぁ」あの時の類との会話で気持ちをはっきりと自覚したアタシはその足で贅沢にもタクシーに飛び乗り、成田空港にやって来ていた。「仕方ないか」今日がダ...

  • powerful(バースデー記念?)

    「専務。こちらの決済ですが……」「専務、これに判をお願いします」「専務……」司は書類を持ってくるつくしを見ながら、中々進展しない関係に悩んでいた惚れた弱味なのかイマイチ強気に出れない仕事中は「私には勿体無いくらいの高い給料を払ってくれる会社の為に無駄な時間は1秒もない!」これだけではない。俺がカード持ってろって渡したら「必要ない」でバッサリ切り捨てた癖にババアが渡したら「本当に困った時だけ使わせて頂き...

  • 雪の降る街(つくしBD)

    失って初めて気づく貴方のことがどうしようもなく好きだった事灰色の空、冷たい風が吹き付ける今でも聞こえる気がするアタシを呼ぶアイツの声が………1人になって3度目の冬テレビや交差点の大画面、ビルの広告で良くアイツを見るようになった何となく、見かける度にアタシは元気だよ。アンタも頑張ってね、と心の中で届くことのないメッセージを送るあの雨の日の別れの後、花沢類には漁村に居たのが見つかったけど誰にも言わないでと...

  • ファザコンダーリン6

    「手強いな牧野つくし」結局、司が助けに入った事で表立って何かするものは居なくなったが司とつくしの溝は埋まっていなかった。弟の進にもつくしにもSPつけているが弟はともかく、つくしは普通に強かった。何か習っていたわけではないらしいが男3人くらいなら油断してるとぶっ飛ばされる「なぁ、司。もうやめとけよ」あきらの言葉に総二郎と司は眉を潜めて彼を見た。「女を復讐とか仕返しの道具に使うもんじゃねえって事。俺だっ...

  • 正義の味方(つくしBD)

    「うわ、気付かなかった」足の小指が赤黒くなってて、気が付いた爪が割れてることに痛みに鈍くなったのかな疲れてるとか、年末だからとか色々あるけど、誕生日に1人ってちょっと辛いパパとママには心配掛けたくなくて彼氏いるから大丈夫!!とか言っちゃったし「はぁ」ピンポーン……何?突然聞こえたチャイムの音にびっくりしてドアスコープから外を覗いた「何で真っ暗?」え、何?怖いんだけど!!死ぬのかアタシは!!そのまま玄関...

  • 雪の華(中編)

    「牧野と初雪を見たいと思ってた。とは思わないの?」「え…?」類の言葉に咄嗟に言葉が出てこない。思えばアタシはいつも彼に助けられてきた。海の向こうで頑張る道明寺の居ない寂しさを埋めてくれたのは非常階段で眠る初恋の彼だった。どんなに好きでも、どれだけ信じていても声だけのやりとりにいつからか限界を感じていた。ケンカしたまま電話を切ってそのまま3ヶ月以上連絡がつかないこともしょっちゅうで………だって、知らなか...

  • ファザコンダーリン5

    好感度が地に落ちる所かマイナスまで下がった司に最早彼女を落とせる見込みは無いと、あきらと総二郎がつくしのもとへ訪れていた。「信じらんないかもしれないけどあれは司じゃないんだ」「一人で謝りに来れない腰抜けに用は無いわ」「…あー、わかった。牧野、お前をバカにしてる訳じゃねえよ」「は?何でそうなんだよあきら」「女慣れしてる俺らが来たから、頭の軽い女に見られてると思ったんだろ?」あきらの言葉につくしが頷く...

  • アプリ「決め手」4(つくしBD)

    「じゃあ、このまま結婚で良いかしら」さっさと息子を結婚させたい楓はつくしがNYに居る間に二人を夫婦にしてしまおうと考えた。「うん、あのですね、結婚は」「良いんじゃねえの?」「は」驚くつくしを無視して司が言う「そう何回も逃がしてやるかよ」「別に、逃げてなんか……」「よく言うぜ、キャンキャン言いながら逃げてた癖に」「アンタじゃないんだからそんな犬みたいに吠えないわよ!」「何でそこで俺が出てくんだよ!!」「...

  • 雪の華(前編)

    「う~寒っ!今年も本格的に寒くなって来たね。年末って感じ。」「ククッ。本格的に寒くなって来たから、年末って感じるの?牧野ってなんか変。」 いつの間にかに恒例になった学校帰りの散歩。2人の影が伸びて、別れの時間が近い事を知らせる。牧野は今年も、薄いコートにママさんが手編みしたちょっと不恰好なマフラーをして白い息を吐いた。小さくて白い掌を、俺の掌で包む。冬の間だけ、悴んだ掌を温めるために俺たちは手を繋い...

  • ファザコンダーリン4

    「姉ちゃんさー」「何?!」朝の忙しい時間にトースターでパンを焼いていた進がたまごやきのハートがうまく行かない!とピリピリしているつくしに声をかけた「コワッ………いや、父さんに相談したの?大学のこと」元々一度決めたら簡単に考えを曲げない姉がパパと進が日本に居るならNYは行かないと言い出したのは最近のこと進だって、赤の他人の自分を育ててくれた父には感謝している。いくら女としての色気が微妙な姉とはいえ単身海...

  • クリスマスは災難と共に(後編)

    「なんなのよ!!これはッ!!!」あれから目隠しされてどこかに連れて来られたつくしは何者かの手によって濃い緑のドレスに腰には赤いリボン、頭には何故か星のカチューシャという間抜けな格好に着替えさせられていた。そして部屋はうろうろ出来る長さの鎖に繋がれて放置………「……」一体誰が何の目的でこんなこと………あああ~!!!と叫びながらつくしが頭を抱えていると、ガチャリと扉が開いた先程までの余裕はどこへやらつくしの顔から一...

  • お知らせ!

    いつも仲良くしていただいているIRISのAria様とつくしちゃんBDの短編をコラボさせて頂きました(*´ω`*)❤️26,27,28日の朝5時に更新します(*´ω`*)ファザコンダーリンとアプリも更新します❗それでは皆様素敵なクリスマスを!(///ω///)♪❤️...

  • アプリ「理由」3(つくしBD)

    「何であたしまで行かなきゃならないのよ!!」「当事者なんだから当然だろ」「アンタだけ帰れば充分じゃないあたしは明日も仕事なのよ」大きな口をあけて捲し立ててくるつくしの口の中へ司がポンっと何かを放り込む「だいたいっ!………うま」「食って良いぞ」司から宝石の様に美しいチョコレートを受け取ったつくしは先程までの勢いはどこへやら「ありがとう!!アンタって見かけによらず良い奴だよね」と言いながら、嬉しそうにチ...

  • クリスマスは災難と共に(前編)

    冬は恋人の季節12月はイベントがたくさんあってしかも寒いから余計に人恋しくなるだがしかし、つくしにはそんな事は関係なかった。人恋しくなってる場合ではない。生きていくための生活費を稼ぎ正月を無事越さなければならないのだからハンドベルを持ち、ミニスカサンタのコスプレで笑顔でS、M、Lとサイズ分けされたクリスマスケーキを売る女の子達に紛れて鼻を赤く塗って角をつければトナカイのコスプレの完成だ「ありがとうござ...

  • 愛しのCordonnier7

    様々な形のグラスにシャンデリアの光が反射してキラキラと辺りが輝いている。お茶会じゃないのかしらそんな事を思いながらツクシは一歩、一歩ゆっくりと歩いていくいつか転けそうで気が気では無かったツクシは靴はいつも自分で作っているだから、自分と父親以外の誰かが作った靴をはくのは初めてで、ましてやヒールの靴はとても歩きにくかった「俺にもたれろ」「む、ムリよ!!みんなが見てるもの」「今更ナニ言ってんだよ。んなも...

  • ファザコンダーリン3

    西田の弱点を見つけた司は早速会社に来ていた女について調べさせていたけど「牧野?西田じゃねーのか?」報告書を読むと何か複雑な事情がある様で司はそこは考えないことにする弟の方に赤札でも構わねーがふと、会社のロビーで見たつくしの笑顔が浮かんだ決めた。アイツの娘を弄んだ挙げ句再起不能にして捨ててやる「あいつまさか、女殴る気じゃ……」あきらと総二郎……と嫌々連れてこられた類は近くのベンチの後ろに隠れて司の不可解...

  • ファザコンダーリン2

    「追い出すんじゃなかったのかよ司」ぐったりしてテーブルに顔を突っ伏す司に総二郎が苦笑いしながら聞くと 「アイツ人間じゃねぇ」「は?」それこそ、何をしてもやっても眉1つ動かさない。司からの嫌がらせは予測済とでも言うかのような行動にこいつには勝てないんじゃないかと思ってしまう。「まぁ司の母ちゃんの懐刀ってくらいだしな」あきらがそう言って司の肩に軽く触れると「触んな」「御愁傷様、司」「うるせぇよ類」珍し...

  • ファザコンダーリン1

    26の時に社長秘書として抜擢された。いつだったか忘れたが身内に不幸が有り、葬儀に参列した母親が姉弟を引き取ってきた。6歳と3歳にしてはとても聞き分けがいい二人幼くして両親を亡くした彼らは自分たちの置かれた立場を良く理解していた。それから4年後母親が病に倒れ、呆気なく亡くなった。仕事にかまけて親孝行の1つもしなかった弟の方はぼろぼろと声を上げて泣いて姉の方は下を向いて、弟の手を繋いで涙を流す。この子達に...

  • Limited lover29

    「逃げられないね」さも当然の様に類が言う。「昨日の今日でこんな仕事早い?」つくしは向かい合って座る類との間にあるローテーブルの上に置かれた雑誌を見て「うー」と唸りながら頭を抱える「まぁ、見えなくもない」その雑誌には昨日、つくしと司の父が会っていた事が

  • アプリ「出会い?」2(つくしBD)

    「面目ない」「………」まさか本物が現れようとはつくしは気まずさから、頬を赤くした司を見る「テメェの脳みそは空っぽなのか?声かけただけで殴るかよ普通。世間じゃこういうことすると捕まるんだぞ!!」ごもっともなだけに耳が痛いがお前にだけは言われたくないと思うつくしの心情も察して欲しい「悪かったわよ。あんたの偽者だと思ってさ」「は?何だよ、俺の偽者って」つくしの話から出てきた不穏な単語に司の表情が険しくなる...

  • Limited lover28

    「……西田、お前ならどうする」司は信頼できる秘書に昨日から頭の中を占める悩みを相談した。ザッと話を聞いた西田が言う「夫婦でも1人の時間は必要です」「俺は要らねぇ」「失礼ですが、司様。牧野様と司様は別の人間です。考え方も違うかと」「つまり、アイツは俺と居たくないと」「いえ、そうではなくてですね」西田は再度言葉を選びながら説明していく「お前の言いたいことはわかったでもな、やっぱり俺は側にいて欲しい」「結...

  • Limited lover27

    「結婚、するんだろ?」目の前には隣に座る男の未来の姿みたいな男性が彼と私を睨み付けている「はい、そのつもりです」「じゃあ、今すぐ、今すぐ書きなさい」婚姻届がスっと前にだされてつくしが思わず呟くえ「今か?!流石に色々準備してねぇよ」「安心なさい。お父さんが揃えたからダイヤの指輪に、ティアラだろ、で、えーとタマ!タマ!バラの花束!と庭になイルミネーション!ランド顔負けだ。これで失敗したら脅迫しろ」「親...

  • Limited lover26

    「お前、食ってばっかだな」「そう?寒いからラーメンおいしー」「……」嬉しそうに食べるつくしをみてまぁ良いか。と司は思う「その格好、可愛いな」ズルズルとラーメンを食べていたつくしは不意打ちで言われた言葉に顔を赤らめた。「……あ、ありがとう」嬉しくないわけがない桜子が選んでくれた服は色合いが優しくて着心地も肌触りも良いニットはすぐにつくしのお気に入りになった「まぁ、俺は何も着てないお前も好きだけどな。いて...

  • アプリ「登録」(つくしBD)

    遅れをとっている。つくしちゃんの誕生日に!!!18,21,24,26,28━━━━━━━━━━━━━━━━━━━「はいこれで完了!」「なに?って人のスマホで何してんの?!」優紀と桜子、滋と食事をしていてちょっとお手洗いに立った隙のこと優紀が苦笑いしながら楽しそうにつくしのスマホを掲げた桜子と滋を見ていた。「あはは、一応止めたけど二人の言うことも一理あるなって」「だからって何でマッチングアプリに登録すんのよ!!」「「先輩に(つくし)...

  • Limited lover25

    つくしは姿見で念入りに自分の姿を確認する「変なとこないかな」服のタグは取ったし、後ろ前逆でもない仕事の時とは少し違う明るめの化粧最後に、昨日奮発して買った優しい色をした水色のコートに袖を通した。少しでも、可愛く思って欲しい何より初デートだそりゃ気合いも入る「やば、いかなきゃ!」時計を確認したつくしは慌てて鍵をひっつかむとそのまま部屋を後にした。待ち合わせ30分前既に司が着いていて、女の人に囲まれてい...

  • 例えば、それは(置き去り4人)

    司が来ない。そして、花嫁も来ない「俺まさか親友の結婚式で御祝儀返ってくるとは夢にも見なかったよ」「上手いな類。寝てるときに見る夢とかけたのか」「たくっ、司もすっぽかすなら連絡しろよな」「

  • Limited lover24

    「…類、お前は俺の親友だろ」「類!可愛い部下を路頭に迷わせる気?!」「……めんどくさいなぁ」「「類!!!」」つくしを辞めさせろと言う司にそんな事したら不当解雇で訴訟を起こすと言うつくしに板挟みにされた類彼は面白がっていた。「二人とも落ち着けよ。大体、うち(花沢)にもちゃんと育児在宅ワーク制度ってあるよ?」「なんだそりゃ」「人の命を育てるために在宅で育児という仕事を社員達はしてるって事。司もSNS見た方が良...

  • Limited lover23

    「……黒よりのグレーね」俺のストーカー疑惑についての姉ちゃんの言葉に「真っ黒なんですけど」と牧野が言ったが聞かなかったことにする「鍵渡してないのに持ってたのは」サァッとつくしの顔が青くなる「ほら、終わりよければすべて良しだろ?」「お前が言うな!!」司の言葉につくしが突っ込むが都合の悪いことは聞こえないのかそのまま話が進んでいく。「まぁまぁ、つくしちゃん。許してやってよ司がそれだけ君に惚れてるって事だ...

  • Limited lover22

    恋をすると、弱くなると聞いたことがあるまさか自分に当てはまる日が来るとは思わなかった。この時期限定のライトアップや飾りを見ているカップルに紛れて一人歩く「きれい……」ポップコーンの入ったキャラクターケースを首から下げて、ベンチで一人座って食べる女はどんな風に映るんだろうか見たまんまか。「……はぁ、さむ」膝掛けにもショールにもマフラーにもなる大判ストールを1度ほどいて巻き直す鼻まですっぽり隠れてホクホク...

  • 例えば、それは

    貴方は今、幸せですか?体調を崩していませんか?ご飯、食べてますか?道明寺の中から私だけ消えて8年「準備が整いました」ノック音から少し間をおいて開かれた扉の向こうから現れた女性がそう告げる「綺麗だよ、つくし」「ありがとう…浩平さん」純白のドレスに身を包んだアタシは今日結婚式を挙げる。招待した友人は優紀と桜子だけ他の4人はNYて行われるアイツの結婚式に出ているから『つくし、司のところ行こうよ!!何か思い出...

  • 愛しのCordonnier6

    「何でこうなるわけ?」鏡の前で正装して座るツクシは冷静にここに至るまでの経緯を思い出していた。あれからルイ王子はお金を忘れたと言い、ドレスをくれただが、どこからどう見ても一級品のドレス等頂くわけにはいかない確かに真心込めて作ってはいるがこのドレスの袖……くらいの価値があれば良い方だ。靴は気に入ってもらえただけでとても有り難かったしそれにルイ王子は城下町に引っ越してから初めてのお客様だ代金よりもその事...

  • Limited lover21

    あれから場所を移動して食事を済ませた後初めてメープルの道明寺のお気に入りの部屋に入った。「どうした?ボーッとして」後ろから抱きついた司はつくしのうなじにキスを落としながら立ち尽くしたまま動かない彼女に聞く「ううん……すごいなぁ……って」「そうか?」「あんたによく似合ってる」「そりゃいつも使ってるからな、シャワー浴びるか?」いつも……ダメだ……あたし今日変だ結婚も浮気もそんな話題出てないし何で疑ってんの?好...

  • アップしたけど

    ファザコン彼女からタイトルをファザコンダーリンに変えて2話を一瞬アップしたんですが読み返すと微妙に納得いかなくて下げました(´;ω;`)恐らく誰も気付いてないかと思いますが再来週までには!!!その前にlimitedが終わりそう( ;∀;)...

  • Limited lover20

    つくしが司から下着を奪い返そうと戦っている頃『司がストーカー?!』「違うわ椿、その疑「『こうしちゃおけない!!任せてお母様アタシがこの手で牢屋にぶちこんでやるわ!!』「話をお聞きなさい!!」『良いのよお母様。庇う必要は無いわ』「だから!!」ブチっとキレた電話を見ながら楓が言う「人の話を聞かない性格は間違いなく二人共あの人に似たんだわ」控えていた西田が「あんたもな」と心で思うと楓に睨まれた。「何か?...

  • Limited lover19

    「両思いなんですよね?」桜子に問い詰められて、つくしは「はい」と頷く「アホらし……一体何を心配してるんですか」「いや、その……顔がまともに見れなくなっちゃって」「……ガキですか貴方は。ヤることヤってるんだから今さらでしょう」桜子の明け透けな言い方に顔を真っ赤にしたつくしが周りをキョロキョロ見てから女の子が言うことじゃない!と怒る「あのね、先輩。そんなことしてたら今度こそ逃げられちゃいますよ?只でさえ寄っ...

  • Limited lover18

    予約になってませんでしたorz「あんた何やってんのよ」つくしは隣でネクタイを緩めている男を睨む「てめぇがバカだからだろ。どう考えても危ない店だろうがよ」つくしも何となく感じて居ただけに気まずさから黙る「順平、気付いてた…」「何がだよ」少し震えるつくしに司が自分が着ていたジャケットをかけてやる「ていうか、あんたなんでこの前からアタシの居場所知ってんの?」「………」「監視つけてる?アタシが関係を言いふらすと...

  • 年越しに向けて

    あちこち不定期だった連載は完結させてます( 〃▽〃)全部を年内に終わらせたいのですがパラレルはまだまだ時間がかかりそうでorz来年に持ち越しそうです( ;∀;)h****様楽しんで頂けて何よりです(´;ω;`)❤️いや、恐らく私の書き方がきっと皆様の心を惹かないんだと思いますorz優しいお言葉ありがとうございます!!もうそろそろ話が先に進むはず!!です!!これからも見捨てず、よろしくお願いいたします( ;∀;)な****様かなり...

  • Limited lover17

    家に帰ったつくしの気は重かった。桜子は帰り際、

  • Limited lover16

    「で、尻尾巻いて逃げてきたと?」「……そんな言い方しないで」なぜか、パーティーに行ったことも道明寺との関係も桜子にバレていて「先輩、隠せてると思ったんですか?」そう言われてしまってはつくしも自信がなくて「まぁ良いか」とパーティーであった事を話した。「先輩はこれからテレビを見るたびにドキッとしますね」「何でよ?」つくしが紙コップに入ったコーヒーを飲もうとした瞬間、桜子の言葉に思わず手が止まる「今カレの...

  • Limited lover15

    類にエスコートされて会場に入ったつくしは、改めて道明寺司という人間の凄さを見せつけられた様に思う。「もうかなりの人間に囲まれてるな……つくし、お腹空いてない?」類がどこか遠くを見つめるつくしの耳元で優しく囁いたつくしは顔と同じくらい赤く染まった耳を片手で押さえながら類を睨む「睨んでるつもり?」笑いながら聞いてくる類にせめてもの反抗に聞こえる様にため息を吐くしかし、そこは長い付き合い類はそんな事は気に...

  • 愛しのCordonnier5

    パーティーにたどり着くまでに繋がると言っておきながらさらに1話(^^;くどいな(^^;「あんたまた来たの?」ツクシは当然のように店の前に現れたツカサを見てため息を吐いた。「どうせ暇だろうが」「………」ツクシは竹箒でツカサの足下を掃く「イテッ!てめぇ、何すんだよ!!」「ごめんあそばせ、おおきなゴ「あんたって娘は!!!」 ガンッと母親にフライパンで頭を叩かれた ツクシは涙目になりながら踞る「お前とかーちゃんそっくりだ...

  • Limited lover14

    「あたた………」灰色の回転椅子から立ち上がりなら腰をおさえるつくしに、後ろから真田が声をかけた「大丈夫かよお前……ぎっくり腰か?」「失礼ね!んな年じゃないわよ!……あーよし!」つくしは気合いを入れると背筋をピンっと伸ばし「真田、今日も頑張るわよ!!」「お、おう!」 あの男、進がアタシの浮気相手だと思ったみたいで初めて朝まで付き合わさせられた人間じゃない……勘違いだと解った後も謝らないし!!「絶対、許さない!...

  • とらぶるめーかー(9)

    長らく放置していたとらぶるめーか!!「ひでぇなぁ……お前」総二郎が笑いを噛み殺しながらつくしを見て言う「へそ曲げてんぞ?どうすんだよ」あきらも心配そうにしているが言うや否や顔を反らして手で口許を隠した「流石、タダじゃ起きないね」花沢類はそう言ってアタシに微笑むと頭をぽんぽん、と優しく撫でてくれる「………お前ら俺の記憶が無い間に」道明寺がこちらを見て顔をひくつかせた「だとしたら、キューピッドは司だね」類...

  • とらぶるめーかー(8)

    私信n***様こちらこそありがとうございます( 〃▽〃)❤️桜子は作者様もFFで語ってますよね(///ω///)♪私も彼女は大好きです!! H*様だれかひとりでも読んで笑ってくれたら充分です(///ω///)♪❤️気にかけてくださってありがとうございますね!お言葉に甘えさせて頂くこともあるかもしれませんが(^^;私も楽しいのでお返事書きますね( 〃▽〃)な****様もー!!嬉しい言葉ありがとうございます( 〃▽〃)解ります!!胸がぎゅうっと苦しくな...

  • マジカルバナナ2

    相手して欲しくていきなり話をふったら…………━━━━━━━━━━━つ「マジカルバナナ!!」類「バナナと言ったらすべるっ!」総「すべると言ったらスノボ!」あ「スベるといったら雪山」つ「雪山といったら寒い」類「寒いといったら冬」総「冬と言ったら椿」あ「椿といったら司の姉ちゃん!!」類「あきら却下」総「あぁ」あ「なんでだよ」つ「?」「「今にも現れそうだから」」椿「あら?あきら呼んだかしら?アンタが私を呼び捨てするなん...

  • Limited lover13

    「ふぉー!!!!!サクサクカリカリ中トロぉ……おいしい!さつまいも味」「うまっ!!何これ!流石テレビでやってただけあるね!!」「次、チーズにする!!アンタは?進!」「あー!!!!俺もチーズ!いや、クリームも捨てがたい」「制覇よ。制覇するのよ!!」「だね!!姉ちゃん!!!」つくしは弟の進と共に広島の宮島に訪れていた。目的は揚もみじだ。ここ最近色々有り、ボーッと素うどんを食べていたらテレビで県民熱愛とやっていた...

  • Limited lover12

    夜中、目が覚めたつくしは隣で眠る男の腕からそっと抜け出す。「……いつからこんなに軽くなったんだアタシは」初めての時の記憶が無いアタシを道明寺は思い出させるように優しく抱いてくれた「綺麗な人」寝顔を見つめて自然と出てきた言葉ふと、優紀の言葉を思い出す『新しい恋をしなさい』アタシの前に現れるのはどうして、絶対に結ばれない人なんだろう永遠の愛を誓える人に次は恋がしたいたった一度の失恋だが臆病になってしまっ...

  • 沈まぬ太陽(言い訳)

    k***様はじめまして(///ω///)♪読んで頂きありがとうございます!!クスと笑っていただけたら私も幸せです(*´ω`*)❤️H***うふふ(*´ω`*)ありがとうございます!!楽しんで頂けて嬉しいです( ;∀;)❤️コメント嬉しいです!!頑張ります!🍒n***様テンポ伝わってますか?( ;∀;)ありがとうございます!!❤️嬉しいです🌼総二郎くん?さん?誕生日おめでとう!!(昨日だけど)私の中の彼のイメージは面倒見の良い少し意地悪なお兄ちゃん...

  • Limited lover11

    「JUNさん入りまーす!」人懐っこい笑顔を浮かべて彼は司に近付く「今日はよろしくお願いしますね道明寺サン!」その馴れ馴れしさに若干イラッとしつつ司も笑顔で「こちらこそ」と返事をして握手を交わす今日のテーマは「初恋」です。また、下らねぇ………司が内心ため息をつくとJUNが言った「ボクは、兄貴と同じ人を好きになったんですそれが初恋だったかな。」「ふぅ………」「大丈夫ですか?」桜子は残業するつくしのデスクにコーヒー...

  • 沈まぬ太陽5(総二郎BD)

    司は恋人を愛している愛しているという言葉では軽すぎる程に愛している。昨日、彼女から来た電話は『あ、い、し、て、る』の一言をゆっくり言っただけで切れた。(最後は叫んでいたが)「……牧野」どうして自分は言わなくて良い言葉を勢いのままに言ってしまうのだろうかビジネスなら頭で考えて喋るが彼女の事になると先に心が反応する心が反応した時には既に頭はオーバーヒートしていて使い物にならない。今までならそれでも良かった...

  • 素敵なランチ

    朝起きたつくしが思った

  • Limited lover10

    私信です!拍手コメントお礼とお返事ち***様おおおお!!!!気付いて頂いてありがとうございます!!( 〃▽〃)❤️このネタ入れたかったんですよ!!な****様いつもありがとうございます!!あれを読んで下さったんですね!思わぬとこから身バレしかけて急いで引っ込めました←逆に怪しい優しいお言葉いつもありがとうございます❤️h****様ようやっと追い付きましたー!!!この二人、さっさっとラブラブさせたいです!!( ≧∀≦)ノ❤️❤️n***...

  • 沈まぬ太陽4(総二郎BD)

    司は気に入らなかった。本当に彼女を求めている自分は中々会えないのに男の嫉妬は醜いと聞く醜くて良いさ。それでアイツが俺の側に居るならもちろん、総二郎には感謝しているアイツが庇ってくれなかったら………考えただけでゾッとする。それでも、身体の内側から込み上げてくるこのどす黒い感情をどうすることも出来なかった。「なぁ、牧野」『何?』いつもの電話でいつもの会話「お前さ、こっち来ねぇ?」『遊びにってこと?』「違...

  • Limited lover9

    キリ番踏んで下さった方(ニアピンの方も)リクエストお待ちしております(*´ω`*)「あの女には色気がねぇ」 朝から不機嫌な上司は書類からいきなり顔を上げると、こんなことを言い出した「司様?」心配する西田の声を無視して司は昨夜の事を思い出す。俺がアイツの服の袖を捲ったとこまでは良かった。見つめあって、キスする雰囲気になったから顔を近付けたら『ストップ!』『あ?』『あっぶなー!!ちょっと、いつまで触ってんのよ...

  • 愛しのCordonnier4

    あれからツクシの母親が出て来て従者が新しい服を持ってくるまでに湯を沸かすからと言われた汚れだけ落とし湯から上がるとツクシが腕を応急処置してくれた城の自室に戻ったツカサは巻かれた包帯を見つめる何であんなことしたんだ……アイツがどうなろうと関係ねぇのに気が付けば身体が勝手に動いていた。『もっと優しく出来ねぇのかよッ!!』『男の子でしょうが!!これくらいでグダグダ言わないの!!』『おま!!俺をガキ扱いすんなッ...

  • 沈まぬ太陽3(総二郎BD)

    私信n***様嬉しいお言葉ありがとうございます!!まさかまさかの収穫です!(*´ω`*)H*朝早くからのお仕事お疲れ様です!!お話楽しんで頂けて私も嬉しいです!今日はもう1つ有ります!何時に出現するかはわかりませんが笑『お前まさか、毎日行ってる訳じゃねえだろうな!?』「行くわけないじゃない。バイトがあるし」司はこの時ほど彼女が勤労処女で良かったと思ったことはない。処女?処女ではもうねえな。なんだっけ?少年か?...

  • Limited lover8

    「司、紹介するよ。彼女は牧野つくし俺と静の妹みたいな奴なんだ。優しくしてやって」俺らや静以外で類が親しくしている人間が居ることにも驚いたがそれがまさか、コイツとはね。と、言うことはだ、俺らはどうやっても出会う運命にあったって事になる。「初めまして、牧野つくしです。」気まずそうに頭を下げる牧野を見て自然と頬が緩む「道明寺です」そういや、こいつに名乗ったこと無かったな「類にこんな素敵な友人が居たとは驚...

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