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本の日記 https://plaza.rakuten.co.jp/na15735/

ちょっとかたよった読書趣味ではありますが、本を通じて感じたことをつらつらと書いていきたいと思います。

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2018/09/21

1件〜100件

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  • もくもくれんの読書日記からのお知らせ

    ここしばらく、ミステリー関係の本のブログがNGワードに引っかかってしまい、投稿できない状態が続いていました。 なるべく「あ、これかな」という語はのぞいていたのですが、題名ともなるとそうもいかないので、

  • 「第八の探偵」は作り込まれたミステリー

    まずこの本、目次も何もない。 ものすごくややこしい設定であるのに、いきなり始まる。 海外ものに絶対不可欠な登場人物も、2人ちょろっと載ってるだけ。 確かにこの小説、生身の登場人物は2人しかいない。 後は

  • 不測の事態に遭遇しまくる泥棒「泥棒が1ダース」

    ルパンタイプの怪盗は、世界中の本の中に存在するが、共通しているのはみなさん鮮やかな手口で読者を喜ばせてくれるということ。 でもこの怪盗はちょっと違う。 ​【中古】泥棒が1ダ-ス /早川書房/ドナルド・E.

  • 「忌名の如き贄るもの」

    村に伝わる「忌名の儀礼」 子供の無病息災を願い行われるその儀式は、7歳と14歳になったとき、子供自身が1人で山道を歩き、滝つぼにお札を投げ込むという奇妙なものだった。 その儀式の最中、絶対守らなければな

  • タイムトラベルしながらミステリーサスペンス「リピート」

    大どんでん返しの名作「イニシエーション・ラブ」の作者の作品。 ​ リピート (文春文庫) [ 乾 くるみ ] ​ さすがに「イニシエーション・ラブ」ほどのインパクトはなかったけど、結末に至るまでは、こちらの

  • 謎とハードボイルドでお腹いっぱいになる「スリープウォーカー」

    久しぶりに面白い海外ミステリーを読んだ気がする。 ここんとこ、海外の特殊な長編純文学系もどきに挑んでいたのだけど、頭が溶けそうになってリタイアした。 謎と殺人とアクションのハードボイルドにまみれたこ

  • 「天使の囀り」

    前々から気になっていた本をやっと読んだ。 SFの括りとか聞いていたんだけど、 どこが!? おもっきりホラーやん! ​ 天使の囀り (角川ホラー文庫) [ 貴志 祐介 ]​ 実話ホラーは好きだけどホラー小説は

  • 「知れば恐ろしい日本人の風習」

    この感じの本は、けっこう今まで読んできたので、まあ知ってることが多いかなあと思って本屋さんでちょっと迷ったのだけど、結果買ってよかったです。 ​​ 知れば恐ろしい 日本人の風習 「夜に口笛を吹いてはな

  • 今年たまたま見た「チャイルド44」

    2022年が明けて、少したったころ「チャイルド44」の映画をDVDで見た。原作が面白かったし、映画もそれなりに評価が高かったので。まさか、その後ロシアが侵攻すると思いもしなかった。 ​ チャイルド44 森に消え

  • 荒唐無稽だけどちゃんとしている「あと十五秒で死ぬ」

    自分の脳は決して新しいミステリーを拒否しているのではないな、というのが今回わかった。 ​ あと十五秒で死ぬ (ミステリ・フロンティア) [ 榊林 銘 ]​ 15秒というのをコンセプトにした短編ミステリー4編。

  • アンソロジーの面白さ「折りたたみ北京」

    オリンピックに合わせたわけではなくて、ほんとにたまたまでした。 ​ 折りたたみ北京 現代中国SFアンソロジー (ハヤカワ文庫SF) [ ケン・リュウ ]​ 定期的に読みたくなるのがSFで、でも実際あまり詳しくな

  • 「三浦老人昔話」江戸でやらかしてしまった人たちの話

    以前に比べて時代物がずいぶん多くなったなあと感じる。 装丁も可愛いらしいのまであったりして、女性も手にとりやすくなった。 時代ものはジジイたちが読むものというイメージというか偏見というのも強かった。

  • 1950年代のソビエトというだけでもう怖い「血の葬送曲」

    1951年ソビエト。 現在のロシアでさえ正直感心薄いのに、この時代のソビエトなんて、ただ恐ろしい共産国というイメージしか無い。 同じ時代を描いた「チャイルド44」も恐ろしいソビエトだったけど、こちらは恐ろ

  • サスペンスとメッセージもたっぷり「狼たちの城」

    ある日突然、 自分の身のまわりのもの、服や靴、本やゲーム、集めていたコレクション、大切な思い出の品、それらをすべて奪われて、家族全員が平和に暮らしていた家から追い出される――。 現実にそんなめにあった

  • 「孤島の来訪者」はホラーでSFでサスペンスに満ちた本格もの

    ホラーでありSFでもありの、サスペンス感もたっぷりで、もうそれだけで腹いっぱいになりそうだけど、結果ジャンルでくくればやっぱり本格ミステリー。 ​ 孤島の来訪者 [ 方丈 貴恵 ]​ 読み始めて「ああそうい

  • TOKUGAWA15

    徳川将軍たちがズラリと並ぶ。 ​ TOKUGAWA 15 徳川将軍15人の歴史がDEEPにわかる本 [ 堀口茉純 ]​ 歴史好きを豪語する自分でも、徳川将軍を全部知ってるか?と言われると、かなりピンポイントで抜けている。

  • 本格ミステリー大御所の世界を楽しむ「下り“はつかり”」

    鮎川ミステリーを始めて読んだのは、まだ十代の頃で。 何を読んだのか忘れたが、そのころはオドロオドロしいのが好きだったので、探偵ではなく刑事たちが活躍する現実的な世界観はしっくりこなかった。 本格もの

  • 「オッドトーマスの受難」

    オッドトーマスと出会ったのはもう10年以上前のこと。 映画化もされた傑作「オッドトーマスの霊感」は抜群に面白かった。 しかし、この続編の評価はあまりよくなかった。 オッドの語りが暗い――というのを筆頭に

  • 自然界で起きている「超常現象の謎」

    家の中の本の山から発掘した本。 ​ 【中古】 自然界で起きている超常現象の謎 / ミステリーゾーン特報班 / 河出書房新社 [文庫]【メール便送料無料】【あす楽対応】​ いつの本だ? と思ったら2012年。 読

  • 「カラス屋の双眼鏡」

    「カラスの教科書」の松原先生による楽しい生き物観察のお話。 ​ カラス屋の双眼鏡 (ハルキ文庫) [ 松原始 ] ​ カラスの教科書を読んでから、カラスを見る目が少し変わり、ハシボソかな?ハシブトかな?と見

  • 悪人がつくった日本の歴史

    明智光秀、吉良義央、田沼意次――そうそうたる名前が並ぶ。 平将門、由比正雪、徳川綱吉――どの方もフィクションの世界では鬼のような存在。 長屋王、道鏡、日野富子――確か歴史に出てきた。何かあまり良くない人だっ

  • 「死刑執行人サンソン」

    これほどまでに、死刑執行人が差別を受けて暮らしていたとは知らなんだ。 ​ 死刑執行人サンソン 国王ルイ十六世の首を刎ねた男 (集英社新書) [ 安達正勝 ]​ フランス革命の直前に開発され、その後実力をお

  • 「犬たちの江戸時代」

    「江戸に多いもの、伊勢屋稲荷に犬の糞」と落語などでもネタにされていることから、そんなに犬が多かったのか?と、疑問に思った著者が、改めて史料を集め文献調査に取り組む。 裏表紙のあらすじにチラリと目を走

  • 「世界一周ひとり飯」

    まだまだ海外旅行は遠い今だからこそ、あえてこんな本を読んでみた。 ​ 世界一周ひとりメシ (幻冬舎文庫) [ イシコ ]​ 初めて読んだときより、今回再読した方が面白く感じたのは、もう手に入らないものへの

  • 「凍える島」

    近藤史恵さんの作品は、「タルト・タタンの夢」を始めとした日常系ミステリーしか読んだことがなかった。なので陰惨な殺人の長編であるデビュー作のこの作品にはずっと興味を持っていて、読もうと思っていながらつい

  • ロマンティック時間SF傑作選「時の娘」

    いろんな作家の作品が一度に読める傑作選は、SFが一番好きだ。 たぶん他のジャンルよりも作家を知らないからだと思うのだけど。 ​ 【中古】 時の娘 ロマンティック時間SF傑作選 創元SF文庫/中村融【編】 【中

  • 「彼と彼女の衝撃の瞬間」

    まさに一気読みのサスペンス。 ​ 彼と彼女の衝撃の瞬間 (創元推理文庫) [ アリス・フィーニー ]​ 「His&Hers」の現代どおり、「彼」の視点と「彼女」の視点が順番に繰り返される形式。 彼はくたびれた中

  • 「マタギ奇談」

    題名を見ると、マタギが語る実話怪談という感じだが、そういった内容ではない。 ​ マタギ奇談 (ヤマケイ文庫)​ マタギといえば、クマをメインに狩猟をする人といった認識だった。 確かにそのとおりではあ

  • インタビュー・ウィズ・ザ・プリズナー

    「開かせていただき光栄です」シリーズの第三弾にして最終作。 ​ インタヴュー・ウィズ・ザ・プリズナー (ハヤカワ・ミステリワールド) [ 皆川 博子 ] ​ ミステリーというより、もう壮大な歴史小説。 舞台

  • ホラーとミステリー「火のないところに煙は」

    ホラーもミステリーも両方楽しめる連作短編。 ​ 火のないところに煙は (新潮文庫) [ 芦沢 央 ]​ 怪談を書くことになった作家は、長く封印してきたある出来事を書くことにした。 それは、友人を介して知り

  • 「偉人たちのカルテ」

    歴史人物たちの死因をテーマにした本。 ​ 偉人たちのカルテ 病気が変えた日本の歴史 (朝日文庫) 篠田達明9784022617576【中古】​ 死因といっても、暗殺や変死などではなく “病死”。 比較的長生きした徳川家

  • 「開かせていただき光栄です」

    お気に入りシリーズの第三弾が出たということで、当然喜んだものの、 第一弾が出たのは10年以上も前のこと。 ほぼうろ覚え状態に近かったので、再読することにした。 ​ 開かせていただき光栄です (ハヤカワ・

  • じわじわとしみ込む怖さ「怪談を書く怪談」

    ゾっとしたり、ひぇ~と叫んだり、そんなタイプの実話怪談ではなく、じわじわとしみ込み、しみじみと感じ入ったりしてしまう怪談。 ​​ 怪談を書く怪談【電子書籍】[ 加門 七海 ] ​​ なぜか惹かれてしまう人

  • 奇説無残絵条々

    「無残絵」とは、江戸末期から明治にかけて、芝居の中の残忍な場面を描いた浮世絵のこと。 ​ 奇説無惨絵条々 [ 谷津 矢車 ]​ 題名は「無惨絵」となっているが意味は同じなので、どっちでもいいらしい。 とい

  • 「指差す標識の指標」

    「1人の言い分だけでは不平等」 「相手側の意見も聞く」 「第三者の客観的な目線も大事」 てことを、実践し納得させてくれた小説。 ​ 指差す標識の事例 上 (創元推理文庫) [ イーアン・ペアーズ ]​ 166

  • 「火曜クラブ」

    最近、新しい本にチャレンジしてコケる確率が高くなってきたということもあるし、お家時間が長いということもあるし、仕事も減ったということもあるし、それによって小遣いが減ったということもあって、いろいろな事

  • 山の霊異記「赤いヤッケの男」

    安曇さんの山岳怪談は好きなシリーズ。 ​ 山の霊異記 赤いヤッケの男 (角川文庫) [ 安曇 潤平 ]​ 怪談につきものの暗さやしっとり感がない。 だからがっつりとした怪談を欲していない時に読みたくなる。

  • 「金田一耕助」は疲れた心の特効薬

    ここ数日大ハズレな本に取り組んでいたので、気分が悪い。 「おもんなあ」と思いつつ、ラストが気になるのでがんばって読んでいたら、そのラストが一番バカバカしくてひっくりかえった。あー、ほんと評価って人によ

  • 今読んでよかった「老いの福袋」

    じいちゃんばあちゃん世代が書くエッセイや生き方についての本にはすぐに目がいく。 若い頃は孫として、今は娘として、いろいろ参考になることや興味深いことが多い。 作家選びの1つとして、同世代というのは重

  • 「異職怪談」

    その職業ならではのエピソードというのは楽しい。 名著『お弁当の時間』が好きな要因の1つでもある。 てことで、きっと怪談もドキドキさせてくれるだろうと期待して手に取った。 ​ 異職怪談 [ 正木 信太郎 ]​

  • 「法廷遊戯」

    今まで法廷ものはハマるかスべるか両極端だったので、よっぽど信頼できる作家のものしか読まないことにしてるが、こちらデビュー作で評価も高いということでチャレンジさせていただいた。 ​ 法廷遊戯 [ 五十嵐

  • 「東京の幽霊事件」

    ワけあり物件には、必ずワけがあるのと同じく、 妙な噂や心霊スポットと呼ばれるところにも、何かしらワけがある。 これは東京に散らばっているそんなワケをリポートした本。 ​ 東京の幽霊事件 封印された裏歴

  • 「扉は閉ざされたまま」

    ずいぶん前に読んでおもしろかったミステリー。 あの時は図書館で借りたので、今回古本屋さんで見つけて再読。 ​ 扉は閉ざされたまま 長編本格推理 (祥伝社文庫) [ 石持浅海 ]​ 犯人が最初からわかってい

  • 「日本妖怪巡礼団」

    先日、悪魔憑きをテーマにしたホラー映画を見た。 実話だったので、「へえ~すげえ~」と感心して見ていたが、あまり恐怖心は起こらない。 怪奇現象の海外ホラーは、正体が暴かれるまでのシチュエーションが面白

  • 「とんでもない死に方の科学」

    本屋さんでパラパラと目次を見た瞬間、買うことを決めた。 気になる死に方がいっぱい載っている。 ​ とんでもない死に方の科学 もし●●したら、あなたはこう死ぬ (河出文庫) [ コーディー・キャシディー ]​

  • スウェーデンの犯罪小説「時計仕掛けの歪んだ罠」

    スウェーデンのミステリー。 本格謎解きタイプではなく、サスペンス調の犯罪小説。 ​ 時計仕掛けの歪んだ罠 [ アルネ・ダール ]​ 冒頭、廃屋のような屋敷に突入していく主人公のベリエルたち警察官の場面か

  • 「世界の日本人ジョーク集令和編」

    退屈しのぎに、ちょっとした時間に、気分が重いときに、サクッ読むには絶好のこのシリーズ。 いよいよ令和編登場。 ​ 世界の日本人ジョーク集 令和編 (中公新書ラクレ 720) [ 早坂 隆 ]​ さっそくコ

  • 「続々怪談和尚の京都怪奇譚」

    大好評シリーズ第三弾 ​ 続々・怪談和尚の京都怪奇譚 (文春文庫) [ 三木 大雲 ]​ ワクワクしながら読ませていただきました。 今回は著者自身が体験されたことが、けっこう印象に残りました。 しょっぱ

  • ちょっとした出来事に翻弄される警察官「深追い」

    古本屋さんの特売で手に入れた単行本。 うそ、これが100円!?という本がいっぱい。 山ほどほしかったけど、あいにく荷物が増えると困る日。 涙をのんで2冊。 結果大当たり。 これだから古本屋巡りはやめられな

  • マイベストテン一位「お弁当の時間」

    今回めでたく500記事に到達しました! こんなに続けられると思っていなかったので、自分で自分をほめております。 と言っても、書くペースは非常にマイペースですが。 ブログというものにチャレンジするのは、

  • 神無き月十番目の夜

    伝説や言い伝えをたどると、その奥に恐ろしい事実が隠されていたりする。 これもそんな史実の1つだろうか。 ​ 神無き月十番目の夜(小学館文庫) [ 飯嶋 和一 ]​ 水戸藩の領域である小生瀬の村に派遣された

  • 「造花の蜜」は奇妙な誘拐活劇

    以前、身代金が目的でない誘拐の本のことを書いたが、こちらは身代金が目当てでありながら、その身代金がもらってもいい種類の身代金というお話。まあそれは、犯人の勝手な言い分ではあるけれど。 ​ 造花の蜜(

  • 「迷家奇譚」になぜかときめく

    時々、読書の中で出くわす偶然がある。 意識したわけでもなく、同じテーマや歴史人物や、同じエピソードがたて続けに出てくる。 今読んでいる本と同じものが、一冊前に読んで本にも出てきた。すでにその前にも出て

  • ありえないからこそ面白い「誘拐遊戯」

    現実の世界では、誘拐は成功率0、重罪の上殺人が伴うと死刑。 割に合わない犯罪ということで、まず起こらない。 しかしミステリー小説の中では、警察と犯人との攻防戦がハラハラドキドキでサスペンス性抜群の分

  • 「バッタを倒しにアフリカへ」

    生物関係の博士たちは、テレビなんかで見ても、仕事!というよりもとても楽しそうだ。何かを探す場面になると、のめり込んで夢中になっている感じが子供のころの自分を見ているようで、こっちまで楽しくなる。 生

  • スウェーデンのサスペンススリラー「砂男」

    アメリカ警察小説とは違って、汚いジョークなんか一切言わない真面目さと重苦しさ。それもまた魅力の北欧ミステリー。こちらはスウェーデンの作品。 ​ 砂男(上) (海外文庫(ミステリー)) [ ラーシュ・ケプ

  • 「この声が届く先」

    1997年発表以来、長いスパンで書かれている探偵シリーズ。こちらも一年に一作程度という長いスパンで読んできた。でももうすぐ追いつきそうです。 ​ 【中古】 この声が届く先 創元推理文庫/S.J.ローザン【著

  • 「パリのアパルトマン」

    フランス生まれで、高校卒業後はアメリカという作者のプロフィールを見て納得。 クリスマス前の2つの国の街のごちゃごちゃ感がリアルで、ロマンチックのかけらもかんじないところが逆に良い。 ​ パリのアパルト

  • 「十二人の手紙」

    「井上ひさし」の本は読んだことがない。 今回、面白いミステリーという評価をどっかで見て、読んでみた。 ​ 十二人の手紙 (中公文庫) [ 井上ひさし ]​ ミステリー性は強いと思うけど、推理とかサスペンス

  • 「たかが殺人じゃないか」

    ミステリーとしてはもちろんのこと、 自分の両親、祖父母は、この時代の登場人物なんだということを知るには恰好の小説だ。 ​ たかが殺人じゃないか 昭和24年の推理小説 [ 辻 真先 ]​ 昭和24年、推理小説研

  • ニュージーランドの明るさと強さを感じるミステリー「死んだレモン」

    小説や映画は、それぞれの国のことがよくわかる。 地理の勉強や一部分だけを切り取ったニュースでは、なかなか国民の暮らしや日常はわからない。 で、今回はニュージーランドのミステリー。 ​ 死んだレモン

  • 「カメレオンのレオン」

    読んだ本が2冊続けて、面白くないと疲れる。 どちらも評価が高かったので、期待していただけに、よけいに疲れた。 サスペンスドラマを活字で見ているみたいだった。 やっぱり本や映画の評価ってあてにならない

  • 「きたきた捕物帖」

    宮部さんの新シリーズの捕物帖が始まった。 ​ きたきた捕物帖 [ 宮部 みゆき ]​ 表紙のイラストが可愛らしい。 これだけで、楽しんで読めそうだというのがわかる。 16歳の岡っ引き見習い「北一」が主役。

  • 「図書室の怪」

    これってミステリーかな?ホラーかな? 本屋の平台に乗ってるこの本を見たときの最初の疑問。 ​ 図書室の怪 四編の奇怪な物語 (創元推理文庫) [ マイケル・ドズワース・クック ]​ ホラー小説は、過去の時

  • 「鶴屋南北の殺人」

    新刊が出るのが楽しみになる作家の1人「芦辺拓」さん。 今回はどんなテーマに挑んでくれたんだろうと毎回わくわく。そしていつもニヤリ。 ​ 鶴屋南北の殺人 (ミステリー・リーグ) [ 芦辺 拓 ]​ またまた今

  • 「メインテーマは殺人」

    前作の「カササギ殺人事件」が海外ミステリーの話題をさらった。 二作目はハードル高くなるだろうなあ、と思っていたが、どうもそのハードルをやすやすと飛び越えてしまったみたいで、こちらも高評価。 ​ メイ

  • 「黒武御神火御殿」

    ほっこりしている宮部さんの時代ものが好きで、楽しみにしているシリーズの1つ「三島屋変調百物語」シリーズ。連作短編で、毎回様々な怪異ドラマを楽しませてくれる。久々に江戸に帰ってきた、みたいな気分になって

  • 不朽の名作「戻り川心中」を読み返す

    本によって年齢を選ぶ本がある。 もっと若い時に読んでおけばよかった。 今読んでよかった。 もちろんこればっかりは人によってそれぞれ。 見逃しがちなのは、若い時に読んでいて、 当時「いまいち実感がわか

  • 「危険な世界史」

    歴史のエピソードをいくつも集めたこのタイプの本はよく読む。 短い文章ながら、読者の興味を確実に惹いてくれるので、けっこう印象に残る。 「どっかで聞いたなあ」というエピソードは、だいたいこういう本から得

  • カメの甲羅はあばら骨

    「たとえば人間でいうと――」 人間以外の生き物を表現する時に、そんなたとえ方はよくするが、それを画像として見せてくれる本。 ​ カメの甲羅はあばら骨 〜人体で表す動物図鑑〜 (SBビジュアル新書) [ 川崎

  • 暗いところで待ち合わせ

    「乙一」のミステリーはほぼ網羅している。 あの独特の残虐&癖のある世界観がとても好きでしょうがない。 これはミステリーとは知りつつ、無意識に近い状態で敬遠していた。 というのも、恋愛ものとしても

  • 「偉人たちのあんまりな死に方」に驚き

    偉人の功績を紹介した略歴なんかでは、「35歳没」とか「50歳病没」とかで締めくくっている場合が多い。成し遂げたことの方が大事だし、死んだ病気の内容まで知る必要もないから。それはそうだ。 「へえー、意外と早

  • 「我らが少女A」で文学する

    とりあえず、本格推理、犯人捜し、スリルとサスペンスのクライムノベルを期待して読んではいけません。 それでもやっぱり、こちらはミステリーなのではないかと思います。 ​​ 我らが少女A [ 高村薫 ]​ 風俗

  • マーダーズ

    十数年前、確か十代が起こす事件が増えた頃だったか、「なぜ人を殺してはいけないのか」という本が出て話題になった。 この小説はその答えを出してくれる――本ではなく、 その答えを出してくれない本だ。 ​

  • 「風と共に去りぬ」を思い出しながら

    まるで南北戦争だな トランプ支持とバイデン支持層の分布を見ていて思った。 ​ フランクリン・ミント 風と共に去りぬ スカーレット・オハラ​ 「風と共に去りぬ」を初めて読んだのは中学生の時だったが、スト

  • イニシエーション・ラブ

    ​「どんでん返しのおすすめ小説」というと、どのサイトでも登場するのが「葉桜の季節に君を想うということ」や「十角館の殺人」など顔をそろえる定番の数々。 どれも納得の作品で、毎回気持ち良くどんでん返され

  • まさに偉人!異人!初代市川團十郎「夢の江戸開き」

    歌舞伎は一度も見たことないが、時代ものを読むと普通に出てくるし、浮世絵見るのが好きなので、何か知っているような気になっている。 テレビを見ていても、市川とか中村とか普通に出てくるし、歌舞伎の映像も見

  • ノースライト

    「さあて、また感動させてもらおう」 と、久々の横山秀夫ワールドを手にした。 ​ ノースライト [ 横山 秀夫 ]​ 最初の方けっこう退屈…という声もあったとおり、「ああ確かに退屈だなあ」という箇所もそこそ

  • 「まほり」の怖さの始まりは子供の頃の奇妙な記憶

    大学生の「勝山」は、飲み会を兼ねた卒業研究の会合に参加する。聞きなれた他愛もない都市伝説の収集を、ちょっと上から目線で見ていたが、1人の女子大生が話した「友達から聞いた子供の頃の奇妙な体験」に興味を持

  • 風神雷神

    誰もが知るところの名画「風神雷神」 その作者「俵屋宗達」の人生はあまり知られていない。 ​ 風神雷神 風の章 [ 柳 広司 ]​ あまり知られていない人の人生は、創造が入りすぎて、時々それを通りこして捏造

  • 潮首岬に郭公の鳴く

    まず、表紙と中身にギャップがあり過ぎる。 確かにこの三人の娘さんたちを中心に回っていく話だけれど――なんか違う。 まあ、そんなことはどうでもいいんだけど、なんか気になったので。 ​ 潮首岬に郭公の鳴く

  • 語りの魅力「怪談日記」

    ミステリーや恋愛もの、SF、コメディ…映画や本などそれぞれ表現する媒体によって、伝わり方や感じ方が違う。 怖い話も当然そうだが、特に“語り”という分野は、怖い話が持っている特別な部分だと思う。 稲川淳二

  • 1793

    1973年 この年、世界史上最も有名な出来事の1つといえるフランス革命がピークを迎え、ルイ16世とマリーアントワネットが処刑された。 この物語の舞台はそのフランスではなく、北欧スウェーデン。 激動のフラン

  • 「わが母なるロージー」かなりネタバレ気味です。

    盆休みが明けた週初めの日、 大きな本屋さんの中のカフェで、1人でもくもくとお昼してたら、 自分と同じような年代の、いわゆる「お母さん」と呼ばれている人たちがいつにもましていっぱいいた。 ほとんど1人

  • ときどき旅に出るカフェ

    旅とかカフェとか、今めいいっぱい楽しめないけど大好きな言葉が2つも入っている本を本屋さんで見つけたので、吸いつけられるように手にとった。 ​ ときどき旅に出るカフェ (双葉文庫) [ 近藤史恵 ]​ ビス

  • 日航123便墜落の新事実

    あまりの恐ろしさに吐き気を覚えた。 ​ 日航123便 墜落の新事実 目撃証言から真相に迫る (河出文庫) [ 青山 透子 ]​ 歴史上で政府が隠蔽し闇に葬ってきた事件はたくさんある。 松本清張の「昭和史発掘」

  • 森は怪しいワンダーランド

    年くってくると、どうしても海より山派になってくる。 子供の頃や若い時は、それなりに海を楽しんだけど、今は魚介を食べるしか楽しみ方を知らない。 遠くから見る景色は、海の方がキレイだと思う。 でも、懐に

  • くノ一忍法帖

    「くノ一」といえば、女忍者というのが常識的になっているが、かつては隠語で単に「女」を示すだけの言葉だったようだ。それを女忍者として定着させた大きな要因の1つが山田風太郎の忍法帖シリーズといえそうだ。

  • 関西怪談

    ​怖い体験談は書く人によって随分と違ってくる。 自分を出さずに淡々と逸話を編集していくタイプはリアルで怖いが、逆に怖くないと持たないというのもある。 ありきたりな話や「何?それ」って話がつまらなく感じ

  • 家の中のすごい生きもの図鑑

    読み終えるのがもったいない本だった。 ​ 家の中のすごい生きもの図鑑 [ 久留飛克明 ]​ 「あ、虫だ」と見つけたら子供が目を輝かせるタイプの虫ではなく、 「うげぇ、虫だ」と大人が顔をしかめるタイプの虫

  • 手ぬぐいのちょっとした話

    外出先のトイレで、手洗いの後に風で乾燥させるやつ、あれが嫌いなので、何かしらハンカチのたぐいはカバンに入っている。 といっても、ただの布のハンカチはすぐにびちゃびちゃになるので、小学校の頃から嫌いだっ

  • 休日はコーヒーショップで謎解きを

    なんて今年のGWにぴったりの題名。 でもコーヒーショップはいけませんねえ。お家で謎解きしましょう。 ​ 休日はコーヒーショップで謎解きを (創元推理文庫) [ ロバート・ロプレスティ ]​ この作者の本は

  • 本好きのジレンマ

    ちょっとしたヒマがあれば、読みかけの本をすぐに手に取ってしまうのが、面白い本に出合った時の状態。 反対にヒマができても、「あー、今読書の気分じゃない」とか「明日読も」と開くことが億劫になってしまうのが

  • 「死者の国」は題名にそぐわない気がしたが…

    重々しい題名と、辞書並みの分厚さに一瞬たじろいだ。 読み始めると全然重くはなかった。 最初からいきなりヤサグレ気味の刑事がハードボイルドに暴れ回る。 海外の刑事ものの定番となりつつある離婚歴、あるいは

  • ロードサイドクロス

    定期的に会いたくなる2人がいる。 サックスとダンス。 ジェフリー・ディーヴァーが生み出す世界で活躍する女刑事たちだ。 ​ ロードサイド・クロス 上 (文春文庫) [ ジェフリー・ディーヴァー ]​ サックス

  • 「国語教師」は恋愛小説でもある

    先週読んでたミステリーが、退屈で退屈で、よっぽど結末だけ読んで放り投げようかと思ったんだけど、どうにか耐える毎日だった。こういうのに遭遇すると、先にレビューを読んだ方がいいのかなと思ってしまう。「めち

  • ブルーバード、ブルーバード

    決して大きくない日本という国でさえも、地域によって土地や人の気質は違う。アメリカのような大国になると、その違いは外国からは当然のように見えない。 ​ ブルーバード、ブルーバード (ハヤカワ・ミステリ)

  • 私は幽霊を見ない

    幽霊を見たことのない著者が、幽霊を見ようとがんばって、心霊スポットに連れて行ってもらったり、出るという場所へ出向いていったりする。なんだそういう本? で終わらないのがこの本でした。 ​ 私は幽霊を見

  • ディオゲネス変奏曲

    『13・67』の作者「陳浩基」の10周年を記念して出された短編集。 ​ ディオゲネス変奏曲 (ハヤカワ・ミステリ) [ 陳浩基 ]​ 『13・67』を読んでいなければ手に取らなかっただろうし、ゆえに『13・67』のイメ

  • 償いの雪が降る

    サスペンスであり、冒険であり、青春小説でもあり、正直腹いっぱいになる作品だ。 ​ 償いの雪が降る (創元推理文庫) [ アレン・エスケンス ]​ 大学生の授業で、身の回りの人の伝記を書くことになったジョー

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