平等と公正の違い。 私は日本心理学会の認定心理士です。認定心理士の会というのがあって、いろいろな講演の案内が送られてくるの…
60年以上前に人工知能を予測していた企業経営者の存在。 オーディオコンポ。私の中学時代、音楽というものは「オーディオコンポ」と呼…
『頭がいい文章 バカな文章(プレジデント2023年0324号)』
「自分が伝えたいことを書く」から「相手が求めていることを書く」へ。 以前勤めていた会社でのお話・新しいシステムを導入するこ…
拡大を続けるコンテナ海運業界を生み出したのは業界外から来た人間の発想。 大学を卒業して入った会社は都市銀行の一つ。(私が就職活動していた当時は都市銀行は13行あり、そのうちの1行です)
『現場ですぐに使える!Pythonプログラミング逆引き大全400の極意』
紙の本が持つ検索性。 まだ、パソコンのインターネット常時接続が普及していなかった頃、机の上には、ナツメ社という出版社が出していた「ハンドブックシリーズ」が置かれていました。Excel、Word、Access。新しいバージョンが出たり、そのアプリケーションを使い始めることになるたび、買い求めていました。いろい…
「本当に必要な人に届け、本当は必要ない人には届けない」という生活保護行政の難しさ。 「生保」。金融機関の略称として、金融機関には独特の略称があります。今では半ば死語の都市銀行は都銀(とぎん)、地方銀行は地銀(ちぎん)、信用金庫は信金(しんきん)、信用組合は信組(しんくみ、しんそ)、生命保険会社は生保(せいほ)、損害保…
臓器移植に関する報道の表と裏。 私は二人兄弟の弟です。勉強して大学に行こうとするきっかけでもあり、お手本のような存在だった兄の存在はとてもありがたかったです。でも、兄弟みんながみんなそうかというと、どうもそうではないようです。私の小学校の時のクラスメートのS君の家も、私の家と同じで二人兄弟で、彼は兄、長男で…
「中山七里のどんでん返し」。 私が小学生のこと、住んでいた静岡市のTVの民放局は2局。TBS系のSBSテレビとフジテレビ系のテレビ静岡。お金がないが映画好きの小学生だった私にとって、SBSテレビの「月曜ロードショー」とテレビ静岡の「ゴールデン洋画劇場」は毎回とても楽しみにしていました。その2番組で観た映画の…
権謀術数の効果と限界。 私が大好きな芸人、居島一平氏。部類の映画好きの居島氏が、自分だけの物まねで映画ののものを再現してしまうという芸があります。そんな居島氏の再現する映画に一つが『砂の器』。居島氏が再現するのは1974年に松竹で映画化されたものですが、この作品、他にも1962年、1977年、1991年、2…
好きか嫌いかは横に置き、まずは相手国を知ることの大切さ。 2022年5月、尹錫悦氏が第20代大韓民国大統領に就任しました。2022年9月、尹錫悦大統領は国際連合総会に出席するために訪米していた岸田首相に対しアポなし訪問を決行、これを韓国側は「会談」と主張し、日本側は「懇談」と主張しました。2022年3月、尹錫悦大…
もはや「風評加害者」と化した日本の野党と左派メディア。 2023年4月、歌舞伎町タワーがオープンしました。で話題になったのは2階…
国家の腐敗状況を可視化する指標「腐敗認識指数」と「縁故資本主指数」。会社で、あるプロジェクトがうまくいかなくなり プロジェクトは途中で終了しました。その振り返りのミーティングの出来事。プロジェクトメンバーそれぞれがかなりクセのある人で、そのために、資料作成させられたり、急なミーティングに呼び出される関係者も多く、プロジェ…
日本を研究していても起きてしまった中国の「バブル崩壊」と「少子高齢化」。 2022年7月、国連が発表した「世界人口推計2022(World Population Prospects 2022)」によると、中国の人口は2022年に14億2,589万人と減少に転じたとしています。また、2023年にはインドの人口が中国を上回り、世界最多の人口を有する国になる見…
『ビジネス書ベストセラーを100冊読んで分かった成功の黄金律』
シントピカル読書。 私が社会人になったのは1990年4月。まだ、インターネットなど存在しない世界。ですから、情報源としての「本」の価値は、今よりずっと大きかったのではないかと思っています。そんな社会人1年目のころ、同期が「これやると絶対に成功するって法則があるのを見つけたよ」って言ってきました。私が「…
「ブログリーダー」を活用して、読書人後田さんをフォローしませんか?
平等と公正の違い。 私は日本心理学会の認定心理士です。認定心理士の会というのがあって、いろいろな講演の案内が送られてくるの…
「政治資金パーティーの収入の不記載問題」を「裏金」と報じることへの違和感。 「白河の 清きに魚も 住みかねてもとの濁りの 田沼恋しき」
SNSは酒。やらずにすむならやらないほうがいいのに、ついやってしまうモノ。 インターネットの社会的な浸透によって目にすることが増えた言葉、「フィルターバブル」と「エコーチェンバー」。
商品やサービスを知らない、知っていても興味がないユーザー、「未顧客」。 私は大学を卒業してから、一貫してサラリーマンコースを歩んでおります。
「CEP」と「他者の合理性」。 広告宣伝。TVやラジオなどメディアに接するということは、大量の広告宣伝に接することを意味し…
「智に働けば角が立つ・・・」の締めくくりの文章とは。 作家の名前は知っているけど、その作家の作品をまともに読んだことがない作品は山ほどあります。
身近な「this」の意外な機能。私がX(旧Twitter)でフォローしている谷本真由美さん(めいろまさん)。イギリス在住で、海外に住んでいる日本人という目線から、日本に住んでいる日本人が「えっ?そうなの?」といった情報を積極的に発信しています。また、文化放送のラジオ番組「おはよう寺ちゃん」のレギュラーコメンテータ…
混同行為と冒用行為。 先日、「一般社団法人生成AI活用普及協会(GUGA)」が主催する試験『生成AIパスポート試験』」が開催されました。
龍の三段に曲がった姿の意味。 私の職場にある卓上カレンダー。2023年からカレンダーを自作するようにしています。
「正論=正義」の落とし穴。 私は大学卒業後、今は名前もなくなってしまった都市銀行の一行に入行(銀行では入社とは言わず、こういいます)しました。
相手の迷惑も顧みず、「迷惑系ユーチューバー」扱いされても、政治家が被災地入りを強行するワケ。 「売名」「偽善」。ネガティブ…
かつては同じKGBという同門から派生したFSBとSSU。 先日見ていたBSフジプライムニュース。ロシアによるウクライナ侵略のテー…
ラベラーとよばれる人たちの存在。 「GUGA」。一般社団法人生成AI活用普及協会のことです。
「KGI」から「CSF」を経て「KPI」へ。 BIツール。BIとは「Business Intelligence(ビジネスインテリジェンス)」の略です…
生成AIはタフなバディ。 あるIT企業が「生成AIチェッカー」なるものを公開しています。文章を読み込んで、その文章がAIに…
「仲違いさせる方法」という外交術。 つまみ食いレベルではありますが、中国の古典を何冊か読んできました。ある時期までは一番好…
豊富な経験則によって作り出される高いレベルの「直感」。 2024年2月22日、日経平均株価の終値が史上最高値3万9098円68銭をつけました。
チャイルド・ペナルティ。2023年10月、スウェーデン王立科学アカデミーはノーベル経済学賞をクラウディア・ゴールディン氏に授与することを発表しました。クラウディア・ゴールディン氏はハーバード大学教授でアメリカ人経済史家・労働経済学者。テーマは「男女格差」。200年にわたる米国の労働市場のデータを分析し、就労や…
人の話は、能動的に聞いてこそ、自らの身につくもの。 会社では企画のプレビューを受ける場面が何度もあります。自分に影響が出る…
まさにブラック企業経営者のお手本ともいえる織田信長。 2023年11月、北野武監督の映画『首』が公開されました。歴史的大事件「本…
『全体主義の起原』は、読者に“解”を与えるのではなく、“考えること”を求める物語。 先日、数ある名著と呼ばれる作品の一つ、ハンナ・アーレントの『全体主義の起原』を読みました。
大規模なシステムも、それは多くの関数の組み合わせ。 仕事で毎日使っているExcel。私がExcelを初めて使ったのは、…
日本の言語空間を徹底して恐れたGHQ。 「太平洋戦争」。私は歴史の授業で習った呼称です。でも、本を読んでいると「第二次世界大戦」という呼称もあります。まあ、「第一次世界大戦」があるわけですから、「第二次世界大戦」という呼称も案外しっくりきます。
衰弱、依存、不安が促す教化。 ある人は宗教団体とか思想団体にどっぷりはまるようになってから、周囲の人がいうセリフ。「あの人は人が変わった」。こういう状況を説明するために使われる…
鹵獲補給物資(ロカクホキュウブッシ)。 日本が敗れた太平洋戦争(大東亜戦争)。敗れた理由としてよくあげられるのが「暗号筒抜けだった情報戦」。そして、「現地調達に依存…
一国民のなかに存在していた圧倒的な客観的な視点。 自分が当事者になっている出来事を人に話すとついつい、トーンを上げるなど、“盛る”人がいます。一方で、冷静に説明してくれる人もいます。“盛る”人は、聞き手の関心度を上げるためにやっているのでしょうが、実は冷静に説明されたほう…
「皮肉過程理論」。 1990年に大学を卒業しましたが、2018年に大学に入りなおしました。やりたい勉強は心理学。
民主党と共和党の双方にとって痛し痒しのグループだった白人労働者層。 2023年4月、アメリカのトランプ前大統領が起訴されました。…
日常と非日常が交錯している自衛隊員の心理状態。 2022年2月に始まったロシアによるウクライナ侵攻。日本とは、国境を接するだけでなく、北方領土問題という領土問題を抱えているロシア。ロシアによる日本侵略がなんか現実的に思えるようになりました。ロシアが日本を侵略す…
1888年の段階で国民性や人種による描写の違いがあったということ。 夏と言えば「夏休みの宿題」。「夏休みの宿題」と言えば「課題図書の読書感想文」。今だからこそ、人に頼まれたわけでもないのに、読書感想文のようなものをブログに書…
Pythonでは、変数の名前を数字から始めることはできない。 私は仕事で大量のデータを扱っています。ほとんどのデータはCSV形式のファイル。MicrosoftのExcelを使っ…
課題解決を「技術革命」ではなく「勤勉革命」で乗り越えた日本。 先日、大学院に受験するため、母校中央大学から「卒業証明書」と「成績証明書」を入手しました。
対決を解決するのは話し合いなのか武力なのか。 私が大学を卒業して社会人になったのは1990年。勤務先は某都市銀行の市ヶ谷にある支店だったことから、週末の飲み会の会場は大抵、新宿でした。ある週末もそんな感じで新宿に行きましたが、時間が余ったので、CDショップ(懐かしいで…
反論を許さない「社会的公正」という主張。 藤子・F・不二雄による日本の漫画作品に『ジャングル黒べえ』があります。私は小学校のころ、アニメで楽しみました。しかし、1989年7…
ヨーロッパの難民問題をより混乱させたロシアによるフェイクニュース。 フェイクニュース。すっかり定着した言葉です。フェイクニュースを流す人、フェイクニュースにのっかろうとする人。そして、フェイクニュースに踊らされる人。フェ…
「民主主義的価値を守ろうとする混乱社会」に勝る「非民主的な安定社会」。 「自由主義国家」と「権威主義国家」。米中対立やロシ…
バブル前から指摘されていたソフトとハードの両立の必要性。 「良いものを作れば売れる」。こんなお題目もすっかりかすんでいる感のある昨今です。
GHQの検閲回避のために誕生した私設郵便会社の会社名は「ジャパン・エキスプレス・サービス」。 戦後日本に進駐したGHQが行った「公職追放」。公職とは言いますが、なにも公務員だけではなく、戦前・戦中の有力企業や軍需産業の幹部なども対象になっ…
現在の小学生が学んでいる「PPDACサイクル」。 最近、大量のデータの集計や分析に、見よう見まねでPythonを使い始めています。そのきかっけは、最近のAccess。Microsoftのデータベース・アプリケーションですね。
「フロー」と「ゾーン」。 ハッカー。初めてこの言葉を知ったのは大学生だった1988年ころだったと思います。コンピューター雑誌か何かで、人のパソコンを乗っ取る、ネットワークに勝手に親友するなど、正直、“犯罪者”のイメージでした…