chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
株山人の投資徒然草 https://kabusanjin.livedoor.blog/

株のプロとして38年、大手運用会社を退職し八ヶ岳に住む株山人。個人投資家、シニア投資家が息長く株式投資を楽しむことを目標に活動していきます。

株山人
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2018/08/09

arrow_drop_down
  • 「やっちゃえ、日産」じゃなく「やっちまった、日産」

    日産のCM「やっちゃえ、日産」はいいのかなと思う。運転中にドライバーがハンドルから手を離して「やっちゃえ、日産」と言う。でも、この自動運転はせいぜい「レベル3」じゃないの?「レベル3」の自動運転は自動運転とはいえドライバーは運転の全責任を負う。だから、手を

  • 超長期債利回りの急上昇、その意味(3)10年債への影響

    30年債利回りが突出して上昇したが、10年債利回りもソコソコ上昇した。10年債市場は最も取引の多い国債市場で、グローバルに各国の長期債市場の動きと連動する。10年債利回りが1.5%まで利回り上昇したが、これは米国10年債利回りの4.5%への上昇に連動した

  • 群馬をディスるなかれ!(1)水沢うどん

    山梨では地元の水がとても良いので、基本的に「蕎麦」も「うどん」も「パン」も美味しい。その中で蕎麦屋がとても多く、競争も激しいため個性的な蕎麦屋が多い。正統派の「翁」、海老天が美味しい「月舎」や「くぼ田」、独特の平打ち「ヤツコマ」などなど・・・そんな場所に

  • ボーナスがなくなるって?

    ボーナスをやめる会社が増えているらしい。ソニーが賞与を廃止して月次給料に上乗せするというニュースが伝えられた。ボーナスを楽しみにしている多くのサラリーマンにはショックが走ったのだろう。しかし、ボーナスは曖昧な「あと払い給料」でしかない。日本の雇用形態が従

  • 海外投資家は日本株に強気になったのか?

    4月以降、海外投資家が買い越し(現物+先物)に転じてきた。CNBC日経では評論家が「外人買い」「外人買い」と連呼し、トランプの米国から資産が流出し欧州株や日本株に資金シフトしているとしたり顔で解説していた。確かに東証の投資家別売買では、毎週2000~6000

  • 超長期債利回りの急上昇、その意味(2)世界を見ると・・・

    米国債利回り比較上のグラフは米国債2年、10年、30年利回りを比べたものだ。今年に入ってからFRBの利下げ政策で2年債が4%前後で推移したのに対し、10年債はジリジリ上昇し4.6%まで、30年債もジリジリ上昇し5%を上回ってきた。ここ1か月の超長期債券利回り

  • 先物投機ポジションが語る「思惑」

    S&P500投機筋ポジション各資産の先物市場を使って、ヘッジファンドなどの投機筋がポジションを取る。これは現物市場を使うよりも迅速に大きなポジションを動かすことができるからだ。先物投機ポジションからヘッジファンドたちが何を考え、何を収益化しようとしているのか

  • 小泉農水相はコメ価格を下げられるか?

    江藤氏から小泉氏に農水相が変わった途端、小泉氏は「自分はコメ大臣、コメ価格を引き下げる」と明言したと同時に石破氏も「コメ価格は5キロ3000円台に下げる」と発言。石破政権内部では国民の支持率を上げる最大の政治材料になったといえる。山梨県で地元農家と話し、

  • 米インフレは収束、もしトランプかいなければ・・・

    トランプ関税があるので、米国のインフレ懸念が投資家の頭から離れることがない。いつインフレが加速しFRBが再利上げに追い込まれ、長期金利の急騰から株価が急落する、というシナリオが意識の中に残っている。確かにトランプはキワモノで、何を言い出すか分からない。だ

  • 超長期国債の利回り急上昇、その意味(1)

    日本国債年限別利回り超長期国債の利回りが急上昇している、市場でも大きな話題だ。上のグラフは2年、5年、10年、30年の国債利回りの推移だが、青線の30年債利回りが突出して上昇しているのが分かる。当ブログでは超長期国債の利回り上昇については何回か取り上げて

  • プーチン言い回しのデジャヴ感

    ウクライナとロシアの停戦交渉が進まず、トランプが乗り出したらしい。米国はとにかくシーズファイア=戦いの終結だけを目指している、全体的な和平条約を目指しているわけではない。それだけ領土問題は複雑だからだ。最近のプーチン発言を見ると、筆者には2018年の「安

  • 米国株、ナンノコッチャ、またまた割高!!!

    NYダウ益回りと長期金利トランプの関税騒ぎで多くの投資家は「米中関税協議」「トランプ中東訪問の多額のお土産」「AI半導体の大量販売」で株を買い戻している。でも予想EPSは横ばい状態で、株価の戻りとともに再び「割高圏」に近づいている。おそらく最大の問題は「トラ

  • 日経平均は赤沢さんに期待?

    日経平均と予想EPS5月というと企業決算が次々と公表され、予想ベースが前年度から次年度に切り替わる時期だ。普通なら、予想が足元から1年先に変更されるため、予想EPSが増加しPERも低下する。でも、今年はトランプ政策により次年度に切り替わっても予想EPSが下が

  • 70万人が生まれ、150万人が死ぬ国(4)米作農家がなくなる

    地元オジサンたちの会話から・・・おじさんA: おお、久しぶり、どうだい?おじさんB: 田植えでたいへんだ。おらの所で4反(およそ4000平米)、隣が離農したんでな、その分が1町歩(1万平米)ある。おじさんA: そうかい、それはそれは。離農者の分まで田植えか、

  • 終活は長いマラソン(9)何でも製品には寿命がある

    高齢世帯で意外と負担になるのが、「何でも製品には寿命がある」ことだ。まずは建物、自宅。15~20年毎に外壁塗装を行い、20年毎に屋根の修理(塗装)をする。さらに水回り、風呂や洗面台は15年もすると相当劣化してしまうし、キッチンも20年もすれば問題が続出し

  • 消費税減税の財源は消費税じゃない?

    石破さん、消費税減税の「ゼロ回答」はさすがにないでしょ。自民党の長老たちは「財源!」「財源!」と念仏のように言う、けど実際はやる気がないだけだ。「財源!」「財源!」と指摘して野党の議論を封じる、だけど、これじゃ7月の参院選で大負けする確率を高める。消費税

  • 親子上場の問題(5)NTTは成長できる?

    NTTグループの親子上場は解消に向かっている。NTTドコモを完全子会社化し、そして今度はNTTデータを完全子会社にしようとしている。しかし、筆者はこのグループ再編は方向違いじゃないかと感じている。親子上場の解消方向には二つある。一つは今回のNTTグループのよう

  • トランプの反知性主義(3)大学教育は何のため?

    中国人家族が日本に来て大学受験をするケースが急増しているらしい。ある中国人は「中国で大学受験を100とすると、東京大学に入るのは70ぐらい」という。確かに中国は科挙の伝統があり高考(大学入試)は厳しい一発勝負、そのために多くの中国の子供たちは長年猛烈な勉強

  • 証券セールスとファンドマネージャーの会話(34)需給がすべて

    日経VIとVIX指数証券セールス(以下、S): 株価は順調に戻り、1カ月前には総弱気だった評論家たちも強気が増えている。上がれば上がるほど「反落」の可能性が上がるのに、上がればあがるほど「強気」になる評論家たちって???ファンドマネージャー(以下、F): 世の

  • 親子上場の問題(4)NTTって反対に向いていないの?

    NTTがNTTデータの完全子会社化を発表した。20年にNTTドコモを完全子会社化して上場廃止、今回のNTTデータの上場廃止で大きな親子上場を解消できる。でも、筆者には強い違和感が残っている。第一に、NTTはNTT法で「がんじがらめ」にされている会社だということ。N

  • トランプの反知性主義(2)日本はそもそも反知性主義

    トランプの反知性主義は、「行き過ぎたリベラル」に反感を持っているトランプ支持層に向けたメッセージなのだろう。大学が行き過ぎたリベラルを助長しているとして名門大学を締め付けているトランプ陣営だが、こうした反知性主義というか、反エリート主義は米国民の意識の根

  • トランプ関税でも生き残るビジネス、死ぬビジネス

    結局、相互関税は相手国を交渉テーブルに引きずり出す手段だった。英国との貿易交渉が決着し、NY市場の株価が一段と上昇した。でも中身を見ると、自動車やアルミの関税は変わらないが低関税の一定枠を設定し、相互関税は一律の10%だけで上乗せは回避した。この関税率の差

  • 開発ブームの後は、離婚ブーム!!

    地元の人たちと話するのは面白い。ある人は言う「このあたりじゃ、バツ2,バツ3はあたりまえだよ。」今や日本でも離婚率が上昇し、ガマンせずに離婚を選ぶ夫婦が増えている、そのことかなと思ったらチョッと違うらしい。「駅前の床屋のオヤジ、2回離婚して台湾女性を結婚

  • オプションSQ前後、波乱か、平穏か?

    5月SQはオプションの最終価格が決定されるが、今回は何かしら気になるところがある。トランプ関税の急落後、「コール売り=カバードコール」が魅力的なポジションだったからだ。これだけの急落時になると持ち株は当然マイナス評価になるわけだが、ボラティリティの上昇によ

  • トランプの反知性主義(1)米大学の受難

    テレビ報道では多くの評論家が「トランプは分かってない」みたいなことになっている。関税でムチャクチャすれば米企業や米国民に困る人が続出する・・・米国民のトランプ支持率が急低下している・・・思いつきで政策を変えるので、米国民は辟易している・・・トランプは何も

  • トランプ関税の米経済はどうなる?(1)ここからが本番

    5月以降の米国経済指標がトランプ関税後の経済を映し出す。企業決算の発表が続いているが、自動車業界も小売り業界も関税の追加費用を織り込む決算ガイドラインを出してきた。必ずしも関税費用をすべて消費者に転嫁するわけではなさそうだ。「米インフレは予想ほど上昇しな

  • 終活は長いマラソン(8)流動性と非流動性

    最近の調査だと、70歳以上の二人世帯の金融資産は現預金が約1080万円、株式が480万円、生命保険が300万円、投信が220万円、債券180万円・・・となっている。合計2400万円の金融資産ポートフォリオのうち、現預金が半分近い比率だ。これだけ現預金を抱

  • 証券セールスとファンドマネージャーの会話(33)バフェットは買わない?

    証券セールス(以下、S): ウォーレンバフェット氏が市場で起債し、900億円の円資金を調達したのだけど、商社株を買ったというニュースはない。ファンドマネージャー(以下、F): トランプ相互関税の混乱の最中、日本株に追加投資かと多くの市場関係者が期待したよ

  • 日経VIから考える連騰相場、GW明けに注意

    最近株価を見ていて「不安」を感じるのが、SQ前のガンマスクイーズだ。今回5月のSQ日はGW明けの金曜日(5/9)になるが、この週は5~6日が休日で取引ができない。SQ前のオプションはリスク調整で大きくハネ上がることがあるが、そのSQ前の取引日が休日が多いため7

  • 不思議な物価高、納得できない!

    4/25に公表された東京都区部物価指数は総合前年比で+3.5%、その内訳では食品+6.0%、光熱費+7.6%が値上がりが圧倒的に高い。でも実感はそんなもんじゃない!!筆者は東京と山梨の二重生活で物価上昇を比較できるが、それでも納得のできない「物価の不思議」が

  • ベッセント氏が「為替目標圏」を否定するのは当然

    米財務長官のベッセント氏の「通貨目標や通貨制度の枠組み」に言及がなかったとして加藤氏や赤沢氏は安どしたようで、日本株市場も安心した。だがこれは現代の国際金融・通貨制度では常識で、これをもって安心できる話では全くない。為替目標レンジの設定も、当局の市場介入

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、株山人さんをフォローしませんか?

ハンドル名
株山人さん
ブログタイトル
株山人の投資徒然草
フォロー
株山人の投資徒然草

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用