自民党は都議選で大敗した・・・石破政権の「三大ガックシ」が大きく影響したと思う。石破さんの魅力的なところは、自民党内にいる野党的な役割だった。しかも論理的に正しい事を自民党保守層に迎合せずに物事を判断し主張する、ここが魅力的だった。しかし何か狂ってきたよ
株のプロとして38年、大手運用会社を退職し八ヶ岳に住む株山人。個人投資家、シニア投資家が息長く株式投資を楽しむことを目標に活動していきます。
東証REIT指数 日足日銀決定会合の利上げ決定以降、東証REIT指数が急速に上昇している。基本的には利上げを懸念した下落相場から、利上げ決定により織り込み済みから反発局面に入ったと考えられる。12月初旬にブログ「Jリート市場2024年振り返る」と「Jリート市場2
フジメディアHD 日足「女性に性加害をしておカネ払えばオシマイってありえない」と女性の多くはそう怒っているだろう。フジテレビは初動段階で、「中居氏をクビ」にし「関連した社員を処分」すれば企業としてのコンプライアンスや取締役のガバナンス問題にはならなかっただ
八甲田ホテルに宿泊すると、専用の送迎バスで酸ヶ湯温泉や八甲田ロープウェイ駅へと無料で行くことができる。さらに酸ヶ湯温泉は日帰りで1000円の入湯料がかかるのだが、それと入浴用のタオルとバスタオルも無料になる。簡単に言えば、酸ヶ湯温泉を手ぶらで使いたい放題
S&P予想PERと10年債利回りトランプ大統領の就任後、NY株式市場こそ大幅に上昇したが、為替市場も原油市場も長期債市場も大きな動きがなく比較的安定した推移となった。その間、トランプは言いたい放題、「原油価格を下げるためOPECに要請」「パウエルFRBに利下げを要請」「
山形から青森に行くのはちょっと時間がかかる。新幹線で行くのは「つばさ」で一度福島に戻り、そこから各駅停車の「やまびこ」か「こまち」で仙台に行く。仙台からは「はやぶさ」で新青森、在来線で青森に到着する。仙台までは全く積雪は見られなかったが、盛岡駅を過ぎた頃
トランプ就任後次々と大統領令にサインし、世界各国も賛否両論、様々な反応を見せるだろう。明らかなのはGゼロ世界がより実現しそうになることだ。トランプ政権はすでに「パリ協定ヵらの離脱」「WHOからの脱退」さらに「環境グリーンニューディール」の終了、多様性や公平性
年末年始からテレビでは連日のように「大雪の東北」を報じていた。そんなの大変な事になっているのかなと東北地方を見に行ってきた。まずは山形市。新幹線で福島駅を出て、山形新幹線「つばさ」に乗っていると、福島駅を出てから米沢までは山の中に入る。このあたりから気に
イアンブレマー氏の主張するGゼロ世界の大きなリスクが、国連などの国際機関が機能しなくなるという懸念だ。第二次世界大戦の反省からIMFや世界銀行などの国際機関が設立され、国家を超えた金融や債務問題や利害対立を調整してきた。国連にしても、国際紛争を調整する安全
上場企業は新卒市場で競り負けるのを怖がっているのだろう。証券や銀行は大きな競合相手が外資系だ。むかしは外資系は大手証券やメガ銀行から中途で社員の引き抜きを図るのが常道だったが、今では金融系やコンサル系の外資系も新卒の採用を行う。しかも入社1~2年で200
この人、イアンブレマー氏が提唱した「Gゼロ」は、今後の世界をうまく言い当てていると思う。投信製造機と自らを称した日興アセットがこの人の考え方を使って様々な投信を作り国内投資家に販売した。むかし、日興アセットの主催でイアンブレマー、ユーラシアグループの講演を
この絵を見て分かる人はスゴイ!兵庫県の形なのだが下の「人差し指」のように見えるのは淡路島で、筆者は淡路島が兵庫県とは知らずよく分からなかった。今年は阪神大震災から30年というメモリアルな年で、マスメディアでも盛んに取り上げられている。テレビには被災者だけ
会社には一般的に「コーポレートラダー(会社の階段)」と呼ばれる出世の段階がある。会社によって呼び方は違うだろうが、社員は初歩的なランクからラダーを上がり、課長級のランク、さらに部長級のランクへと登る。そしてこのコーポレートラダーの最上位には役員(取締役)
2025年の投資家の大きな関心事がトランプ・インフレが起こるかどうか、どのぐらいのインフレ率になるのか、FRBの金融政策に直結するからだ。まずはデータで現状を確認しておきたい。下は定期的にウォッチする米インフレ関連指標の一覧表だ。 消費者
東京の物価は力強い上昇を見せている。12月の東京都区部CPIでは前年比∔3%と、日銀の2%物価目標を上回っている。食品の値上がりが前年比∔6%と高い、生鮮食品は∔17%、しかも野菜の上昇など当面続く可能性が高い。25年も3000品目以上で値上げが予定されてい
最近のニュースでは一人当たりGDPの世界ランキングで日本は32位、韓国よりも下に転落というビッグマック価格は、世界中各地にあるマクドナルドの店で売られている価格をエコノミスト誌がドルベースで集計してランキングをしたものだ。各国の日常の価格をグローバルに比較で
原油先物、投機筋ネットポジション原油価格が地味~~に上昇している。現在、WTI先物で75ドル/バレル台でウロウロしているが、若干水準を切り上げ80ドル台になった(上のグラフを参照)。トランプ氏は「ドリル、ベイビー、ドリル」、シェールオイルやガスの徹底した増産
米貿易輸出入額米大統領選挙でトランプが勝利し、ある意味、世界が変化した。おそらく多くの企業が心配しているのは「突然、10~20%、さらに最大60%まで関税」を掛けられることだろう。だとしたら、高関税が予想される中国、メキシコ、カナダなどは関税が上がる前に
初任給の引き上げが続いている。上のグラフは一人当たりの平均現金給料だが、前年比で3%上がり30万円になっている。それでも物価上昇には追い付かない、というわけ。一部の会社は今年からだが、来年4月には初任給を30万円以上に上げる会社が増えている。もっともこれ
米雇用統計が発表され非農業雇用者数が25万2000人と予想を上回り、10年債利回りが4.77%まで急上昇し、米国産株式指数はそろって下落した。でも、インフレ懸念=利下げの先送りだとしたら、深読みすぎる感じがする。「トランプトレード」は、インフレ期待による
証券セールスとファンドマネージャーの会話(29)銀行株は買い?
証券セールス(以下、S): 日本も金利のある世界に入って来たな。10年の長期金利が1.2%を超え、20年債は2%に近づいてきた。30年債は2%を超えている。変動住宅ローンも久々に金利上昇した。ファンドマネージャー(以下、F): ゼロ金利が続いたので多くの
年末年始iからずっと大雪で東北地方はたいへんだったみたいだ。ニュースでは青森市や弘前市では積雪が1メートルを越え、交通渋滞やら事故などが多数発生しているらしい。ちなみに酸ヶ湯の積雪は4メートル近いという。さらに今週も「最強寒波」が来ると報じられている。しか
2025年の米国株、2000年初頭以来四半世紀ぶりの割高水準からどう動くかがポイントだ。この割高水準を正当化するのには①EPSの増加、②長期金利の低下という二つがあるのだが、現在の長期金利は高止まり、4.6%で推移している。というわけでEPSがどれだけ伸びるかが
長い間、サラリーマン生活、ご苦労様でした。引退生活を送る先輩から一言送りたいと思います。現役サラリーマン生活と引退生活の最大の違いは「受動的な生活か、能動的な生活か」というところにあると実感しています。現役時代は、「○○のために○○しなくっちゃ」といつも
日経平均とNASDAQ日経平均には東京エレクトロン・レーザーテク・アドバンテストなど半導体株、さらにファストリ、キーエンス・任天堂といった値がさ株が採用され、これらの影響が強く出る株価指標だ。同じく半導体株やITサービスのウェートが高いNASDAQと比較されることも多
・・・ニュースより「私たちは順調に進んでいる」。内田誠社長がこう述べたのは、期初の見通しを示した5月のことだった。それからわずか半年、業績の急速な悪化で9000人の削減を含むリストラに追い込まれ、アクティビスト投資家も乗り出してきた。社長は経営責任として役員
NASDAQの予想EPSとNASDAQ指数PERは上がったり下がったりするが長期的には一定の範囲で動く。それに対してEPSは経済規模の拡大とともに水準を切り上げていくので、経済成長がある限り右肩上がりとなる。米国NASDAQの成長株ではその傾向が顕著に見られる。長期的にNASDAQの予想
S&P500 1年先予想EPSこのグラフはS&P500の1年先予想EPSだ。1年先予想が12月以降急激に上方修正され、EPSのジャンプが起こっている。トランプ氏が選挙で勝ち、その後、急激に予想が上方修正?って、なんかすごい事が起こっているような感じだ。この上方修正を
個人の運用ポートフォリオに一定比率で組入れてもいいかも?と考えている。日本国債では15年債が変動付で、20年・30年債は固定利付だ。でも残念ながら個人向け国債は発行されていない・・・個人は直接には買えない。となると、超長期国債を個人の運用ポートフォリオに
FRBのバランスシートとNASDAQ現在の市場には至る所に「歪み」が発生している。金融・資本市場の「歪み」とは、本来の市場ならば連動していた価格が大きく乖離してきたり、本来の因果関係が崩れて生じたりする「現象」だ。一言で「スプレッドの拡大」といえるが、市場の生じて
2025年、清里では素晴らしい晴天で太陽が昇りました。思わず寝室からカメラを向けて撮影してしまいました。ここ清里では景色を見るのに良い場所が二つあります。一つは清泉寮でジャージーハットから見る景色。南アルプスの山々、富士山、金峰山、瑞牆山、などなど、18
あけましておめでとうございます。2025年が皆さまにとって幸福な年となりますように祈ります。毎年毎年我が家では、清里のお蕎麦屋さん「そば処さと」で蕎麦を食べて「開運干支」を受け取る、これが年末年始の恒例行事にようになっています。今年は巳年ということで、上
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自民党は都議選で大敗した・・・石破政権の「三大ガックシ」が大きく影響したと思う。石破さんの魅力的なところは、自民党内にいる野党的な役割だった。しかも論理的に正しい事を自民党保守層に迎合せずに物事を判断し主張する、ここが魅力的だった。しかし何か狂ってきたよ
6月13日金曜日、イスラエルのイラン空爆、世界中の投資家はこの地政学リスクに身構えた。金曜日というイスラム教の安息日に主要人物が家族と団らんを過ごしているところに、イスラエルが複数の空爆を実施、世界が地政学リスクを意識した。イランの核施設や放送局などで大
日銀決定会合では大方の想定通り、事前にアナウンスされた「量的引き締めの緩和」が決められたが基本的に「無風」、FOMCは「予想の範囲内」で「無風」とされた。しかし、この日銀もFRBの判断もちょっとした気になる点がある。それは両国中銀が「リスク・シナリオを意識し
どう考えても異常!! このクソ暑い6月、どうなっているのだろう?むかしむかしの記憶をたどっていく・・・60年前の夏小学生低学年の頃、夏の記憶が辿っていくと・・・毎朝6時ごろに起きる、近くの学校で「ラジオ体操」が開かれ、その後、朝ご飯となる。朝の気温はだい
韮崎にあるJAの直売所「よってけし韮崎」では梨北米が売り切れだったが、最近、「パールライス」を売り始めた。パールライスって何? ・・・と思ったので調べてみた。JAが入荷したコメをブレンドしてJAのブランド「パールライス」で直接消費者に販売しているものとい
年金改革でスッタモンダしている国会だが、年金は厄介な問題だ。「100年の安心」として年金を改革したのが2004年、それから21年しか経ってないのにこの改革がウソだったことが判明した。急速な人口減少と高齢化、この影響は簡単に試算できるはずだが、結局、甘々な
現代日本でもっとも時代錯誤な制度が「家」と呼ばれる制度だろう。ほんの50年ほど時代を逆上れば。まるで「瀬戸の花嫁」のような事が日本中で起こっていた。女性は親が決めた相手の「家」に嫁ぎ、その「家」の奴隷のように働き、子を産む機械のように扱われ、子どもができな
プラチナ価格最近になってプラチナ価格が急上昇している。NY白金先物は昨年末910ドルだったが、6月12日には1275ドルまで40%も上昇した。国内価格も昨年末の5319円/gから6619円/gまで24.4%上昇した。これは国内金価格の上昇率16.9%を大きく上
原油先物、投機筋ネットポジション証券セールス(以下、S): 中東でイスラエルがイランの核施設を大規模攻撃。原油が急騰し世界中の株価が下落したけど、どう?ファンドマネージャー(以下、F): イスラエルとイランの間では小競り合いのミサイル攻撃が、過去何回も繰
TACO「トランプはいつでも最後はチキン!」という言葉が流行している。確かに今までのトランプの言動を追う時、最初が勇ましく「高めの直球」を投げ、ディールと称して落としどころを探ることが多い。そういう意味では、TACOは正しいのかもしれない。でも重要なことは
海外投資家が日本の不動産を買いまくっている。上の写真は北海道のニセコだが、オーストラリアのスキー客に人気のリゾートで海外からの莫大な投資資金で不動産価格が急上昇してしまった。ニセコだけじゃなく、八方尾根の麓の白馬村も、台湾の半導体工場が建設されている熊本
昨年、全国の出生数は70万人を割り込んでしまった。筆者の地元、山梨県では1年でたったの4400人しか生まれていない、4400人ってどうなの?でも、全国で一番厳しいのが秋田県、昨年の出生数は3300人しかいない。しかも前年比ではー330人で、減少率でも10
日米2年金利差とドル円相場為替相場は膠着感を強めている。5月以降、ドル円は140~148円の範囲でもみ合いを続けている。このレンジをブレークするのは、いつ、何がキッカケになるのだろう?需給や金利差などの要因のうち、筆者が最も重視しているのが金利差だ。上の
Jリート指数と分配金利回り日銀・植田氏は「金利の正常化=利上げ」を進める方向にコミットしているが、金利上昇に弱いJリート指数がジリジリと上昇している。これをどう考えたらいいのだろうか?ファンダメンタル価値、需給、金利という三つの要素でJリート価格は決
群馬というと「からっ風(フェーン現象による強い風)」「かかあ天下(女性が主導権を持つ)」と言われているが、温泉も素晴らしく食事も美味しい。上の写真は草津温泉の湯畑だが、この近くに美味しい蕎麦屋がある。筆者は「鴨汁そば」が大好物だ。地元にも具沢山の鴨汁に付
米雇用統計5月の米雇用統計が公表され、雇用は底堅いと市場は反発している。確かに予想とほぼ同じ13万人、失業率も4.2%で横ばい、悪化する懸念があっただけに市場は安堵したのも分かる。しかしもうちょっと長い目で見ると景色が違う。上のグラフの黄色ラインは非農業雇
野村総研の定義によると、純金融資産(金融資産-負債)が5億円以上あると「超富裕層」、1億円~5億円で「富裕層」、5000万円~1億円で「準富裕層」、3000万円~5000万円で「アッパーマス層、3000万円未満が「マス層」というらしい。最近は「いつの間に
FANG+指数上のグラフはFANG∔指数の日足。2月18日の高値14029ポイント、トランプ関税の急落を経て6月2日には13960ポイントまで戻してきた。なんだかんだ言って、MAG7など米国の大型IT株が戻り相場の一角を担っていた。しかし、MAG7と言っても株価の動きに
目的は四万温泉だったが、途中、榛名湖を経由して「榛名神社」に立ち寄った。榛名神社への道の両脇には宿坊が連なり、多くの参拝者が訪れたのが分かる。この鳥居の先にある双龍門をくぐると空気が一変する。おそらく、樹齢数百年の杉の巨木が立ち並んでいるのと、榛名湖から
米国の物価統計日本の物価だけが高止まりしているのではないか?それはなぜだろう?上のグラフは米国CPIとPPI(前年比)だが、明らかに物価上昇は落ち着いてきている。主要国のCPIを昨年4月と今年5月で比べると、米国3.3⇒2.3%、ドイツ2.2⇒2.1%、フランス2
新NISAがスタートして、個人投資家の影響力が高まっているのかもしれない。今年1月~3月で新規口座が170万口座、買い入れ金額で4兆の個人投資家の動きも同じように重要度が増しているのだろうと思う。旧マザーズの小型成長株とJリートにはファンダメンタルでは共通点
山梨には移住者家族が多く住んでいる。ある家族は夫婦と就学前の子供3人で暮らしているが、ちょっと変わっている。それは父親だけが住民票を山梨に移して仕事をしているが、母親は実家のある東京の住民登録のまま、そして子供たちは母親の扶養家族になっていることだ。その
AI関連のnVIDIAやブロードコムなどに人気集中する米国市場。でも米国全体を見ると、なんか徐々に停滞感が拡がっているような気がする。下の表は、米国のCPI、コアCPI、小売り高、雇用統計の平均賃金、原油価格をそれぞれ前年同月比で比べたものだ。賃金上昇がCPIの伸びよ
ダウジョーンズ工業株平均株価は1800年代から長い歴史のある株価平均で、200年の長期株価波動を研究できる。日本でも戦後にダウ式平均株価として東証ダウ平均を公表してきたが、東証はナントも簡単に手放してしまった。そして、東証は時価増額ベースの東証株価指数(
原油価格はバレル80ドル程度で安定しているが、ガソリン小売価格は上がってきている感じがする。清里ではガソリンはちょっと高い。現在ならレギュラーで185円程度で、半年前には175円ぐらいだったので10円上がってきた。精製所からの輸送料がかかるのだろうが、東
FOMCドットチャート(2024/6)パウエル氏はなんか「思考停止」状態なのかなと思う。「(将来の)データ次第」「確証が得られるまで金利は下げない」とばかり言っている。だいたい、米国FRBは経済の先を見て金融政策を行ってきたはずなのに、「データが出て、確証をもって
有名人の名を語り、SNSに誘導して詐欺をは高く「なりすまし詐欺」が増えているという。歩道によれば詐欺被害は200億円に達しているらしい。たしかにテレビの良く見る人が「大儲けできる」「大化け銘柄」「○○倍の急騰する」などとSNSで言われるとスケベ心を出してメー
習近平が不動産支援策を次々と出してきている。①住宅購入の際に適用される頭金の最低比率を20%から15%に下げて買いやすくする。②住宅ローン金利を過去最低の3.69%に引き下げる。③融資適格とした「ホワイトリスト」プロジェクトに対して貸し出しを増やす。④デ
裁定残(買い残ー売り残)はピーク圏!先週のメジャーSQはここ数回のSQとは異なり、日経平均もTOPIXの「売りSQ」だった。前回のSQまではイベントドリブン売買が活発で、特にオプションのショートスクイーズを狙った仕掛けがよく見られたが、今回は仕掛け的な動きも特に見ら
岸田政権は「高齢者の定義」を従来の65歳から75歳にしようともくろんでいる。74歳までは高齢者ではない、だから働くこと、そして年金は受け取らないこと。これで多くの@高齢者をコキ使い、年金財政を少しマシにしようとしている。「人生100年時代」日本人の寿命は
「大道」は株式市場にもある。今だったら、NVIDIAを買わないファンドマネージャーはありえない。パフォーマンス競争の激しい運用業界では「大道に着く」のがあたりまえで、「大道」を疑うことは自分自身の職を失う行為でもある。でも個人投資家は違う。自分のおカネを運用し
新NISAで買う株式や債券は、損失が出て「投げ=損切り」すると何の意味もなくなる。損益がプラスならば一旦利食うことができ、その分の非課税枠は翌年初に復活する。損益がマイナスならば損切しても、損失を利益と相殺できないだけでなく、非課税枠も翌年まで待たなければな
「重厚長大」株の17年サイクルを考えている。結論として言えることは、過剰流動性相場が起こると「重厚長大」株のような大型で流通株式数の多い銘柄に資金が集中する傾向が見られることだ。過去1972年、1989年、2007年を振り返ってきたが、ファンダメンタル条
NASDAQ100の益回りと10債利回り前回はS&P500益回りと10年債利回りが急接近し、バリュエーションの天井感がでてきていることを検証してみた。その後、S&P500は5月末現在で4.68%で、10年債金利は現在4.4%とかろうじて益回りが高い状態を維持している
どうしてこんなにバカな政策をするのだろうか?給与明細に定額減税分を明記しろって言っても、サラリーマンは簡単に計算できるのに「なぜ、ワザワザ明細に明記するのか」理解できない。給料をもらっている頃ならば、「給付金はなし」の定額減税は「一人所得税3万円+住民税1
中国外貨準備、米国債と金保有トン数「金価格が上がるのはなぜ?」というテーマで3回ブログを書いた。ちょっと抜粋すると・・・本来実質金利が高い局面では、①株式、特に成長株のバリュエーション(PERなど)は抑えられる②金利を生まない、あるいはコスト負担でマイナ
ラッセル2000と実質金利上のグラフは小型株のラッセル2000のEPSと実質金利の関係を見たものだが、実質金利がマイナスの2020年から22年(網掛けの部分)新型コロン後には急速にEPSが増加した。そして2022年以降はFRBの引き締め政策で実質金利が上昇し、逆に
東証リート指数の月足、60か月移動平均上のグラフは長期のチャートだが、22年からのダラダラとして調整場面が続いている。このチャートには配当が含まれていないが、配当込みのチャートでは依然として高値圏にはある。それ以上に問題なのが、Jリート投信の不振、単に不
「重厚長大」産業は構造転換を進め、全く新しい産業として生まれ変っている。しかし、株式市場ではその流通株式数の大きさ、膨大な企業設備を持つ大型株として過剰流動性相場で重要な役割を演じてきた。その役割は時代が変わっても変わらない。過去50年で「重厚長大」株の
上のグラフは自動車の保有期間を示したものだが、マイカーの保有期間は毎年毎年伸びている。もちろんこの数字は一台の自動車が何年使われているかで徐々に長期間使用する人たちが増えている。直近の統計では平均保有年数が13年を越えたらしい。これは自動車の性能が伸びて