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野生生物を調査研究する会活動記録
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2018/06/30

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  • 2013年1月27日(日) 加古川探検 4

    2013年1月27日(日)加古川探検4今月は加古川の河口付近で野鳥の観察です。山陽電鉄高砂駅から5分ほど歩くと加古川に出ます。途中で見かけたキカラスウリの実。駅から奥に見える駐輪場は旧国鉄の高砂線の跡を利用しています。細長くカーブしています。高砂線は加古川駅から高砂港まで延びており、途中で引き込み線が、神戸製鋼所加古川製鉄所、神戸製鋼所高砂工場、国鉄高砂工場、三菱重工、鐘紡、キッコーマン、三菱製紙といった工場と接続し、その製品を運んだようです。加古川に到着。カモがたくさん浮かんでいるのですが、全部対岸の岸近く。しかしむこう側からはヨシの群生が邪魔して鳥が見えないそうです。鳥も落ち着ける場所を知っているのですね。何羽かがこちら側にいました。ヒドリガモのようです。その後むこう岸の群れが一斉に飛び立ってこちら側に。カ...2013年1月27日(日)加古川探検4

  • カゴノキ

    カゴノキ(クスノキ科)常緑の高木。木の皮が円くなってはげ落ち、ちょうど子鹿の白い斑点のようになることから“鹿子(かご)の木”と呼ばれます。林のなかにあっても、すぐに見分けがつきます。カゴノキは暖地性植物で、関東以南から台湾にかけて自生します。兵庫県では今滝寺のカゴノキ(こんりゅうじのかごのき)が有名です。暖地性の木なのに兵庫県でも寒地である但馬で見られる。カゴノキ

  • ウワミズザクラ

    ウワミズザクラ(バラ科)ほかのサクラは長い柄の先に一つつけますが、このサクラはたくさんの小さな花が穂状につき、ブラシのような形になります。(武庫川大探検より)サクラの花が終わり、山が新緑に包まれる頃、穂のような白い花が咲きます。木の全体に白い花が咲くため、遠くからでも目立ちます。そのころ、たくさんの虫が蜜を求めて、この花に集まっているのがわかります。直径5ミリ程の黄色い実は、黒く熟すと甘くなり、果実酒に使われます。新潟県の漬物である杏仁子(アンニンゴ)はつぼみのときに房のまま塩漬けにしたものです。アンニンゴとは、アンズの種子からつくる生薬のことで、香りが似ていることからアンニンゴと呼ばれるようになったといいます。香りのもとは、「クマリン」。ウワミズザクラの樹皮を傷つけると、そのクマリンの香りがします。つぼみの根...ウワミズザクラ

  • 花の道(宝塚市)

    生きている武庫川資料(2012年度より)NHKテレビの「ブラタモリ」でも紹介のあった宝塚市か劇場に向かう「花の道」この花の道(武庫川旧土手)を「生きている武庫川」(改訂版)を作るときの資料としてまとめた。阪急宝塚駅から宝塚大劇場を結ぶ道。1924年の宝塚大劇場開場のときにできた道。もともと、宝塚駅から劇場までは、川沿いに土手が残っていた道をあるいていった。土手なので少し高くなった並木小道になっている。古い堤防跡には、小道と桜並木の道筋に、茶店やおみやげ店が両側の一段低い所に並んでいた。(現在はすっかりそのおもかげがなくなってしまったが、花の道がもとは武庫川の土手であることも宝塚市民もあまりご存知ではなかった。)花といえば「サクラ」立派な松が土手の面影を残している。手塚治虫館「宝塚駅から、街路樹が立ち並ぶ小高い土...花の道(宝塚市)

  • オオハクチョウとコハクチョウ

    オオハクチョウとコハクチョウ鳥を大きく分けるとハクチョウもカモの仲間になります。カモは大きく分けるとガン、ハクチョウ、カモの三つのにグループに分かれます。カモの渡りと同じ時期に日本に来る大きな鳥がいます。オオハクチョウとコハクチョウです。これらの鳥もカモと同じように池や湖、沼などにきて生活します。オオハクチョウもコハクチョウもシベリアからやってきます。毎年10月初めから11月には北海道の湖に飛来し、それから日本各地に分かれていきます。そして3月になると再び北海道に集まりシベリアに帰っていきます。オオハクチョウとコハクチョウはカモと違って、家族単位で渡ってきます。シベリアで生まれた幼鳥を連れて親子で渡ってきます。カモは日本全国で見ることができますが、オオハクチョウとコハクチョウは飛来する場所が限られています。関東...オオハクチョウとコハクチョウ

  • 2007年特別集中セミナー 三田市有馬富士公園自然学習センターにて

    10年前の特別集中セミナー三田市に移って初期のころのセミナーの様子です。2007年特別集中セミナー三田市有馬富士公園自然学習センターにて■実施日/2007年8月7日(火)~8日(水)■内容/阪神間、大阪府の幼小中学校の教員を対象に植物、昆虫、水辺の生き物、学校でできるビオトープなど、自然観察の方法について有馬富士公園でのフィールド研修会を実施しました。□1日目>>(午前)水生生物を観察する!有馬富士公園から移動して三田市立野外活動センターへ前を流れる清流羽束川での水生生物の観察を行いました。>>(午後)植物の観察。園内にある植物を観察しました。里山の特徴や植物□2日目>>(午前)昆虫採集をしよう。今回はハチとアブの違いの話からトンボまで、そして昆虫採集の仕方を体験実習しました。とったトンボやチョウを展翅して標本...2007年特別集中セミナー三田市有馬富士公園自然学習センターにて

  • ウリハダカエデ

    ウリハダカエデ(カエデ科)イロハモミジに次いでよく見られるカエデです。葉は大きく、イロハモミジのようにはたくさん切れこまず、3つに分かれています。幹や枝の緑色がマクワウリの実の肌に似ていることから、名前がついています。しかし、太い木になると斑点や裂け目は目立たなくなります。葉はやや扇状5角形で、上部が浅く3つに分かれる。縁には細かい重鋸歯があります。雌雄異株。花は5月に咲きます。6月ごろ、長大な翼果をぶら下げた雌株が見られます。秋に、果序は総状に垂れ下がります。シカはウリハダカエデは不嗜好性種となっている(兵庫ワイルドライフモノグラフ9-9兵庫県におけるニホンジカの嗜好性植物・不嗜好性植物リスト藤木大介11兵庫県森林動物研究センターより)ウリハダカエデ

  • ウツギ

    ウツギ(ユキノシタ科)落葉の低木で、全国各地でよく見られます。枝を切ると幹の中心が空洞になっていることから“空木(うつぎ)”と呼ばれています。“卯(う)の花のにおう垣根・・・”の歌にある卯の花はウツギのことで、卯月(旧暦4月、現在の5月)のころに白い花を咲かせることからつけられた名前です。(武庫川大探検より)ウツギ、漢字で書くと「空木」、つまり枝の髄の部分が、中空になることから付いた名前。茎の中が空洞になっている木のことを「ウツギ」と呼んでいるので、「ウツギ」と名の付く木がたくさんあることになります。ウツギ(ユキノシタ科)以外にもユキノシタ科はほかにもマルバウツギ、バイカウツギ、ガクウツギ、コガクウツギ等があります。「○○ウツギ」と名が付くものは、スイカズラ科の植物にも多くみられます。タニウツギ(スイカズラ科)...ウツギ

  • 2013年会のパンフ

    活動内容を紹介するパンフ2013年に作成したもの2013年会のパンフ

  • イヌツゲ

    イヌツゲ(モチノキ科)各地の山に普通に見られる常緑の低木です。庭木や生垣にもよく使われています。別のなかまのツゲ(ツゲ科)に似ていますが、材が役に立たないことから“犬(イヌ)ツゲ”と呼ばれています。イヌツゲは雄株と雌株に分かれる雌雄異株で、葉はツゲが対生であるのに対しイヌツゲは互生です。秋にできるイヌツゲの果実は割れずに黒く熟します。イヌツゲ

  • アラカシ

    アラカシ(ブナ科)常緑の高木で、ドングリの木です。武庫川周辺の山にもっともよくあるカシの木で、カシの木の仲間では、日本で一番広く分布しています。葉はムラサキシジミというチョウの幼虫の餌になります。(武庫川大探検より)関西ではカシの木というと、アラカシが多い。関東地方でカシといえばシラカシ(生きている鶴見川)アラカシの葉は大きく鋭い鋸歯が葉の半分ほどある。葉の裏は緑灰褐色・絹毛があります。アラカシの芽は、4月上旬から伸びだします。冬の間は、鱗片が5列に並んでいます。アラカシの芽の鱗片は、托葉になります。環境省の身近な林と動植物の関係調査から「近畿地方ではクヌギよりアラカシが多く見られます。屋敷林・社寺林ではもっとも普通のドングリです。中国地方ではコナラ・アラカシ・クヌギがほぼ同じ割合で見られます。ここでもアラカシ...アラカシ

  • 2019年最初の満月1月21日(月)の画像

    2019年最初の満月は、1月21日(月)。この満月、実はアメリカの多くのメディアでスーパームーンとして紹介されています。スーパームーンは正式な天文用語ではありません。1979年に占星術師リチャード・ノーレによって造られたものです。定義によれば、満月または新月でスーパームーンと呼ばれるためには地球への最も近く、361,740キロメートル(またはそれ以下)以内に来る満月または新月を、スーパームーンと呼ぶそうです。スーパームーンの満月は、1年で最も小さい満月に比べて、約14%大きく、最大で約30%ほど明るく見えると言われています。反対にマイクロムーン:月の中心が地球の中心から405,000キロメートル以上離れているときに行われる満月または新月。《2019年の満月時の地球と月の距離》1月21日…約357,700km2月...2019年最初の満月1月21日(月)の画像

  • 子どもの本がおもしろい㉝「自然科学読み物生き物のちえ① 助け合う生き物の話」

    資料を読む子どもの本がおもしろい㉝「自然科学読み物生き物のちえ①助け合う生き物の話」伊藤年一文学研自然科学読み物生き物のちえシリーズの5巻のうちの1巻目目次水の生き物(クマノミとイソギンチャクダテハゼとテッポウエビヤドカリとイソギンチャクマンボウとカモメカクレエビと魚とスナイソギンチャク)動物と鳥(ウシツツキとサイラーテルとミツオシエクジラとハイイロヒレアシシギ)動物(ウシと原生動物シママングースとイボイノシシ)こん虫(クロオオアリとクロシジミクロオオアリとアブラムシハキリアリとキノコ)クマノミとイソギンチャクで、国語の教科書と比べ読みができるかもいうのが広告文にあった。注目したのはこん虫(クロオオアリとクロシジミ)クロシジミはクロオオアリと共生するシジミチョウのなかま。現在、絶滅危惧種に指定されている。草に産...子どもの本がおもしろい㉝「自然科学読み物生き物のちえ①助け合う生き物の話」

  • アセビ

    アセビ(ツツジ科)常緑の低木です。春先にスズランのような白いツボ状の花をいっぱいつり下げます。この木には毒があり、ウシやウマが葉を食べると、酔っぱらったようになることから“馬酔木”と書かれます。(武庫川大探検より)花・・・花も有毒。枝先に白い花が多数垂れ下がって咲く。花冠は壺形で先は浅く5裂する。花期は武庫川流域では、まだ肌寒い2月頃から咲き始め、5月頃まで。幹は縦にねじれている。奈良公園では、鹿が食べないため、アセビの木が多く繁殖している(生きている大和川より)白い花や赤い実を付けるので、庭木や公園によく植えられている。アセビ

  • 2017年1月 きのこの話

    2017年1月29日(日)キノコの話今月はキノコの話を伺いました。去年10月の大雨の後、里山でもキノコがニョキニョキ生えてきました。名前はほとんどわかりませんでしたので、この機会にそれも見ていただきたいと思います。まずはキノコの各部の名称や生活環を見せて頂きました。菌類であるキノコは普通「菌糸体」という菌糸の状態で存在し、温度や湿度、栄養などの条件が合ったときに「子実体」が出現します。私たちが食べているのはこの「子実体」とよばれる部分です。キノコの利用法としては、「食用」「薬用」「植林」があるそうです。「食用」「薬用」のキノコは身近にありなじみ深いですが「植林」とはどういうことなのでしょうか。植物の根は、生育に必要な水や養分を土から吸収する大事な役割を果たしています。その根には、ある種の菌類が共生しています。例...2017年1月きのこの話

  • オシドリ

    環境省が毎年実施するガンカモ類の生息調査によれば、オシドリの観察数は1980年代に1万羽以上になり、2014年度には3万羽を超えたといいます。オシドリは警戒心が強く、普段は岸辺のやぶに潜んでいて、20~30羽の群れが基本のようです。オスは美しい飾り羽があり、色彩はとても華やかできれいだ。それに比べて、メスはずっと地味な色をしている。頭部は灰色、メガネ模様と喉が白く、背面は緑色がかった暗褐色。都市部の谷間、砂防ダムでたまった水辺でみられた。その数30羽。広く開けた水面より林に囲まれたような場所、まさにぴったりのところで見つけた。ドングリなどの木の実を好み、斜面はコナラやアラカシがたくさんはえている。鳴き声がケェーとかクァッと谷間を響かせます。谷の上は住宅街こんなところにも、ここ3年やっていきています。オシドリ

  • 2007年1月28日 エコバスツアー『淡路島ぐるっとひとめぐり』

    淡路島からスイセンの便りが聞かれます。今年度の冬は暖かいのか見ごろは例年より早いとか。2007年の報告です2007年1月28日エコバスツアー『淡路島ぐるっとひとめぐり』今年のエコバスツアーは淡路島をぐるっと回りました。明石大橋を通ってまずは北淡震災記念公園へ。次に伊弉諾神社。その後、南端の灘黒岩水仙郷を訪れて、そのまま北端の県立淡路島公園へ。本州と淡路島は明石大橋で結ばれ、三宮からは50分で震災記念公園まで行けますが、淡路島はさすが大きいですね。南端まで行って最後の県立淡路島公園を訪れると、4時近くになってしまいました。震災記念公園では野島断層保存館を見学。これは震災によって約10kmにわたって露出した断層の一部を保存したものです。屋根で囲われた断層は約140m。断層が動いたために出来たさまざまな地表の変化を見...2007年1月28日エコバスツアー『淡路島ぐるっとひとめぐり』

  • 武庫川の樹木--アケビ--

    武庫川の樹木からアケビアケビには、よく見られるのにミツバアケビ、とゴヨウアケビがあります。花は4月~5月頃、1本の長い枝に花粉を出す雄花と、実になる雌花を別々に咲かせます。秋にできる果実は6~10cmほどの長い卵のような形をしています。厚い果皮と、中に種と共に白いゼリー状の果肉が入っていています。古くから食用にされいて、果皮も果肉もどちらも食べることができます。ツチアケビアケビと名がつくがラン科植物である。腐生植物(菌従属栄養植物)なのだが、草たけが高く、大きな真っ赤な果実がつく。実の形がアケビと似ている。名はそこからついた。※腐生植物とは光合成をやめてしまい,共生する菌類から栄養や水をもらって成長する植物。ギョリンソウ(ベニタケ科の菌から栄養をもらっている)シュンラン(葉緑素をもつが、個体によっては体内の60...武庫川の樹木--アケビ--

  • アカマツ

    生きている武庫川樹木編アカマツ(マツ科)より常緑の高木です。樹皮が赤く、2本の針のような葉は、クロマツに比べて柔らかで痛くありません。昔は三田盆地や篠山盆地の山は美しいアカマツ林で、この木の根元のまわりには、マツタケが生えます。以下アカマツの生育地は内陸部、クロマツは海岸部(写真右下)と、生育地をすみ分けている。雄花が咲き終わるとその先に現れるのが雌花。アカマツの葉は、クロマツより柔らかくて細く、緑色でやや白みがある。クロマツの葉は、濃緑色で、かたい。掌でさわってみるとよくわかる。アカマツはいたくないが、クロマツは痛いまた、葉はクロマツのほうがアカマツより長く太いので「雄松」、アカマツは「雌松」と呼ばれる。アカマツは先駆樹種(パイオニア)伐採跡や崩壊地などの裸地へ初期に侵入するのがマツ。すでに他の植物が生育して...アカマツ

  • アオキ

    アオキ林の日陰によく見られる雌、雄別々の株の常緑低木で、大きくなっても枝が青々していることから、この名前がついています。赤い実と光っている葉が美しいので、庭木としてよく植えられます。以上が武庫川の樹木で説明したところ以下付け足し日本特産種分布は北海道、本州、四国、九州、南西諸島に分布する常緑の低木。長くミズキ科とされてきましたが、APG植物分類ではガリア科(アオキ科という言い方もできるようです)になりました。「兵庫県におけるニホンジカの嗜好性植物・不嗜好性植物リスト」藤木大介兵庫県森林動物研究センターによるとシカの簡易な生息指標として活用しやすい嗜好性植物としては、イヌツゲ、アオキ、ナガバモミジイチゴ、リョウブ、イタドリの5種が考えられた。と報告がある。「これら5種は、これまでシカの分布が確認されなかった地域で...アオキ

  • 2011年1月16日(日) 野鳥観察とあくあぴあ芥川訪問

    ●2011年1月16日(日)野鳥観察とあくあぴあ芥川訪問今月は高槻市にあるあくあぴあ芥川(芥川緑地資料館)を訪ねましたあくあぴあ芥川は高槻市の自然を紹介する資料館です。高槻の駅に10:00集合、ここから芥川沿いにあくあぴあのある南平台まで歩いていきます。この道は昔の西国街道で道路の幅も昔そのままとか。すぐ先が芥川。そこからは川沿いを歩きます。道路から川を覗き込む会員たち。最初に見つけたのがジョウビタキのオス。そのあと次々と鳥の姿が。ここでこんなに鳥の姿を見かけるとは思いませんでした。下はみごとなユリカモメの隊列。セキレイ、カモ類の姿がたくさん見られました。のんびり観察しながら歩いて11時半にあくあぴあ芥川に到着。今日はとても寒く、晴れていても時折雪がちらつき、アクアピアの前の池には厚い氷が張っていました。まずは...2011年1月16日(日)野鳥観察とあくあぴあ芥川訪問

  • ダム湖の夕暮れ

    この時期西に傾くお日様ちょうど谷の間に沈むのでこの景色この1か月ぐらいがこの角度で沈む良い天気にめぐまれたこの日(1月13日)の日暮れ時ダム湖の夕暮れ

  • 武庫川の樹木6

    武庫川大探検から代表的な樹木を40本近く紹介した。詳しい説明は当会の生きているシリーズに書いてあるので見てほしい。武庫川の樹木6ヒノキ(スギ科)常緑の高木。スギと同じく日本特産の木で、多く植えられています。スギは湿った所に適していますが、ヒノキは、乾燥してやせたところでもよく育ちます。木材はよい香りがし長持ちします。ムラサキシキブ(クマツヅラ科)落葉の低木。秋に紫色の美しい実をたくさんつけるので、むらさきしげみと言われ、これを平安時代の女流作家、紫式部のイメージに重ね合わされた名前です。ヤマウルシ(ウルシ科)落葉の低木で、さわるとかぶれます。(注意!)葉の柄は赤く、一枚の葉は多くの小葉からなっています。漆塗(うるしぬり)に使う“漆”を取るウルシは、中国から持ち込まれ植えられたものです。ヤマザクラ(バラ科)落葉の...武庫川の樹木6

  • 武庫川の樹木5

    武庫川の樹木5ハナイカダ(ミズキ科)葉の真ん中に花や実をつけるめずらしい木です。ちょうど花が葉っぱの舟に乗っているように見えることから“花筏(はないかだ)”と呼ばれます。雄花と雌花(のちに実になる)が別々の木につきます。ヒカゲツツジ(ツツジ科)常緑の低木。奥山の林の下に時々見られる木で、若葉にはキラキラ光る点々があります。花は、ツツジの仲間ではあまり見られない淡い黄色をしています。ヒサカキ(ツバキ科)常緑の中高木です。サカキよりも葉は小さく、葉の縁には細かいギザギザがあります。春には白い小さな花、秋には黒い実を枝いっぱいにつけます。神事と仏事の両方に使われます。フジ(マメ科)各地で見られる落葉のつる植物で、春から初夏にかけて、うす紫色の美しい房状の花を咲かせます。つるは右巻きです。ホオノキ(モクレン科)落葉の高...武庫川の樹木5

  • 武庫川の樹木4

    武庫川の代用的な樹木の紹介4回目武庫川の樹木4スギ(スギ科)常緑の高木。日本特産の木で、ヒノキとともに、もっとも多く植えられている木です。材は柱や板に使われるほか、樹皮は”杉皮”として屋根をふく材料に、葉は線香の原料に使われます。ソメイヨシノ(バラ科)全国各地の公園や堤防に植えられる一番有名なサクラですが、野生は見られません。江戸時代の終わりごろ、エドヒガンとオオシマザクラの自然に混ざり合ったサクラを江戸の染井(そめい)村(現東京都豊島区)の植木屋さんが、明治5年に“ソメイヨシノ”という名前で売り出した。ソヨゴ(モチノキ科)常緑の中高木。葉の縁が波うち、風にそよいでいるようすから名づけられました。長い柄の先についた赤い実は鳥たちのえさになります。タムシバ(モクレン科)ホオノキと同じなかまの落葉の高木です。葉はホ...武庫川の樹木4

  • ライントランセクト法

    植物調査ライントランセクト法ライントランセクト法とは、森林とか草原などの植物の社会を一本の線か帯で切り取り、その断面(だんめん)、いわゆる構造を図で表して見る方法です。森林の場合、一番高い木の並んだところを第1層(高木層)と呼びます。低くなるにつれ、第2層(亜高木層)、第3層(低木層)、第4層(林床)などと呼びます。高木層を二層に分ける場合もあります。これを階層構造といいますが、階層が多いほど豊かな林とも言えます。また、そこに出現する種(植物の種類)が多いほど豊かな林とも言えます。普通、階層が多いほど、種類は多くなります。みなさんのみじかな所で豊な森というと、シイの森(清荒神・公智神社・有間神社・駒宇佐八幡神社など)とかブナの森(六甲山)や、里山といわれるコナラとアカマツの林などがあります。ライントランセクト法

  • 今日、三田市は雪景色JRに乗ると、新三田、三田道場あたりまでは雪トンネルをぬけ、名塩になると雪はまったくなし。宝塚から川西池田の途中、長尾山を見ると上のほうは雪が木々にすこしついているかな明日は今日より冷えるとか雪

  • 武庫川大探検 植物樹木編3

    武庫川大探検植物樹木編3サツキ(ツツジ科)常緑の低木。川岸の岩場に自生し、武庫川の武田尾渓谷にだけみられる非常に貴重な植物です。枝先に朱色の花をつけます。昔から多くの園芸種がつくられています。サルトリイバラ(ユリ科)落葉のつる植物で、茎は節ごとにジグザグに曲がり、大きなするどいトゲがあります。サルもひっかるいう意味から、この名前がつけられています。シキミ(モクレン科)常緑の中高木。仏さんやお墓に供えられます。黄白色のきれいな花をつけますが、実は猛毒で、シキミの名前は食べられない「悪しき実」によるといわれています。シロダモ(クスノキ科)暖かい地方の山に見られる常緑の高木です。葉は3本の脈がはっきりしていて、裏は白色です。春に出る若葉は、黄色を帯びた褐色の絹毛におおわれて、ウサギの耳のようにたれ下がります。赤い実は...武庫川大探検植物樹木編3

  • 武庫川の樹木2

    武庫川の樹木2ですウワミズザクラ(バラ科)ほかのサクラは長い柄の先に一つつけますが、このサクラはたくさんの小さな花が穂状につき、ブラシのような形になります。カゴノキ(クスノキ科)常緑の高木。木の皮が円くなってはげ落ち、ちょうど子鹿の白い斑点のようになることから“鹿子(かご)の木”と呼ばれます。林のなかにあっても、すぐに見分けがつきます。カナメモチ(バラ科)常緑の中高木。武庫川周辺の山でよく見かける木です関西では生垣に使われ、別名アカメモチともいいますが、これは新芽が赤いことからつけられた名前です。クヌギ(ブナ科)落葉の高木で、猪名川周辺に多く見られます。葉の縁のギザギザの先は、針のようになっていますが、いたくはありません。炭の材料になる木で、猪名川周辺のクヌギで焼いた炭は“菊炭”と呼ばれ、昔から有名です。クリ(...武庫川の樹木2

  • 武庫川大探検 植物-樹木編

    武庫川大探検の植物樹木編です武庫川の樹木(じゅもく)1アオキ(ミズキ科)林の日陰によく見られる雌、雄別々の株の常緑低木で、大きくなっても枝が青々していることから、この名前がついています。赤い実と光っている葉が美しいので、庭木としてよく植えられます。アカマツ(マツ科)常緑の高木です。樹皮が赤く、2本の針のような葉は、クロマツに比べて柔らかで痛くありません。昔は三田盆地や篠山盆地の山は美しいアカマツ林で、この木の根元のまわりには、マツタケが生えます。アケビ(アケビ科)山野でよく見られる落葉のつる性の低木です。花は4月~5月頃、1本の長い枝に花粉を出す雄花と、実になる雌花を別々に咲かせます。秋には甘い実をつけます。アラカシ(ブナ科)常緑の高木で、ドングリの木です。武庫川周辺の山にもっともよくあるカシの木で、カシの木の...武庫川大探検植物-樹木編

  • コハクチョウを探して

    加西市のコハクチョウの飛来地を見に行きました今月観察会をするので、その下見です。「加西市は、国内最南端のコハクチョウ越冬地の一つです。コハクチョウが初めて飛来したのは1980年ごろ。当時は数羽でしたが、毎年少しずつ増え、近頃は50羽以上の群れが飛来します。」(かさい観光HPより)伝通池・中池・三田池長倉池山下新池を紹介していましたが、いずれもみられず。「加西市水正池に飛来した白鳥」blogをみつけてあらためて水正池に(shシン)県道のよこにある池に10羽あまりのコハクチョウが羽をやすめていました画面の遠く端のほうにいます。この日は県道からはよく見えました。コハクチョウを探して

  • 小野市鴨池

    小野市鴨池「播磨中部丘陵県立自然公園の中心地にある「鴨池」。その名の通り、昔からカモなどの渡り鳥の飛来地として知られています。冬になると、シベリア方面からカモやコハクチョウが飛来し」ということで鴨池を見に行った。オナガモ、バン、アオサギ、ダイサギ、トビ、ヒドリガモ対岸にはヌートリア小野市鴨池

  • 冬ごしの植物 ロゼット 1

    冬ごしの植物1霜の降りる1月の植物の様子をまとめた。ウマノアシガタ根際から出る葉は手のひら状に3つから5つに深く裂け、束になって生える(束生)が特徴。オランダミミナグサロゼットではない。毛が多いのが、霜が降りるとよくわかる。タネツケバナイネの種もみを水に漬け、苗代の準備をする頃に咲くことからタネツケバナ。水田で早く咲くのがみられる。ハハコグサ春の七草のひとつのゴギョウとはこれ。ヨモギ地下茎をのばしてその先に冬越しの葉をつける。スイバ冬でもけっこう大きな葉を広げている。冬ごしの植物ロゼット1

  • 冬のロゼット

    正月からいい天気。1月2日、ご近所観察、ロゼットの写真を撮りに行ったがもう咲いている花がたくさん見つけたものをきろくしておこうセイヨウタンポポ開花時期セイヨウタンポポ(3月---10月)となっているが冬でも関係なく咲いている。虫のいないときに咲いておもうが、無融合生殖(単為生殖)をするので、受粉できる。たくましい。ギシギシよく似たスイバは雌雄異株であるのに対し、同じ株に両性花と雌花をつける。また、茎や花が赤味を帯びない点で区別できる。この時期はロゼットの状態なのに早々に葉をあげている。オオイヌフグリ寒さ厳しいとオオイヌノフグリは花が開かず枯れてしまう。この場所では群生して、寒さをお互いに防いでいるのだろうか2月ごろから春にかけて花が咲きはじめるのだが、今年の冬は暖かいのかもう咲いていた。ナズナこの時期ロゼッット...冬のロゼット

  • イノシシ年

    あけましておめでとうございます去年の神戸新聞の記事より2018/2/906:00神戸新聞NEXT兵庫県内のイノシシ被害、2年連続で全国最多イノシシにかみつかれたり、突進されたりしてけがをした人身被害で、兵庫県が2016年度、17年度(11月末まで)の2年連続で全国最多を記録していることが8日、環境省への取材で分かった。17年度は2番目の岐阜、京都などが3件にとどまる中、兵庫は13件と突出している。六甲のイノシシは有名。神戸・六甲山付近で多発している。のニュースは毎年聞くことにイノシシの増加:イノシシの分布は以前は九州、四国、神戸の西日本を中心にみられていますが、最近では神奈川、山梨、千葉などの東日本でも多くみられるようになりました。イノシシは足が短いため深い雪が苦手なのですが、最近の降雪量の減少により、富山、新...イノシシ年

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