足立区主催の「菖蒲まつり」俳句大会(6/7~8日)の選の依頼が区の担当者から届く。2月の「梅まつり」につづいての担当。投句総数は384句で、一般(大人)の部(272句)と小・中学校の部(112句)の2種類に分かれている。大人の部では、「技術的な上手さ」より「景
本日、今年最初の足立俳句連盟・理事会が開かれた。昨年の会計報告、各事業別の担当者決め、5月の俳句大会の準備などを話し合うための招集だったが、現会長が急逝されたとの一報が入り、急遽、今後の役割分担が話し合いの最大のテーマになる。昨年のK副会長、そし
本日、四国の香川県の知らない方からお便りが届く。このblogを毎回読んでいただいているらしく、私が書いた俳句理念としての「コト俳句とモノ俳句の融合」について解説しているものがあれば送ってほしい、とのことだった。丁寧に切手まで同封してあった。今年のアンソロジー1
あだち野の創刊の頃から活躍しているMさんから「俳人協会」の60周年の記念で刊行された「歴代会長の講演録」を頂戴した。中村草田男、水原秋櫻子、大野林火、安住敦、沢木欣一、松崎鉄之助、鷹羽狩行、大串章氏という錚々たる8名。一人一人聴いて、先人の俳句に対す
ここ1週間ほど腰痛が続いているが、今年最初の「細道(早稲田)句会」に参加してきた。ベテラン俳人19名による超結社句会である。7句出し。東北、関西など遠方の方もいるので、句座に集まれるのは在京のメンバーが中心。今日は10名の参加だった。残りの方は「夏雲シス
これから、超結社句会「細道句会」に出掛けてきます。ご報告は帰宅してから。
俳句を書いていると、頭のうしろのほうから呟きが聞こえてくる。「このままでいいのか? 独りよがりの句になっていないか?」「季題のたんなる説明に終わっていないか?」「似たような句を以前出したことがないか?」という問いかけである。いうならば、「内なる読者」から
「俳句界」2月号に結社「渋柿」の紹介記事が載っていた。同結社は、松根東洋城によって大正4年に創刊され、現存の結社としては日本で2番目に歴史ある結社(109年目)である。因みに一番古い結社は「ホトトギス」(127年目)。「渋柿」という結社名は、大正天皇に「
白菜などがだいぶ安くなってきたこともあって、夕飯を鍋にすることが多くなった。個人的には、すき焼きやキムチ鍋などが好みだが、Yは水炊き風のものが好きなので、今夜はタラと野菜をたっぷり入れた薄味のアッサリとした鍋にする。 ZIPPOの揺れて鰭酒点しけり 十志夫
今日は、16日の新年吟行を含めると、今年になって3回目の月例句会だ。 マフラーをぐるぐる巻きにして自由 折原れつ子 玉子焼ほめて始まる女正月 天野みつ子 新年会酔へば始まるエピソード 岡田みさ子 あやふやの記憶をただ
厳かな雰囲気の中で「歌会始め」の儀が執り行われた。お題「吾」で、全国から寄せられた1万5000首の中から選ばれた10首が読み上げられた後、皇室関係者の歌が紹介され、最後に皇后、天皇の歌が紹介された。事前の選のために、能登の災害に触れた歌はないのは致し方な
「お茶をどうぞ」パソコンに向かっていると、Yが点てた抹茶を持ってきてくれた。珍しいことで、どうした風の吹きまわしか。 冬うらら一服の茶に仲直り 中山 玲(ZOOM句会)先日のZOOM句会で、「一服のお茶」というと、抹茶のイメージだが、「ほうじ茶」や「煎茶」で使
平成9年に一枝伸主宰によって創刊された「あだち野」は、今年で27年目を迎える。令和2年に一枝主宰が勇退したあと、私が継承して今年で4年目になる。本日1月16日、コロナ禍で実施できなかった「25周年祝賀会」を兼ねた新春吟行句会を西新井大師でおこなった。今回初
だいぶ昔のことになるが、雑誌編集にかかわっていた経験から売れる「週刊誌」と売れない「週刊誌」のことについてblogで触れたことがある。人間がいだく「興味」の種類を身体の例えると、「頭」「腹」「下半身」の3つに分かれる。「頭」は知的欲求。「腹」は経済、金儲け。
きのうは初雪(霙)が降ったものの、今年は暖冬という予報の通り、東京では「寒の入」してからも、それほど寒くない日が続いている。それは恵まれた気象環境の中の話であって、能登の避難所生活の人たちにとっては、かなり堪える寒さであろう。乳幼児、高齢者、障害
プレバトの冬麗戦をみた。お題は、「大笑い」する様子を詠むというもの。夏井いつきさんの選による上位10句は以下のとおり。★1 1月の笑いの外にひとりいた 春風亭昇吉 2 残業の鍋焼M-1の出囃子 キスマイ・横尾 3 初笑い
先週末、Yの指導する茶道教室の初稽古があった。彼女が茶道を趣味としてから50年ほどになるだろうか。教職に就いていた縁もあって、近隣の小学校から授業としての指導を依頼されることもある。句会で茶道用語が登場することもあるが、一般の男性より理解できることが有難
人日7日、今年最初の句会では、食に関するものが多かった。 健啖の箸のためらふ節料理 高野 敏男 家紋入りの朱の椀そろふ雑煮かな 阿部 真弓 松の内は、お節料理で済ませてきていたので食材が切れていたことを思い出し、句会後にスーパーに立ち
それらしく暮れてゆくなり松の内 宇多喜代子令和6年は、能登大地震、羽田航空機事故という散々な幕開けで、目出度さも中くらいということになってしまった。「あだち野」にとって、そして私自身にとつて、今年はどんな年にになるのだろうか。明日(1/7
なんという正月だろう。北陸の大地震と津波騒動がひと段落したと思ったら、今度は日本航空機と海上保安庁の航空機が衝突炎上というニュース。乗客と乗務員の総数376名が無事脱出できたというのは奇跡的ではあるが、海上保安庁側の乗組員5人が亡くなったという。今
北陸地方を襲った震度7の地震は、元旦ということもあったし、日本海側の広範囲にわたる揺れだったこともあり、さまざまなところに影響が出た。東京でも震度3を記録して、はっきりと体に感じた揺れだった。すぐに津波注意報が出され、TVの各局が一斉に「5mの津波が襲って
あけましておめでとうございます 今年もよろしくお願いいたします 2024年 元旦
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足立区主催の「菖蒲まつり」俳句大会(6/7~8日)の選の依頼が区の担当者から届く。2月の「梅まつり」につづいての担当。投句総数は384句で、一般(大人)の部(272句)と小・中学校の部(112句)の2種類に分かれている。大人の部では、「技術的な上手さ」より「景
大谷選手に関しての私なりのジンクスがある。見ていると打たず、見ていないと結果が良いということ。テレビをつけたままパソコンに向かっていると、結果がほとんど悪いので、スイッチを切ってパソコンでの作業に集中し、1時間ほどして再びつけると、ホームランを打ったりして
毎日のようにタレントのスキャンダル報道が続いている。突然、名差しされて表舞台から消えていった数々の芸能人たち。古くは、島田伸助、アスカ、田代まさし、渡部建、松本人志・・・。復活しつつある人もいれば、引退した人もいる。最近では、中居正弘、永野芽郁、国分太一
3時間にわたる検査の末に、最終的に白内障の手術をすることになった。左右両目とも8月に「一泊」の形で実施するので、9月の免許更新には間に合いそう。術後しばらくは車の運転に支障があるらしいが、住区センターの指導句会が、8月はすべて夏休み(休会)なので具合いい
第151回「足立連盟俳句大会」において、同人の竹内祥子さんが、特別選者高橋健文「好日」主宰の「天賞」を受賞したことは既にblogで報告した。 等伯のふるさとは能登春よ来い 竹内祥子長谷川等伯を通して、能登の人達への応援歌である。 先日の炎天寺「青葉まつ
主夫としては毎日の野菜の値動きが気になっている。野菜作りに適した温度は30度以下だという。梅雨入りしたというのに連日の猛暑でレタス、ブロッコリー、トマトなどに被害が出ており、値段が高騰しそう・・・。反対に、高温が成長を促進しているのが、トウモロコシやナス
何日かごとに、ときどき入れ替わるディスクトップの初期画面だが、今回は、大海に浮かぶ島々の写真が表示される。少し異様なのは、島々の間に四角い生け簀のようなものが多数浮かんでいること。魚の養殖設備のようにも見えるが、あまりにも整ったその形は何やら人工的であ
「WEP俳句通信」146号(7月号)を読む。定期購読していないが、今月号に、依頼された7句が掲載されていることから編集部から送られてきたもの。 本誌の特集記事を見て、「一題十句」なる句座の方式があることをはじめて知った。一題で十句詠むというもので、俳句誌
「父の日」ということで次女からビールが届いた。毎年、何等かの贈り物が送られてくる。有難い。 父の日やいつもの丸き次女の文字 十志夫
足立区の特定検診を受けてきた。年に一回届く書類に必要事項を記入して、地元のかかりつけの病院に持っていけば「レントゲン」「「血液検査」「不整脈検査」などが無料で受けられる。便による「大腸がん検査」「内視鏡の胃カメラ」などの検査は有料だが、きわめて割安。今
⑦浜昼顔みちのくの砂の嗚咽や浜昼顔 矢作十志夫 サラリーマン時代の一時期に東北仙台に勤務したことがある。単身 赴任という気楽さもあって毎週末になると会社の仲間と名所を訪ね 廻ったりした。 その中の一つに岩手県の大船渡に「碁石海岸
⑤噴水 噴水のてつぺんにある重さかな 矢作十志夫 各地の公園で見かける噴水は夏の風物詩である。おおむねコンピュ ータで制御されていて複雑な動きもなんなくこなす。高く舞い上がっ た水が急に動きを停止したかと思うと一瞬の間をおいてから落
③炎天 炎天や道行く影の剥がれゆく 矢作十志夫 「炎天」というと、「吸殻を炎天の影の手が拾ふ」(秋元不死男)がまず 浮かぶ。戦後間もない頃の一句で、棄てられたシケモクに伸びる手の 動きを影に語らせている。 「炎天の影」だから当然その色は濃い黒
『俳句四季』誌に「7月の季語」と題する原稿を書いた。自作8句を添えて短いエッセイを添えているので少しずつ紹介していく。 ①裸子裸子の眠りは空のつづきかな 矢作十志夫 屋外で遊び回ったあと、帰宅して直ぐに畳の上で昼寝をする子供たち。
梅雨入り宣言の発出に躊躇していた気象庁も、「今日出さなければいつ出すのか?」ということで、いよいよ関東地方の「梅雨入り」を宣言した。 少し、温度も下がったので、温かいものを食べようということで、具だくさんの「つゆ入り」(?)饂飩を作る。我が家周辺
俳句寺で知られる炎天寺(足立区)恒例の「青葉まつり俳句大会」が、6月8日に開催された。「菖蒲まつり」と重なって私は不参加だったが、「あだち野」から7名が参加し、選者の高野ムツオさんや鳥居真里子さんの「天賞」「地賞」「総合題2位」を獲得するという大活躍だ
足立区主催の「菖蒲まつり」では、毎年「俳句募集」が行われ、足立俳句連盟の幹事が運営のお手伝いをしている。今年も、北綾瀬の「菖蒲沼公園」で、土、日に実施される。 花火大会と違って天候にも恵まれ、初日の今日も無事終える事が出来た。投句箱には老若男女
囀りや古米・古古米・古古古米 十志夫自分でも詠んだくらいだから、多分こんな時事俳句がたくさん出てくるだろうなぁと思っていたら、早速、あだち野の句会に登場してきた。田植唄古米古古米古古古米 豊間根文子全国的に類句が出回った〈
一泊二日で超結社の吟行に出かけてきた。行先は「ロシア」。老若男女の活発な意見が交された句会の席では、えらそうに滔々と自説を述べてきた。費用は会社持ち(?)だったが、帰りの飛行機のチケットが取れずにアタフタする顛末・・・。 すべて、早朝の夢での出来事だ
いよいよ「古古古米」が店頭に並び始めた。値段の高騰に頭を悩ませる「主夫」としては試しに購入してみようかと地元の業務スーパーに出向くが入荷していなかった。昨年出荷の「銘柄米」と「ブランド米」が、3600円~4000円後半で並んでいる。中には5000円越えのブランド米も
今年の足立区の花火大会は、7月20日に催される。7時20分~8時20分。1万3000発。区外からも人が集まり、結構な人出のイベントである。夏恒例と言っても花火はいいが、ホラー(お化け)映画などは、観る人の気がしれない。そう言えば、大谷翔平も苦手なものは?と
ネイションズリーグにおいて、バレーボールの日本代表が男女とも大殊勲の戦いをつづけている。まず男子は、一昨日、東京オリンピックの金メダルのフランス相手に2セット先取された後、第3、第4セットを取り、フルセットの末の大逆転勝利。昨日も、予選ラウンド最後の
今朝のNHK俳句は、高野ムツオ「小熊座」主宰の担当の週。句会形式で進行される、4人の選者の中では一番面白い。今日の兼題は、「蜜豆」。ゲストは、左から神野紗希、筑紫磐井、能町みね子、中西アルノ の各氏。投句された5句は、それぞれ個性的で面白かった。参加者
painting by サンデーKU東京も2週間ほど遅い梅雨入りとの報道。たまたま明日は梅雨の晴れ間。早稲田へ昼頃から出かける予定なので有難い。そんな中、都知事選が始まった。50数名の立候補だが、我が家のような東京の端っこの町では初日に貼られたポスターは2枚だけ。全て
きょうのblogもまた愚痴の内容に終始しそう。14日、15日、16日と、句会が3連チャンでバタバタした。毎月、第二金曜日、第三土曜日は、昨年から引き受けた地元の住区センターでの句会があり、第三日曜日は結社の月例句会だ。住区センターの句会は、2つとも前任講師の
俳句大会の選者、足立俳句連盟の仕事、結社主宰としての6か所の句会運営・・・なかなか自分自身で俳句を詠む時間が取れないでいる。以前、句友の一人が、「いろいろな仕事を引き受けてしまうと〈会社づとめ〉のようになってしまい、俳人としての時間がなくなるので作句以外
都知事選がいよいよ始まる。実質2人の戦いだが、40名近い人が立候補を予定している。それぞれに思惑はあるのだろうけれど、結果として大変なのは「選管」の関係者だ。全員のポスターが貼れるボードの設置にテンテコ舞いしている。我が家の前でも、今までのボードをとり壊
今年もアンソロジーの編集作業がスタートした。①まづは、台割表(原稿ごとにページ割をしたもの)の作成 から始まる。②それに基づいて20~30本ほどあるエッセイや吟行記事、 同人の作品ページなどを原稿としてまとめ、レイアウトを 依頼しているデザイナーさんに添
6月9日、俳句寺として知られる炎天寺恒例の「青葉まつり」俳句大会が開催された。特別選者は例年通り高野ムツオ「小熊座」主宰。私も地元代表の選者として加わることに。うれしいことに高野主宰の天賞にあだち野のメンバーが選ばれ、賞状と色紙を頂戴する。(写真/右下)主
茨城産のメロンを頂いた。甘くて、瑞々しくて、とてもおいしい。果物はいろいろな形をしているが、とりわけ、メロンの文様は実に細かく芸術的である。このネット(網目)のような模様はどうして出来るのか?ネット(PC)で調べてみると、(笑)「 メロンのネットは果実
俳句は省略の文藝であるから「簡にして明」「語らずして言外の意味を伝えること」が求められる。句会の選においても、意識的にそうした句を取るようにしている。下の句は先月の句会で特選で頂いた作品。 着くまでは三人一緒菖蒲園 村井 栄子一読、たわいのない句
脂っこい食事を嫌うYのための夕食つくりに、毎日頭を悩ましている。野菜や魚類が必然的に増えるが、夏場はロスが多くなるので気を使っている。従って、3、4日分のメニューを事前に決め、必要量をリストにしたメモをもって買い出しに出掛けるというのが主夫としての仕事とな
浮輪ごと改札口を抜けにけり 十志夫(旧作)JRの切符に近々変更があるというニュース。現在、切符は裏側の磁気による識別方法をとっているが、それだと改札通過の際のつまりなどのトラブルが起こることもあるし、磁気が再生紙利用の妨げになっているらしい。 今後
10戦(45打席)ぶりの14号ホームラン。大谷依存症(?)の身には、朝から気分がいい。いよいよ、明日からは大好きな6月。昨年は2試合に1本のペースで15本の固め打ちをしている。今年もガンガンいってほしい。ところで「大谷以外の試合も平等に放送せよ」と、NH
SNSの上でのインフルエンサーによる誹謗中傷や事実無根の「書き込み」や「拡散」のトラブルがあを絶たない。デマを流してPV数を稼ぐことによる金儲けが目的なのか、それとも、単に「他人の不幸は蜜の味」ということなのだろうか。それらを咎めることなく、デマが炎上
船便にまぎれて漂着してきたのか、徳之島では特定外来生物の「シロアゴガエル」が大量繁殖して困っているというニュース。従来から生存する「アオガエル」などの生態系に悪影響をもたらしかねない事態に、地元では必死に駆除を始めるも、その繁殖力が半端ではないらしい。
先週末、超結社のメンバー17名による「細道句会(早稲田句会)」に参加してきた。地方からの投句者もいるので、句会の場に参加する人間は、毎回10名程度である。数名の主宰をはじめ、各結社のベテラン俳人ばかりなので、事前投句される119句(一人7句)は
先日の足立俳句連盟・理事会の場で、さる1月30日に急逝された前会長の後任に就くように改めて要請される。一旦、会長という職務を引き受けてしまえば、結社「あだち野」の月2回の本部月例会や、4か所の住区センターでの支部句会の運営にも支障をきたすし、自分
一茶ゆかりの俳句寺として知られる炎天寺俳句大会「青葉まつり」が6/9に開催される予定。 例年どおり特別選者を高野ムツオ「小熊座」主宰が務め、地元からの選者として私も加わることになっている。選をするのはよしとして、「特選者に選者から色紙(または短冊)を