長い梅雨。ボクタチの1日に変わりはないが、お空の1日は忙しいらしい。晩に薄っすら笑みを浮かべた月が雲にかかりそう。その瞬間、山から花火があがった。5分の花火。僅か5分。5分の間にボクタチの血は騒ぐ。祭りは無いのに祭り好きなボクタチは5分の花火に祭りを馳せほらっ、互いの体内に迸る血が触れ合う指にドクドク伝わる。花火は終わりボクタチはただただ山を眺める。ハルノモモ07.245分
ハルーっ。きてっ!みてっ!きいてっ!庭へでてっ!(モモが燥いでよんでいる。行かなきゃっ、ボクも心燥ぐ。)うわーっ。この時期にバラが咲いてるぅ!でしょ、でしょっ。モモは小刻みなジャンプし大きく首を縦にふる。クリムゾン、深紅・・・いや、違うなぁ。このバラの色は禁色である紅の八塩よ。なるほど、バラの色は奥が深い。ところでハル「バラが咲いた」うたって。勿論、いーよー♪2番まで。え?2番まで?そ。2番まで。うたってくれたら太腿貸すわ、夜、耳かきしてあげる。(えっとボク1番しか歌えないの知ってるはず・・・)それは、その・・・モモの太腿は、このバラと同じく禁制だってことだねっ(泣)(モモがケラケラ笑いバラにキスをする)モモっ!バラからの言い回しが遠いっ。バラの隣でモモのイタズラな笑顔は絶えない。ハルバラが咲いた
朝空をカラスがカラスにみえないほど優雅にとんでる。カラスってカッコイイ・・・モモの瞳は瞬時にカラスに恋をしたボク、ボクってカッコイイって思ったことある?・・・うん?・・・うん・・・モモのバカーーーーー!!ボクは玄関向かって走りだすぅっ(泣)!カラス
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