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横須賀市立うわまち病院心臓血管外科 https://blog.goo.ne.jp/gregoirechick

横須賀市立うわまち病院心臓血管外科の紹介 最新の心臓血管外科治療の紹介

心臓血管外科に関連する最新の診断、治療、トピックなどについてのご紹介

横須賀市立うわまち病院心臓血管外科
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2018/02/18

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  • ブラックペアン2でのレストランロケ

    ブラックペアン2第4話でのレストランロケ。兜町の証券取引所の向かいにある、アサヒナガストロノームが使われていました!過去に何度かこのレストランに関連してこのブログでも記載させていただいております。今はミシュランの星2つになっています。三ツ星は構造的に難しいと言われておりますが、ジョエルロブションのガストロノミーのテイストがここでも味わうことが出来ます。ビューネ君がポロシャツで出演しているので、あまり高級店には見えませんが、実際は一人3~5万円の予算のお店です。ブラックペアン2でのレストランロケ

  • Herald Bleeding 大動脈から気管・気管支または消化管への瘻孔形成への前駆出血

    大動脈から気管・気管支や消化管へ瘻孔を作って大出血を起こすことがあります。この場合は即死してしまう可能性があるが、多くの症例では、前駆出血を呈します。この特徴的な前駆出血は“heraldbleeding”と呼ばれ約2/3の症例で認め,致死的な大出血に先行することが知られてそうです。“Heraldbleeding”の機序としては,一時的な血圧低下と瘻孔部の局所的な血流低下の結果,血管攣縮と血栓形成が起こり一時的に瘻孔が塞がれ止血されるが,瘻孔の閉鎖による正常血圧への復帰により血栓が飛ばされ大出血に至ると考えられているようです.前駆出血から大出血に至るまでの時間は,50%が24時間以上,29%が1週間以上と比較的時間が経ってから大出血が起こる症例も少なくないとのことです。いずれにしろ、放置した場合は致命律10...HeraldBleeding大動脈から気管・気管支または消化管への瘻孔形成への前駆出血

  • ブラックペアン2第2話 左室破裂の臨場感

    ブラックペアン2始まりましたね。突拍子もないストーリーですが、いろいろ突っ込みどころ満載のところも医療関係者が楽しめるように作っている見どころだと思いますし、実際にとても楽しませでもらっています。実際の手術シーンでは、僧帽弁輪の石灰化を除去した後に、左室破裂して大量に出血があるシーン、まさにあの臨場感、実際に味わったことがないとわからないパニック感、実際そのものに表現されていて素晴らしかったです。しかも、修復したあとに遮断解除した瞬間、出血が止まっていなくて再度出血が湧き上がってくるシーン、まさに心臓外科医人生が終わってしまうって絶望感を感じるシーン、とてもよく表現されていました!今日のドラマ第3話も楽しみにしています。ブラックペアン2第2話左室破裂の臨場感

  • OPCAB学会

    OPCAB研究会からACVS/OPCAB学会と進化し、2024年は先週その学会が行われました。今回は大動脈弁を極めるプログラムで各エキスパートが集結して貴重な講演を通じて深く勉強することができるプログラムでした。筆者はポスターセッションの座長を仰せつかりましたが、このポスターセッションも大動脈弁と関連した発表です。横須賀市立うわまち病院からは大動脈弁置換術後PVFに対するApico-AorticConduit、およびMICSーAVRの治療成績について発表しました。来年は冠動脈外科学会とは切り分けて、沖縄で開催だそうです。是非行きたいです。OPCAB学会

  • 横須賀のMICS比率

    横須賀市立うわまち病院では積極的に低侵襲アプローチを採用しており、201-23年の平均の心臓胸部大血管手術に対する側方開胸の比率は1/3ほどになっています。患者さんにとってベストなアプローチを選択することが安全な手術の第一歩です。すべてが小開胸アプローチできるわけではありませんが、かなりこの比率は高い方なのではないかと思われます。横須賀のMICS比率

  • 日本冠動脈外科学会2024 MICS-CABG

    今年の日本冠動脈外科学会は東京、京王プラザホテルで開催されました。数年前に山口で開催されたときにはじめてMCS-CABGのセッションが開催された感がありましたが、今年はMICS-CABGは主要テーマの一つになっています。横須賀市立うわまち病院からも、MICS-CABG導入によって循環器内科からのCABG紹介が増えるという内容の発表をさせていただきました。2022年の全国のPCI件数24万件にたいして単独CABG件数11000件あまりでPCIに対する比率は22:1です。うわまち病院も筆者が再赴任した翌年が47.8:1だったのが徐々に比率が変化し2023年は6.2:1となっております。MICS-CABG開始により今まで紹介されてこなかった症例も紹介されるようになったと実感しています。CABG増加には院内より他...日本冠動脈外科学会2024MICS-CABG

  • ブラックペアン2 この管はどこに?

    二宮君主演のブラックペアン2先ほど録画を見ましたが、今回も左室破裂の出血シーンの臨場感、恐怖感、演技も演出も素晴らしかったです。遮断解除すると血が沸き上がって来て、オランダ少年になるところ、そしてそこから命を救うところ、まさに心臓外科の醍醐味です!ステージにOPE室を持ってくる演出も奇抜でした。実際の心臓をテレビに出すわけにはいかないことから模型を使ってOPEを再現しているのでしょうけど、送血管に見える、あの管、どこに入っているのでしょうね?主肺動脈でしょうか?色は静脈血になっているので、肺動脈なのかもしれません。また、心筋保護回路がエア抜きされていないがとても気になりました。また、僧帽弁手技は右側左房切開アプローチではないかと思われますが、いきなり右房を切り出していました。ダイレクトアナストモーシスはL...ブラックペアン2この管はどこに?

  • J-MICS2024 日本低侵襲心臓手術学会

    今年のJapanMICSSummitは、大分で開催されました。大分市は意外に大きな町で、その気候から大分の優しいおおらかな人柄はこの土地からつくられるのだと思いました。今回のテーマはDevilsImet。MICS手術中に遭遇したトラブルについての情報共有のいい機会になりました。MICS特有のものから、正中アプローチでも発生しうるトラブルなど、多くの情報共有ができました。特に僧帽弁形成において、弁輪の糸掛けで左冠動脈回旋枝を閉塞してしまう経験およびその詳細な検討は大変勉強になりました。発生頻度は1%以下でも、一度発生すると致命的になったりその後の生活に大きな支障が出てしまうリスクを含んでいるので、重要です。当院からはCygnet遮断鉗子による遮断不十分のリスクについて発表しました。Cygnetとは白鳥の幼鳥...J-MICS2024日本低侵襲心臓手術学会

  • 5年ぶりの市民公開講座再開 足のむくみと静脈瘤

    横須賀市立うわまち病院ではコロナパンデミックが終息して日常生活が戻りつつある昨今の状況を鑑みて、今年度から市民公開講座を再開することとしました。まず最初の皮切りに、①足のむくみと下肢静脈瘤、続いて②循環器内科副部長山脇医師による、弁膜症とTAVI、そのあと③心臓血管外科の低侵襲治療について、と年内に三回を予定しています。横須賀市立うわまち病院は三浦半島でいち早く静脈瘤の治療を2009年の診療科開設時から開始し、最近ではほぼすべての治療が外来手術となっています。最新の静脈瘤治療、それと鑑別が必要な足のむくみの話を交えて、当科の玉井医師にしてもらいます。質問コーナーも設けますので、ご興味のある方は、うわまち病院での最後の公開講座になりますので、是非ご来場ください。5年ぶりの市民公開講座再開足のむくみと静脈瘤

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