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  • 影踏み

    夕焼けの中影踏みをして遊んだ幼いころのことを不意に思い出したもう少しで太陽が沈むから影が無くなって遊べなくなることは知っていたけれど自分の背丈の大きさよりも長く伸びた影を踏むのが不思議で楽しくて仕方なかったそんなことを大人になったいまに思い出す影が自分の背丈よりも大きくなることすら忘れてしまっていたいまに影踏み

  • ネムレナイヨル

    窓を開けて夜風を吸うと凛とした夜空を見上げて星を数える理由も解らないなみだは拭って笑おう笑うことだけに専念しよう心地いい風の中夜空に向けて手を掲げてみた真っ暗の闇の中でも心にはいつも温かなひかりをいずれか訪れる朝の光のように心にも朝は訪れるから安心して眠ろうあなたのこと考えながら眠れない夜でも温かな気持ちで眠りにつこうネムレナイヨル

  • あなたが好きな私

    あなたが好きだと言うわたしってね本当はどうしようもなくだらしない女であなたが信じている程きれいでも可愛い女でもないのよあなたが好きな私

  • あの人は嘘をつく

    明日降るという雪を心待ちにしていた天気予報は時に外れるけれど誰もそれに対してー嘘をついたとは言ったりしない今日来ると言う彼を待っていただけどあの人は来ない昨夜も朝まで遊んでいたのでしょうからそれなので時計を眺めながら待っていても待っていないフリをしないといけない彼は嘘ばかりつく私に嘘つきね。と言われてもそれでも嘘をつくそんなあの人を好きになった私が悪いのかしら先に好きになった方が負けという意味やっとわかったわあの人は嘘をつく

  • となり

    幸せで満ち溢れた日常を送ることを願っているけれど僕等はまだ本当の幸せの意味さえ知らずに小さな幸せにしがみついていた一体なにが幸せで一体どれが不幸せなのだろう僕は君が隣にいればそれでいいやそれがいいんだとなり

  • 鏡の世界

    愛しているそう言ってくれたことも強くわたしを抱きしめてくれたこともすべて鏡の世界の出来事だったのね鏡の世界

  • モノトーン

    あなたの感情の波におどらされて言葉のさらさらとした感触にまどわされてとうとうひとりでは戻れない場所にまで辿り着いてしまったこのことに関してひとりで立ち向かう気もあれば後ずさりしたい気持ちもあるだけど出来ることならばあなたと一緒にこの場所に辿り着きたかったモノトーン

  • ピンクパーカー

    ピンクのパーカーがよく似合う君それに見惚れる僕君がどちらの答えを出しても僕は心からyesとは言えないけれどたぶん、納得は出来ると思うよピンクのパーカーがよく似合うファンキーな君を好きになったからだけどひとつ譲れないことがあるんだもしも、アイツの方がいいと言うのならピンクのパーカーをアイツの前では着ないで欲しいそう告げると君は僕にピンクのパーカーを投げつけて-ごめんねそう言って背中を向けたピンクのパーカーがよく似合う君それに見惚れていたのは僕ピンクパーカー

  • 僕に降る雨

    君が泣いたこれは僕の心に降る雨なのだろうか時には春雨のようにやさしく時には嵐のようにはげしく君が泣いたその度に僕の心にも雨が降るそうして乾いた心に弾くんだ君の涙のしずくが僕の心に。僕に降る雨

  • Blue&GreenSky

    透きとおる空風でなびく度に君が髪の毛をかきあげるその仕草に僕はいちいちドキリとする君のことひとつ知るたびに僕は大袈裟なくらい嬉しくなるんだコーヒーはブラック可愛いキャラクターがすき笑うと左頬にえくぼ僕は君のことひとつ知るたびに世界中が煌びやかになるんだ-すきだよそんなことまだ君に言えないけれど胸の奥深くに隠しているけれどいずれかはきちんと伝えるつもりBlue&GreenSky

  • マシュマロ

    マシュマロをくちに頬張った時のようにやわらかくあまくとけてゆくようなそんな恋愛をすればよかったそんな恋愛がしたかったマシュマロ

  • オレンジ

    笑うとオレンジを4等分にしたような瞳のかたちになるあなたがすき。この感情は素敵なもの一緒に笑いあえたらもっと素敵なこと素敵なことをもっと広げてもっと繋げて明日も明後日も1年後もずっとこの先いつまでもあなたがすき。オレンジ

  • ここにいて

    眩しすぎる太陽のひかり以上に柔らかい月のぬくもり以上にあなたの笑顔は輝いていたそっちに行かないでわたしとずっと一緒にいてあなたはここにいてここにいて

  • 宛先のない手紙

    天国というものが本当に存在するのならば今、貴方たちが居るその場所にも雪は降るのでしょうか?宛先も宛名もない手紙がここにあります今年もまた雪が舞う季節になりました貴方と最後に見た雪景色はきれいでしたがまるで命を象徴しているかのように地面に落ちてはすっと溶けてゆくような儚いものでした宛先のない手紙

  • 決断

    田舎の夜空は都会の夜空とは比べ物にならない程に星が瞬いていたこうして田舎に戻ってくることはきっと彼もそして私自身もほんの少し前まで予想もしていなかったほんの些細なすれ違いをきっかけに二人の関係は修復出来ない程の場所に行きついてしまったことはとても哀しくとても悔しいことだけどこの選択肢にたどりついたとき心をなでおろす自分が居ることもまぎれもなく事実だった私が私らしく彼が彼らしく輝きながら生きる為の決断だった決断

  • 同じ空、違う空

    空は同じだけど空は空でしかないんだけどでもね何かが違うんだよね見る度に-この雲は何に見える?-カプチーノの泡に見えたよ次に見たときにはどんな風に見えるんだろうその瞬間の感情をとても大事にしている私だから同じ空、違う空

  • 公園のベンチ

    閑静な住宅街では夜になると人も歩かなければ車も通らない道路のまんなかを靴のかかとを鳴らしながら歩いた行く先は決まっているいつもの公園で煙草を吸うんだずっと前の彼氏と一緒に並んで座った公園のベンチでその彼氏に教えてもらった煙草をひとりでベンチに座ってため息に似たけむりを吐くんだ公園のベンチ

  • 朝日が昇るたびに

    朝日が昇るたび妙に泣けちゃう自分がいた安心してというよりは朝が来たことの恐怖で朝になるたびにあなたの命が削られてゆくどうかこれ以上にあなたの命が削られないように祈ったどうかもうこれ以上に夜が明けないようにと願った朝日が昇るたび祈りも願いも叶わないのだと実感した朝日が昇るたびに

  • 大人の時間

    雪が降るということはいくつになってもわくわくするものだと思っていた雪の積もった夜外で温かいコーヒーを飲むのがすきだった子どもの頃みたいにわくわくはしないけれどこのしんみりとして凛とする時間を大人の時間だ。と15歳のあたしは大人ぶっていた大人の時間

  • アピール

    情緒不安定な私には瞬時の感情に左右される深々と降り積もった雪の日に見つけた寒つばきの花は雪に埋もれながらも存在をアピールしていたそうしてその存在に気付いた私は見惚れるいつもいいことだらけではない些細な幸せと些細な不幸せ-自分の感情をコントロールする様に何て言われちゃってもさどうしようもない衝動が私をかきたてたアピール

  • 鮮やか蒲公英

    この蒲公英の鮮やかな黄色を見ていると懐かしい気持ちになれるのはどうしてだろうままごとをしていた幼いころよく蒲公英を摘み取っては遊んでいた砂のご飯に乗せてもきれいだったし泥の味噌汁に浮かべても華やかだっただから蒲公英を見ると懐かしくなるのかな鮮やか蒲公英

  • プライド

    何かを間違えたときに-ごめんなさいそう言うのは酷く難しいものでもあり酷く簡単なことでもある自分が間違えたということを認めることも大事で何かを間違えたときに-ごめんなさいそう言えればいいと思うプライドなんて捨ててさ-ごめんなさいと言うからには百も承知なはずプライド

  • 夕焼け

    -きれいな夕焼けを見に行こうそう彼は言っていたけれど約束は果たされなかっただから私はひとりで見ることになるひとりで見てもきれいな夕焼けはきれいだけどやっぱり誰かと分かち合えた方がいいよねなんでもさ夕焼け

  • 向日葵

    真冬に見つけた向日葵こんな季節に向日葵を見るとは思わなかったので思わず写真を撮った二日後に同じ場所に来たけれど向日葵畑は消えていたやはり東北の寒さには勝てなかったのだろう真冬の向日葵も太陽をしっかりと見ていたから同じように誰かをまっすぐ見つめていたいと思ったんだ向日葵

  • 無力

    怖いこと恐れていたことそれが現実になったとき自分の無力さに心が打ちひしがれる失うことは想像以上に淋しさや悲しみが溢れ出してきてなみだが枯れ果てるほど泣いたって淋しさはちっとも埋まらなかった無力

  • やさしさ

    シャツのボタンをかけ間違えたようなやさしさなんて根端がまるわかりの不格好なやさしさ本当のやさしさは後から気がつくその人のぬくもりが感じることが出来る行動や言動やさしさ

  • 心の選択肢

    選択肢は沢山ある方が良いのに迷う気持ちには手早く応えなければいけない簡単に簡潔にこの感情を答えることが出来るのならば君だって楽で僕だって楽さその筈だったのに心の選択肢

  • 曖昧

    曖昧な言葉を述べるYesともNoとも捉えられるような誰かを傷つけることは自分も傷つくということそれから逃げるようにYesともNoとも捉えられるような曖昧な言葉ばかりを述べることについて曖昧

  • なみだ

    泣きたいときは泣けばいい笑いたいときに笑ってしまうように大人だから子供でも、と。泣いてはいけないどうして悲しい感情を堪えなければいけないのかどうして涙を見せることは恥ずかしいことなのか泣いたらそれは弱さだなんて誰がいつ決めつけた?なみだ

  • 愚かな救い

    知っていることを知らないことのように隠し通すことはむずかしいただ、知らない振りをしていればそれであなたは救われるということそれだけが自分にとっても愚かだと解りきっている報われることのない救いだった愚かな救い

  • 神秘のベール

    人間は産まれおちてすぐに産声をあげるのに人間は命が尽きるとき泣いたりはしないこの世に生を授かったとき誰しも神秘的なベールに包まれた何かを隠し持っているだけどあっちの世界に旅立つ時は誰の願いも届かずにとてもあっけなくその瞬間を迎えるあのとき別れを惜しんで泣きたいのは私だけではなくきっと貴方もだっただろうに、と。神秘のベール

  • 矛盾

    春先に降る雨のように泣く君のこころのうちは解らないけれどこれいじょうに悲しみで溢れないようになみだを流していることは知っていたこんなにも君は悲しいと言っているのにどこかの誰かは腹を抱えて笑っているほら、ごらん。世界は矛盾しているんだよ平和とか愛とか自由とか何のことだかわからないのはそれは全てを手にしているからなのか君の鼻先になみだの雫がたまるきっと僕はその下で意味のない傘をさしている矛盾

  • 灯火

    音もなくいのちの灯火は燃えるやり残したことはないかい?あとどのくらいいのちの灯火はあるのか誰にも解らないこと今日もいい日だったとそう眠りにつく前に思える日ばかりではないけれどいのちの灯火が消える前にすべての答えに応えることはできるのか人生が終える日に何を論すのか後悔していることはもうないかい?灯火

  • 昨夜、久しぶりに凛とする夜の空気に遭遇した空を見上げると思ったとおり星がきれいに瞬いていたそこに置いてきたものここで見つけたことどちらが大事かなんてそうね。その答えはだしたくないけれど凛とする夜の空気に遭遇するとそこに置いてきたものが恋しくなってしまうのは当然のことだと思うし仕方のないことだとも思うのもういちど空を見上げたら思ったとおりに星が瞬いていた凛とする夜の空気のなかで凛

  • ということ

    本当の言葉もあるしその場しのぎの発言もあるそれは誰だって心当たりがあることだから言葉のすべては信じきれないあなたはわたしの考えていることがたまによく解らないというけれどわたしもあなたのすべてを知っているわけではないし考えていることが解るわけではないということ正直な言葉もあるし建て前の発言もある誰だって心当たりのあることだけどだからといって言葉のすべてを疑うわけでもない信じたい言葉は信じて疑いたい言葉は疑えばいいということということ

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