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やっぱり変だ学校教育 知らないことが多すぎる   https://blog.goo.ne.jp/totty2885

意外と知らない学校のモノ、コト、裏事情。 納得いかないことが多すぎる。 若い教職員、保護者、教育

やっぱり変だ学校教育 知らないことが多すぎる
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2018/01/08

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  • 地に落ちた学校にとどまって

    明日で3日続けての休みをとる。9月に入り、秋の気配が感じられた時期での夏バテ。普通に働いても、マスクによる酸欠は、如何ともし難い体力の消耗を呼び込む。ただ、今回の休みは、それに加えた「失望感」からもある。先日の職員会議。例の如く「質問、意見交換は許されない」会議だ。その中で、3月の卒業式についての反省まとめの発表があった。予想通りと言えば、その通りなのだが、各学年から出された書き込み一覧表があり、次に引き継ぐもの、変更させるものが最後にまとめられている。「予想通り」は、その一覧表に、私の書いたものが、きれいさっぱり消えていたことだ。どこかにコピーして保存、保管しておけばよかったと思ったが、後の祭り。私の書いたものは、①コロナ禍にあっても、都や市からの卒業式に関して、日の丸、君が代は、なにがなんでも式に据えようと...地に落ちた学校にとどまって

  • 埼玉はしぶとく内定していた

    埼玉の伊奈学園中学校が、歴史、公民ともに育鵬社を内定させていた。26日の教育委員会で決まるとのこと。撤回を!埼玉はしぶとく内定していた

  • 愛媛 広島でも しかし警戒はし続ける必要あり

    愛媛県の県立中学校の歴史、公民、広島県呉市の中学校の歴史、公民教科書で、いずれも育鵬社は不採択に。運動の成果を素直に喜びたいが、かなり不気味でもある。反動勢力は、力も金もあるだけに、油断大敵と心して運動を続けていかなくてはならない。そう、これからが本当の闘いなのだ。愛媛広島でもしかし警戒はし続ける必要あり

  • 長野と東京 学級規模の違い

    いよいよ来週から、私の勤務する自治体では2学期が始まります。すでにスタートしているところ、まだ9月から始まるところと、かなりの差はあるようです。コロナによる取り組みは、各都道府県、各自治体では、かなり異なるようです。さて、日本という国は、大きな転換や改革は、内発でなされることは少なく、たいがいは外圧、または外的な要因でないと達成されないと言われています。主権者意識、政治的能力が育っていないまま今日まで来てしまったという残念な国民です。今回も、そんな気持ちも抱えながら、コロナ禍により、学級の規模を小さくしてほしいという声が高まって、知事会や町村会長、日本教育学会などから、少人数学級の要請がなされるようになってきました。東京では小学校1、2年生、中学1年生では35人学級となりましたが、最近はそれ以上広げようという兆...長野と東京学級規模の違い

  • 武蔵村山市も不採択

    18日の教育委員会は、歴史、公民、道徳の教科書で、いずれも最悪教科書を採択しなかった。安堵はしたものの、なぜ、こんなに後退してしまったのか。反民主勢力は、これで敗北とは思ってはいないだろうし、教科書採択までのプロセスはほとんど現場の声が聞こえない仕組みになっているし、国民全体の「民主主義獲得体験」が、もう何十年も積み重ねられていない状況だ。いつ反転するかも知れない教育界である。武蔵村山市も不採択

  • 「AKB48とブラック企業」坂倉昇平

    6年も前の本だが、AKB48の歴史は、現在の労働問題を驚くほど象徴しているかを、秋元康の歌詞を分析する中で解説をしている。AKB48の生誕から、2013年までの紆余曲折(スキャンダル、総選挙、じゃんけん大会、卒業、恋愛禁止など)を、逆手にとって、それらをいかに「商売」に結びつけていったかの経緯も興味深い。時代の流れと、その中で生身で生きている人々の感情、感覚を読み取ることにかけては、秋元康は天才的である。さらにAKB48で起こる問題(不満、造反)を掬い上げ、それらを決して労使の問題にせず、それ自体も「売り物」としてしまう経営者としての手腕もなかなかのものだ。しかし、彼の力はそれ以上のものではない。むしろ私たち労働するものにとっては、害悪そのものである。不満については究極のところ「自己責任」であり、辛くても、「そ...「AKB48とブラック企業」坂倉昇平

  • 「トリニティ」窪 美澄

    461ページの長編。イラストレーター、大橋歩と、フリーライターの三宅菊子をモデルにしたもの。二人とも私がまだ中学生、高校生のときに、時代の寵児てなして脚光を浴びていたのだが、名前は知ってはいたが、それ以上のものではなかった。小説にも出てくるが、大橋歩は、当時女性だと知り、びっくりした記憶がある。平凡パンチやプレイボーイなど、若者文化をリードすべく、雑誌が次々と発行された60年。70年代。アンアンも若い女性の流行の指針となるべく出されたものだろう。その中にあって、若いイラストレーター、フリーライター、そして鈴子という三人の女性の歴史を、時代と交遊とを絡めて語っていく。三人をかなり詳細に描こうとしているものだけに、このような長編になってしまったのだろう。私の青春時代とは、少しばかりずれるのだが、一気に読ませるだけの...「トリニティ」窪美澄

  • 理不尽な「愛国心強要」に勧告

    ILOとユネスコは昨年春に日本政府に「愛国的な式典に関する規則に関して教員団体と対話する機会を設ける」ことなどを内容とする勧告を出した。卒業式・入学式での「日の丸・君が代」の強制によって教職員の思想・良心の自由が侵されている問題を、「アイム89東京教育労働者組合」が、ILO・ユネスコの合同委員会に申し立てたことを受けてのもの。勧告は「起立や斉唱を静かに拒否することは…教員の権利に含まれる」とのべ、教員団体との対話は、起立・斉唱したくない教員にも対応できる合意をつくることや起立・斉唱しなかった教員への懲戒処分を避けることを目的とするよう求めている。「勧告は、下記の6項目で、日本政府および教育委員会に対して是正を求めている。(a)愛国的な式典に関する規則に関して教員団体と対話する機会を設ける。その目的はそのような式...理不尽な「愛国心強要」に勧告

  • 東京都も最悪教科書不採択

    20年近くにわたり使用し続けてきた「新しい歴史教科書をつくる会」系の教科書は、今年は不採択になった。これまで採択されていた特別支援学校、中高一貫校、すべてで不採択である。過半数の得票で決定するのだが、その結果には、育鵬社や日本教科書の票もちらほら現れて予断を許さないものだった。しかし、この採択のための会議が「討議抜きの無記名投票」となっている点は、納得いかないし、危惧すべきだろう。「発言は他の委員の投票に影響を及ぼすから」という理由には呆れてしまう。意見を出し合い、個々の考えをよりよく変えていくことが、「会議」本来のあり方ではないのか。そんな「教育委員会」が、何の質問もなく開催されていること自体、東京の教育のレベルの低さを象徴しているのだろう。東京都も最悪教科書不採択

  • スリランカからの留学生 無視はできないな

    図書館からの帰り、夕方に駅を降りると、「スミマセン!」という声に呼び止められた。東南アジア系?いやインドからかなと思える若い大学生くらいの女性。「コロナウィルスで、生活費や授業料のために、今、手作りのお菓子を売ってます。お願いします。」という内容。赤い羽や、交通事故による孤児支援、災害の募金に、これまでまったく足を止めることがなかった私。「ごめんね」と通りすぎる。ロータリーの端に立ち、道行く人に話しかけている(私には真摯に訴えているように感じた)声を後ろに聞きながら、これは本当のことかもしれない。それならば放ってはおけない。最初の曲がり角で、突如Uターン。彼女のところに向かう。「放っておけないからね」と、彼女に寄付をする。お菓子を二袋。「よいことが、ありますように🎵」と可愛い笑みつきのお礼。彼女と別れて、もう一...スリランカからの留学生無視はできないな

  • 名古屋市も不採択

    七日、名古屋市教育委員会の定例会で、育鵬社の教科書が、歴史、公民ともに不採択になった。市長が民主主義を我流に解釈している自治体だから心配していたが、まあなんとか採択されずにすんだ。月末の会では育鵬社を推す委員もいたようだが、その後意見を変えたらしい。めでたしめでたし、と楽観してはいられないが、まずは市民運動の成果だと言える。過去の負にも目を背けず、謙虚に学び、反省をし、教訓を絞りだし、未来を構想する社会科であってほしい。名古屋市も不採択

  • 「世界一ありふれた答え」谷川直子

    「四月は~」に続いて、同じ作家の作品。離婚し、未来を見つめることができなくなった女性。ピアノを弾くときに指が動かなくなった新進気鋭のピアニスト。「四月は~」と設定が似ているのだが、二人のやりとりや、再生していく過程が、読者にとっては、その所々で「あ、私と同じ」と感じるのではないか。佐川光晴の作品を読んだ後の、「この作家はきっと誠実な人物なのだろう」という第一印象に似た読後感。「世界一ありふれた答え」谷川直子

  • 再び「おとこ」「おんな」の是非を問う

    久しぶりにテレビのワイドショーを見た。コロナ禍のニュースがやはり多いが、あとは、タレントの婚約を、共演がきっかけとなったと、かなりの時間を費やして紹介。そして、スマホのCM収録が嵐のメンバー、ファンが一緒になり作られた様子。さらに、週刊誌的なセンセーショナルな事件。女子高生を1ヶ月監禁した「おとこ」、防犯カメラを、塀をよじのぼってねじ曲げた「おんな」。また、容疑者に対して「おとこ」「おんな」の呼称を使っている。被害者には「男性」「女性」。容疑者は、あくまで「悪事確定者」ではないのだから、なぜ「男性」「女性」または、「さん」「氏」ではいけないのか。マスコミは、警察でも裁判所でもない。確定していないことに対して、マスコミは慎重に報道する使命があるのではないか。いまだに納得がいかない、人権感覚のない報道姿勢だ。二時間...再び「おとこ」「おんな」の是非を問う

  • コロナ禍で改めて分かったPTAの存在意義

    みなさんの学校のPTAは今、なにをしているのだろうか。私の学校では、年度末から休校になったために、役員の改選をあわただしくオンラインで行い、さらに新年度になり、その結果のお知らせのプリント、さらに「今年度の職員の紹介」として、のどかに顔写真つき、よろしくメッセージつきの広報誌を配布しただけ。まったく問題意識の欠けた活動を行っているとしか思えない体たらくである。このコロナ禍で、たくさんの問題が生じている学校現場に、PTAは何もアクションを起こしていない現実。PTAの役割、存在意義とはなんなのだろうか。学校再開まで、孤立して家に待機していた子どもたちの実情はどうなのか。再開後、40人近い密の学級が、はたして安全、安心と言えるのか。85%習得すればいいとされた学習の進度ははたして適切な措置なのか。休校中での学習が格差...コロナ禍で改めて分かったPTAの存在意義

  • 伴走してくれる、年下となった父

    最後の父の歳を越えて3年がたった。もはや父は私の弟分だ。なんとも不思議な気分だし、だからこそ父がぐんと私に近づいたような嬉しさもある。以前ブログにも書いたが、私はよく父と話す。生前の父だったら、もっといいのだろうが、それは無理なのだからしかたない。自己満足、自問自答であるに違いないが、それでも私の中で、父は確実に生きて、私に伴走してくれている。「小学校しかでてなくて、勉強だってまともにしなかった。勉強して、なんでも自分のものにしたら、俺に話してくれ」と、大学に合格したときに言われた言葉。生きてるあいだに果たすことができなかったね。若くて、いましか、自分しか考えてなかった私だったから。昨日は、息子夫婦、孫も合わせて8人で誕生祝いをしてくれた。それなりの幸せな光景です。学校でも、踏ん張って闘ってますよ。伴走してくれる、年下となった父

  • 横浜市も不採択に

    最悪の教科書が不採択になった。過去を謙虚に振り返ることは、自虐とは異なる。過去を知らずに未来は語ることはできない。横浜市も不採択に

  • 教科書をめぐる攻防

    事実からも教育的価値からも、最も遠いところに位置する育鵬社の中学歴史、公民の教科書が、神奈川、藤沢市で不採択になった。当たり前の結果なのだが、それが通らないねじ曲がった現実だったのだ。今日は横浜市の採択が決定される。油断大敵。教科書をめぐる攻防

  • 「やめるときも、すこやかなるときも」窪美澄

    作者が、「くぼ、みすみ」か「くぼみ、すみ」かもわからないままでいる。たぶん前者だとは思うのだが。彼女(あ、男女の区別さえも分からず)の作品は、何かの賞をとった際に読んだことがある。いやに官能的で、しかも心理描写に秀でているなあと思った、と思う。嫌いな作風ではないのだが、なぜか遠い位置に置いたままで、今日まで来てしまった。文庫の著者についての説明を見ると、けっこう年配であることにも驚く。もっと若い小説家だと思っていた。さて作品。家具職人である主人公が私と重なる部分があり、彼の「傷」が、この中でどう癒されるのか、考え考え最後まで一気に読みきってしまった。私にはできない(やれなかった)方法もありかなと思う。小説とは言え、この主人公に嫉妬や羨望を抱いて、最後のページをめくり終わる。きれいごとにしない。悪くない作品だ。「やめるときも、すこやかなるときも」窪美澄

  • だれが舵取りを?

    院内感染をはじめ、保育園、学校にも感染が広がりつつあることが報道されている。3000人に迫る入院患者数。国民を均等にかき混ぜる「GoTo~」は、今だけ儲け、あとは火事場になるしかないだろう。いのちも大事、経済も大切。判断に迷ういま、だれが国民の舵取りをするのか。1ヶ月以上も会見をしていない、否、できないでいる、本来の舵取り役は、なんとも情けない。オロオロしている場合ではないだろう。能力がないのは、もう分かっているから、せめて記者会見でも開き、ざっくばらんに意見を聞くくらいの誠実さを見せてほしい。だれが舵取りを?

  • なにか ちがう

    コップに沈殿した毒物をかき混ぜたジュースを「大丈夫、お安くしてますし」と勧められているかのような「GoToトラベル」ならぬ「GoToトラブル」。「検査数が増えているから陽性の数も増えているのは当然。緊急事態には当たらない」それほど感染の裾野が広がっている証しなのでは?「一年後のオリンピックの開催に向けて、全力で」虚しい政治スローガンの如く。虚勢にしか聞こえない首相の遠吠え。日々増える、都内、地区別の感染者数を見る。我が家の市も勤務先の市も、毎日、つもり貯金の如く増え続けている。「死へのいざない」を、私は丁重に避けることができるのだろうか。なにかちがう

  • 全生研に対する無知、または歪曲に抗議する

    私は現在、全生研(全国生活指導研究協議会)の会員ではないが、ネットで読んだ記事で、あまりにもひどい内容のものがあったので、会員の方は厳重な抗議と訂正・謝罪を求めていただきたく、ここに紹介します。ツーブロックの禁止が、都内の高校で広がっていることが新聞で報道されていたため、それに関してネットで情報を集めていたときのことです。<スピン経済の歩き方:「新人は白シャツ」「ツーブロック禁止」会社や学校で、“謎ルール”が存在している事情>と題する記事が目に留まりました。なかなか内容としては面白く、校則に関して歴史的に調べ、多角的に考察されていると思えた。しかし、後半の段になり、戦後、管理的な教育がはびこってきた背景として、次のような気になる記述が目に付いた。以下、引用。「1963年、神宮第二球場に、都内の小学生たちが参加し...全生研に対する無知、または歪曲に抗議する

  • 物言わぬ教師にならないこと

    2020年07月19日06時02分14秒 教育を考えるよりよい社会を創りあげていく大人を育てていくことが教師の仕事だと思って、40年も仕事を続けてきた。言われたことにただ従い、「良い子」になるのではなく、「なぜそれをするのが必要なのか」「それが本当に正しいものなのか」を考え考え、ときには立ち止まり、反抗することも大事なことだとも話してきた。そしてそれが「口先」でない、「私自身」の課題でもあると考え、組合活動も含め、十分とは言えないまでも、社会に向けて声を挙げる努力をしてきたつもりである。先週の職員研修で、主幹が服務について講師を務め、職員会議について説明をした。職員会議は、意見を述べる場所ではない、挙手は行わない、これは「ずっと前から決められたもので、守っていくのは私たちに課せられている」と。話す彼の顔を見なが...物言わぬ教師にならないこと

  • 今日付の東京新聞を読もう

    「教室の密回避の切り札」として少人数学級について、その実現の道筋についての記事が二面にわたり掲載されている。現状を憂う教員なら、せめて目を通してほしいものだ。今日付の東京新聞を読もう

  • 200人越えと規制緩和

    夜の街だけが諸悪の根源だとする声明が続く。20代、30代だから、たいして重くはならないとも。検査数を増やしたのだから、たくさん出るのは当たり前とも。だから、こうも考えられはしまいか。活動的な若者が感染しはじめ、それが高齢者に撒き散らされる確率が増している。いま、感染の裾野が広がっている時期ではないか。さらに規制緩和で、撹拌、拡散されている街の空気。いずれは我々、高齢者の元にやってくるのは、至極当然。詰め将棋の如し。あと何手で詰まれるか。200人越えと規制緩和

  • 不可思議 小池都知事

    これほど公約を果たせなかったあなたが再選されたことは、不可思議としか言いようがない。選ぶ者も、選ばれた者も、危うい我が日本の象徴だ。不可思議小池都知事

  • 希薄な管理職との関係

    感染者124人の発表にも、さほど驚かなくなった自分に驚いている。「夜の繁華街」が主に話題になってはいるが、学校現場は、それに匹敵するほど、飛沫が飛び交い、密が常態化している。私の学年然り。職員室では、放課後、明日の授業準備やテストの採点、雑味に追われた職員が寄り集まり、パソコン画面を見ていたり、集まって話をしている。相も変わらず、毎朝「強い倦怠感」と書き続けていても、校長からは何も声かけもなし。朝、私が「おはようございます」と言っても、小さな声で「おはようございます」と返ってはくるが、それ以上発展することもない。彼とは着任以来、私的な会話をしたことのない。組合員がきらいなのかもしれない。地域のポスティングに抗議した、職員の半分の連名文書を持って校長室を訪ねたことを根に持っているのか。彼は、管理職として毎日、何を...希薄な管理職との関係

  • 忍び寄るコロナ

    江東区の小学校教師の感染ヒタヒタヒタヒタ忍び寄るコロナ

  • 私はコロナの人体実験

    38人もの児童を、狭い教室に閉じ込めて生活するのも、はや三週間が経過した。まさにぎゅう詰め、どんなに机と机を離しても、80cm空けられるかどうか。指導で後ろの子のところに行くには、いったん廊下に出るほうが効率的である。都から、市から、「できるだけ2m、もしくは1m」の基準さえ守られない現実。みなマスク着用。もちろんワタシもだ。志村けんの顔がよぎる。彼同様、高齢、喫煙(幸い酒は全く飲まないが)、さらに肺炎をかつて患っている私だ。同僚には笑いながら、「かかったら、死んじゃいますから、あとよろしくね」と言っているが、それは本音である。マスクは、体力の消耗が激しい。毎回、職場の健康チェックに「強い倦怠感」とチェックしているが、毎回無視。(正確には、ここ2、3日は、副校長から「大丈夫?」「どうか休んでね」「無理しないでね...私はコロナの人体実験

  • 死んでから謝罪するのか

    金曜日、さすがに体が動かないので年休をとることにした。熱はないが、頭が重い、ぎっしり積めたリュックを担いでいるような倦怠感。6月に入ってから、マスクを着用しての授業はきつく、子どもたちが下校した後は、ぐったりしてしまう。食欲はないが、むりやり口に押し込み、帰宅してからは、とにかく早寝。土日の休みも、最初の1日はだらだら寝たり起きたり。2日目は、それでも翌週の準備をしなければならない。毎朝、体温を計るアンケートがあるが、そこには、2週間にわたり、「強い倦怠感」「眩暈」「腰痛」などを書き続けたが、管理職からは一言も声かけもない。同僚も、毎回「咳き込む」を記入したが、何も反応がないと言う。さすがにひどいと考えて、アンケートに「チェックされてますか」と書いたが、それも回答なし。先週の水曜、木曜にはアンケートの回答をやめ...死んでから謝罪するのか

  • 管理職はどこを向いているのか

    2020年06月13日22時11分06秒 教育を考えるコロナに纏わる学校現場の話題から。組合の仲間に出したメールです。○○さん、ありがとうございました。昨日、副校長と話し合い、6月も時差勤務が継続されていることを確認しました。通知を2週間も職員に告げることなく、「ひた隠し」していることも指摘して、改めて遅い「告知」を今日の夕刻会で説明していただくことも約束しました。さて、今日のことです。たまたま私が日直で司会でしたので、約束を反古しそうな副校長に、「あ、時差のこともお願いします」と、強引に話すように促しました。「あ、それはあとで個別に」と逃げようとしましたので、「これは個別の問題ではないですから、みなさんにお願いします」として、やっと説明に及びました。内容は、「時差勤務は6月も継続するという通知でした」止まり。...管理職はどこを向いているのか

  • 最優先課題とは

    9月新学期が「千載一遇のチャンス」と持て囃されているが、それよりも1クラスの定数を30人、20人以下にすることこそ、今がチャンスなのではないか。再来週から一斉登校、一斉授業が始まるわが校。私のクラスは38人。1mどころか、80cmの距離も保てない。恐怖である。最優先課題とは

  • 神の「試練」?

    もし神がいるならば、新型コロナは、神の与えた「試練」なのだろう。いかに世界は、ヒトはひとつに纏まるかどうか。アメリカの、中国の、責任の擦り合い、罵りあいで、もう答えは出ているかもしれない。ノアの方舟は、もう来ないのだと。神の「試練」?

  • 学校再開で分かったこと

    まず、高齢の私には、マスク着用のまま、午前、午後の六時間授業すること、つまり遮蔽したまま話続けることが、想像以上に苦しく、体力を消耗することが分かった。これは、かなり辛い。3時を過ぎて子どもたちが下校すると、ぐったり。これを二週間続けたら、私は、強靭な心肺能力を持つスーパーマンになっているか、それとも、教室で酸欠になり、転倒するかのどちらかだろう。どうも後者の確率が高いと思えるのだが。なにせ初体験の毎日、何が起こるかは神のみぞ~とはいえ、やはり子どもたちがいる学校が、本来の姿。マスクで、笑っているやら、しかめているやらわからないが、くぐもる声からも伺い知れ、謎解きのような楽しい瞬間の連続である。教室に、約20人と、約半分に分けられたグループ。しかし完璧な密である。北九州市の再現にならぬように。私も気をつけなくて...学校再開で分かったこと

  • 学校再開 大人の都合で開くな

    多摩方面に勤める元同僚から、「うちは、いずれ七時間授業の予定だと言われてます。一コマは35分みたいですが。」という話を聞いた。数合わせ。まず、七時間で生活させようとする発想に落胆する。それに、35分で一つの学習指導が成り立つかどうか。「教え込む」「一斉に始め、一斉に終わるだけ」の授業になるのは目に見える。「終わらせること」が目標ではない。「みんなが分かる」ことを私たちの目標にしなければならない。学校再開大人の都合で開くな

  • 子どもは馬車馬か

    初日から、漢字やら計算やらと、プリントを作成して、明後日からの準備に明け暮れた金曜日。とにかく、学習の遅れを取り戻すこと、感染予防を万全にすることが真っ先に命じられ、ひたすら、学習を、密を避けろの現場の雰囲気である。月曜日、登校していきなり漢字テストをやる学年もあるようだ。明後日は、子どもたちにとては、ほとんど始業式と同じだ。希望の片隅で、再開する学校生活、新しい友だち、始まる学習と、重い気持ちで来る子も少なくないはずだ。学習の遅れは、確かに私たちがなんとかしないといけない課題だろうが、それを大人の都合や論理で進めてはいけない。ていねいに、ゆっくりと、ひとりひとりに目を向けながらやるしかないし、その道しか可能ではないだろう。まず、「学校に来て、よかった」「やる気がわいてきた」という子どもたちになれるような演出を...子どもは馬車馬か

  • 再開に向けて

    やっぱり学校は楽しい!」そんな声が聞かれるように、しっかりと準備したい。クラスの友だちの名前も覚えていない、不安を抱えた子どもたちのために。三密防止はどこへやら、密の職員打ち合わせ。いつの間にか、在宅勤務の勧めの声も失せてしまった管理職。周りと上の流れにだけは敏感で、職員の健康はどこへやら。やるべきことは多いが、こんなときこそ、個々の職員への優しい眼差しが必要だろう。校長室から出てこない貴方、少しは雑談しに、職員室にいらっしゃいな。再開に向けて

  • 低迷しりとり

    安倍晋三三密密談談笑笑話話題性性悪悪事亊なかれ主義義憤憤怒怒号号泣泣き声声なき声声援援助助成金金利利得得意満面面倒倒錯錯誤誤解解釈釈明明暗暗黙黙視視野野望望み薄薄明明白白黒黒川元東京検察庁長長官官僚主義義理理解力力説説明明治治安安倍晋三※堂々巡りの暗いしりとりになってしまった。低迷しりとり

  • 解除の中にも

    再開再会最下位災害海外開催介在快哉解除開示最近再販売最大再来採用最大限最悪細心解除介助買い物解消改竄会話会社会場回避開幕回復開業快調ところどころ不安が入り交じる昨今解除の中にも

  • コロナのおかげ?

    今回は教育からちょっと離れて。まず、寄るの散歩を日課にした結果、自宅の周りの四方八方に詳しくなったこと。久しぶりに歩く道の様子の変容に驚かされた。あるとばかり思っていた店がなくなり、普通の住宅になっていたこと。野菜の路地販売の箇所に詳しくなり、美味しいトマトや絹サヤの「名店」を見つけたこと。こじんまりしていても、存在感のある店をいくつか発見したこと。花の名前をたくさん知った(覚えた、ではない)こと。二つ目は、ラインの操作がなんとなく楽になったこと。会議でのグループ電話、学年の打ち合わせで頻繁に使用するから当たり前のこと。反対に、後退したこと、害を及ぼしたこと。スマホのキーをたくさん押して、繊細な文字が書けなくなった。私は、例えば「お」なら、「あ」の表示を五回たたくやり方を続けている。一日ラインを使うと、おそらく...コロナのおかげ?

  • 不幸な学校 不幸な子どもたち

    休業中の学校の取り組みの参考にしようと、各地の学校のホームページをネットサーフィンしていた。ある学校のホームページが目にとまった。6年生に、担任がメッセージを動画仕立てで投げかけるものだった。「あ、なかなかいいかも」と、その動画を閲覧してみると---残念ながら期待外れ。しかも、これを見た子どもたちは、なんて不幸だと思った。その動画の内容は、いきなり、「これから登校するみなさんには、大事な使命があります」でスタート。責任感を持ちなさい、下級生の手本になれ、自分で考える人になれ、リーダーになれ、一年生に何ができるかを考えることが宿題です---と、一方的に終始し、「ではみなさん、待ってま~す」の担任全員のコール。この学校の子たちは、なんとかわいそうだと思った。長い長い休校で、家の中で孤立し、生活も心も乱れ、たくさん出...不幸な学校不幸な子どもたち

  • 再開後の子どもたち 再考

    特にクラス替えした学年は、まだ名前と顔が一致しない状態で、さらに分散登校。担任も同様で、顔を見ても、一瞬自分のクラスにいる子かも分からないところからスタートさせることになる。楽しみだったはずの、友だちとの会話や遊びも、しばらくはご法度。行事も大半は中止になることだろう。つまり、子どもたちは、学校では学習の遅れだけをカバーするだけにあくせくさせられそうな予感がする。3か月の空白を、できるだけ埋めることにやっきとなるのは分からなくはないが、スローテンポで軟着陸できるような配慮も考えなくてはならないだろう。子どもは、私たちが望むほど、すべてが器用でもないし、居直れるだけの度量も持ち合わせてはいない。再開後の子どもたち再考

  • 学校再開を危惧する 子ども目線で いきたい

    いよいよ学校が、6月から再開されそうになってきた。3月から5月、3か月ぶりの学校生活が始まる。在宅の子どもたちと話をすると、かぎって「はやくみんなと遊びたい」「おしゃべりをしたい」「体育で鬼ごっこを思いきりしたい」「勉強を一人じゃなくてみんなとしたい」「給食が食べたい」など、一人で家にいるときの反動のような答えが返ってくる。私たちも、そんな子どもたちの要求にそえるよう、ていねいで緻密な準備をしていきたい。しかし、そんな子どもたちの思いとは裏腹に、大人たちは、「授業の時数を確保させたい」「水泳、運動会などの行事はいらない」「土曜も授業をさせよう」「通知表くらいは出せるように、できるだけ授業をやりきろう」「夏休みも、8月の三週間でいいだろう」と、ひたすら学習させ、水準をもとの状態に、いかに近づけるか。躍起になってい...学校再開を危惧する子ども目線でいきたい

  • 若い先生へ 道徳は自信をもって指導できますか?

    悲しいかな、私には「できません。」理由はいくつもあるのですが、1番の理由は「道徳」という「特別の教科」は、「科学でない」からです。例えば算数や理科は、人間が時代を超えて発見したり証明したりした事柄の集大成です。数理科学、自然科学、物理科学、化学とか呼ばれていることにも表れています。国語にしても、教え方や何を重点にするかは統一されたものはないにしても、それぞれの考えで到達した事柄を学ぶことにおいては、算数などと似た側面があります。人文科学などとも称されていますから。つまり教科と呼ばれているものは、人類の叡智を、言い換えれば「真理」を追求し、しっかりと受け継ぐ学問群と言えるでしょう。しかし、「道徳」だけは違います。「特別の」と、苦し紛れの形容詞がついていますが、これは断じて教科ではない。そう思っています。ですから、...若い先生へ道徳は自信をもって指導できますか?

  • かえって毒となる道徳の授業 序章

    「身の程に振る舞う」若者を再生産させる道徳授業0長い「はじめに」「特別」の教科となって、初めて道徳の授業を見た。教科化されるとの情報を知らされ、世間でも、また職場でも批判の大きかったこの変化の後、さて授業そのものはどのように変わったのだろうか、また授業者はどのような苦労をしているのかと思い巡らせ、興味深く会場校へと向かった。研究授業は、小学校5年。「きまりの意味――規則の尊重」がテーマとされている。担任は20代後半の男性教員。教員となって5,6年といったところか。ようやく学校の勤務や児童・保護者との関わりなどで、自分なりの位置がはっきりとしてくるころである。この地区では、教科書に、光村図書「きみがいちばんひかるとき」が採択され使用されている。その5年生版の中の、「お客様」が今回の教材だ。心おどる音楽が流れ、わた...かえって毒となる道徳の授業序章

  • 「職員会議」と呼ばれる資格はない

    ※前号のちょっと補足です。「ブラック」と言われるほどの超定額働かせ放題の現在に仕立て上げたのは、もっぱら政権の怠慢が主な理由ですが、同時に、当時の日教組の戦術の誤り(いつか説明するかもしれません)も大きな原因です。そして、辛い、痛い言葉ですが、岡崎勝が「こうした(註ブラックと言われる)『働き方』に鈍感だった普通の教職員の『労働条件への意識の低さ』が招いた結果でもある」と言ったことも後押ししているのかもしれません。(「現代思想」2020年4月号「迷走する教育」の中の岡崎論文より)もう「職員会議」とは呼べない伝達会「ただでさえ忙しい学校で、くどくどと職員会議をしていることは、時間の無駄ですよ。学期1回だって、多いくらいです。短時間でさっさと終わらせて、その分、仕事に回すのは、けっこう働き方改革になっていると思います...「職員会議」と呼ばれる資格はない

  • 過労死してもおかしくない私たち教員

    人として健康に生きる権利――絶対量を減らさない「働き方改革」は有害無益昔、飲み会で、酔って気持ちよくなった校長が、「自慢するわけではないが、私は平のとき、1回も年休をとらなかったのを誇りにしている。」と、自慢していたことを思い出しました。お追従なのだろうけれども、周りの先生たちがこぞって、「へー、すごーい。熱血先生だったのですね。」と褒めちぎり、酌を重ねてしていたのを、遠巻きに鼻白む心地で見ていました。以前勤務した学校で、自己申告の際の面接で、ある先生(親の介護で、よく休暇をとる、いや取らざるを得ない方でした)が、校長から、「あなたは、家庭と学校の勤務と、どちらが大事ですかと聞かれたら、どちらと答えますか。」(もう聞いているじゃない!)と言われ、「家庭です。」と答えました。校長は、「そうですか。私は学校です。あ...過労死してもおかしくない私たち教員

  • 伝えたいことは山ほどある

    私は、1978(昭和53)年に、25歳に教員になりました。今から42年も前のことです。大学を卒業してから、新宿でバーテンをしたり、大学院に行き、すぐに中退してしまったり、塾の講師をしたり、埼玉で学校事務をしたり、玉川大学の通信教育で教員免許をとっていたりと、ふらふらした挙句の就職でした。教員になりたてのころは、まだ携帯電話などあるはずもなく、公衆電話はテレフォンカードか、硬貨の続けざまの挿入の時代。もちろん、パソコンもなく、ワープロの登場も、それから数年を待たなくてはならない時代でした。このあたりのことは、また記事にすることがあるかと思います。昨年、挫折した「職場新聞」の再チャレンジです。組合にぜひとも加入してほしいという願いもあるにはあるのですが、私の世代の仲間が、すでに大量に退職してしまい、若い教員に現場で...伝えたいことは山ほどある

  • リニューアルしました

    あと1年だけ、学校にとどまることにしました。残された限りある日々を、悔いなく送りたい。若い先生に、たくさん語って去りたい。リニューアルしました

  • 異動の時期 みなさんの活躍を

    今年も同僚が、新たな職場に旅立っていく。いやだいやだと行っている間に、私が1番の最古参となってしまった。つまりここ何年かは、「送り出す」側でいる私だ。卒業生や、1年生同様に、新しい職場に対しての期待と不安とを抱えての旅立ちなのだろう。みなさんの軟着陸を祈る。異動の時期みなさんの活躍を

  • いま、見ないなあ というもの

    暇潰しに、最近見てないなと思うものを。思いつくままに挙げてみようと思う。勘違いで。見ていないのは私だけのものも混じっているかもしれない。チューブのチョコレートイチゴ味の歯みがき粉すかいらーくのデラックスハンバーグステーキ三角錐の形をして糸のついた飴玉バイブル、ビジネス手帳の、横にしたときに横罫になるリフィルブラッシージャワティー種無しすいかテレフォンカード飛行機から撒かれるビラわら半紙いわゆる便所紙うにくらげ裏面が白いチラシインドリンゴいま、見ないなあというもの

  • たかが教育 されど教育

    残りわずかな教員生活で、私の残したものは、ほとんど0に近いものである。しかし、社会全体の流れに乗って、今の日本のような体たらくな日本人を作りだしてきた歯車のひとつとして日本の教育を推進したと考えるならば、これほど恐ろしいものはない。肝心な社会問題には、常に目隠しをして教えずひたすら、「ルールを守れ」「いい子になれ」「権利はわがまま」といった風潮を作りだし従順で個人主義のそんな子ども達を作り続けてきたことそのうちに「我が国を命をかけて守る」ことを至上の価値として戦いになんのためらいもなく出かけるような子どもが多数出てくることだろうだまされない心をもち世界の平和に目を向けた科学的な批判精神をもった子どもは絶滅危機にある生物となるかもしれないたかが教育されど教育

  • ブラックな学校現場に、人材は集まるわけなし

    <国公立大入試の2次試験が25日に全国で始まる。今年の志願者数は168大学582学部の募集10万547人に対し、前年より5078人少ない延べ46万5708人。近年は好景気を受けて就職先の選択肢が多いと言われる文系の人気が続く中、教員養成系学部の志願倍率は下がっている。専門家は「教員の過酷な労働環境が知られ、敬遠されているのでは」と分析する。2次試験は25日に前期日程、来月8日に中期、同12日に後期が始まる。文部科学省によると、少子化などの影響で志願者数はセンター試験が始まった1990年以降で最も少ない。志願倍率も前年比で0.1ポイント減の4.6倍で最低となった。学部系統別で見ると、教員養成は3.9倍と前年から0.1ポイント減り、人文・社会の4.9倍、理工の4.4倍より低い。教員養成はリーマン・ショック後で公務員...ブラックな学校現場に、人材は集まるわけなし

  • 新しい指導要領での「混乱」が始まった

    金曜日に立川で、多摩地区の研究、研修主任、そして一般教員向けの「報告会」が行われた。出席は約900人だという。東京都多摩地区教育推進委員会第23次計画報告会<「主体的・対話的で深い学び」の視点に立った授業の創造--「深い理解」の実現を目指して-->が表題である。簡単に言えば、新しい指導要領の目指すものを先取りして研究し、それを伝達する会である。「いやー、むずかしくって」「なんか、わけわからなくなりそうで」終了後、会場の外にある喫煙所で、何人かの教員が、苦しい笑いを浮かべて話していた。多摩地区から選ばれた(応募した?)16人が、それぞれ小学校部会、中学校部会に分かれて、表題に書かれた主題を、実践を通じて論理構成していく・・・の成果の報告なのだが、苦笑の教員の言う、内容が「むずかしくて」というよりも、むしろ彼ら彼女...新しい指導要領での「混乱」が始まった

  • 本末転倒 なにが1番大事なのか

    来年度の教育課程を話し合う中で、私にとってはおそらく初めて聞くような発言が飛び出した。1つ目は、こんな発言である。「みなさんは時間にルーズです。会議の時間にきちんと集まっているのは、全体の3分の1。教員として恥ずかしいことです。」「会議に遅れないように、例えば体育などは着替えの時間もあるので、授業を少し早く終わらせるようにして、会議に間に合うように子ども達を下校させてください。」前者は校長から。後者は、それを受けての教務主幹から。その発言のあとに、私が発言。「会議のために、子どもの授業を端折るということは、本末転倒ではないか。時間のない中で、少しでも早く会議を始めたい、講師がいる場合など失礼にならないかということは分からないでもないが、授業を軽く扱って、会議を優先的に考える発想はやめてもらいたい。みんなそれなり...本末転倒なにが1番大事なのか

  • 「毅然とした指導」「強い指導」 を嗤う

    最近、「毅然とした指導」「強い指導」という言葉が、現場で行き交っている。エスケープや非行など、教師側として「手に負えない」事態が進んでいるといった事情も、その背景にあるのだろうが、非常に違和感のある言葉である。漠然とした言葉であり、その受け止め方は人それぞれで異なる用語であるが、簡単に言えば「有無を言わせぬ命令」とでも言うのだろう。問答無用で、子どもを屈服させることは、教育の敗北を意味するものだろう。しかし、それに対して異議を唱えるものは、ほんの一握りである。もともと教員は「真面目」であるだけに、さらにやっかいである。その言葉を受けて、ひたすら子ども達に抑圧的に振る舞ってしまう。違和感を覚えつつも、「これだけ熱意をもって指導した」とひた走るのである。そうすると、ますます子どもとの距離は広がり、指導すればするほど...「毅然とした指導」「強い指導」を嗤う

  • 昨日は仕事をしてました 紀元節は私には存在しないので

    「建国記念の日(けんこくきねんのひ)は、日本の国民の祝日の一つ。2月11日。神武天皇(その即位日だけでなく実在さえ現在の歴史学では、史実であるとは考えられていない)が即位した日を日本の建国された日として祝うこと(紀元節〔きげんせつ〕)は、戦後占領軍(GHQ)の意向で祝日から削除された。しかしその後、紀元節を復活させようという動きが高まり、反対する動きを抑え建国を記念するための祝日を設けることになった。その際「紀元節」から「建国記念の日」に改正され、1966年に国民の祝日に認められて、翌年から適用された。」(Wikipedia)休みの日というのは魅力的だが、平等という観点からして納得できない存在しての天皇の、しかも学問的にはなんの根拠もない「建国の日」を祝うほど、私はおひとよしでも愛国者でもない。前にも書いたが、...昨日は仕事をしてました紀元節は私には存在しないので

  • 堕落した教育現場

    ふつうの感覚なら、「~を愛する」「~に敬意を表する」かどうかは、まったくもって個人の信条にかかわるものである。日の丸、君が代を愛するかどうかは、個々の判断にまかせるしかないものである。まして、それが「愛国心」につながるかどうかについても、個々の判定を尊重するしかないものだ。私は、この歌や旗については、なんの感慨をもつことはなく、むしろ「侵略のシンボルだという、薄汚れた手垢のついた」ものだと考えている。そしてまた、これは新しい日本のシンボルとして、これからの日本の未来には必要なのだいう意見も、渋々とは言え、認める立場でもある。教育の現場に持ち込むかどうかについては、「棚上げ」しませんかと思う。それが次善の方法ではないだろうか。結果的には、現象面では、「反対派」の主張する「持ち込まない」ことになるが、意味合いはまっ...堕落した教育現場

  • これでは差はつきませんねえ

    私の軽蔑する教師の言葉の中で、ベスト10にも入ろうか。あ~、それ軽蔑してしまいますよ。と私は吠えてしまうのですが。テストを作って検討すると、必ずこう言う同僚がいる。必ず。目当てにそった問題なら、みんなができたら万々歳じゃないの?差をつけるために、あなたは存在してるの?そうなら、あなたは道を誤ったよ。これでは差はつきませんねえ

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