日々出会う、植物たちの「たくましさ」と「美しさ」を再発見する、ハードボイルド・ボタニカルライフ。
明石の小さな漁港から歩いて3分、ささやかな庭のついたマンションでうちの植物や他所の植物に癒されて暮らしています。
大阪梅田から山陽電車に乗り入れて姫路に向かう阪神電車の直通特急。穏やかで美しい海を望む須磨浦公園あたり。折り返して梅田に向かう電車のようだ。さて、そこから須磨駅までの山陽電鉄高架の真下、歩道との境にはなぜかアジアンタムが自生している。その距離はおよそ100メートルほど。数年前にたまたま見つけたが今も元気に残っている。アジアンタムとは相性が悪い。暖かい室内で湿度を保ちお世話をまめにしないと枯れてしまう。と思っていたが、何と須磨に自生しているとは不思議な話だ。日の当たらない屋外に置いてみようかと思ったりもするが。アジアンタムの良さは窓辺やテーブルにあってこそで、外にあったらほとんど雑草と見分けがつかない気がする。なのでたまにその場所を通った時の楽しみにしておこう。自生するアジアンタム
風が少し冷たい日曜日。JR塩屋駅から歩いて須磨浦公園へ、そして鉢伏山を登ってみた。海釣り公園とその向こうにポートアイランドから神戸空港へと続く橋が見える。JRの電線も紋様のようでちょっときれい。鉢伏山は標高260メートル。でも舐めてかかると酷い目に。石段はほとんど梯子みたいに急勾配ばかり。山頂近くにある展望台。西を見れば垂水と淡路島に渡る明石海峡大橋。東は須磨から神戸三宮方面が一望。海岸線が美しい。山頂のレストハウス。何とジュークボックスがある。昭和の名曲ばかりでテンション上がる。中島みゆき、顔がまん丸でかわいい。坂本教授は学生みたい。旗振山へ。何とここが摂津と播磨の国境だった。知らなかった。何と知らないことばかり。ここから堂島までは多分50キロ程度、加古川は30キロほどもあると思うが。でも確かに見晴らしが素晴...塩屋から鉢伏山へ
神戸は不要不急の外出自粛なので大人しく自宅で過ごしています。少しずつ海辺で拾い集めた流木で作ってみました。結構いいかも!とは自画自賛ですね。エアプランツを引っ掛けようと思ってましたが、このままでも良さそうです。自然のものはそれだけで何かほっこりとします。山から川へ、川から海へ。そして私の手元にやってきたもの。なんだか愛おしくさえあります。流木アート(?)
一昨日、久しぶりにカクタス・ニシさんを訪問。ハウス一面のハオルチアは花盛り。美しいハオに癒されてくださいませ。一面のハオ
約束のように今年も燕がやってきた。どちらもじっと動かない。どこに愛の巣を作ろうかと静かに観察している様子。先週の日曜日、庭先でも鶯の歌を聞いた。まだまだ発生練習のような辿々しい声が可愛らしい。冬鳥のツグミやジョウビタキもそろそろ渡っていくのだろう。人々の混乱もしらず自然は確実に前に進んでいる。在宅勤務やテレワークの推奨、5Gの運用開始は生活スタイルを相当に変えるかもしれない。会議もなく会合もなく、紙を配ることがなくなり世の中どんどん非接触型になっていくようにさえ思える。でも自然がある。自然があればなんとか生きられるほどに強くなりたいとも思ったり。でもやっぱり人が好き。約束のように
一昨年くらいからレコードプレーヤーを買って古いレコードを聞き始めた。クリアな音と包み込まれるような暖かい音空間。郷愁だけではなくて本当にいい。それからハマってしまい若かりし頃に聴いていたレコードをショップやメルカリで買い集めている。まさに70年代後半から80年代の日本のポピュラー。当時はニューミュージックと名付けられた新感覚のカテゴリー。大瀧詠一、山下達郎、竹内まりやなどなど。特にロングバケーションは大学に入った頃だったので、それこそ擦り切れるくらい聴いた。それから30数年。何故か今、その楽曲が人気だという。しかも若い人や外国人に。不思議な話だ。シティーポップとかいうらしい。確かに彼らの曲は全然経年劣化しない。今聞いてもいいのは別に思い出のせいだけでもないらしい。ニューミュージックといえば、やはりユーミンだろう...シティーポップ(?)
明石の海辺につどう人たち。それぞれに春を楽しんでいる様子。沖合に見える陸は淡路島。わずか4、5キロメートル先なのでよく見える。春の陽気のせいか柔らかく霞んでいる。人だけでなく愛犬づれの人たちも多い。海が好きな白ラブやお兄ちゃんが気になる黒ラブ夕焼けを大人しく並んで眺める犬も。この季節はジェットバイクもなく、騒々しいバーベキューもなく穏やかでいい。暗い世相も忘れて春の陽気にたましいもふわりとただようようだ。春の海辺につどう
連休初日は家で過ごした。神戸に外出自粛願いが出たせいではない。窮屈そうなディッキアを植え替えたかったのと、新しいテーブルが届くから。ボリューム感があっていいがちょっと窮屈そう。あー、やっぱり。どっちも根が回っていた。きれいにほぐしてあげた。元気な根っこ。植え替え完了。少し余裕ができた。この子は子株がポロリととれてめでたく親離れ。無事に別居となった。丸いテーブルも無事に届いた。ちょうどいいサイズ感で満足。夕暮れに海辺を散歩。海はいい。特に夕焼けを見にくる人たちはみんな幸せそうだ。海は人を元気にする。悪いウィルスもみんな海に溶けてしまえばいいのに。ディッキアの植え替えなど
朝の日差しを浴びて白く輝くシクラメン。白とグレーの陰影に薄くピンクが入り込むようだ。うつくしい。まもなくこの花の季節も終わる。葉っぱだけになってもきれいな斑が入っていて結構好きだ。なのに夏を無事に越したことがない。枯れた失望もいつか忘れてまた冬になると買ってくる。繰り返しだ。手前にあるずんぐりしたものはアデニウム。砂漠の薔薇といわれる黄色いきれいな花が咲くはずだ。アデニウムは夏の花。その前にはハゴロモジャスミンやモッコウバラが咲くだろう。冬から春へ、夏へと花のリレーは続く。私はその幸せな観戦者だ。シクラメン幸せな観戦者
ビルの谷間から美しい鳥の声。どこだろうと窓を開けて探してみると歌の主は果たしてイソヒヨドリのオスだった。鳥たちは全身で春を喜ぶ。ビルの谷間なので天然のエコーがかかって素晴らしく響く。歌うならあれくらい美しく朗々と歌わないといけない。武漢肺炎の影響で合唱団の練習中止も三週間目。早くみんなと歌いたいなあとビル街の小さなソリストに思う。ビル街のソリスト
久しぶりの出張。紀伊半島の東端、那智勝浦へ。那智湾で遊ぶ若い人たち。ひと仕事の後は地元の料理屋さんへ。勝浦はなんといっても生マグロ。マグロの血合い唐揚げ。ほんのり苦味があって美味。流れ子の煮付け。流れ子とはトコブシのことです。ホタルイカのヌタ。プリプリでミョウガと相性抜群。この料理だともう冷酒しか太刀打ちできません。地酒「黒牛」は旨口のお酒。おまかせ南蛮漬け。キンメやら何やら入っていて味のバリエーションがあり、技ありの旨さ。たぶんネタの魚のあまりを使っている模様^^締めのお酒は新潟の銘酒「久保田萬寿」うーん、旨い。辛口だけど奥行きのある深い旨み。上品で気品がある。特別感が半端ない。那智勝浦は温泉も有名。うっかりシルバーリングをつけたままお湯に入ったらブロンズのようになってしまった😅さて今日も一日...那智勝浦へ
季節は行ったり来たりのこの頃だけどしっかりと開花の準備をするモッコウバラ。小さな蕾が房状に空を向いてる。ハゴロモジャスミンの花芽と絡んだらり。空中で物静かに陣取り合戦。去年の開花の写真。優しい黄色。この間まで花も葉もなく枯れ木のように見えたのに。厳しい季節は葉を落とし体力を温存して次の春を待つ。植物界は生きる示唆に富んでいる。重苦しい日々が続くけど必ず好機が来るはずだと思わせてくれる。再生の春は静かに音もなくやってくる。モッコウバラに花芽が
白木蓮が咲き出し草も山も芽吹き始めた。部屋の模様替えも落ち着いたので春らしい曲を探してレコードをかける。BeeGees。ちょっと早いけど「FirstofMay」邦題は「若葉の頃」三兄弟の息のあったハーモニーがたまらない。メロディーフェアとともに映画「小さな恋のメロディー」のタイトル曲。トレーシー・ハイドもマーク・レスターもかわいかったなあ。夕暮れにトロッコを2人で漕いで遠ざかっていく(たしか)ラストシーンはじんときた。あの幼い恋はどこへいったのだろう。もう戻ってくることはないんだろうけど。「若葉の頃」
朝の手袋がいらなくなって日に日に春らしくなってきた。行ったり来たりのまだらの天候ではあるが春が勝っている。部屋の模様替えのついでに室内で越冬していたディッキアたちを外に出した。ワイルドな姿はやっぱり外が似合う。春の雨に打たれても気持ちよさそう。すっかり色白になってしまった。小豆色が薄くなって緑っぽくなってしまった。これから太陽をいっぱい浴びてきれいに日焼けしていくだろう。この花芽も4月には咲くだろう。こいつは初めての開花なので花の色がわからない。黄色かオレンジが赤色か。今年もディッキアの季節が始まった。ディッキアの季節
an•anが50周年らしい。昨年は井上陽水が50周年、サザンオールスターズが40周年。あんまり自分が寄り添うことはなかったけど、間違いなく同世代だ。同時代を生きていることの嬉しさやありがたさが今はよく分かる。かろうじてボブ・ディランやビートルズ、ローリング・ストーンズともかぶっていることの幸せ。生きて、愛して、歌って。相変わらずキャッチコピーが素晴らしい。そうありたいものです。生きて、愛して、歌って。
今朝の通勤電車から。車内はテレワークや時差通勤の影響はほとんど感じない混み具合。みんなが時差にしたら結果は同じなので時間を変えるつもりもないが。車窓からの写真を撮るにはいいところにいたのでパチリと。JRに並走する阪神電車。路線は山陽電鉄に乗り入れていてこの電車は姫路まで行くのだろう。オレンジが海と空に映える。その向こうにはスターバックス。神戸マラソンの折り返し地点だ。一昨年大阪から東京へ異動していったバイク乗りのある課長はお天気の土曜日にはここまでハーレーを走らせスタバでコーヒーを飲んでいたという話を思い出した。その距離と時間に値する景観だと思う。山は淡路島で左手には明石海峡大橋が見える。まだ誰もいない海釣り公園。まだ開場前だろうがひょっとするとここも営業自粛かもしれない。あの先っちょまで歩いてみたい気もする。...今朝の車窓から
ゆっくりと、また意外と足早にひらく春。会社の行き道に白木蓮。今日の雨で散らなきゃいいけど。何処かから沈丁花も匂ってきて。やっぱり一番好きな季節。ひらく春
飼育して2年目の金魚が逝ってしまった。動きはのろいが優雅で可愛かった丹頂。残念だ。水槽には貝とエビが残ったが動きが地味で少し寂しい。すぐに新しい金魚を求める気にもなれずメダカを入れてみた。エビと同居だがどちらも関心がないらしく平気みたいだ。小さいのが沢山いるのもかわいい。この小さな世界ではあるが勝手に繁殖してくれたら嬉しい。水槽の新住民
暖冬とは言えここ数日は寒い日が続いた。ようやく三寒四温の気候となり小庭の植物たちにも蕾が出てきた。マーガレット。ディッキアの花茎も伸びてきた。他にはハゴロモジャスミンやモッコウバラも小さな蕾をたくさんつけている。我慢の冬を越えて花の季節がやってくる。「ほら春咲き小紅」ミニミニ見ににきてね♪あっこちゃんの歌声のようにふわふわ軽やかに。「あっこちゃん」がわからない人(ここをのぞいてくれる人にはいないと思いますが)はYouTubeで😀春咲き
金魚鉢のお掃除係に任命されたヤマトヌマエビ。同時に入れた石巻貝の働きぶりがすごくてお掃除の仕事はよくわからないが見ていて楽しい。ていうか、何処にいるのかわからない。3D絵本を見るようにぼうっと水槽を眺めていると水の揺らぎに気がつく。いたいた。写真には3匹写っている。今朝は金魚の長い尾鰭につかまってまさに遊泳しながら漂っていた。事故なのか遊んでいるのかわからない。お掃除係からエンタメ係に変わってきた。地味に面白い(≧∀≦)金魚鉢のエビ
去年の秋頃に切り戻したハイビスカス。かみさんが捨てずに切り花にしていた。根っこが伸びてきて花芽もつけてきた。なんて生命力の強いやつだ。外のミニ温室にいる本体にも花芽が出てきていた。親子で呼応するように同時に咲いたら面白い。今日から弥生、草花はその先がけ。先がけ
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