アマチュアに上手く演奏する義務はないが、1つの文化に関わったからには、その品格を下げる行いだけは慎みたい。国内では、まだリュートの生演奏を聴いたことがないという人が殆どだろう、そういう人の来る演奏の場こそ、リュートの魅力を十分に知ってもらいたいもの、それが優れたプロの演奏なら申し分ないが、 you tube:Sylvius Leopold Weiss Passagaille in D Dur. Evangelina Mascardi初めて聴く人が来るような場ではアマチ...
リュートの練習はまず爪を整え、楽器の調弦をしっかり合せ、それから始まる、体がだるい日はこの準備から気が重く「今日は休もうか」と思ったりするが・・;爪切りをすれば、続きもちょっとやろうか・・という運びになる、始まりの気力づくりの問題^^;しかし、体調と頭の巡りには波があるようで、いくら弾いても調子が出ない日もある、 リュートの技法には爪が弦や指板に当らないよう、両手ともギリギリまで切り、さらに角をヤス...
筆者は子供の頃から、身体もオツムもslowlyで、勘が鈍い事を自覚していた、ほんとに「ドンくさい奴」、小学校からずーっと体育が苦手で、走れば遅い、ボールを使った競技は特にダメ、投げれば飛ばないし、どっちへ行くかわからない、器械体操もまるでコツが掴めない、できる子は体が勝手に覚えていくみたいだが・・*器械体操と言えば、女子の平均台;よくこんな危なくて怖そうな競技があるもんだと驚く;;^^you tube:夢はオリン...
今朝は蒸し蒸しして早く目が覚め、除湿をかけてもう一眠りした;台風10号に連なる雨雲は本州全体を覆っている、 ひまわり:水蒸気画像 29日8:30さて、先日の続きになるが、→「湿度計:どれが正しいの?」ホームセンターなどに、温度・湿度計はいろいろ置かれており、どれも温度の指示値は概ね正確だが、湿度の指示値にはばらつきが多く、たまたま買ってきた湿度計をそのまま信用はできない;10%以上狂っているのがざらにあり、一...
トリル(tr)という装飾法は長い時代に渡って使われるが、各時代によって奏法や音楽的効果(意味合い)も変わってきている、バロック期のtrについては先般、だいたい書いた、→ バロックのトリルは上接音から前期古典派に当る、C.P.E.バッハ、父モーツァルト、J.J.クヴァンツはそれぞれの楽器の奏法について書いた著書を残しているが、いずれも「上接音」からと記しており、掲載された譜例もそうなっている、 これ以後はどうだった...
台風10号の北側、太平洋側には湿った空気が流れ込み、やたら湿度が高い、 「ひまわり」水蒸気画像 27日 7:30昨日、ホームセンターで温度・湿度計を追加で買ってきた(下写真の④)、取り説を見ながら初期設定をやったが、わかり辛く手間取った、これだけで汗をかき、脳を使うだけで体がヒートアップするのがわかる;(仕事がクッソ忙しく、イラ立つと真冬でも汗をかく)さて、うちにある湿度計4つを同じ場所に置いて指示が安定する...
ブロムシュテット:Beethoven Sym No.3 「英雄」(更新)
ベートーヴェン Symの演奏にも歴史があるが、you tueなどの映像で初めて気付くことがある、Sym No.3「英雄」の場合、ホルンを3本要するほかは2管編成である、しかしカラヤン指揮のBPOではホルンのほかも3人、4人と管が増強されている(ソロ部分以外は1つのパートを2人で演奏する)、過去にはこのようなパートの増強がよく行なわれていた、弦楽が強化されていた分、必要だったようだが物量的な響きは味わいを損ねるようだ、 you tu...
お客/爺 「ま、お茶でもおあがりやす」「おおきに、しかし今年もえらい暑おましたな」「ほんま、何かでけるのんはもうちょっとしてからですわ」「ところであんさん何か趣味はやってはりまっか?」「やってまっけど、いやーあんまり知ってる人いてませんけどな、ちょっと待っとくれやす・・年寄りの道楽で、こんなん弾いてます」「わちゃー!何でっかこれ、いや楽器ちゅうのはわかりまっけど、ぎょーさん弦張ったりまんな、これ1...
作曲家のある分野の全曲をまとめた全集ものというのはこれまでいくつか購入したが、満足のいくものは少ない、まず、いくつかの演奏者をカップリングした寄せ集めは初めから欲しいと思わない、NAXOSから出ている全集はその典型だが、 初の古楽器orchのみのハイドンSym全集であるこれはC.ホグウッドとF.ブリュッヘンの録音を中心としたもの、L'OISEAU LYREとPhilipsがDECCAの傘下に入り実現したものだが、ホグウッドとブリュッヘン...
まだだいぶ先だが、12月にリュート教室のオンライン発表会を行なう予定、コロナ禍の置き土産で、全員がオンライン環境が整い、Zoomの会議形式で行なう、遠方の生徒も直接集まるより参加しやすいと思う、 久しぶりに教室仲間とお会いできるのは楽しみだが、どの曲を弾くか選び、練習しなければ・・;このところ、何処かへ出かけて弾く、というのは諸事情で出来ていないが、そんな場ではいつも不安渦巻きながら弾いている;一度でい...
トーマス・ファイ指揮、ハイデルベルクSOのハイドン Symシリーズは始まった頃より、楽譜どおりに、きちんと演奏する20世紀の常識?を覆し、作品の本質を解りやすく具現化する先導者だったと思う、 クラシック音楽の楽譜に対し、即興的な変化を加えるのも禁止されたような時期もあったが、そんな大理石の彫刻のような絶対的なものではなく、作曲家自身が改訂稿を書く事もあったし、演奏者が即興的な変化をつけるのは、古典派、ロマ...
38℃という(当地での)猛暑は峠を越えたかもしれない?しかし35℃越えの日はまだまだあるだろう; マクワウリをもらって久しぶりに食べたところ、ちょうど甘く熟した頃合いだった、嗅覚で感じたものは、最も強く過去の記憶を呼び覚ますというが、マクワウリの風味は昔馴染んだ頃を思い出し、香りはマスクメロンより好きである、マスクメロンも嫌いではないが^^葡萄も今は巨峰を買ってくる事が多いが、時折デラウエアも買う、小粒で...
優れた曲を残しながら、現代は演奏される事が少ない作曲家は多くいる、といつも書いているが、女性作曲家もここに含まれるだろう、今日は過去記事のリメイク編となる、 まず、プロの女性作曲家を2人、これらの曲を作曲者を知らずに聴いたとして、女性作曲家だと気づける人はいないと思う、芸術の絶対性に対し、それに携わる者の性別は関係ないというところだろうか。(*女性らしい細やかな視点で作品を書くのは尾崎亜美、松任谷由...
ギターはハ長調の独奏曲は案外、左手の押えがやりづらく、また楽器が響きにくい調でもある 、主音の
Naxosから出ているアダム・フィッシャーのハイドン後期交響曲シリーズの第3集が出たので取り寄せた、 このCDに添付された、八木宏之氏による日本語解説書には、20世紀からの古典派演奏の変遷が書かれており、概ね周知なところだが、歴史的知識に基づく演奏(Historically Informed Performance)を略して「HIP」と表記しているので、ここでも借りる事にする、ベーム、カラヤン、ヨッフムなど20世紀の巨匠らが演奏したハイドンは、...
当地では今日も明日も38℃まで上がる予報、深夜~明け方でも30℃近い;しかも湿度が非常に高いので不快指数は最悪、日中出かけて帰った時と夕方の2回、シャワーを浴びて着替えている; お盆の墓参りも日中は避けて夕方行った、墓は地元に移したのですぐ近くだが、昔は親父の地元にあり、伊勢だったので、毎年こんな暑い中、親戚の家に泊まりがけで行っていた;;気温の高い時ほどエアコンの冷気は下に溜まりやすいのだろうか、どう...
今は初心者向けの(国産)量産ギターも、一応使えるように各部は支障なく作られるが、昭和の頃は、形だけそれらしく出来ていて、まるで使用に耐えないギターがその辺で売られていた(弾きづらく、音はチープでフレット位置も狂っていたり;)、値段から言えば粗悪品でも文句は言えないモノだったが; リュートの国内での黎明期には、外観はちゃんとして見えるが、正しい構造もわからずに作られた楽器が出ていた、まともに鳴らず弾...
時々刻々と体は老化していく、1日経てば1日分・・;体に故障が出てこない前提で、楽器はいったいいつまで弾けるだろう、と気にはなる、 ヴァイオリン、ピアノでは高齢となった奏者がバリバリに演奏しているので、かなりいけそうだ、しかし、体のどこかに負担のかかる楽器もあるだろう、管楽器や声楽は長く安定した息(横隔膜の力)を要するので体力が影響しやすいかもしれない、クラギは左足を足台に乗せるという姿勢が若い頃から...
人の感性は様々で、クラシックの曲も何かのきっかけ(刷り込み)で受け入れ態勢が出来て好きになることもあれば、まったく自分で「いい曲見つけた」という事もある、一期一会で出会い方も影響するだろうか、 ピアノ協奏曲で人気のある曲、あるサイト情報で順位は、1.ショパン|ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 作品112.ラフマニノフ|ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品183.ベートーヴェン|ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 作品73《皇帝》4....
当ブログにはたまにリュートの録音をリンクで挙げているが、保存先は「TypePad」という別のブログサーバーを使わせてもらっている、 随分前に利用登録したが何年になるだろうか?TypePadはサービス終了との情報があり、現在は新たな登録は出来なくなっているが、過去に登録した人は今も使えるようだ、助かるのは音声やpdfなど容量の大きなファイルも手軽にアップできて、ファイルを直にリンク先にできるところ、記事自体を削除し...
犬や猫も人に負けないほど感情を持っていて、ストレス病になったりする、しかし社会的義務は持っておらず、その意味での心労はないだろう、犬関係、猫関係ではあるかも; 人間に生まれると、集団の中で義務を背負う生き方になる、仲間はずれにならないよう他の人と同じようにやらねば、と無理をして精神負担で心身を崩す、体のエネルギーは約20%(酸素消費は半分とも?)、脳に持って行かれるそうなので、精神疲労は大きなもので...
フーガ作品にも様々な構成法があって、厳格なフーガを一旦終え、自由な形式の嬉遊部を置く事が多い、これは単に「フーガはお休み」と気を抜く所ではなく、ずっと惹き付ける音楽であるべき、お馴染みのバッハ、無伴奏vnソナタBWV1001のフーガはその形で、フーガと交互に出る嬉遊部も霊感を秘めている、 you tube:J. S. Bach - Sonata per violino solo n. 1 BWV 1001 - Isabelle Faustリュートのためのフーガは本当に数は少ないが...
大河「光る君へ」では、平安仮名、漢文ともに書のシーンがある、ヒロインの紫式部や清少納言の作品は後世の写本が残るのみで、残念ながら本人筆跡の原文は失われているらしい、なお、藤原道長の書いた文書は残っていて、あまり達筆ではないようだ、官僚として実務的な筆跡というか、 → 藤原道長御堂関白記より現代では現存する平安時代の名筆のファクシミリが出ており、それらを手本に基礎を学ぶ、名筆家の書は流麗な中にも節目が...
過去に、中部圏の人が集まるクラシックギターの会があって、そこに入会していた時期があった、多いときで60人超えだっただろうか?親子参加もあり、男女半々くらい、催しをやるには結構大きな会場を要した、会員以外の臨時参加もOK、集まるのは発表会を開くときくらいだが、すごい長丁場になる; 大所帯になると、全員の名前は憶えられない、話の合う人同士の小グループもできてくる、楽しみでやっている趣味の会でも、みょうに熱...
昨日も日中36℃まで上がった、これでもまだ当地では暑すぎないほうだ;;奥清秀さんに頼んだ、11コースluteの修理が完了し、ゆうパックのセキュリティサービス(補償付き)で送ってもらった、 東京から夜間に移動した翌日の14時半頃に届いた、一番暑い時間帯だったが、心配したほど荷は熱くなっておらず、冷房のかかった車室で運ばれたようだvM.オッティガー作の楽器で、指板を削り、弦高をぎりぎり低く下げてもらった、この楽器は...
ベートーヴェンがメトロノームを使うより前は、演奏の速さは言葉だけで記された、 演奏の設定により、テンポは様々に捉えられるが、音楽的に「確かにこれも良いな」と納得できないといけない、バッハの平均律クラヴィーア曲集第1巻より No.2を、最初にクラヴィコードによる演奏を挙げるが、ピアノの先祖で弱音ながら強弱がつく、楽譜の骨格となる音もピックアップして弾ける、もしかしたら最も純粋に聴けて良いかも、you tube:J....
子供の頃から、TVでスポーツ中継を観るのには興味が湧かず、特に野球のナイターが入ったりすると、好きな番組が中止になって面白くなかった、大抵時間延長になるし;世の中なぜ、猫も杓子も野球好きなのか理解できなかった。近年はBS放送に移され、影響はなくなったが、 スポーツ庁、令和3年調査に基づく人気スポーツランキングは以下のとおりで、1位の野球が占める割合は依然高いようだ、1位:野球2位:サッカー3位:マラソン、...
屋外の日光や雨にさらされるものは、耐久性が考慮されているが、さすがに瓦や外壁材は大したものvカーポートの透明な天板は「アクリル」か「ポリカーボネート」で、今は後者が主流らしい、うちのカーポートはヒビが入ったのは知っていたが、先日ついに一部欠落した、(廃屋でよく見かける状態;) かなり前から透明じゃなくなっている、耐用年数10年程らしいが、それよりずっと持ったので良しとして^^今は端っこだけなので、もう...
ちょっと昔は、まともなリュート譜を集めるのも一苦労だったが、今はいろいろと集められるようになった、しかし、多くの作品は筋道を踏んで研鑽を積んだ奏者じゃないと手が付けられない、 学習者向けの易しく書かれた曲でさえ、満足に聴ける演奏をするのは容易ではない、楽譜は沢山集めたので、次々弾かなければ・・と思いがちかもしれないが、プロでもそう易々とは扱わない、基礎もないまま、我流でガサガサ弾きまくっても音楽に...
人間は同じ事の繰り返しには大抵飽きてくるが、音楽には薬物依存?のように;時が経つと「そろそろ聴きたい」という曲がある、曲の内容は憶えていても、飽きる事なく一生聴ける、というのが「Classic」と言うべきかもしれない、2,3度聴いただけでは味わい切れない深い内容がある、「ドイツ3大B」の1人、ブラームスの4つのSymなど、その典型かと思う、バッハもベートーヴェンも、自らが満足し、「わかる奴だけ聴けばいい」と言う...
宇宙や科学にも関心があって、時折記事も書くが、科学・自然・雑学ネタ元の新着ニュースなど情報は信頼できるサイトから得たい、「事実であってこそ興味が湧く」のであって、NASA、esa、国立天文台、大学の研究グループ、ほか信頼できる情報サイトしか見ない、過去情報との関連や進展も興味深い、 さて「オカルト」とは本来、神秘、超自然なものをさすが、日本では空想的で信憑性の怪しい事も含む用語となっている、UFOだの超常現...
これまで『球状星団』の話は何度か書いてきた、天体に興味をもった小中学生の頃、この年老いた星が密集しているという球状星団とはどんな存在なのか、星の疎らな散開星団とはどう違うのか?よくわかっていなかった、また当時の球状星団の撮影画像はぼんやりした球状の塊にしか見えなかった、個々の星を鮮明に分離して見られたのはHSTが運用されてからである。 へびつかい座 球状星団NGC 6355→ 拡大のちにビッグバン宇宙論による、...
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アマチュアに上手く演奏する義務はないが、1つの文化に関わったからには、その品格を下げる行いだけは慎みたい。国内では、まだリュートの生演奏を聴いたことがないという人が殆どだろう、そういう人の来る演奏の場こそ、リュートの魅力を十分に知ってもらいたいもの、それが優れたプロの演奏なら申し分ないが、 you tube:Sylvius Leopold Weiss Passagaille in D Dur. Evangelina Mascardi初めて聴く人が来るような場ではアマチ...
楽器の練習など、やる事を終えて、夜食に麺類を食べ、TVの録画を見て、寝る、至福の時間でもあるが、カップ麺はめったに買わなくなって久しい、日清のカップヌードルなど高すぎる; 今は蕎麦、素麺など乾麺で作る事が多い、 薬味の生ネギや刻み海苔も欠かさず補充する、冬は温かいかけ蕎麦にするので、汁を作るのが面倒だが、ラーメンスープを作るよりは簡単、スーパーに行ったら久しぶりにカップ麺で99円の品があったので思わず...
今村さんの講習会、今年は6月の昨日行われ、リュートとクラシックギターの人が受講した。昨年は聴講で参加したが、今回は楽器を引っさげての参加、アルマンド D minorを弾いた、 弾き馴染んだ曲だが、受講前はこのように平坦な演奏になっていたが;音楽性が良くなるよう指導をお願いした、mp4:Allemande D minor(Anon)テンポをゆっくりにして表現を細やかに深めていく必要があった、「演奏は一つではない、可能性の一例である...
このところご無沙汰しているが、岐阜のギターサークルの例会、また年一の演奏会(フェスタ、今年は6月28日)は時折伺っている、いつもながら楽譜なしで弾く人がいるが、大抵はネック(指板)に目を向けっぱなしで、指を動かす手順だけで憶えているようだ、こういう憶え方はギターだけだろうか?途中で忘れると続きがどうにも思い出せない事が多い、この憶え方は進歩性がなく
スターウォーズも宇宙戦艦ヤマトもワープが出来る事が前提の物語で、物体も通信も瞬時に移動する、遠い空間に繋がる「亜空間ゲート」なるインフラも出てくる^^ 光速を超えるという事は本来の時間経過の前にやって来る事?言い換えれば過去にタイムトラベルするのと同じかも、もし地球から火星に電波や光で通信を送ったとする(位置関係で遠いときと近いときがあるが)、平均で13分かかる、物理現象は重力さえも光速を超えられない...
そういえば、いくつかある楽器達、どれも黙って発注し、完成して届いたら、さりげなく部屋にしまっていた、 すでに何台かある楽器ケースに紛れて1つくらい増えても目立たない、断捨離もしているので増えすぎないし、過去写真:すでに無い楽器も写っているオーディオ機も新しいのを注文したら、古いのは売却、同メーカーで見た目そっくりなので、入れ替わってもわからない^^ご覧いただき、ありがとうございました。にほんブログ村...
小結、若隆景が勝ってインタビューを受けるとき、「やりました!」みたいな顔をせず、淡々と落ち着いて受け答えをする、「昭和の力士のようだ」と解説者は好感を述べたが、たしかに、かっこよく思った、演奏家が演奏を終え、大きな拍手があっても、落ち着いて、胸に受け止めるようにお辞儀をする・・これもいいと思える、さて、演奏中の事になるが、プロ奏者では音楽的に大きく体の動きや顔に表す人、内に秘め、表面は淡々としてい...
どうもお腹がだらんと膨らんできて、体重を量ったら軽かったときより、7キロも増えていた、こりゃ異常事態!;呑気にフトっていられる身の上じゃない、いろいろあるのに; 食事の量はいつもと変わらないし、動く量も変わらないはず、しかしこのチョコレートが好きで春まで毎日のように買っていた、また糖分入りの飲み物が増えたように思う;暑くなってチョコレートはあまり欲しくなくなったし、あとは無糖の飲み物に替えて様子を...
前曲の課題を残しながら、次の曲を始めたが;ヘ長調のメヌエットで、これも22小節の短い曲である、しかし練習すべきツボと言える内容で、昔のリュート教師も生徒のために骨を折ったのが伝わってくるような^^ なだらかに下降するテーマで、スラーの音、弾弦する音が入り混じっているが、凸凹にならず流れるように弾く必要がある、いわばバロックluteで常に伴う弾き方のおさらいになる、弾弦箇所はまちまちで、弱拍で弾弦したり、3...
結論から言うと不可能である、量子テレポーテーションと聞くと何か役に立ちそうな印象をうけるが;もし将来、人間が系外惑星プロキシマケンタウリb(4.2光年)に探査ロボットを送ったとして、地球との電波通信は片道で4.2年のタイムラグが生じる、 どんなに遠くても同時の関係性を示す「量子もつれ」を使えれば瞬時に通信ができないか?と思うが、以前も書いたとおり、量子の状態は観測したときに決まる、地球にいるAさんと系外惑...
バロックluteのために書かれたフーガというのは非常に少ないが、シャコンヌ、パッサカリアは数多くあり、リュートには適した形式になる、もちろん楽器の機能を活かした魅力で書かれる、先日のDubutのシャコンヌはリュートのオリジナル曲としては長い曲になる(わりと後期の曲か)、 現代では他の楽器のための作品をリュートに編曲して弾く例が多い、大抵は奏者自身の編曲になる、無伴奏ヴァイオリンの為の曲というと、バッハの作...
Gパンなど、足首にかけて細くなるデニムをはく人が結構多い、「美脚に見える」という売りだが、そうだろうか?(本当に長い美脚な人はよいが;)モモヒキのような型にも見え・・わるいけどかっこいいと思ったことがない^^;ウエストが太い人は足首にかけてのテーパーが大きくなり、体型が余計に目立つ; 「タイト」は体のラインにフィットする、「スキニー」は細身にしてあるという意味で、通販の衣類はどちらで検索しても同じ商品...
動画サイトでピアノの練習法を見ていたら、リュートにも共通して参考になる部分がある、ピアノは横並びの鍵盤、リュートは指板、平板上でポジションを捉えるのは同じ、 youtube:跳躍のコツ、練習方法特に同じだなと思うのは、手(指)を高く離して良い事は無いというところ、下ろす位置が不確実になる、ピアノも高い位置から狙って下ろす弾き方はない(外れるのがオチ;)、位置を掴んでから瞬発的に弾く、・指の距離を無用に離...
ファンクラブには横綱コース~小結コースとあって、関脇コース以上なら、チケットの先行一次抽選から申し込める、よって筆者は「関脇」だが、さすがに次の名古屋場所は申し込みが殺到したとみられ、抽選から外れた人も多いと思われる、筆者も全部ハズレた;(IGアリーナの受け持ちだった席を辛うじて確保) そんなファンクラブ会員への気遣いか?ダンボール箱で荷物が届き、こんな品々が入っていた、カレーが沢山あったので家内の...
ピアノの演奏もいろいろ参考になるので聴いてみた、ピアノには大きなダイナミズムがあるので、懐深い休符も置ける。長い休符はただの休み(空白)ではなく、音楽効果として置かれる、無音でも音楽部分であり、聴き手を引き付けるところになる、ベートーヴェンのピアノソナタNo.8「悲愴」だが、第1楽章Guraveの第9小節の休符を、音価どおり数えると結構長い休符になる、 ベートーヴェンはこれだけ長く沈黙を置いて引き付けようとし...
同じような記事を過去にも書いているので、変わりはないが、正しい日本語と適切な言葉 1正しい日本語と適切な言葉 2ネットの書き込みなどを見ても、依然多いのが「ら」抜き言葉である、もうこれを普通に感じているのか?「食べられる」→「食べれる」×「見られない」→「見れない」×「帰ってこられた」→「帰ってこれた」×文章のタイトルから、こんなふうだったり; 小学生でもわかるが「られる」は「何々をする事が出来る」という可能...
鍵盤で右手だけで複数の音を出すとき、チェンバロやオルガンは音量は同じにならざるを得ないが、ピアノではよく聴かせる音、控えめにする音と弾き分ける事ができる、 和音をアルペッジョにずらす事もあるが、基本は同時でバラけないこと、上声(主旋律)をよく聴かせること・・かといって内声が聴こえないほど弱くてもいけない(内声がメインになる事もある)、弾き分けを同時に行うのは結構難しいかも?鳴らしちゃった音はもう強...
リュートや他の古楽器には一般に知られていない事が多く、解説を入れながら良いを演奏する、これも関心層を広めるため有効と思われる、(やっている人がまるで素人では意味ないが)言葉だけでは解説しきれない場合、資料をパワーポイントで投影しながら・・と発展する事も、 この場合は「講習会」と銘打ったほうがよい、演奏会であまり専門的に踏み込んだレクチャーを入れると、聴衆の大半が関心層ならよいが、「演奏が聴ければい...
ピアノ曲の場合、誰かの演奏で良い曲を知った場合、大抵は楽譜も出版されている(レアものもあるが)、リュートも奏者がレコーディングした曲にとても魅了される曲があるが、殆どが出版譜ではない;この楽譜はどこで手に入るのだろう?という事になる、 現在ならばIMSLPに挙がっている事もあるし、ヨーロッパの図書館等が資料公開している、自宅に居ながら簡単に手に入る場合もある、しかし検索の仕方がまずければヒットしない;P...
アナログ盤はたまにしか聴かないが、筆者の使うプレーヤー DENON DP-47F(中古)は望みの機能がすべて備わっている、今は望めない機種になる、 発売は1985年、すっかりCD時代になった頃だ、操作はシェルに手を触れる事なく、全て手前のボタンで行える、自動化も徹底すると気持ちが良い、アームのオートオン&リターンリターンが付いた機種はあるが、オンができる機種は現行品に覚えがない、スタートを押すとアームがゆっくり開始...
近頃話題にするヘンデルは当時のライプツィヒ新聞の作曲家人気投票で、2位だった事は書いた、1位 テレマン、2位 ヘンデル、3位 グラウプナー、4位 シュッテルツェル、5位 ハイニヒェン、6位 ファッシュ、7位 J.S.バッハ今日は1位だったゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767)と、3位だったクリストフ・グラウプナー(1683-1760)の曲を取り上げる、ヘンデリアンの方もしばし、リフレッシュを、 3位、C.グラウプナーは現代も...
リュートは弦をはじく楽器で、歌うように弾くのは難しい、その時の体調や気分が音に現われる、音楽性良く弾けたら、どんなに気分が良い事かと思う、そのためには、健康状態である必要がある、いつも「今の課題をやらなきゃ;」と追われるような気分でやっている、上達したい気があるなら、本当にやらなきゃいけない・・わかっている、 しかし、今の自分を考えると、若い生徒が頑張ってやるようなスタミナを注げる状況ではない、雑...
エアコンの寿命は10年程度が平均で、劣化したら修理より買い替えがお薦めだそうだ、確かに家庭用はメンテナンス無しで使い続け、10年持てば大したもの、 ダイキンのアンケート結果拙宅で最初に使ったのはマルチエアコンで、1台の室外機で数部屋分まかなうタイプだったが、送風音だけ大きく、効きはイマイチだった;故障すると数部屋がダウン;2011年に全部屋、この同型機に取り替え、室外機も1部屋ずつになった、第2世代 Panasoni...
楽器の不具合など、自分で補修出来る事は小まめにやるのがわりと好きなほうで、衣類なども手縫いでちょっと直せば具合よくなる、糸の
久しぶりにテオルボ・ソロのアルバムを取り寄せた、ヤコブ・リンドベリによる新盤で、ロベール・ド・ヴィゼ(1650頃~1725)の作品集、 ヴィゼはルイ14世に仕えた宮廷楽士の1人で、ジャン=バティスト・リュリの流れを汲むヴェルサイユ楽派になる、テオルボ、バロックギターの作品が多く、リュートの作品もあるが、その作風は、エヌモン・ゴーティエに始まって栄えたフランスのリュート楽派とはスタイルが異なっている、フランス...
タイトルを科学的に説明せよと言われても簡単ではない、「ピカピカ光沢があるから、」では答えにならない;虚像がはっきり見えるのは全ての色を入射角と同じ角度で真っ直ぐ反射するからである、 鏡というとガラスを思い出すが、滑らかなガラス面に銀白色の銀やアルミニウムを蒸着させると金属面を鏡面状態にしやすいからで、ガラスは無くともアルミニウム板を滑らかに磨いても鏡になる、「金属光沢=鏡」である、すばる望遠鏡:主...
タイトルの言葉はいずれも、本来クリアな音が汚れた状態を表わすが、楽器の中にはあえて、ノイズとも言える音を加えて独特の刺激を持った音色にしたものがある、三味線は一の糸(一番低い弦)の開放弦に接触する「さわり山」が設けられ、弦の振動が当ってシャーンという三味線ならではの音を出す、 薩摩琵琶もナットやフレット(柱)に幅を設け全ての箇所でサワリ音を出す、インドのシタールもサワリ音の仕組みがある、リュートも...
昔ながらの無線機で話す場合、送信ボタンを押して、「・・・・です、どうぞ」と言ってボタンを離す、次は相手が送信ボタンを押して話す、送信機と受信機が互いに交替できる機能である、 携帯電話同士で話をする場合、携帯電話は常に送信と受信、両方が働いている、同時に喋って会話が被る事もある、一方が電話を切ると相手からの送信電波が無くなって何も聞こえなくなる、送信→受信の前後関係があって、これもわかる、PCの音声を...
オーディオ神話の世界から、実際の世界へ引き戻してくれる解説動画などないか探してみたら、ここが目を引いた、 you tube:創造の館 オーディオ(一覧ページ)いろいろ知識を増やせる部分もあるが、これで、今後迷わず正しい選択ができるわけではない^^;結局、何が必要か決めるのは自分である、という結論になろうか、you tube:質問コーナー10~オーディオ機器の価値は何か真空管アンプ特有の良い音というのは存在しない、良い...
何度聴いても飽きる事なく、しばし時が経つと聴かずにいられないような曲がある(どなたにもそんな曲の何曲かあるかも?)、理由はと聞かれても、自分の波長に合うと言うしかない、聴くと満たされる薬のようなものだが、巷で言う「ヒーリング音楽」とはまったく意味が違う、 筆者の場合、そういう曲は主題が簡潔、素朴だったり(ぶっきらぼうだったり)する曲が多い、先日のバッハ、チェンバロ協奏曲No.1 BWV1052もそんな1つだが...
先日の'80年代レコードプレーヤーDP-47Fは「電気式」を駆使した製品だったが、 今日はもっと前の60~70年代、機械式の製品について、昭和の懐かしい物品に機械式腕時計がある、クオーツ時計が出てくる前、腕時計=高級品だった、ハイドンの時代には振り子時計は勿論あったので交響曲No.101「時計」の第2楽章は当時から振り子のイメージである、you tube:Symphony No. 101 in D Major, Hob. I: 101
はじめに、ヘンデリアン クイズ2です、すぐお解りでしょうがこのフーガ、 mp3: Fuga(冒頭部分)始まりの第一印象、誰の曲にきこえるでしょう?さて、ピアノさんのブログを拝見していると、なんだかヘンデルに嵌まった・・という声が広がっているような?いったいどこで火がついたのか^^;ヘンデルと言えばまずお馴染みなのが『水上の音楽』、この組曲は入念に書いたような凝った書法ではなく、閃くままに速筆で書いたように思え...
先日の記事:有用な弦(1)の続きになるが、昔、クラギで使ったAUG社のナイロン弦など、酷く音痴な弦が多く、12ポジションで半音の半分くらい狂うのがあった(レアな不良品サンプルとして取って置きたいような^^;)製品検査などせず、そのまま出していたのか、これはナイロン線の太さにムラがあるからで、原材料を供給する繊維メーカーは
いつものスーパーでは、定期的に全国の駅弁を集めた「駅弁まつり」をやっていて、食品売り場の前に特設される、 カニ、イクラ、アナゴ、牛肉等々、各地の名産物をメインにした弁当は数々あるのだが、子供の頃、列車の長旅で記憶に馴染む「幕の内弁当」を一度も見かけたことがないのが残念である、どこでも幕の内タイプの駅弁はあると思うのだが、まあ、幕の内は通常の売り場にいつも置いてあるので、そこで買えるのだが;特定の駅...
楽器の関連品とか、音響機器など、いろいろとマニアックに陥りがちな分野があるが;それが本当に有用かどうかは業界の売り文句や、嵌まった人の言う事は気にせず、自分で判断すればよい、「良くなった気もする?」あるいは「良くなったのか悪くなったのか微妙?」なんて事に費用をつぎ込むのは無駄、実質価値のはっきりした物に絞る。 大して意味のない所にコストをかけ、高級化した製品も多い中、'80年代のDP-47Fは、はっきり他...
現在、リュート用に実用的で、バカ高価じゃない弦を作っている先進的なメーカーはAquila社だろう、大抵のメーカーは原材料を大手繊維メーカーから仕入れていて、ナイロンやフロロカーボンなど元は同じものだったりする;クラギの弦など銘柄のパッケージが違うだけで「音が違う」云々はプラセボかもしれない?聴く側になると「○○製の弦を使っているから良い」なんて区別つかない。Aquila社は自社に繊維メーカーが備えるような「押し...
モーツァルトはウィーンに移ってから、フリーランスの作曲家になった、仕事を得るには誰よりも魅力的な曲を書き、名声を維持する必要があったと思う、我々が傑作の数々を聴けるのもその状況のお陰かもしれない、このブログを始める前からになるが、殆ど名が知られていない、いわゆるマイナーな作曲家で優れた人の作品を積極的に取り上げるレーベルが現われた、それまで老舗のレコードレーベルは有名作曲家を有名演奏家で出す、とい...
『琵琶』というと一般には薩摩琵琶の響きがイメージされると思うが、薩摩琵琶は柱(フレット)の手前を押え、柱の上面に絃の振動が当り、ビシャーンというサワリ音を出す、 撥の形状も奏法に応じたものになっていて、構えの角度は上向きに立てている、また柱の間を押さえ込んで音程を操作する、高い絃のみ複絃に張られるタイプもあり、絃がぶつかるようなスペーシングで、より刺激感のある音になる、you tube:
バロックluteでトリルを行なう場合、押えた弦を軽く引っ掻きながら指を離す下行スラーと、指で素早く押える上行スラーの繰り返しになるが、特に技術的注意が要るのが下行スラーである、下行した音が、①ほかの指で押弦された音、②解放弦の音、の2つに分かれるが、②は離す時点で弦高は高めになる、弦の押え込みが深い分、引っ掻きも強くなりやすく、トリルが乱暴になったりする、①と②どちらであっても同様に滑らかに出来る必要がある...
バッハの鍵盤作品には「お経のような」とも言われる;渋いタッチの曲があるが、人の感性の奥底に響いて虜にする力がある、それは弾いておられる方、実感だと思う、*モーツァルトの映画で、バッハの曲を試奏した彼は「バッハは自分のために書いたんだ・・」と感銘をうけるセリフがあったが、本当にそう思ったかもしれない、その後バッハやバロック作品をリスペクトした曲を書いている、コンチェルトと言えばソロ楽器が魅了する曲に...