バロックluteでトリルを行なう場合、押えた弦を軽く引っ掻きながら指を離す下行スラーと、指で素早く押える上行スラーの繰り返しになるが、特に技術的注意が要るのが下行スラーである、下行した音が、①ほかの指で押弦された音、②解放弦の音、の2つに分かれるが、②は離す時点で弦高は高めになる、弦の押え込みが深い分、引っ掻きも強くなりやすく、トリルが乱暴になったりする、①と②どちらであっても同様に滑らかに出来る必要がある...
バロックluteでトリルを行なう場合、押えた弦を軽く引っ掻きながら指を離す下行スラーと、指で素早く押える上行スラーの繰り返しになるが、特に技術的注意が要るのが下行スラーである、下行した音が、①ほかの指で押弦された音、②解放弦の音、の2つに分かれるが、②は離す時点で弦高は高めになる、弦の押え込みが深い分、引っ掻きも強くなりやすく、トリルが乱暴になったりする、①と②どちらであっても同様に滑らかに出来る必要がある...
バッハの鍵盤作品には「お経のような」とも言われる;渋いタッチの曲があるが、人の感性の奥底に響いて虜にする力がある、それは弾いておられる方、実感だと思う、*モーツァルトの映画で、バッハの曲を試奏した彼は「バッハは自分のために書いたんだ・・」と感銘をうけるセリフがあったが、本当にそう思ったかもしれない、その後バッハやバロック作品をリスペクトした曲を書いている、コンチェルトと言えばソロ楽器が魅了する曲に...
筆者が運転免許を取った頃、家には親父が買ったこの車があって、しばらく乗っていたが、ボディがデカくて車庫入れが面倒だった、 この頃はお気に入りのクルマを買って乗るのが趣味の1つのようだった、職場の駐車場にもそんなご自慢の車が競うように並んでいた、6気筒のスカイラインが特に人気だった、セルフスタンドはなく、オイル交換など頼んだ待ち時間、タイヤゴム臭い店内でコーヒーサービスもあった、カーライフ全盛期の記憶...
19日の記事:ヘンデリアン クイズの答えです、 mp3: No.1 No.2 No.3 No.4上記のうち、ヘンデル以外による曲:正解はNo.1でした、No.1の作曲者はウィリアム・ボイス(英:1711-1779)で交響曲No.6 ヘ長調の第1楽章、No.2~4はヘンデルの合奏協奏曲の冒頭楽章、インスピレーションで見抜いたハナコさん、お見事v!しかし、ちょっと意地悪なクイズで、全部ヘンデルに聞こえる、というのもほぼ正解と言える、W.ボイスがヘン...
23日の記事、楽器が教える昔の音楽で、老弾さんから「装飾」に関して詳しいコメントをいただいたので、続編を書く事にした。いつもバロックや古典でも装飾の必要性について書いているが、「装飾」と言っても単に付け足しの飾りではなく、作品の重要な構成要素となって音楽を完成させる、というものになる、もちろん曲によっては、バッハの「半音階的幻想曲とフーガ」のように、書かれた時点で即興性や装飾的な要素も含み、必要な内...
ほぼ毎日のようにお茶漬けを食べるようになった、いつもお椀を使っていたが、茶漬け専用になる茶碗を買ってきた(一応有田焼らしい)、上が開きぎみなのが良い、 これでお茶漬けライフ充実^^vところで塩味ものの合間に甘いおかずを食べると口直しになって食が進む、甘酸っぱいラッキョウ漬けもそんな1つ、昭和の記憶はちっぽけな事でも執念で思い出すが^^;旧家に居た昔、親父がラッキョウ好きで、毎年季節になると生のラッキョウ...
現代のピアノは大ホールにも響く設計がされており、十分なハンマー打撃を得るために鍵盤の手応えは重くなるが、チェンバロの鍵盤は弦をはじくだけの構造で非常に軽い、ピアノに馴れた手には手応えが軽すぎて弾き辛いかもしれない、チェンバロでは無段階の強弱の表現は出来ないが、軽い鍵で細やかな装飾演奏はしやすいと思う、リュートは弦のテンションが1本あたり、クラシックギターの1/2~1/3くらいと非常に緩く、これが軽量の本...
ストリートピアノが置いてある所は各地に多いようで、ロビーなど響きの良い場所にあったりする、たまたま立ち寄った腕におぼえのある人が、さりげなく弾いて去っていく、やる気で構えた
ヘンデリアンのわりには、今まで記事が少なかった;バッハやヘンデルの曲は子供の頃から、おそらくラジオなどで、何の曲かも知らずに聞こえてきたのが印象強く耳に残っていて、レコードを買って聴くようになってからも、懐かしいという感じがした。今日はヘンデルのオルガン協奏曲から、ヘ長調op.4-4(HWV292)は代表的な曲として親しんできた、この演奏はClaviorganumという、オルガンにチェンバロを連動させた楽器を用いていて興...
誰しも、毎日あくせく暮らして、目の前の事や当面の事しか考えるヒマはないかもしれない、過去にも同じ様な事を書いたが・・何だかわからないが、前々から宇宙ってのがあって、いろんな物体がある、さらに地球とか人間とかは「何故存在するのか?」と考えたことはないだろうか、なぜ「何も無し」じゃないのか、我々が居ようと居まいと、地球も太陽も星も歴然と存在するならば、「有るものはしょうがない」と言うしかないのか;空に...
ヘンデル好きの方にクイズです。これであなたの
現代のピアノやクラシックギターは厳密に言うと、その構造が完成したのちに作曲された曲が正式のレパートリーと言える、進化した末の楽器なので、それ以前の作品も包括して演奏する機能を持つ、とは必ずしも言えない・・「別の楽器になった」と言うべきだろう、ピアノはバロックまで遡ってレパートリーとすれば、膨大過ぎるほどになるが、歴史的研究に基づく演奏はチェンバロなど古楽奏者に任せて、ピアノ音楽として新たな価値を吹...
永谷園に梅干し茶漬けは前からあるが、香料が
プレ・インベンションには、バロック、古典派の小品が集められており、各時代の奏法もいくらか学べる内容かと思うが、これは教える先生の方針も影響してくるかも?ここに含まれる、ヘンデルのHWV437、サラバンドは変奏になっていて、テーマは「スペインのフォリア」をヘンデル流にしたような趣きでもお馴染み、 この演奏では第2変奏でダンパーペダルの効果を前面に出しているようだが、近代的ピアノ音楽として聴かせることになる...
先日の「バロックのトリルは上接音から始める」というのは何時頃まで続いたのか? ヘンデル:チェンバロ組曲よりyou tube:Handel: Harpsichord Suite Set I No. 2 in F major, HWV 427 (連続再生)はっきりわからないが、古典派の初期までは続いたようだ、レオポルト・モーツァルトのtrp協奏曲より、楽譜には「tr」とだけ記されている、you tube:Leopold Mozart - Trumpet Concerto in D-major (1762)古典派後期頃か?トリルを...
5月場所はなんと、尊富士と朝乃山が怪我で休場ということで、楽しみ半減;初日は横綱,大関が全滅!照ノ富士と貴景勝は2日目から休場、2人とも満身創痍か、新鋭力士含めて皆、力が拮抗しているようで、大関も安泰ではいられない、 大相撲公式ファンクラブの「関脇コース」というのに入会した、関脇以上なら、チケットの一次先行抽選に申し込みができ、先日、当選の通知がきた、まあファンクラブに入る料金で、優先的にチケットが当...
モーツァルト大好きという人達を「モーツァルティアン(Mozartian)」と呼ぶが、ベートーヴェン命!って人は「ベトヴェニアン」だろうか、ハイドンだったら・・「ハイドゥニアン」?ヘンデル好きな人はヘンデリアン(Handelian)になるらしい、 じつは筆者も隠れヘンデリアンで・・(べつに隠れなくていいか;)、どの曲を聴いても優美で、つまらない曲というのはないし、さすが、当時のライプツィヒ新聞の人気作曲家投票で、第2...
盛期バロックにおいては、トリルは主要音の上接音から始めるのが当時の奏法(音楽趣味)で一貫したものだった、演奏上、些細な事ではない。 (*初期バロックの頃はトリルは主要音から始めたが性質は異なるだろう、)バッハのフランス組曲 BWV618のアルマンドを例にすると、楽譜は当時から複数の筆写譜があり、装飾記号が一切書いてないものもあるようだ、(バッハの原譜は見つからなかった)、単に
リュート用の低音弦については度々話題にしてきた、各メーカーにより、様々な素材の使用と構造が考案されてきたが、鳴り方の理想は低音がよく出て、適度な余韻で止るものになる、総じて「使えない」と言えるのが外径が太すぎる弦である、これらのガット製は太いがゆえに硬質で、十分な振動をしない、 ルクスラインは金属線が埋め込み巻きで、さらに硬化させている、硬い素材を変形させるというのは
昨日も美味しくご飯を食べて、楽器が弾けて、ブログ書いて、よく寝た・・健康チェックにもなる、こんな1日が続けばありがたいv 夜食は小寒かったので掛け蕎麦にした、ご覧いただき、ありがとうございました。にほんブログ村...
長い間、クラシック音楽で好きな曲、作曲家は少しも変わらず、その意味で自分は保守的かもしれない、ただ演奏に関しては同じ曲でも、これまでに気付かなかった角度から内容を聴かせてくれるような、新しい楽しみを求めたくなる、(音楽の普遍的良さが基盤で、奇異な演奏ではない) それは
久しぶりに大相撲について、霧馬山は11勝あげて大関取りは確実のようだが、昨日は横綱を破って文句なしにしたかっただろう、残念そうな様子もあった、まあ今後の課題、 you tube:大相撲 照ノ富士ー霧馬山 <令和5年五月場所・14日目>しかし来場所以降の相撲も激しい混戦が続きそうで、そちらが大変そうな予感、残る3関脇も追い上げてくるし、幕内上位~三役は拮抗した実力者が揃っている、阿炎や高安も黙ってはいない^^幕に...
過去はレコードやCDの新譜が出るとFM放送のクラシック番組で紹介され、まめにエアチェックしていた、放送局に贈られたという見本盤放送ではどうしてもノイズが入り、ピークカットされた部分もあるので、良い音で聴きたければレコードなど買う事になった、今は新譜のアルバム全曲が早々you tubeに挙がる事が多い、しかもノイズレスでかなりの音質のようだ、いつもはPCに繋いだ小型SPで聴いて、いちいち比べなかったが、優秀録音のCD...
新作のリュートが欲しければ、製作家に頼んで出来上がるのを待つしかないが、約2年待ちとか、5年以上先になる事もある;注文者がそれまで健在かも危ぶまれ、もしこれからなら筆者の場合、2年以内が限度かな^^;ラッキーだったのが、この楽器を頼んだとき、 2011年、M.オッティガー 作(スイス)同型の楽器をすでに2人の人が注文していて、ちょうど製作に取りかかる頃だった、製作工程が同じなので、3台並行して効率よく作れるので...
かつての名盤も断捨離するほどになったのは、もはや聴き入る内容が薄れ、新録音が素晴らしく思うのが理由で、モーツァルトのSym No.40でいくつか例を、 モーツァルトといえど、骨太に演奏するのがK.ベームの聴きどころだった、弱奏にも筋が入ったようで、ヤワな演奏よりは良い、Sym No.40は昔から指揮者によって演奏が大きく様変わりする曲でもあったが、第1楽章はベームはゆっくりのテンポで弦楽もがっちり、しかし今では耳に重...
アンプを先日のmarantz PM6007からDENON PMA-600NEに戻した、いずれも両社のローエンドモデルだが特徴が違っていた、 PMA-600NEPM6007ではボリュームの通常位置が
急に夏の気候になって、何だか腹がボーンと張ってあまり食べられない、体も頭も重い・・ギターの集いに行った日曜日からそんな具合で;毎年、暑い屋外に出たり、屋内の冷房で体が冷えたりする時季の始まりに、こんな状態に陥る気がする、「暑くなるぞー」という精神的負荷もあるかも; 月一、病院で診察を受ける前に、お薬手帳の端に1か月間の様子や今の体調などドクターに話せるよう書いているが、去年5月の受診日に同じ様な事が...
昨日から夏の暑さで湿度も高い、何時間分だかわからないが、除湿機にすぐ水が溜まる、 風呂じゃあるまいし、こんなに湿気があるのかと驚く;そんな中、昨日はギターの集いに出席した、11コースのバロックluteを持っていったが、自宅→車→会場、と移動する間に温度変化のせいかかなり調弦が狂っていた、会場は初め空調の調整中とのことで使えず暑い状態、休憩時間に調弦し直したが、その後空調が動きだし室温が下がった、最後までま...
コロナ禍前までは名古屋の中古ショップに通い、クラシック中心にレコード盤を物色、買い漁っていたが、随分溜まってしまった、もちろん貴重な盤もあるが、結果としてそれは一握り、今後、まず聴かないであろう盤が多く、長く溜め込んでおいても場所を取るだけで前々から分別はしておいた、かつての名盤だったのもあるが、もう手は伸びない; ワルター、ベーム、セル、カラヤン、クーベリックなどかなり減った、こう思い立ったのも...
道具類を長く使い込んだ痕跡というのは「味」とするか「古ぼけてきた」とするか、人それぞれかと思うが、立派に使える状態なら、大抵「味」に見えてくると思う、リュートの表面板は塗装がないに等しいので、かならず痕跡が付いてくるが、筆者は指汗はあまり出ないのでわりと少ない、 小指が触れた痕指板は黒檀が多いので目立たないが、ここも塗装はない、光の反射角度でよく押えている所ほど、ツヤが来ている、バッハなど難曲をレ...
息子が仕事先のアパートで使っていたSANSUIの古いアンプに不具合が出てきたとの事で、買い換えに一緒に選んだのが、マランツのプリメイン PM6007、今は大抵どのメーカーでもローエンド機で十分、というのもわかっているようで、そこは迷わず決めた、一旦拙宅に届いたので、常設しているDENON PMA-600NEと差替えて試聴してみた、アパートでは大音量にできないので、音量控えめで聴いているとのことだが、ボリュームカーブは小音量域...
昨日の続きで、TASCAM DR-07XのUSB接続について、 USB接続は本機をPCへのインターフェースとして使うときのみで電源供給もされる、SDカードに録音を入れるときは電池電源を使う、実際のところわからないが、USBケーブルも太いほうが伝送は良いかもしれない?しかし太すぎて設置に具合良く曲らない;思い付いたのが盆栽の枝ぶりを矯正する針金!適度な被覆番線を螺旋状に巻いてみた、詰めて巻くより間隔を開けて巻くのが効果的(弱...
先日、コンパクトな録音機、TASCAMのDR-07Xを取り寄せた、今まで使っていた旧型 DR-07の後継機だが、 DR-07X旧型DR-07もマイク性能は気に入っていた、DR-07新機種のDR-07Xはステレオマイクを開いたり閉じたりでき、開くと「左右に拡がったステレオ感十分な音」、閉じると「位相差を抑えたクリアなステレオ感」が得られるとのこと、どんな違いかはこれから試してみる、またDR-07Xはオーディオインターフェースとしても使えるように...
また食い意地の話で恐縮、大抵のものは天ぷらにして、天つゆつけて食べれば美味しいが、とくに野菜(葉っぱもの)のかき揚げが昔から好物、ただサツマイモは天ぷらより、焼いたほうがいい;天ぷらのメインじゃなく添え物になるが、菊の葉の天ぷらが好きで、家でもよく揚げた、食用に栽培されたキクもあるが、昔、父が趣味でやっていた菊の鉢栽培、花もでっかいが葉っぱも大きめでそれを天ぷらにした、(若葉じゃなく濃いやつ;)苦...
先日のステレオとモノラルの続編になるが、編集の手も加わっていないモノラル時代のライヴ録音のほうが、生々しく現実的に感じることが多い、ステレオ時代に入っても、本当に自然なステレオと、あえて拵えたようなステレオがあった、音楽のジャンルによっても適したやり方があると思う、クラシックの場合で、このイメージ図をよく使うが、このように聞こえる録音物の典型が、過去のアルヒーフやD.グラモフォンに多かった、サンプル...
5月で69歳になるリュートの大御所、ナイジェル・ノースだが満を持してと言えるだろうか、バッハのリュート作品全集を収録した、録音:2022年7月、Stアンドリューズ教会(トディントン)ノースは早い時期からソロ奏者、また通奏低音奏者として優れた演奏を多数録音してきた、Wikipedia:Nigel North一時は心臓の病で活動を休止した期間もあったが、復帰後に出したS.L.ヴァイスのアルバムで健在ぶりを見せて安心した、you tube:The ...
今日は同年輩の方向けの記事で恐縮; シリーズ:7 としたが、この過去記事1~6も半分忘れていた;幼少の頃はさすが自らクラシックを聴く事はなかったが、誰の何という曲かも知らずにラジオから聞こえてきた音楽が印象に残っていて、その後興味を持つ下地にはなっていたと思う、その頃、一番よく聴いたのは歌謡、ポップスで、小学校低学年の頃までか、日本の曲もアメリカのポップスも多く印象に残った、 過去記事:昭和のレコード...
人間は2つの耳を持っており、自然界から聞こえる音はすべてステレオである、優れたステレオ録音は楽器の存在位置の方向も距離も感じとれる、また左右2チャンネルのみで音源が後方へ回り込む錯覚さえ作れる、経験則からか、飛行機が飛ぶ音は上空からだと知っているのと同じ? 近年の進化した録音のクウォリティが、古いまま使っている再生機でちゃんと聴ける、音源が最も重要なのがわかる、過去にモノラル録音を疑似ステレオ(デュ...
クラシックの演奏も新時代へと移行していくが、自分の中でも聴きたいと思う演奏が刷新されていき、20世紀の巨匠らが出した名盤の数々にも、一部を残してあまり手が伸びなくなった、 大柄になり過ぎた、あるいは演出過剰となった
ご飯を炒めるのは手軽な料理で、炒飯やチキンライスは自己流に好きなようにも作れるが、食品メーカーならではの味があって、あえて昔から親しんだ商品で作りたくなる、ハウスの炒飯の素は初期の頃、こんなパッケージ(左)で親しんでいた、 この後継品はあるが、意外にも近辺のスーパーでは見かけない、通販で安く買えるので注文した、ラーメンなど、『昭和の食堂の味』を思い出して再現するのも楽しみだが、インスタントの袋麺も...