愛機 シグマDP1Merrill・DP3Merrillとともに
京都や大阪などで、植物観察を中心に山を歩いています。 道なき道を歩きながら、自然について、人々の営みについて考えています。最近は、着生ランやコケを勉強中です。。
他府県またぎはせず…。京都は「特別警戒基準」なので、近場でバイクツーリング!ということで京都南部をバイク散策。京都南部のとある滝でツガゴケ?らしきコケを発見。明らかにツガゴケ?より大きいし、やや黄色い感じ。葉は2㎜以上ある。顕微鏡では・・・特徴①葉先の突起が長い。②舷は2細胞。③葉身細胞は大きい六角形。ということは、「ヤクシマツガゴケ」?【ヤクシマツガゴケ】『渓流沿いに生育する南方系の蘚類で、分布的に重要。府内では1か所のみ(南丹市園部町瑠璃渓。)の記録で希少である。』とあり京都カテゴリーで、絶滅寸前種の希少種。ただ、識者に見てもらったが疑問点①ヤクシマツガゴケはツガゴケよりも乾き気味の岩に付くのではないか②ヤクシマツガゴケなら舷はもっと幅が広いのではないか③ヤクシマツガゴケの細胞のサイズは30μ以上あるとのこ...ヤクシマツガゴケ?
①の続き・・・以前も撮影した北摂の石灰岩地帯へ移動。久しぶりに、シグマのDp3Merrillで写真を撮影。今流行りのバリアアングルではないので、コケなどの撮影は厳しい・・・。良い三脚も欲しいなあ・・・。【カハルクラマゴケモドキ】:大阪府レッドデーターブックでは絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)【フトスズゴケ】:大阪府レッドデーターブックでは準絶滅危惧種(NT)シグマDp3Merrillは良いカメラ!梅雨の合間に・・・北摂再訪!②
以前、大阪北摂地域を訪れた際に、「ラン科」の植物を見つけた!可能性として「トンボソウ」か「オオバノトンボソウ(ノヤマノトンボソウ)」のどちらかな?もう一度確認したくて、再訪しました。ちなみに、大阪府レッドデーターブックでは「トンボソウ」は絶滅種なので違うのかな・・・。茎には「翼」があり、やはりオオバノトンボソウかと。「距」が欠けている・・・。まさに「尻切れトンボ」・・・。やっぱり、「オオバノトンボソウ」だと判断しました。大阪でも北摂地域は自然が残っている。来年はもう少し早く見に行こう・・・。また、コクランも花盛り!久しぶりに、シグマDp3Merrillの出番で撮影しました。やっぱり楽しい!!コクランは地味だけど味わいある。梅雨の合間に・・・北摂再訪!①
3年前に、国の指定天然記念物である「不動院のムカデラン群落」を見に行った際、全く咲いていなかったので、帰り道に信楽山野草店さんでヘゴ付きで購入をしたものです。確か。2200円だったかなあ。今は、自宅の椿に引っ掛けています。すごいのは、何より繁殖力が強くなかなかへこたれない。ヘゴから浮いた個体を色々な場所に付け替えると、またそこから繁殖して増えていきます。苔撮影様に購入した、オリンパスTG-6で撮影してみました!なかなか綺麗に撮影できますが、ニコンの一眼レフを購入するか検討中です。物欲の塊になってます(笑)ムカデランが咲きだした!
梅雨時期のこの時期は、ラン科の花が色々咲きだす季節。自宅ではキバナミヤマムギランが咲きだした!【ミヤマムギラン】環境省カテゴリー:準絶滅危惧種常緑樹林の樹幹や岩面に着生する小形常緑のラン。紅紫色の色が特徴だが、稀に色素を欠くキバナミヤマムギランがあるとのこと。いやー癒される・・・。キバナミヤマムギラン
以前、和歌山の山を歩いていた際、道端に落ちていた杉の枝からマツラン(ベニカヤラン)を拾った。図鑑では知っていたが、確かにカヤランと比べて葉は肉厚で光沢がある。調べてみると、カヤラン属ではなく、カシノキラン属とのことで明らかに違う。しかしこの個体は、地面に落ちてしばらく時間が経っているとみえて、根っこがほとんど腐りこのままでは死んでしまう悲惨な状態。自宅に持ち帰り傷んでいた根をトリミングし、ミズゴケでくるんで命を繋ぐことが出来た。なかなか、気難しいランとのことで今はミズゴケ栽培で持っているが、少し心配だなあ。どなたか継続して育てていらっしゃる方がおられましたら、栽培環境などを教えて頂きたいです!お願いします!!【マツラン(ベニカヤラン)】環境省カテゴリー:絶滅危惧Ⅱ類(VU)近畿レッドデータブックカテゴリー:絶滅...自宅のマツラン(ベニカヤラン)が咲いた!
数年前、関西に巨大台風が上陸した直後、京都大原にある神社でセッコクを拾いました。辺り一面に植林したスギが倒れ、沢山の道路を塞ぎ、地元の方が復旧の為にその木を切って道路脇に整理されていました。その横に地面に放置されたセッコクがあり、かなり弱っていました。そのままでは、死んでしまうだけなので、自宅に持って帰り育てていました。ダイソーで吊り下げ型の鉢を買い、ミズゴケで育てていましたが、見事に咲いてくれました!ほのかに甘い香りを放ちながら四つも花を付けてくれました。いやあ、至福の時🥰午後から、近所を散歩。裏山でギンリョウソウ発見!あるかな、と思っていたらカヤラン発見!枝が折れ、花が地面に落ちていました。きっと、ドローンとかで数メートル上を見渡すと、沢山あるんでしょうか。カヤラン京都カテゴリー:準絶滅危惧種早く、この騒ぎ...お家と近所の花々
京都でも「緊急事態宣言に準ずる対応」が出された。本日は自宅で花の観察会。シュンランはまだ咲いている。癒やされるなあ。シュンラン3年前に徳島県の山野草展で買った「濃色イワチドリ」も芽をつけてきた。また可憐な花が見れると思ったら嬉しくなるイワチドリアシウテンナンショウも咲き出した。芦生をはじめ、京都北山でもあまり見かけなくなったなあ。京都府カテゴリー・絶滅危惧種【アシウテンナンショウ】自然度の高い落葉樹林の林下や林縁にはえる多年草。植物体の高さ20~50cm。葉は普通1個。小葉は普通5個ときに7個、形状はヒロハテンナンショウと同じ。仏炎苞は褐紫色で白色の隆起した条が目立つ。花序の附属体の先は太く幅6~8mm。ヒロハテンナンショウは、仏炎苞が小さく緑色であることが違う。花序の附属体は細く先端の幅は2~4.5mm。(京...自宅で花の観察会
大阪では石灰岩性の土壌は少ない。他府県で石灰岩が多い地域では珍しくない植物でも、大阪では珍しい植物が多い。最近、大阪北部で見つけた石灰岩性のコケ(フトスズゴケは微妙かな、と思うのだが、精一杯の知識でそのように判断しました。間違っていたらごめんなさい!)をまとめてみました。①カハルクラマゴケモドキ【大阪府レッドリスト:絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)】植物体は灰緑色。茎は長さ3~5cmで斜上し、分枝は少ない。葉の背片は卵形で鋭頭、腹縁は内曲し、密に歯がある。腹片は舌形で鈍頭、縁には密に小歯がある。腹葉は葉の腹片とほぼ同形同大。◎近似種との区別葉の背片の腹縁が内曲し、密に歯をつけることによって、本属の他の種から区別することができる。(京都府レッドデーターブック2015より抜粋)②フトスズゴケ【大阪府レッドリスト:準絶滅危...大阪北部のコケ(石灰岩性)
バイクで大阪府茨木市の竜王山に再訪した!【竜王山】(ウイキペディアより改変)大阪府茨木市に所在する標高510mの山。北摂山系に属する。忍頂寺(あの有名なザビエルの肖像画が見つかった千提寺の近く)が山麓に所在するため、忍頂寺山(にんちょうじやま)とも呼ばれる。かつては北摂屈指の霊峰として厚い崇拝を受けてきた。伝説によれば、宝亀年間(715年~716年)の頃、畿内一帯が大干ばつだった時、開成皇子が来山し池を掘り、八大竜王を召請したことにより、背後に控える山を竜王山と呼ぶようになったと伝わる。忍頂寺より岩屋までバイクで行き、そこから登山開始!登山といっても山頂には興味がない・・・。早春の花を探しながら、トボトボ歩く。良い天気で、良い山だなあ・・・・ミヤコカンアオイみずみずしいコケ!ヤマルリソウショウジョウバカマミヤマ...bikeで竜王山(大阪府茨木市:標高510m)再訪!
父親から、デジカメを貰った。SONYのcyber-shotDSC-RX100(初期モデル)をもらった。せっかくなので、試し撮りにとバイク(セロー225WE:2004年モデル)で午前中だけショートツーリング!場所は、京都府宇治田原町から鷲峰山へ。【鷲峰山】宇治田原町と相楽郡和束町の間に位置する鷲峰山(標高682m)は、南山城地域の最高峰であり、昔から霊山として、長い歴史を持つ。山頂には、金胎寺(真言宗醍醐派。開基は役小角と伝えられる)がある。南方に位置する笠置寺と同様、山内に奇岩怪石が多く、古くから山岳修行の地として開けていた。山城地域は植林が多いが、この辺は広葉樹が多く残っている。ウニバヒシャクゴケミヤマサナダゴケモドキ?ホソベリミズゴケ?(ホソベリミズゴケなら京都カテゴリー:準絶滅危惧種)岩場の水が滴る場所に...セローでツーリング!in鷲峰山
父親から、デジカメを貰った。SONYのcyber-shotDSC-RX100(初期モデル)をもらった。せっかくなので、試し撮りにとバイク(セローWE225:2004年モデル)で午前中だけショートツーリング!場所は、京都府宇治田原町から鷲峰山へ。【鷲峰山】宇治田原町と相楽郡和束町の間に位置する鷲峰山(標高682m)は、南山城地域の最高峰であり、昔から霊山として、長い歴史を持つ。山頂には、金胎寺(真言宗醍醐派。開基は役小角と伝えられる)がある。南方に位置する笠置寺と同様、山内に奇岩怪石が多く、古くから山岳修行の地として開けていた。山城地域は植林が多いが、この辺は広葉樹が多く残っている。ウニバヒシャクゴケミヤマサナダゴケモドキ?ホソベリミズゴケ?(ホソベリミズゴケなら京都カテゴリー:準絶滅危惧種)岩場の水が滴る場所に...セローでツーリング!in鷲峰山
高槻市の小学生は、耐寒遠足で登るのがポンポン山ではないでしょうか。【ポンポン山(加茂勢山)】京都府京都市西京区と大阪府高槻市の境界に位置する標高678.7mの山で、西京区及び高槻市の最高峰である。頂上に近づくにつれて足音がポンポンとひびくことから通称ポンポン山と呼ばれている。地下に鍾乳洞があり音が響いている、あるいは山の地層の一部に空洞があるのでは、など諸説ある。山の師匠に誘われてポンポン山の北側にあるフクジュソウを見に行くこととなった。さすがにピークは過ぎているのだが。本山寺駐車場まで車でいき、そこから登山開始。本山寺でお参りをしてから登山開始!途中、以前見つけた「コハイヒモゴケ」を確認しに行く。京都では準絶滅危惧種だが、大阪ではレッドデーターブックには載ってないんだなあ。でも、下垂系のコケは環境の変化を受け...大阪府高槻市の最高峰、ポンポン山(678.7m)へ
暖かい。春が来た。能勢の初谷に行く予定が、時間がなく能勢妙見山に行くことにした。【能勢妙見山】「日蓮宗の霊場。北極星信仰の聖地として知られる」とのこと。とりあえず、能勢妙見山駐車場まで車で行く。能勢妙見山駐車場は、料金500円と安い。ただ、16時30分までに駐車場を出ないと手数料1万円は高い、高すぎるけど・・・。近代的な建物、信徒会館「星嶺」だそうさすが、パワースポット感満載の雰囲気。自然も豊かな森やっぱりコケが気になる。石垣を見てみると、下垂するコケがある。ハイヒモゴケ科かなあ・・・。ルーペでは葉先が細くねじれて中肋は葉先付近まで。顕微鏡で葉身細胞にパピラが1個あればミズスギモドキかなあ・【ミズスギモドキ】大阪レッドデーターブックでは、準絶滅危惧種帰りは亀岡、湯の花温泉経由で帰途に。途中、カフェで一服。あった...能勢妙見山
本日は携帯写真のみ。大阪府茨木市の竜王山自然歩道を歩いて岩屋付近を散歩。ここはパワースポットで巨石群が連なる修験道の山だそう。岩屋瀧不動明王ヒメクラマゴケモドキ、チヂミカヤゴケ、ヤマトクラマゴケモドキ、ニスビキカヤゴケなどクラマゴケモドキの仲間がたくさん!でもでも、このコケがわからない。岩から下垂している。全縁には鋸歯があるパピラは見当たらず・・・。もう少しゆっくり調べてみよう。大阪府茨木市竜王山自然歩道パワースポット巡り
出石・城崎・玄武洞に家族旅行。さすがに、マニアックな場所には行けず有名どころをめぐることに・・・。まずは出石城。といっても石垣のコケが気になって・・・(笑)雨上がりでエゾスナゴケが綺麗に開いてました!石垣にクラマゴケモドキの仲間が!クラマゴケモドキ類はカッコいいのでテンション上がってたんですが撮影中に家族とはぐれ・・・急いで写真を撮ったのでピントが合ってない(涙)写真ではわかりにくいですが、トサクラマゴケモドキかシゲリクラマゴケモドキかな。この石垣には石灰岩性の要素があるんでしょうか・・・。城崎温泉の一乃湯玄武洞朝の城崎温泉久しぶりのDP1Merrillの出番でした。やっぱりDP1Merrillもいいなあ。また撮ろうっと。出石・城崎・玄武洞に家族旅行!
3年前に、米原市山室湿原の観察会でサギソウを数株頂きました。昨年もたくさん咲き、楽しませて頂きました。暖かい日が続いていたので、球根から新芽が出てしまうと植え替えで傷めてしまうおそれがあるので、少し早めに植え替えをしました。球根は、149個に増えておりビックリ!また、今年の開花が楽しみです!サギソウ植え替え
奄美大島 コケ旅 三日目 最終日。 奄美群島が8月に世界自然遺産登録されれば、湯湾岳も入山規制(ガイド付きでないと入れないなど。これも色々問題があるそうです)というわけで、宇検村の湯湾岳展望台から湯湾岳へ。雨がパラパラ、風も吹き出し、出ないと信じているハブの恐怖を感じながらの登山。ユワンハネゴケかと思ったがコハネゴケ? これは、フォーリースギバゴケだろうか。雨が降ってくるのでカメラは退散。湯湾岳(奄美岳)山頂!無事に登山も終えて、ミキ(奄美のソウルフード)で乾杯🍻これで奄美大島 コケ旅は終了!奄美大島コケ旅三日目
奄美大島は、今日は風が強い。 風速7から9メートルの風が常に吹いていて飛ばされそうになる。今日もコケを見ながらゆっくり散策。我先にと、競争する健気な苔類踊りだす蘚類 最後は、凛として一人で立っている蘚類に、励まされました。また、頑張ろっと。奄美大島コケ旅2日目
コケ旅 奄美編 第2段コケ旅をしに奄美大島に再度きた! 楽しい! 奄美コケ旅第2段
北摂地域をバイクで散策。ついでに、源流部を散策した。ここは、キヨスミウツボがあり、20年位前にはヒダサンショウウオも確認している。しかし、台風の影響で倒木もあり環境の変化もあって最近は見ていない。キヨスミウツボの周囲はシカやイノシシの踏み跡が激しく、斜面が荒れて一株も発見できず・・・。しかし、ヒダサンショウウオの幼体を発見!20年ぶり!環境が激変しても、命のリレーで種をつないでいたヒダサンショウウオに心から感動しました!ヒダサンショウウオ環境省カテゴリー:準絶滅危惧種大阪カテゴリー:準絶滅危惧種ヒダサンショウウオを再発見!
平成30年6月26日から28日にかけて奄美大島に行ってきた。格安のバニラエアーで、関西国際空港から奄美大島までの往復が5700円くらい・・・。キャンペーン中で格安で行けた。海はとてつもなくキレイ!!しかし、今回の目的は、コケを見ること(笑)まずは、マテリアの滝に空港からレンタカーで向かう!20年ぶりのマテリアの滝。周囲は、ヤマトムチゴケやキダチヒラゴケがたくさん。その日は学生時代の20年前に、毎年テントをもって2週間くらい滞在していた国直海岸で夕日を見てた。天然記念物のオカヤドカリを見ながら日が沈むまでずっとずっと見ていた。続きは、また書こう・・・・。コケを探しに、奄美大島へ!
初めて3月4日に行った六甲高山植物園の写真を整理。 花盛りだったバイカオウレン。初めてみたけど、なるほど梅花ね。 そして、フクジュソウ。 最後は、咲き始めのセツブンソウ。今年はやや遅いようですね。 早春の花々六甲高山植物園にて
3月4日に六甲高山植物園に行ってみた。そこでは早春の花々がたくさん咲いていた。 写真を整理しながら、随時アップしていきます。 まずはセリバオウレン。大好きな花で、去年もたくさん撮影して、「みんなの花図鑑」で本日の一枚にも選んで頂いた。 3月4日は暖かったのだが、日差しがなく、なかなか光が当たらない中で撮影。 去年の写真を超えられない・・・。日々、修行ですね。 セリバオウレン
仕事のストレスもあって、山に行きたい! いつもの高槻北部に、コケ探し。誰も来ない山を歩きながらコケ探し。 今日は、暖かくて、春を感じさせるひと時。コケたちにも春が来ているようでした。 ホウオウゴケやタマゴケがとても美しい谷でした。 コケ探し
大阪や京都でも、珍しいコケを見ることが幾度かある。きっとそういう目で見れば、まだまだたくさんあるのかもしれない。 京都府綴喜郡宇治田原町の滝で見つけたコケ 葉は乾いても縮れず、倒卵形でやや非対称、葉先は短尖頭で上部には小さい歯がある。葉身細胞は長六角形であることから「イバラゴケ」であろう。これも識者に確認をしていただいて、「間違いないだろう」と言っていただいた。 イバラゴケは、京都カテゴリーで絶滅危惧種に指定されています。 これは、大阪府高槻市北部で見つけたコケ。 石灰岩の石垣についていたコケ。 植物体は暗緑色。茎は長さ3~5cmで斜上し、分枝は少ない。葉の背片は卵形で鋭頭、腹縁は内曲し、密に歯がある。腹片は舌形で鈍頭、縁には密に小歯がある。腹葉は葉の腹片とほぼ同形同大。とのことから、「カハルクラマ...珍しいコケがたくさん
最近、コケを見に行くことが多い。今の季節は、山ではコケがよく目立つ。 前回、ブログに書いたコケは、識者の方に確認をしていただいて、「トサヒラゴケに間違いないであろう」と言っていただいた。 セイナンヒラゴケとの区別は難しいらしい。以下の点がポイントみたいである。1.胞子体がついていれば区別は容易。トサヒラの蒴は苞葉に隠れ、セイナンは飛び出している。 ただしセイナンの胞子体を見ることは非常にまれなよう。2.葉面の横皺は両者を比較しないとわかりにくいかもしれないが、セイナンは深い皺が多い。3.沢山の葉を調べて、葉の上部左右がやや角張っているものがあれば、セイナンと判定できそう。 セイナンは先端がややとんがっている場合もある。4.セイナンの枝のほうが多く、長いと言われているが、これも比較の問題だろう。5.セイナンは、...トサヒラゴケ
なかなか定期的に更新ができない・・・。本日は雪の中、遅まきながら高槻北部の神社に新年祈願に行った。 参道の雪を踏みしめお参り。それを終えると、アカガシなどの木についたコケを観察。 そこで、見慣れないコケを発見した。 一瞬、リボンゴケ?かなと思ったが、葉の横しわがすごい!!光沢もなく、茎が短い、分枝が少ない、葉先が円頭などから、セイナンヒラゴケかトサヒラゴケかとも思うのだが、見たこともないので確信がない。 この辺りは、石灰岩の地層が点在している地域であるので、珍しいコケがあると思うのだが。 万が一、それらなら大阪では絶滅危惧種Ⅰ類のようです。もし、ご存知の方がいたら是非、ご教授してください・・・。 セイナンヒラゴケ??トサヒラゴケ??それとも全く違う??
めっきり寒くなり、一昨日は高槻北部では雹が降っていた・・・。そんな中、花は少なくなったが、コケはやっぱり美しい。最近撮った写真をいくつかピックアップ!! これはクビレケビラゴケかな。無性芽がたくさんたくさん。 コハネゴケも元気!元気! これは、京都北山でのウマスギゴケとムラサキシキブノコラボ。 オオカサゴケも瑞々しい!! これは、もしやカサゴケモドキかも!と思ったが、鋸歯が2列なので、オオカサゴケだと思う・・・。 タマゴケに滴るしずくが素敵! コケは美しい…
京都北山に行きたい、でも山ビルは嫌だ・・・。この時期は、行きたいけど、なかなか行けない。ちょうど見ごろの、ナツエビネを見るためならと、仕方なしに車を走らす。ナツエビネ(夏海老根:学名Calanthepuberula)環境省カテゴリー:絶滅危惧Ⅱ類(VU)近畿レッドデータカテゴリー:絶滅危惧種A京都府カテゴリー:絶滅危惧種京都北山は、山ビルが多い。しかも、昨日は雨だったので、活発に活動している。今回も15匹くらいと格闘したが、愛用のチャッカマンと自家製スプレー(食塩水とハッカ油まぜたもの)で何とかしのげた。特に自家製スプレーは、直接山ビルにかけたが、かなりの効果!!みんなぽろぽろと落ちていった。そんな中、林道を歩くと、クラガリシダ(環境省カテゴリー:絶滅危惧種1B類EN)やコウヤノマンネングサ(京都府カテゴリー:...ナツエビネ!
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