愛機 シグマDP1Merrill・DP3Merrillとともに
京都や大阪などで、植物観察を中心に山を歩いています。 道なき道を歩きながら、自然について、人々の営みについて考えています。最近は、着生ランやコケを勉強中です。。
大阪や京都でも、珍しいコケを見ることが幾度かある。きっとそういう目で見れば、まだまだたくさんあるのかもしれない。 京都府綴喜郡宇治田原町の滝で見つけたコケ 葉は乾いても縮れず、倒卵形でやや非対称、葉先は短尖頭で上部には小さい歯がある。葉身細胞は長六角形であることから「イバラゴケ」であろう。これも識者に確認をしていただいて、「間違いないだろう」と言っていただいた。 イバラゴケは、京都カテゴリーで絶滅危惧種に指定されています。 これは、大阪府高槻市北部で見つけたコケ。 石灰岩の石垣についていたコケ。 植物体は暗緑色。茎は長さ3~5cmで斜上し、分枝は少ない。葉の背片は卵形で鋭頭、腹縁は内曲し、密に歯がある。腹片は舌形で鈍頭、縁には密に小歯がある。腹葉は葉の腹片とほぼ同形同大。とのことから、「カハルクラマ...珍しいコケがたくさん
最近、コケを見に行くことが多い。今の季節は、山ではコケがよく目立つ。 前回、ブログに書いたコケは、識者の方に確認をしていただいて、「トサヒラゴケに間違いないであろう」と言っていただいた。 セイナンヒラゴケとの区別は難しいらしい。以下の点がポイントみたいである。1.胞子体がついていれば区別は容易。トサヒラの蒴は苞葉に隠れ、セイナンは飛び出している。 ただしセイナンの胞子体を見ることは非常にまれなよう。2.葉面の横皺は両者を比較しないとわかりにくいかもしれないが、セイナンは深い皺が多い。3.沢山の葉を調べて、葉の上部左右がやや角張っているものがあれば、セイナンと判定できそう。 セイナンは先端がややとんがっている場合もある。4.セイナンの枝のほうが多く、長いと言われているが、これも比較の問題だろう。5.セイナンは、...トサヒラゴケ
なかなか定期的に更新ができない・・・。本日は雪の中、遅まきながら高槻北部の神社に新年祈願に行った。 参道の雪を踏みしめお参り。それを終えると、アカガシなどの木についたコケを観察。 そこで、見慣れないコケを発見した。 一瞬、リボンゴケ?かなと思ったが、葉の横しわがすごい!!光沢もなく、茎が短い、分枝が少ない、葉先が円頭などから、セイナンヒラゴケかトサヒラゴケかとも思うのだが、見たこともないので確信がない。 この辺りは、石灰岩の地層が点在している地域であるので、珍しいコケがあると思うのだが。 万が一、それらなら大阪では絶滅危惧種Ⅰ類のようです。もし、ご存知の方がいたら是非、ご教授してください・・・。 セイナンヒラゴケ??トサヒラゴケ??それとも全く違う??
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