トゥイーディー・ブラウンのお話で、今回はキャッシュフローの観点からの研究になります。いくつかの関連研究を簡単に説明したいと思います。・マイケル・ケプラー氏 国際的な株価キャッシュフロー比率と投資リターンの関係研究内容等:世界中の企業の株価キャッシュフロー比率と投資リターンの関係を検証することを目的とした研究。1970年1月31日から1989年12月31日までの19年11ヶ月間、18種類のMorgan Stanley Capital Internat...
トゥイーディー・ブラウンの投資講義⑥ 低PERに関する投資パフォーマンス(その他)
前回の記事から2カ月ほど間が空いてしまいましたが、今回は国際的な低PER、業界内の低PERのパフォーマンスについて言及しているので、紹介したいと思います。・Chisholm氏 4か国の株価収益率に関連した投資パフォーマンス研究方法等:イギリス、フランス、ドイツ、日本の企業を対象に、収益と投資結果に対する価格の関係を調べている。かなり流動的で買いやすい企業(大企業のこと?)で構成されている企業群を各年末にPERによっ...
前回の記事から間が空きました。今回はロジャー・マレー氏の講義の4週目「価格と価値の収束」の中で「カタリスト」について語っている箇所がありました。私が重要だと思ったのは、マレー氏の言葉ではなく、著者の注釈の部分なのですが、「カタリスト」の細部についてはあまり考えていなかったなと思わされる一文でしたので、ご紹介したいと思います。われわれは、価格と価値が収束するまでにどのくらいの時間がかかるのか、という...
前回のインタビューの続きです。以前から述べていますが、シュロス氏の投資スタイルの変遷や葛藤のようなものを感じ取れる場面がありました。一部ご紹介したいと思います。OID:実際、それは議論の余地がありますね。ほとんどの人は、自分が不愉快になるようなものを所有するのがいいでしょう。最悪のタイミングで売ることさえしなければね。しかし、あなたとあなたのパートナーにとって、株式が最も居心地がいいというのは幸運な...
Outstanding Investor Digestのインタビューの続きです。OID:あなたは以前、(資金の)ほぼ100%投資することを好むと、そして一般的には投資し続けることを好むとおっしゃっていました。私の記憶では、暴落前は90%近く投資していましたね。ウォルター・シュロス:その通りですね。長期的に見れば株式は一般的に債券を上回ります。証券市場で本当に成功した人は同じことを言っています。だから、彼らは常に市場に多かれ少なかれ...
わかもと製薬(4512)の事例 アクティビスト:ナナホシマネジメント
焼津水産化学工業に提案を行っていたナナホシマネジメント。焼津水産の件は落ち着いたのか、ナナホシは次のターゲットにわかもと製薬を選んだようです。今回、わかもと製薬の課題点が8項目述べられていました。課題の概要、そしてナナホシの見解を以下に記載します。①株価に対する異常に低い評価賃貸等不動産の含み益を反映した修正PBRは0.5倍程度非常に低い(通常のPBRでも0.7倍弱)。★ナナホシマネジメントの見解株主価値向上に...
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トゥイーディー・ブラウンのお話で、今回はキャッシュフローの観点からの研究になります。いくつかの関連研究を簡単に説明したいと思います。・マイケル・ケプラー氏 国際的な株価キャッシュフロー比率と投資リターンの関係研究内容等:世界中の企業の株価キャッシュフロー比率と投資リターンの関係を検証することを目的とした研究。1970年1月31日から1989年12月31日までの19年11ヶ月間、18種類のMorgan Stanley Capital Internat...
今月開催された2024年のバークシャーハサウェイの株主総会は、バフェット氏の盟友であるマンガー氏が亡くなってから初の総会でした。直接、ライブ映像を見たわけではないのですが、複数メディアを鑑みて、今総会のバフェットの発言をポイントを抑えながらまとめたいと思います。・バフェット氏の後継者やはり、バフェット氏がバークシャーから去ってからの運営の話になったようです。バフェット氏はできる限り長くバークシャーで意...
5月も中旬に差し掛かっていますが、備忘録として先月の気になったニュースを書き連ねたいと思います。・住友化学―国内外で約4000人削減へ2月の発表よりもさらに業績が悪化して、2023年度の最終赤字が3000億円以上になる見込みになるそうです*1。同社だけでなく、今年に入ってオムロンや資生堂も希望退職者を募るなど、大企業のリストラクチャリングを見かけるようになりました。オムロンは中国経済の減速による業績悪化が原因だそ...
ストラテジックキャピタルは極東開発工業に対して今年も株主提案権を行使すると通達したようです*1。 今年の提案の詳細は後日専用HPを開設してお知らせするらしいので、今回は2023年の提案内容を見て過去を振り返ってみましょう。 目次 株主提案の概要 株主提案の背景及びポイント 提案の妥当性と極東開発工業の変化●株主提案の概要ストラテジックキャピタルが主張しているように、極東開発工業は日本の特装車市場におけるトップ...
4月の終わりに勉強会を行い、その会の中で「世界標準の経営理論」の読書会も行いました。今回の読書会では、第11章のカーネギ学派と第12章の知の探索・深化の理論①についての発表がありました。本書では、第11章からマクロ心理学ディシプリンの経営理論についての内容があります。主流の経営本では、あまり時間を割かない内容もありますので、個人的にはなかなかの刺激になっています。各章の簡潔にまとめた内容を書きたいと思いま...
急に暑くなったり、肌寒い日になったりと体がついていきません。一貫性のある気候になって欲しいと思います。年初来リターン10.2%(日本株式10.9%、米国株式9.0%)特に感想とかはありませんが、4月も少し売買しましたので一部ご紹介したいと思います。《全売却》・ナフコ(2790)利益がそこそこ出てきたので、売却しました。《新規買い》・中国株いくつか最近、中国株に少し関心を持ち、いくつか投資しました。まだまだ投資したい...
前回の記事から2カ月ほど間が空いてしまいましたが、今回は国際的な低PER、業界内の低PERのパフォーマンスについて言及しているので、紹介したいと思います。・Chisholm氏 4か国の株価収益率に関連した投資パフォーマンス研究方法等:イギリス、フランス、ドイツ、日本の企業を対象に、収益と投資結果に対する価格の関係を調べている。かなり流動的で買いやすい企業(大企業のこと?)で構成されている企業群を各年末にPERによっ...
前回の記事から間が空きました。今回はロジャー・マレー氏の講義の4週目「価格と価値の収束」の中で「カタリスト」について語っている箇所がありました。私が重要だと思ったのは、マレー氏の言葉ではなく、著者の注釈の部分なのですが、「カタリスト」の細部についてはあまり考えていなかったなと思わされる一文でしたので、ご紹介したいと思います。われわれは、価格と価値が収束するまでにどのくらいの時間がかかるのか、という...
前回のインタビューの続きです。以前から述べていますが、シュロス氏の投資スタイルの変遷や葛藤のようなものを感じ取れる場面がありました。一部ご紹介したいと思います。OID:実際、それは議論の余地がありますね。ほとんどの人は、自分が不愉快になるようなものを所有するのがいいでしょう。最悪のタイミングで売ることさえしなければね。しかし、あなたとあなたのパートナーにとって、株式が最も居心地がいいというのは幸運な...
Outstanding Investor Digestのインタビューの続きです。OID:あなたは以前、(資金の)ほぼ100%投資することを好むと、そして一般的には投資し続けることを好むとおっしゃっていました。私の記憶では、暴落前は90%近く投資していましたね。ウォルター・シュロス:その通りですね。長期的に見れば株式は一般的に債券を上回ります。証券市場で本当に成功した人は同じことを言っています。だから、彼らは常に市場に多かれ少なかれ...
焼津水産化学工業に提案を行っていたナナホシマネジメント。焼津水産の件は落ち着いたのか、ナナホシは次のターゲットにわかもと製薬を選んだようです。今回、わかもと製薬の課題点が8項目述べられていました。課題の概要、そしてナナホシの見解を以下に記載します。①株価に対する異常に低い評価賃貸等不動産の含み益を反映した修正PBRは0.5倍程度非常に低い(通常のPBRでも0.7倍弱)。★ナナホシマネジメントの見解株主価値向上に...
今月はずっと寒くておかしいと思いながら過ごしてきましたが、ようやく春の季節になってきたなと思えるようになってきました。4月から仕事が本格的に忙しくなりそうなので、戦々恐々となっています。年初来リターン13.0%(日本株式13.5%、外国株式12.0%)今月の売買状況を一部ご紹介したいと思います。《全売却》・JSR(4185)鞘が閉じ始めたので、売却しました。《一部売却》・ワキタ(8125 )資金が欲しかったので、売却しました...
少し時間が経ちましたが、前回までの結果を経て、良決算プログラムを作ったようです。そのプログラムに従って実際に投資を行ってどのような結果になったかをまとめていました。実際に、私も参加させてもらっていますので、クエ氏の結果+私の結果のご報告も兼ねてまとめていきたいと思います。全文はこちらをクリックしてください⇒プログラムで株式分析 その9 「投資結果のご報告 2023年10月~11月決算シーズン」過去の...
Outstanding Investor Digestのインタビューの続きです。インタビュー全般に言えることですが、バフェット氏のエピソードが度々でてきており、シュロス氏の投資スタイルとの対比がされています。OID:株式を事業の所有権の一部として考えますか?ウォルター・シュロス:その通り。私たちはウォーレンほど事業を評価するのが得意ではないです。私たちはただ、購入時に支払う金額以上の価値があると考えるだけなのです。ほとんどの場...
最近気になったイベントドリブン関係を羅列していきたいと思います。ここ直近は米国で面白い案件はあまりないのですが、日本の方が結構面白くなっていますね。この調子が続いてくれればと思います。《スピンオフ》・GE Vernova(GEV)来月にスピンオフ予定らしいです。同社は再生可能エネルギー、電力、デジタル部門を統合した事業部門となります。去年、GEはヘルスケア部門をスピンオフしましたが、第2弾となります。GEヘルスケア...
Outstanding Investor Digestのインタビューの続きです。今回の内容は、私の想像していたウォルター・シュロスという投資家のスタイルというか考え方が少し変わった内容でした。OID:あなた方のアプローチを要約すると?エドウィン・シュロス:私たちは株を安く買おうとしています。 OID:もう少し詳しく説明してもらえませんか?ウォルター・シュロス:一概には言えません。その昔、グレアムは非常に優れた理論を持っていました。...
2月は冬って感じがしませんでしたが、3月に入って雪が降るなど、今年はちょっとおかしい天気になっています。来週以降も気温があまり上がらなさそうなので、体調には気を付けたいと思います。年初来リターン11.2%(日本株式12.1%、外国株式9.5%)でした。今年は年初から指数が強すぎなので、何とか追いつきたい気もあるんですが、自分の投資スタイルを無理やり変えないように無理しない感じで行きたいと思います。《一部売却》・焼...
長きにわたりバフェット氏の相棒であったマンガー氏が亡くなって初めてのレターです。今回のレターでバフェット氏はチャーリー・マンガー氏をバークシャーの建築家と評しています。チャーリー・マンガーが100歳の誕生日を33日後に控えた11月28日に亡くなりました。彼はオマハで生まれ育ったが、人生の80%を別の場所で過ごしました。そのため、私が初めて彼に会ったのは1959年、彼が35歳の時でした。1962年、彼は資産管理事業を始...
前回、株主還元で得られるいくつかのメリット(効果)を書き連ねました。今回から個々のメリットを少しづつ私見を交えながら書いていきたいと思います。書き始めると長々としてしまいましたので、1項目ずつ語りたいと思います。まずはシグナリング仮説からです。【シグナリング仮説とは】バリュー投資関係でも時々言われる仮説です。日本のエクイティ・ファイナンスによると*1、シグナリング仮説も考え方がいくつかあるようで、思...
ポートフォリオが割と頻繁に大きく変わるので、本当は細かく動向をチェックしなくちゃいけないんでしょうが、そこまで気になっているファンド(投資家)ではないので、年単位のチェックでも良いかなと思ってます。実際にマイケル・バリー氏の言葉があるわけではないので、なぜ今回の売買に至ったかわからず推測でしか語れませんので、なるべく事実のみを記述していきたいと思います。【売り】・ステランティス(STLA)同社はオラン...
5月後半はまあまあ忙しくて、なかなかブログの方も更新できませんでした。・バークシャー社の株主総会毎年恒例のバークシャー社の株主総会が今月6日に行われたようです。個人的に気になったところを記事にしましたが、バフェット氏は日本株への追加投資の検討をほのめかすなど、日本市場にとってはプラスな発言があったようです。その一方、米国株には弱気(というか、彼らの全盛期の素晴らしい時期の終焉)的な発言もあり、今後...
今月の6日にバークシャーの株主総会がありました。これに関して様々なメディアが報道しています。今回の総会では、オクシデンタル・ペトロリアム社を完全買収するつもりはないという意思を示したことはなかなか重要だったのではないかと思います。また、報道された内容を読んでいると、今苦境に立たされている銀行やポートフォリオの30%を占めるアップル社、AIなどホットな話題を中心に質疑応答をこなしたようです。以下、個人的に...
2019年に刊行された入山氏の「世界標準の経営理論」は大絶賛だそうで、読んでみるとそうだろうなと感心させられるくらいの内容だと思います(800ページくらいあるけど…)。個人的に本書の好きな箇所の1つは、序章(さらに言うとコラム)です。序章では、経営理論とは何か?なぜ理論が(ビジネスパーソン)にとって重要なのかを語っています。本書では、バチャラク氏の論文を引用しながら理論の主な目的について述べており、それは...
先月のNHKの記事ですが、なぜ日本企業はアクティビストに狙われるのか?という記事がありました。NHKはオアシスの最高投資責任者であるセス・フィッシャー氏にインタビューしており、最近話題のフジテックを事例に取り上げながらアクティビストの視点を語っていました。個人的にはまあまあ面白い記事だなと思いました。記事中では、アクティビストといえば、「事業への理解が浅く経営には関心が無い」「短期的な利益を追求し、利益...
今年に入り、東証はPBR1倍割れの企業について対策を取るように徐々に圧力をかけています。とりあえずは、当該企業がPBR1倍超えが達成できる具体策を挙げるように要請していますが、今後PBR1倍割れが珍しくなっていく市場に日本市場もなるのでしょうか。バリュー投資の一つとして低PBRの企業に投資することがよく言われていますが、このような企業に投資すると本当に投資家はリターンが得られるのでしょうか。今回は、レターの中で...
数日前の記事ですが、マンガー氏がFinancial Times誌(以降、FT誌)のインタビューに応じたようです。これについては他のメディアも記事にしています*1。他メディアは主に銀行についての発言を切り取って報じていますが、大元のFT誌を読んでみると他の事柄についての内容も少し記載されていました。【銀行について】まず、マンガー氏は銀行について語り、銀行は不良債権を抱え込んでおり、米国内の銀行が倒産した後、米商業用不動...
4月中旬の気温の寒暖差に体がついて行かない場面もありましたが、ようやく夏が近づいてきたなという天気になってきましたね。年初来リターン 9.4%(日本株式11.8%、外国株式5.0%)でした。今月も少し売買していますので、一部ご紹介いたします。《新規買い》・ブラック・ナイト(BKI)以前の記事でマイケル・バリー氏が同社の株式を購入したと紹介しましたが、私も購入しました。今年の3月にFTCに買収の異議申し立てを起こされたの...
・バフェット日本市場に注目する 4月はこのニュースが投資家の中で大きなニュースだったのではないでしょうか。ずっと日本市場に関心を示してこなかった様子のバフェット氏がようやく?日本市場に目を向けてきました。数年前に日本の商社の株式を買ったことはあまりに有名ですが、日本企業の株式を追加で購入することも視野に入れている(というかもう買ってしまった?)ような内容の記事が散見されました*1。そういうわけで、た...
連日ニュースになっていますが、セブン&アイ・ホールディングスにバリューアクトが厳しい要求を突きつけています。バリューアクトは数年前からコンビニチェーン事業をスピンオフしろという要求をしています。ただし、このような要求はバリューアクトだけでなく、過去、他のアクティビストからも提案・要求を受けています。【ここ数年のアクティビストからの要求例】表-1 過去の要求例(バリューアクトのレポートから筆者作成)...
リーマンショックで多額の利益を得て一躍有名になったバリー氏。「世紀の空売り」や「史上最大のボロ儲け」の中でも彼が利益を上げた様子が描かれています。数年前は、ゲームストップ関連でもバリー氏の名前を度々みました(ゲームストップの大急騰は彼が原因ではありませんけど)。ただ、近年、彼の市場に関する考えは必ずしも洗練されている感じではなく、3月のツイートでも自分の考えが間違っていたとする旨の呟いていたようで...
ここ数年、大学院に通っていたため、時間が無くてニュースなどに触れる機会が減ってしまっていました。そのため、備忘録がてら、話題がある月はどのようなことが国内外であったか記録していこうかなと思います。・ChatGPT特に今月の話題っていうわけではありませんが、最近、色々なメディアで耳にします。この前TVでこの話題に関するニュースをたまたま見てましたら、あと数年で消えていく職業がでてくるという強烈な主張まで聞こ...
桜が満開の季節になりまして、心機一転の気持ちとなりました。年初来リターン 7.6%(日本株式8.3% 外国株式6.6%)いくつか売買しておりますので、3月の売買を一部ご紹介したいと思います。《新規買い》・ソディック(6143)バリュー銘柄っぽいので購入。・オーナンバ(5816)バリュー銘柄っぽいので購入。《一部売却》・アクティビジョン・ブリザード(ATVI)今月、買収がまとまる方向へと前進しました。今回のディールでは、EUや...
「マンガーはまだ若手の弁護士だったから、一時間当たりの報酬はせいぜい二〇ドルほどだっただろう。マンガーは考えた。”ぼくにとって一番大事な顧客はだれだろう”と。そしてそれは自分自身だと確信した。そこで、毎日一時間、自分のために働くことにした。早朝にそのための時間をもうけ、建設や不動産開発の仕事をしたんだ。だれしもこれを見習い、まず自分自身が顧客になり、つぎに他人のために働くべきだ。一日一時間を自分に充...
日本でのアクティビストの活動は、2000年に村上ファンド(エムエイシー)による昭栄の敵対的TOBによって始まったとされています。これを契機に、村上ファンドのみならず、スティール・パートナーズも同時期の日本市場に大きなインパクトを残しました。スティール・パートナーズは、アデランスやブルドックソースなどに社長解任やTOBといった要求を突きつけました。この頃のアクティビストの特徴は、非常に獰猛で攻撃的、言い方を変...
3大会ぶりの優勝となりました!仕事で試合をライブで観ることはできませんでしたが、スマホで速報を見ながら試合展開を追いかけていました。本当に勝ってうれしいです。最後は大谷選手VSトラウト選手という夢のような対決まで実現したようで、本当にすごい試合だった思います。メディア等でも言われていますが、漫画のような大会でした。Trout vs Ohtani lived up to the HYPE! #WorldBaseballClassic pic.twitter.com/Z8aZAjpDRg&...
劇的な試合展開でしたね!第2回大会以来の決勝進出でしょうか。観ている人もドキドキするような、ヒリヒリしたゲームというのは久々に観た気がします。それくらい面白い試合だったのではないでしょうか。メキシコ先発のサンドバル投手は予想通りなかなか攻略できそうになく、序盤は相当重い雰囲気でしたが、イニングを重ねるごとに徐々に相手にプレッシャーをかけるように追い詰めていき、最後はサヨナラまでこぎ着けた感じでしょ...
任天堂創業家の資産運用会社であるYamauchi No.10 Family Office(以降、YFO)と東洋建設は去年からTOBをめぐって対立しています。今年に入り、結構な動きがあったので備忘録として記事にしたいと思います。【簡単な経緯】インフロニアが2022年の3月に東洋建設の株式をTOBすることを表明しました(東洋建設も賛同)。インフロニアが提示した公開買付価格は1株当たり770円でしたが、その1週間後からYFOを実質的な支配者とするWK 1 L...
WBCが開幕してから、ずっと野球漬けになっています。日本はどの試合も快勝で次のステージである2次ラウンドに行くようですが、他のプールは非常に熱い戦いとなっています。どの国も真剣に戦っているようで一野球ファンとしては何よりです。次、対戦するプールAのイタリアはオランダを下して上がってきました。イタリアは大谷選手と同僚のフレッチャー選手と、マイク・ピアッツァ監督(野茂氏と現役時代バッテリーを組んだ方)しか...
久しぶりに賢明なる投資家(新の方だけど)を読んだりしていたら、スペシャルシチュエーションに関する記述が少しあり、結構新鮮でした。【上巻】まず、上巻の方で、第7章積極的投資家の投資-積極的な方針の終盤で触れられています。本書では、「裁定取引や特別な状況」のことで、やり方を心得ている人にとっては魅力的な収益を得ることがほぼ保証される分野だと述べています。ただし、この分野はリスクが高まり、得られる利益も...