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ままちゃんのアメリカ https://blog.goo.ne.jp/rell248

家族の歴史、家族、アメリカ社会についての日々雑記と写真

在米が半生以上・主婦・大学院勤務・二人の娘・三人の息子・孫5人・夫はアリゾナ出身同い年・17歳から始めた系図調査、欧米中心の系図調査ではプロになるべく準備中。

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2017/07/25

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  • 藤の花から

    PhotoCredit:Pixabayここ最近はめっきりと初夏のような陽気になり、夜間は就寝時に寝室の窓を開けてみた。最初の二晩は、あっという間に寝つき、翌朝十分安眠した快感さがあり、外気に触れて、眠られるというのは幸せなことだと思った。夫もそうであった。ところがそれから三日目の明け方、自分の喘鳴で起きた。気管支喘息の到来。寝室の窓の下、一階のパティオに植えてある藤が満開になっていたのに気がついた。その眺めを愛ではしても、その花粉や香りには、アレルギー反応を起こす。喘息症状はバンデミックが始まった以来のことである。この二年間常時マスクを装着、ソーシャルディスタンスを守り、手指の消毒を怠らずにきたおかげで、合衆国はふた冬はインフルエンザ感染もなかったし、風邪もひかなかった。おかげで私の喘息も収まっていたのだった。...藤の花から

  • 背骨

    先日骨密度検査を受けたが、この時、きっちりと身長も測ってくれて、なんと20歳の頃よりも1インチ(約3センチ)伸びている。そんなことがあるのだろうかと訝る私に医師は、「姿勢にいつも注意していますか?」と聞く。姿勢は、大学時代に出会ったダンスをする日本人の友人が、始終気をつけているというのを真似して、なるたけまっすぐ背筋を伸ばしたり、猫背にならないように極力気をつけているが、それはどなたでもなさることだろう。固めのベッドを好むことがよかったのだろうか?はて。医師は、「あなたは、アルコール飲料もコーヒーも、タバコも嗜まないんでしたね?水分補給も十分なようですし。」と言い、「きっとなにか今までの人生で健康でいられるような生活をなさってきたのでしょう」と理由付けする。???でいっぱいになった頭を傾げながら、オフィスへ戻ろ...背骨

  • 殺伐とした世の中で

    BBC.com三月もあと一週間余りを残すが、この月は誕生日を迎える人が多い。夫の姉、我が家の長男、そして三男の妻。結婚記念日などの記念日もある。夫の姉と三男の妻には、チョコレートの箱と花束それぞれ2打のバラを長い箱に入れて配達するサーヴィスを頼んだ。古い映画の見過ぎと思うが、私は花の宅配には、必ず花の箱に入れて配達してもらうのが好きだ。普通のガラス花瓶付きは、往々にしてローカルの花屋が店にある花を入れてくれても、注文した花と大分異なるものが配達される。その点花問屋から直接箱入りで届けられるものは、注文通り、希望通りであるのに気がついたのである。オンラインで注文手配できる花屋は、いくつか気に入ったサイトがあるが、その一つのウエッブサイトには、気の利いた言葉のヒントをくれるような引用文を掲載している箇所がある。著名...殺伐とした世の中で

  • 情けは人の

    Luke6:31日本語に浸って暮らすことがなくなって久しいが、TVJapanという北米向けの殆どがNHK構成によるケーブル局をたまに観る時、あら、この言葉使いは、なんだかおかしく聞こえる、と思うことがしばしばある。ニュースでもそうである。〜をさせていただきます、というような慇懃無礼にさえ聞こえる物言いは〜致します、〜致しましたであったものと思う。何をなさっていらっしゃるのでしょうか、と言うところを何を「されている」のでしょう、になってしまうと、なにか悪いことを「されて」いる、という意味合いにも取れる。そうした混同や勘違いによる誤用は、ことわざの世界にも及んでいる。たとえば、情けは人の為ならず、という本来の意味が全く異なった意味となってしまっているのがある。現代人の多くはこれを誤用し、「ならず」を「~ではない」で...情けは人の

  • アイリッシュのお祭りに一考

    3月17日が夫の姉の誕生日なので、月曜日には、2ダースのバラの花束と箱入りチョコレートの配達を手配した。もう今年もセイント・パトリックの日がすぐそこだ、と思っていたが、当日の17日の朝、出勤の支度をしている時はすでにそれを忘れていて、それでも偶然緑色のカーディガンを紺のワンピースに羽織った。そしてオフィスに着いてから、同僚が緑のカップケーキを持ってきていたのを見て、ようやく、そうだった、と気がついた。別にアイリッシュではないし、カトリック教徒でもないが、普通この日は緑を身につけていないと、つねられる、と言われる。尤も、つねられた3月17日は未だ経験していない。何気なく羽織った緑色。普段は遠慮するが、このちいさなカップケーキの美しい緑色に誘われて。。。意外に美味しかった!特にアイルランド移民やその子孫が多い東部の...アイリッシュのお祭りに一考

  • 今日を生きる

    BeyondTheLimits今朝はかかりつけの医師のもとで、簡単な健康診断。まず問診リストに答えを書いていく。進めているうちに、気がついたが「これは老化検査なの?」と思える質問ばかり。最近突然混乱状態になったか(否)、目が始終霞むか(否)、聴力は劣ったか(否)、それから看護師は、「今お座りの椅子から立ち上がって、2メートルほど先の流し(こちらの医師のオフィスでは大抵ちいさな手洗い用の流しが各診察室にある)までお歩きください」である。そつなく、すっと立ち上がり、さっさと歩くと、今度は簡単な記憶力テストで、「この住所を覚えていてください、これからまったくこれに関係ない会話をして、それからこの住所をお聞きしますから。JohnBrown,42EastBrunswick。」20を逆に数えて、一年の月を12月から逆に言う...今日を生きる

  • 信じるということ

    millstonenews.com「私の父は行商セールスマンでした。ある時は家具を、別の時はハードウェアを、時には革製品を販売しました。彼は毎年行商順路を変えていました。私は父が母に、それが文房具やベッドランプ、あるいはその時売ろうとしていたものがなんであれ、今回の旅で行商は最後になる、と言うのをよく耳にしたものでした。そして来年はすべてが変わり、売り付けようとしなくとも、ひとりでに売れる製品を自分は売るだろうから、生活はもっと楽になるはずだ、と言うのでした。それを父はいつも繰り返し言っていました。父は『暗闇の中で口笛を吹くような人』(どんな恐ろしい状況でも勇気を呼び起こし、それを維持し、示す、と言う意味)でした。気の毒なことに、父は売れ筋の商品を扱ってはいませんでした。むしろ無能故にやらかす間違いに満ちていた...信じるということ

  • ひまわり

    PhotoCredit:Pixabay下記は「沼地からの熟考」と題してリチャード・ヴァン・デユヴェンディックというカナダの記者がインターネット誌に記事を寄せたものを訳した。2022年3月2日午後4:30PM先週、私はウクライナの婦人が勇敢にロシアの兵士に近づくのを見ました。その映像はたちまち拡散されました。【私自身もネットワーク局のイヴニング・ニュースの最後のセグメントで観た】婦人はポケットに手を伸ばし、一握りのひまわりの種を取り出し、手渡しながら、兵士たちにこう言ったのです。「この種を受け取り、あなたのポケットに入れてください。そうすれば、この地にあなたが倒れる【戦死する】後には、少なくともヒマワリが育ちますから。」世界中がウクライナ侵略について喧々轟々と渦巻いている今、私はこのウクライナの婦人について考える...ひまわり

  • 日は暮れて

    anglicancompass.comかなり更新の間が長かったが、その間に世界の情勢は途方もなく変わったしまった。時折自分がテニスンの「イノック・アーデン」やワシントン・アーヴィングの「リップ・ヴァン・ウィンクル」の世界に足を踏み入れたかのようにさえ感じる。それもたったのひと月、ふた月という短いうちに。それはブログの更新が長引き、長いといえば長く、短いといえば短いことなのだが。Covid-19に関していえば、夫も私もここまで無事にやり過ごしてきて、今更マスクをかけなくとも良い、と言われても、人前に出るたびに、つい装着するのが癖になっている。加州知事の、マスク装着は義務ではない、という声明をかなり以前に聞いても、自分の健康は自分で守りたいものだ、というスタンスであり、第一州立大学の職場でも、学生、教授陣、スタッフ...日は暮れて

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