藤の花から
PhotoCredit:Pixabayここ最近はめっきりと初夏のような陽気になり、夜間は就寝時に寝室の窓を開けてみた。最初の二晩は、あっという間に寝つき、翌朝十分安眠した快感さがあり、外気に触れて、眠られるというのは幸せなことだと思った。夫もそうであった。ところがそれから三日目の明け方、自分の喘鳴で起きた。気管支喘息の到来。寝室の窓の下、一階のパティオに植えてある藤が満開になっていたのに気がついた。その眺めを愛ではしても、その花粉や香りには、アレルギー反応を起こす。喘息症状はバンデミックが始まった以来のことである。この二年間常時マスクを装着、ソーシャルディスタンスを守り、手指の消毒を怠らずにきたおかげで、合衆国はふた冬はインフルエンザ感染もなかったし、風邪もひかなかった。おかげで私の喘息も収まっていたのだった。...藤の花から
2022/03/29 16:26