chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
文LABO https://bunlabo.com/

あなたの「書けない」を「書きたい」へ 作文や小論文の書き方指導、国語対策や受験メンタルケアなど

オンライン文章塾のブログ。 作文指導を中心に、自己推薦文やエントリーシートなどの書き方指導、添削、受験のお悩み相談など、ありとあらゆる文章作成に対応します。 ブログでは文章の書き方や、国語のテスト対策、古典の読み方、面白解説などから、いじめの心理分析。文章を書くことによって得られる劇的な効果を書いています。 社会に出て、必須となる文章能力。あなたも一緒にみにつけませんか?

BUNLABO
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2017/07/13

arrow_drop_down
  • 6/3「光る君へ」第22話 解説枕草子第8段「大進生昌が家に」その1

    枕草子8段「大進生昌が家に」ダウンロード ダウンロード 「光る君へ」の22話の部分よりも数年先になりますが、おそらく枕草子を清少納言が書き始めて、最初の部分は定子がまだ存命の時に書かれたのではないかと言われています。 枕草子の全体は、現代か

  • 大河ドラマ「光る君へ」第20話レビュー

    大河ドラマ「光る君へ」第20話のレビューです。 日本文学史上、初の随筆というジャンルを創り出した傑作「枕草子」その筆者は清少納言ですが、その冒頭はもしかしたらこんな訳だったのではないかなという妄想記事です。

  • 古文解説「枕草子」~春はあけぼの~

    中学2年生で学ぶ、日本三大随筆の一つ。「枕草子」の冒頭を現代語とともに解説します。

  • 4/29→4/30 800年経っても語り継がれる伝説の戦いの始まり 平家物語9巻88章「鵯越」その1

    「鵯越」の戦い。 義経が「天才」の名をほしいままにし、その代名詞ともなった戦いの始まりです。 史実としての鵯越は、未だに謎に包まれており、実際にあったかどうかもあやしいのではないかという説も存在します。 けれども、一つだけ言えることは、搦手

  • 4/22 部下の死を嘆き報いるために為した駆け 平家物語9巻87章「梶原二度の駆」その2

    源氏の参謀である梶原平三。 その人となりを知る貴重なエピソードでもありますが、坂東武者には共通の感覚として、仲間意識がとても強く、自分の部下にはとても人情篤い人々が多い印象が、平家物語では印象深く描かれています。 これはどうしても平家物語が

  • 4/8 河原兄弟二人で起こした無謀な先駆け 平家物語9巻87章「梶原二度の駆」その1

    さて、今度は搦手ではなく大手(本隊)の先駆けです。 この河原兄弟なのですが、当時の誉れはまず先陣の先駆けでした。 味方に勝利をもたらす士気にかかわる行動ですし、危険が常に伴い、更には実現できるのは一人きり、となれば、十代から二十代の、まだ経

  • 4/1➡4/2 二人で成し遂げた先駆けの名誉 平家物語9巻86章「熊谷・平山一二の駆」その3

    さて、先駆けレースの結果の部分です。 この部分で、熊谷・平山の血気盛んな部分は、坂東武者らしいなぁとしみじみ思うのですが、受ける平家側の不手際がやはり目立ちます。 奇襲を受けて、扉を開けず、更には挑発にも乗らずにかなり冷静に対処しているので

  • 3/25 騙し騙されの先駆け争い 平家物語9巻86章「熊谷・平山一二の駆」その2

    さて、平安貴族の静かな権力争いとは違い、何が何でも物理で名誉を勝ち取る坂東武者は、必要があれば人を偽ることも戦場ではOKとされております。(笑) 誉れを何よりも重んじるのに、戦場では人をだまして、出し抜いても良いのかなぁ? と個人的にいつも

  • 3/11  抜け駆けしても喉から手が出るほど欲しい先駆けの栄誉 平家物語9巻86章「熊谷・平山一二の駆」その1

    一の谷の鵯越の決戦が近づく中、やはり問題になるのは、「誰が先陣の誉れを得るのか」という事です。 「先んずれば人を制す」の精神がここまで徹底しているのも、面白い。 最終的に勝を手に入れる、という考え方よりも、目の前に転がっている褒美を誰が手に

  • 古典解説 大鏡「花山天皇の出家」

    2024年版大河ドラマ「光る君へ」第9話でも注目される花山天皇と藤原道兼の名シーン。 高校古典の教科書で必ずと言っていいほど取り上げられるこのシーンを、テスト対策も含めて現代語訳・文法・解説をしていきます。

  • 現代日本の開化 論理国語 解説

    筑摩書房の論理国語から、夏目漱石著「現代日本の開化」を解説します。もともとは講演の内容である今作は、1911年。明治44年に行われた講演の内容ですが、明治の終焉を控えた時期に文明開化に浮かれていた世情の中、外発的に行われた開化は、どんな影響を人々に及ぼしていくのかを漱石が語りました。現代にも通じる鋭い漱石の視点から、外からの圧力で変わることの歪さを解説します。

  • 3/4 一の谷の戦いへ 否と言えない民衆の弱さ 平家物語9巻85章「三草山」その4

    甚だしいネタバレが散見される平家物語ですが、軍記物の常として、「これは皆、もう知っているから」というのが、常識としての大前提だったのが見て取れるのは、面白いところです。 これは、源氏物語との違いなのですが、源氏にはネタバレが一切書かれていま

  • 2/26 文章に残る義経と坂東武者たちとの微妙な温度差 平家物語9巻85章「三草山」その3

    さて、鵯越の逆落としが徐々に近づいてまいりましたが、義経の輝かしい武功でありつつも、同時に物語にすら、坂東武者たちとの微妙な距離感が漂っています。 実際にどうであったかは本当に分からないのですが、荒くれものでありながら、反面人情家で人の気持

  • 2/19→2/21(11時~) 大将には一族の重要人物を必ず出す、戦の作法 平家物語9巻85章「三草山」その2

    夜中に奇襲を受け、あっさりと三草山に布陣した平家は痛手を受けて撤退します。その撤退の仕方が、屋島まで一気に退却しているので、平家側の「陸はダメだ!! 海なら追ってこない!!」と焦りを物語っております。 そして、一の谷では軍略の会議が行われま

  • 2/12  義経の型破りと言う名の常識を外れた戦術 平家物語9巻85章「三草山」その1

    さて、布陣も固まり、源氏側が軍を進めていきます。 大手側が範頼。 搦手が義経なのですが、この三草山攻略が、後の一の谷へとつながっていきます。 当時の進軍の図になりますが、大手の範頼は海岸線を京から真っすぐ須磨に向かうのに対し、搦手の義経はほ

  • 2/5 都落ちの状態で行われた除目 平家物語9巻84章「六箇度のいくさ」その3

    ざっくりと除目と言う行事について、この部分で語られていますが、この役目を任官するという行為は、朝廷のみに許されている権威の象徴となります。 三種の神器と同じで、天皇のみに許されている行為をすることによって、「正統派の天皇はこちらだ!!」と主

  • 1/31(11時~) 平家の西国平定 能登殿の活躍 平家物語9巻84章「六箇度のいくさ」その2

    さて、西国での平家の動向ですが、能登殿、平教経の活躍が凄まじく、平家随一の猛将であったことが伺えます。 源氏の猛将を義経とするのならば、平家の猛将はこの教経に成ります。 この時の年齢は、若干23~24歳。 義経とほぼ同い年のこの猛将は、この

  • 1/15→1/17(11時~) 義仲で翻弄された京 その時平家は 平家物語9巻84章「六箇度のいくさ」その1

    さて、義仲が滅びた後、とうとう九郎義経が京に入り、本格的な平家討伐の準備が整います。 その義仲が京で暴れている中、もし平家が攻め込んできたら三つ巴の戦いになり、どうなっていたかは分からないのですが、その時、平家は平家で泣き暮らしていたわけで

  • 12/25 鴻門之会と比べられる義仲都入りのまとめ 平家物語9巻83章「兼平」その5

    さて、平家物語屈指の滅びのシーンと評され、どこか朗らかさが感じられる頼朝軍の行軍の様子とは違い、悲愴さがにじみ出ている義仲軍のその後ですが、市中引き廻しの上さらし首。樋口にいたっては、引き廻しの上、六条河原で処刑。 これは史実に照らし合わせ

  • 12/20(11時~) 木曽軍の残党狩り 戦わずに処刑されてしまった樋口の次郎 平家物語9巻83章「兼平」その4

    さて、義仲の軍が敗走を続ける中。 源平合戦の発端と言うか、厄災を振りまきながら行軍している疫病神というか、中々にすごい逃げっぷりを見せている十郎蔵人=源行家ですが、世の風を読み、権謀術数に長けていても、実際の軍隊指揮に関しては全く才能がなか

  • 12/11→12/14 兼平の忠儀 壮絶な義仲・兼平の最期 平家物語9巻83章「兼平」その3

    平家物語の中でも屈指の名シーンであり、一人の武者の最期をここまで華々しく語っている場面は、他にはありません。 他の名シーンはどちらかというと、世を儚んで嘆きながら、というのが定番なのですが、ここまで嘆きの部分がなく、最初から最後まで戦いの中

  • 12/4 800年後の世界まで語り継がれる巴御前 平家物語9巻83章「兼平」その2

    さて、長年古典の教科書に採用され続けている有名な名文です。 (+敬語の初歩を学ぶ題材にもなっております(笑)) 長い長い平家物語の中で、巴の登場は義仲が都落ちをする直前の名前での登場と、この最後の軍姿のみです。(もちろん、後世描かれた源平争

  • 11/27 兼平との奇跡の遭遇 巴初登場 平家物語9巻83章「兼平」その1

    義仲の軍は側近以外は、平家に支配に反発した地方の軍勢の寄せ集めです。 それでも戦いとなれば用をなしたので、そのまま京に連れてきたことと、京内での具体的な戦闘もなく勝ってしまったことが、その悪い面を引き出しました。平家に勝ったのだから、平家の

  • 11/20 たった1日の戦いで都落ち 義仲の逃亡と義経の院参 平家物語9巻82章「義経院参」

    さて、宇治川の戦いで義仲軍を蹴散らし、一気に京の中心部へと軍をすすめた義経。 義仲の基本戦法は、軍を複数に分けて配置し、包囲戦を行うことがこれまでの定番でした。地の利が圧倒的に強い北国での戦闘ならばそれも通用したのでしょうが、地の利が少なく

  • 11/13  騎馬2人、徒歩1人の渡河姿が戦況を一気に変えたたった半日の宇治川攻略 「平家物語9巻81章「宇治川」その4 後半

    さて、平家物語名物、宇治川渡河の乱です。 平家物語だけでなく、吾妻鏡も太平記も、京攻めで必ず戦局の要所として描かれる宇治川。 現代では平等院鳳凰堂がある、お茶の名産地としてののんびりとした光景が残っている場所ですが、平安時代からここは、京の

  • 11/8 先陣の誉? 色々あった宇治川渡り 「平家物語9巻81章「宇治川」その4

    さて、宇治川の先陣を巡ってのドタバタの中で、一抜けをしたのは梶原さんではなく、佐々木さんでした…… 卑怯な手を使った方が誉に当たるという、「誉」ってなんだったっけ? と思わずにはいられない状況です。それぐらい、先陣の誉はとても名誉があり、文

  • 10/30 宇治川をどう渡る? 先陣の誉れは誰の手に 平家物語9巻81章「宇治川」その3

    さて、 生唼と摺墨。 歴史に名を遺す名馬ではありますが、とても良いものはそれだけ争奪戦も激しいということで…… それよりも何よりも、今、戦中なんですが? と問いかけたい気持ちになりますが、戦だからこその争いなのかもしれません。 少し面白い情

  • 10/23 先陣の誉れを巡って笑えない内部闘争勃発 平家物語9巻81章「宇治川」その2

    さて、坂東武士の性質をとっても良く表しているこの「宇治川」のエピソード。 実は、範頼・義経の軍が義仲を京から追い出し、討伐するのは、たった1日の出来事だったりします。 スピード解決にも程があるこのスピード感(笑) けれども、これは義仲が京の

  • 10/9 源氏同士の戦いがとうとう勃発 平家物語9巻81章「宇治川」

    とうとう義仲と頼朝の武力衝突が始まります。 その舞台となった宇治川。この宇治という場所は、京に攻め込むためには現在の滋賀県瀬田から入るか、南から宇治川を渡って山沿いを北に上り、上洛するかの二手に成ります。 義仲の不幸は、この2方面に軍を派遣

  • 10/2 平家と成り立たなかった和睦 義仲の政治力の限界 平家物語8巻80章「義経熱田の陣」その2

    さて、法皇と事を構えてしまった義仲。 戦では勝ちましたが、その後の敗戦処理で苦労をしてしまいます。 戦で勝ったとしても、その後の統治が酷くてまた問題が勃発することは、歴史上にあふれていますが、やはり「力で勝つ」という状態は勝った側に万能感と

  • 9/25 頼朝 木曾討伐に動く 平家物語8巻80章「義経熱田の陣」その1

    木曾の乱行と法住寺合戦を経て、とうとう鎌倉の頼朝に伝令が飛びます。更に範頼・義経が熱田神宮にいると聞き、北面の武士たちが動き始めます。この北面の武士たちが動き始めるのが、除目が終わった後というのがリアルです(笑)この除目で罷免や幽閉が無く、

  • 地図の想像力 論理国語 テスト対策問題

    筑摩書房 論理国語より、若林幹夫著「地図の想像力」のテスト対策問題を、記述問題を中心に解説いたします。 評論の記述で陥りがちな「書き出しが分からない」「わかっているのに、どうまとめていいのか分からない」の疑問に答えます。テスト対策の参考に役立ててください。

  • 地図の想像力 論理国語 解説

    筑摩書房の論理国語から、若林幹夫著の「地図の想像力」を解説します。私たちが日常生活で日々使用している地図。それは「正確」に距離や方向を指し示しているものはほとんどなく、私たちが様々な物事に対して抱くイメージを反映した概念の図であると筆者は解説します。地図が正確ではない。その論理を解説します。

  • 9/18 木曾義仲の勝利が導いた崩壊の足音 平家物語8巻79章「法住寺合戦」その3

    さて、義仲の崩壊の始まりです。面白いのが平家の都落ちから始まる崩壊の物語もそうなのですが、崩壊の最初は「成功」「勝利」から始まっているのが面白いところ。そして、勝ったと言えども、部下がボロボロと逃げ落ちのびていく描写が沢山描かれているのも、

  • 9/11 鼓判官の天狗憑き 平家物語8巻79章「法住寺合戦」その2

    さて、俄かに緊張度が高まった京の都。やはり号令を出すのは後白河法皇であり、この人を押さえることができなければ、京では生き残れないことを意味しています。絶対権力者の力を削いでいた清盛はやり方はどうであれ、政治的嗅覚に優れていたのでしょう。そう

  • 9/4 後白河法皇の梯外し 平家物語8巻79章「法住寺合戦」その1

    さて、法皇の木曾義仲に対する梯外しでございます。この部分を読むと、「法皇の御気色悪し」という、いわゆる『空気を読む』「忖度」的な日本社会が明確に色濃く出るのがとても面白く、逆に言うのならばその「京の常識」を義仲が知らずに都に入ってしまったこ

  • 8/28 平家の忠臣・兼康の最期と厄病神・行家の対比 平家物語8巻78章「瀬尾最後」その2

    さて、平家の忠臣ともいえる瀬尾兼康。木曾義仲の忠臣、今井の四郎兼平に追い詰められて、逃げ延びた末に親子ともども討たれてしまいます。その平家の忠臣たちの奮闘劇の裏側で、京を離れた義仲の留守を良いことに、行家が「我こそは源氏の棟梁」と言わんばか

  • ファッションの現象学 論理国語 テスト対策問題

    筑摩書房の論理国語から、河野哲也著の「ファッションの現象学」を解説します。記述問題を中心に、ファッションの差異化、同化、死と虚無、変身の願望など、ファッションが持つ意味合いをきちんとかき分けられるかどうかの問題を通して、理解度を深めます。テスト対策に役立てたら幸いです。

  • ファッションの現象学 論理国語 解説

    筑摩書房の論理国語から、河野哲也著の「ファッションの現象学」を解説します。ファッションとはある集団から自分を差異化するものであり、ライフスタイルや価値観を際立たせるものではあるが、軽薄なものとして遠ざけられる風潮がある。これはファッションは死を想像させるものだと、筆者の論理は展開していきます。ファッションが持つ意味。身を飾ること以上の意味合いは何なのかを、考えていきます。

  • 8/21 平家に忠誠を尽くす武将 瀬尾兼康 平家物語8巻78章「瀬尾最後」その1

    平家物語の中で有名ではありませんが、読んでいて非常に興味深いのはこの名もなき武将たちの「負けると解っているのに挑む戦い」の描写です。もちろん、これが書かれたのは鎌倉時代の中期ですし、室町、江戸とより読み物として面白くするために色々なエピソー

  • 8/14 敗戦続きの平家の久方ぶりの勝利 平家物語8巻77章「水島合戦」

    珍しく(というと、とても平家に失礼ですが……(笑))平家の勝利に終わった水島合戦。これはどちらかというと、平家が海戦においての練度が高かったという、地の利を活かした戦いであったことが理由として挙げられますが、船をつないで小島にするという戦法

  • 8/8 京の常識を知らぬが故に起こった義仲の失態 平家物語8巻76章「木曾猫間の対面」

    さて、75章の頼朝の政治力と比べて、人好きはするけれども「京」と「朝廷」の不文律に全く無頓着であった義仲の失態の話です。ひとつひとつは、いわゆる貴族の常識と武士の常識のすれ違いなだけなのですが、平安末期の公卿たちは、京以外に住んでいる人間達

  • 7/31 頼朝の巧みな交渉術 平家物語8巻75章「頼朝院宣申」その2

    さて、朝廷からの使者を歓待した後は交渉の場が待っています。歴史的に見れば征夷大将軍に任官されるのはもっとずっと後の事なのですが、この時期までに頼朝はほぼ確実に坂東の武者達を制圧していたことが、このやり取りからも伺えます。大河ドラマでも描かれ

  • 100パーセントは正しくない科学 論理国語 テスト問題 記述編

    筑摩書房の論理国語から、更科 功著の「100パーセントは正しくない科学」のテスト対策問題です。私たちは科学を100パーセント正しいものだと思い込んでしまう傾向がありますが、それは科学的ではないと筆者は指摘し、なぜそう言い切れるのかを数学論理を使用しながら論理的に説明しています。記述を中心とした問題を行いながら、筆者の言いたいことを自分で書き表せるようにしましょう。テスト対策に役立てれば幸いです。

  • 100パーセントは正しくない科学 論理国語 解説

    筑摩書房の論理国語から、更科 功著の「100パーセントは正しくない科学」を解説します。私たちは科学を100パーセント正しいものだと思い込んでしまう傾向がありますが、そもそもどういった考え方を「科学的」と言い表すのか。その基本的な立場に沿って、推論の立て方を演繹と推測の二種類の考え方から、「科学的な考え方」を学びます。そして、その考え方の構造上、必ずしも100パーセント正しい推論になるわけではないことを解説していきます。

  • アイオワの玉葱 論理国語 テスト対策 記述編

    筑摩書房の論理国語から、長田弘著の「アイオワの玉葱」のテスト対策問題です。に記述の問題に対する対策、考え方、解き方を解説します。ヒントを付けてありますので、ぜひテスト前の勉強に役立ててください。

  • 7/24(➡7/25 移動)朝廷と頼朝の接触 平家物語8巻75章「頼朝院宣申」その1

    さて、平家が西でボロボロな逃走劇を繰り広げている最中。朝廷は朝廷で、ちゃっかり頼朝に院宣を下していました。7月に平家が都落ちして、3か月後の10月には院宣を出している……ちゃっかり過ぎますね(笑)寿永2年の7/24~7/25に平家都落ち8/

  • アイオワの玉葱 論理国語 解説

    筑摩書房の論理国語から、長田弘著の「アイオワの玉葱」を解説します。私たちが当たり前のように日々使っている便利な道具の言葉ですが、海外で生活すると、言語の違い以上に言葉の認識や認知の差に戸惑うことが多くあります。それは一体なぜなのか。同じ言葉を使っても分かり合えない場合、言葉の裏側にある何がずれているのか。筆者の主張を読み取ります。

  • 貧困は自己責任なのか 論理国語 テスト対策 記述編

    筑摩書房の論理国語 湯浅誠著の「貧困は自己責任なのか」 テスト対策問題 記述編です。記述のポイントを解説し、ヒント、解答を付随しました。定期テスト対策だけでなく、受験でポイントとなる国語の記述対策にも参考にしていただけたら嬉しいです。

  • 貧困は自己責任なのか 論理国語 解説

    筑摩書房の論理国語から、湯浅 誠著の「貧困は自己責任なのか」を解説します。貧困に対しての定義を「選択の自由があるのか、ないのか」の側面から分析し、「選択肢が豊富」にあり、かつ「選択の自由が本人にある」状態での貧困は「自己責任」と言えるが、筆者の語る困窮や貧困問題はそれ以外の状態であると示唆する評論解説です。 授業理解を深めるためや、テスト対策などに役立ててください。

  • 変貌する聖女 論理国語 テスト対策 記述編

    筑摩書房 論理国語に掲載の「変貌する聖女」川島慶子著 のテスト対策です。 主に記述用のテスト問題と解答、ヒントをつけました。確認しながら、勉強の参考にしてください。

  • 7/10 先が見えない絶望の中でボロボロになっていく平家 平家物語8巻73章「緒環」その3

    さて、長々続いた一連の「都落ち」の、区切りの部分になります。とにかく京から距離を取りたいと、九州まで逃れ逃れてきたのは良かったのですが、西の武将たちは甘くはありませんでした。味方になってくれると思い込んでいた人々は全く集まらず、幾ら手紙を送

  • 変貌する聖女 論理国語 解説

    筑摩書房の論理国語に掲載されている川島慶子著「変貌する聖女」の解説をします。 「個人的なことは政治的なことである」という言葉の意味は、どのようなことを指し示しているのか。解説します。

  • 7/3 敗走に次ぐ敗走 典型的な「口は禍のもと」平家物語8巻73章「緒環」その2

    「雉も鳴かずば撃たれまい」「沈黙は金、雄弁は銀」……口は禍のもとを示すことわざは数多くありますが、この時忠。「平家に在らずんば人にあらず」の名言(迷言?)を世に残し、赤禿を組織して平家に反発する団体を粛清した、いわゆる汚れ仕事を司っていた人

  • 6/26 緒環伝説の鬼話 平家物語8巻73章「緒環」その1

    都落ちをした平家一門ですが、九州の武士たちが快く迎えてくれたというとそういうわけでもなく……中には「院宣」をもらって挙兵した頼朝と同じように名を挙げたい武将たちが宗盛を狙ってくるようになります。その中でも逸話を背負った人々が多いのは、それだ

  • 6/19 空しく和歌を手向けることしかできない宗盛の嘆き 平家物語8巻72章「宇佐詣で」

    さて、西国落ちした平家は九州の神様にひたすら祈りを捧げる行動を始めます。万策尽きたから、あとは神頼み……というと身もふたもないのですが、宗盛の心境からしてしまうと「きっと皆ついてきてくれるはず!!!」「法皇も安徳帝さえいれば、こちらとちゃん

  • 6/5 平家都落ち後の都の政治 平家物語8巻71章「四の宮即位」その3

    さて、平安貴族が大好き除目のお時間でございます。除目の悲喜こもごもは様々な随筆で語られていますが、平家物語のこの時期の除目はきっと貴族たちは色めきたったのではと思えます。なにせ100人ほど上からいなくなったわけですから、重要ポストががら空き

  • 5/29 数多の偶然が重なりあっての後鳥羽の即位 平家物語8巻71章「四の宮即位」その2

    さて、後白河のお膝に乗ってきゃっきゃっと笑ったことが即位の原因だった後鳥羽天皇。実際は、かなりのぐたぐだな状態で、泥沼な権力闘争の上での即位だったらしいのですが、後白河の強力な押し上げで即位となったので、愛情がものすごい状態であったことを揶

  • 5/22 膝に乗ったことが即位のきっかけ? 後の後鳥羽天皇の登場 平家物語8巻71章「四の宮即位」その1

    さて、平家が都落ちした京の都がどうなったのか。邪魔な勢力がいなくなったら、現代でもこうなるんだろうなと思うぐらい、たくましい(笑)殿上人の素早い行動が垣間見えます。皆、出世のチャンスは逃してなるものか!!!と後白河のところに馳せ参じ、安徳天

  • 5/15 滅びの名文 「伊勢物語」に思いを馳せる平家一門 平家物語7巻70章「平家一門都落ち」その4

    平家物語が名文と呼ばれるのは、区切りの部分に冒頭のようなリズミカルな文章が挿入されているからです。今回の部分は、方丈記のわびさびを少し漂わせた文章。知らずに読めば、鴨長明の文章かと思ってしまいそうです。そして、「いざこと問わん 都鳥」の在原

  • 5/8 宗盛の鼓舞 追い込まれた平家の家人たちに訴える演説 平家物語7巻70章「平家一門都落ち」その3

    さて、事ここに至って、全く大将らしい行動や言動を出来ていなかった宗盛ですが、やっと大将らしい発言というか演説が家人を前に行われます。ですが……どうにも木曾義仲と比べてしまうと何とも言えない頼りなさが漂っているなぁと感じてしまうのは、これを書

  • 5/1 歯が抜けるように崩壊していく平家 平家物語7巻70章「平家一門都落ち」その2

    こうやって都落ちの部分を読んでいると、沈む船から逃げ出すように逃げて行った人たちの後世を考えずにはいられません。藤原氏一門であるのならば、京で生き延びることは出来るでしょう。けれど、平家一門から逃れた人々のその後は、たとえ安定した地位が約束

  • 4/24 武士の鏡 畠山家の長 重能のエピソード 平家物語7巻70章「平家一門都落ち」その1

    さて、平家一門の都落ちがいよいよ本格的に始まります。この、一度支えを失ってしまうとパニックになってしまうと総崩れ……という流れが平家には要所要所に見られますが、逆に言うのならばそのパニックから立ち直ることがどれだけ難しいかということなのでし

  • 4/17 ただ一つの歌に生涯をかけた武士 平忠度 平家物語7巻68章「法皇鞍馬落ち」その3

    平忠盛の六男として生まれた忠度。その生まれや出生の詳細ははっきりとは解っていませんが、その中の一つには藤原家の娘を母に持つ説も存在しています。おそらく、忠度の歌の才能は、平家からではなく、公家の血筋からなのではないか、という考えが当時からあ

  • 4/10 持ち出された三種の神器 摂政に見捨てられた平家 平家物語7巻68章「法皇鞍馬落ち」その2

    法皇が居なくなったことが解ったとたん、平家は本格的に動き始めます。この流れを思うと、後白河院の嗅覚の鋭さと運強さは目を見張るものがありますし、ここで法皇と共に都を去っていたのならば、かなりその後の状態は変わるはずですし、逆に言うのならば法皇

  • 4/3 自分だけ抜け出した法皇・後白河院 平家都落ちの始まり 平家物語7巻68章「法皇鞍馬落ち」その1

    さて、有名な平家都落ちのくだりへと入っていきます。東海道では頼朝に負け、北陸道では義仲に負け、更には様々な軍団がどこから攻めてくるのか解らない怖さからパニックになり、上から下から大騒ぎとなります。(まぁ、そこで行家の名前が出てくるあたり、「

  • 3/27 知らぬは平家ばかりなり 平家物語7巻67章「平家の一門願書」

    比叡山と義仲の間に書簡のやり取りがあったことなど露知らず……南都は無理だけれども、叡山なら何とかなるのではないか、という下心が透けている書簡なのですが、南都と叡山は最澄がいたころからの犬猿の仲なので、南都と関係性が悪くなっても比叡山との仲は

  • 3/20 義仲の巧みな交渉術 平家物語7巻66章「義仲山門牒状」その3

    さて、義仲の快進撃の噂が日本全国に響き渡ったあたりで突然比叡山に届いたお手紙。それに対する返答として、山門は上から下から大論争となりました。その中で興味深いのは、仏の教えを体現することが主たる存在意義のお寺が、「平家は落ち目だ。開運している

  • 3/6 義仲の巧みな交渉術 平家物語7巻66章「義仲山門牒状」その2

    さて、牒状の本題です。これまでのあらすじを読んているかのごとくに、以仁王の令旨が巻き起こした源氏旗揚げの切っ掛けが書かれおります。これは、平家物語が巻物として出来る間、どれほどの間が空いたかははっきりと分かっていませんが、誰もが巻物を手元に

  • 2/27 義仲と比叡山との駆け引き 平家物語7巻66章「義仲山門牒状」その1

    倶利伽羅峠の戦い後の義仲上洛までの流れです。越前から京都に上るには、どうしても近江(滋賀)を通らなければなりませんが、山を通るにしても、地上を通るにしても、京への北からの出入り口には、がっつり両方とも比叡山延暦寺の僧兵が待ち構えていました。

  • 2/20 錦の直垂のエピソード 宗盛とのやりとり 平家物語7巻64章「実盛」その2

    老兵実盛の最期のエピソードです。髪の毛を洗った後、白髪が現れて、黒く染めていたことが解った実盛ですが、何故錦の直垂(本来ならば大将しか身につけられない、高級な鎧)を付けていたのか。その謎が、今回、授業で読んでいない場所に書かれています。実盛

  • 2/13 説話的人格 実盛の最期 平家物語7巻64章「実盛」その1

    歴史に名高い倶利伽羅峠の戦い。義仲の戦略的に有名な話であり、平家の2度目の惨敗といってもよいので、やはり栄枯盛衰は記憶に刻まれやすいのがこのエピソードからも解ります。この斎藤別当実盛。最後の所領はどこだったのかなと思って調べてみたら、生まれ

  • 2/6 平家の撤退戦と義仲の嗅覚 平家物語7巻63章「木曾の願書」その2

    有名な「実盛」へのつなぎともいえる部分。偶然ですが、年始に新歌舞伎の演目で、「実盛」が上演されていたのを今知りました(笑)見に行けばよかった……目立つのは、やしり義仲の軍を率いる大将としての嗅覚です。目の前の勝利に酔わず、自分が配置した軍の

  • 1/30 平家を「音」で脅かした義仲 平家物語7巻63章「木曾の願書」

    今回は木曽義仲の戦いで有名な、「倶利伽羅峠の戦い」の始まりを読んでいきます。この倶利伽羅峠の戦い。何故名高いかというと、「源平盛衰記」のエピソードが有名だからです。牛の背中に火をつけた藁を載せ、平家の軍になだれ込ませた、という「火牛攻め」平

  • 1/23 戦のハッタリと根回し 平家物語7巻62章「火打ち合戦」その2

    富士川での敗走は別としても、こうやって戦いのくだりを読んでいると、当時でも戦は「情報戦」と「心」が肝心なのだということが解ります。「情報戦」は、ハッタリだろうが何だろうが、自分たちのいる場所を隠し、相手が「そこに敵がいる」と思わせられるかど

  • 1/16 裏切り者による義仲の苦戦 平家物語7巻62章「火打ち合戦」

    さて、平家物語らしい合戦の始まりです。清盛が亡くなり、その喪が明け、本格的な頼朝討伐が始まります。本格的に坂東に兵を送る前に、まず京の治安を守るための北陸への出兵になりますが、平家はあっという間に負けたのでは? というイメージとは違い、やは

  • 1/9 大姫の悲劇はここから始まる 義仲と頼朝の人質交渉 平家物語7巻6章「平家北陸下向」

    さて、時代は「鎌倉殿」でも描かれた義仲との談議に移ります。清盛の弔いが終わった平家側が、頼朝を成敗しようと軍隊を整えておりました。その折、木曾義仲が北陸道で兵を整えているとの話に、遠い坂東への出兵ではなく、近い北陸からの平定を平家は望み、義

  • 12/26 吾妻鏡 承應3年6月小 後半 義時死後の政子と泰時の動向

    なんとなく、まだ鎌倉時代に心が奪われている状態です(笑)話は戻って……吾妻鏡の続きですが、泰時に対するデマが鎌倉では流れていた、という書かれ方ですが、これが本当なのかどうかはあやしいと言われております。何故かというと、承久の乱の総大将は泰時

  • 12/19 吾妻鏡 承應3年6月小 義時絶命の瞬間。吾妻鏡での描かれ方

    吾妻鏡でのそれぞれの絶命の瞬間はあっさりだったり、実朝の暗殺のように、とても創作性が強そうなぐらいにずらずらっと書かれていたり、様々な描き方をされているのですが、鎌倉幕府でおそらく一番の権力者である義時の最期は非常にあっさりです。脚気であっ

  • 12/12 吾妻鏡 治承3年5月 政子の歴史的演説を吾妻鏡で読んでみよう

    いつもとは打って変わって、漢文調の吾妻鏡になります。漢文はとても堅苦しく、難しく感じますが、一定のパターンがあり、それに慣れてしまえば実はとても訳しやすいものになります。でも、官職名は唐式なので、読みなれないですよね。ちなみに義時の官職。右

  • 12/6 清盛の出生の秘密 平家物語6巻56章「祇園の女御」その2

    古今東西、権力者に愛された女性たちの悲劇、喜劇は数多く存在しますが、それと同時に下賜も多く存在しました。後宮で飼い殺しにされるよりは、忠臣の正妻として扱われた方が幸せの場合もありますし、もちろんその逆もあり得るのでしょう。もらえるのならば、

  • 11/30 清盛の出生の秘密 平家物語6巻56章「祇園の女御」その1

    2012年度(ちょうど10年前ですね)に大河ドラマとして放送された「平清盛」の元ネタになった部分です。清盛の父親は、忠盛ではなく、白河院だったと言われている逸話を設定として採用しております。これは面白いのですが、日本の政治は西洋と違って、「

  • 11/21 弔いもなく戦支度へ 平家物語6巻55章「入道死去」その3

    この清盛の死の描写ですが、あまりにも文学的であり、常軌を逸している描写が多くありますが、それだけこの清盛の急死は、当時の人々にはあまりにも信じられず、あのような偉業を成し遂げた人が、普通の死に方をするはずがない、という思い込みが働いておりま

  • 11/15 人であるならば避けられない死の運命 平家物語6巻55章「入道死去」その2

    人間として、決して避けられないもの。「死」が清盛に訪れます。その死後の京の都の様子が描かれるのですが、京の貴族が何よりも厭うのは、「死の穢れ」です。おそらくは、平安末期であったとしても貴族たちはそれを何よりも避けるので、おそらくこの弔問は武

  • 11/7 現代でも原因不明の病で死ぬ清盛 平家物語6巻55章「入道死去」その1

    ページを上げるのが大変遅くなりました。(体調戻りました。ありがとうございます)さて、永遠に続くかに思えた平家の栄華も、崩壊に向かって加速度を高めます。清盛の失策は何だったのか。もちろん、一つの失策が崩壊につながったわけではないと思うのですが

  • 10/31 たった1度の勝敗が総崩れの切っ掛けに。 平家物語6巻54章「義仲謀叛」

    さて、とうとうメインのパートがやってきました。平家物語の醍醐味。栄枯盛衰の、枯、と衰の部分です。富士川の敗戦もそうですが、アレはまだ「戦っていない」ということと、総大将が若い維盛(富士川の戦い時、19歳 数え年21歳)であったので、まだそこ

  • 10/24 京に戻った矢先の暗雲 平家物語6巻51章「高倉の院崩御」

    さて、長い平家物語もちょうど中間地点。ここまでは当時の朝廷の状態がどうであったのか。平家の中の人々がどうであったのか、という今の小説で言うのならば「前フリ」のような部分でしたが、ここから怒涛のように様々な歴史的出来事が毎回起こってきます。恐

  • 10/11南都 南都焼き討ちは、故意か過失か 平家物語5巻50章「奈良炎上」その2

    平家物語の中では、南都炎上は夜戦の為に灯した明かりが、風で煽られて燃え移ってしまった、とありますが、本当はどうであったのかと史実の中でも判断が多数存在しています。が、この前後に書かれていた、特に藤原氏関係の日記からは、僧兵たちを「悪兵」と表

  • 2022年度(令和4年度)共通テスト 国語 小説解説

    2022年度共通テスト、本試験の問2。小説問題の解説と解法です。 マークテスト。特に、共通テスト特有の小説の読み方を説明します。

  • 10/3 平家と南都のいざこざ 暴徒の南都 冷静な対処の清盛 平家物語5巻50章「奈良炎上」その1

    さて、富士川の戦いが終わった後、異例の除目があり、さらには清盛がいきなり都(福原)を遷都して、旧都(京の都)に戻る算段を付けます。そもそも清盛が福原に遷都したのは、後白河上皇を京から引き離しておきたい、ということと、仏教勢力から距離を取って

  • 9/26 平家をあざ笑う落書の妙 平家物語第5巻48章「富士川」その3

    富士川の、無様な敗北シーンは瞬く間に日本(ひのもと)すべてに広がります。更にここで面白いのは、頼朝が追撃をしなかったことです。石橋山での敗北の記憶が鮮明だったのか、それとも北条家をはじめ、坂東の武者達を完璧に統率しているわけではない、という

  • 9/19 怯えが敵の姿を大きくする 平家物語第5巻48章「富士川」その2

    さて、世に名高い富士川の戦いの始まりです。けれど、この戦いは戦いというにはあまりにもお粗末な状態で、平家敗走の印象が強くついてしまった戦いでもあります。ある意味、坂東の土地では、坂東同士で争わせた方が良かったのでは……と思わずにはいられませ

  • 9/12 富士川合戦の序章 平家軍に広まるうわさ 平家物語第5巻48章「富士川」その1

    さて、歴史に名高い(笑)富士川の戦い。やはりこの平家物語が源氏側の立場で後世書かれたことが解るのは、石橋山の戦いの詳細は、あまり書かれていないことです(笑)石橋山で敗れた後、本来ならばそのまま忘れ去られても良かったであろう存在の頼朝が盛り返

  • 9/5 平家きっての和歌の名手 忠度と宮腹の女房の和歌 平家物語5巻47章「平家東国下向」その1

    怪僧文覚の飛んでもエピソードの次は、雅な和歌の世界と恋愛のお話です(笑)ギャグのはちゃめちゃ漫画の後に読む少女漫画のようなアップダウンですが、順番だから仕方がない(笑)ここで出てくるのは重盛の嫡男・維盛。この維盛、授業でも話しましたが光源氏

  • 8/29 髑髏の登場 平家物語第5巻46章「文覚」その4

    さて、この文覚のシーン。平家物語の主たる流れからすると、あまり関係がないのですが、どうしてもこの髑髏のくだりだけは読んでいただきたくて、この部分を取り上げました。胡散臭い(げふん)僧侶が何故にこんなにまで名前が残っているかというと、この圧倒

  • 8/22 文覚が伊豆へ下ったとんでもない理由 平家物語第5巻46章「文覚」その3

    さて、とんでも僧侶の文覚さんが、どうして伊豆に下ることになったのか。そもそも、この勧進帳を引っ提げて院の御所へ突撃するなんて暴挙、まともな人間だったら出来るはずがなく、その一点だけとってもやはり常人とは全く違う感覚を持っていたことが解ります

  • 8/8 文覚と後白河院の強引すぎる出会い方 平家物語第5巻46章「文覚」その2

    「事実は小説よりも奇なり」という英国の詩人バイロンの言葉はあまりにも有名ですが、最近の大河を見ていると本当にそう思ってしまいます。そんなこと、あるか!!と思わずにはいられない記述が古典を読んでいると多く見つけられるのですが、この文覚という人

  • 8/1 怪僧の出自 平家物語5巻46章「文覚」その1

    大河ドラマでは、登場時からとても異色を放っていた僧侶、文覚。以仁王の令旨といい、この文覚の訪れといい、頼朝が蜂起するきっかけが同じ時期に何回も訪れるのは、やはり時代が平家に対抗する存在を欲していたのかもしれないと、しみじみ思ってしまいます。

  • 7/257/27 11時~に移動 朝敵の歴史 平家物語第5巻44章「頼朝謀反」その2

    頼朝謀反の知らせを聞いて、激怒した清盛。その後の朝廷の対応が描かれています。平治の乱の時点で、頼朝は元服したばかりの13歳。その後21年間伊豆で幽閉されるわけなのですが、21年前に何があって頼朝が助命されたのか。平治物語によれば、捕らえられ

  • 7/18 頼朝の謀反がどう福原に伝わっていたか 源平合戦の始まりの章 平家物語第5巻44章「頼朝謀反」

    思わず……大河の3~5話を見返してしまいたくなるこの展開。中ごろに「さらば、とくして事の出で来よかし」とありますが、この頼朝の挙兵が、福原遷都で求心力を失っていた清盛にとっては痛恨の一手になったのが感じられます。「早く大ごとが起こればいい」

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、BUNLABOさんをフォローしませんか?

ハンドル名
BUNLABOさん
ブログタイトル
文LABO
フォロー
文LABO

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用