来場所の幕下の「機械的」番付です。予想でもなければ、私の頭も使っていません。平成24年以降の地位・成績による昇降枚数の平均値をとり、その平均値を補正(分母が少ないと逆転現象が起こるケースがあるため)した数値順に並べたものになります。すでに昨日引退が発表され
大相撲データアナリスト(自称)が大相撲について感じたことを、定量・定性で語っていきます。
さて、名古屋場所を前に、相撲ライター西尾克洋氏と名古屋でトークライブを開催します。すでに東京では17回、大阪で1回開催しておりますが、世間的にも長距離移動、会合等もかなり緩和されてきましたので、この度、名古屋場所前に名古屋で開催する運びとなりました。トークラ
コメントで頂いたので触れておこう。年間での勝ち越し者(46勝以上)はどのくらいいるのか。年6場所となった昭和33年以降で見てみると以下のようになる。※年5場所の年は38勝以上と37勝以下で分類年間6場所すべて幕内にいた力士のみをカウントしているため、勝ち越しが多いの
さて5月場所が終わり、今年の大相撲も「半分」終わったことになる。そこで問題。現時点での今年の年間最多勝者は誰でしょう。5月場所で優勝を果たした照ノ富士は3月は途中休場。3勝しかしていない。1月場所の優勝者の御嶽海も5月は負け越した。となると、若隆景なのだろうか
さて、5月場所終了時の関取RATINGです。3月場所後は公開しておらず申し訳ございません。実は3月場所終了時点では御嶽海が照ノ富士を抜いて1位に立っていたのですが。算出方法につきましては ■575 関取レーティング~力士の力量を数値化する手段として~こちらをご参照くだ
さて、超難題のようにとらえられている節がある、来場所の予想番付です。いつも通り幕下5枚目まで。まずは幕内です。多くの方が三役の人数を増やせとか、増やしてくるのではないかといったことを言っているようですが、私の予想としては上位はこれ一択です。苦肉の策として、
ずっと大相撲を見ていると、多分、こうなるんだろうなという、あまりよからぬ予感が当たることがある。この千秋楽はまさにこの通りの展開だった。終わってみればなんとでもいえるが、硬くなった隆の勝が佐田の海に敗れ、御嶽海が善戦するも及ばず照ノ富士が優勝を本割で決め
もうこの日の注目は3敗の3名がどういう戦いをするか。そこに尽きていただろう。4敗勢にもチャンスはあるわけだが、1差と言えども上に3人いるのだから、優勝ともなれば他力本願にならざるを得ない。そんな中、照ノ富士は圧勝。隆の勝は辛勝(というよりもほぼ霧馬山の自爆か)
さて、3人が3敗で並ぶ展開となった。こうもなると照ノ富士にやはり分があるのか。横綱や大関が優勝する場合は、実力がそのまま出た場所だったり、横綱か崩れたときに調子が良かった大関が優勝するというのが通例。だが、それ以下の力士であれば、優勝する場所というのは、普
隆の勝が2敗をキープ。まだ見ている限り隆の勝がプレッシャーで本来の相撲を見失っているということはなさそうだ。とはいえ、地力がかなり違ったか。隆の勝の立ち合いの威力でたまらず一山本は引いてしまったといった印象だ。もともと誰が相手だろうが引きにかかるというのは
隆の勝が単独トップに立った。ここ数日の隆の勝を見ていると、勢いとか、波に乗っているというのではなく実力で勝ち切っているという印象を受ける。序盤2日間が1勝2敗だったから優勝争いという点ではいきなり躓いていたわけだが、照ノ富士と2大関を撃破しているのだ。しかも2
日刊スポーツの佐々木一郎記者の記事が話題になっている。特に今場所は審判部のメンバーが一新されていることもあり、その中で誤審騒動。実際に誤審と言い切っても差し支えない取組もあるので、ここでメディアがその問題点に切り込んだのは大きい。夏場所の誤審騒動 なぜ物
場所も2/3が終わったわけだが、やはり締まらない。昨日同様、一番一番の取組はいいものが多いだけに、如何に上位がしっかりしているかどうかというのが場所を整えているのかというのを痛感する。とはいえ、案外終わってみれば平幕優勝であったとしても上位から優勝が出てくる
もう、なんといってよいのやら。「救い」は碧山、佐田の海、一山本とそろって勝ったことかもしれない。ただ、この3名の平幕中下位の力士たち。決して優勝を争うような相撲をとっているかと問われれば、そうではないだろう。2敗で好調なのは分かるし、特に佐田の海はそのもと
SPAIAに寄稿しました。奥が深い大相撲の行司の世界、多岐にわたる仕事から装束、番付、定年までを解説文字数の関係で書きたいことが書ききれなかったというのはありますが、掘り下げればまだまだいろんなことがある行司の世界です。
昨日も書いたが混戦と言えば聞こえはいいが、そこに混戦と呼べるのにふさわしい優勝争いになっているのか。今更だが、まとめてみよう。2敗:玉鷲・隆の勝・碧山・佐田の海・一山本3敗:照ノ富士・貴景勝・阿炎・豊昇龍・大栄翔・霧馬山・翔猿・宇良・若元春・琴勝峰・千代大
全勝の碧山に土。とはいえ、まだ優勝争いの先頭だ。だが、優勝争いの先頭が1敗の碧山と佐田の海と言われてもどうもピンとこない。2敗には照ノ富士他7名。混戦と言えば響きはいいが。現在の星勘定、地力、あらゆることを総合的に考えれば、1差でついている照ノ富士が一番の最
玉鷲が素晴らしかった。と言っても照ノ富士も一方的にやられすぎだ。調子を上げてきているように見えた照ノ富士だが、初日の大栄翔戦同様に、やはり一気に持っていかれる。ここに弱点はあるようにも見られる。突き押し力士の一気の出足というはどんな力士であれ一気に持って
もう今場所は照ノ富士なのか。そういうことを感じる日になった。上位陣総崩れ。そういう日ではなかったとはいえ、何か消化不良だ。大栄翔と玉鷲が素晴らしい相撲をとった。すでに照ノ富士戦を終え、その照ノ富士に勝利している大栄翔に期待を持ちたいという思いもあったりは
横綱・大関が全員勝利。ようやく安泰の日が来た。とはいえ、3大関は本調子ではないだろう。反面、照ノ富士は初日はなんだったのかと思わせる相撲になってきた。普通の照ノ富士と言ってよかろう。普通の照ノ富士、要するに強い照ノ富士ということだ。先場所の優勝者若隆景も2
いくらなんでも3大関揃って敗れるとはね、というのが率直な感想。これで今場所の大関3名合計で2勝7敗。いくら何でも酷すぎだろう。御嶽海は単純に「大関2場所目の油断」なのか。貴景勝はふたを開けてみないとわからないところがあると言ってよいのだが、調整不足なのか、純粋
今場所2日間の三役以上力士は正代が2連敗、その他全員1勝1敗。早い話全勝がいない。2日目で役力士の全勝が不在になったというのはタイトルにもある通り史上初の出来事だ(1場所15日制定着の昭和24年5月場所以降)。休場力士を除くと、昭和24年5月以降、2勝1760名、1勝1612名
なんとも言い難い2日目。上位陣を2日間見てみて、2連勝するというのが「こんなにも難しいことなのか」と思わせてしまうとは。これが本音だ。初日を見た限り、どうなってしまうのだろうと思わせた照ノ富士は普通の照ノ富士だった。高安も悪くはなかったが、その高安をじわじわ
さて5月場所が始まった。今場所も15日間、雑感を書き連ねてまいりますのでお付き合いいただければ幸甚です。そんな初日の率直な感想としては、荒れたけれども驚きはない初日といったところだ。貴景勝が敗れようが、正代が敗れようが、そこに驚く要素はあるのか。それは照ノ富
ちょっとデータから離れて。単純に1人の大相撲ファンとしての注目、期待を書いてみようかと思います。あまりこういうブログは書いた記憶もないのですが。先場所が新関脇。その場所で優勝した若隆景に期待がかかるのは当然のことと思います。大相撲の世界ではディフェンディン
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来場所の幕下の「機械的」番付です。予想でもなければ、私の頭も使っていません。平成24年以降の地位・成績による昇降枚数の平均値をとり、その平均値を補正(分母が少ないと逆転現象が起こるケースがあるため)した数値順に並べたものになります。すでに昨日引退が発表され
さて、早速ですが7月場所の予想番付です。まずは幕内から。大の里は横綱昇進。これにより大関が琴櫻1人になるので、大の里の番付表記は「横綱大関」になるものと思われます。小結で11勝以上(12勝)を挙げた若隆景は慣例に従って、他者の成績関係なく関脇昇進でしょう。そう
すでに大の里の優勝が決まった千秋楽。どの力士も最後に1勝を積み上げる、今場所を締める、来場所につなげるため。そして目先の相手に勝つことだけに集中した千秋楽。そんな千秋楽を振り返る。■来場所以降を楽しみにさせた結びの一番注目は大の里の全勝なるか。もうだけだっ
大の里が優勝を決めた翌日。久しぶりに優勝が決まったあとの14日目の土俵。何か新鮮さすら覚える日だったように思う。優勝争いという観点でだけで見れば「消化試合」だ。だが、大部分の力士にとっては優勝とはできないものであったり、生涯に数回でもチャンスがあれば恵まれ
13日目の時点で早くも大の里が優勝を決めた。これで横綱昇進を決定的にした。に圧倒的だったといっていいだろう。豊昇龍は大栄翔に勝利し10勝に乗せた。残り2日でどこまで星を積み重ねられるのか。霧島と若隆景も10勝目を挙げて2桁勝利。どちらも大関取りの土台を作っただろ
大の里が伯桜鵬を下し全勝を守った。これだけなら驚くことではないのだろうが、2敗の豊昇龍が敗れ2敗力士も不在になった。12日目を終えて、全勝が大の里で、1敗・2敗が不在で3敗で豊昇龍を含めた5力士。残り3日で3日。大の里は最低でも優勝決定戦で敗れての優勝同点。ここま
大の里が全勝を守り、豊昇龍も2敗をキープ。豊昇龍以外の2敗力士は全員敗れ、大の里と2差までの力士ですら豊昇龍1人となった。数字上は3敗にも当然優勝可能性はあるわけだが、もはや机上の空論レベルか。それでは、そんな11日目を振り返ろう。■横綱・大関の勝負への厳しさ豊
大の里は全勝を守ったが、役力士戦が組まれた1敗の伯桜鵬と安青錦はそろって敗れ1敗が不在となった。これで全勝は大の里1人で1敗不在。2敗で横綱豊昇龍、小結若隆景と平幕の伯桜鵬、安青錦が追う展開になったが、相当に大の里有利な状況が生まれた10日目を振り返ろう。■強さ
大の里は全勝を守り、若隆景に土がついた。これで全勝が大の里1人で、上位陣の1敗が不在になり1敗は伯桜鵬と安青錦の2人。2敗は豊昇龍、若隆景、朝紅龍。いくらなんでも大の里がここから3つ負けるとも思えない展開にはなってきているのだが、まずは9日目を振り返ろう。■強す
伯桜鵬に土がつき、大の里は白星。これで大の里が単独トップで全勝を守った。これで、大の里が全勝、1敗に若隆景・伯桜鵬・安青錦。2敗に豊昇龍含め5人の展開。そんな中日を振り返りたいが、主に尊富士について触れていきたい。■尊富士の変化について思ったこと・尊富士は変
大の里と伯桜鵬が揃って全勝を守った。1敗も若隆景と安青錦だけになり、1敗までに4人と優勝争いは早くも絞られつつあるような状況になって来たか。そんな7日目を振り返る。■とにかく強い大の里もちろん、引いたり叩いたりして勝よりも前に出て勝つほうが良いのだとは思う。
大栄翔が敗れ全勝は大の里と伯桜鵬の2人になった。これで上位での勝ちっぱなしは大の里だけになった。伯桜鵬が不気味な存在ではあるのは言うまでもないが、それでもかなり大の里優位な状況が作られたといって良いのではないだろうか。そんな6日目を振り返る。■エンジンがか
序盤5日間が終わった。全勝は大の里、大栄翔、伯桜鵬、錦木。それを5人の1敗力士が追う展開。1敗勢の中での上位力士は若隆景のみで、全勝者の状態を見ると大きく崩れることはなさそうな印象はあるが、そんな5日目を振り返ってみる。■強い王鵬を一蹴した大栄翔大栄翔が王鵬を
豊昇龍が連敗。大の里は4連勝スタート。明暗が分かれてきた。琴櫻は勝利し星を五分に戻した。4日目を終えて、全勝は5人。上位での勝ちっぱなしは大の里と大栄翔だけだ。こうもなると1敗力士がどうなってくるのか。こんなところが気になりだしてもくる4日目を振り返る。■豊昇
3日目に豊昇龍に土がついた。琴櫻も敗れ1勝2敗と黒星先行。大の里は3連勝スタートとなったものの、このまま安泰の流れで行くのかと思いきや一気に暗雲となった3日目だが、その3日目を振り返ってみる。■王鵬が強かった相手がどんな相撲をとろうとも。相手が好調だろうとも。
豊昇龍と大の里は連勝スタート。琴櫻も初日を出した3人の大関以上が全員白星となった2日目。全体的にはまずまずの出だしといって良いのだろうか。そんな2日目を振り返る。■豊昇龍が横綱らしくなってきた「地位が人を作る」になってきているのだろうか。賛否両論あった中での
さて、5月場所が始まりました。注目はいろいろあるとは思いますが、やはり綱取り大関がいるとなると、最大の注目は当然のことながらそこになるのでしょう。今場所も翌日、昼頃までを目途に雑感を書き連ねていこうと思いますので、よろしくお願いいたします。■強かった豊昇龍
今場所「も」と言ってよいのか。高安が優勝をあと一歩のところで逃した。そして優勝したのは大の里だった。そんな大の里の優勝に対して師匠の二所ノ関親方は「3敗したので、まだ稽古が足りない。これが13、14勝になるようにしっかり指導していきたい」とコメントを残したよう
さて、来場所の予想番付です。まずは幕内から。悩ましいポイントはいくつか。まずは西関脇。候補は高安か霧島でしょう。優勝していれば高安関脇もあっていいのかとも思いましたが、やはり3年前にはなるとはいえ、以前の筆頭で13勝で優勝した大栄翔が小結で止められたのは引っ
皆さま、15日間お疲れさまでした。結果は本割で大の里、高安がそろって勝ち、この両者の決定戦で勝利した大の里の優勝。終わってみれば大関が12勝で優勝したというのは決して悪いわけではなく、落ち着くところに落ち着いたともいえるのだろう。そんな千秋楽と今場所を振り返
昨日日中にいつも通り、幕下5枚目までの予想番付を記したが、作っていてとにかくシビアな番付になると感じた。シビアというのは、とにかく勝ち越し者が上がりづらい。反面、負け越し者は大きく落ちる可能性がある。「上がりづらいし落ちやすい」といった力士からしたらたまっ
さて、来場所の予想番付です。早速ですが幕内から。おそらく小結まで。ここまでは誰が作ってもこの予想になるのではないでしょうか。とはいえ、大関から陥落してくる関脇がいるといつも書いているのですが、霧島の立ち位置です。大関に最も近い関脇は霧島。いくら大の里が強
さて、千秋楽の土俵を主に、今場所について振り返っていこう。ひと言でいうと、ただただ大の里が強かった。ここに尽きる場所だったのだろう。だが、どうしても注目はそこに行ってしまうのだが、全体感として、近年を象徴するような場所。そんな印象もあった。そして見ごたえ
3敗の2人。大の里は勝利し、琴櫻は敗れた。これによって大の里が単独トップに立った。4敗が4人。豊昇龍、琴櫻、阿炎、大栄翔。優勝はこの5人のうちの誰か。ここまでは「確定」した。そして「千秋楽用」の取組として残されていたといっても良かろう大の里ー阿炎が組まれた。大
13日目を終えて先頭は3敗で琴櫻と大の里。3敗はしているとはいえ先頭は役力士のみとなった。ここ数日「番付崩壊」というワードが何やら賑わせているが、豊昇龍も1差でついている展開となった。そんな13日目、ちょっと良く言われる話にスポットを当てて振り返ってみたいと思う
12日目にただ1人2敗だった湘南乃海が敗れて、12日目終了時で先頭は3敗となった。過去に4敗での優勝例はあるが、大部分の場所で優勝者は最低でも12勝はしていると考えれば、これを保つためには3敗力士の誰か1人で良いので、残り3日間すべて勝つ必要がある。今場所は現時点で3
11日目に単独トップに立った湘南乃海に土がつき、12日目の時点で2敗が不在に。先頭は3敗で琴櫻、大の里、湘南乃海、欧勝馬が並ぶ展開となった。結果だけで見れば、地力等を鑑みれば妥当な結果だったようには思えた12日目だ。■守れて粘れる琴櫻の強さ薄氷、という程ではない
このブログでは過去に取り上げたことがあるネタではあるのだが、本日はその更新版ということで。タイトルにも示した通り、今年に入ってから1月場所で琴ノ若(琴櫻)、3月場所は尊富士。そして今場所は宇良と湘南乃海が「初めて経験した」ことがある。ちなみに昨年、令和5年は
湘南乃海と宝富士の2敗直接対戦は湘南乃海が勝利。同じく2敗の大の里は豊昇龍に敗れ3敗に後退。これで湘南乃海ただ1人2敗を守り、湘南乃海が単独トップに。それを6人が3敗で追う展開。12日目の湘南乃海は阿炎戦、3敗に後退した宝富士は大の里戦と上位戦がようやく組まれだし
5人いた2敗力士の中では琴櫻と御嶽海に土。先頭は大の里、湘南乃海、宝富士で2敗。それを7人の3敗力士が追う展開。休場明け高安が復帰後大関戦連勝。その高安に琴櫻は土を付けられた。混戦であることは間違いないが、これでまた大の里が一歩抜け出した展開になったと言えるの
大の里と宝富士に土がつき1敗がいなくなった。9日目終了時で先頭は2敗。琴櫻、大の里、御嶽海、湘南乃海、宝富士の5人。そして3敗は7人。ここで少し場所が動き出したか。■驚いた平戸海の攻め大の里とはいえ、さすがにこのまま14勝1敗での優勝とはならないだろうとは正直思っ
大の里が快進撃を続けている。そしてこの大の里。新入幕場所、入幕2場所目の先場所で三賞を受賞している。今場所もここから大崩れでもしなければ十分に三賞候補となってくるだろうし、今場所のここまでを見ていれば何らかの三賞は受賞できるのではないだろうか。本音としてケ
大栄翔と大の里の1敗対決は大の里が制した。宇良と湘南乃海に土がつき、1敗は大の里と宝富士。そして5人が2敗で追う展開となった。それにしても大の里、負けない。この強さは本物なのか。それとも、まだ大の里の弱点を周りがつかみきれていないだけなのか。そんな中日を振り
7日目より、霧島と若元春が休場した。初日から朝乃山。2日目から照ノ富士と貴景勝。そして7日目からの2人。結果的に番付には9人いる三役(横綱は三役ではないが以下便宜上、横綱・大関・関脇・小結の4地位を三役と表記する)力士のうち出場したのは4人だけだった。過去に出場
この日より霧島と若元春が休場。上位陣は軒並み休場。なんと小結以上の9人中5人が休場というとんでもない事態となった。だが、当然ながら、出場する力士がいれば場所は続く。全勝の宇良が敗れ幕内は全勝不在。大の里、大栄翔、宇良、湘南乃海、宝富士が1敗。そして6人が2敗の
さて6日目の土俵。この日の注目はなんといっても琴櫻ー大の里だろう。この段階で当ててほしくなかったと結果的にはなるのかもしれないが、ここで当てるのも順当だし、いくら大の里が驚異的な存在と言っても小結であることを鑑みれば、ここでの対戦は堅実な組み方か。ちなみに
序盤5日間が終わった。初日はどうなることやらとも思ったが、なんとか形はできてきた。見えてきたようにも思う。全勝は平幕だけとなっているが、本来の力ある人が抜け出しかけてきてる。星勘定だけで見れば、そこまで驚く場所でもないのではないかという印象も持ち出してきて
少しは落ち着いてきたといっていい4日目だったと言って良かろうか。それでも、まだまだ。本来あるべき姿からは程遠い。そんな様相とも言えよう。では、その4日目を振り返る前にちょっとだけ、この雑感について冒頭に今更ながら振り返ってみようと思う。■線でなくて点で見る
高安がかなり良いのではないかと述べた昨日だったが、その高安が3日目より休場。2日間の相撲を見た限り、かなり体調も良いのではないかと見られた中、またも腰痛の発症だ。なにがきっかけで、何の要因があってこうなったのかはわからないが、残念でならないし、悪く言えば高
早くも2日目から照ノ富士と貴景勝が休場。初日の顔見せだけで終わってしまったことは残念でもあるし、出場への見極めがまずかったのではないかと言う声もあるだろうが、横綱や大関がヘタレ相撲を見せるわけにはいかない。この両者、相撲内容含め褒められる部分はなかったのだ