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大相撲データアナリストの大相撲日記 http://blog.livedoor.jp/search_net_box/

大相撲データアナリスト(自称)が大相撲について感じたことを、定量・定性で語っていきます。

大相撲データアナリスト横尾誠(search_net_box)
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2017/04/09

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  • ■1542 年寄名跡の権利を「実績」だけで与えるとすると

    7月場所前に松鳳山が引退した。松鳳山は相撲協会には残らず、相撲協会から離れて第二の人生を歩むことになる。これは松鳳山の本心はうかがい知れないが、自らの意思で協会から去ったと考えるのが妥当だろう。だが、それが明らかになるまでは、松鳳山クラスの力士が協会に残れ

  • ■1541 令和4年7月場所終了時 関取RATING

    さて、7月場所終了時の関取RATINGです。算出方法につきましては ■575 関取レーティング~力士の力量を数値化する手段として~こちらをご参照ください。では早速ですが数値です。照ノ富士クラスにもなれば、11勝なら数字は下がってくる。場所前までの照ノ富士の力量なら「11

  • ■1540 今日から新しい戦いが始まる~新宮城野親方の誕生~

    元白鵬の間垣親方が宮城野を襲名。名実ともに「部屋の師匠になった」と言って良いのだろう。この白鵬と同世代ではすでに豪栄道の武隈親方、稀勢の里の二所ノ関親方が部屋を興し部屋の師匠として活動している。単純に白鵬という現役時代にとてつもない実績を残した横綱がどう

  • ■1539 各場所の優勝未経験者の最上位は誰か

    場所が終わってしまったので今更感はあるのだが、7月場所は戦後初の「関脇以上全員優勝経験者」という場所だった。東西の小結の豊昇龍、阿炎は優勝未経験。つまりは7月場所は豊昇龍が「優勝未経験者の中での最上位者」だった。そして、その地位が小結だったのは戦後初だ。ち

  • ■1538 10代幕下優勝者はどこまで番付を上げていくのか

    7月場所の幕下優勝者は平成15年生まれの18歳の吉井だった。近年は大卒力士も目立ち、18歳の時点では入門すらしていない力士も多いが、それでも近年でも10代での幕下優勝は散見される。高卒の実力者なら、三段目上位、幕下中下位あたりまでは案外とスマートに上がっては来るの

  • ■1537 地位別の優勝比率

    7月場所は平幕の逸ノ城の優勝だった。最早、平幕優勝が珍しいものではないし、優勝は横綱か大関がするものというイメージも最早ないのではなかろうか。そこで、過去18場所の地位別の優勝比率の推移を見てみると以下のグラフのようになる。綺麗に3年で括りたかったが、場所が

  • ■1536 令和4年7月場所千秋楽雑感

    さて、決定戦ならずで逸ノ城が優勝だ。本音で言うと、照ノ富士の結果次第では巴戦。照ノ富士の決定戦なしでの優勝。そうなるのではないかと思っていた。要するに、逸ノ城は本割で負けるということだ。しかも、間の悪いという言い方が適切かどうかわからないが、番付は近いの

  • ■1535 令和4年9月場所予想番付(幕下5枚目まで)

    コロナ感染に関わる途中休場で、どういう編成がさせるかまったくもって不透明ですが、私見を含めた「予想」というより「私製」の番付ととらえていただければ幸いです。※ご指摘有り一部修正しました早速ですが、その番付です。まずは幕内から。※はコロナ休場力士の出場期間

  • ■1534 令和4年7月場所14日目雑感

    「荒れた」と言ってよかったのか。正直、よくわからないというのが本音。「3強」がそろって敗れた。逸ノ城は明生に。貴景勝は若隆景に。照ノ富士は正代に。結果を知って言うのなら。3人とも負けても驚きはしない相手だよね、ということにはなるのだとは思う。さらに言うのな

  • ■1533 令和4年7月場所13日目雑感

    さて「3強」が充実してきた。逸ノ城は不戦勝ではあったけど。コロナに振り回されているのは否めないし、この「3強」にもその魔の手が伸びてくる可能性だって否定できないけれども、これを考えなければ、中盤から非常に締まった場所になってきていると言えるのではないだろう

  • ■1532 令和4年7月場所12日目雑感

    まるで貴景勝と照ノ富士が「最後」を見据えて戦ったような日だった。逸ノ城が素晴らしすぎる相撲を取った。これで3敗までにこの3名。計算上は4敗の優勝もあり得るわけだが、もうこの3人の誰かが優勝しないといけない場所だろうし、この3人の誰かが優勝すると言い切ってよかろ

  • ■1531 決まり手~足取り~

    照強がすべて足取りでの3連勝。2日続けて足取りだったことにまず驚きだが、3日続けて狙ってくるとは。その3連勝目となった相手の千代丸。千代丸の頭には足取りはあったとは思うが、まさか3日連続でやってくるか、という思いが強いのではなかろうか。3日続いた翌日、間もなく

  • ■1530 来場所の番付編成の私見

    来場所の番付編成、どうなるのかは「興味深い」。興味深いという言い方は不謹慎ではあるが、おそらく、誰しもが経験したことがない編成となることは間違いない。そんな中、私として「こうするべきではないか」という私見を述べてみようと思う。力士によって休場したタイミン

  • ■1529 令和4年7月場所11日目雑感

    ついに大所帯、佐渡ヶ嶽が「離脱」した。こういうので、誰なら残念というのはあまりよろしくないのかもしれないが、琴ノ若の離脱は残念極まりないところだし、本人も無念だろう。もう「残った人たち」でやっていくしかないというのが現状なのだろうが、その残った人たちが、

  • ■1528 令和4年7月場所10日目雑感

    落ち着いてきた中盤戦と言ったところだったか。10日目を終えて先頭が2敗。それも横綱を含む4人。3人は平幕だが、3敗に大関の貴景勝がいるという展開は優勝争いとしては悪くはないだろう。関脇の若隆景もそこに含まれているのもそうだ。現実的に考えれば、7勝3敗の力士が残り5

  • ■1527 令和4年7月場所9日目雑感

    土俵は安泰だったといって良いのか。とはいえ、御嶽海のみならず、放駒親方のコロナ感染で幕内では一山本が消えることになった。好調だっただけに残念だではある。正代は白星を先行させた。阿炎に攻め込まれはしたが、弱い正代ならあっさり土俵を割っていただろう。阿炎に攻

  • ■1526 令和4年7月場所中日雑感

    この日起こったことがすべて結びの一番でぶっ飛んだように思う。振り返りをするにも、なにか結びの一番だけに着目が行ってしまう。この日をどう振り返るかを考えたときに、リソースの99%以上はここに割かれてしまうのではないかというくらい「強烈」な結びだった。では、そ

  • ■1525 令和4年7月場所7日目雑感

    それにしても正代とは不思議な力士だ。まさかの逸ノ城の全勝をストップさせるのが正代とは。もちろん、正代は大関。普通に考えれば、正代が逸ノ城に勝つということに何ら違和感はない。だけれども、6日目はともかく、5日目までの正代を見ていれば、正代がどうやって逸ノ城に

  • ■1524 令和4年7月場所6日目雑感

    さて、逸ノ城が圧勝だ。御嶽海相手に完璧と言っていいだろう。あとはいつまでこの相撲を取り続けられるのかということになるが、何か、このままいってしまうのではないかという雰囲気はある。あとはどこまで照ノ富士がついていけるかだろう。横綱が3連敗中の玉鷲に勝ったこと

  • ■1523 大関の序盤5日間の成績から見る、強い大関と弱い大関

    大関正代が3場所連続で序盤5日間を終えて「1勝4敗」という成績だ。今場所の正代は大関在位11場所目。その11場所、5日間を終えたときの成績は全勝0回、4勝3回、3勝3回、2勝2回、1勝3回、0勝0回となる(1場所は5日目不戦敗で3勝2敗)。ちなみに1場所15日制が定着した昭和24年5

  • ■1522 令和4年7月場所5日目雑感

    逸ノ城が強かった。立ち合い前みつをとるのも早かったし、両差しからの寄りも強烈だった。逸ノ城の腕を極めに行こうとする照ノ富士もさすがとは思ったが、極めきれなかった。とにかく勝因は立ち合いの速さだったのだろう。組んだら、それもどんな四つの形だろうと逸ノ城は敵

  • ■1521 令和4年7月場所4日目雑感

    とりあえず内容はなんであれ、正代と御嶽海が勝ったということは良かったか。照ノ富士も強烈な投げ(決まり手はとったり)で琴ノ若を下した。この日で述べておかないといけないのは貴景勝か。貴景勝が「髷アピール」をしたように見えた。ただ、貴景勝は過去にもこのようなア

  • ■1520 序盤・中盤・終盤の勝率

    ただのグラフ提示ではありますが。まずはこれを見ていただきましょう。これは今場所の幕内力士の最近2年間(令和2年7月場所~令和4年5月場所)の序盤・中盤・終盤の3つに分けた際のそれぞれの勝率だ。なお十両以上在位時のみでカウントしています。これを見ると。若隆景や大

  • ■1519 令和4年7月場所3日目雑感

    それにしても正代をどう評価したらよいのか。3月場所の奇跡があるとはいえ、2回もこれが起こるのか。とはいえ、それ以前に大関として3連敗スタート、それも3場所続けてってどうなのよっていう話だ。ただ、今場所8勝できなかったら来場所は関脇というだけの話。なにも正代の

  • ■1518 令和4年7月場所2日目雑感

    何か初日の結果からすれば「お約束」のような2日目。さすがに横綱は連敗しない。初日に勝った御嶽海は敗れてくる。貴景勝も良くはないとはいえ、さすがに連敗はしてこない。そして案の定、正代は連敗スタート。本来の横綱、大関の力をもってすれば。初日は荒れちゃったけど、

  • ■1517 令和4年7月場所初日雑感

    横綱だって。大関だって負けることはある。あまり積極的に見たい光景ではないが、やはり「物珍しさ」があるから、それが話題になる。横綱や大関は1人ではない。だから、何人もいて、そのうちの1人だけが負けるということなら、そういう日だってあるよね。これで片付けられな

  • ■1516 SPAIAに寄稿いたしました

    SPAIAに寄稿しました。大相撲名古屋場所は波乱?優勝回数と勝利数ランキングに見る伏兵躍進の可能性先場所終了後以降、ちょっとお休みさせていただいておりましたが、場所中は通常運転?させていただきます。今場所も雑感は15日間書き連ねていく予定ですので、こちらもご覧く

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