来場所の幕下の「機械的」番付です。予想でもなければ、私の頭も使っていません。平成24年以降の地位・成績による昇降枚数の平均値をとり、その平均値を補正(分母が少ないと逆転現象が起こるケースがあるため)した数値順に並べたものになります。すでに昨日引退が発表され
大相撲データアナリスト(自称)が大相撲について感じたことを、定量・定性で語っていきます。
あと30分程度で新番付が発表されるが、新番付でニュースになりやすいのは、やはり昇進と陥落だ。とはいえ、陥落は実績ある力士が十両に落ちる、幕下に落ちるとでもならないと、大きなニュースにはならない。そして三役は毎場所のように誰かしらかが上がり、誰かしらかは平幕
今回は目で見るシリーズ?ということで。早速、散布図を。横軸が生年。縦軸が関取在位場所数。要するに左側の力士は年齢がいっている力士。右側は若い力士。そしてグラフの上にある力士は関取在位が多い力士で、下の力士は少ない力士。現役の関取経験者をプロットしておりま
さて、このところ石浦の話題が続いているが、石浦といえば「新入幕の場所でだけ三賞をとった力士」でもある。近年で言えば、新入幕力士は2桁勝利を上げればまず間違いなく敢闘賞が受賞されるので、新入幕力士は三賞受賞のハードルは低いともいえる。それゆえ、近年の力士を中
先日のコメントで、simosumoさんより、こんなコメントを頂いた。>石浦は三役と対戦したこともないので、春場所で三役と対戦があれば、年6場所制以降の入幕者では新記録になるのでしょうか。これについて折角なので調べてみました。なおsimosumoさんのコメントにある通り、
■1451 【相撲ニュース雑感】なかなか記憶に残ってこない「年寄名跡」
ただの感想ですが。再興の大島部屋が看板を掛け替え 旧大島部屋の看板が“再登板” 師匠「味があっていいかな」(スポーツ報知)記事の内容については、特段、そうなんですね。というだけで特筆すべきことはないのだが、どうもこの年齢になると、多くの親方の現役時代の四
先場所の三段目優勝者は向中野。昨春、鳥取城北高校を卒業して、入門からまだ1年たたない19歳の力士だ。先場所は三段目優勝決定戦で、近大出身の長内を倒しての優勝だから、かなりの実力がある力士と言ってよいのではないだろうか。とはいえ、まだ三段目といえば三段目だ。三
1月場所で東12枚目の石浦と東14枚目の琴ノ若が11勝を挙げた。おそらく、幕内の中位程度まで番付を上げてくるだろう。私自身は石浦は西5枚目、琴ノ若は西6枚目と予想している。おそらく、この辺りまでは上げてくるのだろう。石浦は自己最高位更新とはなるだろう。だが、イメー
3月場所の番付発表まであと1週間となった。現時点で分かっていることは、御嶽海は場所後に大関に昇進したことと、熱海富士ほか4名の十両昇進者がいるということだけだ。大体の場所で十両昇進者が発表されると、その人数に応じて誰が幕下に陥落するだろうというのは想像がつく
■1447 SPAIAに寄稿しました~大相撲「付出制度」を解説、幕下10枚目格と15枚目格では大違い?
SPAIAに寄稿しました。今回は大相撲「付出制度」を解説、幕下10枚目格と15枚目格では大違い?はこちら。前回の大相撲現役力士の出身大学ランキング、大卒力士が急増中続編となります。大卒力士の学生時代の実績と大相撲の世界での実績を見ております。是非、ご覧ください。
前回の■1445 志摩ノ海、白鷹山、平戸海そして熱海富士ですが、海士の島もいた模様。1800近くある自治体。私もすべて把握しているわけではないですが、漏れが結構見られた模様。過去力士含めて、こちら、深堀しつつ、修正版を出したいと思います。抜け漏れありましたことお詫
タイトルに、志摩ノ海・白鷹山・平戸海・熱海富士の4名の力士を挙げたが、この力士の共通点は分かるだろうか。早速答えを言ってしまうと、出身地の市区町村名がそのまま四股名に含まれている力士である。昔から出身地を四股名に含める力士は多い。旧国名や出身地の地名の1文
御嶽海の出身地である木曽郡上松町の隣町になる木曽町中学校から、中卒で双子の少年がそろって二所ノ関部屋に入門するとのことだ。出身は少し離れた岡谷市のようなのでどういう事情で木曽町の中学校に通っていたかはわからないが、幼いころからかつては御嶽海が通っていた木
さて、栃ノ心に負け越しが続いている。昨年1月場所から7場所連続負け越し中だ。7場所連続で勝ち越せなかったというのであれば、横綱であれば7場所連続全休の貴乃花、途中休場を含めて8場所連続休場があった稀勢の里など例はあるにはある。だが、すべて平幕でとなると、現在の
元豪風の押尾川部屋に所属する力士は「風」を頭につける四股名にしていく方針であることが先日の報道で分かった。尾車部屋が無くなったのだから「ナントカ風」でもいいようには思うが、そこには、あくまでも尾車部屋を継承したのではなく、尾車部屋の一部の力士を引き継いで
■1441 SPAIAに寄稿しました~大相撲現役力士の出身大学ランキング、大卒力士が急増中
SPAIAに寄稿しました。大相撲現役力士の出身大学ランキング、大卒力士が急増中こちら、続編も寄稿する予定です。続編もご期待ください!
■1440 【相撲ニュース雑感】御嶽海は大関とりの場所のはずだったのだが
さて、今日は文春オンラインより。「3場所33勝は関係ない」「御嶽海は突然発生型」「唯一無二の原動力はムード!?」大相撲・大関昇進はどうやって決まるのか?《意外と知らない角界の真実》(文春オンライン)かかれている内容は、ごもっともといって良かろう。だが、その中で
さて、ちょっと今日は記録を紹介。タイトルにある通りなのだが、1月場所、琴勝峰が2回目の十両優勝を成し遂げたが、琴勝峰はまだ22歳。現在の年齢は大学4年生相当だ。そんな大学生の年齢で十両優勝を2回達成した力士を紹介しよう。なかなかの力士たちが成し遂げているといえ
ニュースというより相撲協会のツイッターですが。https://twitter.com/sumokyokai/status/1491958936244989956「悲願」というと大げさだろうが、悲願と言っても過言ではなかっただろう。少なからず、東京開催のうわさも聞いていた(国技館が使えないという話もあったが)。私
さて、来場所の番付。現時点で御嶽海が大関に昇進し、4人の十両昇進力士が発表されている以外は公になっていない。だが、4名幕下に陥落すると考えると、0勝の紫雷、千代ノ皇、朝乃山は間違いのないところだろうが、あと1人となると、千代嵐と考えるのが妥当そうだ。そうなる
■1436 【相撲ニュース雑感】ガセなのか真実なのか~白鵬の「浅草部屋」
さて、今日はこれで。元横綱・白鵬が浅草で“部屋新設” 理事候補・稀勢の里への対抗心か(NEWSポストセブン)これについて、白鵬のマネージャーでもある近藤氏がTwitterで取材もされていない話で、事実無根という趣旨のtweetをしている。さすがに、この記事が事実であった
■1435 SPAIAに寄稿しました~大相撲の一門とは その成り立ちと各一門の歴史や特徴を解説
SPAIAに寄稿いたしました。大相撲の一門とは その成り立ちと各一門の歴史や特徴を解説今までは数字にまつわるもの、というお話でしたが、今回は一門について書いてくださいというリクエストを頂き、数字に触れず書いてみました。是非、ご覧ください。
さて、復帰してからの快進撃。来場所はついに自己最高位を更新する関脇に上がれそうな見込みの阿炎だが、復帰後の阿炎についての記録はいろいろとこのブログでもあげさせていただいていた。そんな中、実はまたすごい記録を打ち立てていたことに気づいた。無論、阿炎が謹慎な
あれだけ感染者数が増えれば致し方がないか。完全に「主役不在」の状況で、そこで優勝という結果を残しても、それが名誉になるのかと問われると、難しくもなってしまおう。無論、力士の健康というのが大事なのも言うまでもないことだ。そんな中で、昨日の嘉風の断髪式。花相
本日は以前も出したことがある記録ですが、その更新版ということで。1月場所は宇良が自己最高位の東平幕2枚目で勝ち越し。新入幕の若元春も勝ち越した。十両では新十両の北の若が勝ち越し、その他、荒篤山、朝乃若が自己最高位で勝ち越した。力士の経歴を語るとき、自己最高
幕下力士を多く抱える部屋といって真っ先に思い浮かぶ部屋はどこだろうか。一時は木瀬部屋所属の幕下力士が多く、最も多い場所でその数なんと20名。幕下は120名なので、幕下全体の1/6が木瀬部屋所属の力士だったなんていう場所もある。だが、そんな木瀬部屋も今年1月場所では
1月場所の幕内下位で天空海と一山本が2桁敗戦を喫した。まだ幕内力士としてはキャリアの浅い両者だが、一山本は幕内在位3場所で2回目の2桁敗戦。天空海は幕内在位5場所で3回目の2桁敗戦だ。率としては非常に高い。そこで今回は「幕内で2桁黒星」に焦点を当ててみた。なお、対
今日は見て楽しむということで。昨年1月場所の番付を「始値」とし、今年の1月場所の番付を「終値」としてみると、株価チャート風にしてみるとこんな感じになります(対象は今年1月場所の関取70名)。阿炎が急騰か。番付というよりも、上から順位付けして、その順位で見ている
御嶽海が大関に昇進したが、その御嶽海に何気ない記録がある。とてつもなく難しい記録というわけでもなく達成者も多い記録ではあるが、達成できていない大関以上の力士もいる記録でもある。それはタイトルにある通り、対戦した全横綱・大関に最低1回は勝つ。つまりは、1回も
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来場所の幕下の「機械的」番付です。予想でもなければ、私の頭も使っていません。平成24年以降の地位・成績による昇降枚数の平均値をとり、その平均値を補正(分母が少ないと逆転現象が起こるケースがあるため)した数値順に並べたものになります。すでに昨日引退が発表され
さて、早速ですが7月場所の予想番付です。まずは幕内から。大の里は横綱昇進。これにより大関が琴櫻1人になるので、大の里の番付表記は「横綱大関」になるものと思われます。小結で11勝以上(12勝)を挙げた若隆景は慣例に従って、他者の成績関係なく関脇昇進でしょう。そう
すでに大の里の優勝が決まった千秋楽。どの力士も最後に1勝を積み上げる、今場所を締める、来場所につなげるため。そして目先の相手に勝つことだけに集中した千秋楽。そんな千秋楽を振り返る。■来場所以降を楽しみにさせた結びの一番注目は大の里の全勝なるか。もうだけだっ
大の里が優勝を決めた翌日。久しぶりに優勝が決まったあとの14日目の土俵。何か新鮮さすら覚える日だったように思う。優勝争いという観点でだけで見れば「消化試合」だ。だが、大部分の力士にとっては優勝とはできないものであったり、生涯に数回でもチャンスがあれば恵まれ
13日目の時点で早くも大の里が優勝を決めた。これで横綱昇進を決定的にした。に圧倒的だったといっていいだろう。豊昇龍は大栄翔に勝利し10勝に乗せた。残り2日でどこまで星を積み重ねられるのか。霧島と若隆景も10勝目を挙げて2桁勝利。どちらも大関取りの土台を作っただろ
大の里が伯桜鵬を下し全勝を守った。これだけなら驚くことではないのだろうが、2敗の豊昇龍が敗れ2敗力士も不在になった。12日目を終えて、全勝が大の里で、1敗・2敗が不在で3敗で豊昇龍を含めた5力士。残り3日で3日。大の里は最低でも優勝決定戦で敗れての優勝同点。ここま
大の里が全勝を守り、豊昇龍も2敗をキープ。豊昇龍以外の2敗力士は全員敗れ、大の里と2差までの力士ですら豊昇龍1人となった。数字上は3敗にも当然優勝可能性はあるわけだが、もはや机上の空論レベルか。それでは、そんな11日目を振り返ろう。■横綱・大関の勝負への厳しさ豊
大の里は全勝を守ったが、役力士戦が組まれた1敗の伯桜鵬と安青錦はそろって敗れ1敗が不在となった。これで全勝は大の里1人で1敗不在。2敗で横綱豊昇龍、小結若隆景と平幕の伯桜鵬、安青錦が追う展開になったが、相当に大の里有利な状況が生まれた10日目を振り返ろう。■強さ
大の里は全勝を守り、若隆景に土がついた。これで全勝が大の里1人で、上位陣の1敗が不在になり1敗は伯桜鵬と安青錦の2人。2敗は豊昇龍、若隆景、朝紅龍。いくらなんでも大の里がここから3つ負けるとも思えない展開にはなってきているのだが、まずは9日目を振り返ろう。■強す
伯桜鵬に土がつき、大の里は白星。これで大の里が単独トップで全勝を守った。これで、大の里が全勝、1敗に若隆景・伯桜鵬・安青錦。2敗に豊昇龍含め5人の展開。そんな中日を振り返りたいが、主に尊富士について触れていきたい。■尊富士の変化について思ったこと・尊富士は変
大の里と伯桜鵬が揃って全勝を守った。1敗も若隆景と安青錦だけになり、1敗までに4人と優勝争いは早くも絞られつつあるような状況になって来たか。そんな7日目を振り返る。■とにかく強い大の里もちろん、引いたり叩いたりして勝よりも前に出て勝つほうが良いのだとは思う。
大栄翔が敗れ全勝は大の里と伯桜鵬の2人になった。これで上位での勝ちっぱなしは大の里だけになった。伯桜鵬が不気味な存在ではあるのは言うまでもないが、それでもかなり大の里優位な状況が作られたといって良いのではないだろうか。そんな6日目を振り返る。■エンジンがか
序盤5日間が終わった。全勝は大の里、大栄翔、伯桜鵬、錦木。それを5人の1敗力士が追う展開。1敗勢の中での上位力士は若隆景のみで、全勝者の状態を見ると大きく崩れることはなさそうな印象はあるが、そんな5日目を振り返ってみる。■強い王鵬を一蹴した大栄翔大栄翔が王鵬を
豊昇龍が連敗。大の里は4連勝スタート。明暗が分かれてきた。琴櫻は勝利し星を五分に戻した。4日目を終えて、全勝は5人。上位での勝ちっぱなしは大の里と大栄翔だけだ。こうもなると1敗力士がどうなってくるのか。こんなところが気になりだしてもくる4日目を振り返る。■豊昇
3日目に豊昇龍に土がついた。琴櫻も敗れ1勝2敗と黒星先行。大の里は3連勝スタートとなったものの、このまま安泰の流れで行くのかと思いきや一気に暗雲となった3日目だが、その3日目を振り返ってみる。■王鵬が強かった相手がどんな相撲をとろうとも。相手が好調だろうとも。
豊昇龍と大の里は連勝スタート。琴櫻も初日を出した3人の大関以上が全員白星となった2日目。全体的にはまずまずの出だしといって良いのだろうか。そんな2日目を振り返る。■豊昇龍が横綱らしくなってきた「地位が人を作る」になってきているのだろうか。賛否両論あった中での
さて、5月場所が始まりました。注目はいろいろあるとは思いますが、やはり綱取り大関がいるとなると、最大の注目は当然のことながらそこになるのでしょう。今場所も翌日、昼頃までを目途に雑感を書き連ねていこうと思いますので、よろしくお願いいたします。■強かった豊昇龍
今場所「も」と言ってよいのか。高安が優勝をあと一歩のところで逃した。そして優勝したのは大の里だった。そんな大の里の優勝に対して師匠の二所ノ関親方は「3敗したので、まだ稽古が足りない。これが13、14勝になるようにしっかり指導していきたい」とコメントを残したよう
さて、来場所の予想番付です。まずは幕内から。悩ましいポイントはいくつか。まずは西関脇。候補は高安か霧島でしょう。優勝していれば高安関脇もあっていいのかとも思いましたが、やはり3年前にはなるとはいえ、以前の筆頭で13勝で優勝した大栄翔が小結で止められたのは引っ
皆さま、15日間お疲れさまでした。結果は本割で大の里、高安がそろって勝ち、この両者の決定戦で勝利した大の里の優勝。終わってみれば大関が12勝で優勝したというのは決して悪いわけではなく、落ち着くところに落ち着いたともいえるのだろう。そんな千秋楽と今場所を振り返
昨日日中にいつも通り、幕下5枚目までの予想番付を記したが、作っていてとにかくシビアな番付になると感じた。シビアというのは、とにかく勝ち越し者が上がりづらい。反面、負け越し者は大きく落ちる可能性がある。「上がりづらいし落ちやすい」といった力士からしたらたまっ
さて、来場所の予想番付です。早速ですが幕内から。おそらく小結まで。ここまでは誰が作ってもこの予想になるのではないでしょうか。とはいえ、大関から陥落してくる関脇がいるといつも書いているのですが、霧島の立ち位置です。大関に最も近い関脇は霧島。いくら大の里が強
さて、千秋楽の土俵を主に、今場所について振り返っていこう。ひと言でいうと、ただただ大の里が強かった。ここに尽きる場所だったのだろう。だが、どうしても注目はそこに行ってしまうのだが、全体感として、近年を象徴するような場所。そんな印象もあった。そして見ごたえ
3敗の2人。大の里は勝利し、琴櫻は敗れた。これによって大の里が単独トップに立った。4敗が4人。豊昇龍、琴櫻、阿炎、大栄翔。優勝はこの5人のうちの誰か。ここまでは「確定」した。そして「千秋楽用」の取組として残されていたといっても良かろう大の里ー阿炎が組まれた。大
13日目を終えて先頭は3敗で琴櫻と大の里。3敗はしているとはいえ先頭は役力士のみとなった。ここ数日「番付崩壊」というワードが何やら賑わせているが、豊昇龍も1差でついている展開となった。そんな13日目、ちょっと良く言われる話にスポットを当てて振り返ってみたいと思う
12日目にただ1人2敗だった湘南乃海が敗れて、12日目終了時で先頭は3敗となった。過去に4敗での優勝例はあるが、大部分の場所で優勝者は最低でも12勝はしていると考えれば、これを保つためには3敗力士の誰か1人で良いので、残り3日間すべて勝つ必要がある。今場所は現時点で3
11日目に単独トップに立った湘南乃海に土がつき、12日目の時点で2敗が不在に。先頭は3敗で琴櫻、大の里、湘南乃海、欧勝馬が並ぶ展開となった。結果だけで見れば、地力等を鑑みれば妥当な結果だったようには思えた12日目だ。■守れて粘れる琴櫻の強さ薄氷、という程ではない
このブログでは過去に取り上げたことがあるネタではあるのだが、本日はその更新版ということで。タイトルにも示した通り、今年に入ってから1月場所で琴ノ若(琴櫻)、3月場所は尊富士。そして今場所は宇良と湘南乃海が「初めて経験した」ことがある。ちなみに昨年、令和5年は
湘南乃海と宝富士の2敗直接対戦は湘南乃海が勝利。同じく2敗の大の里は豊昇龍に敗れ3敗に後退。これで湘南乃海ただ1人2敗を守り、湘南乃海が単独トップに。それを6人が3敗で追う展開。12日目の湘南乃海は阿炎戦、3敗に後退した宝富士は大の里戦と上位戦がようやく組まれだし
5人いた2敗力士の中では琴櫻と御嶽海に土。先頭は大の里、湘南乃海、宝富士で2敗。それを7人の3敗力士が追う展開。休場明け高安が復帰後大関戦連勝。その高安に琴櫻は土を付けられた。混戦であることは間違いないが、これでまた大の里が一歩抜け出した展開になったと言えるの
大の里と宝富士に土がつき1敗がいなくなった。9日目終了時で先頭は2敗。琴櫻、大の里、御嶽海、湘南乃海、宝富士の5人。そして3敗は7人。ここで少し場所が動き出したか。■驚いた平戸海の攻め大の里とはいえ、さすがにこのまま14勝1敗での優勝とはならないだろうとは正直思っ
大の里が快進撃を続けている。そしてこの大の里。新入幕場所、入幕2場所目の先場所で三賞を受賞している。今場所もここから大崩れでもしなければ十分に三賞候補となってくるだろうし、今場所のここまでを見ていれば何らかの三賞は受賞できるのではないだろうか。本音としてケ
大栄翔と大の里の1敗対決は大の里が制した。宇良と湘南乃海に土がつき、1敗は大の里と宝富士。そして5人が2敗で追う展開となった。それにしても大の里、負けない。この強さは本物なのか。それとも、まだ大の里の弱点を周りがつかみきれていないだけなのか。そんな中日を振り
7日目より、霧島と若元春が休場した。初日から朝乃山。2日目から照ノ富士と貴景勝。そして7日目からの2人。結果的に番付には9人いる三役(横綱は三役ではないが以下便宜上、横綱・大関・関脇・小結の4地位を三役と表記する)力士のうち出場したのは4人だけだった。過去に出場
この日より霧島と若元春が休場。上位陣は軒並み休場。なんと小結以上の9人中5人が休場というとんでもない事態となった。だが、当然ながら、出場する力士がいれば場所は続く。全勝の宇良が敗れ幕内は全勝不在。大の里、大栄翔、宇良、湘南乃海、宝富士が1敗。そして6人が2敗の
さて6日目の土俵。この日の注目はなんといっても琴櫻ー大の里だろう。この段階で当ててほしくなかったと結果的にはなるのかもしれないが、ここで当てるのも順当だし、いくら大の里が驚異的な存在と言っても小結であることを鑑みれば、ここでの対戦は堅実な組み方か。ちなみに
序盤5日間が終わった。初日はどうなることやらとも思ったが、なんとか形はできてきた。見えてきたようにも思う。全勝は平幕だけとなっているが、本来の力ある人が抜け出しかけてきてる。星勘定だけで見れば、そこまで驚く場所でもないのではないかという印象も持ち出してきて
少しは落ち着いてきたといっていい4日目だったと言って良かろうか。それでも、まだまだ。本来あるべき姿からは程遠い。そんな様相とも言えよう。では、その4日目を振り返る前にちょっとだけ、この雑感について冒頭に今更ながら振り返ってみようと思う。■線でなくて点で見る
高安がかなり良いのではないかと述べた昨日だったが、その高安が3日目より休場。2日間の相撲を見た限り、かなり体調も良いのではないかと見られた中、またも腰痛の発症だ。なにがきっかけで、何の要因があってこうなったのかはわからないが、残念でならないし、悪く言えば高
早くも2日目から照ノ富士と貴景勝が休場。初日の顔見せだけで終わってしまったことは残念でもあるし、出場への見極めがまずかったのではないかと言う声もあるだろうが、横綱や大関がヘタレ相撲を見せるわけにはいかない。この両者、相撲内容含め褒められる部分はなかったのだ