来場所の幕下の「機械的」番付です。予想でもなければ、私の頭も使っていません。平成24年以降の地位・成績による昇降枚数の平均値をとり、その平均値を補正(分母が少ないと逆転現象が起こるケースがあるため)した数値順に並べたものになります。すでに昨日引退が発表され
大相撲データアナリスト(自称)が大相撲について感じたことを、定量・定性で語っていきます。
さて、少々遅くなりましたが1月場所終了時の関取RATINGです。算出方法につきましては ■575 関取レーティング~力士の力量を数値化する手段として~こちらをご参照ください。では、早速ですがその数値を見てみましょう。1月場所後に大関に昇進した御嶽海が貴景勝と朝乃山の
熱海富士が新十両を決めた。高卒ながら10代での十両昇進を含め、そのスピード出世が話題になっている。先々場所の幕下14枚目での6勝からの西筆頭へのジャンプアップはやや番付運に恵まれたかとは見られたが、その地位で勝ち越したのだからその実力も番付通り運で上がったわけ
豪栄道の断髪式が行われている。私自身、現地で断髪式を見たのは稀勢の里の時だけなのだが、断髪式があると感じることがある。断髪式というのは、力士としての「終着地」だ。引退はしていても、何か中途半端な感じもする髷付き親方。力士の象徴でもある髷といって差し支えな
さて、本日、いわゆる春の甲子園。センバツ高校野球の代表校が発表された。今回もこれを力士にあてはめてやってみることにした。なお、代表は原則、1月場所の番付で上から選んでいくことにする。枠は北海道1、東北2、関東(東京除く)4.5、東京1.5、東海(東海三県と静岡)2
■1423 SPAIAに寄稿しました~新大関・御嶽海に期待される「昇進後3場所33勝」と横綱戦勝利
SPAIAに寄稿いたしました。新大関・御嶽海に期待される「昇進後3場所33勝」と横綱戦勝利というタイトルです。ぜひ、ご覧ください。
さて、御嶽海の大関昇進が正式に決まった。このところ、大関がまるで結果を残せていないのが実情だが、御嶽海はどうなるのか。このままの勢いでさらに上を期待できる大関になるのか、それとも関脇時代のような成績を残し続けるのか。どちらも想像できる。過去には関脇でずば
さて、英乃海と紫雷の処分内容について、コンプライアンス委員会から答申があったことが分かった。その内容は、英乃海は1場所出場停止、紫雷はお咎めなしだ。これをもとに理事会で処分が正式決定される。1月場所はすでに休場している両者のため、ここから先でこの処分になる
さて、3月場所の予想番付です。まずは幕内です。まずは御嶽海が大関昇進だ。予想という観点で言えば、西の2番手になるだろう。東ではなく西なのは単純に東西のバランスを整えるため。だが、御嶽海が東の正位であるべきであると考える。理由はただ1つ。来場所、3大関全員が8
さて、皆様、今場所もお疲れさまでした。中盤からは私個人としては、かなり緊張する場所になったという思いです。ただ、終わってしまえば後付けでなんとでも言えるのですが、やはり振り返ってみれば、御嶽海の場所になったのではないかと思います。ただ、緊張していながらも
こうもなるか、という展開だったか。それにしても、想像していた以上に照ノ富士の膝の状態は悪そうだ。照ノ富士を撃破した阿炎は素晴らしかった。とはいえ、照ノ富士の脆さが出てしまったことも間違いなさそうだ。御嶽海は、「援護射撃の期待を求められて」なのか、伊勢ヶ濱
さて、13日目は現地でした。現地といっても、相撲を観戦する(それが大目的なのですが)よりも楽しみは現地でお会いできる方がいらっしゃるというのも大きいのですが。手前味噌ですが、一方的に(?)私のことを存じてくださっている方がいらっしゃるのはうれしい限りです。
まさかの照ノ富士に土だ。御嶽海も敗れ、その両者に阿炎を加えた3名が2敗で並ぶ展開になった。ちょっと予想しない結果になったといって良かろう。御嶽海は阿武咲の当たりにやられたといったところだろう。だが、御嶽海は踏み込んだものの受けに行はしなかったか。ちょっとこ
11日目終了。御嶽海は連敗をせずに1敗を守った。照ノ富士も同様に1敗を守った。それにしても、両者とも対戦相手がとにかく善戦した取組だっただろう。もう失礼を承知で書くが、御嶽海と正代の一番。率直な感想は「正代、ずいぶんと頑張ったじゃん」だった。無論、これは間違
10日目に敗れた御嶽海。多くの方が心配するのは「連敗」だろう。だが、そんなのはただの印象でしかない。いきなり結論から言ってしまおう。御嶽海は幕内で3連勝以上というのが45回ある。その中で、連勝が止まった翌日に勝った回数26回。負けた回数19回だ。勝率にすると.578と
10日目にして御嶽海に土がついた。この1敗で大騒ぎしている人が少なからずいるが、よくここまで全勝してきた。今場所の御嶽海の大関昇進は場所前に伊勢ケ浜審判長から全勝という難題を突き付けられてはいたが、これで潰えたとは思えないし、現実的には13勝なら昇進。12勝なら
それにしても御嶽海が強い。御嶽海の場合はいつもなのだろうが、自分との戦いだ。自分に勝てれば、相手に負けることはそうそうない。その時分に勝った結果が9連勝。そういう思いだ。あとは、油断大敵。こういう言葉を送れるのなら送っておきたい。そういう思いで見ている。あ
さて、ある程度の期待をしていたとはいえ、その期待を大きく上回る、御嶽海の中日勝ち越しだ。2年くらい前までは、すべての力士が常に100%の力を出しきったら、一番強いのは白鵬。そしてその次が御嶽海。最近では、一番強いのは照ノ富士、そしてその次が御嶽海。そう言い張
さて、御嶽海が単独トップに立った。この日の対戦相手は、お得意さんでもある玉鷲。対戦成績だけで見れば、負ける相手ではない。そう考えるのが普通だろうが、なにせ玉鷲は前日に照ノ富士に土をつけるだけの好調力士だ。まだ7日目ではあるとはいえ、優勝争いを占う一番ともい
6日目、ついにというのか早くもというのか。照ノ富士に土がついた。後から理屈なんぞいくらでもつけられるが、取組を見た際の率直な感想は、そこまで驚かなかったというのが本音だ。技術的なことで言えば、玉鷲の立ち合いが良く、手が伸びた。照ノ富士の状態を起こすことがで
序盤5日間終了。全勝は照ノ富士、御嶽海、阿炎の3名となった。照ノ富士は逸ノ城が相手。もはや、逸ノ城が照ノ富士に勝つためにはどうしたらいいのだろうというレベルだ。はっきり言えば、逸ノ城が照ノ富士に勝つイメージが全くわかない。逸ノ城は強い力士ではあるが、照ノ富
貴景勝が休場してしまった。3日目の取り直し後の一番での足の運びに違和感を感じていたが、やはり痛めていたのかといったところだ。残念としか言いようがない。これで、大関以上が2人になってしまったが、その正代は果たしてどこまで照ノ富士についていけるのか。その正代、
さて、今場所も阿炎が連勝スタート、4連勝まで星を伸ばした。平幕力士が初日から連勝し続けるというのは、そうそう簡単なことではない。先場所の阿炎は初日から6連勝スタートで7日目に北勝富士に敗れ1敗目を喫したわけだが、今場所は5日目に5連勝をかけて、その北勝富士と対
さて3日目の土俵。2人しかいない大関がそろって負けたわけだが、その後には当然、横綱が土俵に上がる。スポーツ報知のネット記事によると、そのことについて問われた照ノ富士は「(気持ちの)変わりはないです。やることは一つしかないので、じっくりやっていこうと思ってい
さて、宇良が魅せてくれた。本来なら、宇良は休むべき。何よりも頭部をいたわってほしいところではあるのだが、出てきてしまった以上、やるしかない。是非はともかくとしても、ここは昨日のことは抜きにして、この日の宇良というのを評価しよう。取り直し後の一番の巧さが際
さて、本日の感想を。宇良ー正代については■1402 危機感なさすぎの相撲界~宇良の脳震盪から考える~で触れているが、ちょっと、宇良の相撲に苦言を呈したい。最後まで粘る姿というのは美しくもあり、時に感動を覚えたりするものだが、現実的に考えて逆転不能な状態で決まる
■1402 危機感なさすぎの相撲界~宇良の脳震盪から考える~
本日の雑感を記す前にこれを。なんで、宇良を立たせるか。宇良も土俵に上がろうとするのか。中には藤島審判長が宇良に礼をしなくていいとでもいったのか、宇良の状態を優先することを評価する声もあるが、そもそも土俵に上がろうとしたことを止めなかった時点でアウトだろう
今場所も皆さまよろしくお願いいたします。さて、3場所連続の優勝がかかる照ノ富士に注目というよりも、照ノ富士がどこまで強いのかを見せつける場所になるのか。そんな興味のほうが高いようには思います。とはいえ、個人的な興味は御嶽海でしょう。今場所の御嶽海は本気で大
■1400 3連覇に挑む照ノ富士は8人目の快挙を達成して大横綱への道を切り開くか?
さて、タイトルにある記事をSPAIAに寄稿いたしました。こちらからどうぞ!今場所も雑感は書き連ねてまいりますので、今場所もよろしくお願いいたします。
■1399 紫雷の7年をはるかに超える記録が生まれるか~幕下昇進から十両昇進までにかける期間~
さて、日曜日から1月場所が始まるが、今場所は3名の新十両力士がいる。その中の紫雷は不祥事もあり1月場所は自主謹慎という形での休場になるが、この紫雷、幕下を7年かけての新十両というのが話題になった。では、初の幕下昇進から新十両までどの程度時間がかかるものなのか
さて、いよいよ初日も近づいてきたわけだが、今日はこんな話題を。上伊那産の稲わら 大相撲の土俵に(全国郷土紙連合)この記事自体は2018年のものなのだが、この記事の存在を知ったのは1年半ほど前のことだった。1年半前に御嶽海の後援会理事長を務めるムラカミ自動車の村
■1397 【相撲ニュース雑感】出稽古の難しさ~田子ノ浦部屋のコロナ感染から思うこと~
さて、ちょっと残念なニュース。高安ら田子ノ浦部屋の力士全員初場所休場 親方含む4人コロナ感染で(デイリースポーツ)まずはお見舞いを申し上げます。そんな中、来る1月場所で高安が出場できないというのは、残念としか言いようがないのだが、国内では感染者数がかなり減
さて、まだ1月2日、正月ムードとはいえ大相撲ファンにとっては1月場所へのカウントダウンが始まっている頃でもあるのがお正月だと思います。近年は1月場所といえば「誰かが初優勝する場所」というイメージが強いというよりも、事実として、平成28年の琴奨菊から、昨年の大栄
■1395 SPAIAに寄稿しました~データから浮上した新大関候補3力士とは?2022年の大相撲予想
SPAIAに寄稿いたしました。データから浮上した新大関候補3力士とは?2022年の大相撲予想というタイトルです。ぜひ、ご覧ください。
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来場所の幕下の「機械的」番付です。予想でもなければ、私の頭も使っていません。平成24年以降の地位・成績による昇降枚数の平均値をとり、その平均値を補正(分母が少ないと逆転現象が起こるケースがあるため)した数値順に並べたものになります。すでに昨日引退が発表され
さて、早速ですが7月場所の予想番付です。まずは幕内から。大の里は横綱昇進。これにより大関が琴櫻1人になるので、大の里の番付表記は「横綱大関」になるものと思われます。小結で11勝以上(12勝)を挙げた若隆景は慣例に従って、他者の成績関係なく関脇昇進でしょう。そう
すでに大の里の優勝が決まった千秋楽。どの力士も最後に1勝を積み上げる、今場所を締める、来場所につなげるため。そして目先の相手に勝つことだけに集中した千秋楽。そんな千秋楽を振り返る。■来場所以降を楽しみにさせた結びの一番注目は大の里の全勝なるか。もうだけだっ
大の里が優勝を決めた翌日。久しぶりに優勝が決まったあとの14日目の土俵。何か新鮮さすら覚える日だったように思う。優勝争いという観点でだけで見れば「消化試合」だ。だが、大部分の力士にとっては優勝とはできないものであったり、生涯に数回でもチャンスがあれば恵まれ
13日目の時点で早くも大の里が優勝を決めた。これで横綱昇進を決定的にした。に圧倒的だったといっていいだろう。豊昇龍は大栄翔に勝利し10勝に乗せた。残り2日でどこまで星を積み重ねられるのか。霧島と若隆景も10勝目を挙げて2桁勝利。どちらも大関取りの土台を作っただろ
大の里が伯桜鵬を下し全勝を守った。これだけなら驚くことではないのだろうが、2敗の豊昇龍が敗れ2敗力士も不在になった。12日目を終えて、全勝が大の里で、1敗・2敗が不在で3敗で豊昇龍を含めた5力士。残り3日で3日。大の里は最低でも優勝決定戦で敗れての優勝同点。ここま
大の里が全勝を守り、豊昇龍も2敗をキープ。豊昇龍以外の2敗力士は全員敗れ、大の里と2差までの力士ですら豊昇龍1人となった。数字上は3敗にも当然優勝可能性はあるわけだが、もはや机上の空論レベルか。それでは、そんな11日目を振り返ろう。■横綱・大関の勝負への厳しさ豊
大の里は全勝を守ったが、役力士戦が組まれた1敗の伯桜鵬と安青錦はそろって敗れ1敗が不在となった。これで全勝は大の里1人で1敗不在。2敗で横綱豊昇龍、小結若隆景と平幕の伯桜鵬、安青錦が追う展開になったが、相当に大の里有利な状況が生まれた10日目を振り返ろう。■強さ
大の里は全勝を守り、若隆景に土がついた。これで全勝が大の里1人で、上位陣の1敗が不在になり1敗は伯桜鵬と安青錦の2人。2敗は豊昇龍、若隆景、朝紅龍。いくらなんでも大の里がここから3つ負けるとも思えない展開にはなってきているのだが、まずは9日目を振り返ろう。■強す
伯桜鵬に土がつき、大の里は白星。これで大の里が単独トップで全勝を守った。これで、大の里が全勝、1敗に若隆景・伯桜鵬・安青錦。2敗に豊昇龍含め5人の展開。そんな中日を振り返りたいが、主に尊富士について触れていきたい。■尊富士の変化について思ったこと・尊富士は変
大の里と伯桜鵬が揃って全勝を守った。1敗も若隆景と安青錦だけになり、1敗までに4人と優勝争いは早くも絞られつつあるような状況になって来たか。そんな7日目を振り返る。■とにかく強い大の里もちろん、引いたり叩いたりして勝よりも前に出て勝つほうが良いのだとは思う。
大栄翔が敗れ全勝は大の里と伯桜鵬の2人になった。これで上位での勝ちっぱなしは大の里だけになった。伯桜鵬が不気味な存在ではあるのは言うまでもないが、それでもかなり大の里優位な状況が作られたといって良いのではないだろうか。そんな6日目を振り返る。■エンジンがか
序盤5日間が終わった。全勝は大の里、大栄翔、伯桜鵬、錦木。それを5人の1敗力士が追う展開。1敗勢の中での上位力士は若隆景のみで、全勝者の状態を見ると大きく崩れることはなさそうな印象はあるが、そんな5日目を振り返ってみる。■強い王鵬を一蹴した大栄翔大栄翔が王鵬を
豊昇龍が連敗。大の里は4連勝スタート。明暗が分かれてきた。琴櫻は勝利し星を五分に戻した。4日目を終えて、全勝は5人。上位での勝ちっぱなしは大の里と大栄翔だけだ。こうもなると1敗力士がどうなってくるのか。こんなところが気になりだしてもくる4日目を振り返る。■豊昇
3日目に豊昇龍に土がついた。琴櫻も敗れ1勝2敗と黒星先行。大の里は3連勝スタートとなったものの、このまま安泰の流れで行くのかと思いきや一気に暗雲となった3日目だが、その3日目を振り返ってみる。■王鵬が強かった相手がどんな相撲をとろうとも。相手が好調だろうとも。
豊昇龍と大の里は連勝スタート。琴櫻も初日を出した3人の大関以上が全員白星となった2日目。全体的にはまずまずの出だしといって良いのだろうか。そんな2日目を振り返る。■豊昇龍が横綱らしくなってきた「地位が人を作る」になってきているのだろうか。賛否両論あった中での
さて、5月場所が始まりました。注目はいろいろあるとは思いますが、やはり綱取り大関がいるとなると、最大の注目は当然のことながらそこになるのでしょう。今場所も翌日、昼頃までを目途に雑感を書き連ねていこうと思いますので、よろしくお願いいたします。■強かった豊昇龍
今場所「も」と言ってよいのか。高安が優勝をあと一歩のところで逃した。そして優勝したのは大の里だった。そんな大の里の優勝に対して師匠の二所ノ関親方は「3敗したので、まだ稽古が足りない。これが13、14勝になるようにしっかり指導していきたい」とコメントを残したよう
さて、来場所の予想番付です。まずは幕内から。悩ましいポイントはいくつか。まずは西関脇。候補は高安か霧島でしょう。優勝していれば高安関脇もあっていいのかとも思いましたが、やはり3年前にはなるとはいえ、以前の筆頭で13勝で優勝した大栄翔が小結で止められたのは引っ
皆さま、15日間お疲れさまでした。結果は本割で大の里、高安がそろって勝ち、この両者の決定戦で勝利した大の里の優勝。終わってみれば大関が12勝で優勝したというのは決して悪いわけではなく、落ち着くところに落ち着いたともいえるのだろう。そんな千秋楽と今場所を振り返
昨日日中にいつも通り、幕下5枚目までの予想番付を記したが、作っていてとにかくシビアな番付になると感じた。シビアというのは、とにかく勝ち越し者が上がりづらい。反面、負け越し者は大きく落ちる可能性がある。「上がりづらいし落ちやすい」といった力士からしたらたまっ
さて、来場所の予想番付です。早速ですが幕内から。おそらく小結まで。ここまでは誰が作ってもこの予想になるのではないでしょうか。とはいえ、大関から陥落してくる関脇がいるといつも書いているのですが、霧島の立ち位置です。大関に最も近い関脇は霧島。いくら大の里が強
さて、千秋楽の土俵を主に、今場所について振り返っていこう。ひと言でいうと、ただただ大の里が強かった。ここに尽きる場所だったのだろう。だが、どうしても注目はそこに行ってしまうのだが、全体感として、近年を象徴するような場所。そんな印象もあった。そして見ごたえ
3敗の2人。大の里は勝利し、琴櫻は敗れた。これによって大の里が単独トップに立った。4敗が4人。豊昇龍、琴櫻、阿炎、大栄翔。優勝はこの5人のうちの誰か。ここまでは「確定」した。そして「千秋楽用」の取組として残されていたといっても良かろう大の里ー阿炎が組まれた。大
13日目を終えて先頭は3敗で琴櫻と大の里。3敗はしているとはいえ先頭は役力士のみとなった。ここ数日「番付崩壊」というワードが何やら賑わせているが、豊昇龍も1差でついている展開となった。そんな13日目、ちょっと良く言われる話にスポットを当てて振り返ってみたいと思う
12日目にただ1人2敗だった湘南乃海が敗れて、12日目終了時で先頭は3敗となった。過去に4敗での優勝例はあるが、大部分の場所で優勝者は最低でも12勝はしていると考えれば、これを保つためには3敗力士の誰か1人で良いので、残り3日間すべて勝つ必要がある。今場所は現時点で3
11日目に単独トップに立った湘南乃海に土がつき、12日目の時点で2敗が不在に。先頭は3敗で琴櫻、大の里、湘南乃海、欧勝馬が並ぶ展開となった。結果だけで見れば、地力等を鑑みれば妥当な結果だったようには思えた12日目だ。■守れて粘れる琴櫻の強さ薄氷、という程ではない
このブログでは過去に取り上げたことがあるネタではあるのだが、本日はその更新版ということで。タイトルにも示した通り、今年に入ってから1月場所で琴ノ若(琴櫻)、3月場所は尊富士。そして今場所は宇良と湘南乃海が「初めて経験した」ことがある。ちなみに昨年、令和5年は
湘南乃海と宝富士の2敗直接対戦は湘南乃海が勝利。同じく2敗の大の里は豊昇龍に敗れ3敗に後退。これで湘南乃海ただ1人2敗を守り、湘南乃海が単独トップに。それを6人が3敗で追う展開。12日目の湘南乃海は阿炎戦、3敗に後退した宝富士は大の里戦と上位戦がようやく組まれだし
5人いた2敗力士の中では琴櫻と御嶽海に土。先頭は大の里、湘南乃海、宝富士で2敗。それを7人の3敗力士が追う展開。休場明け高安が復帰後大関戦連勝。その高安に琴櫻は土を付けられた。混戦であることは間違いないが、これでまた大の里が一歩抜け出した展開になったと言えるの
大の里と宝富士に土がつき1敗がいなくなった。9日目終了時で先頭は2敗。琴櫻、大の里、御嶽海、湘南乃海、宝富士の5人。そして3敗は7人。ここで少し場所が動き出したか。■驚いた平戸海の攻め大の里とはいえ、さすがにこのまま14勝1敗での優勝とはならないだろうとは正直思っ
大の里が快進撃を続けている。そしてこの大の里。新入幕場所、入幕2場所目の先場所で三賞を受賞している。今場所もここから大崩れでもしなければ十分に三賞候補となってくるだろうし、今場所のここまでを見ていれば何らかの三賞は受賞できるのではないだろうか。本音としてケ
大栄翔と大の里の1敗対決は大の里が制した。宇良と湘南乃海に土がつき、1敗は大の里と宝富士。そして5人が2敗で追う展開となった。それにしても大の里、負けない。この強さは本物なのか。それとも、まだ大の里の弱点を周りがつかみきれていないだけなのか。そんな中日を振り
7日目より、霧島と若元春が休場した。初日から朝乃山。2日目から照ノ富士と貴景勝。そして7日目からの2人。結果的に番付には9人いる三役(横綱は三役ではないが以下便宜上、横綱・大関・関脇・小結の4地位を三役と表記する)力士のうち出場したのは4人だけだった。過去に出場
この日より霧島と若元春が休場。上位陣は軒並み休場。なんと小結以上の9人中5人が休場というとんでもない事態となった。だが、当然ながら、出場する力士がいれば場所は続く。全勝の宇良が敗れ幕内は全勝不在。大の里、大栄翔、宇良、湘南乃海、宝富士が1敗。そして6人が2敗の
さて6日目の土俵。この日の注目はなんといっても琴櫻ー大の里だろう。この段階で当ててほしくなかったと結果的にはなるのかもしれないが、ここで当てるのも順当だし、いくら大の里が驚異的な存在と言っても小結であることを鑑みれば、ここでの対戦は堅実な組み方か。ちなみに
序盤5日間が終わった。初日はどうなることやらとも思ったが、なんとか形はできてきた。見えてきたようにも思う。全勝は平幕だけとなっているが、本来の力ある人が抜け出しかけてきてる。星勘定だけで見れば、そこまで驚く場所でもないのではないかという印象も持ち出してきて
少しは落ち着いてきたといっていい4日目だったと言って良かろうか。それでも、まだまだ。本来あるべき姿からは程遠い。そんな様相とも言えよう。では、その4日目を振り返る前にちょっとだけ、この雑感について冒頭に今更ながら振り返ってみようと思う。■線でなくて点で見る
高安がかなり良いのではないかと述べた昨日だったが、その高安が3日目より休場。2日間の相撲を見た限り、かなり体調も良いのではないかと見られた中、またも腰痛の発症だ。なにがきっかけで、何の要因があってこうなったのかはわからないが、残念でならないし、悪く言えば高
早くも2日目から照ノ富士と貴景勝が休場。初日の顔見せだけで終わってしまったことは残念でもあるし、出場への見極めがまずかったのではないかと言う声もあるだろうが、横綱や大関がヘタレ相撲を見せるわけにはいかない。この両者、相撲内容含め褒められる部分はなかったのだ