今場所「も」と言ってよいのか。高安が優勝をあと一歩のところで逃した。そして優勝したのは大の里だった。そんな大の里の優勝に対して師匠の二所ノ関親方は「3敗したので、まだ稽古が足りない。これが13、14勝になるようにしっかり指導していきたい」とコメントを残したよう
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今場所「も」と言ってよいのか。高安が優勝をあと一歩のところで逃した。そして優勝したのは大の里だった。そんな大の里の優勝に対して師匠の二所ノ関親方は「3敗したので、まだ稽古が足りない。これが13、14勝になるようにしっかり指導していきたい」とコメントを残したよう
さて、来場所の予想番付です。まずは幕内から。悩ましいポイントはいくつか。まずは西関脇。候補は高安か霧島でしょう。優勝していれば高安関脇もあっていいのかとも思いましたが、やはり3年前にはなるとはいえ、以前の筆頭で13勝で優勝した大栄翔が小結で止められたのは引っ
皆さま、15日間お疲れさまでした。結果は本割で大の里、高安がそろって勝ち、この両者の決定戦で勝利した大の里の優勝。終わってみれば大関が12勝で優勝したというのは決して悪いわけではなく、落ち着くところに落ち着いたともいえるのだろう。そんな千秋楽と今場所を振り返
令和7年3月場所が終わった。初日の雑感で、-----今場所、私が一番「注目」というより「気にしている」のが高安だ。その理由はあまりポジティブなものではなく、むしろいうなれば「ネガティブな理由」で気にしているので、その理由は千秋楽の雑感で明かそうと思う-----と記し
高安と大の里が再度並んだ。優勝は3敗力士と4敗力士に絞られた。もう、どうなっているのだかという展開ではあるのだが、そんな14日目を振り返る。時間の関係?でやや簡単になってしまっていますがご容赦ください。■高安の不思議さ地力含め、もろもろ考えたら高安有利と言っ
大の里と高安の2敗力士は高安は若元春を突き出し2敗を守ったものの、大の里は王鵬の攻めに屈し3敗に後退。その他3敗力士は全員敗れ4敗に後退。数字の上では4敗力士にも優勝の可能性は残されているものの、実質的には高安と大の里の2人に絞られた優勝争いと言っていいだろう。
高安は2敗を守り、大の里と尊富士の2敗直接対決は大の里に軍配。これで2敗が高安と大の里。そして3敗に尊富士、玉鷲、安青錦という展開になった。優勝争いはどうなっていくのか。そんな12日目を振り返る。■強さを取り戻した高安11日目はまったく勝てる雰囲気を出していなか
10日目に先頭にたった高安が敗れ、尊富士ー美ノ海の2敗対戦は尊富士が勝利。2敗で大の里、高安、尊富士が並ぶ展開に。それを4人の3敗が追う展開となった。優勝争いに加わっているメンツも、番付でいえばいつもの展開ともなってきたと言えるのか。そんな10日目を振り返る。■
大の里と高安の1敗直接対戦は高安に軍配。勝ったほうがまずは今場所で最初の「単独トップ」に建てる力士になるわけだが、それを手にしたのは高安だった。豊昇龍はこの日から休場。5勝4敗という成績ではやむを得ないだろう。そんな10日目を振り返る。■どっしりしていた高安大
大の里と高安が1敗をキープ。美ノ海は2敗に後退。尊富士は2敗を守り2敗以内はこの4人。10日目に大の里ー高安が組まれたため、10日目終了時ではどちらかが単独で1敗を守る展開になることまでは決まった。では10日目でどうなるかの前に9日目を振り返ろう。いつもなら取組の内容
大の里、高安、美ノ海。1敗力士3人はそろって1敗を守った。2敗勢で2敗をキープできたのは尊富士、玉鷲、明生。横綱豊昇龍は高安に敗れ3敗目。新横綱と言えども中日3敗は厳しいと言わざるを得ないか。それではそんな中日を振り返る。■合口で片づけていいのか高安が見事な金星
大関以上が3人しかいないとはいえ、安泰が2日続いたといっていいのだろうか。先頭は1敗で大の里、高安、美ノ海。そして豊昇龍ら6人が2敗で追う展開。琴櫻は連勝でようやく白星先行。そんな7日目を振り返る。■強さを増してきた豊昇龍強くなったというよりも豊昇龍が本来の形
7人いた1敗力士は4勝3敗。大の里、高安、阿武剋、美ノ海が1敗を守った。とはいえ、昨日も記したがこのまま誰かが1敗で最後まで走る展開になるとは思えない。横綱豊昇龍は翔猿を下し2敗を守り、琴櫻も黒星スタートからのヌケヌケで星を三度五分に戻した。では、そんな6日目を
5日目にして全勝不在となった。豊昇龍も千代翔馬に敗れ2敗。琴櫻は隆の勝に敗れ2勝3敗と再度黒星先行の苦しい状況。先頭は1敗で大の里、高安、伯桜鵬、遠藤、阿武剋、獅司、美ノ海。大の里には残りすべて勝つ期待が持てなくはないが、それでも高い可能性とも思えず、他力士が
大の里と阿炎に土がつき役力士の勝ちっぱなしがいなくなった。全勝は遠藤と阿武剋だけとなった4日目。そもそも大関以上が3人しかいないからか、毎場所のことだからなのか、上位が負けてもあれている感はないのだが、そんな4日目を振り返る。■立ち合い上手かった若元春大の里
豊昇龍は白星先行もカド番琴櫻に土。1勝2敗と苦しい序盤。役力士の全勝は大の里と阿炎。比較的、好調と不調の力士が見えてきた3日目ともいえるのか。そんな3日目を振り返ります。■らしさが出てきた豊昇龍土俵際で勝負を決めたところまで、すべてが豊昇龍らしかったのではな
荒れたと言えば荒れた初日。2日目以降がどうなるかで場所の動きも見えてくるところだが、3人の横綱・大関は全員白星。まずは大荒れは食い止めた2日目となったが、その2日目を振り返ろう。■ここからスタートの豊昇龍横綱として連敗は許されない中で、まずは横綱1勝を挙げられ
さて、早いもので3月場所が始まりました。個人的には2月半ばあたりから多忙な状況で、気づいたら3月に入って初日が来ていたといったところなのですが、今場所も15日間、しっかりと追い続けていきたいと思います。それではそんな初日を振り返ります。■横綱を意識しすぎた豊昇
今回はただのデータ置き場ということで。玉錦以降照ノ富士までの初金星配給が「何番目の取組」だったのか。その相手は誰だったのか。また累計でいくつの金星を配給したのか。そして金星配給率はどの程度だったのかを一覧にしておきました。果たして、豊昇龍が初金星を配給す
新番付が発表されたが、いくつか興味深い点があった。そのうちの1つが、1月場所、西十両14枚目。言い方を変えれば「十両最下位」に就いていた大翔鵬が1勝14敗の大負け。大きく番付を落とすものと思われたが、3月場所番付は西幕下7枚目にとどめられた。はっきり言えば、かなり
尊富士の優勝でわいた3月場所が終わり時間もたち、現在は春巡業まっさかり。そんな中、場所中に負った尊富士のケガの回復具合も気になるところですが、新入幕力士の「その後」のとあることに着目して見ていきたいと思います。なお今回の記録は1場所15日制が定着した昭和24年5
さて、来場所の予想番付です。尊富士をどこに置くか。注目はそこでしょう。そしてそれを別にしてもなかなか難しい予想になった場所だったようにも思います。早速ですが幕内から。小結までですがここは異論ないところではないでしょうか。あとは小結にまで尊富士を持ってくる
出場が怪しまれた尊富士が見事な相撲で豪ノ山相手に白星。この瞬間に今場所の優勝を決めた。それにしても見事な結果だった。単純に、今場所一番強かったのは誰かと問われれば、それは尊富士だっただろうし、それがたまたま新入幕力士だったということなのだろう。最後まで優
こんなことが起こっていいのか。尊富士が敗れる。これは想定できる範囲ではあると思う。それは、どの取り組みでも確率が高い低いはともかくとして、起こり得る話の中で起こった話だろう。だが、尊富士が足を痛める。もちろん、全力士。土俵に上がっていれば、ケガをすること
もう、恐れ入りました。としか言葉が出てこない尊富士の強さだろう。まだ優勝が決まったわけではないが、最低でも決定戦という状況にはなった。いわゆるマジック1の状態だ。仮に14日目に敗れたとしても、豊昇龍と大の里が揃って敗れれば優勝決定。絶対はないが、もう決まった
ついに尊富士に土がついた。尊富士に土を付けたのは豊昇龍。月並みな言い方ではあるが大関としての役割をしっかりと果たしたと言えるだろう。琴ノ若も大の里から勝利。こちらも大関としての役割を果たした結果となっただろう。それでも、大の里が負けたこともあり、まだ2差は
いつもテンプレのタイトルをつけているだけだが、今日は敢えてサブタイトル的なものを付けてみた、タイトルにもつけたように、尊富士と大の里。この2人についてただただ感じたことを書いていこう。もうこの日の感想はこれだけで十分すぎるくらいだ。彼らが本当に強いのか、こ
尊富士が大の里を下して初日から10連勝。大の里が敗れたことで1敗が不在になり、2敗に大の里、琴ノ若の2人となり、3敗で6人が並ぶ展開となった。■予想をはるかに超える強さの尊富士率直な予想としては大の里が勝つと思っていた。ただ、どちらが勝つにせよ、長い相撲にはなり
尊富士が初日から10連勝だ。新入幕であることが、いっそう驚きを強くしているが、幕内で初日から10連勝の力士。最終的にどうなったかというのをデータで見てみよう。なお1場所15日制定着の昭和24年5月場所以降の数字となっております。■10連勝力士の優勝確率は63.6%初日から
今回はただ単に記録の羅列で。午前中に10日目の翔猿の休場が発表された。報道で第一報が出た時は休場するということしか分からず、休場理由が伝えられていなかったが、少なくとも昨日の取組でケガをしたような様子はまるで見られなかったので、何があったのだろうとは思った
尊富士が全勝を守り、大の里も1敗を破った。大関陣は豊昇龍に土がつき3敗。貴景勝と琴ノ若は2敗を守った。それにしても、尊富士はどこまで勝ち続けるのだろうか。■堂々と受けて立った三役陣尊富士の挑戦を受けた阿炎。コメントでも頂いていたが、もろ手で行き、そのもろ手を
それにしても尊富士が強い、負けない。唯一の全勝キープだ。大の里も1敗を守った。大関陣は霧島は敗れ2勝6敗ともはやどうにもならないところまで来てしまったが、ほかの3大関は2敗を守った。■霧島に何が起こったのか4連敗スタート後の連勝。これでなんとか立ち直ってくるの
7日目より照ノ富士が休場。当然と言えば当然だろう。少なくとも今場所については横綱の相撲が取れていないのだから、これで良い。とはいえ、休んで出てきて結果を残してその翌場所は途中で休む。もはや、この横綱には2場所続けて戦い続ける力はあるのだろうかとは思えてしま
6日目の土俵はなんとも言い難い土俵になってしまった。これを良いと捉えるか、悪いと捉えるか。それは人それぞれなのだろうが「面白かったけど、良い日ではなかったな」というのが率直な感想だ。もちろん、特定の力士1人に着眼してその力士を評価するであれば良い部分も沢山
照ノ富士が5日目の土俵で敗れ序盤戦を2勝3敗で終えた。はっきりと言えば横綱としては「不合格」ともいえる成績だ。ある程度は不調なら休むことが許される立場。休場と言う選択肢はあってよかっただろう。だが、照ノ富士は6日目の土俵も通常通り立つ見込みだ。そこで今回は「2
王鵬が横綱初挑戦で金星。これで照ノ富士は3敗目。貴景勝と琴ノ若も敗れこちらは序盤3日を終えて3勝2敗。大関以上で1敗で序盤を終えられたのは豊昇龍ただ1人となった。霧島はようやく初日。大きく出遅れたがここから巻き返すことはできるのか。■苦しい照ノ富士王鵬が照ノ富
4日目の取組では対戦成績を見ると、貴景勝が過去14勝4敗だった宇良に勝利。阿炎が8勝2敗だった若元春に勝利。正代が18勝9敗だった高安に勝利した。結果だけで見れば過去の対戦成績通りの結果になったと言えるのかもしれない。そして過去3勝0敗だった対戦が2番組まれたが、狼
照ノ富士が明生に一方的に持っていかれ2敗目。霧島はドツボの4連敗だ。だが、3大関は順調に白星を伸ばし3勝1敗。1敗はしたものの及第点の評価は十分につけられるだろう。そんな中で関脇以下の力士もある程度、好不調。今戦ってる実際の番付と現時点での力量の差異も見えてき
3日目の大関以上力士は何か荒れたような印象を残しつつも霧島以外は全員白星。だが、まるで予想できなかった霧島の初日からの3連敗。何かこのインパクトが非常に大きいように感じる。そして照ノ富士に挑戦した朝乃山は今場所も照ノ富士に敗北。取組時間はそれなりにかかった
さて、本日3日目。結びで朝乃山が照ノ富士に挑戦する。ここまで2日間の両者の成績はともに1勝1敗。とはいえ、地力からすれば朝乃山は「通常よりはよさそう」。反面、照ノ富士は「強い時の照ノ富士よりは劣っている」という見立てだ。そんな中で朝乃山はどんな戦いをするのか