今回は、カナディアンウイスキーから、シーグラムV.O.を飲んでみます。御殿場蒸溜所建設にも関わったメーカーシーグラムは、かつてカナダに本社のあったウイスキーメーカーで、現在はサゼラックが抱えるブランドの一つとなっています。1857年に、サミュエル・ブロンフマン
今回は、カナディアンウイスキーから、シーグラムV.O.を飲んでみます。御殿場蒸溜所建設にも関わったメーカーシーグラムは、かつてカナダに本社のあったウイスキーメーカーで、現在はサゼラックが抱えるブランドの一つとなっています。1857年に、サミュエル・ブロンフマン
今回は番外編として、北海道限定で発売された「金麦サワー」を飲んでみます。第三のビールなのにサワー?「金麦サワー」とは、サントリーが2024年4月より3ヶ月間、北海道限定で発売した、「金麦」のラインナップになります。第三のビールとは主に2種類あり、発泡酒に麦由来
今回は、2024年にリニューアルされたデュワーズ12年を飲んでみます。バーボン樽熟成へと変更デュワーズ12年は、長期熟成したモルトとグレーン原酒をブレンドした後、別の樽で更に熟成(マリッジ)を行い、12年以上の熟成を行う事を謳い文句としていました。20
今回は、あまり目立たなくなってしまったウイスキーの飲み方、「水割り」について深掘りをしていきます。日本生まれの飲み方水割りの一般的な作り方は、適量の氷を入れたグラスにウイスキーと水を注いで、ステアして作ります。このウイスキーの水割りの発祥は日本だと言わ
今回は、ジムビームアップルを飲んでいきます。フレーバードウイスキーとはジムビームアップルは、フレーバードウイスキーに含まれるボトルになります。フレーバードウイスキーとは、ウイスキーに果汁やスパイス、香料などを加えて香りや味をつけたウイスキーを言います。
今回は、ここ10年で誕生しつつ、なかなか一般人が手に入れられない、ジャパニーズクラフトウイスキーについて考察していきます。供給量が少ない故か2010年代中盤以降より、北海道から沖縄までクラフトウイスキーの蒸溜所は数十カ所に及び、現在も計画中のものを含めれば100
今回はサントリーの角瓶を改めて飲みます。一体何度目か、と言われるかも知れませんが、とある変化があったので、それもお伝えします。いつの間にかジャパニーズウイスキーに?以前の記事で、2024年4月から、業界団体によって策定されたジャパニーズウイスキーの基準が本格
今回は、久米仙酒造の沖縄ISLAND BLUEを飲んでみます。泡盛のメーカーが作った米のグレーンウイスキー久米仙酒造は沖縄県那覇市にある酒造メーカーです(「久米島の久米仙」とは別法人)。1952年に創業した同社は、沖縄の蒸留酒である泡盛を主体としていますが、他のメーカ
2024年4月に、業界団体によって規定されたジャパニーズウイスキーの基準本格的に施行されました。基準策定に至るまで2021年2月に、ウイスキーなどの洋酒を扱うメーカーによって集まった業界団体、日本洋酒酒造組合によって、ジャパニーズウイスキーの基準が策定されました
今回は、1000円スコッチの一つ、クランスマンを飲んでみます。ロッホローモンドのモルト、グレーンを使用クランスマンは、ハイランド地方とローランド地方の境目にあるロッホローモンド蒸溜所が手がけるブレンデッドウイスキーです。同蒸溜所は自前でモルトウイスキーとグ
今回は1000円台のブレンデッドスコッチから、クランマクレガーを飲んでみます。スコットランドの古い氏族クランマクレガーは、1964年に、グランツやグレンフィディックで有名な、ウィリアム・グラント・アンド・サンズ社によって発売されたブレンデッドスコッチウイスキー
今回は、シングルモルトウイスキーが高いのは何故かを考察していきます。単一の蒸溜所で作られたモルトウイスキーまず、ウイスキーの種類をおさらいしていきます。ウイスキーは基本的に大麦麦芽を使い、単式蒸留器(ポットスチル)を使って蒸溜して作るモルトウイスキーと
今回は、公式Xのフォロワーさんからのリクエストにお応えして、千葉県にある須藤本家の房総ウイスキーを飲んでみます。明治創業の酒蔵のチャレンジ房総ウイスキーを製造、販売する須藤本家は、千葉県君津市、久留里地区にあり、明治18年創業だそうです(茨城県にも須藤本家
今回は、日本限定発売のホワイトホース12年を改めて飲んでみます。年数表記とは?さて、ウイスキーの銘柄においては12年とか17年とか年数が表記されている銘柄があるのを見たことがあるでしょう。この年数とは、ブレンドした原酒の「最低限」の熟成年数を表記しているので
今回は、カナディアンウイスキーの代表格である、カナディアンクラブを改めて飲んでみます。カナディアンウイスキーはマイナー?カナディアンウイスキーは、スコッチウイスキーやバーボンなどのアメリカンウイスキーに比べると種類が少なく、日本での知名度も低めです。し
今回は、ウイスキーの値上がりが続く中でコスパの良いウイスキーとして、ブラックニッカ リッチブレンドを改めて飲みます。1100円台でコスパが上がった?2023年頃から、円安と原油高の影響によって、スコッチウイスキー全体の値上げが目立ってきたことで、コストパフォー
今回は、サントリーのブレンデッドウイスキーのフラグシップブランドである響から、エントリーモデルになるJAPANESE HARMONYを改めて飲んでみます。人気、原酒不足から爆上がり響自体は1989年に創業90周年を記念して作られたウイスキーで、最初は17年もののみのラインナッ
今回はイオンのプライベートブランド、トップバリュから、新たなウイスキーが2種類発売されたので調べてみます。どちらも南アルプスワインアンドビバレッジが製造しています。WHISKY malt&spiritsまず、「WHISKY malt&spirits」についてですが、既に発売されているSNAZZと
今回は、誕生から100年を迎えたスコッチウイスキー、カティサークを改めて飲んでみます。最初は密輸目的?カティサークの名前の由来は、紅茶を高速で輸送する帆船の名前から来ています。その後蒸気船が登場してより高速な運搬ができるようになったことで、カティサーク
今回は、サントリーが展開しているハーフボトルについて深掘りしていきます。高騰するウイスキーここ最近、円安と世界規模での原料高が重なり、ウイスキーの価格もジャパニーズ、スコッチ等問わず値上がりしています。角瓶にいたっては1800円台にまで上がっているほどです
このRERAのウイスキーブログですが、2023年5月で開設10周年を迎えました。いままでこのブログをご覧になっているみなさま、ありがとうございます。なぜこのブログを始めたのか元々私は専門学校時代に草の根のBBSの管理をやっていたり、社会人になって本州で一人暮らしをし
前回からの続きで、ニッカウヰスキーで現状最安値となるジャパニーズウイスキー、シングルモルト宮城峡を改めて飲んでみます。余市と対極をなす蒸溜所宮城峡蒸溜所は、仙台市青葉区(旧宮城町)作並地区にあり、1969年に竣工しました。ニッカウヰスキー創業者の竹鶴政孝は
今回は、ニッカウヰスキーにおける「ジャパニーズウイスキー」の最安値は何かを調べていきます。ジャパニーズウイスキーの基準ジャパニーズウイスキーについては法律で厳密には決まっていませんが、業界団体内で基準を定義をしています。原材料麦芽、穀類、日本国内で
今回は、コカ・コーラから発売されたジャックコークこと「ジャックダニエル&コカ・コーラ」の発売に合わせ、ウイスキーコーラがやばい理由を個人的に考察していきたいと思います。ウイスキーとコーラは相性がいい2023年4月に、コカ・コーラがジャックダニエルを使ったコー
今回は番外編として、2023年4月に新発売となったサントリー生ビールを飲んでみます。日本初の濾過方式の生ビールを発売サントリーは1930年代に一度「オラガビール」という名前でビール事業に進出したものの数年で撤退しましたが、1963年にビール事業に再参入しました。当初
今回はブレンデッドスコッチウイスキーから、グレンガリー ブレンデッドウイスキーを飲みます。比較的新しいブレンデッドウイスキーグレンガリー ブレンデッドウイスキーは2015年にリリースされた比較的新しいボトルです。製造しているのはロッホ・ローモンド蒸溜所で、
今回は、日本限定のブレンデッドウイスキー、シーバスリーガル ミズナラ12年を飲んでみます。ミズナラとはミズナラはブナ科コナラ属の植物で、ウイスキーの樽に使われるヨーロッパナラ(コモンオーク)と同じ属となります。海外ではジャパニーズオークとも呼ばれています
一般には値段が高いほど高品質、食品なら美味しいとなるでしょう。ではウイスキーはどうでしょうか。700mLで安いものだと数百円、高いものなら数十万円を超えるものもあります。今回はウイスキーの値段とうまさについて深掘りします。ウイスキーの種類一般的なウイスキーの
今回は、前回に引き続き、手元にしばらく置いていたウイスキーを処分目的で飲んでいきます。それは2015年3月に発売された、ニッカウヰスキーの初号スーパーニッカ復刻版です。亡き妻に捧げた最上位ボトル1962年にスーパーニッカが誕生しましたが、当初は年間1000本未満しか
今回は、かつて限定品として発売された、ニッカウヰスキーの初号ブラックニッカ復刻版を改めて飲んでみます。特級時代の復刻モデルブラックニッカは今でこそニッカの看板ブランドであり、ヒゲのおじさんこと、W.P.ローリーの肖像画が特徴的です。このブラックニッカが誕生
今回はブレンデッドスコッチウイスキーから、ハイコミッショナーを飲んでみます。イギリスで5番目に売れているウイスキーハイコミッショナーは1970年代に発売されたブレンデッドウイスキーです。ローランド地方にあるロッホ・ローモンド蒸溜所に当時在籍していた、サンディ
今回は、最近ネットで見つけた謎の飲み方、「アカプルコ」について深掘りしていきます。ウイスキーの麦茶割りアカプルコ、というのは、元々はメキシコ南部の地名で、貿易港、リゾート地として知られています。そのアカプルコの名を冠したカクテルは存在しており、ラムとコ
今回は、サントリーのミドルハイレンジのウイスキー、サントリーローヤルの歴史を振り返ります。2023年時点で、響が入手困難な状況のため、入手が比較的容易なサントリーのブレンデッドウイスキーとしては最上位になっています。創業者の遺作サントリーローヤルは、1960年
今回は、西友のプライベートブランドである「みなさまのお墨付き」から出ているウイスキー、2種類を一緒に飲んでみます。西友、みなさまのお墨付きとは西友は元々、西武百貨店、セゾングループ(最初は西武グループ傘下)のスーパーマーケット事業として1963年に設立されま
今回は、イオンのトップバリュウイスキーがリニューアルしたので、改めて飲んでみたいと思います。新ブランド?SNAZZネットでもある程度知れ渡っていたイオンのプライベートブランド、トップバリュ ベストプライスのウイスキーは、2023年2月にリニューアルしました。その
2015年頃のウイスキーブームに乗るかのように、翌年から全国各地でウイスキー蒸留所が建設され、2020年代に入ってそれらの蒸留所からシングルモルトウイスキーが発売されました。しかし皆さんは、そのうちどれだけのボトルを飲んだでしょうか。高すぎる、数が少ない現状私
今回は、謎のブレンデッドスコッチウイスキー、ロード・キングスレイを飲んでみます。情報がほとんどない謎の3年ウイスキー正直なところ、ネットで検索してもまともな情報が出てきませんでした。日本の輸入元のサイトでも検索できないほどです。一応わかるのは、3年熟成だ
今回は、現行のブラックニッカのラインナップ4種類を、角ハイボールのレシピでハイボールにして飲み比べてみようと思います。ブラックニッカについてブラックニッカは、ニッカウヰスキーにおいてメインストリームの商品であり、ヒゲのおじさんことW.P.ローリーの肖像画をマ
今回はデュワーズの限定ボトル、イリーガルスムースを飲みます。メスカル樽仕上げの8年ものイリーガルスムースは、デュワーズの限定ボトルの第2弾で、2022年5月に発売されました。第一弾がカリビアンスムース、第三弾がポルトガルスームスです。イリーガルスムースでは、8
今回はブレンデッドスコッチの一つ、アイル・オブ・スカイの12年ものを飲みます。スカイ島のモルトを中心にしたボトルアイル・オブ・スカイは、イアン・マクロード社が製造、販売するブレンデッドウイスキーです。同社は、数百年にわたってスカイ島を支配したマクロード家