今回は、サントリーから発売された新しい白州のハイボール缶、爽やかにして豊かな余韻を飲みます。白州ハイボールの第四弾白州のハイボール缶として、これまで「香るスモーキー」「シェリー樽原酒ブレンド」「清々しいスモーキー」をリリースしてきましたが、2025年6
今回は、白州プレミアムハイボールの新作、清々しいスモーキーを飲みます。白州ハイボール缶の第3弾白州プレミアムハイボールとしては「香るスモーキー」「シェリー樽原酒ブレンド」に次ぐ第三弾として「清々しいスモーキー」が6月にリリースされました。ここ最近になって
今回は、テネシーウイスキーを標榜するジャックダニエルがバーボンに分類される理由を解説します。生産地はテネシー州バーボンウイスキーの名の由来は、ケンタッキー州のバーボン郡で作られたことにあります。しかし、ジャックダニエルの生産地はテネシー州です。そのほか
今回は、ウイスキーを巡る事件を通じて、高級ウイスキーの存在意義について考えてみます。日本でも高級ウイスキーが「資産」に?先日、東京・銀座の高級クラブに男が侵入し、山崎25年を盗み、買い取りショップに売却して多額の現金を入手するという事件が起きました。ここ
当ブログについてですが、当面の間、ウイスキーのレビュー記事を休止します。ここ最近、飲酒に対する耐性が弱くなったようで、1日で60mLくらいの量を超えると二日酔いなどの症状が出やすくなっている状況です。日によってはウイスキーに全く口に出来ないことも多くなっていま
今回は、黄桜が発売した「黄桜ウイスキー Premium Highball」を飲んでみます。日本酒のメジャーが作るハイボール缶黄桜は、日本酒の有名な蔵元の多い、京都市伏見区にある酒造メーカーで、1925年に松本治六郎の手によって創業しました。戦後に入って広告のキャラクターとし
今回は、ブレンデッドスコッチとして日本でも古くから有名なJ&Bを改めて飲みます。ワイン販売でも有名なメーカーJ&B、ジュステリアーニ・アンド・ブルックスは、1749年に創業した酒造メーカーです。蒸溜家のジャコモ・ジュステリアーニと資本家のジョージ・ジョンソンの2
今回は、スコッチウイスキーの定番の一つ、ジョニーウォーカーのエントリーモデル、レッドラベルを改めて飲みます。値上がりが顕著なジョニーウォーカーここ最近では円安などの影響によって、スコッチウイスキー全体の価格も上がっている状況ですが、ジョニーウォーカーに
今回は、2024年4月にジャパニーズウイスキー基準に準拠したと公表された、サントリー角瓶について、5月発売分と4月発売分で違いがあるかを調べてみます。前回のブログはこちらジャパニーズウイスキー準拠のタイミングは今年の4月からだったのか今回の調査は、サントリーが
今回は、カナディアンウイスキーから、シーグラムV.O.を飲んでみます。御殿場蒸溜所建設にも関わったメーカーシーグラムは、かつてカナダに本社のあったウイスキーメーカーで、現在はサゼラックが抱えるブランドの一つとなっています。1857年に、サミュエル・ブロンフマン
今回は番外編として、北海道限定で発売された「金麦サワー」を飲んでみます。第三のビールなのにサワー?「金麦サワー」とは、サントリーが2024年4月より3ヶ月間、北海道限定で発売した、「金麦」のラインナップになります。第三のビールとは主に2種類あり、発泡酒に麦由来
今回は、2024年にリニューアルされたデュワーズ12年を飲んでみます。バーボン樽熟成へと変更デュワーズ12年は、長期熟成したモルトとグレーン原酒をブレンドした後、別の樽で更に熟成(マリッジ)を行い、12年以上の熟成を行う事を謳い文句としていました。20
今回は、ジムビームアップルを飲んでいきます。フレーバードウイスキーとはジムビームアップルは、フレーバードウイスキーに含まれるボトルになります。フレーバードウイスキーとは、ウイスキーに果汁やスパイス、香料などを加えて香りや味をつけたウイスキーを言います。
今回は、ここ10年で誕生しつつ、なかなか一般人が手に入れられない、ジャパニーズクラフトウイスキーについて考察していきます。供給量が少ない故か2010年代中盤以降より、北海道から沖縄までクラフトウイスキーの蒸溜所は数十カ所に及び、現在も計画中のものを含めれば100
今回はサントリーの角瓶を改めて飲みます。一体何度目か、と言われるかも知れませんが、とある変化があったので、それもお伝えします。いつの間にかジャパニーズウイスキーに?以前の記事で、2024年4月から、業界団体によって策定されたジャパニーズウイスキーの基準が本格
今回は、久米仙酒造の沖縄ISLAND BLUEを飲んでみます。泡盛のメーカーが作った米のグレーンウイスキー久米仙酒造は沖縄県那覇市にある酒造メーカーです(「久米島の久米仙」とは別法人)。1952年に創業した同社は、沖縄の蒸留酒である泡盛を主体としていますが、他のメーカ
2024年4月に、業界団体によって規定されたジャパニーズウイスキーの基準本格的に施行されました。基準策定に至るまで2021年2月に、ウイスキーなどの洋酒を扱うメーカーによって集まった業界団体、日本洋酒酒造組合によって、ジャパニーズウイスキーの基準が策定されました
今回は、1000円スコッチの一つ、クランスマンを飲んでみます。ロッホローモンドのモルト、グレーンを使用クランスマンは、ハイランド地方とローランド地方の境目にあるロッホローモンド蒸溜所が手がけるブレンデッドウイスキーです。同蒸溜所は自前でモルトウイスキーとグ
今回は1000円台のブレンデッドスコッチから、クランマクレガーを飲んでみます。スコットランドの古い氏族クランマクレガーは、1964年に、グランツやグレンフィディックで有名な、ウィリアム・グラント・アンド・サンズ社によって発売されたブレンデッドスコッチウイスキー
今回は、シングルモルトウイスキーが高いのは何故かを考察していきます。単一の蒸溜所で作られたモルトウイスキーまず、ウイスキーの種類をおさらいしていきます。ウイスキーは基本的に大麦麦芽を使い、単式蒸留器(ポットスチル)を使って蒸溜して作るモルトウイスキーと
今回は、公式Xのフォロワーさんからのリクエストにお応えして、千葉県にある須藤本家の房総ウイスキーを飲んでみます。明治創業の酒蔵のチャレンジ房総ウイスキーを製造、販売する須藤本家は、千葉県君津市、久留里地区にあり、明治18年創業だそうです(茨城県にも須藤本家
今回は、日本限定発売のホワイトホース12年を改めて飲んでみます。年数表記とは?さて、ウイスキーの銘柄においては12年とか17年とか年数が表記されている銘柄があるのを見たことがあるでしょう。この年数とは、ブレンドした原酒の「最低限」の熟成年数を表記しているので
今回は、カナディアンウイスキーの代表格である、カナディアンクラブを改めて飲んでみます。カナディアンウイスキーはマイナー?カナディアンウイスキーは、スコッチウイスキーやバーボンなどのアメリカンウイスキーに比べると種類が少なく、日本での知名度も低めです。し
今回は、ウイスキーの値上がりが続く中でコスパの良いウイスキーとして、ブラックニッカ リッチブレンドを改めて飲みます。1100円台でコスパが上がった?2023年頃から、円安と原油高の影響によって、スコッチウイスキー全体の値上げが目立ってきたことで、コストパフォー
今回は、サントリーのブレンデッドウイスキーのフラグシップブランドである響から、エントリーモデルになるJAPANESE HARMONYを改めて飲んでみます。人気、原酒不足から爆上がり響自体は1989年に創業90周年を記念して作られたウイスキーで、最初は17年もののみのラインナッ
今回はイオンのプライベートブランド、トップバリュから、新たなウイスキーが2種類発売されたので調べてみます。どちらも南アルプスワインアンドビバレッジが製造しています。WHISKY malt&spiritsまず、「WHISKY malt&spirits」についてですが、既に発売されているSNAZZと
今回は、誕生から100年を迎えたスコッチウイスキー、カティサークを改めて飲んでみます。最初は密輸目的?カティサークの名前の由来は、紅茶を高速で輸送する帆船の名前から来ています。その後蒸気船が登場してより高速な運搬ができるようになったことで、カティサーク
今回は、サントリーが展開しているハーフボトルについて深掘りしていきます。高騰するウイスキーここ最近、円安と世界規模での原料高が重なり、ウイスキーの価格もジャパニーズ、スコッチ等問わず値上がりしています。角瓶にいたっては1800円台にまで上がっているほどです
今回はブレンデッドスコッチウイスキーのエンシェントクランを改めて飲んでいきます。値上がりが続く1000円スコッチの中で...つい数年前まで、ブレンデッドスコッチウイスキーとして1000円ほどで購入できる銘柄がいくつかありました。しかし近年の円安や様々な物価高が
今回は、セブンイレブンやイトーヨーカドーなどで売っているあのウイスキーについて深掘りします。その名は、サントリーウイスキー プライム2015年頃からセブンイレブンやイトーヨーカドーなど、セブン&アイ系のスーパーで発売されたのが、サントリーウイスキー プラ
とある酒屋さんにいたところ、なんと税抜きで1000円を切る特価で売られたので思わず衝動買いをしてしまったので、ブラックニッカ スペシャルを改めて深掘りしていきます。元祖「ヒゲのおじさん」のウイスキーブラックニッカ スペシャルの前身は「ブラックニッカ」であり
以前の記事で、ハイニッカとブラックニッカ クリアを比較しましたが、今回はサントリーのエントリーモデルであるトリスクラシックとレッドを比較していきます。安全なお酒として生まれたトリストリスは1946年に本格的に発売されたウイスキーです。それ以前に「トリス(T
今回は、同じジムビームのハイボール缶なのに異なる2つの製品を飲み比べます。ジムビームハイボールサントリーが販売するジムビームのハイボール缶のスタンダードであり、大半のコンビニ、スーパーなどで購入できるものになります。ただ、ジムビームと炭酸水で構成されて
本年も当ブログをよろしくお願いいたします。さて、1月1日という新年の初日にもかかわらず、能登半島にて最大震度7の大地震と大津波が発生してしまいました。地震および津波の被害に遭われました方にはお見舞い申し上げ、犠牲になってしまわれた方に深くお悔やみ申し上げ
今回は、静岡に蒸溜所を構えるガイアフローより、シングルモルト静岡 ポットスティルK 純日本大麦2023年版を飲みます。軽井沢で使われた蒸溜釜、国産大麦という組み合わせガイアフローは、静岡市に本社を置くウイスキーの輸入および販売を行う企業として創業しました
今回は、シーバスリーガルの日本限定ボトル、ユニティカスク12年を飲みます。ミズナラとフレンチオークの樽材を混ぜた特殊な樽でフィニッシュ現在のシーバスリーガルにおけるブレンダーの責任者であるサンディ・ヒスロップ氏は、就任後から日本のミズナラに着目し、これ
今回は、南アルプスワインアンドビバレッジの笛吹きを飲んでみます。モルト、グレーンのみ、3年熟成は本当?笛吹とは、山梨県の県庁所在地である甲府市の東隣にある笛吹市から採られたもので、販売元である南アルプスワインアンドビバレッジの本社があります。同社はイオン
小正醸造 シングルモルト嘉之助2023 LIMITED EDITION
今回は、鹿児島県にある小正醸造が手がけた、シングルモルト嘉之助2023 LIMITED EDITIONを飲んでいきます。レギュラーのシングルモルトも登場小正醸造が嘉之助蒸溜所を建設したのは2017年、それからニューボーンや限定ボトルなどを発売していき、約5年後の2023年1月に、待
今回はCGCジャパンが販売している嶺(れい)を飲みます。製造元は...あっ(察しCGCジャパンは、1973年に、東京のスーパー、三徳の一部門が独立して設立された会社で、全国の中小スーパー向けのプライベートブランドの提供や、様々な商品の共同仕入れを行うコーペラティ
サントリーは11月21日に、2024年4月から一部のウイスキーについて値上げをすると発表しました。シングルモルトは5割以上値上げまずシングルモルトやシングルグレーン、高級銘柄においては、5割以上の大幅な値上げとなっています。商品名容量希望小売価格(税別)価
私事ですが、11月下旬に引越しを行います。そのため、記事の投稿はさらに遅れるかと思います。その後においては、もうちょっと活動の場を広げられるかもしれません。ブログをスタートしてから現状まででは実家暮らしであります。学生を卒業して、横浜の某メーカー系企業に就
今回は、7年前にリリースされたサントリーの季(とき)を改めて飲んでみます。海外専売のジャパニーズウイスキー季はサントリーが2016年に海外輸出のみ、国内販売をしないブレンデッドウイスキーとして発売されました。当初はアメリカとカナダのみ、2年後にはイギリスでも
今回は、昨今の物価高はウイスキーにも影響があるかを考察していきます。輸入ウイスキーはダイレクトに影響まず輸入ウイスキーについてですが、言うまでもなくドルベースで取引をしている場合であれば円安と原油高の影響をもろに受け、一部の銘柄では1割以上もの値上げをし
今回はアイラモルトから、ポートシャーロット10年を飲みます。ブルックラディ蒸溜所のヘビーピートブランドの年数ものポートシャーロットは、アイラ島のインダール湾西部にあるブルックラディ蒸溜所が製造、販売するブランドの一つで、ヘビーピートモルトを使うことが特徴
今回はウイスキーの蒸溜所を舞台にした劇場用アニメ作品「駒田蒸留所へようこそ」を紹介します。概要本作品は2023年11月10日に劇場公開となるアニメ作品になります。ウイスキーの蒸溜所が舞台となる映画やドラマ作品そのものが少ないですが、その中でもアニメで制作された
今回は、近年に製造元が変わったアーリータイムズより、ゴールドラベルを飲んでみます。やっとでた、ちゃんとしたバーボンアーリータイムズはブラウンフォーマン社が手がけていたバーボンのブランドでしたが、2020年にニューオリンズに本社を置くライウイスキーメーカー、
今回はスペイサイドの蒸溜所、グレンマレイのボトルから、ピーテッドシングルモルトを飲みます。ノンエイジのクラシック、エイジドのヘリテージ前回飲んだのは12年ものでしたが、その後にグレンマレイのラインナップが変わり、ノンエイジものとしてクラシック、年数表記付
今回は低価格スコッチウイスキーのブランドであるグランツから、トリプルウッド8を飲みます。8年熟成の新作グランツは、ウィリアム・グラント・アンド・サンズ社がリリースするブレンデッドウイスキーのブランドです。同社は比較的低価格のシングルモルトとして知られる「
今回は、サントリーの中で最も安い「ジャパニーズウイスキー」であるサントリーオールドを、現行のものと1980年代後半に出されたものとで比較しようと思います。白州モルトが加わった「新オールド」現行品との比較対象は、1980年代後半に発売されたボトルになります。この
今回は兵庫県にある江井ヶ嶋酒造が発売している「あかし」の中からレギュラーボトル2つを飲み比べます。西灘生まれのクラフトウイスキー江井ヶ嶋酒造は兵庫県明石市にあり、西灘といわれる地区にあります。元々日本酒の名産地である「灘」とは、元々明石市周辺の地区を指し
今回は、ハイボールの定番ウイスキーであるサントリーの角瓶がなくなった際の代わりのウイスキーはどれがいいのか、検討していきます。韓国で角ハイボールブーム 日本で売り切れ続出2023年に入って、韓国で角ハイボールブームが始まったそうです。ネットで調べてみると、
今回は、合同酒精が出したハイボール缶、スコッチウイスキーハイボールを飲んでみます。モルト100%は本当か?スコッチウイスキーハイボールはファミマブランドではないものの、ファミリーマート限定の商品になります。このスコッチウイスキーハイボールでは、モルト100%
今回は格安のスコッチウイスキー、ジョン・バーのファイネストブレンドを飲んでみます。有名なあれの代替品?ジョン・バーは、1978年に発売されたブレンデッドスコッチウイスキーのブランドです。名前の元となった人物は1895年に生まれたジョン・バー・カミングという人物
今回は、アイリッシュウィスキーとして近年人気となっているバスカーから、シングルモルトを飲んでみます。3回蒸留されたモルト原酒バスカーは2016年に建設されたロイヤルオーク蒸溜所で作られるウイスキーのブランドとして、2021年から発売されました。同蒸溜所ではモルト
今回はサントリーが出した新しいハイボール缶を飲んでみます。白州につぐ贅沢ハイボール缶6月に白州のプレミアムハイボール缶が出ましたが、その第二弾がこの山崎になります。山崎蒸溜所は、建設から今年でちょうど100年を迎える、日本で最初のウイスキー蒸溜所です。当
今回は日本におけるウイスキーの不都合な真実と言うことで書いていきます。日本のウイスキーの基準はいい加減?日本において、ウイスキーの法的基準が書かれているのは酒税法になります。酒税法は幾度となく改正が行われていて、その中でもウイスキーの扱いはいくつか変更
今回は、当ブログでも地雷に指定したまずいウイスキーを救えるかの実験です。まずはこの動画をご覧ください。この動画を制作されているのが、自らバーを経営している「つっちー」さんの動画で、いろいろな銘柄をテイスティングするのがメインになっています。その中で、この
今回は、サントリーのトリスハイボールから 夜風のトニックを飲んでみます。ローソン限定のトニックハイボール夜風のトニックは、ローソン限定で販売されるトニックウォーターを使ったハイボール缶になります。トニックウォーターとは、香草や柑橘類の皮などを炭酸水に加
今回は、1980年代に発売されたウイスキー、サントリーウイスキーQを飲みます。若者向けに登場した緑の奴サントリーウイスキーQは1983年に1級ウイスキーとして発売されました。緑で丸っこいボトルに、白いプリントにでかでかと書かれたQの文字が特徴です。この当時、若者が
今回は、札幌市の夏の風物詩のひとつ、さっぽろ大通ビアガーデンについて掘り下げていきます。4年ぶりのフル開催さっぽろ大通ビアガーデンは、1959年よりはじまったイベントで、札幌の中心部を横切る形で立地する大通公園の大半を使って行われます。このビアガーデンは「福
今回は、シングルモルトの代表格の一つとも言える、ザ・マッカランのシェリーオーク12年を改めて飲みます。シングルモルトのロールスロイスザ・マッカランは、イギリスの百貨店「ハロッズ」がウイスキーガイドにおいて「シングルモルトのロールスロイス」と賞賛したと言わ
今回は、ここ10年で消えたニッカの製品の中から、比較的高い値段のものをピックアップしていきます。ザ・ブレンド1986年に発売されたウイスキーで、発売当初は5000円、販売終了前では3000円台という比較的高級なブレンデッドウイスキーでした。一般的なブレンデッドウイス
今回は、2023年7月2日に札幌市で開催された、北海道ウイスキーフェス2023の模様をレポートします。開場してすぐに大賑わい札幌市の地下鉄西11丁目駅の近くにあるロイトン札幌において、北海道ウイスキーフェス2023が行われました。会場は全国から来た蒸溜所、ウイスキー販
今回は、サンガリアのハイボール缶を飲んでみます。国破れてサンガリア日本サンガリアベバレッジカンパニーは、1974年に設立された大阪に本社のある飲料メーカーで、元々はコーヒーや清涼飲料水を販売していました。社名の「サンガリア」は、中国、唐王朝時代の詩人、杜甫
今回は、ここ10年で消えたウイスキーとして、ニッカの10年を振り返っていこうと思います。ただ、ニッカは他のメーカーよりもラインナップを激減させているため、今回は比較的低価格のものを中心にピックアップしていきます。「マッサン」の功罪2015年に、NHKが放送した朝の
今回は、樽の製造、メンテナンスを行っているメーカーから発売されている樽材のスティックを使って、超まずいウイスキーがどう変化するのかを検証したものをお届けします。日本初の洋樽メーカー製の樽スティック今回取り扱うのは、京都に本社のある洋樽メーカー、有明産業
今回は、ジムビームの期間限定ハイボール缶、アップルハイボールを飲みます。昨年に続いて発売するリンゴ味のハイボールサントリーはジムビームのハイボール缶の中で、期間限定のフレーバーのものをリリースしています。その中でアップルハイボールは2022年12月にリリース
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今回は、サントリーから発売された新しい白州のハイボール缶、爽やかにして豊かな余韻を飲みます。白州ハイボールの第四弾白州のハイボール缶として、これまで「香るスモーキー」「シェリー樽原酒ブレンド」「清々しいスモーキー」をリリースしてきましたが、2025年6
今回は、サントリーとニッカのブレンデッドウイスキーの上位モデルである、サントリーローヤルとスーパーニッカを飲み比べます。かつてのフラグシップ対決サントリーローヤルとスーパーニッカは、どちらもサントリー、ニッカにおけるフラグシップウイスキーとして販売され
今回は、新潟亀田蒸溜所が手がけた最初のシングルモルト、OHTANI WHISKY 新潟亀田 Zodiac Sign Series「Pisces」を飲みます。印鑑販売からウイスキー作りへ新潟亀田蒸溜所を運営する新潟小規模蒸溜所は、元々は印鑑の販売会社で、同社の取締役であった創業者の堂田浩之氏が
ウイスキーについてまともに知識が無く、気まぐれでウイスキーでも飲んでみるかとスーパーなどに行き、適当に安いものを選んだら、とびっきり不味くて放置してしまった、と言う人がいるでしょう。このブログをよく読んでいる人であればそんなことはないと思いますが、友人や
今回は、サントリーのウイスキーの中でも低価格ブランドとして定着している「トリス」の歴史についてまとめてみます。鳥井商店のブランドサントリーは、鳥井信治郎が創業した鳥井商店をルーツとした企業です。数年後に寿屋に改名した鳥井商店は最初から洋酒に特化した商社
今回は新興のクラフトウイスキー蒸溜所である久住蒸溜所のシングルモルト久住 THE FIRSTを飲みます。酒造業未経験から始まったウイスキー作り久住蒸溜所は、大分県竹田市久住町にある蒸溜所です。元々は日本酒の酒蔵だった場所で、それを蒸溜所として改修したようです。運
今回は、2025年3月にリニューアルされた、ジムビーム ブラックを飲みます。7年熟成へ元々、ブラックはレギュラーボトルよりも熟成が長い原酒を使っていました。従来は6年以上熟成された原酒を使っていましたが、リニューアル時には7年以上熟成の原酒を使うこととなり、ラ
今回は、ニッカウヰスキーの限定グレーンウイスキー、ザ・グレーンを飲みます。7種類のグレーン原酒をブレンドニッカ ザ・グレーンは、2023年3月に数量限定で販売されたブレンデッドグレーンウイスキーです。宮城峡蒸溜所で作られるカフェグレーン原酒とカフェモルト原酒
今回は、黄桜の丹波シングルモルト Bottled in 2024 2ndを飲みます。有名日本酒メーカーが手がけるウイスキー黄桜は1925年に創業し、2025年で100年を迎えます。主力の商品は日本酒で、黄桜の広告はカッパのキャラクターと共に昭和時代にはメジャーな日本酒メーカーとして
今回は、スコッチウイスキーの定番の一つ、ジョニーウォーカーから発売された新しいウイスキー、ブラックルビーを飲みます。ブラックシリーズの新作ブラックルビーは2025年4月より通年商品としてリリースされました。ランクとしては、従来からあるブラックラベル、ダブルブ
今回はアイリッシュウイスキーから、イーガンズのボンダーズブレンドを飲んでいきます。21世紀に復活したウイスキーブランドイーガンズは、1852年にパトリックとヘンリーのイーガン兄弟が設立した会社、イーガン社からリリースされたウイスキーのブランドです。同社の事業
今回は、ニッカウヰスキーの低価格ボトルであるブラックニッカクリアと、ハイニッカを改めて比べていきます。元々エントリーモデルとして登場したこの2つの銘柄。かつてはハイニッカが担っていたポジションに、ブラックニッカクリアが登場して、一時期は酒屋さんでも見かける
今回は、合同酒精が発売する香薫ハイボールを飲んでみます。悪名高きブランドのハイボール香薫は合同酒精のウイスキーのブランドですが、かつてはイオンのトップバリュのウイスキーのOEM元で、その不味さからネットでも話題になりました。そんな香薫ブランドから発売され
今回は、イングランド生まれのウイスキー、バンクホールのブリティッシュシングルモルトを飲みます。イングリッシュウイスキーの出来は?バンクホールは、イギリスの中でもイングランドにある蒸溜所で作られるウイスキーになります。バンクホールの名前は、イングランドの
今回は本坊酒造のマルスウイスキーから、シングルモルト津貫2025エディションを飲みます。創業の地に存在する蒸溜所今回飲むボトルのモルト原酒は、鹿児島県南さつま市にある「津貫蒸溜所」のモルト原酒のみを使っています。「津貫」という地は、本坊酒造の創業の地で、こ
今回は、セブンイレブンを中心に販売している、ハーウッド カナディアンウイスキーハイボールを飲みます。謎のカナディアンハイボールハーウッドとは、カナダのオンタリオ湖周辺の地域の名前ですが、ハーウッド蒸溜所というものは存在しません。ハーウッドのブランドは、
今回は、キリンの廉価ウイスキー、オークマスター 森の風薫るを改めて飲んでみます。メルシャンから継承したブランドオークマスターは元々、メルシャンが1999年に発売した「樽薫る辛口ウイスキー OAK MASTER」として発売されて生まれたブランドです。メルシャンはワイン
今回は、サントリーとニッカが発売しているワールドウイスキーを飲み比べてみます。ワールドウイスキーとはワールドウイスキーとは、別な言い方をすれば「無国籍ウイスキー」と言えます。つまり、複数の原産国のウイスキーをブレンドしたウイスキーになります。日本のメー
今回は、現在でもかなりのプレミアがついている、ニッカウヰスキーのシングルモルト余市10年を飲みます。2022年に復活するも...シングルモルト余市10年は、1989年に角形のボトルでリリースされました。その後、丸形ボトルに切り替わり、2015年まで発売され続けました。終売
今回は、ジャパニーズウイスキーがブランド化した歴史を振り返っていきます。きっかけは2001年日本で本格的にウイスキーが作られるようになったのは、サントリーが山崎蒸溜所を作り、製造を開始した1924年になります。しかし、国際的に日本のウイスキーが評価されるまでに
今回は、白州プレミアムハイボールの新作、清々しいスモーキーを飲みます。白州ハイボール缶の第3弾白州プレミアムハイボールとしては「香るスモーキー」「シェリー樽原酒ブレンド」に次ぐ第三弾として「清々しいスモーキー」が6月にリリースされました。ここ最近になって
今回は、テネシーウイスキーを標榜するジャックダニエルがバーボンに分類される理由を解説します。生産地はテネシー州バーボンウイスキーの名の由来は、ケンタッキー州のバーボン郡で作られたことにあります。しかし、ジャックダニエルの生産地はテネシー州です。そのほか
今回は、ウイスキーを巡る事件を通じて、高級ウイスキーの存在意義について考えてみます。日本でも高級ウイスキーが「資産」に?先日、東京・銀座の高級クラブに男が侵入し、山崎25年を盗み、買い取りショップに売却して多額の現金を入手するという事件が起きました。ここ
当ブログについてですが、当面の間、ウイスキーのレビュー記事を休止します。ここ最近、飲酒に対する耐性が弱くなったようで、1日で60mLくらいの量を超えると二日酔いなどの症状が出やすくなっている状況です。日によってはウイスキーに全く口に出来ないことも多くなっていま
今回は、黄桜が発売した「黄桜ウイスキー Premium Highball」を飲んでみます。日本酒のメジャーが作るハイボール缶黄桜は、日本酒の有名な蔵元の多い、京都市伏見区にある酒造メーカーで、1925年に松本治六郎の手によって創業しました。戦後に入って広告のキャラクターとし
今回は、ブレンデッドスコッチとして日本でも古くから有名なJ&Bを改めて飲みます。ワイン販売でも有名なメーカーJ&B、ジュステリアーニ・アンド・ブルックスは、1749年に創業した酒造メーカーです。蒸溜家のジャコモ・ジュステリアーニと資本家のジョージ・ジョンソンの2
今回は、スコッチウイスキーの定番の一つ、ジョニーウォーカーのエントリーモデル、レッドラベルを改めて飲みます。値上がりが顕著なジョニーウォーカーここ最近では円安などの影響によって、スコッチウイスキー全体の価格も上がっている状況ですが、ジョニーウォーカーに
今回は、2024年4月にジャパニーズウイスキー基準に準拠したと公表された、サントリー角瓶について、5月発売分と4月発売分で違いがあるかを調べてみます。前回のブログはこちらジャパニーズウイスキー準拠のタイミングは今年の4月からだったのか今回の調査は、サントリーが
今回は、カナディアンウイスキーから、シーグラムV.O.を飲んでみます。御殿場蒸溜所建設にも関わったメーカーシーグラムは、かつてカナダに本社のあったウイスキーメーカーで、現在はサゼラックが抱えるブランドの一つとなっています。1857年に、サミュエル・ブロンフマン
今回は番外編として、北海道限定で発売された「金麦サワー」を飲んでみます。第三のビールなのにサワー?「金麦サワー」とは、サントリーが2024年4月より3ヶ月間、北海道限定で発売した、「金麦」のラインナップになります。第三のビールとは主に2種類あり、発泡酒に麦由来
今回は、2024年にリニューアルされたデュワーズ12年を飲んでみます。バーボン樽熟成へと変更デュワーズ12年は、長期熟成したモルトとグレーン原酒をブレンドした後、別の樽で更に熟成(マリッジ)を行い、12年以上の熟成を行う事を謳い文句としていました。20
今回は、ジムビームアップルを飲んでいきます。フレーバードウイスキーとはジムビームアップルは、フレーバードウイスキーに含まれるボトルになります。フレーバードウイスキーとは、ウイスキーに果汁やスパイス、香料などを加えて香りや味をつけたウイスキーを言います。
今回は、ここ10年で誕生しつつ、なかなか一般人が手に入れられない、ジャパニーズクラフトウイスキーについて考察していきます。供給量が少ない故か2010年代中盤以降より、北海道から沖縄までクラフトウイスキーの蒸溜所は数十カ所に及び、現在も計画中のものを含めれば100
今回はサントリーの角瓶を改めて飲みます。一体何度目か、と言われるかも知れませんが、とある変化があったので、それもお伝えします。いつの間にかジャパニーズウイスキーに?以前の記事で、2024年4月から、業界団体によって策定されたジャパニーズウイスキーの基準が本格
今回は、久米仙酒造の沖縄ISLAND BLUEを飲んでみます。泡盛のメーカーが作った米のグレーンウイスキー久米仙酒造は沖縄県那覇市にある酒造メーカーです(「久米島の久米仙」とは別法人)。1952年に創業した同社は、沖縄の蒸留酒である泡盛を主体としていますが、他のメーカ
2024年4月に、業界団体によって規定されたジャパニーズウイスキーの基準本格的に施行されました。基準策定に至るまで2021年2月に、ウイスキーなどの洋酒を扱うメーカーによって集まった業界団体、日本洋酒酒造組合によって、ジャパニーズウイスキーの基準が策定されました
今回は、1000円スコッチの一つ、クランスマンを飲んでみます。ロッホローモンドのモルト、グレーンを使用クランスマンは、ハイランド地方とローランド地方の境目にあるロッホローモンド蒸溜所が手がけるブレンデッドウイスキーです。同蒸溜所は自前でモルトウイスキーとグ
今回は1000円台のブレンデッドスコッチから、クランマクレガーを飲んでみます。スコットランドの古い氏族クランマクレガーは、1964年に、グランツやグレンフィディックで有名な、ウィリアム・グラント・アンド・サンズ社によって発売されたブレンデッドスコッチウイスキー
今回は、シングルモルトウイスキーが高いのは何故かを考察していきます。単一の蒸溜所で作られたモルトウイスキーまず、ウイスキーの種類をおさらいしていきます。ウイスキーは基本的に大麦麦芽を使い、単式蒸留器(ポットスチル)を使って蒸溜して作るモルトウイスキーと
今回は、公式Xのフォロワーさんからのリクエストにお応えして、千葉県にある須藤本家の房総ウイスキーを飲んでみます。明治創業の酒蔵のチャレンジ房総ウイスキーを製造、販売する須藤本家は、千葉県君津市、久留里地区にあり、明治18年創業だそうです(茨城県にも須藤本家