今回は、2024年にリニューアルされたデュワーズ12年を飲んでみます。バーボン樽熟成へと変更デュワーズ12年は、長期熟成したモルトとグレーン原酒をブレンドした後、別の樽で更に熟成(マリッジ)を行い、12年以上の熟成を行う事を謳い文句としていました。20
今回は、ニッカウヰスキーにおける「ジャパニーズウイスキー」の最安値は何かを調べていきます。ジャパニーズウイスキーの基準ジャパニーズウイスキーについては法律で厳密には決まっていませんが、業界団体内で基準を定義をしています。原材料麦芽、穀類、日本国内で
今回は、コカ・コーラから発売されたジャックコークこと「ジャックダニエル&コカ・コーラ」の発売に合わせ、ウイスキーコーラがやばい理由を個人的に考察していきたいと思います。ウイスキーとコーラは相性がいい2023年4月に、コカ・コーラがジャックダニエルを使ったコー
今回は番外編として、2023年4月に新発売となったサントリー生ビールを飲んでみます。日本初の濾過方式の生ビールを発売サントリーは1930年代に一度「オラガビール」という名前でビール事業に進出したものの数年で撤退しましたが、1963年にビール事業に再参入しました。当初
今回はブレンデッドスコッチウイスキーから、グレンガリー ブレンデッドウイスキーを飲みます。比較的新しいブレンデッドウイスキーグレンガリー ブレンデッドウイスキーは2015年にリリースされた比較的新しいボトルです。製造しているのはロッホ・ローモンド蒸溜所で、
今回は、日本限定のブレンデッドウイスキー、シーバスリーガル ミズナラ12年を飲んでみます。ミズナラとはミズナラはブナ科コナラ属の植物で、ウイスキーの樽に使われるヨーロッパナラ(コモンオーク)と同じ属となります。海外ではジャパニーズオークとも呼ばれています
一般には値段が高いほど高品質、食品なら美味しいとなるでしょう。ではウイスキーはどうでしょうか。700mLで安いものだと数百円、高いものなら数十万円を超えるものもあります。今回はウイスキーの値段とうまさについて深掘りします。ウイスキーの種類一般的なウイスキーの
今回は、前回に引き続き、手元にしばらく置いていたウイスキーを処分目的で飲んでいきます。それは2015年3月に発売された、ニッカウヰスキーの初号スーパーニッカ復刻版です。亡き妻に捧げた最上位ボトル1962年にスーパーニッカが誕生しましたが、当初は年間1000本未満しか
今回は、かつて限定品として発売された、ニッカウヰスキーの初号ブラックニッカ復刻版を改めて飲んでみます。特級時代の復刻モデルブラックニッカは今でこそニッカの看板ブランドであり、ヒゲのおじさんこと、W.P.ローリーの肖像画が特徴的です。このブラックニッカが誕生
今回はブレンデッドスコッチウイスキーから、ハイコミッショナーを飲んでみます。イギリスで5番目に売れているウイスキーハイコミッショナーは1970年代に発売されたブレンデッドウイスキーです。ローランド地方にあるロッホ・ローモンド蒸溜所に当時在籍していた、サンディ
今回は、最近ネットで見つけた謎の飲み方、「アカプルコ」について深掘りしていきます。ウイスキーの麦茶割りアカプルコ、というのは、元々はメキシコ南部の地名で、貿易港、リゾート地として知られています。そのアカプルコの名を冠したカクテルは存在しており、ラムとコ
今回は、サントリーのミドルハイレンジのウイスキー、サントリーローヤルの歴史を振り返ります。2023年時点で、響が入手困難な状況のため、入手が比較的容易なサントリーのブレンデッドウイスキーとしては最上位になっています。創業者の遺作サントリーローヤルは、1960年
今回は、西友のプライベートブランドである「みなさまのお墨付き」から出ているウイスキー、2種類を一緒に飲んでみます。西友、みなさまのお墨付きとは西友は元々、西武百貨店、セゾングループ(最初は西武グループ傘下)のスーパーマーケット事業として1963年に設立されま
今回は、イオンのトップバリュウイスキーがリニューアルしたので、改めて飲んでみたいと思います。新ブランド?SNAZZネットでもある程度知れ渡っていたイオンのプライベートブランド、トップバリュ ベストプライスのウイスキーは、2023年2月にリニューアルしました。その
2015年頃のウイスキーブームに乗るかのように、翌年から全国各地でウイスキー蒸留所が建設され、2020年代に入ってそれらの蒸留所からシングルモルトウイスキーが発売されました。しかし皆さんは、そのうちどれだけのボトルを飲んだでしょうか。高すぎる、数が少ない現状私
今回は、謎のブレンデッドスコッチウイスキー、ロード・キングスレイを飲んでみます。情報がほとんどない謎の3年ウイスキー正直なところ、ネットで検索してもまともな情報が出てきませんでした。日本の輸入元のサイトでも検索できないほどです。一応わかるのは、3年熟成だ
今回は、現行のブラックニッカのラインナップ4種類を、角ハイボールのレシピでハイボールにして飲み比べてみようと思います。ブラックニッカについてブラックニッカは、ニッカウヰスキーにおいてメインストリームの商品であり、ヒゲのおじさんことW.P.ローリーの肖像画をマ
今回はデュワーズの限定ボトル、イリーガルスムースを飲みます。メスカル樽仕上げの8年ものイリーガルスムースは、デュワーズの限定ボトルの第2弾で、2022年5月に発売されました。第一弾がカリビアンスムース、第三弾がポルトガルスームスです。イリーガルスムースでは、8
今回はブレンデッドスコッチの一つ、アイル・オブ・スカイの12年ものを飲みます。スカイ島のモルトを中心にしたボトルアイル・オブ・スカイは、イアン・マクロード社が製造、販売するブレンデッドウイスキーです。同社は、数百年にわたってスカイ島を支配したマクロード家
2023年という年は、日本のウイスキーにとっては記念すべき年になります。それは、サントリーが初めて日本産のウイスキーを製造するための蒸溜所を建設して100年という年に当たるのです。まさに日本のウイスキー製造が本格始動してから100年となるわけです。1923年に、当時壽
今回は、ファミリーマートのプライベートブランド、ファミマルのウイスキー、隼天を飲みます。独自販売からPBへ昇格?隼天は、2022年にファミリーマートのプライベートブランド、「ファミマル」ブランドのウイスキーとして発売されました。実は隼天自体はファミリーマート
今回は、ニッカウヰスキーから新しく出たハイボール缶、星空のハイボールを飲んでみます。ボトル缶入りのハイボール星空のハイボールは、2022年12月6日に、セブンイレブンで先行販売されたハイボール缶になっています。一般的なハイボール缶とは異なりボトル缶タイプになっ
2023年を迎えましたが、このウイスキーブログも5月でスタートから10年を迎えることとなりました。ただ、ウイスキーネタ自体、取り上げるボトルが高くなってしまい、自腹を切ってレビューするにも負担が半端なくなったため、このウイスキーブログとしての活動も見直そうと考え
今回は、ハイランドモルトから、グレンカダム10年を飲みます。大麦のクリームグレンカダム蒸溜所は、ハイランド地方の南東部にあるブレヒンという街にあります。設立は1825年で、1959年に改修がされました。改修を行ったのは、その5年前にこの蒸溜所を買収した、カナディア
ということで、今回はサントリーが発売したのんある晩酌 サントリーハイボール ノンアルコールを飲んでみます。サントリー初のノンアルコールハイボールサントリーの「のんある晩酌」は、ノンアルコールのお酒風飲料のブランドで、第1弾としてレモンサワーが昨年に登場し
今回はデュワーズのカスクシリーズから、ポルトガルスムースを飲みます。カスクシリーズ第三弾デュワーズのカスクシリーズは2021年からスタートし、第一弾はカリビアンスムース、第二弾はイリーガルスムースでした。このカスクシリーズは、8年以上熟成させたモルトとグレー
【ビールが飲みたくなった】(2) 元祖 VS 定番 サッポロ編
前回に続き、ビールを飲みます。今回はサッポロビールの元祖であるサッポロラガービールと、定番の黒ラベルを飲み比べます。サッポロラガービールサッポロビールのルーツは、明治維新より北海道の開拓事業の管轄する官庁、開拓使にて、その官吏であった村橋久成と、ドイツ
【ビールが飲みたくなった】(1) 元祖 VS 定番 キリン編
今回は私の気まぐれでビールが飲みたくなったので、キリンの元祖と定番を飲み比べたいと思います。今回比較するのは、元祖として「キリンラガービール」、定番として「キリン一番搾り」となります。キリンラガービールキリンラガービールはキリンビールの元祖になります。
下手に虚勢を張っても仕方ないので、素直に近況を報告します。9年半にわたってウイスキーを自腹で購入して飲んでブログを書いていますが、以前に比べて飲酒量が減っているのが現実です。実際、1晩でストレート60mL以上のウイスキーを飲むと酔いの感覚が半分苦痛になってしま
今回は広島生まれのクラフトウイスキー、シングルモルトジャパニーズウイスキー桜尾を飲みます。ウイスキー事業復活の布石桜尾のウイスキーを手がけるのは、広島県廿日市市にあるサクラオブルワリーアンドディスティラリーです。この会社はかつて「中国醸造」という社名で
【ウイスキー物語】(10) ティーチャーズ ハイランドクリーム
今回はブレンデッドスコッチの一つ、ティーチャーズ ハイランドクリームの物語をお送りします。バー経営者が目指したブレンドTeacherというと、英語で教師という意味になりますが、このTeacher's は、創業者の名字から由来しています。その創業者の名はウィリアム・ティー
今回は、北海道を中心に店舗展開をするコンビニ、セイコーマート限定のハイボール缶を飲んでみます。3年熟成モルトを26%使用セコマは、セイコーマートを運営する企業ですが、元々はお酒などを手がける小売り、卸売業者でした。そのため、他のコンビニチェーンと違い、
このブログでは数年にわたってウイスキーに関するネタを書いてきていますが、最近になって成人した人や、今迄ウイスキーをボトルで買って家飲みしようと考えたことのない人もいるかと思います。そこで今回は、初めてウイスキーを購入するなら2000円の予算を出すことを提案し
今回は、アメリカのコロラド州生まれという変わり種のブレンデッドウイスキー、ティンカップを飲みます。金鉱労働者の嗜みに肖ったボトルティンカップとはブリキ製のカップという意味ですが、同時にロッキー山脈の西側にある街の名前でもあります。そこではかつて金が見つ
今回は、ニッカウヰスキーが新たに発売したジン、「ジンスパイア」を飲んでみます。ヘビーピートモルトをボタニカルに使用ニッカウヰスキーは、2022年9月に、ジンスパイアという新しいジンを発売しました。ニッカはこれまで、レギュラーのジンとしてウヰルキンソンを製造、
【ウイスキー物語】(9) ジャックダニエル オールドNo.7
今回は、ウイスキー物語として、アメリカンのジャックダニエル オールドNo.7を採り上げます。13歳でウイスキー製造を開始ジャックダニエルを生んだのは、1850年頃にテネシー州リンチバーグに生まれたジャスパー・ニュートン(ジャック)・ダニエルでした。ジャックの生家
今回は、バーボンの定番の銘柄であるアーリータイムズがリニューアルしたので飲んでみようと思います。メーカー、蒸溜所、カテゴリーが変更元々アーリータイムズは、ブラウンフォーマン社が手がけ、同社の持つ、ルイビルにあるダウンタウン蒸溜所で製造されていました。し
今回は、サントリーウイスキーの定番の一つ、サントリーオールドを採り上げます。長男の死を乗り越えて開発1937年に、日本人向けの香り、味わいにブレンドしたサントリーウヰスキー12年(後の角瓶)が成功し、更なるまろやかなウイスキーを目指そうと、壽屋(現:サントリ
今回は、アイラモルトの王と呼ばれるラフロイグ10年を採り上げます。ジャコバイト運動に参加した兄弟ラフロイグ蒸溜所はアイラ島の南部にあり、約1km間隔で、東にラガブーリンとアードベッグ、西にポートエレン(一度閉鎖後、2022年頃に再建予定)と、4つの蒸溜所が並んで
今回は、スコッチウイスキーの代表の一つでもある、ジョニーウォーカーのブラックラベルについて、そのストーリーを紹介します。食料雑貨店から生まれたウイスキー事業ジョニーウォーカーを製造、販売するジョン・ウォーカー・アンド・サンズ社は、1805年に生まれたジョン
今回はウイスキー物語の5回目として、ニッカウヰスキーのスーパーニッカを採り上げます。夫の夢のため、遙か東方へ日本のウイスキーの父とも呼ばれる、ニッカウヰスキーの創業者、竹鶴政孝の妻は、スコットランド人のリタ(ジェシー・ロバータ)でした。リタは1896年にスコ
今回は、ウイスキー物語としてジムビームを採り上げます。7代にわたる伝統ドイツ系移民の子であったヨハネス・ヤコブ・ベーム(ジョン・ジェイコブ・ビーム)は、生まれたペンシルバニア州からメリーランド州に移住した後、農業と共にウイスキー作りを始めました。1790年に
【ウイスキー物語】(3) ニッカウヰスキー フロム・ザ・バレル
今回はウイスキー物語の3回目として、ニッカウヰスキーのフロム・ザ・バレルを採り上げていきます。養子としてウイスキー作りを受け継ぐニッカウヰスキーの2代目マスターブレンダーであり社長を経験した竹鶴威(たけし)は、広島県福山市で宮野牧太・延代夫妻の4男として19
今回はウイスキー物語として、サントリー角瓶を採り上げます。甘味ワインで大成功サントリーの創業者である鳥井信治郎は、旧制の商業学校を卒業して13歳で小西儀助商店(現在のコニシ株式会社)に丁稚奉公に入り、20歳でサントリーの前身である鳥井商店を創業しました。当
不定期ながら、ウイスキーの銘柄に関する物語をいくつか紹介したいと思います。第1回目は、ニッカウヰスキーのハイニッカです。本物へのこだわりからコスパの追求へニッカウヰスキー創業者の竹鶴政孝は、最初に就職した摂津酒造において本物のウイスキーを作りたいという思
今回は、サントリー白角の限定発売と共にリリースされた、白角ハイボール缶を飲みます。カボス果汁を加え和食向きに白角ハイボール缶は2020年8月9日に期間限定で発売されました。その名の通り、同じ日に限定販売となった白角を使っていて、さらにカボス果汁を加えることで
今回は、限定復活したサントリー白角を飲みます。白州モルトメインのサッパリしたウイスキーサントリーの白角は、1992年に発売が開始され、2016年にリニューアルしたものの、2019年で販売休止となりました。白角のキーモルトは、白州蒸溜所のホッグスヘッド樽原酒で、ホッ
今回は個人的に気になったので買ってみた、セイコーマートのプライベートブランドとして販売していた、「ミントクラフトジン」について書いていきます。北海道産和ハッカをボタニカルに北海道はミントの一種であるニホンハッカ(和ハッカ)の生産地として知られ、1950年代
パソコン版だと先頭に表示されるのですが、スマホ版ではまるっきり見えないので、ここで宣伝しておきます。当ブログでは公式のTwitterアカウントを作っています。公式アカウント ←これフォローしていただくことで、新着記事も自動で通知されます。それ以外にも徒然なるまま
今回は、世間でも人気のあるクラフトジンから、サントリーがリリースしている2種類の銘柄を飲み比べてみます。クラフトジンの流れに老舗が挑む2017年辺りから、世界中で小規模蒸溜所で作られるクラフトジンが注目を集めるようになり、日本でも多くのクラフトジンの蒸溜所が
今回はアイリッシュウイスキーの新星、バスカーを飲んでみます。2016年創業の新参者バスカーをリリースしているのはロイヤルオーク蒸溜所で、アイルランド南東部にあるカーロウ州ロイヤルオークにあります。2016年にバーナード・ウォルシュによって建設、創業され、2019年
今回はキリンの新発売のウイスキー、シングルブレンデッドジャパニーズウイスキー 富士を飲みます。富士ブランドのブレンデッドキリンのウイスキー「富士」は、2020年にシングルグレーンウイスキーとして登場しましたが、2022年6月に、シングルブレンデッドジャパニーズウ
今回は、スコッチウイスキーの産地の一つとして有名なスペイサイドについて紹介します。スペイサイドとはスペイサイドとは、スコットランドの北部から中部にかけて広がるハイランド地方の中央部を流れるスペイ川およびその支流の流域を指します。一般的にスコッチウイスキ
今回はバーボンの定番ブランドであるジムビームから、シングルバレルを飲みます。単一の樽の原酒のみを使用ジムビームはバーボンのブランドとしてとても有名であり、現在はサントリーの傘下にあります。特に近年では居酒屋などでもバーボン用のウイスキーとしても提供され
今回はファミリーマートのプライベートブランド、ファミマルから発売されたスモーキーハイボールを飲みます。開発はあのウイスキーの会社ファミマルは、ファミリーマートのプライベートブランドで、2021年10月に、ファミリーマートコレクションとお母さん食堂という2つのプ
今回は、セブンプレミアムとして売られている、サントリーウイスキー プライムがリニューアルしたので改めて飲んでみます。スモーキーさをプラスした新ブレンドサントリーウイスキー プライムは、2016年にサントリーとセブン&アイ・ホールディングスの手によって発売され
セブンプレミアム サントリー プライムハイボール 匠の香るスモーキー
今回は、セブンプレミアムとして販売しているサントリープライムのハイボールがリニューアルしたので飲んでみます。ウイスキーと同時にリニューアルサントリー プライムハイボールは、同社が製造し、セブンプレミアムとして販売されている、サントリーウイスキー プライ
今回は、スペイサイドモルトを代表する、ザ・マッカランが高騰していることについてまとめていきます。定価ベースでも10年前の2倍ザ・マッカランは、イギリスの老舗百貨店であるハロッズが「ウイスキー界のロールスロイス」と謳うなど、シングルモルトウイスキーの中でも別
今回は、アイリッシュのシングルモルトウイスキー、ウエストコーク シングルモルトを飲みます。創業20年の新参蒸溜所ウエストコーク蒸溜所は、アイルランドの南西部のコーク州にあるスキバレンにあります。創業は2003年と比較的新しく、三人の幼なじみによって始まりまし
【番外編】 アサヒビール スーパードライとマルエフの違い 【ビール】
ウイスキーのブログですが、いきなりビールのネタをやります。今回は、35年もの間定番かつトップの売り上げを誇るアサヒ スーパードライと、近年になって復活したマルエフを飲み比べます。ビール革命に挑んだ2銘柄熱処理ビールから生ビールへの転換に失敗アサヒビールは1
今回は、サントリーの数量限定ウイスキー、碧<Ao> SMOKY PLEASUREを飲みます。ピーテッドモルトを使ったワールドウイスキーそもそも碧は、日本、スコットランド、アイルランド、アメリカ、カナダの5つの地域で作られたウイスキーをブレンドした無国籍、ワールドウイス
今回は、南アルプスワインアンドビバレッジの富士金襴(きんらん)を飲みます。中国向けウイスキー?ウイスキーの名称にある「金襴(きんらん)」とは、綾地の布に金糸を使って文様を織り込んだ織物を意味します。安土桃山時代に中国大陸の明王朝から技法が伝わり、京都の
今回は、現在も流通しているサントリー角瓶の復刻版を採り上げます。現在も少量流通角瓶の復刻版は、角瓶が「サントリーウヰスキー12年」として発売された1937年頃のブレンドを再現したものです。当時の角瓶は、山崎蒸溜所が建設され蒸溜、貯蔵が始まった時期の原酒が12年
今回は個人的意見です。サントリーは日本のウイスキーのパイオニアであることは周知のことですが、低価格帯ウイスキーについてはラインナップが煩雑になってきていて、大きな無駄が生じているのではないかと感じています。現行の低価格ラインナップ現在のサントリーの低価
今回は、ウイスキー初心者にお勧めする、最初に飲むウイスキーを5本紹介します。安いだけのウイスキーで失敗しないために20歳になってお酒が飲めるようになったり、今迄ビールやチューハイばかりで、次にウイスキーを飲んでみようかと考えている人がいますが、そういう
今回、江井ヶ嶋酒造のあかしダブルブレンダーズ モルトハーモニーを飲みます。江井ヶ嶋、長濱のモルトを使用江井ヶ嶋酒造は兵庫県明石市にある酒造メーカーで、これまでもホワイトオークあかしシリーズで知られるウイスキーのメーカーでもあります。近年では江井ヶ嶋ブラ
記事について、諸事情で制作が遅れています。もうしばらくお待ちください。
今回は清洲桜醸造のウイスキー「愛知クラフトウイスキー キヨス2016」を飲みます。清酒酵母で醸造したもろみを使用清洲桜醸造は愛知県清須市にある酒造メーカーで、日本酒として「清洲城信長 鬼ころし」や「祥鳳」、本格焼酎として「天下泰平」、「ええなも」を製造、販
ウイスキーについてまともに知識が無く、気まぐれでウイスキーでも飲んでみるかとスーパーなどに行き、適当に安いものを選んだら、とびっきり不味くて放置してしまった、と言う人がいるでしょう。このブログをよく読んでいる人であればそんなことはないと思いますが、友人や
今回は、キリンのウイスキー、ロバートブラウン、特級時代のボトルを飲んでみます。原酒のみで構成されたキリンのウイスキー第一号ロバートブラウンは1974年に発売され2022年現在も販売されています。キリンは1971年に、シーグラム社とシーバスブラザーズ社と合弁で「キリン
今回はハイランドモルトから、ディーンストンの12年ものを飲んでみます。紡績所から蒸溜所へディーンストンは、南ハイランド地区のティース川のほとり、スターリングから川を上った場所にあります。1965年にディーンストン蒸溜所が設立されましたが、それ以前は水力を使っ
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今回は、2024年にリニューアルされたデュワーズ12年を飲んでみます。バーボン樽熟成へと変更デュワーズ12年は、長期熟成したモルトとグレーン原酒をブレンドした後、別の樽で更に熟成(マリッジ)を行い、12年以上の熟成を行う事を謳い文句としていました。20
今回は、あまり目立たなくなってしまったウイスキーの飲み方、「水割り」について深掘りをしていきます。日本生まれの飲み方水割りの一般的な作り方は、適量の氷を入れたグラスにウイスキーと水を注いで、ステアして作ります。このウイスキーの水割りの発祥は日本だと言わ
今回は、ジムビームアップルを飲んでいきます。フレーバードウイスキーとはジムビームアップルは、フレーバードウイスキーに含まれるボトルになります。フレーバードウイスキーとは、ウイスキーに果汁やスパイス、香料などを加えて香りや味をつけたウイスキーを言います。
今回は、ここ10年で誕生しつつ、なかなか一般人が手に入れられない、ジャパニーズクラフトウイスキーについて考察していきます。供給量が少ない故か2010年代中盤以降より、北海道から沖縄までクラフトウイスキーの蒸溜所は数十カ所に及び、現在も計画中のものを含めれば100
今回はサントリーの角瓶を改めて飲みます。一体何度目か、と言われるかも知れませんが、とある変化があったので、それもお伝えします。いつの間にかジャパニーズウイスキーに?以前の記事で、2024年4月から、業界団体によって策定されたジャパニーズウイスキーの基準が本格
今回は、久米仙酒造の沖縄ISLAND BLUEを飲んでみます。泡盛のメーカーが作った米のグレーンウイスキー久米仙酒造は沖縄県那覇市にある酒造メーカーです(「久米島の久米仙」とは別法人)。1952年に創業した同社は、沖縄の蒸留酒である泡盛を主体としていますが、他のメーカ
2024年4月に、業界団体によって規定されたジャパニーズウイスキーの基準本格的に施行されました。基準策定に至るまで2021年2月に、ウイスキーなどの洋酒を扱うメーカーによって集まった業界団体、日本洋酒酒造組合によって、ジャパニーズウイスキーの基準が策定されました
今回は、1000円スコッチの一つ、クランスマンを飲んでみます。ロッホローモンドのモルト、グレーンを使用クランスマンは、ハイランド地方とローランド地方の境目にあるロッホローモンド蒸溜所が手がけるブレンデッドウイスキーです。同蒸溜所は自前でモルトウイスキーとグ
今回は1000円台のブレンデッドスコッチから、クランマクレガーを飲んでみます。スコットランドの古い氏族クランマクレガーは、1964年に、グランツやグレンフィディックで有名な、ウィリアム・グラント・アンド・サンズ社によって発売されたブレンデッドスコッチウイスキー
今回は、シングルモルトウイスキーが高いのは何故かを考察していきます。単一の蒸溜所で作られたモルトウイスキーまず、ウイスキーの種類をおさらいしていきます。ウイスキーは基本的に大麦麦芽を使い、単式蒸留器(ポットスチル)を使って蒸溜して作るモルトウイスキーと
今回は、公式Xのフォロワーさんからのリクエストにお応えして、千葉県にある須藤本家の房総ウイスキーを飲んでみます。明治創業の酒蔵のチャレンジ房総ウイスキーを製造、販売する須藤本家は、千葉県君津市、久留里地区にあり、明治18年創業だそうです(茨城県にも須藤本家
今回は、日本限定発売のホワイトホース12年を改めて飲んでみます。年数表記とは?さて、ウイスキーの銘柄においては12年とか17年とか年数が表記されている銘柄があるのを見たことがあるでしょう。この年数とは、ブレンドした原酒の「最低限」の熟成年数を表記しているので
今回は、カナディアンウイスキーの代表格である、カナディアンクラブを改めて飲んでみます。カナディアンウイスキーはマイナー?カナディアンウイスキーは、スコッチウイスキーやバーボンなどのアメリカンウイスキーに比べると種類が少なく、日本での知名度も低めです。し
今回は、ウイスキーの値上がりが続く中でコスパの良いウイスキーとして、ブラックニッカ リッチブレンドを改めて飲みます。1100円台でコスパが上がった?2023年頃から、円安と原油高の影響によって、スコッチウイスキー全体の値上げが目立ってきたことで、コストパフォー
今回は、サントリーのブレンデッドウイスキーのフラグシップブランドである響から、エントリーモデルになるJAPANESE HARMONYを改めて飲んでみます。人気、原酒不足から爆上がり響自体は1989年に創業90周年を記念して作られたウイスキーで、最初は17年もののみのラインナッ
今回はイオンのプライベートブランド、トップバリュから、新たなウイスキーが2種類発売されたので調べてみます。どちらも南アルプスワインアンドビバレッジが製造しています。WHISKY malt&spiritsまず、「WHISKY malt&spirits」についてですが、既に発売されているSNAZZと
今回は、誕生から100年を迎えたスコッチウイスキー、カティサークを改めて飲んでみます。最初は密輸目的?カティサークの名前の由来は、紅茶を高速で輸送する帆船の名前から来ています。その後蒸気船が登場してより高速な運搬ができるようになったことで、カティサーク
今回は、サントリーが展開しているハーフボトルについて深掘りしていきます。高騰するウイスキーここ最近、円安と世界規模での原料高が重なり、ウイスキーの価格もジャパニーズ、スコッチ等問わず値上がりしています。角瓶にいたっては1800円台にまで上がっているほどです
今回はブレンデッドスコッチウイスキーのエンシェントクランを改めて飲んでいきます。値上がりが続く1000円スコッチの中で...つい数年前まで、ブレンデッドスコッチウイスキーとして1000円ほどで購入できる銘柄がいくつかありました。しかし近年の円安や様々な物価高が
今回は、セブンイレブンやイトーヨーカドーなどで売っているあのウイスキーについて深掘りします。その名は、サントリーウイスキー プライム2015年頃からセブンイレブンやイトーヨーカドーなど、セブン&アイ系のスーパーで発売されたのが、サントリーウイスキー プラ
今回は、ニッカウヰスキーにおける「ジャパニーズウイスキー」の最安値は何かを調べていきます。ジャパニーズウイスキーの基準ジャパニーズウイスキーについては法律で厳密には決まっていませんが、業界団体内で基準を定義をしています。原材料麦芽、穀類、日本国内で
今回は、コカ・コーラから発売されたジャックコークこと「ジャックダニエル&コカ・コーラ」の発売に合わせ、ウイスキーコーラがやばい理由を個人的に考察していきたいと思います。ウイスキーとコーラは相性がいい2023年4月に、コカ・コーラがジャックダニエルを使ったコー
今回は番外編として、2023年4月に新発売となったサントリー生ビールを飲んでみます。日本初の濾過方式の生ビールを発売サントリーは1930年代に一度「オラガビール」という名前でビール事業に進出したものの数年で撤退しましたが、1963年にビール事業に再参入しました。当初
今回はブレンデッドスコッチウイスキーから、グレンガリー ブレンデッドウイスキーを飲みます。比較的新しいブレンデッドウイスキーグレンガリー ブレンデッドウイスキーは2015年にリリースされた比較的新しいボトルです。製造しているのはロッホ・ローモンド蒸溜所で、
今回は、日本限定のブレンデッドウイスキー、シーバスリーガル ミズナラ12年を飲んでみます。ミズナラとはミズナラはブナ科コナラ属の植物で、ウイスキーの樽に使われるヨーロッパナラ(コモンオーク)と同じ属となります。海外ではジャパニーズオークとも呼ばれています
一般には値段が高いほど高品質、食品なら美味しいとなるでしょう。ではウイスキーはどうでしょうか。700mLで安いものだと数百円、高いものなら数十万円を超えるものもあります。今回はウイスキーの値段とうまさについて深掘りします。ウイスキーの種類一般的なウイスキーの
今回は、前回に引き続き、手元にしばらく置いていたウイスキーを処分目的で飲んでいきます。それは2015年3月に発売された、ニッカウヰスキーの初号スーパーニッカ復刻版です。亡き妻に捧げた最上位ボトル1962年にスーパーニッカが誕生しましたが、当初は年間1000本未満しか
今回は、かつて限定品として発売された、ニッカウヰスキーの初号ブラックニッカ復刻版を改めて飲んでみます。特級時代の復刻モデルブラックニッカは今でこそニッカの看板ブランドであり、ヒゲのおじさんこと、W.P.ローリーの肖像画が特徴的です。このブラックニッカが誕生
今回はブレンデッドスコッチウイスキーから、ハイコミッショナーを飲んでみます。イギリスで5番目に売れているウイスキーハイコミッショナーは1970年代に発売されたブレンデッドウイスキーです。ローランド地方にあるロッホ・ローモンド蒸溜所に当時在籍していた、サンディ
今回は、最近ネットで見つけた謎の飲み方、「アカプルコ」について深掘りしていきます。ウイスキーの麦茶割りアカプルコ、というのは、元々はメキシコ南部の地名で、貿易港、リゾート地として知られています。そのアカプルコの名を冠したカクテルは存在しており、ラムとコ
今回は、サントリーのミドルハイレンジのウイスキー、サントリーローヤルの歴史を振り返ります。2023年時点で、響が入手困難な状況のため、入手が比較的容易なサントリーのブレンデッドウイスキーとしては最上位になっています。創業者の遺作サントリーローヤルは、1960年
今回は、西友のプライベートブランドである「みなさまのお墨付き」から出ているウイスキー、2種類を一緒に飲んでみます。西友、みなさまのお墨付きとは西友は元々、西武百貨店、セゾングループ(最初は西武グループ傘下)のスーパーマーケット事業として1963年に設立されま
今回は、イオンのトップバリュウイスキーがリニューアルしたので、改めて飲んでみたいと思います。新ブランド?SNAZZネットでもある程度知れ渡っていたイオンのプライベートブランド、トップバリュ ベストプライスのウイスキーは、2023年2月にリニューアルしました。その
2015年頃のウイスキーブームに乗るかのように、翌年から全国各地でウイスキー蒸留所が建設され、2020年代に入ってそれらの蒸留所からシングルモルトウイスキーが発売されました。しかし皆さんは、そのうちどれだけのボトルを飲んだでしょうか。高すぎる、数が少ない現状私
今回は、謎のブレンデッドスコッチウイスキー、ロード・キングスレイを飲んでみます。情報がほとんどない謎の3年ウイスキー正直なところ、ネットで検索してもまともな情報が出てきませんでした。日本の輸入元のサイトでも検索できないほどです。一応わかるのは、3年熟成だ
今回は、現行のブラックニッカのラインナップ4種類を、角ハイボールのレシピでハイボールにして飲み比べてみようと思います。ブラックニッカについてブラックニッカは、ニッカウヰスキーにおいてメインストリームの商品であり、ヒゲのおじさんことW.P.ローリーの肖像画をマ
今回はデュワーズの限定ボトル、イリーガルスムースを飲みます。メスカル樽仕上げの8年ものイリーガルスムースは、デュワーズの限定ボトルの第2弾で、2022年5月に発売されました。第一弾がカリビアンスムース、第三弾がポルトガルスームスです。イリーガルスムースでは、8
今回はブレンデッドスコッチの一つ、アイル・オブ・スカイの12年ものを飲みます。スカイ島のモルトを中心にしたボトルアイル・オブ・スカイは、イアン・マクロード社が製造、販売するブレンデッドウイスキーです。同社は、数百年にわたってスカイ島を支配したマクロード家
2023年という年は、日本のウイスキーにとっては記念すべき年になります。それは、サントリーが初めて日本産のウイスキーを製造するための蒸溜所を建設して100年という年に当たるのです。まさに日本のウイスキー製造が本格始動してから100年となるわけです。1923年に、当時壽
今回は、ファミリーマートのプライベートブランド、ファミマルのウイスキー、隼天を飲みます。独自販売からPBへ昇格?隼天は、2022年にファミリーマートのプライベートブランド、「ファミマル」ブランドのウイスキーとして発売されました。実は隼天自体はファミリーマート