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東京の中央区で、子育てしながら行政について考える https://ninofku.hatenablog.com/

東京中央区在住の30代男性が子育てや行政のあり方について、一人の住民として考えていくブログです。

自治体の行政サービスがどうあるべきかという議論を住民の側から盛り上げていきたいと考えています。

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2017/01/30

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  • ほづみは中央区政に改めてチャレンジいたします

    わたし、ほづみゆうきは中央区政に改めてチャレンジします。その背景と思いについて今回は書いていきます。 中央区の現状と課題 ① 学童クラブの定員に関する問題 ② 高齢者のみを対象とした臨時給付を巡る対応 この区政をもたらしているものは何か 硬直化した政治体制 子育てに関心のある議員の不足 わたしがチャレンジする理由 子育てしやすい中央区へ 明石市の先行事例、そして誰もが住みやすい中央区へ どのように実現するのか?わたしの方法論 ① 他の自治体との比較によって客観的に明らかにすること ② 伝わりやすい形で公開していくということ ③ 住民の皆さんと解決策を考え、世論を盛り上げていくこと ほづみの強み…

  • 政治家と町会の闇?なぜ中央区では地元の有力者が高額な報酬のある選挙管理委員に就いているのか

    おはようございます。今回は、選挙管理委員会について書きます。発端としてはこんなツイートが流れてきたことから。 本日の議会で選挙管理委員の選挙があり白票を投じました。候補者は多数会派が推薦し、これまで多くが元議員。公正な選挙を行うための機関。議員経験者より公法学者等を公募で選ぶのが良いと考えています。他自治体の状況を調べていたらまた音喜多さんのブログが出てきました。https://t.co/OIqU7uIv3y — 松本ときひろ 品川区議 弁護士 (@matsumoto_toki) 2022年10月28日 選挙管理委員会の構成員である選挙管理委員の選任が議会の多数派による推薦によって進められてい…

  • 選挙の「当たり前」に全力で抗った過去について振り返ってみた

    "> 統一地方選ってご存知でしょうか。日本中の多くの自治体で首長や議会議員の任期が切れて、全国あっちこっちでほぼ同じスケジュールで選挙が行われることです。次の統一地方選のタイミングは来年4月。この選挙に向けて、政治家の方々の発信が増えてくるのが今の時期。 "> "> 実は、わたしは前回2019年の統一地方選で住んでいる自治体の選挙に立候補していました。東京都中央区の区議会議員選挙で、定員30名に対して立候補者が44名のうち33位で落選。 "> "> 中央区議会議員選挙開票結果(2019) "> 結果からすると「はい、落ちましたー!」でしかないわけでありますが、わたしとしてはある程度納得の行く結…

  • なぜ、中央区は年金生活者だけに臨時給付を行うのか?その妥当性について考えてみた

    (9月前半にnoteに掲載していた記事ですが、公開漏れてたので掲載します) わたしの住んでいる自治体、東京都の中央区の話題です。9月の補正予算の中身がweb上に公開されて、ちょっと盛り上がっていましたのでそれを取り上げます。その発端となったのはこちらのななこさんの投稿。 千代田→所得制限世帯の児童手当復活!港区→高校生以下全ての子どもに5万!中央区→65歳以上に12000円!都心三区の差よ、、、、ちなみに中央区は、子どもを人と認めてないので、区内共通商品券子ども分は買えません — ななこ (@5ErOMYixDISR0MI) 2022年9月1日 都心3区のうち千代田区では所得制限が新たに導入さ…

  • プレミアム付き商品券購入にあたっての年齢制限は妥当か?他の区の事例も含め検証してみた

    ほづみゆうきです。本日はプレミアム付き商品券について考えてみます。プレミアム付き商品券とは、たとえば1万円払うと1.2万円分の商品券が手に入れられるという政策で、多くの自治体で実施されています。この政策について考える発端になったのは以下のツイート。 中央区 ハッピー買物券 16歳以上が対象のワケ https://t.co/vUrRJyRLYx — 高橋まきこ 東京都中央区議会議員 (@makikotchuo) 2022年4月28日 これは、区議会議員の高橋まきこさんによるハッピー買い物券の件に関するつぶやきで、買い物券の購入対象が「16歳以上」となっているのはおかしいのではないかということでし…

  • 東京都の新規事業「認証保育園での学童クラブ待機児童の受け入れ」が素晴らしい

    久々の更新です。今回は学童保育について書きます。時が経つのは早いもので、我が娘も4月から小学校に通うことになりました。自分も妻も働いているので現在は保育園に通っていて、4月からは学童保育のお世話になることに。幸いにして希望の学童クラブから決定のお知らせを受け取りまして「学童落ちた、日本死ね」とはならなかったのですが、あんまり手放しに喜べるものではありません。 というのも、わたしが住んでいる中央区は学童の定員が極めて少なくて、1年生はなんとか希望すれば入れるものの、2年生になると大概追い出されるという構造になっているためです。保育園と違って一旦入れたらそのまま残れるわけではなく、年齢が上がればよ…

  • 中央区の保育園の利用者アンケート(第三者評価)を見やすく整理してみた

    どうも、ほづみゆうきです。11月も半ばになりまして保育園入園を希望されている方はどの保育園を希望するか頭を悩ませているところかと思います。保育園のというのはこのブログを書き始めたきっかけでもあって、なんとなく思うところがあります。 これまでこのブログでは保育園の入園の点数であったり既存の育園の情報についての生理だったりということを行って皆さんに共有をしてきました。この活動の意図としては、自分が保育園を選んだりする際に参考になるような情報がほとんどなかったことです。そもそも中央区が非常に保育園に入りづらいという情報もこちらに引っ越しをしてくるまで恥ずかしながら知らなくて随分と苦労するはめになりま…

  • 中央区の民間学童の情報を(ひたすらググって)まとめてみた。

    どうも、ほづみゆうきです。前回の続きで学童についての話です。共働き家庭でこれまで保育園を利用してきた場合だと小学校に入ったら放課後の居場所が必要、そして公立の学童クラブ・プレディはあるけれども、学童の方は定員があって数が足りてなくて希望しても入れるとは限らない(前回の記事を発信した際、2年生からでも半分くらいは落ちた、というコメントをいただきました)。プレディは入れるにしても、定員という概念がないので安全性に若干心配あり(こちらについても、出席管理すらされていないという恐ろしいコメントありました...大丈夫か)。 この行き着く先として、ちゃんと入ることができて、安心のできる場所ということで民間…

  • 学童クラブとプレディって何が違うのかについてを調べてみた

    どうも、ほづみゆうきです。今回は中央区の学童クラブ(いわゆる学童保育)やプレディ(いわゆる放課後子ども教室)の状況についてざっと調べてみたので共有です。元々はこの前提を元に、全然学童保育の量が足りてないよ!ということで民間学童についての情報を集めていて、そのことについて記事化しようと思ってたのですが、長くなったのでそれはまた次の記事で。 我が家の現状 学童クラブって? プレディって何よ? 学童クラブとプレディの違い そもそもの位置づけ 定員の考え方 利用できる年齢 施設の場所 簡単にまとめ 最後に

  • 中央区でPayPaydeのキャンペーンが始まったので調べてみました

    おはようございます、ほづみゆうきです。今週「区のおしらせちゅうおう」を見てたら中央区で地元の店舗の支援策としてPayPayでのキャンペーンをやるということを知ったので、一人の区民として最大限活用するべくあれこれ調べてみました。オトクに区内のお店を支援できるものですので、、ぜひぜひご活用いただけたらと思います。 どんなキャンペーン? どこで使えるの? 個人的おすすめ店舗 最後に

  • 1年休職して、大学院に行くことにしました。 その経緯と今後について

    Illustration by Freepik Storyset どうもご無沙汰しております、ほづみゆうきです。最近めっきり活動量が減っておりましたが実は理由がありまして、大学院受験をしておりました。ありがたいことに合格の連絡をいただきまして、仕事を1年間休職して4月から大学院に行くことにしました。政策研究大学院大学のまちづくりプログラムというコースです。今回はその辺について、ざざっと経緯などについて書いてみます。 元々の問題意識 これまでの変遷 行政評価 公共政策 経済学的手法との出会い 大学院の検討 最後に

  • クックパッドマートが子育て世代に便利すぎる件

    ほづみゆうきです。今回は「クックパッドマート」が子育て世代(もちろんそれ以外の世代にも!)にスゴい便利だぜ!という記事です。 皆さん、毎日のご飯の支度そしてそのための買い物めんどくさくないですか?わたしは超めんどいです。我が家では当番制になっていてわたしも日によって夜ご飯担当をやるわけですが、そうすると結構大変なわけです。 基本は仕事帰りに買い物して帰るパターンなのですが、のんびりやってる暇はありません。その後に子ども2人に作って食べさせて、その後にお風呂に入れたり歯磨きしたりを考えるとだいたい19時過ぎには食べさせたい、そうすると職場を18時頃に出て...とか考えていると買い物をするスキマ時…

  • 今後の中央区の子育て政策はどうなる!?子ども子育て会議に参加してきた

    ほづみゆうきです。先日、中央区の子ども・子育て会議を傍聴してきました。子ども子育て会議とは、自治体における子育て関係の政策に行政や事業者、子育て当事者などが関わることのできる場です。 行政の会議体というとすべてきっちりかっちりお膳立てがされてて粛々と議案が承認されていく体裁だけのシロモノという印象があるかもですが、この会議が面白いのは公募によるフツーの住民(区民委員)がいるということ。子育て中の当事者が区の行政に対して正式な会議の場で直接物申すことができるわけですね。 この区民委員は2年交代で、その選考が7月頃にありました。かれこれ3年近くあれこれ中央区の子育て政策について発信し続けているので…

  • 中央区の保活に関する情報を網羅したアプリを作ってみた

    ほづみゆうきです。わたしは自分が保育園に子どもを預けようとしたときにいわゆる待機児童になりかけたことがきっかけで、中央区の保活に関する情報を発信しています。今回は、わたしが作成した保活を便利にするアプリの紹介です。 どうやって保育園を選べば良いの? 見学行く?周りの人に聞いてみる?? 実はあるある、保育園情報 利用者の口コミだって見られる! これらの情報をまとめて見られるものがあったら便利じゃない? 保育園MAPの主要機能 保育園に関する情報を一元化 面積や保育士数のランキング 0歳児OKな保育園の一覧化 その他の機能(位置情報のマップ、認証・認可外の情報) 最後に

  • 選挙の常識が崩れた!?「異例の勝利」が起こったつくば市議選を振り返ってみた。

    ほづみゆうきです。今回は選挙ネタです。先週、つくば市の市議会議員選挙で大変な注目を浴びた候補者の方がいらっしゃいました。その名は川久保みなみさん*1。これまで無名な新人にもかかわらず選挙での「当たり前」とされてきた街宣車(いわゆる選挙カー)や街頭演説などを一切せずに3位当選されたということでニュースに取り上げられ、その記事がSNSで大いにバズっておりました。 smart-flash.jp その理由は、この結果が単に一人の政治家が当選したということだけでなく、これまでの古臭い選挙のあり方を変える可能性を見出しているからではないかと思います。過去に選挙に立候補した身として、そして同じように選挙のあ…

  • 【2021年4月応募対応】中央区の保育園の申し込みに参考になりそうな資料を集めてみました

    お久しぶりです、ほづみゆうきです。また、保育園入園申し込みの時期が来ましたので、今回の申し込みに向けて役に立ちそうな情報をお知らせいたします。 今年の保活はこれまでにない難しさがありました。新型コロナウイルスの影響により多くの保育園が4月から6月頃まで閉園、その後も感染を防ぐべくできる限り人との接触を避けるようになっていることから見学もロクにできないという状況のようです。 そんな状況とはいえ申し込まないわけにはいきません。限りある情報の中で、今回の応募にあたって参考になりそうな情報を過去に調べた情報をもとに整理してみます。 まずは「保育園のごあんない」 保育園の情報を知る どのような保育園があ…

  • 中央区の今年(2020年)の待機児童はどうなるのか?公開されている情報から分析してみました。

    おはようございます、ほづみゆうきです。2月になりました。今年4月の入園に向けた保育園入園の申込みを行った方には期待と不安が入り交じる時期ですね。この時期にはこのブログもアクセス件数が増えます(結果発表後はもっと増えます...)。アクセス件数が増えることは通常は嬉しいことではあるのですが、この時期ばかりは見られる方の切実さを考えると心苦しい限りです。 中央区では2月10日に結果が発送ということになっています。したがって、実際の結果は当然に10日以降にならないと分からないわけですが、現時点で公開されている情報で今年の結果がどのようになるかについて書いてみたいと思います。 今年の待機児童はどうなるの…

  • 多胎児家庭への支援について考える勉強会に参加してきました。

    おはようございます、ほづみゆうきです。先日、「多胎児家庭への支援を考える議員勉強会」なるイベントに参加してきました。双子や三つ子など多胎児の育児は極めて大変と言われるものの行政のサポートは十分ではなく、多くの親がこれまで苦しんできていました。2018年には三つ子の母親が子どもを床に叩きつけて死なせてしまうという痛ましい事件も起きています*1。今回の勉強会は、これらの家庭の現状がどうであるのかについて把握した上で、行政としてどのようなサポートが必要になるのか、そして議員として行政に対してどのようなことができるのかについてを学ぶ場でした*2。 今回はその概要と、この勉強会を受けての自分のこれからの…

  • 「子ども子育て支援全国総合システム」の理想と現実と、次期システムについて調べてみました

    おはようございます、ほづみゆうきです。前回*1は「オープンデータ官民ラウンドテーブル」という政府の会議に保育園などの施設に関するデータをオープンデータとして公開してほしいという要望を出したことについて書きました。今回の記事は、要望を出すにあたってのウラ事情というかその補足です。 全国の保育園や幼稚園などの施設データがオープンデータとして公開されれれば保護者にとって非常に便利になるので公開してほしいとは前々から思っていたものの、これは結構難しい要望だと思っていました。なぜならば、そのデータそのものは全国1700程度の各自治体が保有しているデータで、中央省庁で把握しているものではないためです。過去…

  • オープンデータ官民ラウンドテーブルに、全国の保育園・幼稚園などのデータを要望してみました。

    ブログでは大変ご無沙汰しております、ほづみゆうきです。保活のイベントやったり、男性産休義務化の講演やったりと色々と活動はやってるのですが、SNSだったりブログへの発信というところまで行き着いておらず、良くないなと反省しているところです。これらの活動で仕入れたネタは多々ある状況なので、順次放出していきたいと思っているところです。 久々に書く題材として取り上げるのは、オープンデータに関する記事です。オープンデータとは、ざっくり言うと国や行政の持つデータで誰でも許可なしに利用できるようにしたもののことを指します*1。本ブログは今となっては大半が保育園などの子育て関係の記事が占めるようになっていますが…

  • 中央区は、ついに東京23区でもっとも認可保育園に入りにくい区に。その今後と対策について考えてみました。

    おはようございます。ほづみゆうきです。先日、東京都で待機児童に関する報道発表がありました。東京都は例年7月末に4月時点での保育サービスの利用者数や待機児童数を公表しています。この中で、けっこうショッキングなニュースがありました。それはついに中央区が東京23区で「もっとも認可保育園に入りにくい区」になってしまったということです。 取り急ぎはこんなツイートをしてました。 【悲報】中央区が東京23区で最も認可保育園に入りにくい区に。東京都から2019.4での #待機児童 数の発表。 #中央区 は単純な数ではワースト2だが、ワースト1の世田谷区は人口多いので比率では最下位。過去6年の調査で初。他区が改…

  • 【保存版】東京23区で本当に保育園に入りやすい(入りにくい)区はどこなのか、過去7年分のデータから分析してみました。

    こんにちは、ninofkuです。暑さも随分と和らいで、散歩していて気持ちの良い季節になりました。秋になってくると、各自治体での保育園の入園の案内が出てきますので、そろそろ情報収集を初めていらっしゃるお父さんお母さんは多いのではないでしょうか。そういった方向けに、今回は東京23区で保育園をはじめとする保育サービス全般について利用しやすい(しにくい)区はどこなのかについて過去5年間のデータを元に情報提供したいと思います。色々と語りたい蘊蓄はあるのですが、とりあえず今回の記事では最低限の前提情報と、わたしのまとめたデータの公開を行います。 ※ タイトルは分かりやすさを重視して「保育園」と書きましたが…

  • 落選報告。今回の選挙戦でのチャレンジとその思いについて。

    おはようございます。ほづみゆうきです。残念ながら、中央区議会議員選挙に立候補しましたが、力及ばず落選しました。ただ、多くの方々に支えていただくことで、ここまで来ることができました。本当にありがとうございます。 精神的にも身体的にもいろいろと疲れたこともあり数日沈黙しておりましたが、頭の整理も兼ねて、今回の選挙戦について振り返ってみたいと思います。 わたしが行ったチャレンジについて これらのチャレンジで目指していたもの 政治家としての活動に関わる本質的な部分の発信に注力するということ 本質的な活動への注力 それ以外の活動について 落選時のリスクを減らすということ 仕事を辞めない 選挙活動に掛かる…

  • 街頭ビラは、候補者の魂です。その中身の解説について。

    おはようございます、中央区の区議会議員選挙に立候補しておりますほづみゆうきです。これまでの活動から一転して、選挙期間中はずっと街頭での挨拶とビラ配りにリソースを割いておりまして、久々の更新となります。この辺りの変節についてはいずれ書きますが、これは後ほど。これではなく、今の期間中にどうしても書いておきたいことがありましたので、連日の街頭活動でヘロヘロになりながらも悔いの残らぬよう書いておきたいと思います。それは、街頭ビラやポスターに掲げた言葉についてです。 というのも、こんなつぶやきを見たから。polipoliという政治に関するアプリを作っている伊藤和真さんの言葉。 街頭演説とか選挙カーへの「…

  • 東京都中央区の待機児童問題。この不毛なイス取りゲームを我々の世代で終わりにしませんか?

    はじめまして。ほづみゆうきと申します。わたしは子どもの社会問題に取り組むNPO法人で勤務している37歳の男性です。元々文部科学省に勤めていましたが、仕事と家庭の両立のために転職して、現在に至ります。 プライベートでは東京都中央区に住んでいて、3歳と0歳(もうすぐ1歳)の子どもの父親でもあります。 わたしは、皆さんにぜひ伝えたいことがあります。それは、中央区の待機児童に関する問題についてです。待機児童とは、保育園への入園を希望しているにもかかわらず、定員が足りないなどの理由により入園できていない子どものことです。 2018年4月時点での日本の待機児童数は、およそ2万人。そして、中央区でも188人…

  • わたしがWebサイトやポスター、ビラなどを自前で作成している理由と、今後の選挙のあり方について

    おはようございます、ほづみゆうきです。Twitterやfacebookでは、ポスターだったりビラだったり色々な準備に関してのつぶやきをしているところですが、ブログを書くのは久々です。ネット選挙などと豪語しておりながら、この体たらくでは駄目ですね。ようやく作業にも終わりが見えてきたので、こちらのブログにも久々に書いておこうと思います(終わってないんですが)。 今回書くのは、今まさにやっているこれらの準備に関しての説明というか釈明です。そんな作業は外注してさっさと終わらせて、有権者の人たちともっと接点を持った方が良いというのはこれまでの選挙の常識であるかと思います。それをあえて行わないのは、一応わ…

  • 中央区の待機児童問題は、世田谷区よりも深刻であることをデータからお示しします。

    おはようございます。ほづみゆうきです。先日の区政にチャレンジする旨の記事は、思った以上の反響をいただきまして、身の引き締まる思いです。限られた期間ではありますが、悔いの残らないよう地道に活動していきたいと思います。 その記事でも大きく触れましたが、わたしの解決したい課題の一つは待機児童の問題です。待機児童の問題というのは、単に子どもが預けられないというだけで完結する問題ではありません。最悪の場合、どちらかの親が職を失いかねないという問題です。それは家庭にとっては経済的な安定性を失うことで、そればかりではなくこれまでのキャリアを捨てるという意味で親の個人としての尊厳を失わせること、さらには社会に…

  • 【ご報告】ほづみゆうきは、東京都中央区の区政にチャレンジいたします。

    おはようございます、ほづみゆうきです。結論だけ最初に言っておくと、ほづみゆうきは、東京都中央区の区政にチャレンジすることにいたしました。ここ数年ずっと考え続けていて、その結論です。本日はその決断に至るまでの経緯と具体的に取り組みたいこと、今後の活動方針などについて説明したいと思います。 ※ 伝えたいことが色々と多すぎて、それを全部書いてたら1万字超の長文になってしまいました。。見やすく整理した公式webサイトは後日お知らせするよういたします。 決断に至るまでの経緯 行政に対する元々の関心 待機児童問題との出会い 政治とのすれ違いと転職 新たにチャレンジする理由 ① 既存の議員・候補予定者への失…

  • 結局のところ、保育園などの保育サービスの需要は今後減るのか増えるのか?今度は都道府県、基礎自治体のレベルで比較してみました。

    おはようございます。ほづみゆうきです。今回は前回に引き続き、保育サービスの需要の今後について掘り下げていきます。前回の記事*1では、将来の保育サービスの需要に関する主要な推計をそれぞれ挙げて、その妥当性について評価を行いました。これは日本全国を対象とした推計だったのですが、今回の記事では都道府県や自治体レベルでの需要推計について取り上げ、その現状と課題について指摘することとします。 都道府県、基礎自治体における保育サービスの現状と待機児童数 保育サービスの今後の推計 待機児童数が減らない理由 自治体による推計・計画の妥当性の問題 計画と実際の需要との乖離 計画と実際の進捗の乖離 さらなる大…

  • 結局のところ、保育園などの保育サービスの需要は今後減るのか増えるのか?主要な推計を比較してみました。

    おはようございます、ほづみゆうきです。待機児童の話題を引き続き継続してお送りします。いつまで経っても待機児童の問題が解消しない原因として、そもそも若者・子育て世代が投票に行かないことによって政治的な重要な問題として扱われず、その結果として予算が付きにくいのではないかという点について前回は述べました*1。もう1つ有力な原因は、少子化によってそろそろ保育園などの保育サービスの需要はピークアウト(頂点に達して、それ以上上がらないこと)するだろうから、近い将来に不要となる施設を自治体はできる限り作りたくないという点でしょう。本当に、近々保育サービスの需要は減るのでしょうか。今回はこの点を検証するために…

  • 待機児童対策など子育て政策に予算が投じられないのは、若者・子育て世代が選挙に行かないから、なのかもしれない。

    おはようございます、ほづみです。2月が近くなり、すでにいくつかの自治体では保育園入園申込の結果が届き始めているようで、例年通りの悲喜こもごもが展開されています。Twitterなどで流れてくるのはもっぱら悲劇の方で、自分も過去の経験者であるだけに悲痛な声を聴くにつけ気が滅入ります。まったくいつまでこのようなことが続くのでしょう。 保育園に入ることができない子どもが出てしまう、つまり待機児童が発生するということは、保育園へ入園したい家庭の需要に対して自治体がそれに足りる量の保育施設の定員を確保できなかったということです。保育施設を作って維持するためには相応の予算と労力(用地や保育士確保など)が必要…

  • 若者の投票率、実はそんなに低くない!?成人の日なので過去の年代別投票率から調べてみました。

    おはようございます。ほづみです。地元へ帰るための交通費を惜しんで行かなかったので、成人式にまつわる思い出が何一つない陰キャです。本日は成人の日ということで、最近たまたま見ていたデータに関連して新しい成人の方に向けて書いておきたい内容があったので更新します。それは端的に言うと「ちゃんと選挙に行こうぜ」ということです。今年は4月に統一地方選挙(地方自治体の首長と議員の選挙について、投票日などの期日を統一して全国一斉に行うもの)もありますし、7月には参議院議員選挙もあります。選挙は政治に対してまっとうに意見することのできる貴重な機会です。このせっかくの貴重な機会を活用していただきたいと考えています。…

  • まだ冷凍母乳温めの温度調整で消耗してるの?アラーム付き温度計で楽になれますよ。

    おはようございます、ほづみです。男性の皆さん、授乳やってますか?わたしは現在9ヶ月の娘(第2子)がいて、妻は休日にもたまに仕事があることから、その際にはわたしが哺乳瓶で授乳してます。我が家では基本母乳で育てるというスタンスであることから、妻があらかじめ絞った母乳を保存しておいて、これを必要なタイミングで与えています。この母乳の授乳についてずっと「面倒臭ぇー」と思っていて、最近その面倒がようやくうまい具合に解消したので、極めてニッチな内容とは思いながら、そしてそんなもの当然だろという突っ込みも恐れずにライフハックとして紹介します。 一応の注意事項:この記事は我が家のやり方を一事例として紹介してい…

  • 実名アカウントへの切り替えの経緯と、扱うテーマの拡大について

    明けましておめでとうございます。友人にもらってずっと放置していたスパークリング日本酒*1をせっかくなのでと年明けに開けたら盛大に吹き出し、図らずも机の周りが清められて今も酒臭いです(愛用のMacまで清められようとしましたが、それはすんでのところで回避)。 タイトルのとおりですが、新年を機に匿名だったアカウントを実名に切り替えます。ninofku改め、ほづみゆうきです。漢字だと画数が多くてごちゃごちゃすると新旧の字体のある文字も含まれていてややこしいので、ひらがなにしてみました。どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。実名変更を機に、ついでにこのブログで取り扱うテーマも若干増やしていこうと思って…

  • 年度の前半に生まれないと保育園に入れない?認可保育園の利用調整において23区で中央区のみに存在する「不平等」について調べてみました。

    おはようございます、ninofkuです。今回はタレコミの記事です。保育園の入園にあたっての利用調整の仕組みに関して気付いた問題点を自治体の担当課や区議会議員に指摘したものの、危機感が感じられず改善への具体的な道筋が示されなかったため、当ブログにて是非取り上げてほしいとの要望をいただきました。内容をお伺いして、たしかにおかしな話で改善が求められるものであろうと感じたことから、このブログにて問題提起させていただきます。 なお、ご意見を寄せていただいた方は、以下「依頼者Aさん」と呼びます。 いただいた文書について 問題点1:生まれた月が早いほど有利な仕組み(遅いほど不利な仕組み)になっている 問題点…

  • 風疹を蔓延させないために、抗体検査&予防接種を行いましょう(中央区なら無料でできるよ!)

    おはようございます、ninofkuです。クリスマスですね。25日朝にプレゼント開封だと保育園通園に影響するので我が家は1日繰り上げでやったのですが、朝方枕元にプレゼントを置こうとしたら早速3歳の娘に見つかった駄目なサンタです(サンタの代理で枕元に置こうとしてたということで必死に説得)。さて、本日は風疹について取り上げます。風疹というのは風疹ウイルスに感染することで起こる病気で、体のだるさや発熱、赤い発疹、リンパ節の腫れなどの症状があります。この風疹が今年は首都圏を中心に大流行しています。過去10年のうち、今年は2013年についで2番目に多いという発表を国立感染症研究所が発表しています*1。 こ…

  • 【2019年4月応募対応】中央区の保育園の応募に参考になりそうな資料を集めてみました

    お久しぶりです、ninofkuです。2019年度4月分の保育園の応募の時期が来ました。我が家も実は今年第2子が生まれ、来年の4月に向けて応募するつもりです。この保育園の応募については、多くの人が苦労していると聞きます。たまたま妻が予防接種に行ったときにも、1人めの子どもを来年預けたいという親と会話することがあり、情報収集に苦慮しているという話を聞いたとのことです。その方は最近になっていわゆる保活を始めたとのことで、気になる保育園に見学を申し入れたものの、ほぼすべて断られたとのこと。見学は当然保育士の時間を費やしてしまうので、予約制にして1日あたりの人数を絞っていることが多いです。したがって、今…

  • 北海道の地震に遭遇したので、その教訓や改善点について考えてみました。

    こんにちわ、ninofkuです。2018年9月の深夜に起こった北海道の地震にたまたま遭遇しましたので、この経験について本日は書きます。 今回、わたしはたまたま妻の出張の付き添い(というか、子どもの世話係)として1泊2日で北海道に行くことになり、宿泊しているところで被災しました。その後、予約していた飛行機は運休になったものの、幸いにして別のルートを探し出して、次の日に帰宅することができました。地震直後から北海道脱出までの流れについて、あくまで個人の経験なのでどこまで役に立つのか分かりませんが、記録として残しておいても良いだろうと思いましたので書いてみるに至りました。実際起こったことの記録の他、各…

  • 日本橋上の首都高速道路の地下化の是非について考えてみました。

    大変ご無沙汰しておりました。最近はブログに割くだけの時間がなく、前回の更新から随分と間が空いてしまいました。多少はマシになりましたので、今後はこれまでと同程度の頻度で投稿していけるのではないかと考えておいます。 さて、本日のテーマは、日本橋上の首都高の地下化についてです(ちなみにトップ画像は、橋繋がりで全然関係ない瀬戸大橋。)。子育て関係の記事ばかりを最近は投稿していましたが、このブログとしてはわたしが在住している中央区の行政全般についても考えていきたいと思っており、今回は久々にこちらの方のテーマとなります。 日本橋上の首都高の地下化については、2018年7月18日に様々な機関からニュースが流…

  • 児童虐待に関する基礎的な情報についてデータ化してみました。

    おはようございます。ninofkuです。すでに様々なところで話題になっているところですが、非常に痛ましい事件が起きました。東京都目黒区のアパートで両親に虐待された後に5歳の女の子が亡くなりました。両親を批判する声はもちろんのこと、児童相談所の対応が甘かったなどとする声もあります。一方で、これらの個々の人たちの問題とするのではなく、構造的な問題であるとして抜本的な改善を求めるような声もあります。おそらくもっとも拡散されているのはフローレンスの駒崎さんの記事では、これらの対策を早急に進めるべく東京都に対する署名活動も始まっています。 www.komazaki.net 子どもを持つ一人の親として、わ…

  • 認可外保育園への無償化措置の対象範囲等について検証してみました。

    おはようございます、ninofkuです。認可外保育サービスへの無償化の議論について、2018年5月31日に政府における検討会の結果が出ました。具体的には内閣官房の「幼稚園、保育所、認定こども園以外の無償化措置の対象範囲等に関する検討会」で、今年の1月から全7回の会合が行われ、様々な関係者からのヒアリングを通して今回の検討報告書が出てくるに至りました。すでに様々なニュースで報道されているところですが、当初は対象とされていなかった認可外保育も補助の対象となることが示されています。今回は、この報告書の内容を整理した上で、現状案の問題点と今後の課題について考えていきます。 今回の検討報告書の概要 認可…

  • 隠れ待機児童の定義の見直しと今後の課題について整理してみました。

    おはようございます。ninofkuです。今回は、前回の記事「隠れ待機児童(潜在的待機児童)の詳細とその妥当性について調べてみました。」の続きです。前回の記事では、隠れ待機児童の詳細とその妥当性について書いてきました。今回はその後編として、昨年実施された厚生労働省の隠れ待機児童に関する検討会の内容を整理して、これら隠れ待機児童の扱われ方がどのように変わるのか、そして残される課題は何なのかについて整理していきます。 隠れ待機児童に関する検討会とは? 隠れ待機児童の定義の見直しの方向性 ① 「求職活動休止」によるカウント除外の厳格化 ② 「特定施設のみ希望」によるカウント除外の厳格化 ③ 「育児休業…

  • 隠れ待機児童(潜在的待機児童)の詳細とその妥当性について調べてみました。

    大変ご無沙汰しておりました、ninofkuです。4月はついに1度も更新できませんでした。1ヶ月の内に1度も更新できなかったのは初めてです。さて、今回は隠れ待機児童について取り上げます。世間一般に言われている「待機児童」とは別に、実質的な待機児童であるとされる「隠れ待機児童(潜在的待機児童)」という数があります。具体的に言うと、2017年4月時点での「待機児童」は26,081人に対して、「隠れ待機児童(潜在的待機児童)」と言われている数は69,224人*1。割合で言うと待機児童のおよそ2.6倍で、一般的に言われている待機児童よりも隠れ待機児童の方が圧倒的に数は多いのです。 2018年4月時点での…

  • 東京23区における保育士の子どもの保育園入園優遇策の比較をやってみました。

    おはようございます。ninofkuです。暖かくなったと思ったら寒くなったり、寒くなったら暖かくなったりという春らしい天気になってきました。さて、今回は東京23区における保育士の子どもの保育園入園への優遇策の比較を取り上げます。比較の一覧自体は以前にTwitterで紹介していたのですが(以下ツイート)、せっかくなので一応記事として公開しておこうという位置付けです。 東京23区の保育園募集時の保育士優遇策を整理してみました。実施しているのは15区。うち、加点が7区、優先順位が8区。詳細はリンク参照。保育士が足りない東京としては微妙。。#保育園に入りたい #保育園落ちた #子育て政策おかしくないです…

  • 東京23区の保育園の申込状況と当落ラインに関する情報の開示レベルを比較してみました。

    おはようございます、ninofkuです。若干間が空いてしまいましたが、また保育園関係のネタを投下します。今回は、東京23区における、保育園の申込状況における情報公開のレベル(どの程度公開されているのか?)について整理してみます。 元々の発端は、わたしが過去から行っている中央区に対する開示請求です。わたしは2年前に0歳児枠で娘を預けようとしたのですが、あえなく全ての希望園で落ちてしまいました。結果としては仕方ないと思うものの、わたしがその時に納得が行かなかったのは入園に関する情報がほとんどWeb上などに公開されていないということでした。「どの保育園が人気なのか」、「だいたいどの程度の点数であれば…

  • 「幼児教育、保育の無償化に8,000億円」の政府案のコスト試算とその代替案を考えてみました。

    前回に引き続き、幼児教育及び保育の無償化に関する議論について書きます。今回は増税による税収増として見込まれている2兆円のうち、「8,000億円」と言われている幼児教育及び保育の無償化のコストの内訳について調べてみます。調べるきっかけとなったのは、この予算の使い道に関しての「育休退園を考える会」さんのツイート。以下のような提案を為されていました。 ④無償化予算は8000億。ざっくり4000億が幼稚園無償化分、残りが保育園無償化に充てられると考えます。以下本題。幼稚園は予定どおり無償化する。一方で保育園は無償化を「待機児童対策が終了するまで延期」とします。すると毎年4000億の財源が待機児童対策に…

  • 「保育の無償化」における国と市町村での費用負担は妥当なのか、中央区のデータを用いて比較してみました。

    おはようございます。ninofkuです。そろそろ時期的に次年度からの保育園の入園申し込みの結果が届き始める時期ですね。全て落ちたときの落胆、入園が決まったときの喜びはどちらも忘れられません。社会のセーフティネットがこのような宝くじのような状態であるという状況を一刻も早く解消できれば思います。さて、最近の保育園ネタとして報道されていたものとして、以下のようなものがありました。 www.sankei.com 「保育の無償化」に関する議論の続報です。当ブログでも取り上げましたが、自民党の選挙公約として挙げられていたものの一つとして「幼児教育の無償化」がありまして、保育園での対象が当初案では「認可保育…

  • 東京都のベビーシッター代、月28万円補助で待機児童は解消できるか?

    おはようございます、ninofkuです。明けましておめでとうございます。このブログも1周年です。これまで過去に何度かブログを書いてきましたが、1年間継続的に書き続けられたのは初めてかも知れません。今年もどうぞよろしくお願いいたします。さて、今回はベビーシッターの話題です。最近、待機児童対策の一環として、東京都がベビーシッター代を28万円を上限に補助するという予算を次年度に計上しているというニュースがありました。 www3.nhk.or.jp 待機児童対策としてのベビーシッターという手法は、東京23区にあって唯一待機児童ゼロを実現している千代田区の最後の手段としてすでに導入されていますが、今回は…

  • 東京23区民として、ふるさと納税の全自治体の収支状況から今後のあり方について考える。

    年の瀬ですね。昨年は年末も仕事が詰まっていたので正月どころではなかったのですが、今年は落ち着いた年末年始を過ごすことができそうです。年末と言えばふるさと納税、というのはわたしだけでしょうか。おおよその年収が分かるのがこのタイミングという点もありますが、申し込むことのできる最終的な締め切りが年末であるという点もあるのでしょう。数年前から、税金の一部をふるさと納税として他の自治体に納めており、肉や野菜など地方の産物を楽しんでいます。 このふるさと納税制度、一人の住民としては何に使われるのか分からない税金を他の自治体に支払うことでお得に美味しいものを手に入れることができる仕組みではありますが、社会全…

  • 東京23区の行政に関する主要なデータを決算カードから抜き出してみました

    おはようございます。ninofkuです。久々の更新です。来年度の保育園関係の申し込みは12/1の締切を迎え一段落したところなので、今回は前々から何度か取り上げている行政に関するオープンデータの内容を取り上げます。扱うデータは各自治体が作成した「決算カード」です。決算カードとは、「各都道府県・市町村の普通会計歳入・歳出決算額、各種財政指標等の状況について、団体ごとに1枚にまとめたもの」です。総務省のWebサイトを見ていたところ、この決算カードがExcel形式でも公開されており、「力業にはなりそうだがデータとして抜き出せそうだ」と思ったことからやってみました。今回はとりあえず東京23区の基礎的な情…

  • 「保育の無償化」に必要な予算と、その予算で他に何ができるのか中央区のデータで試算してみました。

    おはようございます、ninofkuです。今回は、先日ブログの記事として取り上げた保育の無償化に関する議論の続きです。与党批判ありきではなく現実的な議論をするべきだということを書いたところですが、さっそく残念な方向に話が流れていてげんなりしている今日この頃です。 元々無償化を掲げていたにもかかわらず、選挙後にはその無償化の対象に認可外を含めないという方針を示したところまでは先日の記事で書きました。これに対して、最新の動向では認可外にも補助金を支給、しかし月額2.57万円で調整しようとしていることになっています。 www.asahi.com 認可外も対象になるということでこれは悪くないじゃないかと…

  • 「保育の無償化」に関する議論の現実的な落としどころはどこなのか?

    おはようございます、ninofkuです。ここのところ、保育の無償化をどのように実現するべきかという議論が盛り上がっています。発端は、保育の無償化に関して「認可外保育施設の一部を対象としない」という制度設計を検討していることが分かったことから。以下の朝日新聞の記事ですね。 www.asahi.com この記事に端を発し、様々な方面から今後の無償化のあり方について意見が出てきています。今回はこちらの問題についての整理と、わたしの考えについて書いてみたいと思います。 保育の無償化に関する議論について 今回の議論の経緯 保育の無償化の問題点 1) 認可外保育園の位置付け 2) 認可と認可外での費用負担…

  • 先日の保育園関係の開示請求の結果が来ました。

    おはようございます、ninofkuです。先日紹介したとおり、以下の記事で改めて開示請求を行ったことについて書きました。 本件についての結果が昨日届いておりまして、その内容のご報告と、一部開示されたデータを公開いたします。 ninofku.hatenablog.com 開示請求の内容と結果 開示されたデータ(保育園ごとの待機児童者数) 開示されたデータについて このデータの使い道 不開示だったデータ(利用調整指数の分布) 不開示だったデータについて 中央区区の回答 わたしの反論 今後の展開 最後に

  • 平成30年度の中央区の認可保育園の申込に関する情報を前年度と比較してみました。

    こんにちは、ninofkuです。今回も保育園ネタです。平成30年度4月、つまり来年の4月からの入園に向けての募集要項が公開されましたので、その内容を前年度のものと比較してみたいと思います。なぜこのような内容を確認しておきたかったかと言うと、過去の記事で応募の当落ラインなどの記事を書いていたためです。次年度の募集にあたって、そもそもの前提条件が変わっているようであればそれらの情報を改めなければなりません。先に結論から言うと、募集に関して根幹に関わるような変更点はありませんでした。 最新版の募集要項 平成30年度と平成29年度の変更点 1. 居宅訪問型保育事業の追加 2. 認可保育園の追加 3. …

  • 中央区の待機児童の状況や過去の応募状況について開示請求を(また)行っています。

    おはようございます、ninofkuです。今回は開示請求ネタです。過去に何度か中央区に対して開示請求を行っていますが、改めて今回手続きを行うことにしました。その経緯と今回の請求内容について簡単に紹介します。 開示請求の仕組みとこれまでの経緯 予算・決算に関する内容 保育園に関する内容 今回請求した内容 最後に

  • なぜ中央区の待機児童は年々増えているのか?(過去5年のデータから振り返る)

    こんにちは、ninofkuです。今回も中央区の保育園ネタです。先月に東京都が公開している待機児童のデータを元に、東京23区の保育サービスの利用しやすさについての記事を書きました。 ninofku.hatenablog.com この記事を書いたことで初めて気付いたのは、わたしが在住している中央区は「保育サービスの利用しやすさ」のランキングでほぼ底辺をさまよっていることでした。直近の平成29年4月で21位、過去5年で見ても常に最下位圏にとどまっています(21位→16位→16位→19位→21位)。今回の記事では、なぜこういった状況になっているのかについてもう少し詳細に分析してみたいと思います。 過去…

  • 中央区の認証保育園、無認可保育園の情報をデータ化してみました。

    おはようございます、ninofkuです。そろそろ2018年度(平成30年度)の保育園の募集がスタートするかと思いますので、今回も保育園ネタです。今回は、中央区の認証保育園、無認可保育園の情報をデータ化しましたので公開します。今年の2月くらいに認可保育園のデータを公開した記事を掲載していまして(以下リンク)、その続きの企画です。 ninofku.hatenablog.com ※ 児童福祉法としては「保育所」が正式名称であり「保育園」は通称ではあるものの、一般的な検索キーワード としては「保育園」が圧倒的であろうという判断から便宜上このブログでの表現は「保育園」として統一することとします。 中央区…

  • 中央区の敬老事業の充実ぶりを東京23区の他の区と比較してみる。

    こんにちは、ninofkuです。明日9月18日は敬老の日です。せっかくなので敬老ネタを、ということで今回は中央区の敬老事業と東京23区の他の区との比較について書いてみようと思います。敬老事業とは、自治体が高齢者(自治体によって年齢の定義はさまざま)に対して長寿のお祝いなどを理由としてイベント招待や金品、銭湯の割引券などの配布を行う事業です。最初に書いておくと、わたしはこれらの敬老事業についてあまり望ましく思っておりません。それぞれの事業について、そもそも何を目的として行っているのかを改めて見つめ直すことで、その目的を果たすための手段として現在の事業の内容及び規模が適切であるのか、もっと別のやり…

  • 飲食店への子連れ入店拒否について、1人の父親として考える。

    おはようございます、ninofkuです。今日は一部で話題になっている飲食店での子連れ入店拒否に関する話題について書いてみます。 発端は「グッディ」というテレビ番組だそうです。番組そのものを見ているわけではありませんがWeb上での扱いを眺める限り、岡山県の和風カフェが子どもに障子などを破られたことを受けて、子ども連れの客をお断りするようになったという内容であるようです。店舗側としては店の雰囲気を守るためにやむなしの対応というトーンなのですが、「障子を破れないものに代えるなどの策はないか」という極端な反対派の意見も合わせて紹介したことにより、賛成反対それぞれに盛り上がりを見せているようです。 to…

  • 【保存版】東京中央区の認可保育園の当落ラインと今後の対処方法を調べてみました(2015年度,2016年度入園分)

    こんにちは、ninofkuです。今回は、過去に開示請求などによって手に入れた情報を元に、過去の東京中央区における認可保育園の当落ラインを調べてみます。 我が子が保育園に入ることができるのかどうか。この問題は、言うまでもなく子育て家庭にとって致命的なものです。特に東京23区をはじめとする首都圏を中心として、保育園や待機児童の問題が毎年大きく取り上げられるようになっています。我が子が待機児童となってしまったら、最悪の場合には両親どちらかが離職する必要が出てくる可能性もあります。我が家の事情で言うと、昨年(2016年)4月に0歳児として区立認可に入園を希望していましたが、あえなく全て落選してしまいま…

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