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  • 春をすっとばし夏へ

    目が覚めるといつも電車に乗る時間になっていた。 「まずい」と一瞬思ったが大丈夫。 今日は休みだ。 休みの日に行きたい所があった。 午後からは雨が降るという天気予報に、 朝のうちに出かけなければと適当に家事を済ませいざ! 近くのホームセンターへ自転車を走らせた。 目的は夏野菜の苗だ。 ガーデンコーナーの一番良い席にデンと沢山の野菜苗が置いてあった。 ほんと待ちくたびれた。 一年ぶりの友人にでも会ったかのように、わくわくと隅から隅までがん見して 合計15鉢の苗を購入した。 特にトマトは全部サントリーのブランド苗という奮発振りだ。 しめて2000円越え。 ナス2本、きゅうり1本、ピーマン2本、ししとう1本、トマト4本、レタス3株。 おまけとして売れ残りしょぼくなったガーデンシクラメン2鉢、これが何と30円という超お買い得品。 昨年の今頃100円でも安いと思って購入したガーデンシクラメンが真っ赤に咲いている。 来年はこの30円のシクラメンが何色に咲くのか楽しみだ。 流石に15鉢もあると自転車の前カゴに入りきらない。 おそばやさんの出前のように右手で持って、片手運転で帰って来た。 こういうことはほんとに器用だ。 午後からは天気予報どおり雨になった。 ベランダでナスとレタスを植えた。 トマトとピーマンはまた明日以降天気が回復してから植えることにした。 夏野菜を植え始めると、昨年、夢中で野菜を育てていた季節が蘇った。 種を撒き間引き出来なくて全部育て始めたミニトマトの苗に往生していたっけ。 暑い夏がまたくるんだ。 頭の中は春をすっとばして一気に夏に向っていた。 ブログ村ランキングに参加しています。 [ad#rannkinngu]

  • 小さなプライドのカケラを持つ天邪鬼

    暖かい一日だった。 ムスカリの花をアップで撮ってみた。 風鈴を何個もぶら下げたような青い花が何と言えない。 さくらそうの白が目立つマイガーデンだが、地味に存在感を主張しているよう。 そろそろ頭頂部が気になりだしたが、なんとなくうだうだと・・・ 夫は、毎度苦労しているわたしに、「染めるのをやめたら」と頻繁に言う。 60も目の前だというのに、いまだに乙女心がわかっていないのがうちの夫だ。 そのたびに、髪の毛が真っ白になるのを受け入れるのにはまだまだ先だよ。 ときっぱりと反論する。 美容院に行くのは嫌だと思ったその日はセルフヘアカラーの日だ。 後ろにも目が出来た気分で、頭全体360度ぬりぬりして何とかそれなりの出来に仕上がった。 やれやれ、これで、しばらくは美容院に行くのが引き伸ばせそうだ。 ドライヤーで乾かすついでに前髪もぱっつんと切った。 午後から、散歩がてら郵便局へ出かけた。 わたしはパートの給料はゆうちょ銀行振込にしている。 虎の子の40万円の定額貯金も同じ口座だ。 その残高がついに-47000円になってしまっていた。 パートの給料が毎月8万円前後。 先日給料が振り込まれたばかりなのに・・・。 収入よりも支出が多いから赤字になるのだ。 それは朝が来て夜が来るのと同じぐらい当たり前。 わかっているつもりだが、 自分で担っている小さな家計さえもコントロールできていないのは何とも悔しい。 夫は「金の事は心配要らないよ」と言うが、わたしに収入がある間は基本夫婦別財布。 むやみに補填してもらいたくないちっちゃなプライドのカケラをもつ天邪鬼だ。 心機一転。 定額貯金を全部解約し-47000円を解消しひとまず赤字から開放された。 ブログ村ランキングに参加しています。 [ad#rannkinngu]

  • コンビニのイートイン

    ↑種から育てた「よくさくすみれ」 今日、仕事帰りに長い付き合いのある知人に会った。 ちょっとした渡し物があった。 彼女は60代、わたしよりも少し上だ。 しかしなんと膝が痛いという共通点が出来てしまった。 というのでなるべく駅から遠くに行きたくないというのが、これまた共通事項だ。 駅ちかコンビニのイートインコーナーで会いましょうということになった。 海の見えるコンビニでちらちら雪が降るのを見ながら、一杯100円のコーヒーを飲んだことがある。 100円のコーヒーが一級品に変わる瞬間を味わうことが出来た。 駅に出入りする長い電車が見え隠れする街中のコンビニも捨てたものではない。 接客の従業員が来るわけでもない空間はそこそこ自由で快適だ。 60前後のおばさん二人が、コンビニのイートインでお茶というのもおつなものだ。 サンドイッチとコーヒーでしばしおしゃべりをし、すぐ電車に乗って帰れる。 都会の雑踏は好きではないが、駅近っていうのもまたいい。 不自由になってわかる都会の便利さ。 しかし、家の玄関先や軒下の花壇が一段と春めいてきたというのに、 散歩や野山の散策、花めぐりがとんとご無沙汰になっている。 梅の季節もやりすごしてしまったし、このままだと桜も危ない。 紫陽花は大丈夫か。 これからが、一年で最も華やぐ季節。 足を丈夫にしなくてはと思った。 ブログ村ランキングに参加しています。 [ad#rannkinngu]

  • 本日給料日&譲れないもの

    今日は給料日だ。 明細書は既に手元にある。 週4日18時間のパート。 勤務日数16日、ひと月の半分ぐらいしか働いていない。 振り込み金額は76,700円、交通費込み。 先月は里帰りしたために大赤字。 夫から5万円のおこづかいを頂戴したが、今月はそれは期待できない。 気を引き締めてやりくりせねば・・・。 だが、たまに子らが集合する日にはやれ肉だ魚だと、普段よりもランクアップの食材を調達し、 お菓子に果物におみやげにと張り切って買い物に勤しむ。 この楽しみだけは譲れない。 ブログ村ランキングに参加しています。 [ad#rannkinngu]

  • 魔法の杖

    テレビを観たりしていると、世の中にはとてつもなく頭のいい人が沢山居るものだと思う。 遺伝子レベルでの研究やはるか宇宙の事等感心させられることばかりだ。 その度に人間はなんて賢いのだと思い、 そして「すごい、頭いいね」を連発するのがわたしだ。 すると夫が必ず「お前も頭がいいよ」というのだ。 単純なわたしはつい「ほんとに?」と上機嫌だ。 頭がいいと褒められることは滅多にないので本気で喜ぶ。 すると、夫はにやついて 「なんせオレを選んだ。最高の選択だ」というのだ。 一瞬がっかり。 ああ、確かにそうだ。 また言われてしまったと学習能力のなさを再確認。 何度言われても、冗談だとわかっていても、その件に関してはぐうの音もでない。 わたしは、この人に人生を救われたと思っている。 普通に結婚し4人も子供がいながら、 自己中心な行動で一時は、一人で老い一人で死んでいく覚悟もしていた。 しかし、再び家族として受け入れ子供達の元に返してくれたのは夫だ。 夫婦なんてお互いに感情を持った人間同士だから色々あって当たり前だが、 それらを相殺しても有り余るもの。 わたしは、それを自分の手の中に持っている。 色あせる事無い魔法の杖のように。 ブログ村ランキングに参加しています。 [ad#rannkinngu]

  • 50女3人で身体の不調比べ

    職場のパート仲間に同時期に入社した人がいる。 自営業を辞めてしばらくは仕事をしてなかったが、 パートでもというのでスーパーに勤めだしたようだ。 年齢も一緒。 そんな彼女最近元気がなかった。 聞けばなんとその人も膝をやられてしまったという。 おお、一緒ではないか。 わたしも、ひざを痛めてひと月になる。 やっぱり仕事がらみなのは間違いない。 彼女いわく。 「スーパーの仕事は、もう少し楽かと思っていた」 そうだろうなあ。 同じ年だからよくわかる。 この年で新しい事を覚えるとなるとかなりしんどい。 ましてや、初めてならなおさらだ。 そのうえ、足を痛めてしまっては泣き言のひとつも言いたくなる。 お互いに痛い傷を舐めあって慰めあっていた。 今朝、出勤して更衣室で一緒になった。 昨日、病院でレントゲンを撮って診てもらってきたと言った。 痛み止めのクスリと筋肉を付ける為の運動の仕方を教えてもらい、 「これでましにならなかったら、ヒアルロン酸を打ちます」 といわれたとか。 わたし、それしてるんですけど・・・ ということは、わたしの方がひどいってこと? 痛みなんて主観的なものだから、なんともいえないけれど。 その会話を聞いていたもう一人のパートさん。 われわれよりもひとつ年上でフルタイムのその人は、 「わたしは、膝痛いのはないなあ」とぽつり。 変形性ひざ関節症は、加齢で起こる病気だ。 ひざの軟骨がすりへっていくためにおこる。 この一件だけで判断すると、ほぼ同年齢の3人のうちで一番老体はわたしだってことか。 ああ、ショック! しかし、事実だ。 頚椎ヘルニアの持病もあるし、関節という関節はぼろぼろだ。 わたしは、筋肉は欠片ぐらいしかない軟体動物かもしれない。 夫から「ノルディックポールウォーキングを一緒に始めよう」と誘われているが、 運動と名の付くものは避けたい。 なんせ小学校の時は運動会大嫌いで、母親が作る海苔巻き弁当がなければ、 ずる休みしたいぐらいの勢いだった。 足腰丈夫になるためだからそんな事もいってられないのに・・・。 ブログ村ランキングに参加しています。 [ad#rannkinngu]

  • 春のラララ

    さわやかに晴れた。 今日は、整形外科へ3回目の注射を受けに行った。 洗濯物を干しつつあまりの天気がいいので、 電車は止めてサイクリングだと自転車で行く事にした。 階段の昇降や走ったり歩いたりに支障はあるけれど、自転車をこぐのに膝は関係ない。 ぴくりとも痛くない。 人間工学上そうなっているのだと感心することしきり。 いくつになっても不思議はいっぱいだ。 ぽかぽかと暖かい日差しが降る。 こんな日に、外にでない手はないは皆一緒。 畑の畦を走れば、椅子つき押し車に座りのんびりと日向ぼっこのお年寄り。 路地を走ればがに股のおじいさんが散歩中。 軒下ではおばあさん二人が話しに夢中になっているし、 小さく咲いた薔薇の花をビニル紐でくくりつけているのもおばあさんだ。 私もぐにゃと伸びたヒペリカムを麻ひもでくくってきた。 出会う人がみんなおじいさん、おばあさんだなあとついクスリ・・・。 そういう私もひざが痛くて整形外科に向っているのだから高齢化現象のりっぱな一員だ。 それにしても、穏やかだ。 国道を走る車のスピードがいつもの10㌔は遅いような気がする。 この素敵な空気感をみんなが喜んでいるのだろう。 注射は待ち時間もなくものの3分で終了。 帰り道、春うららに惑わされてちょいと知らない道に迷い込んだがそれもOK。 ただいまと帰ったわたしの家の軒下では、 水仙と一緒に植えたチューリップがひょろひょろっと2年目の小さな蕾を付けていた。 ブログ村ランキングに参加しています。 [ad#rannkinngu]

  • 訴えるから?

    スーパーはサービス業だ。 お客様は神様だという世界かもしれない。 スーパーでの仕事はバックヤード業務であったり、店内での品だし業務であったりする。 売り場での作業になると接客業務も加わる。 担当部門に関係なくお客様へは万難を排して対応しなければいけない。 青果部門は店の入り口付近に設置されている。 必然的にお客様の対応はレジの次に青果部門が多い。 ある日の昼前頃。 恰幅の良い男性のお客様が入ってきた。 品だしをしていたわたしに声をかけた。 「おい、姉ちゃん」 男性のお客様はパートさんを姉ちゃんと呼ぶ。 関西特有の呼び方なんだろう。 「はい、いらっしゃいませ」と業務スマイルで対応する。 以下そのお客様との会話だ。 客「弁当はどこにある?米の弁当だぞ」 私「店内奥の方にございます。ご案内します」 案内しながら 客「パンもあるか」と聞いてきた。 私「はいございます。この先でございます。ご案内しますか」 客「いやいい。今日は米にする。ところでここの弁当は上手いか」 私「はい。美味しいです」と即答。 客「ほんとうか。まずかったらどうする?」 私「大丈夫です。美味しいです」と念を押す。 客「まずかったら訴えるからな。ほんとうにうまいんだな」 私きっぱりと「はい。まずかったら訴えてください。」 売り場に着くと客は「ありがとう」と手を振った。 選んで買い求めた弁当が本当に美味しくて満足したかどうかは定かではないが、 未だ、訴えられてないので大丈夫だったのだろう。 というより半分ジョークだったんだとわかった。 強面で「訴えるから」と言われ一瞬本気にしてしまった自分が恥ずかしかった。 品だししていてよく聞かれるのは「どんなのがいい?」 というものだ。 例えば、大根はまっすぐでひげ根の少ないもの。ひげ根の位置がぐにゃとしてないもの。 美味しいバナナは、スマートな物よりふっくらとしたもの等など・・・ お客様と一緒に商品を見定めたりもする。 しかし、 「野菜の事は何でも知っているからここに勤めているのだろう」 とおもむろにいわれ仰天したことがあった。 何でも知っていると豪語できるわけがないが、 自分の持っている知識で対応仕切れない場合は上司につなげればよいだけだ。 そんな感じで、切ったり巻いたり並べたり。

  • しぶとく居残る

    パートはスーパーの青果部門。 勤め始めたのは、昨年の9月末からだ。 日々、大好きな野菜や果実に触れている。 研修期間を終えて最初の更新で時給が20円あがった。 その後三ヶ月の契約を満了し、先日2度目の更新をした。 今度は半年の契約だ。 その際、時給が5円あがった。 採用当時の時給からすると25円の昇給だ。 週18時間の契約なのでひと月に80時間弱、昇給分は2000円程度になるのかな。 まあまあなペースだと自分では思っている。 スーパーのバックヤード業務は忙しい。 仕事はハードであっという間に時間が過ぎる。 週末や広告売り出しの日、イベント毎に忙しさは倍増するがそれは大歓迎。 お客さんが多く活気がある方が、断然うれしい。 職場は遠くなったがその分、仕事を任せてもらえる喜び認めてもらえるやりがいは、 辞めてしまった近所のスーパーとは天と地ほどの開きがある。 振り返れば、出来上がっているコミュニティに途中から入る大変さや、 仲間と認めてもらえるまでは、 目に見えないいくつかのハードルが待っているのは理解しているつもりであった。 でも、馴染みのスーパーだという気安さと親しみがそれに勝っていた。 なめていたのかもしれない。 行って見ればいびりかと思うほどあからさまな嫌がらせに身体が硬直する毎日であった。 仕事を教えてもらえない。 情報が伝わってこない。 失敗がいつの間にか自分のせいになっている。 わたしが遣り残した仕事の続きを誰もしたがらない。 まるで汚いものでも触るように。 これが自分が毎日買い物に来ていたスーパーの裏側なのかと涙が出るほど悔しかった。 「環境に左右されるな」という夫の叱咤激励ももう耳に入ってこなかった。 たった2ヵ月半でわたしは逃げるように辞めた。 スーパーの求人はスーパーの数の分だけあるといっても大げさではない。 次に選んだのは同社他店だ。 同じ会社でも店舗が違えば新たな採用になりまた研修生から始まる。 それでも、同じ会社を選んだ。 本当にわたしは役立たずなのか。 逃げ出しておきながら悪あがきのように納得が出来ない自分がいた。 結果、今の職場にして正解だったと思っている。 自分の立ち位置も少なからず出来つつある。 多少の不満はあれど全て許容範囲で治まっている。

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風の歌がきこえる ~60歳のラララ~
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