主に純文学小説を最近は載せています。
連載的でもありますが、大体読みきり作品(一話で完結的な意味を持つ)が多いです。
いつもここを通る。この道を。 薄気味悪い墓地の前に車を止める。 時計を見ると、3:41 AM 男はバックミラーを見る。 Uターンしていつものガスステーションに向かって車を走らせる。 レジに駐車Noを伝えガソリンを入れ支払いを済ませ、いつもそこの24時間営業のコンビニに入り浸る。 窓際のカウンターに座っていると、予想が当たった、今夜も彼女がわたしのところにやってくる。 彼女はわたしの隣のスツールに座るとカウンターに頬杖をつきながらわたしの顔をじっと見詰めている。 わたしは振り返って、彼女に微笑みかける。 「今日もここで仕事?」 彼女はそう尋ねる。 わたしは頷いてから応える。 「締め切りが明日なの…
「ブログリーダー」を活用して、sirosorajpさんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。