5月5日の郷原信郎の「日本の権力を斬る!」は、エジプト及びカイロ大学事情に詳しいジャーナリストの浅川芳裕氏をゲストに迎えて、小池氏の学歴詐称「カイロ大学声明」の本質について、詳細に解説されている。大変興味深い内容で、問題の本質が分かったような気がする。文藝春秋の記事以降、彼女がカイロ大学を卒業したことが本当であるかどうかがマスメディアで再燃している。アラビア語のレベルとか同居人女性の実話とか声明文の作成に関わった元側近の告発とかいろいろ話題になっているが、浅川氏の話を聴いていると、事実として卒業しているかどうか追及してもほとんど意味がないようである。エジプト政府及びカイロ大学からすると、彼女をうまく利用するため、超法規的に卒業扱いしたということのようである。その意味では、彼女がカイロ大学を卒業していること...小池氏学歴詐称問題の本質がよくわかる