一昨年ある展示会で購入した八重咲香丁木に初めて花が咲きました。花は1.5㎝くらいで小さい花です。八重咲の上品な花で期待以上の花でした。木が大きくなれば見映えも一層良くなると思います。八重咲香丁木の花
庭に250種ほどの山野草を育てています。 山野草の四季折々の姿をご紹介できればと思います。
自宅でも山野草を育てていますが、自宅の周りも自然が多く、散歩コースは可愛い植物や野鳥たちにたくさん出会えます。 そんな日々の暮らしをご紹介できればと思います。
一昨年ある展示会で購入した八重咲香丁木に初めて花が咲きました。花は1.5㎝くらいで小さい花です。八重咲の上品な花で期待以上の花でした。木が大きくなれば見映えも一層良くなると思います。八重咲香丁木の花
ノリウツギは全国に自生しています。アジサイの仲間ですがアジサイが終わった7月頃に花を咲かせます。庭のノリウツギは花よりも葉芸を楽しみます。この時期が最も葉芸の美しい時期です。斑入りノリウツギの美しい葉芸
ホタルブクロが好きで庭に数種置いています。現在花が咲いているのは4種です。マルハナバチが毎日来て蜜を吸っています。私はマルハナバチが好きで見ていると可愛いものです。高嶺ホタルブクロ青花ホタルブクロ白花ホタルブクロ紅衣ホタルブクロいろんなホタルブクロの花
大実クワの実が熟しました。甘い実にアリたちが群がっています。子供の頃、桑畑でたくさん採って食べたことを思いだします。大実クワの実成り
紅花白糸ホタルブクロが咲きました。ホタルブクロはその名の通り、花冠が袋状になっています。白糸ホタルブクロは花冠が深く6列して細い花びらのようになっています。庭の白糸ホタルブクロはピンクの美しい花です。紅花白糸ホタルブクロの花
ムギランとマメヅタランの花が咲きました。どちらも2~3㎜ほどの小さな花です。でもどちらの花もラン特有の形をしています。ムギラン関東地方から屋久島にかけて自生しています。常緑の樹幹や岩上に着生しています。庭では軽石に着生させています。マメヅタラン東北地方南部から沖縄まで自生しています。ムギラン同様樹幹や岩上に着生させています。ムギランに比べ、栽培は少し難しいように思います。ムギランとマメヅタランの花
戸畑アヤメはエヒメアヤメの変種と言われています。北九州の戸畑区に自生しています。一時は絶滅したと思われていましたが、偶然農家で見つかり大切の保護されています。花が葉よりの低い位置で咲くことが特徴です。庭ではすべて鉢で育てていますが、草丈も30㎝ほどでアヤメ類の中ではコンパクトです。花付きは白花の方が良いように思います。株は丈夫でもなかなか花が咲きません。花を咲かせる育て方を工夫したいと思います。青花白花戸畑アヤメの青花と白花
コバノズイナは北米原産の落葉低木です。派手さはありませんが白い小花を円柱状に咲かせます。木もあまり大きくならず、株立ち状に成長します。花は枝の先端に咲きますが、一つ一つの花も良く見ると可愛いものです。コバノズイナの花
タツナミソウが好きで庭にはたくさんの種類を置いています。その名の通り花が一方向に咲き、押し寄せる波のように見えます。丈夫で株分けでも種子でも良く増えます。時には他の鉢に入り込んで困ることもあります。次々に花が上がって来て長く楽しめるのも良いですね。屋久島タツナミソウ赤花タツナミソウシソバタツナミソウ二色咲きタツナミソウコバノタツナミソウ白花タツナミソウタツナミソウタツナミソウの花いろいろ
カラマツソウは北海道から九州まで見られます。白い部分は花のように見えますがしべでガクも花弁もありません。白い線香花火のようでとても奇麗です。丈夫で育てやすく種子も良くでき増殖も容易です。カラマツソウの花
ニワフジの赤紫の花が奇麗です。フジのように弦は伸びず、そのままでも盆栽風に育ちます。とても育てやすい花です。庭のニワフジにはいつのまにか白雪ゲシが入り込んでいます。白雪ゲシとの混植も悪くないのでそのまま育てています。ニワフジの花
枝を切るとかすかな香りがすることが種名の由来です。枝が密に茂りたくさんの花をつけます。枝付きの他ひこばえも良く出て盆栽仕立ても容易です。斑入り香丁木赤花の香丁木香丁木の花
姫サユリが咲きました。残念ながらササユリは枯らしてしまいました。どちらも大切にしていたのに残念です。姫サユリは東北地方の亜高山帯に自生しています。このため夏の暑さに弱く注意が必要です。昨年の猛暑の影響が心配でしたが、どうにか花を咲かせてくれました。姫サユリの花
今年のウスユキソウは元気がありません。庭の他の花も昨年の猛暑で大分傷んでしまいましたが、ウスユキソウも例外ではありません。千島ウスユキソウと高麗ウスユキソウは花が咲きましたが寂しいです。礼文ウスユキソウと早池峰ウスユキソウは花が咲きませんでした。何とか草勢を回復させ来年の花を期待したいと思います。千島ウスユキソウ高麗ウスユキソウ礼文ウスユキソウ早池峰ウスユキソウウスユキソウの花が寂しい
ニワセキショウは北米原産です。野原で見かけるニワセキショウは薄赤紫の花ですが庭のニワセキショウは園芸品種です。大輪青花ニワセキショウ(カリフォルニアスカイ)矮性種で青花の代表種です。草丈は10㎝ぐらいです。白花ニワセキショウ(アイダホスノー)草丈は10㎝ぐらいです。ニワセキショウの花
コアジサイと奥多摩コアジサイが咲きました。コアジサイは育てるのが意外と気難しい植物です。奥多摩コアジサイはコアジサイと額ウツギの自然交配種と言われています。コアジサイに比べ丈夫で育てやすい植物です。どちらもアジサイのような装飾花はありません。小さな花が密に咲きおとなしい感じの花です。コアジサイ奥多摩コアジサイコアジサイと奥多摩コアジサイの花
トキソウが咲き始めました。今年2月に植え替えましたが、根が相当傷んでいてもうだめかと思いました。傷んでいるところを丁寧に取り除き植えていましたら4月になって芽吹いて来ました。芽吹いてきたときは本当に嬉しかったですね。少しづつ大小6鉢に植えていましたが、全鉢とも芽吹きました。本当に良かったです。今年は花も少なく寂しいですが、注意して育て来年はたくさんの花を咲かせたいですね。芽吹きが確認できた時は小躍りするくらい嬉しかったです。今年は寂しいトキソウの花
今年のユキザサの花は寂しいです。手入れをきちんとしてあげなかったことが原因です。草もたくさん入り込んでいたし、肥料不足にもなっていたようです。可哀そうなことをしました。花が終わったら土を奇麗にしてあげようと思います。ユキザサの花
庭のカンアオイの花が咲き始めました。ウマノスズクサの仲間で地味ですが面白い花を咲かせます。今咲いているカンアオイはどれも近くの山で見ることができます。タイリンアオイ亀甲斑の美しい葉模様です。ウンゼンカンアオイ照葉の葉が奇麗です。サンヨウカンアオイ少し小型で葉柄が細いのが特徴です。カンアオイの花
庭には数種の品種のセッコクがあります。どれも友人に頂いたものですが、種名はみんな分からなくなってしまいました。石付けにしたり、木に着生させたりしています。毎年奇麗な花を咲かせます。セッコクをくれた友人は亡くなり今年は7回忌です。寂しい限りです。セッコクの花
ミツデイワガサの花が咲きました。コデマリに似た小さな花を密に咲かせます。葉の先が三つに分かれることから「三つ手岩傘」の名があります。栽培は容易で剪定をしてもすぐに枝が出るので盆栽仕立ても楽しめます。挿し木でたくさんの株を得ることも容易です。ミツデイワガサの花
エノモトチドリが咲きました。エノモトチドリはイワチドリとコアニチドリの交配種です。どちらもエノモトチドリより小さです。交配種の方が大きくて不思議ですね。それにエノモトチドリの方が丈夫で育てやすいのも良いですね。次々に花が上がって来てしばらくは楽しめそうです。エノモトチドリの花
白いブラシのようなシライトソウの花が咲きだしました。庭にはシライトソウの他に甑島シライトソウ、屋久島シライトソウがあります。今咲いているのはシライトソウだけです。白ブラシが次々に咲いて奇麗です。甑島シライトソウはこれからです。花茎を含めた草丈は10㎝くらいでコンパクトです。シライトソウの花
トキンイバラが奇麗です。とてもイチゴとは思えないような美しさです。種名にバラの名が入っていますが、本当にバラのような花です。数年前に私のブログを見て頂いた方とキイチゴの交換で戴きました。庭の姫バライチゴ(ナンヨウバライチゴイ)のお礼に頂きました。増やして大きな鉢に群生をさせたいと思っていますトキンイバラの花
スズランが奇麗です。数年前に近所の方から「日本スズランです。要りませんか」と言われ頂きました。小さな株でしたが大きくなってたくさんの花を付けるようになりました。種名の通り鈴のような花がたくさん咲いて可愛いです。しばらくは楽しめそうです。スズランの花
お昼を食べて庭に出たら横になった虹が出ていました。空は晴れていたのに虹が出ているのを見たのは初めてです。あわててカメラを持ってきて撮りました。気象学的には呼び名があるのかも知れませんね。ラッキーでした。初めての虹
八重咲きクサイチゴの花が奇麗です。純白の花弁が幾重にも重なって美しいです。草イチゴの八重咲はいろいろあるようですが、庭の八重咲は花弁の形が最高に奇麗です。特に開花直後の花は見飽きないほど美しいです。庭の山野草の中でも気にっている花です。八重咲きクサイチゴの花
イワチドリが咲きました。草丈10㎝ほどの可愛いランです。渓谷の湿った岩場に自生しています。水切れに注意すれば栽培はそれほど難しくありません。人気が高く園芸品種もたくさん作られていますが私は原種が好きです。エノモトチドリももうすぐ咲きそうです。イワチドリの花
梅花カラマツが見頃です。北米原産の山野草です。庭には八重咲紅花梅花カラマツ、梅花カラマツ、グリーンハリケーンの3種を置いています。洋種は鮮やかさが目立つ花が多い中、どれも山野草と呼べる相応しい可愛さがあります。梅花カラマツの花達八重咲梅花カラマツ梅花カラマツグリーンハリケーン梅花カラマツの花
庭のウラシマソウは3種です。どれも花を咲かせました。ウラシマソウの花はどれも長い釣り糸を付けています。何のための釣り糸かは分かりませんが、何か意味があるのでしょうね。素心花ウラシマソウ本来仏炎苞は黒褐色ですが色が抜けて美しい緑色です。南国ウラシマソウ葉脈の白い筋が特徴です。姫ウラシマソウウラシマソウに比べ小ぶりで、仏炎苞の中に模様が入って奇麗です。春先に播種した種が沢山芽吹いて来ました。開花には4~5年必要ですが楽しんで成長を観察します。ウラシマソウの花
夏野菜を植えました。出来るだけ植えられる野菜は植えるようにしています。農薬も使わないので虫が付きますが、あまり気になりません。早いものは6月くらいから収穫できるかも知れません。必要な時に使えて便利です。野菜の成長を見るのも楽しいものです。サツマイモスイカカボチャキュウリトマトナスピーマンオクラパセリ夏野菜の植えつけ
斑入りのイタドリが奇麗ですイタドリは芽吹きから成長が終わるまでが見頃です。特にこの時期の葉芸はとても美しいです。もうしばらくは楽しめそうです。斑入りイタドリ(濃色赤斑)斑入りイタドリ(畸葉)五色イタドリイタドリの美しい葉芸
エンレイソウが咲きました。でも庭のエンレイソウは日本原産ではなく北米原産です。エンジ色と黄色があります。エンジ色はトリリウム・クネアツムと言います。黄色はトリリウム・ルテウムと言います。どちらも丈夫でほとんど病気にもなりません。トリリウム・クネアツムトリリウム・ルテウムエンレイソウの花
ヒメウツギとドウダンツツジの花が満開です。今の家を建てた時に植えたもので、もう35年以上になります。玄関先の花壇に植えていますが、毎年奇麗な花を見せてくれます。花壇に合うように剪定をし、大きさを調整しています。これからも奇麗な花を見せて欲しいと思います。ドウダンツツジこちらは一昨年挿し木した苗です。ヒメウツギこちらは数年前に挿し木した苗です。たくさんの花を付けるようになりました。ヒメウツギとドウダンツツジ
ヒレフリカラマツが奇麗です。ヒレフリカラマツは長崎県の一部と佐賀県の黒髪山にのみ自生しています。湿った岩場に生えていますが、なかなか自生の花を見るのは難しい種です。庭のヒレフリカラマツは数年前に山草会の会員の方に小さな播種苗を頂き育てたものです。毎年播種して増やして来たらたくさんの株になりました。実生苗昨年播種した苗がたくさん芽吹いて来ました。ヒレフリカラマツの花
富士桜の花が奇麗です。マメザクラとも呼ばれています。庭の富士桜は八重咲で青空をバックに見上げると薄い桃色が一層奇麗です。神奈川にいた時に買ったもので、もう40年近くになります。大きくなって毎年可愛い花を見せてくれます。こちらは数年前に挿し木した苗です。大きくなって花を付けるようになりました。富士桜(マメザクラ)の花
庭には10種のイカリソウを置いています。その中、6種が咲きました。イカリソウは花の形や美しさ、葉の形にも面白さがあり人気の山野草です。栽培も容易で病害虫も殆どありません。これからしばらくはいろんなイカリソウが楽しめそうです。多摩の源平十字星白梅花斑入り梅花夕映えイカリソウの花
ハルオコシが咲き始めました。ハルオコシはヨーロッパ原産のイチリンソウの仲間です。八重咲で奇麗な花です。数年前に山草会の方から頂きました。良く増えて今年は大きな株になりました。庭には同じ仲間のヤブイチゲがありますがこちらの花はまだです。ハルオコシの花
ムサシアブミは家の近くでもたくさん見られます。庭のムサシアブミは素心花です。普通花序の仏炎苞は両面に白に近い緑の縞模様があり外側が緑色、内側が黒紫色です。素心花は黒紫色が抜けて全体が翡翠色の美しい緑です。一昨年160粒ほど実生をしました。3年ほどで花を付けると思いますので早いものは来年には花が見られるかも知れません。先祖帰りも見られので100個ぐらい素心花が見られることを期待しています。実生苗の芽吹き実生の球根も芽吹いて来ました。素心花のムサシアブミ
庭のシャクナゲが咲き始めました。もう40年近くになります。最近は樹勢が衰えて、枝先に枯れ枝が見られるようになりました。最盛期は桃色の美しい花が木全体に咲いて見事でした。いつまでも花を見せてくれるように手入れをしてあげてたいですね。こちらは数年前に挿し木をしたものです。昨年から花を付けるようになりました。こちらは実生の苗です。再来年くらいには花を付けるかも知れません。庭のシャクナゲも購入した時はこれくらいの大きさでした。シャクナゲの花
このところの日より続きで畑の野菜も元気になってきました。ブロッコリーはもうすぐ終わりです。たくさん収穫できました。昨年植えたサヤエンドウが実を付け始めました。もうすぐ収穫できそうです。ニンニク、タマネギも来月末には収穫できると思います。トマト、ナスなどの夏野菜ももうすぐ植えます。気候も良く畑作業も気持ちが良いものです。ブロッコリーたくさん頂きました。感謝です。サヤエンドウもうすぐ収穫できそうです。ニンニクマルチの効果大です。立派なニンニクが収穫できそうです。タマネギワケギ必要な都度使えて便利です。ホウレンソウもうすぐ収穫できそうです。先月植えたジャガイモも芽が出てきました。畑の野菜
ミツバツツジは関東から中部地方に自生しています。枝先に3枚の葉を付けることからミツバツツジと呼ばれています。紫の花は美しく春を感じます。もしもの時のために増やしたいのですがミツバツツジの仲間は挿し木も接ぎ木も難しい種です。枯らさないように注意して育てるしかないようです。10年くらい前に東京の友人に頂きました。ミツバツツジの花
庭のスミレが咲きだしました。まだ咲いていない種も含めれば庭には10数種のスミレがあります。スミレは繁殖力が強くあちこちの鉢から芽吹いてきます。時には困ることもありますが、でも花は可愛く大切にしています。八重山屋久島スミレ屋久島タチツボスミレ桜タチツボスミレ阿蘇キクバスミレ肥後スミレシャクナゲの鉢の肥後スミレカノコユリの鉢の肥後スミレスミレの花いろいろ
ハッカクレンは台湾、中国が自生地です。この斑入りハッカクレンは平成30年に播種したものです。今年で9年目です。大きくなって奇麗な斑入りの姿を見せてくれるようになりました。もう少し大きくなって葉が2枚になると花も見られると思います。斑入りハッカクレンの美しい葉芸
ミヤマキンバイが咲き始めました。ミヤマキンバイは高山の岩場や瓦礫に自生しています。地を這うような葉の間から金色の花を咲かせます。庭にキンバイソウは7種置いていましたが千島キンバイと夕張キンバイを枯らしてしまいました。特に夕張キンバイは気にっていましたので残念です。ミヤマキンバイの花
素心花のタイリンアオイが咲きました。タイリンアオイは普通黒みがかった紫の花を咲かせます。タイリンアオイは近くの山でも普通に見られます。素心花は色が抜けてメノウのような薄い緑の花でとても美しいです。5年くらい前に山草会の方から頂きました。毎年奇麗な花を咲かせます。こちらは通常のタイリンアオイです。タイリンアオイ(素心花)の開花
亀甲斑ヤブレガサの美しい葉模様が展開して来ました。ヤブレガサの花は見映えがしません。春の芽出しの頃の葉芸を楽しみます。この時期は種名のように破れた傘の網目模様がとても美しいです。亀甲斑ヤブレガサの美しい葉模様
5年ほど前ですが頂いたオケラの鉢に小さな苗が芽吹いていました。草ではないようだと思い育てていたら今年たくさんの花を付けました。花が咲いてユキヤナギだと分かりました。ユキヤナギは生育も旺盛なので庭ではあまり大きくならないように調整したいと思います。庭のユキヤナギも多数の花が咲くようになると種名の通り積もった雪のようになると思います。ユキヤナギの花
トサミズキが咲き始めました。挿し木した苗を頂いてから3年ぐらいになります。今年は花もたくさん付けました。トサミズキ(土佐水木)の種名の由来がある方のブログに載っていました。引用させて頂くと「自生地が土佐で樹液が多い」「春先に枝を切ると水がひたたり落ちるほど水っぽい木」とありました。種名の由来が分かると観察する時の気持ちも変わります。種名の由来が分かって良かったです。トサミズキの花
モミジ葉タンチョウソウが咲き始めました。タンチョウソウは中国東北部から朝鮮半島に自生しています。モミジの葉のように深く切れた葉と小さな花が密に咲く姿が相まって可愛いです。タンチョウソウの種名は蕾の先の薄紅色をタンチョウの頭に見立てて付けられました。モミジ葉タンチョウソウの花
ニリンソウが咲き始めました。一本の茎から花が2輪、より沿って咲く姿から二輪草の種名がついています。我が家ではリュウキンカに続いて咲く早春の花です。サンリンソウにも蕾が上がってきました。ニリンソウの開花
カラス葉リュウキンカの花が咲き始めました。黒い葉の中に金色の花が鮮やかです。種名の通りだと思います。早春の花で我が家ではセツブンソウ、オウレンに続いて咲きます。このところ暖かい日が続き一斉に咲き始めました。新しい蕾も次々に上がって来ています。しばらくは楽しめそうです。カラス葉リュウキンカの花
このところずっと雨でしたが止んでいましたので庭に出て見ました。日差しが長くなってきて花達も一斉に芽吹いてきました。山野草を育てていて最も嬉しい季節です。私はウマノスズクサ科の植物が好きで、カンアオイ、ウマノスズクサを育てています。どの種も変わった形の花を咲かせます。フタバアオイとウスバサイシンが芽吹いていました。フタバアオイは良く増えますが、ウスバサイシンを増やすことが出来ません。フタバアオイウスバサイシンフタバアオイ、ウスバサイシンの芽吹き
2月14日にご紹介したバイモが咲きました。アミガサユリとも呼ばれます。花の内側からかざしてみたら種名の由来が良く分かります。地植えだと大きくなり花もたくさん咲きます。鉢植えではなかなか花を咲かせることが出来ません。鉢の大きさに対して球根の数が多すぎるのかも知れません。網目模様が奇麗です。球根の数が多すぎたようです。バイモの開花
ジャガイモの種芋を植えました。この時期は山野草の植え替えとの並行作業で忙しい毎日です。畑の野菜も山野草とは違った成長の楽しみがあります。収穫を待つ楽しみです。自分で作った野菜は安心で堆肥をたくさん使いますから美味しいです。5月末頃から成長の早いものは収穫できると思います。畝づくり使用する堆肥と化成肥料ジャガイモには鶏ふんは使いません。穴に堆肥、化成肥料を入れます。今回植えるのは4種です。ダンシャク、メークイン、キタアカリ、デストロイヤーです。土を戻しジャガイモを並べ土を掛けたら終了です。ジャガイモの種芋植え
毎年セツブンソウの種を採取し蒔いています。年々増えて嬉しい限りです。今年はなかなか芽が出てこないので全滅したかと心配していました。今年もたくさんの芽が出て来て良かったです。目標の50球にもうすぐ到達できるかも知れません。大鉢に群生させるのを目標にしています。今年の花にも種がついています。セツブンソウの発芽苗
庭のクリスマスローズは皆オリエンタリス何々と種名がついています。原種に近い種だと思います。クリスマスローズは園芸品の名前です。自生地はコーカサス地方からトルコ・黒海沿岸です。もう大分前に小さな苗を購入したものですが大きくなりました。丈夫で特に注意して育てていませんが、毎年奇麗な花を咲かせます。黄色の花があったと思いますが、今年はまだ花が見られません。クリスマスローズの花
先日植え替えた野辺のキク類が芽吹き始めました。日本にはたくさんのキク類の花が自生しています。散歩路や近くの野山にもいろんなキクの仲間が見られます。普通野菊と呼んでいますが、野菊の呼び名は清楚な感じがして良いものです。清澄シラヤマギク千葉県の清澄山周辺で発見されたとされ、茶花としても人気があります。蝦夷ノコンギクノコンギクの北方系だと言われています。アワコガネギク本州以南に自生地がありますが、地域全体に自生しているわけではなく自生地は散発的です。九州の北部が南限で私の家から30分くらいのところに自生地があります。屋久島ノコンギク屋久島の固有種です。鉢植えでは草丈も高くならず密な花と相まって観賞価値があります。千本ギク本州、四国、九州の山地の川岸や渓流の岩場に自生しています。別名タニガワコンギクとも呼ばれてい...野辺のキクの芽吹き
昨年は10月まで高温が続き庭の山野草も大分影響を受けました。千島キキョウなどたくさんあった株もすべて溶けてしまいました。病気ならいくつかは残りますが、気温の影響は大きいことが分かりました。ウスユキソウも北方の花なので心配していましたが芽吹いてきました。やれやれです。早池峰ウスユキソウ元気な緑の芽が確認できます。千島ウスユキソウ白い綿毛の芽が大きくなってきました。元気なようです。高麗ウスユキソウこちらも白い綿毛の芽が確認できます。礼文ウスユキソウこちらはまだ芽吹きが確認できません。枯れ葉の色が奇麗ですから大丈夫だと思います。ウスユキソウの芽吹き
今年もアセビの花がたくさん咲きました。神奈川にいる時に小さなポット苗を購入してから35年以上になります。大きくなって他の庭木に劣らない存在感のある木になりました。10㎝ぐらいの房状の花序にたくさんの壺状の花を付けます。庭では春の訪れを告げる木です。アセビ屋久島アセビ7年ほど前に購入したものです。今では樹高も30㎝ぐらいになり盆栽風になってきました。こちらは白花ですが照葉の葉と相まって見映えがします。花序の数が少ないのでもう少し増やせるように育てたいと思います。アセビと屋久島アセビの花
日本スズランを植え替えました。本来スズランの植え替えは休眠期の秋がベストだと思います。秋に植え替えが出来ませんでしたので植え替えました。スズランは休眠期も株は成長しており、鉢もすぐに窮屈になります。スズランの芽は根の先端に出来るため鉢底に芽ができます。鉢一杯に株が大きくなったら芽の成長に支障がでます。鉢から抜いたらたくさんの芽が確認できました。株は元気なようです。あまり小さく分割をしないで植えつけました。少し心配ですが奇麗な花を期待しています。金斑のスズランも同様に植え替えました。日本スズランの植え替え
庭には菊の仲間を12種置いています。その中、海浜に生える菊は6種です。今回は5種を植え替えました。コハマ菊も近々植え替えます。小豆島イソギクイソギクよりも小型で鉢植えでは20~25㎝くらいです。自生地は分かりません。イソギク千葉県から愛知県及び伊豆諸島の海岸の崖や岩場に自生しています。シオギク自生地が徳島県から高知県のごく一部に自生しています。イソギクに似ていますが草丈は低く、イソギクに比べ花の数も少なく少し大型です。赤花ハナイソギクイエギクといイソギクの自然交配種です。イエギクの種類で花の色も変わります。浜ギク関東以北の太平洋側に自生しています。丈夫な菊で花もマーガレットに似た大きな花を咲かせます。海浜菊の植え替え
イワチドリを植え替えました。イワチドリは本州中部以西と四国に自生しています。イワチドリはその名の通り可愛いランです。小型のランで小鉢や穴をあけた軽石などに植えれば見映えがします。水を好みますので水切れに注意すれば栽培はそんなに難しくありません。庭では毎年1.5倍くらい増えます。イワチドリの植え替え
カンザキアヤメが咲きました。庭のカンザキアヤメの開花は、いつもは1月です。今年は随分遅くなりました。やはり昨年の遅くまでの高温が影響しているのでしょうか。カンザキアヤメは地中海から西アジアに自生しています。花の少ない冬に咲いてくれ、庭の寂しい時期を彩ってくれます。カンザキアヤメ(カンアヤメ)が咲きました
ニリンソウ、サンリンソウが芽吹いてきました。山野草の芽吹きはどの花も心が温まります。この時期は次々に芽吹きが見られ、庭に出るのもワクワクします。4月には可愛い花が見られると思います。ニリンソウ北海道からから九州の山野のやや湿った場所に自生しています。夏の日差しを避け日陰で、加湿乾燥に気を付けて育てます。サンリンソウ北海道から本州の中部地方以北に自生しています。ニリンソウと同じように育てています。ニリンソウ、サンリンソウの芽吹き
カキランは北海道から奄美大島まで広く自生しています。私の家の近くにも自生地がいくつかあります。カキランは草丈が50㎝~80㎝くらいになります。庭のカキランは屋久島カキランで草丈は20㎝~25cmです。草丈があまりないので鉢とのバランスも良く見映えがします。葉の枯れ具合から元気なようです。たくさんの芽が確認できました。6月には奇麗は花が楽しめると思います。屋久島カキランの植え替え
セツブンソウが咲きました。でも今年のセツブンソウはいつもとは花の咲き方が違うようです。開花も昨年より10日ほど遅れたし、花弁が全開しません。やはり昨年の10月まで続いた高温のせいでしょうか。セツブンソウは株分け等では増やすことが難しいので種で増やすしかありません。そのため毎年花の後種子を採集しています。庭の球根も大きくなったと思っていたら溶けてなくなってしまいました。8年くらい経っていたと思います。今年もちゃんと種が採取できると良いですね。セツブンソウが咲きました
サギソウを植え替えました。毎年この時期に植え替えています。まだ芽が動いていないこの時期が植え替えに最適です。鉢から土ごと取り出し球根を選別します。今回は大小350個ほど取れました。サギソウは良く増え毎年2倍以上の球根が採れます。この株は3個の球根がついています。大きいものは2.5㎝くらいあります。ウイルス予防のため1時間ほど薬剤に浸します。10.5㎝~30㎝の鉢に10球から30球を植え込みました。7月にはたくさんのサギの舞う姿が楽しめると思います。サギソウの植え替え
エノモトチドリはコアニチドリとイワチドリの交配種です。交配親のコアニチドリ、イワチドリに比べはるかに大きく花もたくさん付けます。丈夫で育てやすくコアニチドリ、イワチドリに比べ良く増えます。大小たくさんの球根が採れました。5月には奇麗な花が見られると思います。エノモトチドリの植え替え
キイチゴが好きで庭に数種置いています。特に小型の屋久島姫バライチゴと姫バライチゴ(ナンヨウイチゴ)が好きです。草丈10㎝~15㎝くらいです。姫バライチゴは昨年の秋に植え替えましたが、屋久島姫バライチゴは出来ませんでした。株が少し弱っていますが元気になってくれるでしょう。いちごは花も実も楽しめます。濃い緑の葉と白い大きな花、赤い実が美しいです。5月には大きな花と赤い実が楽しめます。屋久島姫バライチゴの植え替え
チベットアヤメを植え替えました。これでアヤメの仲間の植え替えが全部終了しました。本来アヤメは5月の花が終わった頃の植え替えが最適です。昨年植え替えをしていませんでしたのでこの時期に植え替えました。開花への影響があるかも知れません。チベットアヤメも皆元気でした。半分ほどに分割して植え込みました。花は濃い青紫で花弁の外側に白い斑紋が入り、花の濃淡がはっきりして美しいです。チベットアヤメの植え替え
阿蘇ヒメユリを植え替えました。本来は秋の植え替えが良いのかも知れませんが、毎年この時期に植え替えています。この時期の植え替えでも毎年奇麗な花を咲かせます。球根はどれも元気でした。2球~3球に分割していました。3球に分割した球根は今年の花は難しいと思います。肥培して来年の花に期待します。ユリは深植えが基本ですので大きめの鉢に深く植え込みます。6月頃に朱赤色の鮮やかな花が見られると思います。阿蘇ヒメユリの植え替え
キイジョウロウホトトギスを植え替えました。自生地は紀伊半島南部ですが、今は数が減少し絶滅の危機にあります。愛好家が大切に育てておくのも絶滅の回避に繋がるかも知れませんね。庭のキイジョウロウホトトギスは一昨年ご近所の方から頂きました。株が大分傷んでいましたがやっと草勢が回復してきました。良かったです。今年は花が期待できるかも知れません。キイジョウロウホトトギスの植え替え
梅花オウレンが咲き始めました。花も種名の通り梅の花に似ていますが、寒いこの時期に咲くのも似ていますね。常緑の植物で冬も緑の葉が見られます。花は次々に上がって来て長く楽しめるのも良いですね。乾燥さえ気を付ければ栽培は難しくありません。こちらはセリバオウレンです。管理不足で花はほとんど見られません。株も傷んでいます。鉢植えは管理の良し悪しがすぐに表れ正直です。3月末頃に植え替えます。梅花オウレンが咲き始めました
白花姫イチハツを植え替えました。イチハツはアヤメの仲間で最初に花をさかせることから名付けられたそうです。ずいぶん前に山草会の方から頂きましたが、変わった種名だと思いました。ずっと後になって種名の意味が分かった時はなるほどと納得致しました。庭の白花姫イチハツは皆元気でした。たくさんの芽吹きが確認できました。たくさんの花が見られると思います。小分けにして植え込みました。白花姫イチハツの植え替え
ヒメシャガを植え替えました。ヒメシャガは広く流通していますが、自生地では数が減少していて絶滅が危惧されています。草丈は20~30cmほどです。5月頃に淡紫色の花を細い葉の上に2~3個咲かせます。葉姿と清楚な花はいかにも山野草の雰囲気があり見ていて心が和みます。一つの芽から翌年は5個ほどの新しい芽が出ます。たくさんの芽が出ています。切り分けて植え込みます。可愛い清楚な花が咲くと思います。楽しみです。ヒメシャガの植え替え
満州コアヤメを植え替えました。満州コアヤメは朝鮮半島、中国北部、チベット、東ヨーロッパなどに自生しています。小型のアヤメで根元近くに深い紫の花を次々に咲かせます。庭の満州コアヤメはどの株にもたくさんの芽吹きが見られ元気でした。上部の枯れ葉を取り除いた状態です。たくさんの芽吹きが見られます。2~3個に分割して植え込みました。3月末頃には奇麗な花が見られると思います。満州コアヤメの植え替え
姫サユリは乙女ユリとも呼ばれます。東北地方の高山に自生していて高温多湿が苦手です。九州での栽培は近年、夏場の気温が高いため暑さ対策が最も重要です。庭の出来るだけ涼しい場所に置き、湿度に注意して育てています。姫サユリはその名の通り可憐な小型のユリで、淡い桃色の小輪の花は種名にぴったりです。球根は元気なようです。5月には可憐な姿の花が見られると思います。姫サユリの植え替え
もう大分前に山草会の方からダルマアヤメを頂きました。ダルマアヤメと南京コアヤメは同じものだと言われました。南京コアヤメは自生地の記載がありますが、ダルマアヤメには自生地の記載がありません。もしかしたらダルマアヤメは南京コアヤメの品種の一つかも知れませんね。小型のアヤメですが花は大きく見映えがします。南京コアヤメの植え替え
バイモが芽吹いてきました。バイモユリ、アミガサユリとも呼ばれますがユリの仲間ではありません。クロユリと同じバイモ属です。中国原産で江戸時代に漢方薬とした渡来しました。茶花としても人気の高い花です。種名のバイモ(貝母)は貝のような2枚の鱗片が子供を抱く母に似ていることに由来します。花はうつむきに咲き可愛いです。花の内側から見ると種名の通り編み笠模様が良く分かります。バイモの芽吹き
胡蝶侘助が咲き始めました。侘助ツバキの代表的な品種の一つで江戸時代から人気のツバキです。桃紅色地に白斑が入り、お猪口のような極小輪のとても可愛い花です。茶花、活花として重宝され鉢植え、庭植えとしても人気があります。庭の胡蝶侘助は家を新築した時、義父の友人に頂きました。もう35年以上になります。今年も可愛い花が咲きました。愛らしく小さなツバキの胡蝶侘助
一昨日の戸畑アヤメに続いて白花戸畑アヤメを植え替えました。白花戸畑アヤメの株もどれも元気でした。枯れ葉の色が奇麗な株は元気な証拠です。ポットから抜くと奇麗な根と元気な芽が見えます。上部を切り2から3個に切り分けます。ポットに植え込み終了です。昨年の3月中頃の株です。白花戸畑アヤメは戸畑アヤメに比べ少し大きいです。左2列が白花戸畑アヤメで右2列が戸畑アヤメです。比べたら大きさの違いが分かります。どちらも奇麗な花が咲くと良いですね。白花戸畑アヤメの植え替え
戸畑アヤメを植え替えました。通常アヤメ類の植え替えは5月の花後が最適とされています。まだ芽が動かない2月も可能だということで植え替えました。戸畑アヤメはエヒメアヤメの変種で、北九州市の戸畑地区に自生していました。一時は絶滅したものと思われていました。偶然農家の方が育てられているのが見つかり、現在は大切の保護されています。この時期上部は枯れ姿です。鉢から抜いて上部を切りました。根元には新芽が見えます。どの株も元気なようで安心しました。2から3つに切り分け植え付けました。5月には奇麗な花が見られると良いですね。戸畑アヤメの植え替え
姫ヤハズススキと屋久島ススキを植え替えました。ススキは春の芽吹き、夏の爽やかな緑、秋の花穂、冬の枯れ姿どれも風情があって良いものです。姫ヤハズススキヤハズススキの小型のタイプです。草丈は40㎝ぐらいで少し大きめの中深鉢に植えると見映えの良い姿になります。5月頃の葉は種名の通り、薄い黄白色の斑が濃い緑と相まってとても奇麗です。ポット一杯に大きくなっています。ポットから抜いて半分に切り分けます。ポットに植えつけます。2倍に増えました。5月頃の姿です。今回植え替えたものも、このように奇麗な鷹の羽模様が見られると思います。屋久島ススキ姫ヤハズススキよりも更に小型のススキです。草丈は30㎝くらいです。浅鉢に植えると15㎝ぐらいになります。石などを配置して植えたり、アキノキリンソウなどと寄せ植えにしても風情があって良...姫ヤハズススキと屋久島ススキの植え替え
今週は日本各地厳しい寒さが続いていますね。九州北部も例外ではありません。連日わずかな降雪の日が続いていますが、昨日は久々に積もる雪でした。庭も畑も雪景色になりました。山野草の植え替えもしばらくは出来そうにありません。大きな綿雪が降り、あっという間に雪景色になりました。畑も真っ白です。庭と畑の雪景色
レンゲショウマを植え替えました。庭には紫と白の花を置いています。昨年はもうすぐ花が見られるところで咲ききれず枯れてしまいした。異常な高温が原因だと思います。株は皆元気でした。今年は花が見られると良いですね。植え替え前の鉢どの株も元気で安心致しました。5~10芽づつに分け植えつけました。レンゲショウマの花は「息をのむような美しさ」の表現がぴったりの花です。咲いた時は本当に嬉しいですね。ご近所の方も「レンゲショウマを見せて」と訪ねて来られます。今年は奇麗な花がたくさん見られると良いですね。レンゲショウマの植え替え
恒例の夏ミカンのピールを作りました。実家に夏ミカンが沢山なっていて毎年数十個貰ってきます。ピールの作成は全行程6日間の長い時間が掛かります。でもそのまま食べてもパンに加えても美味しく、毎年作るようにしています。皮剥きこれまでは包丁の刃元の角で皮に半円状の切り口を付けて剥いていました。娘が皮剥きの道具をくれましたので、今回はそれを使いました。皮を破らないように注意して剥きます。8等分にした皮を水につけ1日置きます。2日目、水を替えて皮に竹串が通るくらいまで煮ます。砂糖の使用予定の1/3の量のシロップを作り、皮に掛けひと煮立ちさせたら翌日まで冷まします。3日目、使用予定の砂糖の1/3の量を加え、ひと煮立ちさせ翌日まで冷まします。4日目、上の工程を残りの材料に行います。5日目、ミカンの皮を取り出し、シロップを半...夏ミカンのピール作成
冬の庭木の手入れの一つに寒肥(かんごえ)があります。寒肥をすることによりは春からの生育が大きく違ってきます。この寒い時期に行います。山野草にも寒肥を行うことで元気に育つようです。冬でも緑の葉を付けている山野草に寒肥を行います。使用している肥料大粒の肥料で1ポットに2個づつあげています。屋久島アセビ姫アガバンサスカラス葉リュウキンカ屋久島タチツボスミレ奄美スミレ姫ユキノシタ素心タイリンアオイ枝咲キキョウ斑入りアザミノイバラ(あかずきん)千島セキショウハカタシダ寒肥(かんごえ)の施肥
先日準備したポットに一昨年の秋播種した素心花ムサシアブミを鉢上げしました。種が1年3ヶ月を経過し1㎝強の立派な球根になっていました。球根の数は170球もありました。10.5㎝のポットに8球ずつ植えつけました。早いものは再来年の春に花が見られるかも知れません。播種したものは一部先祖帰りの株も見られます。100球ぐらい素心花が見られることを期待しています。昨年春の芽吹き苗素心ムサシアブミの花透明感のある淡い緑が奇麗ですね。今回鉢上げした球根も奇麗な花が見られることを期待しています。一昨年の秋に播種した鉢立派な球根になっていました。小さくても親球根と同じような立派な球根です。素心花ムサシアブミの鉢上げ
今日から2月です。山野草の植え替えを始めます。昨日、土、ポット、底網、ラベル、元肥のマグアンプKなど購入してきました。使用するポットは直径が9㎝、10.5cm、12㎝ですが主に使っているのは10.5cmです。今回は160ポット作りました。土は硬質鹿沼土、赤玉土、日向ボラ土をブレンドして使っています。植物に応じブレンドの割合を変えたり、腐葉土、ミズゴケを加えたりしています。山野草植え替えポットの準備
この時期は果樹の剪定の時期です。花芽の芽当たりを見極めて剪定します。どの芽も良いように見えて、いつもどの芽を残すか迷ってしまいます。柿柿は新しい芽にしか実が付きません。出来るだけ丈夫な芽を選んで殆どの枝を切ります。イチジク小さな枝や下向きに付いた枝を切ります。もっと大胆に切った方が良いようですが、なかなか切れません。作業をしていたらイソヒヨドリが来ました。私をあまり怖がらず畑で虫探しを始めました。作業を中止してしばらくはイソヒヨドリとのひと時を楽しみました。可愛いですね。イソヒヨドリと果樹の剪定
今は庭の山野草も一部の冬緑草を除いて殆どが枯れ姿です。花も終わって一部の花には冠毛が見られます。冠毛や綿毛は植物が子孫を残すため、出来るだけ種子を遠くへ運ぶために編み出した作戦です。子供の頃タンポポやガガイモの冠毛を吹いて飛ばし遊んだものです。冠毛も花とは違ってまた趣があって良いものです。オオバナオケラオケラ蝦夷ノコンギク屋久島アキノキリンソウツワブキ庭の花の冠毛
ホウレンソウの種植えの畝づくりをしていたらシロハラが来ました。私をあまり怖がらず、近くで虫を探し始めました。畑では堆肥を多く使用しますので虫もたくさんいます。カミキリムシの幼虫をあげたら喜んで食べます。今は毎日畑にやって来ます。私も虫を探してあげています。可愛いですね。しばらくしたら地面に降りて虫探しを始めました。私も一緒に探します。見つけたら容器に入れてあげます。ホウレンソウの畝ニンニクも大きくなりました。やはりマルチ植えは効果大です。ホウレンソウ大さやえんどう晩生タマネギブロッコリーは毎日ヒヨドリが葉を食べに来ます。側芽が春まで利用できると思っていましたが、難しいかも知れません。シロハラと畑の野菜
こちらも先日ご紹介した済州島イワオモダカと同じ日に頂いたものです。今も種名が分かりません。多分ヤブソテツの仲間だろうと思います。草丈はヤブソテツが50㎝前後で大型ですがこれは10㎝くらいです。種名が分からないと気になりますね。済州島イワオモダカのようにいつか種名が分かると良いですね。ヤブソテツに似たシダ
暮らしの手帖33号に載っていた「小さないちごロール」を作ってみました。料理家の柳瀬久美子さんの紹介レシピです。「焼き時間9分、卵1個」の文言に惹かれました。バットを使ったスポンジ作りも簡単そうで良いと思いました。材料(1個分)スポンジ卵1個砂糖25g薄力粉20g牛乳小さじ1杯植物油小さじ1杯シロップ砂糖25gオレンジリキュール小さじ2杯(家になかったので今回は砂糖のみのシロップです)クリーム生クリーム100ⅿl砂糖10gいちご少5個今回は2個作りました。写真も2個分の容量です。長崎産のいちごで実がしっかりしていてケーキ向きでした。スポンジ作り紹介されていたバットより家のバットが大きく薄いスポンジになってしまいました。形は今一つですが美味しいケーキが出来ました。いちごは5月頃までは出荷されますからまた作って...小さなイチゴロールを作ってみました
昨日は墓参で実家に行きました。晴れて気温も高く過ごしやすい一日でした。帰りに夏ミカンを貰ってきました。夏ミカンの収穫には1ヶ月ほど早いですが10数個貰ってきました。多分酸っぱいだろうと思いますが、皮がしっかりしているときにピールを作ろうと思います。夏ミカンの木立派な実がたくさんついています。この夏ミカンは小鳥が運んできたもので植えたものではありません。もう大分前のことで大きな木になりました。少し貰ってきました。他のみかんも2月中頃には収穫できると思います。デコポン(不知火)見た目は硬そうですが、皮が剝きやすく甘みが強く中の薄皮ごと食べられます。せとか香りが強く濃厚な甘みで柑橘類の大トロと呼ばれています。ビワの花が沢山咲いていました。5月末頃に収穫できます。実家の夏ミカン
済州島イワオモダカはもう大分前に山草会の方から頂きました。草丈はイワオモダカに比べずっと小型です。お宅にお伺いした時「これはなんですか」とお尋ねしたら「持って行って良いよ」と言われました。ただ種名は分からないとのことでした。ずっと種名が気になっていました。数年後盆栽専門の園芸店に行ったら、盆栽の下草として売られていました。種名が分かった時は本当に嬉しかったですね。済州島イワオモダカコンパクトな草姿が気に入っています。冬は葉が内側に巻き込みます。15度以上になると上記の写真のように奇麗な葉になります。イワオモダカ済州島イワオモダカとイワオモダカ
私は屋久島の山草が好きで庭にもたくさん置いています。屋久島の山草の良さは何といってもコンパクトなことです。殆どの山草は草姿が小さく小さな鉢に見栄え良く映ります。屋久島リンドウ、屋久島ウメバチソウ、屋久島ダイモンジソウは枯らしてしまいました。中でも屋久島リンドウは非常に残念です。屋久島笹は非常に強健で良く増えます。浅鉢に植えあまり植え替えず持ち込むとコンパクトな良さが引き立ちます。コンパクトが魅力の屋久島笹
私は野鳥観察が好きで、毎日の散歩路などで探鳥を楽しんでいます。毎日10種から20種以上の鳥を観察できます。鳥に来て欲しくて小さな庭ですがモチノキ、桜、ツバキなど10種の木々を植えています。年中鳥たちが訪れてくれます。金木犀はスズメの隠れ家、ツバキの花はメジロの食事などになっています。シロハラ、ツグミ、コゲラ、ウグイス、ヒヨドリ、ジョウビタキなど来てくれます。必ず置き土産があります。庭では置き土産でいろんな木々が芽吹きます。マンリョウ、センリョウ、イヌマキ、ハマヒサカキ、クス、カクレミノなどです。マンリョウ白実のマンリョウ最近キイジョウロウホトトギスの鉢に斑入りの奇麗なマンリョウが芽吹いてきました。センリョウイヌマキハマヒサカキ(イソシバ)鳥たちの置き土産
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一昨年ある展示会で購入した八重咲香丁木に初めて花が咲きました。花は1.5㎝くらいで小さい花です。八重咲の上品な花で期待以上の花でした。木が大きくなれば見映えも一層良くなると思います。八重咲香丁木の花
ノリウツギは全国に自生しています。アジサイの仲間ですがアジサイが終わった7月頃に花を咲かせます。庭のノリウツギは花よりも葉芸を楽しみます。この時期が最も葉芸の美しい時期です。斑入りノリウツギの美しい葉芸
ホタルブクロが好きで庭に数種置いています。現在花が咲いているのは4種です。マルハナバチが毎日来て蜜を吸っています。私はマルハナバチが好きで見ていると可愛いものです。高嶺ホタルブクロ青花ホタルブクロ白花ホタルブクロ紅衣ホタルブクロいろんなホタルブクロの花
大実クワの実が熟しました。甘い実にアリたちが群がっています。子供の頃、桑畑でたくさん採って食べたことを思いだします。大実クワの実成り
紅花白糸ホタルブクロが咲きました。ホタルブクロはその名の通り、花冠が袋状になっています。白糸ホタルブクロは花冠が深く6列して細い花びらのようになっています。庭の白糸ホタルブクロはピンクの美しい花です。紅花白糸ホタルブクロの花
ムギランとマメヅタランの花が咲きました。どちらも2~3㎜ほどの小さな花です。でもどちらの花もラン特有の形をしています。ムギラン関東地方から屋久島にかけて自生しています。常緑の樹幹や岩上に着生しています。庭では軽石に着生させています。マメヅタラン東北地方南部から沖縄まで自生しています。ムギラン同様樹幹や岩上に着生させています。ムギランに比べ、栽培は少し難しいように思います。ムギランとマメヅタランの花
戸畑アヤメはエヒメアヤメの変種と言われています。北九州の戸畑区に自生しています。一時は絶滅したと思われていましたが、偶然農家で見つかり大切の保護されています。花が葉よりの低い位置で咲くことが特徴です。庭ではすべて鉢で育てていますが、草丈も30㎝ほどでアヤメ類の中ではコンパクトです。花付きは白花の方が良いように思います。株は丈夫でもなかなか花が咲きません。花を咲かせる育て方を工夫したいと思います。青花白花戸畑アヤメの青花と白花
コバノズイナは北米原産の落葉低木です。派手さはありませんが白い小花を円柱状に咲かせます。木もあまり大きくならず、株立ち状に成長します。花は枝の先端に咲きますが、一つ一つの花も良く見ると可愛いものです。コバノズイナの花
タツナミソウが好きで庭にはたくさんの種類を置いています。その名の通り花が一方向に咲き、押し寄せる波のように見えます。丈夫で株分けでも種子でも良く増えます。時には他の鉢に入り込んで困ることもあります。次々に花が上がって来て長く楽しめるのも良いですね。屋久島タツナミソウ赤花タツナミソウシソバタツナミソウ二色咲きタツナミソウコバノタツナミソウ白花タツナミソウタツナミソウタツナミソウの花いろいろ
カラマツソウは北海道から九州まで見られます。白い部分は花のように見えますがしべでガクも花弁もありません。白い線香花火のようでとても奇麗です。丈夫で育てやすく種子も良くでき増殖も容易です。カラマツソウの花
ニワフジの赤紫の花が奇麗です。フジのように弦は伸びず、そのままでも盆栽風に育ちます。とても育てやすい花です。庭のニワフジにはいつのまにか白雪ゲシが入り込んでいます。白雪ゲシとの混植も悪くないのでそのまま育てています。ニワフジの花
枝を切るとかすかな香りがすることが種名の由来です。枝が密に茂りたくさんの花をつけます。枝付きの他ひこばえも良く出て盆栽仕立ても容易です。斑入り香丁木赤花の香丁木香丁木の花
姫サユリが咲きました。残念ながらササユリは枯らしてしまいました。どちらも大切にしていたのに残念です。姫サユリは東北地方の亜高山帯に自生しています。このため夏の暑さに弱く注意が必要です。昨年の猛暑の影響が心配でしたが、どうにか花を咲かせてくれました。姫サユリの花
今年のウスユキソウは元気がありません。庭の他の花も昨年の猛暑で大分傷んでしまいましたが、ウスユキソウも例外ではありません。千島ウスユキソウと高麗ウスユキソウは花が咲きましたが寂しいです。礼文ウスユキソウと早池峰ウスユキソウは花が咲きませんでした。何とか草勢を回復させ来年の花を期待したいと思います。千島ウスユキソウ高麗ウスユキソウ礼文ウスユキソウ早池峰ウスユキソウウスユキソウの花が寂しい
ニワセキショウは北米原産です。野原で見かけるニワセキショウは薄赤紫の花ですが庭のニワセキショウは園芸品種です。大輪青花ニワセキショウ(カリフォルニアスカイ)矮性種で青花の代表種です。草丈は10㎝ぐらいです。白花ニワセキショウ(アイダホスノー)草丈は10㎝ぐらいです。ニワセキショウの花
コアジサイと奥多摩コアジサイが咲きました。コアジサイは育てるのが意外と気難しい植物です。奥多摩コアジサイはコアジサイと額ウツギの自然交配種と言われています。コアジサイに比べ丈夫で育てやすい植物です。どちらもアジサイのような装飾花はありません。小さな花が密に咲きおとなしい感じの花です。コアジサイ奥多摩コアジサイコアジサイと奥多摩コアジサイの花
トキソウが咲き始めました。今年2月に植え替えましたが、根が相当傷んでいてもうだめかと思いました。傷んでいるところを丁寧に取り除き植えていましたら4月になって芽吹いて来ました。芽吹いてきたときは本当に嬉しかったですね。少しづつ大小6鉢に植えていましたが、全鉢とも芽吹きました。本当に良かったです。今年は花も少なく寂しいですが、注意して育て来年はたくさんの花を咲かせたいですね。芽吹きが確認できた時は小躍りするくらい嬉しかったです。今年は寂しいトキソウの花
今年のユキザサの花は寂しいです。手入れをきちんとしてあげなかったことが原因です。草もたくさん入り込んでいたし、肥料不足にもなっていたようです。可哀そうなことをしました。花が終わったら土を奇麗にしてあげようと思います。ユキザサの花
庭のカンアオイの花が咲き始めました。ウマノスズクサの仲間で地味ですが面白い花を咲かせます。今咲いているカンアオイはどれも近くの山で見ることができます。タイリンアオイ亀甲斑の美しい葉模様です。ウンゼンカンアオイ照葉の葉が奇麗です。サンヨウカンアオイ少し小型で葉柄が細いのが特徴です。カンアオイの花
庭には数種の品種のセッコクがあります。どれも友人に頂いたものですが、種名はみんな分からなくなってしまいました。石付けにしたり、木に着生させたりしています。毎年奇麗な花を咲かせます。セッコクをくれた友人は亡くなり今年は7回忌です。寂しい限りです。セッコクの花
畑の一角に切り花にするためにスイートピーを育てています。いつも混合の種を使っています。今年は白花と薄い紫の花が咲きませんでした。そろそろ終わりに近づきました。隣のスイカのつるも大分伸びてきましたので、そろそろ処分しようと思います。妹にあげたら玄関に飾ってくれました。甘い香りのスイトピー
カラマツソウの仲間は数多く存在しますが、ツクシカラマツが一番だと思います。でもツクシカラマツはどこにも自生していません。種も出来ません。交配園芸種だと言われています。細い花茎の先に咲く淡い紅紫色の花は何とも言えなく可愛いものです。花は次々に開花し一ヶ月以上も咲き続けます。浅い大きな鉢にたくさん植えると見事な花が楽しめます。カラマツソウの中で一番のツクシカラマツ
小型の着生ランです。同じ小型の着生ランのマメヅタランと同属です。庭にもマメヅタランを置いていましたが枯らしてしまいました。マメヅタランはとても気に入っていたので残念です。その名のようにムギのようなバルブに一枚の葉を付けます。ころころしていて可愛いです。庭のムギランはビロードシダなどと一緒に石付けにしてしています。花は2ミリほどであまり目立ちませんが、蘭特有の形をしています。小さなころころした可愛いムギラン
アカバナユウゲショウの白花種が咲いています。この白花種は数年前、散歩コースで見つけました。道路と縁石の隙間に芽吹いていました。庭に移植して育てていますが、今では少々持て余すように繁殖力が旺盛です。他の山野草の鉢や庭のあちこちから芽吹いています。でも花は清楚で美しいです。散歩コースのアカバナユウゲショウ清楚なアカバナユウゲショウの白花種
サラサウツギはあまり聞きなれない花かも知れません。でも花はとても可愛いです。外側の桃色と内側の白色の八重の花弁が特徴的です。下向きに咲く鐘の形の花がさらに可愛く感じられます。栽培も容易で特に難しいところはありません。ただ樹形を保つには時々の徒長枝の剪定が必要です。夏季を避け、花後か秋に剪定をします。可愛い鐘のようなサラサウツギ
イワタバコは冬の間、翌年の葉を脳のようにしわしわの形で越冬します。春先にしわしわの縮んでいた葉が次第に広がっていきます。蝉の羽化の時の羽の広がりに似ています。私はイワタバコの葉の広がりの様子がとても面白いです。イワタバコは照葉の美しい葉も魅力です。イワタバコは葉を数片にカットし、葉挿しをすればたくさんの苗が得られます。葉が広がった頃白花種美しい照葉のイワタバコ
ホタルブクロは丈夫な花で全国各地で見られます。釣鐘型の大きな花を付け、観賞価値の高い植物です。地植えでは草丈も大きくなりますが、鉢植えでは小型にすることも可能です。庭には淡紅紫色、白色、濃紫色のホタルブクロを置いています。種が落ちて庭のあちこちに芽吹いていますが、鉢栽培が主です。高嶺ホタルブクロ白花ホタルブクロ青花ホタルブクロ紅花白糸ホタルブクロ花弁が深く切れ込み細い花びらのようになっています。紅衣ホタルブクロ紫の花弁がダブルになっています。釣鐘型の可愛いホタルブクロの花
庭には地理的変種も含め6種のウスユキソウを置いています。千島ウスユキソウ、大平ウスユキソウ、キリギシウスユキソウ、早池峰ウスユキソウ、礼文ウスユキソウ、高麗ウスユキソウです。ウスユキソウは花が長く観賞できます。庭のウスユキソウも4月の終わりころから咲いています。さすがにひと月を過ぎると真っ白な花に薄い褐色が入るようになりました。今年は花付きが今一つでした。千島ウスユキソウ、高麗ウスユキソウ、礼文ウスユキソウにしか花が咲きませんでした。例年は年に3回の植え替えをしていますが、昨年の植え替えは2回でした。寒い地方や高山の植物は用土をいつも清潔に保っている方が調子が良いようです。今年は例年のように2月末、6月末、9月末に植え替えます。株は元気なようで大丈夫だと思います。長く楽しめるウスユキソウ
庭のカラマツソウは7年前に東京の友人に頂きました。最初は1株でしたが、播種をしていたらたくさんの株になりました。小型の山野草が多い庭では大型の植物になります。今年は花もたくさん咲きました。白い線香花火のような房状の花は、山野草の雰囲気が感じられ良いものです。白い線香花火のようなカラマツソウ
イブキジャコウソウはハーブのタイムに近い植物です。小さな花がびっしり咲く姿は、花の絨毯のようで微笑ましいものです。草のように見えますが、小型の低木です。触ると強い香気を発します。私はこの香りが好きで庭に出ると触って楽しんでいます。強健で良く増えます。でも植え替えを怠ると中心部が枯れてきたりします。また徒長枝が伸び締まりない姿になったりします。強健でも管理は丁寧にする必要があります。白花種植え替えをしなかったので枯れ枝が目立ちます。香り高いイブキジャコウソウ
梅花ウツギは近所の山野草販売の方から分けて頂きました。白い細い枝に大きな美しい花が咲いていて、さわやかな花だと思いました。私の庭に来て3年になりますが、木も大きくなり今年はたくさんの花を付けました。花はよくみると花弁が一重や八重もあります。同じ木で違った花が咲いていますがどうしてでしょうね。白いさわやかな梅花ウツギの花
光岳キリンソウはその名の通り、南アルプスの光岳に自生している植物です。高山植物特有の非常にコンパクトな植物です。草丈も10㎝ほどで鉢作りに向いています。高山植物にしては比較的丈夫です。星形の花と褐色の縁取りの厚みのある葉とのバランスも良く観賞価値の高い植物です。高山植物特有のコンパクトな光岳キリンソウ
藤の花に似た赤紫の花を咲かせます。数年前に山草会の方から頂きました。植え替えをしなくても草姿があまり乱れません。庭の庭フジも植え替えずに数年経っていますが、ふわっとした草姿を保っています。少し大きな鉢に植えて持ち込んだ方が良いように思います。芽吹きの頃いつの間にか白雪ゲシが入り込んで花を付けています。たくさんの花を付けています。ふわっとした庭フジの草姿
ニオイハンゲは中国原産の植物です。その名の通り花は甘い香りがします。玄関に置いていますが、顔を近づけ香りを楽しんでいます。ニオイハンゲは鑑賞的にも優れています。葉は長いハート形の暗緑色で光沢があり、葉脈に沿って白い斑が入ります。淡緑色の苞とのバランスも良く、草全体の姿が何とも言えなく良いものです。玄関に飾っています。むかごが落ちあちこちから芽吹いてきます。ニオイハンゲの甘い香り
長い花茎に一方向に花を咲かせます。一方向に咲く花を寄せる波に見立ててタツナミソウの名が付けられました。タツナミソウは丈夫で種子でも株分けでも容易に苗が得られます。石付けや浅鉢などいろんな植え方でも立派に花を付けます。庭ではいろんな鉢に種が飛び芽吹いています。地植えよりも鉢植えの方が締まった株になります。タツナミソウ赤花タツナミソウ二色咲きタツナミソウフウランの鉢に芽吹いた二色咲きタツナミソウコバノタツナミソウ白花タツナミソウ屋久島タツナミソウ可愛い丈夫なタツナミソウ
寂しいミヤマキリシマ先週、NHKの九州内放送の中でミヤマキリシマが満開の旨ニュースがありました。庭のミヤマキリシマは昨年枝枯れが発生し枝を整理しました。元の木の半分以下になってしまいました。今年はその影響で寂しい花になりました。やっと樹勢が回復してきました。やれやれです。満開の三つ葉ツツ7年前に東京の友人に頂いたものです。順調に大きくなり、花付きも年々見栄えがするようになってきました。寂しいミヤマキリシマと花たくさんの三つ葉ツツジ
乙女ユリとも呼ばれています。庭には以前は増えて10球ほどありましたが、今は2球になりました。姫サユリは暑さに弱く、九州では夏の暑さ対策が重要です。特に最近の異常な暑さは北方や高山の山野草には厳しい環境になっています。姫サユリは庭では比較的涼しい半日陰の場所に置いています。姫サユリの清楚な花
ハルオコシもヤブイチゲもヨーロッパ産のイチリンソウの仲間です。どちらも八重咲で奇麗な花です。ハルオコシ数年前の山草展でハルオコシが展示されていました。大きな鉢一杯にたくさんの花が咲いていて見事でした。私はハルオコシを知りませんでした。「良い花ですね」と言ったら「今度分けてあげますよ」と言って下さいました。分けてもらって3年になり、ずいぶん大きくなりました。今年は7から8個の花も咲きました。来年は鉢一杯の花になればと期待しています。ヤブイチゲ近所の山野草販売をしている方の庭で見かけました。私はヤブイチゲも知りませんでした。花はハルオコシに似て奇麗でした。お願いして一鉢分けてもらいました。来年は花が楽しめるかも知れません。こちらも大株に育て鉢一杯の花を楽しみたいですね。ハルオコシとヤブイチゲ
コウチョウギは成長が早く枝もたくさん出ます。小品盆栽の題材に向いています。そんなに手入れをしなくても自然に盆栽風に成長します。コウチョウギは根を切ると、ほのかな香りがすることから名付けられました。私は香りを味わったことはありません。庭には斑入りの白花と薄桃色の2種を置いています。斑入りのコウチョウギ昨年大きくなりすぎたので半分以下に剪定しました。今年はその影響で花付きは今一つです。来年は花もたくさん付けると思います。薄桃色のコウチョウギ小品盆栽に向く香丁木(コウチョウギ)
深山クワガタは花も小さくあまり目立たない山野草です。でもよく見ると花は可愛く、房状に咲く姿は高山植物の雰囲気があります。地域変異の多い植物でもあります。高山植物にしては栽培も容易で株分けで毎年2倍に増えます。大きな鉢に群生させると見栄えも良くなります。高山植物らしいミヤマクワガタ