屋久島カキランが咲き始めました。カキランは近くでも見られます。カキランは草丈が80㎝ほどになりますが、庭の屋久島カキランは20㎝くらいです。地味な花ですが山野草の雰囲気があり好きな花の一つです。屋久島カキランの花
庭に250種ほどの山野草を育てています。 山野草の四季折々の姿をご紹介できればと思います。
自宅でも山野草を育てていますが、自宅の周りも自然が多く、散歩コースは可愛い植物や野鳥たちにたくさん出会えます。 そんな日々の暮らしをご紹介できればと思います。
ノリウツギは全国に自生しています。アジサイの仲間ですがアジサイが終わった7月頃に花を咲かせます。庭のノリウツギは花よりも葉芸を楽しみます。この時期が最も葉芸の美しい時期です。斑入りノリウツギの美しい葉芸
ホタルブクロが好きで庭に数種置いています。現在花が咲いているのは4種です。マルハナバチが毎日来て蜜を吸っています。私はマルハナバチが好きで見ていると可愛いものです。高嶺ホタルブクロ青花ホタルブクロ白花ホタルブクロ紅衣ホタルブクロいろんなホタルブクロの花
大実クワの実が熟しました。甘い実にアリたちが群がっています。子供の頃、桑畑でたくさん採って食べたことを思いだします。大実クワの実成り
紅花白糸ホタルブクロが咲きました。ホタルブクロはその名の通り、花冠が袋状になっています。白糸ホタルブクロは花冠が深く6列して細い花びらのようになっています。庭の白糸ホタルブクロはピンクの美しい花です。紅花白糸ホタルブクロの花
ムギランとマメヅタランの花が咲きました。どちらも2~3㎜ほどの小さな花です。でもどちらの花もラン特有の形をしています。ムギラン関東地方から屋久島にかけて自生しています。常緑の樹幹や岩上に着生しています。庭では軽石に着生させています。マメヅタラン東北地方南部から沖縄まで自生しています。ムギラン同様樹幹や岩上に着生させています。ムギランに比べ、栽培は少し難しいように思います。ムギランとマメヅタランの花
戸畑アヤメはエヒメアヤメの変種と言われています。北九州の戸畑区に自生しています。一時は絶滅したと思われていましたが、偶然農家で見つかり大切の保護されています。花が葉よりの低い位置で咲くことが特徴です。庭ではすべて鉢で育てていますが、草丈も30㎝ほどでアヤメ類の中ではコンパクトです。花付きは白花の方が良いように思います。株は丈夫でもなかなか花が咲きません。花を咲かせる育て方を工夫したいと思います。青花白花戸畑アヤメの青花と白花
コバノズイナは北米原産の落葉低木です。派手さはありませんが白い小花を円柱状に咲かせます。木もあまり大きくならず、株立ち状に成長します。花は枝の先端に咲きますが、一つ一つの花も良く見ると可愛いものです。コバノズイナの花
タツナミソウが好きで庭にはたくさんの種類を置いています。その名の通り花が一方向に咲き、押し寄せる波のように見えます。丈夫で株分けでも種子でも良く増えます。時には他の鉢に入り込んで困ることもあります。次々に花が上がって来て長く楽しめるのも良いですね。屋久島タツナミソウ赤花タツナミソウシソバタツナミソウ二色咲きタツナミソウコバノタツナミソウ白花タツナミソウタツナミソウタツナミソウの花いろいろ
カラマツソウは北海道から九州まで見られます。白い部分は花のように見えますがしべでガクも花弁もありません。白い線香花火のようでとても奇麗です。丈夫で育てやすく種子も良くでき増殖も容易です。カラマツソウの花
ニワフジの赤紫の花が奇麗です。フジのように弦は伸びず、そのままでも盆栽風に育ちます。とても育てやすい花です。庭のニワフジにはいつのまにか白雪ゲシが入り込んでいます。白雪ゲシとの混植も悪くないのでそのまま育てています。ニワフジの花
枝を切るとかすかな香りがすることが種名の由来です。枝が密に茂りたくさんの花をつけます。枝付きの他ひこばえも良く出て盆栽仕立ても容易です。斑入り香丁木赤花の香丁木香丁木の花
姫サユリが咲きました。残念ながらササユリは枯らしてしまいました。どちらも大切にしていたのに残念です。姫サユリは東北地方の亜高山帯に自生しています。このため夏の暑さに弱く注意が必要です。昨年の猛暑の影響が心配でしたが、どうにか花を咲かせてくれました。姫サユリの花
今年のウスユキソウは元気がありません。庭の他の花も昨年の猛暑で大分傷んでしまいましたが、ウスユキソウも例外ではありません。千島ウスユキソウと高麗ウスユキソウは花が咲きましたが寂しいです。礼文ウスユキソウと早池峰ウスユキソウは花が咲きませんでした。何とか草勢を回復させ来年の花を期待したいと思います。千島ウスユキソウ高麗ウスユキソウ礼文ウスユキソウ早池峰ウスユキソウウスユキソウの花が寂しい
ニワセキショウは北米原産です。野原で見かけるニワセキショウは薄赤紫の花ですが庭のニワセキショウは園芸品種です。大輪青花ニワセキショウ(カリフォルニアスカイ)矮性種で青花の代表種です。草丈は10㎝ぐらいです。白花ニワセキショウ(アイダホスノー)草丈は10㎝ぐらいです。ニワセキショウの花
コアジサイと奥多摩コアジサイが咲きました。コアジサイは育てるのが意外と気難しい植物です。奥多摩コアジサイはコアジサイと額ウツギの自然交配種と言われています。コアジサイに比べ丈夫で育てやすい植物です。どちらもアジサイのような装飾花はありません。小さな花が密に咲きおとなしい感じの花です。コアジサイ奥多摩コアジサイコアジサイと奥多摩コアジサイの花
トキソウが咲き始めました。今年2月に植え替えましたが、根が相当傷んでいてもうだめかと思いました。傷んでいるところを丁寧に取り除き植えていましたら4月になって芽吹いて来ました。芽吹いてきたときは本当に嬉しかったですね。少しづつ大小6鉢に植えていましたが、全鉢とも芽吹きました。本当に良かったです。今年は花も少なく寂しいですが、注意して育て来年はたくさんの花を咲かせたいですね。芽吹きが確認できた時は小躍りするくらい嬉しかったです。今年は寂しいトキソウの花
今年のユキザサの花は寂しいです。手入れをきちんとしてあげなかったことが原因です。草もたくさん入り込んでいたし、肥料不足にもなっていたようです。可哀そうなことをしました。花が終わったら土を奇麗にしてあげようと思います。ユキザサの花
庭のカンアオイの花が咲き始めました。ウマノスズクサの仲間で地味ですが面白い花を咲かせます。今咲いているカンアオイはどれも近くの山で見ることができます。タイリンアオイ亀甲斑の美しい葉模様です。ウンゼンカンアオイ照葉の葉が奇麗です。サンヨウカンアオイ少し小型で葉柄が細いのが特徴です。カンアオイの花
庭には数種の品種のセッコクがあります。どれも友人に頂いたものですが、種名はみんな分からなくなってしまいました。石付けにしたり、木に着生させたりしています。毎年奇麗な花を咲かせます。セッコクをくれた友人は亡くなり今年は7回忌です。寂しい限りです。セッコクの花
ミツデイワガサの花が咲きました。コデマリに似た小さな花を密に咲かせます。葉の先が三つに分かれることから「三つ手岩傘」の名があります。栽培は容易で剪定をしてもすぐに枝が出るので盆栽仕立ても楽しめます。挿し木でたくさんの株を得ることも容易です。ミツデイワガサの花
エノモトチドリが咲きました。エノモトチドリはイワチドリとコアニチドリの交配種です。どちらもエノモトチドリより小さです。交配種の方が大きくて不思議ですね。それにエノモトチドリの方が丈夫で育てやすいのも良いですね。次々に花が上がって来てしばらくは楽しめそうです。エノモトチドリの花
白いブラシのようなシライトソウの花が咲きだしました。庭にはシライトソウの他に甑島シライトソウ、屋久島シライトソウがあります。今咲いているのはシライトソウだけです。白ブラシが次々に咲いて奇麗です。甑島シライトソウはこれからです。花茎を含めた草丈は10㎝くらいでコンパクトです。シライトソウの花
トキンイバラが奇麗です。とてもイチゴとは思えないような美しさです。種名にバラの名が入っていますが、本当にバラのような花です。数年前に私のブログを見て頂いた方とキイチゴの交換で戴きました。庭の姫バライチゴ(ナンヨウバライチゴイ)のお礼に頂きました。増やして大きな鉢に群生をさせたいと思っていますトキンイバラの花
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屋久島カキランが咲き始めました。カキランは近くでも見られます。カキランは草丈が80㎝ほどになりますが、庭の屋久島カキランは20㎝くらいです。地味な花ですが山野草の雰囲気があり好きな花の一つです。屋久島カキランの花
カシノキランが咲き始めました。着生植物で庭では柿に着生させています。一度着生させるとそのまま何もしなくてよく管理も楽です。生長は遅くなかなか大きくなりません。着生させて7~8年になり、たくさんの花を付けるようになりました。カシノキランの花
ギボウシのブルーマウスイヤーが咲き始めました。小型のギボウシでその名の通り、葉がネズミの耳に似ています。草姿もコンパクトで花付きも良く鉢植えに向いています。ギボウシ(ブルーマウスイヤー)の花
ヒトツバショウマが咲き始めました。神奈川に居た頃、丹沢の川沿いでよく見かけました。ヒトツバショウマが咲くと神奈川時代を思いだします。小さな花がはたくさんの星をちりばめた様で美しいです。ヒトツバショウマの花
アジサイ(初霜)の花が咲きました。美しい葉芸と青い花と白い装飾花が相まって奇麗です。梅雨の中咲く花は気持ちを少し爽やかにしてくれます。栽培も増殖も容易です。ただアジサイは旧枝先咲きですから剪定時期が重要です。アジサイ(初霜)の美しい葉芸と花
夏ツバキが満開です。植えてからもう37年になります。大きくなって主幹が枯れましたが、元気で毎年奇麗な花を見れてくれます。ただ花はすぐに落ちて下に置いている鉢にたくさんたまります。毎日片づけが必要です。夏ツバキの花
対馬黄金オニユリが咲き始めました。オニユリの変種で対馬の固有種です。鮮やかな黄色の中に黒い斑点があり美しいユリです。花は花序の先端に数個咲かせます。オニユリ同様むかごがたくさんできますので増殖は容易です。栽培も難しくありません。対馬黄金オニユリの花
オカトラノオは近くの山にもたくさん自生しています。草丈は大きなものでは1ⅿにもなります。鉢では50㎝くらいです。茎の先端に長さ10㎝~20㎝くらいの花序にたくさんの花を咲かせます。花序の先端は傾き、種名の通り動物の尾のように見えます。オカトラノオの花
アナベルが咲き始めました。梅雨空に清楚な白い花が目立ちます。アナベルは北アメリカが原産地です。どちらも同じアジサイの仲間ですが、アナベルの方が栽培が容易です。アジサイは旧枝先咲きで剪定時期が重要です。アナベルは新枝先咲きで剪定の時期を気にする必要はありません。アナベルの花
阿蘇ヒメユリが咲きました。以前庭には土佐ヒメユリもありましたが、枯らしてしまいました。雨に中鮮やかな朱色の花が目立ちます。阿蘇ヒメユリの花
アスチルベの花が奇麗です。雨に打たれても穂先があまり垂れることもなく美しい花を見せてくれます。梅雨に合った花かも知れません。小さな花を密に付けた円錐状の穂は横に広がる葉とのバランスも良く見映えがします。アスチルベの花
三蝶シランと黄花シランが咲きました。シランは蘭の中でも栽培がやさしい種です。病害虫にも強く地植えでも鉢植えでも良く育ちます。根茎を切り分けることで増殖も容易です。三蝶シラン黄花シラン三蝶シランと黄花シラン
ツクシカラマツとムラサキカラマツが咲き始めました。ツクシカラマツの自生地は良く分かっていません。対馬列島から済州島に自生するムラサキカラマツと屋久島カラマツの交配種と言われています。ツクシカラマツには種子が出来ません。もう大分前にムラサキカラマツとして購入しましたが疑っています。ムラサキカラマツは草丈が50㎝ほどになりますが庭のムラサキカラマツは20㎝ほどです。でも種子が出来るのでツクシカラマツではないと思っています。ツクシカラマツとムラサキカラマツ
姫バラが咲き始めました。今咲いているのは雅と赤ずきんです。姫バラは挿し木ですぐに増やすことができます。挿し木苗も2年後には花を付けます。姫バラは黙っていても自然と盆栽風に成長します。あまり手の掛からない花です。雅赤ずきん姫バラの雅と赤ずきん
庭にはイチゴを10数種置いています。姫バライチゴと屋久島姫バライチゴの花が咲きました。どちらも草丈は10㎝前後の大きさですが、大きな花を咲かせます。うまく栽培すれば実成も楽しめます。姫バライチゴナンヨウバライチゴとも呼ばれ台湾が自生地です。屋久島姫バライチゴ姫バライチゴと屋久島姫バライチゴ
イブキジャコウソウはハーブのタイムに近い種です。私の好きな佐賀県の黒髪山にも自生しています。庭に赤花と白花があります。少し触るととても良い香りがします。草のように見えますが木本の植物です。小さな花を密に付け鉢を覆うように広がっていきます。赤花白花イブキジャコウソウの赤花と白花
イワタバコはあまり日の当たらない湿った岩場に生えています。庭には青花と白花があります。今年の青花は花付きが今一つです。丈夫な花ですので管理をしっかりして来年は奇麗な花を見たいです。白花は軽石に植えているのもあります。自生の雰囲気が出て良いものです。イワタバコの青花、白花
庭にはショウマの仲間を数種置いています。アワモリショウマが咲き始めました。ショウマ類は小さな花が密に集まって咲きます。アワモリショウマも泡のような小さな花を密に咲かせることからこの名があります。近畿以西、四国、九州の岩場に自生しています。アスチルベの仲間で日本固有種です。アワモリショウマの花
一昨年ある展示会で購入した八重咲香丁木に初めて花が咲きました。花は1.5㎝くらいで小さい花です。八重咲の上品な花で期待以上の花でした。木が大きくなれば見映えも一層良くなると思います。八重咲香丁木の花
ノリウツギは全国に自生しています。アジサイの仲間ですがアジサイが終わった7月頃に花を咲かせます。庭のノリウツギは花よりも葉芸を楽しみます。この時期が最も葉芸の美しい時期です。斑入りノリウツギの美しい葉芸
青花玉咲きフジバカマはセイヨウフジバカマの名前でも流通しています。日本のフジバカマと違い柔らかいこんもりとした青花が美しい種です。自生地はアメリカ中東部、メキシコ、西インド諸島です。群生させると見栄えが良くなると思います。地下茎が良く張り丈夫で良く増えます。柔らかくこんもりした青花玉咲きフジバカマ
山アジサイはこの梅雨時が剪定の時期です。山アジサイは西洋アジサイと比べ野趣があり山野草の雰囲気があります。10月頃に来年の花芽ができますので剪定はこの時期が最適です。この時期に剪定をすると新梢が成長し花芽が形成されます。来年の花を期待して剪定しました。剪定後の山アジサイ山アジサイの剪定
庭には斑入りと普通のシラサギカヤツリを置いています。シラサギカヤツリは北アメリカ南東部が自生地です。細い花茎の上に白い花を咲かせますが、白い部分は苞で花はほとんど目立ちません。花は少しの風でも揺れ、鷺が飛んでいるようで風情があります。次々に花穂が出て長く楽しめるのも良いですね。飛ぶ白鷺のようなシラサギカヤツリ
このホタルブクロの花は少し前に終わりました。知り合いに「ホタルブクロのタケシマを持っているか」聞かれました。「いいえ」と言ったら下さいました。花が咲いたら淡い紫の奇麗な花でした。私はホタルブクロの品種を良く知りません。タケシマホタルブクロは白だったと思いますので、これは違うと思います。でも花は上品で美しい花です。品種名は分かりませんが大切に育てようと思います。淡い紫の美しいホタルブクロ
近所の方からギボウシのファイヤーを頂きました。先日来られた時にイシダテホタルブクロ、姫矢筈ススキなど数点を差し上げました。そのお礼かも知れません。その方は庭にギボウシをたくさん育てておられます。「ファイヤー、あげましたかね」と聞かれ「いいえ」と言ったら下さいました。私はファイヤーを知りませんでしたが、斑入りの見事なギボウシでした。庭にギボウシは10種ほどありますがどれも頂いたものです。頂いたファイヤー、大事にして大株に育てたいですね。鮮やかな斑が見事なギボウシ(ファイヤー)
大島緑花ガクアジサイは数年前に山草会の方に頂きました。私のイワダレヒトツバと交換の約束をしていたのを忘れていました。申し訳ないことを致しました。3年前から花を付けるようになりました。名前の通り緑の装飾花と濃い青の花のバランスが良く美しいガクアジサイです。美しい装飾花の大島緑花ガクアジサイ
庭のショウマの中では那智コバショウマが最小です。草丈は数センチで小さく締まって見えます。那智コバショウマの種名は良く分かりません。那智泡盛ショウマの小型品種を業者が命名したかも知れません。でも気に入っています。薄い桃色の花は美しいです。よく似た屋久島ショウマよりも小さいです。今年は花がほとんど咲きませんでした。上横2列が屋久島ショウマで下横1列が那智コバショウマです。薄い桃色の花が奇麗です。今年は寂しい那智コバショウマ
梅雨空が続く中、姫アガバンサスの薄紫の花が奇麗です。アガバンサスは南アフリカが自生地です。交配種が多数作られていて広く出回っています。草丈も1ⅿ以上の大型種から30㎝くらいの小型種まであります。庭の姫アガバンサスは山草会の方から頂いたものです。頂いた当初はあまり関心はありませんでしたが、梅雨空の下で見る花は美しいと思います。梅雨空に美しい姫アガバンサス
品種のフウランが奇麗です。庭には3種類置いていますが、すべて頂いたものです。玉金剛、烏帽子丸、東出錦です。玉金剛と烏帽子丸は会社時代の友人に、東出錦は山草会の方に頂きました。残念ながら会社時代の友人も山草会の方も亡くなりました。自分の周りから知り合いがいなくなるのは寂しいものです。庭の山野草は頂いたものも多く、それぞれの方を思い大切にしています。玉金剛烏帽子丸東出錦大切な友人の品種のフウラン
ハナイカダは全国に自生しています。以前住んで居た横浜の家の近くの山にたくさんありました。懇意にして頂いていた隣のお茶の先生が気に入っていて時々一緒に見に行きました。ハナイカダの実がなると横浜時代を思い出します。今の自宅の近くにも自生しています。ハナイカダは花柄が葉の中央の葉脈と癒着しているため、葉の中央に花があるように見えます。ぴったりの命名だと思います。雌雄異株ですので実をつけさせるには雄株と雌株を近くに置いて育てる必要があります。雄花雌花結実熟した実ぴったりの命名のハナイカダ
庭の野菜も最盛期です。特にトマトは毎日たくさん収穫できます。とても毎日消費できませんから保存できるようにトマトソースを作っています。トマトソースに作っておけばミネストローネ、パスタ、スープなど使えて便利です。分けてあげても喜ばれます。今回はトマト2.3kg、タマネギ1.5kg、ニンニク4かけなどで作りました。30分ほど煮て完成です。小分けにして冷凍保存します。恒例のトマトソースの作成
ワレモコウは自宅の近くでも見られます。草丈も90㎝ぐらいになります。花がない時期はほとんど目立ちませんが、あずき色の花が咲くと分かります。花茎の先に数個の花が付き、風に揺れる様は風情があって良いものです。庭の斑入りのワレモコウはタンナワレモコウの白覆輪品種で「煌めき」の銘がついています。草丈も10㎝前後です。屋久島ワレモコウと共に大切にしています。栽培は特に難しいこともなく良く増え、分けてあげても喜ばれます。白覆輪の斑が美しいワレモコウ(煌めき)
北海道など寒冷地の植物は九州での栽培は厳しいものがあります。庭のウスユキソウ、キキョウなど寒冷地の植物は植え替えを頻繁にしています。培養土を奇麗にしていると調子が良いように思います。3月初め頃、6月中頃、9月末頃に植え替えをしています。今年は6月中頃の植え替えが2週間ほど遅くなりました。今回はウスユキソウ類(千島、早池峰、礼文、オオヒラ、高麗、キリギシ)とキキョウ類(千島、オヨベ、小川、皿ヶ嶺)など70ポットを植え替えました。これで夏を乗り切れるでしょう。ウスユキソウ、キキョウの植え替え
カシノキランの花はあまり目立たなく、いつの間にか咲いていたという感じです。花は反り返った葉の内側で咲き、小さく目立ちません。でもよく見ると黄色の花の中央に赤い斑点があり可愛いものです。庭のカシノキランは柿の木に着生させています。小さい株は軽石にも付けています。着生ランは一度着生させるとほとんど手がかからず楽しめます。葉陰にひっそりと咲くカシノキラン
私は菊が好きで庭に数種置いています。ハコネ菊は特に好きな種です。ハコネ菊はシオン属ですが、私は菊属との違いが良く分かりません。昔よく登った丹沢の山で見たような気もしますが定かではありません。何せ50年も前のことですから・・・・。庭のハコネ菊は大分前に購入したものです。株分けの都度人に譲っていましたが、昨年枯れたりして2鉢になってしまいました。今年は軍配虫の被害にあい、葉が傷んでいます。注意して管理し育てたいと思います。遠い昔の懐かしいハコネ菊
もう40年位前になるでしょうか。神奈川県の藤沢にいた時、よく出かけた丹沢の渓流沿いにたくさん自生していました。庭のヒトツバショウマは購入したものですが、花が咲くと丹沢を思い出します。ヒトツバショウマは進化の低い段階の植物で珍しい種です。栽培はそれほど難しくありません。線香花火のような小さな花を密に咲かせます。一つ一つの花は本当に小さいですがまとまると満天の星空のように美しいものです。満天の星空のようなヒトツバショウマ
ナゴランは自生地の一つの名護市に因んでこの名があります。花も葉も肉厚で太い根で木にしがみ付いています。生長が極めて遅く、葉も一年に2枚しか出ません。増殖は非常に難しい種です。花は美しく芳香があります。一度着生させたらほとんど何もしなくてよく栽培は容易です。庭では軽石と釣りシノブに付けています。釣りシノブのナゴランが咲きました。ラン愛好家に人気の高いナゴラン
フウランは花、葉、香りの3拍子が揃った観賞価値の高いランです。観賞価値の高いものから選別された種を富貴蘭と呼び東洋ランの一分野を形成しています。趣味家以外の人にも人気があります。庭には大きい株が2株あります。この株はもう40年位前になるでしょうか。東京駅の八重洲口でおばあさんが路上で売っていたものを購入したものです。3芽ぐらいの小さな株でしたが大きな株になりました。こちらの株は数年前に従妹から頂きました。枯れそうだからと言って持って来てくれました。開花はこれからです。時期をずらして楽しめそうです。花、葉、香りの3拍子が揃ったフウラン
矮性のアポイキキョウが咲いています。普通のキキョウは草丈が1mくらいになる種もあります。庭の矮性アポイキキョウは草丈20㎝くらいです。でも花は普通のキキョウのように大きく美しいです。播種を繰り返していると環境に順化して次第に大きくなります。株分けで増やし保存しています。こちらは白花種です。草丈は紫のキキョウより少し大きいです。矮性アポイキキョウの花
枝咲きキキョウはコーカサス地方が自生地です。コーカサス地方は黒海とカスピ海の間に位置しています。現在もチェチェン紛争など紛争地の一つですが、枝咲きキキョウは美しい花です。数年前山野草展に行った時に業者から購入したものです。毎年たくさん小さなベルのような可愛い花を咲かせます。草丈もコンパクトで鉢映りの良い種です。小さなベルのような枝咲きキキョウ