屋久島カキランが咲き始めました。カキランは近くでも見られます。カキランは草丈が80㎝ほどになりますが、庭の屋久島カキランは20㎝くらいです。地味な花ですが山野草の雰囲気があり好きな花の一つです。屋久島カキランの花
庭に250種ほどの山野草を育てています。 山野草の四季折々の姿をご紹介できればと思います。
自宅でも山野草を育てていますが、自宅の周りも自然が多く、散歩コースは可愛い植物や野鳥たちにたくさん出会えます。 そんな日々の暮らしをご紹介できればと思います。
潮ギクは高知県東部と徳島県南部の一部に自生するキクです。数年前の山野草展で業者から購入しました。種名の通り潮風が吹き付ける海岸沿いに自生しています。自生地が限られ珍しいキクだと、NHKの「さわやか自然百景」で知りました。花はそんなに見映えはしませんが、自然の花の雰囲気があり良いものです。厳しい環境に育つ潮ギク
イソギクを最初に見たのは横浜にいるとき、伊豆大島に行った時です。自転車を借りて島を一周しているとき、海岸の岩場にたくさん咲いていました。庭のイソギクは九州に越してきてから、購入したものです。それでももう30年以上になります。大きな株になっていましたが、ホトトギスに負けて小さくなっていました。ホトトギスを整理したらやっと勢いを取り戻し始めました。良かったです。葉の縁の白と花弁のない黄色い花が相まって奇麗です。葉の縁の白は斑ではなく、白い葉の裏の部分が見えているものです。懐かしい思い出のイソギク
ダルマギクは近くの海岸にたくさん自生しています。波しぶきが当たるような厳しい環境で育つ海岸植物です。庭のダルマギクは斑入りの美しい葉模様です。ダルマギクは斑入りの葉の中に緑一色の葉がよく出ます。この葉は強く早く取り除かないと斑入りの葉が負けてなくなってしまいます。山草会の方から「斑入りは次第になくなることがありますよ。」「奇麗な葉を挿し木に採り、株を更新しておくことが大事ですよ。」と教えて頂きました。もしもの時のために、時々挿し木を育てています。挿し木苗美しい斑入りのダルマギク
ハカタシダの種名は自生地に由来したものではありません。葉の模様が博多織に似ているからの命名だそうです。数年前に購入したものですが、株が大きくなったので分割しました。大鉢は植え替えも持ち運びも作業がしにくいのであまり大きくしないようにしています。葉の中央に白い斑が入り美しい葉模様です。ハカタシダの美しい葉模様
小豆島イソギクはイソギクに比べ全体的に小ぶりです。小さな葉の上に数個の花を咲かせます。房状の花もイソギクに比べ花数が少ないように思います。少し大きめの鉢にたくさんの株を密生させた方が見映えがして良いようです。小豆島イソギクの可愛い黄色い花
庭の糸ラッキョウは濃色花も白花も山草会の方から頂いたものです。丈夫で良く増え、今ではたくさんの球根になりました。花がすくなくなるこの頃に咲き、庭では平戸ラッキョウと共に楽しませてくれます。ラッキョウの花は花期が長く楽しめるのも良いですね。濃色花白花糸ラッキョウの濃色花と白花
フユノハナワラビは近くの山でもたくさん見られます。冬緑性の植物で枯れてしまったかと思っていたら秋に芽を出します。このためもう何年も植え替えをしていません。でも毎年芽吹いてくれます。フユノハナワラビは横に広がる葉と直立する胞子葉の姿が何とも言えなく良いものです。庭のフユノハナワラビは小さな株ですが、山で見られるしっかりした株は存在感もあります。秋に芽吹く珍しいフユノハナワラビ
平戸ラッキョウが満開です。平戸ラッキョウは長崎県平戸島の固有種です。糸ラッキョウに似ていますが、糸ラッキョウよりも小型です。花も淡い紫で上品な雰囲気があります。もう大分前にある山草会の展示会で業者から入手したものです。それまでは平戸ラッキョウのことは知りませんでした。今ではたくさん増えて少し大きめの鉢などに密生させています。石など配置すれば自生地の雰囲気が楽しめるかも知れません。平戸ラッキョウの上品な花
斑入りアザミの花が咲きました。花にはあまり魅力はなく、春先の葉芸を楽しみます。でも花が少なくなるこの頃には貴重な花です。根元にはすでに新しい株が芽吹いています。3月には美しい葉芸が楽しめると思います。今年3月の状態です。斑入りアザミの花
庭の富裕柿が収穫できるようになりました。この時期、柿は実家からも貰ったりしてとても一度に食べきれません。保存できるように柿チップを作っています。今回は少し硬めの柿25個で作りました。庭の柿は消毒をしないので、カメムシが吸ったりしていますが自分用ですので構いません。皮を剥いて4ミリの厚さに切ります。乾燥機に広げ乾燥させます。乾燥機は5段あり下の段から乾燥しますので下から順次収納していきます。今回は柿に少し水分を残したいので、乾燥時間を5~7時間にしました。保冷袋の中サイズに2袋出来ました。冷凍保存しておけば柿がなくなってからも楽しめます。柿チップの作成
シュウメイギクが咲き始めました。35年前に頂いたものですが、繁殖力が強く庭ではあちこちから芽吹いています。少し数を整理しながら育てています。庭に枯れ葉が多くなるこの時期、純白の花が華やかに見えます。花序が長く風に揺れる様は風情があり良いものです。こちらは小ぶりの斑入り紅花シュウメイギクです。この夏の猛暑で水切れをさせて株が傷んでしまいました。花も貧弱で寂しいです。管理をしっかりして来年は奇麗な紅花を見たいですね。シュウメイギクの華やかな花
雨や雨上がりの日は外の作業が出来ないので家の中の作業をします。物の整理などもありますが、時にはジャムやパン作りもします。昨日は久々にプレッツェンを作ってみました。いつもはバターの多いパンを作っていますが、ヘルシーのパンにしてみました。生地を捏ねるのはご近所の方から頂いた「こね丸くん」です。「もう使わないから」と言って下さいました。一度に600gの生地が捏ねれて大助かりです。生地を捏ね、整形します。220度で40分焼いて完成です。薄塩のきいた美味しいパンが出来ました。プレッツェンの作成
ハマボウが赤く色付き始めました。東京の友人に所望され1鉢差し上げ、庭も1鉢になりました。フヨウの仲間で、夏に黄色の花を咲かせます。花を見たくて育てていますが、なかなか大きくなりません。ハマボウは子供の頃、実家の近くの海でも見られました。今は下水処理場と養魚場になっていてハマボウは全く見かけなくなりました。寂しい限りです。今放送されているNHKの朝ドラの舞台の糸島市の泉川の流域にも自生しています。糸島市は九州大学が移転してきてから、開発が急速に進んで田んぼや畑もどんどん無くなっています。ハマボウもいつまであるか気になります。ハマボウの紅葉
庭の柿の実が熟れ始めました。昨日収穫をしようとしていたらキタテハとハラビロカマキリがいました。キタテハカラスが突いて落とし、山椒の木に掛かった実の汁を吸っていました。柿の実の汁を吸うのを始めて見ました。片付けようと思いましたが、しばらくはそのままにしておきます。ハラビロカマキリこちらは実を食べに来たコバエを狙っていました。10分ほど見ていたらそっと近づき器用に捕まえていました。獲物が小さいため何度も狩りをしていました。1時間ほどして見に行ったら、まだ狩りをしていました。カラスが来ないかと心配になりました。普通にこの近くでみられるのは大カマキリとハラビロカマキリです。違いは背中に白い斑点があるのがハラビロカマキリです。キタテハとハラビロカマキリ
アマギリンドウが咲き始めました。原種はササリンドウで福岡県甘木で品種改良されました。庭には品種名「舞」「静」の2種を置いています。数株ありましたが近所の方に所望され、今は1鉢づつになりました。リンドウが咲くと秋の深まりを感じます。静舞アマギリンドウの舞と静
アキノキリンソウは近くの山でもたくさん見られます。キリンソウに花が似ていることから名付けられました。名前の通り秋の風情があり、見かけると気持ちがほっこりします。庭のアキノキリンソウは屋久島アキノキリンソウですが自生地はありません。多分業者が小ぶりのアキノキリンソウに付けた名前だと思います。屋久島には屋久島イッスンキンカがあり、アキノキリンソウの矮性種だと言われています。草丈もアキノキリンソウが50cm前後ですが、屋久島アキノキリンソウは20cm前後です。秋の風情のアキノキリンソウ
庭ではこのところ返り咲きの花がいくつか咲きだしました。暑い日が続き花たちも時節を間違ったのでしょうか。季節外れの花が思いがけず見れて良いのですが、反面これで良いのかと思ったりします。やはりその季節に見る花が一番だと思います。紅花台湾梅花カラマツヒレフリカラマツフウランサクラタチツボスミレ二色咲きタツナミソウ返り咲きの花いろいろ
今年もジョウビタキがやって来ました。3日前から庭や畑で見かけるようになりました。ジョウビタキは縄張り意識が強くオスもメスも縄張りを持っています。この時期はまだ縄張りが確定していなくて、あちこちで小競り合いが見られます。ジョウビタキは毎年同じ場所に来ることが多いと言われています。昨年我が家に来たのはメスでした。昨日はオスとメスが小競り合いをしていました。もしかしたらメスは昨年来た固体かも知れませんね。思わずメスに頑張れと言いました。小競り合いは年末ぐらいまで続き、縄張りが固定するようです。ジョウビタキは人懐っこく、畑で作業をしていると近くに来て虫を投げると取りに来ます。畑作業が楽しくなります。オスのジョウビタキ可愛いですね。ジョウビタキもやって来た
コガラシギボウシは葉がよじれているのが特徴だとありました。庭のコガラシギボウシは細い葉がスーッと伸びていてよじれはありません。もう大分前に山草会の方から頂きました。もしかしたら違う種かも知れませんが、花は可愛いので大切に育てています。花も少なくなったこの時期に咲くのも良いですね。気温が低いためか開花期間も長いです。コガラシギボウシではないかも知れません
実家から渋柿を貰いました。干し柿用で種名は分かりませんが30数個ありました。大きなものは縦8㎝、直径7㎝もありました。我が家では外干しは無理なので、室内干しの方法を探しました。ネットではいろんな人が作り方を紹介されていて助かります。早速作ってみました。へたを奇麗に取り除きます。へたの周りの皮を包丁で剥きます。ピーラーで縦に皮を剥きます。ネットで紹介されていた中で、この皮剥きの方法が一番効率的だと思いました。紐で2個を結びます。熱湯で5秒消毒します。つるして完成です。あとは毎日ホワイトリカーを吹きかけカビを防止します。1週間ほど経過したら、柿を1~2回優しく揉みます。うまくいけば3週間ほどで美味しい干し柿ができると思います。うまくいきますように!、楽しみです。干し柿の作成
シラタマホシクサが咲き始めました。今年のシラタマホシクサは芽吹きが遅くあまり大きくなりませんでした。シラタマホシクサは一年草なので、毎年種を採り播種する必要があります。自生地は東海地方ですが、開発で減少し絶滅が心配されています。丈夫な山草ですので愛好家が育てていくのも絶滅から保護する方策かも知れませんね。丸くて可愛いシラタマホシクサの花
「ブログリーダー」を活用して、ymakiさんをフォローしませんか?
屋久島カキランが咲き始めました。カキランは近くでも見られます。カキランは草丈が80㎝ほどになりますが、庭の屋久島カキランは20㎝くらいです。地味な花ですが山野草の雰囲気があり好きな花の一つです。屋久島カキランの花
カシノキランが咲き始めました。着生植物で庭では柿に着生させています。一度着生させるとそのまま何もしなくてよく管理も楽です。生長は遅くなかなか大きくなりません。着生させて7~8年になり、たくさんの花を付けるようになりました。カシノキランの花
ギボウシのブルーマウスイヤーが咲き始めました。小型のギボウシでその名の通り、葉がネズミの耳に似ています。草姿もコンパクトで花付きも良く鉢植えに向いています。ギボウシ(ブルーマウスイヤー)の花
ヒトツバショウマが咲き始めました。神奈川に居た頃、丹沢の川沿いでよく見かけました。ヒトツバショウマが咲くと神奈川時代を思いだします。小さな花がはたくさんの星をちりばめた様で美しいです。ヒトツバショウマの花
アジサイ(初霜)の花が咲きました。美しい葉芸と青い花と白い装飾花が相まって奇麗です。梅雨の中咲く花は気持ちを少し爽やかにしてくれます。栽培も増殖も容易です。ただアジサイは旧枝先咲きですから剪定時期が重要です。アジサイ(初霜)の美しい葉芸と花
夏ツバキが満開です。植えてからもう37年になります。大きくなって主幹が枯れましたが、元気で毎年奇麗な花を見れてくれます。ただ花はすぐに落ちて下に置いている鉢にたくさんたまります。毎日片づけが必要です。夏ツバキの花
対馬黄金オニユリが咲き始めました。オニユリの変種で対馬の固有種です。鮮やかな黄色の中に黒い斑点があり美しいユリです。花は花序の先端に数個咲かせます。オニユリ同様むかごがたくさんできますので増殖は容易です。栽培も難しくありません。対馬黄金オニユリの花
オカトラノオは近くの山にもたくさん自生しています。草丈は大きなものでは1ⅿにもなります。鉢では50㎝くらいです。茎の先端に長さ10㎝~20㎝くらいの花序にたくさんの花を咲かせます。花序の先端は傾き、種名の通り動物の尾のように見えます。オカトラノオの花
アナベルが咲き始めました。梅雨空に清楚な白い花が目立ちます。アナベルは北アメリカが原産地です。どちらも同じアジサイの仲間ですが、アナベルの方が栽培が容易です。アジサイは旧枝先咲きで剪定時期が重要です。アナベルは新枝先咲きで剪定の時期を気にする必要はありません。アナベルの花
阿蘇ヒメユリが咲きました。以前庭には土佐ヒメユリもありましたが、枯らしてしまいました。雨に中鮮やかな朱色の花が目立ちます。阿蘇ヒメユリの花
アスチルベの花が奇麗です。雨に打たれても穂先があまり垂れることもなく美しい花を見せてくれます。梅雨に合った花かも知れません。小さな花を密に付けた円錐状の穂は横に広がる葉とのバランスも良く見映えがします。アスチルベの花
三蝶シランと黄花シランが咲きました。シランは蘭の中でも栽培がやさしい種です。病害虫にも強く地植えでも鉢植えでも良く育ちます。根茎を切り分けることで増殖も容易です。三蝶シラン黄花シラン三蝶シランと黄花シラン
ツクシカラマツとムラサキカラマツが咲き始めました。ツクシカラマツの自生地は良く分かっていません。対馬列島から済州島に自生するムラサキカラマツと屋久島カラマツの交配種と言われています。ツクシカラマツには種子が出来ません。もう大分前にムラサキカラマツとして購入しましたが疑っています。ムラサキカラマツは草丈が50㎝ほどになりますが庭のムラサキカラマツは20㎝ほどです。でも種子が出来るのでツクシカラマツではないと思っています。ツクシカラマツとムラサキカラマツ
姫バラが咲き始めました。今咲いているのは雅と赤ずきんです。姫バラは挿し木ですぐに増やすことができます。挿し木苗も2年後には花を付けます。姫バラは黙っていても自然と盆栽風に成長します。あまり手の掛からない花です。雅赤ずきん姫バラの雅と赤ずきん
庭にはイチゴを10数種置いています。姫バライチゴと屋久島姫バライチゴの花が咲きました。どちらも草丈は10㎝前後の大きさですが、大きな花を咲かせます。うまく栽培すれば実成も楽しめます。姫バライチゴナンヨウバライチゴとも呼ばれ台湾が自生地です。屋久島姫バライチゴ姫バライチゴと屋久島姫バライチゴ
イブキジャコウソウはハーブのタイムに近い種です。私の好きな佐賀県の黒髪山にも自生しています。庭に赤花と白花があります。少し触るととても良い香りがします。草のように見えますが木本の植物です。小さな花を密に付け鉢を覆うように広がっていきます。赤花白花イブキジャコウソウの赤花と白花
イワタバコはあまり日の当たらない湿った岩場に生えています。庭には青花と白花があります。今年の青花は花付きが今一つです。丈夫な花ですので管理をしっかりして来年は奇麗な花を見たいです。白花は軽石に植えているのもあります。自生の雰囲気が出て良いものです。イワタバコの青花、白花
庭にはショウマの仲間を数種置いています。アワモリショウマが咲き始めました。ショウマ類は小さな花が密に集まって咲きます。アワモリショウマも泡のような小さな花を密に咲かせることからこの名があります。近畿以西、四国、九州の岩場に自生しています。アスチルベの仲間で日本固有種です。アワモリショウマの花
一昨年ある展示会で購入した八重咲香丁木に初めて花が咲きました。花は1.5㎝くらいで小さい花です。八重咲の上品な花で期待以上の花でした。木が大きくなれば見映えも一層良くなると思います。八重咲香丁木の花
ノリウツギは全国に自生しています。アジサイの仲間ですがアジサイが終わった7月頃に花を咲かせます。庭のノリウツギは花よりも葉芸を楽しみます。この時期が最も葉芸の美しい時期です。斑入りノリウツギの美しい葉芸
庭には斑入りと普通のシラサギカヤツリを置いています。シラサギカヤツリは北アメリカ南東部が自生地です。細い花茎の上に白い花を咲かせますが、白い部分は苞で花はほとんど目立ちません。花は少しの風でも揺れ、鷺が飛んでいるようで風情があります。次々に花穂が出て長く楽しめるのも良いですね。飛ぶ白鷺のようなシラサギカヤツリ
このホタルブクロの花は少し前に終わりました。知り合いに「ホタルブクロのタケシマを持っているか」聞かれました。「いいえ」と言ったら下さいました。花が咲いたら淡い紫の奇麗な花でした。私はホタルブクロの品種を良く知りません。タケシマホタルブクロは白だったと思いますので、これは違うと思います。でも花は上品で美しい花です。品種名は分かりませんが大切に育てようと思います。淡い紫の美しいホタルブクロ
近所の方からギボウシのファイヤーを頂きました。先日来られた時にイシダテホタルブクロ、姫矢筈ススキなど数点を差し上げました。そのお礼かも知れません。その方は庭にギボウシをたくさん育てておられます。「ファイヤー、あげましたかね」と聞かれ「いいえ」と言ったら下さいました。私はファイヤーを知りませんでしたが、斑入りの見事なギボウシでした。庭にギボウシは10種ほどありますがどれも頂いたものです。頂いたファイヤー、大事にして大株に育てたいですね。鮮やかな斑が見事なギボウシ(ファイヤー)
大島緑花ガクアジサイは数年前に山草会の方に頂きました。私のイワダレヒトツバと交換の約束をしていたのを忘れていました。申し訳ないことを致しました。3年前から花を付けるようになりました。名前の通り緑の装飾花と濃い青の花のバランスが良く美しいガクアジサイです。美しい装飾花の大島緑花ガクアジサイ
庭のショウマの中では那智コバショウマが最小です。草丈は数センチで小さく締まって見えます。那智コバショウマの種名は良く分かりません。那智泡盛ショウマの小型品種を業者が命名したかも知れません。でも気に入っています。薄い桃色の花は美しいです。よく似た屋久島ショウマよりも小さいです。今年は花がほとんど咲きませんでした。上横2列が屋久島ショウマで下横1列が那智コバショウマです。薄い桃色の花が奇麗です。今年は寂しい那智コバショウマ
梅雨空が続く中、姫アガバンサスの薄紫の花が奇麗です。アガバンサスは南アフリカが自生地です。交配種が多数作られていて広く出回っています。草丈も1ⅿ以上の大型種から30㎝くらいの小型種まであります。庭の姫アガバンサスは山草会の方から頂いたものです。頂いた当初はあまり関心はありませんでしたが、梅雨空の下で見る花は美しいと思います。梅雨空に美しい姫アガバンサス
品種のフウランが奇麗です。庭には3種類置いていますが、すべて頂いたものです。玉金剛、烏帽子丸、東出錦です。玉金剛と烏帽子丸は会社時代の友人に、東出錦は山草会の方に頂きました。残念ながら会社時代の友人も山草会の方も亡くなりました。自分の周りから知り合いがいなくなるのは寂しいものです。庭の山野草は頂いたものも多く、それぞれの方を思い大切にしています。玉金剛烏帽子丸東出錦大切な友人の品種のフウラン
ハナイカダは全国に自生しています。以前住んで居た横浜の家の近くの山にたくさんありました。懇意にして頂いていた隣のお茶の先生が気に入っていて時々一緒に見に行きました。ハナイカダの実がなると横浜時代を思い出します。今の自宅の近くにも自生しています。ハナイカダは花柄が葉の中央の葉脈と癒着しているため、葉の中央に花があるように見えます。ぴったりの命名だと思います。雌雄異株ですので実をつけさせるには雄株と雌株を近くに置いて育てる必要があります。雄花雌花結実熟した実ぴったりの命名のハナイカダ
庭の野菜も最盛期です。特にトマトは毎日たくさん収穫できます。とても毎日消費できませんから保存できるようにトマトソースを作っています。トマトソースに作っておけばミネストローネ、パスタ、スープなど使えて便利です。分けてあげても喜ばれます。今回はトマト2.3kg、タマネギ1.5kg、ニンニク4かけなどで作りました。30分ほど煮て完成です。小分けにして冷凍保存します。恒例のトマトソースの作成
ワレモコウは自宅の近くでも見られます。草丈も90㎝ぐらいになります。花がない時期はほとんど目立ちませんが、あずき色の花が咲くと分かります。花茎の先に数個の花が付き、風に揺れる様は風情があって良いものです。庭の斑入りのワレモコウはタンナワレモコウの白覆輪品種で「煌めき」の銘がついています。草丈も10㎝前後です。屋久島ワレモコウと共に大切にしています。栽培は特に難しいこともなく良く増え、分けてあげても喜ばれます。白覆輪の斑が美しいワレモコウ(煌めき)
北海道など寒冷地の植物は九州での栽培は厳しいものがあります。庭のウスユキソウ、キキョウなど寒冷地の植物は植え替えを頻繁にしています。培養土を奇麗にしていると調子が良いように思います。3月初め頃、6月中頃、9月末頃に植え替えをしています。今年は6月中頃の植え替えが2週間ほど遅くなりました。今回はウスユキソウ類(千島、早池峰、礼文、オオヒラ、高麗、キリギシ)とキキョウ類(千島、オヨベ、小川、皿ヶ嶺)など70ポットを植え替えました。これで夏を乗り切れるでしょう。ウスユキソウ、キキョウの植え替え
カシノキランの花はあまり目立たなく、いつの間にか咲いていたという感じです。花は反り返った葉の内側で咲き、小さく目立ちません。でもよく見ると黄色の花の中央に赤い斑点があり可愛いものです。庭のカシノキランは柿の木に着生させています。小さい株は軽石にも付けています。着生ランは一度着生させるとほとんど手がかからず楽しめます。葉陰にひっそりと咲くカシノキラン
私は菊が好きで庭に数種置いています。ハコネ菊は特に好きな種です。ハコネ菊はシオン属ですが、私は菊属との違いが良く分かりません。昔よく登った丹沢の山で見たような気もしますが定かではありません。何せ50年も前のことですから・・・・。庭のハコネ菊は大分前に購入したものです。株分けの都度人に譲っていましたが、昨年枯れたりして2鉢になってしまいました。今年は軍配虫の被害にあい、葉が傷んでいます。注意して管理し育てたいと思います。遠い昔の懐かしいハコネ菊
もう40年位前になるでしょうか。神奈川県の藤沢にいた時、よく出かけた丹沢の渓流沿いにたくさん自生していました。庭のヒトツバショウマは購入したものですが、花が咲くと丹沢を思い出します。ヒトツバショウマは進化の低い段階の植物で珍しい種です。栽培はそれほど難しくありません。線香花火のような小さな花を密に咲かせます。一つ一つの花は本当に小さいですがまとまると満天の星空のように美しいものです。満天の星空のようなヒトツバショウマ
ナゴランは自生地の一つの名護市に因んでこの名があります。花も葉も肉厚で太い根で木にしがみ付いています。生長が極めて遅く、葉も一年に2枚しか出ません。増殖は非常に難しい種です。花は美しく芳香があります。一度着生させたらほとんど何もしなくてよく栽培は容易です。庭では軽石と釣りシノブに付けています。釣りシノブのナゴランが咲きました。ラン愛好家に人気の高いナゴラン
フウランは花、葉、香りの3拍子が揃った観賞価値の高いランです。観賞価値の高いものから選別された種を富貴蘭と呼び東洋ランの一分野を形成しています。趣味家以外の人にも人気があります。庭には大きい株が2株あります。この株はもう40年位前になるでしょうか。東京駅の八重洲口でおばあさんが路上で売っていたものを購入したものです。3芽ぐらいの小さな株でしたが大きな株になりました。こちらの株は数年前に従妹から頂きました。枯れそうだからと言って持って来てくれました。開花はこれからです。時期をずらして楽しめそうです。花、葉、香りの3拍子が揃ったフウラン
矮性のアポイキキョウが咲いています。普通のキキョウは草丈が1mくらいになる種もあります。庭の矮性アポイキキョウは草丈20㎝くらいです。でも花は普通のキキョウのように大きく美しいです。播種を繰り返していると環境に順化して次第に大きくなります。株分けで増やし保存しています。こちらは白花種です。草丈は紫のキキョウより少し大きいです。矮性アポイキキョウの花
枝咲きキキョウはコーカサス地方が自生地です。コーカサス地方は黒海とカスピ海の間に位置しています。現在もチェチェン紛争など紛争地の一つですが、枝咲きキキョウは美しい花です。数年前山野草展に行った時に業者から購入したものです。毎年たくさん小さなベルのような可愛い花を咲かせます。草丈もコンパクトで鉢映りの良い種です。小さなベルのような枝咲きキキョウ
ソバナは山道の生える菜という意味だそうです。草丈が高くすぐに倒れやすいのが欠点です。でも釣鐘ニンジンような円錐形の鐘状の花は奇麗です。今年咲いたのは昨年知人に頂いたものです。以前は庭にも置いていましたが、枯らしてしまいました。今度は枯らさないように注意して育てたいですね。青紫の鐘のような花のソバナ
私はショウマが好きで庭には数種置いています。この時期はショウマの開花時期です。アワモリショウマが見頃です。一つ一つの花は非常に小さいですが、たくさん集まって咲く様は涼しげで良いものです。花序と葉のバランスも良く、しばらくは楽しめそうです。白い泡粒のアワモリショウマ