立憲民主党が日銀が保有しているETFの分配金を子育て財源に充てると主張しているそうです。 (もともと分配金収入は国の一般財源に既に活用されているそうなので無理らしいですが。) また、G7によって凍結された3,250億ドル相当のロシア資産を使ってウクライナを支援する件についても、元...
低所得の高卒非正規。 2030年までにアーリーリタイアして配当金生活するのが目標です。
家計金融資産の株式比率と将来のリターンは逆相関というグラフをTwitterで見かけたので、できる限り長期間のグラフを自分でも作ってみました。 家計金融資産の株式比率はFREDのHouseholds and Nonprofit Organizations; Directly and...
株式のトータルリターンは以下のように表すことができます。 トータルリターン=EPS成長率+配当利回り+バリュエーション変化 このうち、前半の「EPS成長率+配当利回り」をファンダメンタルリターンと呼ぶそうです。超長期的にはバリュエーション変化の影響はなくなるのでトータルリター...
2021年6月末の資産は前月(32,916,224円)比1,065,233 円増の33,981,457円でした。 実質的なエクスポージャーは株式が93.65%、債券が1.70%、ビットコインが4.65%です。債券はグローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)によるものです。
GDとLRCXを一部売却、2318.HKと9988.HKを買い増し
GD(ゼネラル・ダイナミクス)とLRCX(ラムリサーチ)を売却し、2318.HK(中国平安保険)と9988.HK(アリババ・グループ・ホールディング)を買い増ししました。 2318.HKの買い増しはこれで打ち止めにしますが、9988.HKはさらに下落したらあと100株か200...
今回はダウ平均の除外・採用銘柄のパフォーマンスを調べてみました。 全部調べるのは大変なので過去20年間の入れ替え~現在(2021年5月)までのパフォーマンスをPortfolio Visualizerで調べています。なお、入れ替えは Wikipedia を参照しました。 2004年...
1566(上場インデックスファンド新興国債券)に魅力を感じる
昨年、レイ・ダリオが米国債よりも中国国債を選好しているみたいな発言していました。 今年に入ってから米国債利回りもかなり上がったので金利差は縮んでいますが、実質金利マイナスが続く米国債と比べると中国国債はたしかに魅力があるのかもしれません。 個人的には中国国債単体はよく分からないの...
【バラッサ・サミュエルソン効果】ドル円は長期的に上がりそうな気がする
一般的に高所得国の物価水準は低所得国の物価水準よりも高くなります。 これをバラッサ・サミュエルソン効果といいます。経済学者二名(ベラ・バラッサさんとポール・サミュエルソンさん)の名前をくっつけただけらしいですが、数ある「○○効果」のなかでも特に名前がかっこいいです。 参考: バ...
米国株の配当は受け取ったまま放置しておくと、為替差益が発生した場合には雑所得として申告する必要があり、非常に面倒です。 私は配当を受け取ったら即日米ドルMMFに替えるようにしていますが、これもやはり面倒ではあるので、受け取った米ドルは自動的に米ドルMMFに替えるようにしてくれたら...
NGE(グローバルX MSCIナイジェリアETF)のディスカウントが縮小傾向
NGE(グローバルX MSCIナイジェリアETF)のNAVに対するプレミアム/ディスカウントは2020/11/18には過去最悪の-31.63%を記録しましたが、その後は縮小傾向にあり、足元では-12%前後で推移しています。 データ元:Global X NGEが異常なディスカウント...
先日、証券担保ローンを借りるために野村證券口座を開設したという記事を書きましたが、無事に手続きが完了し借りることができました。 過去記事: 【野村Webローン】証券担保ローンを借りるために野村證券口座を開設 外国株式の担保設定申し込みには実店舗にある専用の書面が必要という記載が...
美容グッズはオカルト感満載のものが多いですが、高価格帯ドライヤーも商品説明を見ると唐突に量子力学を持ち出してきたり、マイナスイオン、マイナス電子、電磁波カットなどさまざまなオカルト機能が謳われています。 高価格帯ドライヤーはオカルト機能が胡散臭く感じるものの、実際に使っている人の...
0700.HK(テンセント・ホールディングス)を100株購入しました。 アリババと比べると高く見えますが、とりあえず100株だけは持っておきたかったので買いました。 これでポートフォリオに占める中国株のポジションは11.0%(アリババ3.8%+中国平安保険3.7%+テンセント2...
最近、米国株の実質益利回り(株式益利回り(PERの逆数)-インフレ率)がマイナスになったという話をよく目にするようになりました。 株式益利回りと長期金利を比べたイールドスプレッドでみるとまだ余裕がありますが、実質金利が大幅なマイナスとなっている状況では長期金利よりもインフレ率を使...
一般的に長期金利上昇はPER縮小、長期金利低下はPER拡大につながるとされています。 過去記事: 長期金利上昇局面と低下局面における米国株のリターン 過去記事: 長期金利上昇局面ではバリュエーションが縮小する 一方、QE(量的緩和)は国債を買い入れるので長期金利低下、QT(量...
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立憲民主党が日銀が保有しているETFの分配金を子育て財源に充てると主張しているそうです。 (もともと分配金収入は国の一般財源に既に活用されているそうなので無理らしいですが。) また、G7によって凍結された3,250億ドル相当のロシア資産を使ってウクライナを支援する件についても、元...
日本円の購買力低下が続くなか、以前の感覚でFIRE目標を設定するのは難しくなっていると思っています。 最近は私の純資産も8,000万円台になっており、そろそろ辞めれるのでは?的なコメントをいただくこともあるのですが、個人的には今の8,000万円は以前のそれよりもかなり購買力が低い...
ビットコイン現物ETFが承認されてからは、従来のポートフォリオに少額のビットコインを加えればそれほどリスクに大きな影響を与えずにリターンを改善できる、みたいな話を目にするようになりました。
上場企業で最も多額のビットコインを保有しているMSTR(マイクロストラテジー)は疑似ビットコインETFみたいな状態になっていますが、このところは時価総額が保有しているビットコインの評価額を大幅に上回っており、足元のプレミアム(時価総額/保有ビットコイン評価額-1)は100%前後で...
ビットコインやゴールドの長期保有では自己管理(セルフカストディ)が基本だと思いますが、ETFや分別管理(暗号資産交換業者や金融機関等に分別管理(特定保管)で預ける)という方法もあります。 DMM Bitcoinの不正流出以降、セルフカストディが一部で話題?になっていますが、今回は...
「S&P500は右肩上がりだが、M2で割ると史上最高値は1929年なので株価の上昇は米ドルが減価しているせい」という趣旨のポストを見かけたので、今回はこれについて少し調べてみました。 M2のデータは1959年以降のものしか見つけられなかったのですが、米国のM2と名目GDPはほとん...
低CAPE国に投資するGVAL(カンブリア・グローバル・バリューETF)というETFがあります。 過去記事: GVAL(カンブリア・グローバル・バリューETF) パフォーマンス低迷のためか途中からアクティブ運用に切り替わり、その後サクソバンク証券では脱法ETF化してしまったので...
2024年5月末の資産は前月(7,847万円)比377万円増の8,224万円でした。 実質的なエクスポージャーは株式が65.1%、債券が0.3%、オルタナティブ資産(BTC、ゴールド等コモディティ)が34.7%です。 株式ポートフォリオは以下の通りです。 ポートフォリオ全...
5/31はゴールドとビットコインのセルフカストディの重要性を再認識する日になりました。 まずはゴールド。インドの中銀が約100トンのゴールドをイギリスからインドに移したそうです。 参考: RBI moves 1 lakh kg of gold from UK back to I...
社会実情データ図録 によると、アメリカの銃保有率は世帯で46%、個人で33%だそうです。 アメリカでどれだけ乱射事件が起きても銃を禁止できないのは合衆国憲法修正第二条によって所持する権利が保障されているからというのはあっても、そもそも広く普及しすぎてしまっているので禁止することは...
マンション価格が大幅に上昇していますが、一方でこの10年間で円安が大幅に進んだために外国からみると日本のマンションは未だに高くはないのでは、という話もあったりします。 今回は東京都の不動産価格指数をドル建てにしてみるとどうなるのかを見てみました。 まずはそのまま円建てだとこうなり...
最近クレジットカード決済の検閲が一部で話題ですが、FC2はビットコイン決済に対応したという噂を聞いて早速確かめにアカウントを作成しました。 BTC決済だと3%ポイント還元があるそうです。 出典:FC2 よほど高額決済でない限りはオンチェーンだと手数料が割高になってしまいますが、低...
カン・チュンドさんのブログで、無分配の投信が今後も伸びていくと国としては逸失税収が無視できなくなるので分配金支払いが義務化される可能性があるのでは?という記事がありました。 参考: 将来、投資信託は『分配金』出すべしと義務化される可能性について 金融所得を社会保険料の対象にする...
先月、MMMのスピンオフで、親株(MMM)4株につきSOLV(ソルベンタム)1株の割当てられました。 外国株のスピンオフ等コーポレートアクションでは子株だけでなく親株もろとも一般口座に払い出されることがあります。これが面倒なので今回のMMMスピンオフでも事前に一旦売却してあとで買...
資産課税について調べていると、日本の財産税はだいたい75年サイクルという記事を見つけました。 参考: 財産税は75年毎「忘れた頃にやって来る」(PDF) 1946年の預金封鎖&財産税は認知度が高そうです。株式や不動産などあらゆる資産が課税対象となり、個人財産10万円(現在の貨幣...
BTIの配当のADR手数料は今まで1株当たり$0.005だったのですが、今回から$0.01に上がってしまいました。 出典:citi ADR手数料率(ADR手数料/配当)の推移はこのようになっています。今回は1.36%でした。 昔は年2回配当(5月が多くて10月が少ない)だったので...
ダイヤモンドは圧倒的シェアを誇るデ・ビアスが供給をコントロールして価格上昇させているみたいな話をよく聞きます。 具体的にパフォーマンスはどれくらいなんだろうと気になって調べてみると、1960~2019年のドル建てCAGRは4.3%だったそうです。 (チャートは2013年で切れてい...
株式配当への増税・改悪が続いており、所得税と住民税の課税方式を一致させる改正(所得税は総合課税、住民税は申告不要が塞がれる)が行われたかと思うと、次は金融所得を社会保険料の対象にすることが検討されているそうです。 今のところは配当のみで譲渡益は影響なさそうなので高配当株から無分配...
キャシー・ウッド氏のビットコイン予測価格はインフレし続けており、最近では2030年までに1BTC=380万ドル(約6億円)に達する可能性があると主張しているそうです。 参考: 「ビットコインは2030年までに6億円に」ARKウッドCEO 以前、ゴールドの時価総額は全世界のGDP...
再びS&P500のCAPEレシオが30を超え、米国株の期待リターンが低下するなか、最近(というか去年くらいから書いてる気がしますが)は債券比率を増やしていきたいなと思っています。 債券のリターンはほぼ投資した時点の利回りによって決まることが知られています。 (データはDamoda...
最近はインデックスファンドを買う人が増えてきているように感じますが、それに対して、インデックスを買って寝ていれば年7%とか年4%儲かると考えるのは能天気すぎると批判的な人もいます。 金利上昇サイクルの株式リターンは良くない たしかに数十年くらいのスパンで考えた場合、資産価格に好影...
ゴールドの地上在庫は少し前は約18万トンと言われていましたが、 World Gold Council によると最新の推計値(2022年末時点)は20万8,874トン(内訳はジュエリー46%、バー&コイン&ETF 22%、中銀17%、その他15%)だそうです。いつの間にか16%くら...
2023年5月末(5/27時点)の資産は前月(39,309,775円)比1,267,839円増の40,577,614円でした。 円ベースでは多少増えていても、ドルベースでは2021年秋に遠く及ばないので自国通貨の下落を感じますね… 実質的なエクスポージャーは株式が75.73%、債...
高インフレが続くアルゼンチンで、2ペソ硬貨の素材(銅とニッケル)の価値が額面を上回ってしまっており、硬貨を解体して売却する人がいるというのをツイッターで見かけました。 Wikipediaによると、インフレと金属価格高騰で昨年3月から硬化の製造を停止しているそうです。 2022年3...
武者リサーチを読んでいたら久しぶりにFEDモデルという単語が出てきました。 歴史的事実は、長期金利15%の時の益回りは15%(1980~1981年)であったのであり、長期金利が大きく低下した1995年以降、PERが上昇するのは当然、高PERが新常態とみるべきであろう。予想益回り(...
アルファベット株は議決権ありのクラスA株(GOOGL)と議決権なしのクラスC株(GOOG)の2種類が上場しており、本来は議決権の価値の分だけ株価はGOOGL>GOOGとなるはずです。 (ただし、アルファベットは創業者が1株あたり10の議決権が付与されているクラスB株を保有して議決...
前回はゴールドの年間採掘量と全世界のGDPについてでしたが、今回は各国のマネーサプライM3と比較してみました。 過去記事: 全世界のGDPとゴールド年間採掘量 ゴールドのストック(それまでに採掘された総量)と各国のマネーサプライM3を1980年=100としてグラフ化すると以下の...
ゴールドは長年にわたってその価値を保ち続けており、「1オンス金貨1枚で一カ月間生活できる購買力がある」とか「1オンス金貨があれば現代では高級スーツが買えるが、古代ローマでは元老院議員が着る高価な服が買えた」みたいな話もあったりします。 ボラティリティは株式よりも高くても、超長期で...
2022年4月末の資産は前月(37,572,752円)比1,737,023円増の39,309,775円でした。 実質的なエクスポージャーは株式が74.19%、債券が0.30%、オルタナティブ資産(BTC等)が25.51%です。
直近の入れ替え(CRM高値掴み&XOM底値売り)が失敗というイメージが強いダウ平均について、過去8回の入れ替えがあった時から2023年3月末現在までのパフォーマンスを比べてみました。 (なお、複数銘柄の場合は均等ウェイトとしています。) BAC,CVX追加、MO,HON除外(20...
CAPEレシオ(Cyclically Adjusted Price Earnings Ratio:景気循環調整後PER)は現在株価を実質EPSの10年平均で割って計算したPERで、その名の通り景気循環の影響を調整するために作られた指標です。 だいたい10年あればその間に一回くらい...
インデックス使用料を除くとVTすら下回る超低コストのTracersオールカントリーが話題です。 あらゆるモノの値段が上昇していくなかでインデックス投信のコストだけはデフレスパイラルが続いていますが、個人的には全世界株投信はベーシスポイントレベルのコスト差よりも約3.6%のウェイト...
全然買えないままに上がり続けているゴールド。 コメント欄で500gとか大きいバーを買うと雑所得なので売却時の税金がとんでもないことになるという話を聞き、購入時の手数料は重量が大きいほうが有利とはいえ売却時のことを考えるとスモールバーのほうが良いのかと思い至りました。 過去記事:...
2023年3月末時点の世界各国のCAPEレシオと中央値からの乖離率を見ていきます。 前回は2022年12月末で、だいたい四半期ごとにチェックしていこうと思っています。 過去記事: 世界各国のCAPEレシオと中央値からの乖離率(2022年12月末) ※今回使ったデータはすべてR...
ゴールド価格が急騰しており、円建てでは史上最高値を更新、米ドル建てでもあともう少しで突破しそうな雰囲気になっていますが、これはインフレ調整後で見てもやはり過熱感があります。 (米ドル建てゴールド価格はWorld Gold Council、米CPIはFRED) ちなみに、1973年...