とりあえず足元のインフレはピークアウト感がありますが、もっと長い目でみると労働人口減少&高齢者人口増加がインフレを引き起こすのでは?説もあったりして、最近では従来よりもやや高インフレに備えたほうがいいんだろうかという気になっています。 過去記事: 高齢化は金利低下要因なのか、上...
低所得の高卒非正規。 2030年までにアーリーリタイアして配当金生活するのが目標です。
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とりあえず足元のインフレはピークアウト感がありますが、もっと長い目でみると労働人口減少&高齢者人口増加がインフレを引き起こすのでは?説もあったりして、最近では従来よりもやや高インフレに備えたほうがいいんだろうかという気になっています。 過去記事: 高齢化は金利低下要因なのか、上...
サクソバンク証券では国内では取り扱いのないETFが売買できていましたが、昨年11月に法令上国内で提供できない銘柄が含まれていることが判明したとのことで新規買付注文ができなくなりました。 私の主力ETFであるNGE(グローバルX MSCIナイジェリアETF)は脱法ETFと化してしま...
私は投資に対するリスク許容度はかなり高い方だと思うのですが、最近のコロナについての風潮をみると、感染症に対するリスク許容度はめちゃくちゃ低い方なんだろうなと改めて感じています。 個人的な感覚では金融資産はどうなっても脳死で買い増していくだけなのであまり何とも思わないです。 (本格...
2022年7月末の資産は前月(32,163,293円)比1,190,165円増の33,353,458円でした。 実質的なエクスポージャーは株式が81.90%、債券が1.77%、ビットコインが16.33%です。債券はグローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)によるものです。
武者リサーチにrとgに関するこんな図が載っていました。 出典:武者リサーチ( PDF ) r1(利潤率)とg(成長率)の乖離が広がりすぎれば経済が恐慌に陥るので、gを高めてr1を引き下げることでこの差を縮小させる必要があるという話です。 今回は肉体労働者を中心に賃金が上昇していて...
米ドルMMFの元本割れが心配なので、景気後退リスクが高まっているときにはMMFを解約して米ドルに戻したほうがいいと思いますか?という問い合わせをいただきました。 まず私はMMFについて全く詳しくないので元本割れリスクがどれくらいあるのかはよく分かりません。 ですが、たとえば200...
資産価格が下落するとFIRE民が労働市場に戻ってきて労働参加率が上がるみたいな話が一時はありましたが、今のところはまだ低迷中でコロナ前の水準まで戻る気配がありません。 非労働力人口は9,981万人でコロナ前より300~400万人程度多くなっています。 25-54歳の労働参加率はコ...
世界各国のCAPEレシオと中央値からの乖離率(2022年6月末)
2022年6月末時点の世界各国のCAPEレシオと中央値からの乖離率を見ていきます。 前回は2022年3月末で、だいたい四半期ごとにチェックしていこうと思っています。 過去記事: 世界各国のCAPEレシオと中央値からの乖離率(2022年3月末) ※今回使ったデータはすべて...
今回は2022年7月1日時点の世界各国のカントリーリスクプレミアム※を見ていきます。 ※ある国の株式や債券に投資するときに考慮しなければならないリスクをカントリーリスクといいます。 データはニューヨーク大学アスワス・ダモダラン教授のサイトで公開されているものを使用しています。 ...
ゴールドのインフレ調整後リターンはニクソンショック以前はほぼ0%でしたが、ニクソンショック以降は株式に匹敵するくらいの高いリターンを記録しています。 SoV(価値の保存手段)としての需要は経済規模に応じて成長していくと思うので、ビットコイン等の競合に需要を奪われることがなければ、...
「株式のリターンのほとんどは一握りの銘柄が牽引しているので個別株投資は難しい」という話があります。 1926年以降の米国株式市場における全ての投資の投資リターンは、パフォーマンス上位4%の銘柄によるものだったとか、ほとんどの株式は現金よりも儲からない、等々… 過去記事: 【リタ...
2022年6月末(※6/25時点)の資産は前月(33,024,610円)比861,317円減の32,163,293円でした。 実質的なエクスポージャーは株式が84.11%、債券が1.62%、ビットコインが14.27%です。債券はグローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)によるもの...
【S&P500】インサイダーは一般消費財/コミュニケーション・サービスセクターに強気らしい
S&P500をセクター別にみると、インサイダーの買いが売りを上回っているのは一般消費財/コミュニケーション・サービスセクターで、反対に売りが多くなってきているのはエネルギー/生活必需品セクターだそうです。 参考: 内部者取引報告書からみえる市場動向(ピクテ) 出典:ピクテ 米国...
S&P500は約150年間にわたって実質リターン年率7%弱の長期トレンドラインに沿って上昇してきました。 米国株以外はやや微妙なときもありますが、基本的には平和で資本主義が正常に機能しているときは基本的には実質リターン年率7%の長期トレンドから大きく乖離することはありませんでした...
S&P500、弱気相場入りでやっとCAPEレシオ過去10年平均と同水準に
久しぶりにS&P500のCAPEレシオを見てみると、弱気相場入りした割に28.39とまだ高く、やっと過去10年平均(28.58)と同水準くらいなんですね。ちなみに過去20年平均では25.98です。 出典:multpl.com PERでは割高感が薄れていますが、リセッション入りでE...
【S&P500】モンテカルロ・シミュレーションとヒストリカル・リターン
Portfolio VisualizerでS&P500のヒストリカルデータを使って75年間のモンテカルロ・シミュレーションを試してみると、以下のようになります。(グラフはインフレ調整後) 出典:Portfolio Visualizer Portfolio Visualizerでは...
フィデリティはマイニングやカストディ事業に早くから参入していたり、最近では確定拠出年金でビットコインに投資できるようにしたりとか、色々ビットコインに強気なイメージがありますが、ビットコインについて分かりやすくまとめられているレポートも出しているようです。 ビットコインをほかのデジ...
コロナ禍の米住宅価格上昇は主に在宅勤務へのシフトが住宅需要を大幅に増加させたことによるもので、低金利と財政刺激によって引き起こされた投機的なバブルとはいえず概ねファンダメンタルズを反映しているという論文があるそうです。 参考: 住宅需要と在宅勤務(himaginary’s di...
2020年の数値なので今は逆転していると思いますが、2年前はビットコインのマイニングに費やされるよりも米国内の家庭用洗濯乾燥機に費やされるエネルギーのほうが多かったそうです。 出典: The World Economic Forum アメリカでは景観保護のため洗濯物を外に干さずに...
2022年5月末の資産は前月(35,405,077円)比2,380,467円減の33,024,610円でした。 実質的なエクスポージャーは株式が81.27%、債券が1.67%、ビットコインが17.06%です。債券はグローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)によるものです。
過去40年間の金利低下は金融緩和によって人為的に引き起こされたもので、人為的な金利低下によって不自然に上昇してきた資産価格は持続不可能なのでまもなく破裂するだろう、みたいな悲観論は私が株式投資を始めた頃から定期的に言われ続けてきた気がします。 米長期金利の推移を眺めると1980年...
【Cash is trash】米ドルキャッシュのインフレ調整後リターン【現金はゴミ】
ふと気になってPortfolio Visualizerで米ドルキャッシュの実質リターンをみてみると、QEに踏み切って以降はまさしく"現金はゴミ"なんだなというのが実感できました。 出典:Portfolio Visualizer 2008年12月~2022年4月では約23%も購買力...
【長期金利とS&P500】長期金利と配当利回り/株式益利回りが競合する時代
長期金利とS&P500の株式益利回り、配当利回りを比べてみると、1960~2010年頃の約50年間は長期金利と競合しているのは株式益利回りに見えます。 ※今回使用したのはすべてmultpl.comのデータです。 しかし、それ以外の期間では株式益利回りが長期金利を上回っているのはふ...
【CAPE最後の砦】CAPD(iPath Shiller CAPE Index ETN)
グローバル低CAPE戦略が低調のなか、CAPEレシオを使って唯一?上手くいっているのがCAPD(iPath Shiller CAPE Index ETN)です。 ※前はティッカーCAPEだったのですが、いつの間にかCAPDに変わってしまったようです。 過去記事: 【相対CAPE...
先日、米30年国債利回りの低下トレンドについての記事を書いたところ、コメント欄でGPIFから出ている低金利定着に関する論稿を紹介していただきました。 過去記事: 米超長期金利の低下トレンドと米国株の上昇トレンド この論考では、①ディスインフレ、②中央年齢の上昇、③新興国の余剰資...
円建てMSCI USAトータルリターン指数を日本のCPIでインフレ調整したものと、multpl.comのデータを使ったS&P500の実質トータルリターン指数を比べてみました。 10年・20年ローリングリターンは以下のようになります。 20年ローリングでは米ドル建てS&P500は2...
米超長期金利の低下トレンド継続を主張し続けていたスコット・マイナード氏もトレンドが終わったと考えを変えたそうです。 過去記事: 債券の強気相場は終了、レンジ相場に:スコット・マイナード 多くの人が金利上昇を予想しているのでそうなのかもしれませんが、私はいまだに40年に及ぶ超長期...
有事に価格が上昇するという意味ではなく、真の有事に有用なのは無国籍貨幣であるゴールドとビットコインだと思っています。 過去記事: セルフカストディの重要性を再認識 ゴールドのほうが共同幻想の歴史は圧倒的に長いですし、世界中のインターネットが止まって文明が崩壊しても物理的に存在す...
インフレ調整後のオールシーズンズ/パーマネント・ポートフォリオは記録的な不調に
60/40ポートフォリオとは違ってリーマンショックをほぼ無傷で乗り切ったオールシーズンズ/パーマネント・ポートフォリオですが、このところの株式・債券の同時安局面では記録的なダメージを受けています。 (まあ株式100%や60/40に比べると相変わらず軽い下落で済んでいますし、今まで...
CPI帰属家賃をS&Pケース・シラー住宅価格指数で割った米住宅価格の利回りっぽいものと長期金利を比べてみると以下のようになります。 上図は右軸が利回りになっていませんが、調べてみると似たようなチャートがありました。 これを参考に右軸をそれっぽい数値になるように調整してみました。 ...
2022年4月末の資産は前月(36,178,621円)比773,544円減の35,405,077円でした。 実質的なエクスポージャーは株式が77.08%、債券が1.64%、ビットコインが21.28%です。債券はグローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)によるものです。
2022年3月時点の日本円の実質実効為替レートは67.26ポイント、1973年1月(64.15)以来の水準になっています。3月時点なので4月の数値はもっと低くなっているはずですが… 1995年のピークからみると半分以下になっており、流石に安すぎるのではという気もしますが、むしろ1...
マンション価格は上昇し続けており、首都圏では新築マンション平均価格がバブル期を超えて過去最高を更新したそうです。 平均年収は横ばいなのにどこまで持続可能なのかと疑問に感じてしまいますが、東京には共働きで世帯年収1,000万円超とか1,500万円超みたいな高所得世帯が割とたくさんい...
金価格上昇&技術革新で海水から金を抽出する日は来るのだろうか
従来は廃棄物だった使用済み家電には様々な金属資源が含まれており都市鉱山と呼ばれています。 金の場合、日本には世界の埋蔵量の約16%に相当する分が埋蔵されているそうです。 (廃棄物として埋められてしまっているものは再利用できないので、実際に回収できる量はもっと少ないそうですが。) ...
以前、下落し続ける日本の実質実効為替レートについて、単純に日本円が過小評価されているのか、それとも相対的な所得水準低下を反映しているだけで趨勢的なものなのか、という記事を書きました。 過去記事: 日本円は単に割安なのか、相対的な所得水準低下を反映しているのか 約半年が経ってさら...
ジェレミー・シーゲルの「グローバル・ソリューション」は危うくなっているのでは
高齢化する先進国の退職者が必要とするモノを誰が生産するのか、退職後に売却する資産を誰が買うのか、という問題があります。 ジェレミー・シーゲル著「株式投資の未来」では、成長する途上国の若い労働者が生産し、資産を買い取る「グローバル・ソリューション(世界的解決)」が起こるので問題ない...
米国株のプレミアム アメリカが株主重視、無形資産、経済成長、人口動態などの様々な面で優れている等々は周知の事実であり既に株価に織り込み済みなので他の国よりも米国株を選好する理由にはならない、みたいな話があります。 これは私もその通りだと思うのですが、NYダウのPER/日経平均のP...
世界各国のCAPEレシオと中央値からの乖離率(2022年3月末)
2022年3月末時点の世界各国のCAPEレシオと中央値からの乖離率を見ていきます。 前回は2021年12月末で、だいたい四半期ごとにチェックしていこうと思っています。 過去記事: 世界各国のCAPEレシオと中央値からの乖離率(2021年12月末) ※今回使ったデータはす...
【Principles for Dealing with the Changing World Order】個人的に興味深かった図表
レイ・ダリオ著「Principles for Dealing with the Changing World Order」に載っている図表をまとめたPDFが無料で見られるようになっています。 参考: Principles for Dealing with the Changin...
ロシア株ETFはRSX/ERUSよりも1324のほうが正しかったのでは
2022/2/24にモスクワ証券取引所が一時停止されてからもRSX/ERUSや東証の1324等のETFはしばらく取引可能でした。 過去記事: 高リスク対象への投資はやはり投信よりもETFのほうが良さそう 今はモスクワ証券取引所が取引再開される一方、これらのETFは取引停止のまま...
シーゲル教授はよく株式の長期実質リターンの簡単な予想値として株式益利回りを挙げており、現在の予想PER20は実質リターン5%を示唆しているそうです。 参考: 【短信】米株の長期実質予想リターンは5%:ジェレミー・シーゲル 今回はmultpl.comのデータを使って、株式益利回り...
今のインフレ環境では逆イールドはあまり意味がなさそうに思える
米2-10年債の逆イールドが話題になっていますが、今みたいなインフレ環境では名目金利のイールドカーブが逆転したとしてもあまり意味はないのではという気がしています。 BEIは短い年限ほど高いので、実質ベースのイールドカーブは依然として順イールドであり、逆転まではまだかなり余裕があり...
日本円が購買力平価や実質実効為替レートでみてかなり安く見えるのは、純粋に割安なのか、相対的な所得水準低下を反映している構造的なものなのか、どちらなんだろうかと思っています。 過去記事: 日本円は単に割安なのか、相対的な所得水準低下を反映しているのか 素人目線(願望も含め)では現...
2022年3月末(※3/26時点)の資産は前月(33,541,629円)比2,636,992円増の36,178,621円でした。 実質的なエクスポージャーは株式が76.10%、債券が1.67%、ビットコインが22.23%です。債券はグローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)による...
カントリーリスクというと投資対象国の政治や経済状況などの変化に起因するリスクのことを指しますが、最近では資産の保有者によってもカントリーリスクが変わってくる時代になりつつあるのではと感じています。 米国債は世界で最も安全な資産だったはずですが、ロシアが保有するドル資産は米国によっ...
【S&P500】今後10年間の実質リターンは+4%程度と予想
S&P500のバリュエーションは非常に高いため、今後10年間のリターンは過去平均と比べると相当悪くなるという予想が多いです。 少し古いですが、下記記事によると名目ベースでBlackRockが+6.7%、J.P. Morganが+4.1%、Vanguardが+3.3%、Mornin...
中国ADRの上場廃止懸念再燃でチャイナテックの下落が一段と激しさを増しています。 ロシアに対する経済制裁やキャンセルカルチャーの激しさを考えると、西側で中国株がロシア株のように「投資不可能」扱いになるまでにそれほど時間はかからないのではと懸念しています。 過去記事: 【反米国家...
予想以上に苛烈なロシアに対する経済制裁をみて、中国株(アリババとテンセント)を全売却しました。 たしか以前レイ・ダリオが言っていたように、なんとなく米中の両方に賭けておいたほうが良さそうみたいな雰囲気で保有していましたが、西側の国に住んでいて反米国家の資産に投資するのはやはりリス...
昨日、原資産の流動性がなくなって投信が売却できなくなってもETFでは一応取引が継続されるので便利という記事を書きましたが、記事で挙げたERUSとRSXは取引停止になってしまいました。 過去記事: 高リスク対象への投資はやはり投信よりもETFのほうが良さそう GREK(グローバル...
高リスク対象への投資はやはり投信よりもETFのほうが良さそう
ロシアへの経済制裁が強まるなか、国内のロシア株式や債券の投信は解約停止が相次いでいるそうですが、ロシア株式ETFは新規発行が停止されているものの今のところまだ取引可能で、過去1ヶ月のパフォーマンスはERUSが-79.43%、RSXが-75.93%、東証の1324は-18.30%と...
これまでCAPEレシオが低い国への投資は非常に良いパフォーマンスを残してきました。 過去記事: 世界各国のCAPEレシオとその後10年間の実質トータルリターン 過去記事: CAPEレシオが低い国への投資は米国株をアウトパフォーム しかし、近年の低CAPE戦略はひどく低迷してお...
春山昇華氏のブログで、価値の軸足が経済損得から政治権威損得へと移行してきているという記事がありました。 参考: 「新しい世界の考え方とその枠組み」の模索と、2022年を考えるセミナーの抜粋_1 自分自身でもどうしても「経済>政治」で考えてしまいがちですが、今後は経済的合理性では...
2022年2月末の資産は前月(33,895,905円)比354,276円減の33,541,629円でした。 実質的なエクスポージャーは株式が80.69%、債券が1.75%、ビットコインが17.56%です。債券はグローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)によるものです。
絶賛大暴落中のロシア株ですが、このままいくと2016年のCAPEレシオ史上最低値を更新しそうです。 出典:Research Affiliates 昔だったら無心で脳死買い増しを敢行していたと思いますが、最近はカントリーリスクの高い国に思考停止ロングすることに抵抗感があるのでどうし...
BIS(国際決済銀行)のサイトに1661年以降のイギリスのCPIデータが載っていたので、グラフ化してみました。 金貨と銀貨の時代を経て、1816年の金本位制確立、1914年に第一次世界大戦で金本位制を一時停止するまでの約250年間は、ボラティリティは激しいものの物価水準はほぼ横ば...
なかなかCPI上昇率がピークアウトしないなか、高インフレが継続すると警鐘を鳴らす著名投資家が増えてきたように思えます。 ですが私は米インフレについては債券市場の方が正しいと思います。 5年BEIと10年BEIを見てみると、いずれも昨年秋でピークアウトしています。 出典:FRED ...
私はアメリカで流行っているらしい高収入の人が支出を削って数億円くらい蓄財して豊かに引退するみたいなものではなく、貧困FIRE、セルフ生活保護を目標にしています。 今日はメキシコの漁師のコピペ、スケール小さい版が生活保護とセルフ生活保護 pic.twitter.com/t1rak6...
よく見慣れた戦後の超長期ドル円チャートは1ドル360円からずっと円高方向に動き続けていますが、1871年から1940年頃までのチャートは反対に円安方向に動き続けているので新鮮に思えます。 出典: 外為どっとコム 1863年(薩英戦争賠償金)の為替レートは1ドル=0.48円=0.2...
【e-Tax】2回送信したら税務署から確認の電話がかかってくることもあるらしい
国税庁のサイトではe-Taxで誤りがあった場合は訂正後の申告データを送信し直したら、訂正した旨を税務署に連絡する必要はないと書かれています。 出典: 国税庁 今までも何度か間違えて2回送信してしまったときは何もなかったのですが、今年は初めて税務署からどちらの申告書を使用するかの確...
今後10年間全く株価上昇がない場合のS&P500のCAPEレシオ
今後10年間全く株価上昇がなかった場合のS&P500のCAPEレシオを計算してみました。 ※2020年までの名目EPS、株価、CPIは Online Data - Robert Shiller 、2021~2023年の名目EPSは Yardeni Research(PDF) の数...
2022年1月末の資産は前月(36,195,107円)比2,299,202円減の33,895,905円でした。 実質的なエクスポージャーは株式が82.17%、債券が1.80%、ビットコインが16.03%です。債券はグローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)によるものです。
米実質金利の上昇が続いており、30年はプラス圏に浮上しそうです。 出典: U.S. Department of the Treasury 米国債を買っても実質ベースでは購買力を失うことになるので現金と同じくゴミという話もありましたが、長期債はもうすぐゴミから脱出できるかもしれませ...
超少額ですが、トンガにBTCで寄付してみました。 In BTC to our TN1🇹🇴 Node in:- https://t.co/LQ0BaZEmo0 bc1qmn6ddugyj853vgmcvljs5te6rl9teuhz6t5cun Or in fiat to: h...
昔と違って日本経済にとって円安は歓迎すべきことではなくなってきており、むしろ円高のほうが全体ではメリットのほうが大きいという意見を目にすることが多くなってきました。 最近は「悪い円安」というフレーズが流行ってきていますし、国際的にみて日本人が貧乏になってきているという感覚をもつ人...
世界各国のCAPEレシオと中央値からの乖離率(2021年12月末)
2021年12月末時点の世界各国のCAPEレシオと中央値からの乖離率を見ていきます。 前回は2021年9月末で、だいたい四半期ごとにチェックしていこうと思っています。 過去記事: 世界各国のCAPEレシオと中央値からの乖離率(2021年9月末) ※今回使ったデータはす...
今回は2022年1月1日時点の世界各国のカントリーリスクプレミアム※を見ていきます。 ※ある国の株式や債券に投資するときに考慮しなければならないリスクをカントリーリスクといいます。 データはニューヨーク大学アスワス・ダモダラン教授のサイトで公開されているものを使用しています。 ...
貨幣の裏付けについて、最近読んだフリードリヒ・ハイエク著「貨幣発行自由化論」に個人的な考えと一致している文章が載っていたので紹介します。 ハイエクは、通貨価値の源泉についてもまったく頓着しない。通貨価値が硬貨の内在的な価値に依存するのか、裏付けとなっている資産に依存するのか、「国...
もうすぐ2021年も終わりなので各国カントリーETFの年初来パフォーマンスをみてみます。データはMorningstarです。 パフォーマンスが特に良かったのはUAE(44.82%)、サウジアラビア(33.80%)、オーストリア(30.13%)、米国(29.00%)、台湾(28.6...
竹中正治氏のブログでMorningstar US Large Cap、TOPIX、日経平均の3指数の定額積立投資シミュレーションができるサイトを知りました。 参考: 株価指数連動定額積立投資のシミュレーション・ソフト 米ドル建てではPortfolio Visualizerが多機...
株式の実質トータルリターンは以下のようにあらわすことができます。 実質トータルリターン=配当利回り+実質EPS成長率+バリュエーション変化 S&P500についてみてみると、このうち配当利回りは1.25%とITバブル以来の低水準にあります。 出典:multpl.com 実質EP...
2021年12月末の資産は前月(35,424,430円)比770,677 円増の36,195,107円でした。 実質的なエクスポージャーは株式が79.08%、債券が1.85%、ビットコインが19.06%です。債券はグローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)によるものです。
今回は各国の「法の支配指数(WJP Rule of Law Index)」とCAPEレシオの関係について調べてみました。 過去記事: 法の支配、私有財産権の重要性
ウィリアム・バーンスタイン著『 「豊かさ」の誕生』によると、近現代の持続的な経済成長の源泉は「私有財産権(法の支配)」「科学的合理主義」「資本市場」「輸送・通信技術」の4要素にあり、どれかひとつが欠けていてもうまくいかないそうです。 経済成長がうまくいかなかった例として、私有財産...
世の中には金本位制に回帰すべきだという主張の人もいます。 ふと仮に米国が金本位制に回帰することになった場合、ゴールド価格は幾らくらいになるんだろうかと気になったので大雑把に計算してみました。 まず、現在米国が保有する金準備は8,133.46トン(2021年9月末時点)だそうです。...
自分自身では全く買うつもりはないというか仮に買いたくても買えないので関係ないのですが、人生で最も大きな支出は住宅費なので、なんとなく国内のマンション市場には興味をもっています。 一昔前までは新築分譲マンションを購入すると、引き渡しの瞬間に新築プレミアムが剥落、住んでいるうちにだん...
FIREの目安として4%ルールは有名ですが、モンテカルロ法でリタイアシミュレーションをしてみると4%ではかなり破綻リスクが高そうに思えます。 過去記事: モンテカルロ法によるリタイアシミュレーション 実際の過去データを使って世界恐慌前夜という特に悪そうなところからスタートした場...
2021年11月末(※11/27時点)の資産は前月(37,443,752円)比2,019,322円減の35,424,430円でした。 実質的なエクスポージャーは株式が78.29%、債券が1.89%、ビットコインが19.82%です。債券はグローバル3倍3分法ファンド(1年決算型...
藤井聡氏によると、日本は株主資本主義化が行き過ぎたので労働者や地域社会にも配慮した公益資本主義を目指すべきだそうです。 参考: 会社の利益は増えても「日本人の給料」が20年間増えなかった「本当の理由」 しかし、Morningstarで世界各国のカントリーETFのROEを調べてみ...
投資が必要そうな国ほど家計金融資産に占める現預金比率が高い不思議
下グラフは世界各国の家計金融資産に占める現預金比率(2020年時点)を降順に並べたものです。 データ:OECD エルドアン政権下の高インフレに悩まされているトルコを筆頭に投資で自己防衛を考えたほうが良さそうな国のほうが現預金比率が高くなっているように思えます。 株式と投資信託を足...
レイ・ダリオ氏は「富との引換券のはずの金融資産が富よりも多いので、引換券である金融資産が下落する」みたいな主張をしています。 参考: 金融資産には本質的な価値はない:レイ・ダリオ この富は購買力のことを指していて、どれだけのモノやサービスを買えるかが富の尺度だそうですが、個人的...
イスラム教原理主義的な考えから金利は邪悪であると主張するエルドアン大統領は高インフレ下のトルコで利下げするよう中銀に政治的圧力を加え続けています。 データ:BIS エルドアン理論によると、通説とは真逆で高金利がインフレの原因なので金利を引き下げればインフレも低下するそうです。 各...
前にも妄想を書いたのですが、私は自分が生きているうちにだんだん人間の労働が不要になって、貨幣制度がなくなるくらいまで世界が変わっていくのが見られたらいいなと常々思っています。 過去記事: "This Time is Different"は近いと思う ちょっと前までは「限界費用ゼ...
世界各国のエクイティスプレッド(ROE-株主資本コスト)とPBR
約2年前にも作ったのですが、世界各国のエクイティスプレッド(ROE-株主資本コスト)とPBRを再度調べてみました。 過去記事: 世界各国のROEと長期金利と株主資本コスト
古い記事ですが、取引所に預けている暗号資産が取引所破綻等によって失われた場合は雑損所得の対象となり、雑所得だけではなく総所得からも控除できるという見解があるようです。 参考: GOX・セルフGOXは損失控除できるのか? ビットコイン(仮想通貨)の確定申告シリーズ⑦ 一方、セルフ...
アスワス・ダモダラン教授のバリュエーションでは永久成長率に無リスク金利(10年国債利回り)を使っています。 たとえば最近のテスラの記事では1~5年目の成長率が35%、10年目以降は無リスク金利と同じ1.56%として計算しています。 参考: Tesla's Trillion Do...
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とりあえず足元のインフレはピークアウト感がありますが、もっと長い目でみると労働人口減少&高齢者人口増加がインフレを引き起こすのでは?説もあったりして、最近では従来よりもやや高インフレに備えたほうがいいんだろうかという気になっています。 過去記事: 高齢化は金利低下要因なのか、上...
サクソバンク証券では国内では取り扱いのないETFが売買できていましたが、昨年11月に法令上国内で提供できない銘柄が含まれていることが判明したとのことで新規買付注文ができなくなりました。 私の主力ETFであるNGE(グローバルX MSCIナイジェリアETF)は脱法ETFと化してしま...
私は投資に対するリスク許容度はかなり高い方だと思うのですが、最近のコロナについての風潮をみると、感染症に対するリスク許容度はめちゃくちゃ低い方なんだろうなと改めて感じています。 個人的な感覚では金融資産はどうなっても脳死で買い増していくだけなのであまり何とも思わないです。 (本格...
2022年7月末の資産は前月(32,163,293円)比1,190,165円増の33,353,458円でした。 実質的なエクスポージャーは株式が81.90%、債券が1.77%、ビットコインが16.33%です。債券はグローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)によるものです。
武者リサーチにrとgに関するこんな図が載っていました。 出典:武者リサーチ( PDF ) r1(利潤率)とg(成長率)の乖離が広がりすぎれば経済が恐慌に陥るので、gを高めてr1を引き下げることでこの差を縮小させる必要があるという話です。 今回は肉体労働者を中心に賃金が上昇していて...
米ドルMMFの元本割れが心配なので、景気後退リスクが高まっているときにはMMFを解約して米ドルに戻したほうがいいと思いますか?という問い合わせをいただきました。 まず私はMMFについて全く詳しくないので元本割れリスクがどれくらいあるのかはよく分かりません。 ですが、たとえば200...
資産価格が下落するとFIRE民が労働市場に戻ってきて労働参加率が上がるみたいな話が一時はありましたが、今のところはまだ低迷中でコロナ前の水準まで戻る気配がありません。 非労働力人口は9,981万人でコロナ前より300~400万人程度多くなっています。 25-54歳の労働参加率はコ...
2022年6月末時点の世界各国のCAPEレシオと中央値からの乖離率を見ていきます。 前回は2022年3月末で、だいたい四半期ごとにチェックしていこうと思っています。 過去記事: 世界各国のCAPEレシオと中央値からの乖離率(2022年3月末) ※今回使ったデータはすべて...
今回は2022年7月1日時点の世界各国のカントリーリスクプレミアム※を見ていきます。 ※ある国の株式や債券に投資するときに考慮しなければならないリスクをカントリーリスクといいます。 データはニューヨーク大学アスワス・ダモダラン教授のサイトで公開されているものを使用しています。 ...
ゴールドのインフレ調整後リターンはニクソンショック以前はほぼ0%でしたが、ニクソンショック以降は株式に匹敵するくらいの高いリターンを記録しています。 SoV(価値の保存手段)としての需要は経済規模に応じて成長していくと思うので、ビットコイン等の競合に需要を奪われることがなければ、...
「株式のリターンのほとんどは一握りの銘柄が牽引しているので個別株投資は難しい」という話があります。 1926年以降の米国株式市場における全ての投資の投資リターンは、パフォーマンス上位4%の銘柄によるものだったとか、ほとんどの株式は現金よりも儲からない、等々… 過去記事: 【リタ...
2022年6月末(※6/25時点)の資産は前月(33,024,610円)比861,317円減の32,163,293円でした。 実質的なエクスポージャーは株式が84.11%、債券が1.62%、ビットコインが14.27%です。債券はグローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)によるもの...
S&P500をセクター別にみると、インサイダーの買いが売りを上回っているのは一般消費財/コミュニケーション・サービスセクターで、反対に売りが多くなってきているのはエネルギー/生活必需品セクターだそうです。 参考: 内部者取引報告書からみえる市場動向(ピクテ) 出典:ピクテ 米国...
S&P500は約150年間にわたって実質リターン年率7%弱の長期トレンドラインに沿って上昇してきました。 米国株以外はやや微妙なときもありますが、基本的には平和で資本主義が正常に機能しているときは基本的には実質リターン年率7%の長期トレンドから大きく乖離することはありませんでした...
久しぶりにS&P500のCAPEレシオを見てみると、弱気相場入りした割に28.39とまだ高く、やっと過去10年平均(28.58)と同水準くらいなんですね。ちなみに過去20年平均では25.98です。 出典:multpl.com PERでは割高感が薄れていますが、リセッション入りでE...
Portfolio VisualizerでS&P500のヒストリカルデータを使って75年間のモンテカルロ・シミュレーションを試してみると、以下のようになります。(グラフはインフレ調整後) 出典:Portfolio Visualizer Portfolio Visualizerでは...
S&P500のバリュエーションは歴史的な高水準にありますが、超長期の実質トータルリターン指数のチャートを作ってみると、トレンドラインから大きく逸脱している訳でもなく過熱感はあまり感じられません。 過去記事: 【S&P500】実質トータルリターンのトレンドラインからはさほど乖離し...
2021年7月末の資産は前月(33,981,457円)比629,013円減の33,352,444円でした。 実質的なエクスポージャーは株式が90.98%、債券が1.76%、ビットコインが7.26%です。債券はグローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)によるものです。 今月は中国株...
MU(マイクロン・テクノロジー)とLRCX(ラムリサーチ)を全株売却し、CXSE(ウィズダムツリー 中国株ニューエコノミーファンド)を25株、XSOE(ウィズダムツリー 新興国株ニューエコノミーファンド)を14株、FM(iシェアーズ MSCI フロンティア & セレクトEM ...
新興国に投資する際にはその国のカントリーリスクに十分留意する必要があります。 たとえば、アスワス・ダモダラン教授によるカントリーリスクプレミアム(2021年7月時点)は以下のようになっています。
MSCIケニアのパフォーマンスは非常に良く、2002年5月以降の米ドル建てグロスリターンは米国が年率9.93%、全世界が8.76%、フロンティアが8.32%に対して、ケニアはなんと20.80%です。 データ:MSCI 10年ローリングでは以下のようになります。2016年後半からは...
前回の記事では世界恐慌前夜(1929年9月)にS&P500のみでリタイアしていたらどうなっていたかというシミュレーションをしました。 過去記事: 世界恐慌前夜からのリタイアシミュレーション 前回は税金を全く無視していたので、今回は配当課税のみ考慮した場合で同様に作ってみました。...
Portfolio Visualizerを使えば簡単にモンテカルロ法によるリタイアシミュレーションを行うことができます。 過去記事: モンテカルロ法によるリタイアシミュレーション 過去記事: モンテカルロ法によるリタイアシミュレーション(現金・債券を保有する場合) しかし、モ...
GVAL(カンブリア・グローバル・バリューETF)は世界45カ国から割安な上位25%の国に投資するETFです。 (過去記事: GVAL(カンブリア・グローバル・バリューETF) ) 謎のアクティブ運用への切り替えがあってからは売却し、現在は低CAPE戦略としてはカントリーETF...
MU(マイクロン・テクノロジー)を48株、ERUS(iシェアーズ MSCI ロシア ETF)を30株売却し、AMRS(アミリス)を120株、TWST(ツイスト・バイオサイエンス)を15株、TUR(iシェアーズ MSCI トルコ ETF)購入しました。 低CAPE投資のうちロシアを...
下図は1982年1月〜2021年6月のMSCI Japan(円換算グロスリターン、1982年1月=100)とCAPEレシオです。 ※MSCI指数のデータはMSCI、CAPEレシオはShiller Barclays CAPE Indicesのデータを使用しています。 バブル期の日本...
長期にわたる債券の強気相場がまだ続くのかは不透明ですが、金利が歴史的な低水準にありこれ以上の低下余地がほとんどないので伝統的な60/40ポートフォリオみたいなものは上手く機能しないのでは、みたいな話は時々目にします。 たとえばシーゲル教授はリタイアシミュレーション上では60/40...
HDB(HDFC銀行)を30株、GD(ゼネラル・ダイナミクス)を10株、LRCX(ラムリサーチ)を6株、AMAT(アプライド・マテリアルズ)を8株、UNH(ユナイテッドヘルス・グループ)を3株、ANTM(アンセム)を3株、RTX(レイセオン・テクノロジーズ)を8株売却し、070...
2021年6月末時点の世界各国のCAPEレシオと中央値からの乖離率を見ていきます。 前回は2021年3月末で、だいたい四半期ごとにチェックしていこうと思っています。 過去記事: 世界各国のCAPEレシオと中央値からの乖離率(2021年3月末) ※今回使ったデータはすべ...
今回はニューヨーク大学アスワス・ダモダラン教授のサイト「 Damodaran Online 」で公開されている、米国、ヨーロッパ、日本、新興国のネット総還元性向を見ていきます。 総還元性向=(配当+自社株買い)÷純利益 ですが、Damodaran Onlineでは増資を加味した ...
今回は2021年7月1日時点の世界各国のカントリーリスクプレミアム※を見ていきます。 ※ある国の株式や債券に投資するときに考慮しなければならないリスクをカントリーリスクといいます。 データはニューヨーク大学アスワス・ダモダラン教授のサイトで公開されているものを使用しています...
今回は今後10年間のS&P500の実質期待リターン各種を見ていきます。
ジェレミー・シーゲル著「株式投資の未来」には、S&P500は初期の銘柄のまま入れ替えをしなかったほうがリターンは高かった、みたいなことが書かれていたかと思います。 これは個人的にはかなり納得感があったので大型優良株を買ったら株価が下がろうが脳死ホールドしたほうが良さそうと長らく思...