価格上昇を受けて、最近では0.1BTCで将来お金持ちになれるみたいな神話が生まれているようです。 2020年の特別定額給付金のときには配られた10万円でおおよそ0.1BTCが買えましたし、少し前までは庶民は1BTC集めよう的な雰囲気だったと思うので隔世の感がありますね… 個人的に...
低所得の高卒非正規。 2030年までにアーリーリタイアして配当金生活するのが目標です。
前回の記事で取り上げた論文の最後に1794~2019年の年次のインフレ率、名目株式リターン、名目債券リターンが載っていたので、それを使って米国株の債券に対する超過リターンをグラフにしてみました。 過去記事: 昔の米債券は株式並みのリターンだったらしい まずは50年ローリングの名...
Xで面白い論文の存在を知りました。 参考: Where Siegel Went Awry: Outdated Sources & Incomplete Data 米国株のパフォーマンスを1793年からの測定した(左)って論文見つけた😂 株式の優位性を説いた例の図(右)と違って...
【没収・デフォルト・増税】インカムよりも比較的安全そうなキャピタルゲイン
立憲民主党が日銀が保有しているETFの分配金を子育て財源に充てると主張しているそうです。 (もともと分配金収入は国の一般財源に既に活用されているそうなので無理らしいですが。) また、G7によって凍結された3,250億ドル相当のロシア資産を使ってウクライナを支援する件についても、元...
【FIRE目標】高卒非正規雇用の円REER調整後生涯賃金指数
日本円の購買力低下が続くなか、以前の感覚でFIRE目標を設定するのは難しくなっていると思っています。 最近は私の純資産も8,000万円台になっており、そろそろ辞めれるのでは?的なコメントをいただくこともあるのですが、個人的には今の8,000万円は以前のそれよりもかなり購買力が低い...
【効率的フロンティア】ポートフォリオにどれくらいビットコインを配分するか
ビットコイン現物ETFが承認されてからは、従来のポートフォリオに少額のビットコインを加えればそれほどリスクに大きな影響を与えずにリターンを改善できる、みたいな話を目にするようになりました。
上場企業で最も多額のビットコインを保有しているMSTR(マイクロストラテジー)は疑似ビットコインETFみたいな状態になっていますが、このところは時価総額が保有しているビットコインの評価額を大幅に上回っており、足元のプレミアム(時価総額/保有ビットコイン評価額-1)は100%前後で...
【ビットコインとゴールド】自己管理 vs 分別管理 vs ETF
ビットコインやゴールドの長期保有では自己管理(セルフカストディ)が基本だと思いますが、ETFや分別管理(暗号資産交換業者や金融機関等に分別管理(特定保管)で預ける)という方法もあります。 DMM Bitcoinの不正流出以降、セルフカストディが一部で話題?になっていますが、今回は...
「S&P500は右肩上がりだが、M2で割ると史上最高値は1929年なので株価の上昇は米ドルが減価しているせい」という趣旨のポストを見かけたので、今回はこれについて少し調べてみました。 M2のデータは1959年以降のものしか見つけられなかったのですが、米国のM2と名目GDPはほとん...
低CAPE国に投資するGVAL(カンブリア・グローバル・バリューETF)というETFがあります。 過去記事: GVAL(カンブリア・グローバル・バリューETF) パフォーマンス低迷のためか途中からアクティブ運用に切り替わり、その後サクソバンク証券では脱法ETF化してしまったので...
2024年5月末の資産は前月(7,847万円)比377万円増の8,224万円でした。 実質的なエクスポージャーは株式が65.1%、債券が0.3%、オルタナティブ資産(BTC、ゴールド等コモディティ)が34.7%です。 株式ポートフォリオは以下の通りです。 ポートフォリオ全...
ゴールドとビットコインのセルフカストディの重要性を再認識した日
5/31はゴールドとビットコインのセルフカストディの重要性を再認識する日になりました。 まずはゴールド。インドの中銀が約100トンのゴールドをイギリスからインドに移したそうです。 参考: RBI moves 1 lakh kg of gold from UK back to I...
社会実情データ図録 によると、アメリカの銃保有率は世帯で46%、個人で33%だそうです。 アメリカでどれだけ乱射事件が起きても銃を禁止できないのは合衆国憲法修正第二条によって所持する権利が保障されているからというのはあっても、そもそも広く普及しすぎてしまっているので禁止することは...
東京のドル建て不動産価格指数(住宅地・戸建住宅・マンション)
マンション価格が大幅に上昇していますが、一方でこの10年間で円安が大幅に進んだために外国からみると日本のマンションは未だに高くはないのでは、という話もあったりします。 今回は東京都の不動産価格指数をドル建てにしてみるとどうなるのかを見てみました。 まずはそのまま円建てだとこうなり...
【朗報】FC2がビットコイン決済(Lightning Network)に対応
最近クレジットカード決済の検閲が一部で話題ですが、FC2はビットコイン決済に対応したという噂を聞いて早速確かめにアカウントを作成しました。 BTC決済だと3%ポイント還元があるそうです。 出典:FC2 よほど高額決済でない限りはオンチェーンだと手数料が割高になってしまいますが、低...
カン・チュンドさんのブログで、無分配の投信が今後も伸びていくと国としては逸失税収が無視できなくなるので分配金支払いが義務化される可能性があるのでは?という記事がありました。 参考: 将来、投資信託は『分配金』出すべしと義務化される可能性について 金融所得を社会保険料の対象にする...
【コーポレートアクション一般口座払い出し問題】野村證券でのMMMのスピンオフ
先月、MMMのスピンオフで、親株(MMM)4株につきSOLV(ソルベンタム)1株の割当てられました。 外国株のスピンオフ等コーポレートアクションでは子株だけでなく親株もろとも一般口座に払い出されることがあります。これが面倒なので今回のMMMスピンオフでも事前に一旦売却してあとで買...
資産課税について調べていると、日本の財産税はだいたい75年サイクルという記事を見つけました。 参考: 財産税は75年毎「忘れた頃にやって来る」(PDF) 1946年の預金封鎖&財産税は認知度が高そうです。株式や不動産などあらゆる資産が課税対象となり、個人財産10万円(現在の貨幣...
BTIの配当のADR手数料は今まで1株当たり$0.005だったのですが、今回から$0.01に上がってしまいました。 出典:citi ADR手数料率(ADR手数料/配当)の推移はこのようになっています。今回は1.36%でした。 昔は年2回配当(5月が多くて10月が少ない)だったので...
1960~2019年のダイヤモンドのCAGRは4.3%らしい
ダイヤモンドは圧倒的シェアを誇るデ・ビアスが供給をコントロールして価格上昇させているみたいな話をよく聞きます。 具体的にパフォーマンスはどれくらいなんだろうと気になって調べてみると、1960~2019年のドル建てCAGRは4.3%だったそうです。 (チャートは2013年で切れてい...
株式配当への増税・改悪が続いており、所得税と住民税の課税方式を一致させる改正(所得税は総合課税、住民税は申告不要が塞がれる)が行われたかと思うと、次は金融所得を社会保険料の対象にすることが検討されているそうです。 今のところは配当のみで譲渡益は影響なさそうなので高配当株から無分配...
キャシー・ウッド氏のビットコイン予測価格はインフレし続けており、最近では2030年までに1BTC=380万ドル(約6億円)に達する可能性があると主張しているそうです。 参考: 「ビットコインは2030年までに6億円に」ARKウッドCEO 以前、ゴールドの時価総額は全世界のGDP...
有事のために農地を確保しておくみたいな終末論者の人って収穫した作物をどうやって略奪者から守るんだろうと不思議だったのですが、今日読んだ下記記事ではそもそも貨幣経済が壊れたあとには農機、肥料、種子、農薬をどうやって調達するのかということが書かれていて、たしかに収穫物を守る以前に育て...
2024年4月末の資産は前月(8,014万円)比168万円減の7,847万円でした。 実質的なエクスポージャーは株式が65.9%、債券が0.3%、オルタナティブ資産(BTC、ゴールド等コモディティ)が33.8%です。 2023年4月末の株式ポートフォリオは以下の通りです。...
前回は超長期的にみれば全世界の株式市場やゴールドの時価総額は全世界のGDPと同じペースでしか増加することはできないので、株式の株主還元やゴールドの希釈を加味すると長期的なリターンは株式>GDP成長率>ゴールドになるという記事でした。 過去記事: 長期的には株式リターン>GDP...
「全世界株式は全世界のGDP成長率と同等程度のリターンしか生まない、ゴールドは2004年のETF登場以降で大半の国の株式をアウトパフォームしており、全世界株よりもゴールドのほうが構造的にリターンが良い」という趣旨のコメントをいただいたので、これに関して私の理解を書いておきます。 ...
旧Twitterでこんなポストを見かけました。 野村総合研究所の『富裕層ピラミッド』、いつまで日本円で分類してるの?価値が暴落していく日本円で評価しても意味がない。ということで『次世代の富裕層ピラミッド』を作成しました。ビットコイン保有量で分類してます。次世代の富裕層は 1BTC...
ゴールド建てではS&P500はまだ最高値を更新していません。 過去記事: ゴールド建てS&P500トータルリターン指数 ゴールドではなくてM2で割ったらどうなるのかということで、まずは配当を含まないWilshire 5000をFREDで見てみました。 並べるとこうなります。 O...
少し前にSNSで知って興味を持っている『iFreeHOLD米国国債(T-Zero2044)』という投信があります。 一般的な国債インデックスファンドとは異なり、1銘柄のみ(この投信の場合は2044年に償還を迎えるストリップス債(ゼロクーポン債))に投資するという(たぶん)ありそう...
ゴールドの200年のインフレ調整後リターンは年率0.9%という話
ジェレミー・シーゲル曰く、ゴールドの200年のインフレ調整後リターンは年率0.9%だそうです。 (以前は年率0.6%とかだったと思うので、直近の上昇で若干高くなっているようです。) 200年間、実質ベースで年率1%未満とするとまあそんなものかという感じがしますが、一方でこれまで人...
世界各国のCAPEレシオと中央値からの乖離率(2024年3月末)
2024年3月末時点の世界各国のCAPEレシオと中央値からの乖離率を見ていきます。 前回は2023年12月末で、だいたい四半期ごとにチェックしていこうと思っています。 過去記事: 世界各国のCAPEレシオと中央値からの乖離率(2023年12月末) ※今回使ったデータはす...
いつのまにか私の主力ETFだったERUS(iシェアーズ MSCI ロシアETF)が取引停止されてからもう2年以上が経ちました。 清算が決まってからもうだいぶ経ちますが損失も確定しないままので損益通算にも使えないですし、NGEと並んでウェイトが結構高かったのでアンダーパフォームに大...
自国通貨の減価によるところがかなり大きい気はするものの、とりあえず円建て資産ではニート時代になんとなく考えていた生涯賃金を超えました。 過去記事: ニート時代になんとなく思っていた生涯賃金に到達 インフレと税金が存在しない世界だったとしたら、非正規労働者の生涯賃金くらいに達した...
2024年3月末の資産は前月(6,562万円)比1,452万円増の8,014万円でした。 実質的なエクスポージャーは株式が64.27%、債券が0.28%、オルタナティブ資産(BTC、ゴールド等コモディティ)が35.45%です。 2023年3月末の株式ポートフォリオは以下の...
古代ローマの貴族たちは退廃的で美味しいものを食べて満腹になったら無理やり吐いてまた食べるのを繰り返していたという話をずっと信じていたのですが、このあいだYouTubeを見ていたら専門家があれは作り話だと言っていてちょっとだけショックを受けました。 参考: 古代ローマ史の教授だけ...
ゴールド建てのS&P500のチャートは何度か見たことがありますが、トータルリターンの長期のものはなかった気がするので作ってみました。 (1968年まではNational Mining Association( PDF )の年次データ、それ以降は以前取得したFREDの月次データを使...
MSTRの時価総額は保有しているビットコインの評価額とだいたい連動していますが、現在は保有している205,000BTC(142.8億ドル)に対して時価総額は284.5億ドル、100%近いプレミアムがついています。 過去記事: MSTRはビットコインレバレッジドETF? 現在...
フィナンシャルポインターにアスワス・ダモダラン教授の面白い話が載っていました。 参考: AIで株価はどれだけ上がる?:アスワス・ダモダラン 過去40年間はPC(1980年代)、インターネット(1990年代)、スマートフォン(2000年代)、SNS普及と大手テックブーム(2010...
いまのところFIRE後の取り崩し戦略としてバケツ戦略を検討しています。 過去記事: バケツ戦略を検討 そのなかで中期バケツ候補として、国内債券50/米短期国債40/ゴールド10(eMAXIS Slim 国内債券インデックス/SBI・iシェアーズ・米国短期国債ファンド/SBI・i...
FIREが市民権?を得てきて、巷にはFIREにまつわる話がたくさん溢れています。 そういう話では4%ルールとか資産額が最低いくらとかそういう話が多いと思うのですが、いわゆる「FIRE卒業」を回避しようとすると妥当な資産額を決めるのはなかなか難しいなあと思っています。 過去記事:...
(最近は初任給大幅引き上げみたいなニュースをよく見るのでインフレのある世界ではどうなっていくのかは分かりませんが)少し前まではまともに学歴がある人がフルタイム正社員で働き続けた場合の生涯賃金は2〜3億円とか言われていたと思います。 一方、私は低学歴無スキルで労働意欲もないため、ニ...
足元の資産価格上昇は少し高所恐怖症を感じるくらいですが、AIバブルみたいに"バブル"と呼ぶほどのものではないんじゃないかなと思っています。 個人的には指数全体がPER60〜80だった日本のバブルや、Cisco等の一部テック株がPER100〜200だったらしいITバブルはあまりにも...
2024年2月末の資産は前月(57,073,490円)比8,529,234円増の65,622,724円でした。 実質的なエクスポージャーは株式が68.57%、債券が0.33%、オルタナティブ資産(BTC、ゴールド等コモディティ)が31.10%です。 2023年2月末の株式ポー...
低コスト投信やNISAなどカジュアルに投資できるようになった反面、本格的な下落相場を経験していない層が多いので過剰なリスクを取りすぎているのではと警鐘を鳴らす人もいます。 オルカン(MSCI ACWI)のドローダウン(月次)を見てみると、たしかに最近はまともな下落がなく回復も早い...
私は子供の頃から働くのは嫌だなあと思っていました。 昔はほとんどお金に興味がなかったので最初にFIREみたいなことを意識したのはいつだったか記憶が曖昧ですが、私が働き始めた頃はまだ日本が国際的に高所得で物価の高い国だったので、タイとか東南アジアでは1,000万円くらいあったら当分...
EXE-iグローバル中小型株式ファンド、VB+VSSからSPSM+VOT+VSSに
EXE-iグローバル中小型株式ファンドがいつの間にかEXE-i全世界中小型株式ファンドになり、投資対象ETFもVB+VSSからSPSM+VOT+VSSに変わっていました。 VB60%→SPSM40%+VOT20%になっていますが、中型株が普通にVOではなくグロースのVOTになって...
MSTRは擬似的なビットコインのレバレッジドETFみたいなものみたいに言われることもありますが、BTC/USDとMSTRの散布図を作ってみると回帰線の傾きは1.02なんですよね。 (期間は2020/10/01〜2024/02/09です。) ちなみにMARAは1.24、RIOTは1...
新型コロナウイルス経済対策として2020年にばら撒かれた給付金はアメリカでは株式やビットコインに突っ込む人が多かったそうです。 アメリカに比べると日本の特別定額給付金は少額でしたが、やはり投資に回した人は結構多かったんじゃないかなと思います。 私はとりあえず給付金は全額ビットコイ...
アンティ・イルマネン著『期待リターンII』で個人的に面白かった点について以前も記事を書いたのですが、今回は住宅のリターンについてです。 過去記事: コモディティプレミアム 過去記事: 真の市場ポートフォリオ 住宅は株式よりもボラティリティが明らかに低いのにもかかわらず、長期的...
最近はインド株強気論をよく耳にします。 ジェフリー・ガンドラック氏によると、現在のインド株は30-35年前の中国株と同様なので買って放っておいたらいいとのこと。 30年前の中国株…なるほど… 中国株といえばジェレミー・シーゲルの「成長の罠」で、高成長で高期待の中国よりも低成長で低...
最近、3234(森ヒルズリート投資法人)を買いました。 個人的には地震大国日本でJ-REITは地震リスクが怖いので微妙かなと長らく思っていたのですが、多くの人はレバレッジをかけて自宅に集中投資している訳で、比較的耐震性が高い物件で構成されるJ-REITに資産の一部を投じるくらいは...
2024年1月末の資産は前月(53,978,501円)比3,094,989円増の57,073,490円でした。 実質的なエクスポージャーは株式が71.24%、債券が0.37%、オルタナティブ資産(BTC、ゴールド等)が28.39%です。 2024年1月末の株式ポートフォリ...
S&P500の30年(一世代)・60年(二世代)・90年(三世代)の実質リターン
米国株は長期で右肩上がりというとよく人間の寿命は有限なのでどうなるかは一人の人生の期間ではうまくいくかどうかはわからないという話になりがちです。 一人の投資期間を30年とすると、実質トータルリターンは年率1.8%〜11.6%と時期によってかなり当たり外れが激しくなってしまいますが...
最近読んだ投資本のなかではアンティ・イルマネン著『期待リターンII』が一番面白かったです。 過去記事: 真の市場ポートフォリオ 過去数十年にわたって金利低下・バリュエーション拡大の棚ぼた的利益を得てきたので今後の期待リターンは低くなるというところは広く言われていることですが、た...
ロシアや中国などバリュートラップっぽい政治リスクが高い国を避けるために、法の支配指数(WJP Rule of Law Index)を参考にしたほうがいいのでは、という記事を以前書いたのですが、あれから約2年経ったのでもう一度作ってみました。 過去記事: 法の支配指数とCAPEレ...
今回は2024年1月1日時点の世界各国のカントリーリスクプレミアム※を見ていきます。 ※ある国の株式や債券に投資するときに考慮しなければならないリスクをカントリーリスクといいます。 データはニューヨーク大学アスワス・ダモダラン教授のサイトで公開されているものを使用しています...
世界各国のCAPEレシオと中央値からの乖離率(2023年12月末)
2023年12月末時点の世界各国のCAPEレシオと中央値からの乖離率を見ていきます。 前回は2023年9月末で、だいたい四半期ごとにチェックしていこうと思っています。 過去記事: 世界各国のCAPEレシオと中央値からの乖離率(2023年9月末) ※今回使ったデータはすべ...
今まではなんとなく株価が好調なときはドル円も上昇、不調なときはドル円も下落というイメージがありましたが、2022年からは米株については逆に株価とドル円が逆の動きをしており円ベースでは株価下落がマイルドになっています。 ボラティリティも円建てではドル建てよりも為替リスク分だけ大きく...
FIRE後の取り崩し戦略のひとつに①短期バケツ(生活費2年相当のキャッシュ)、②中期バケツ(生活費7年相当の債券)、③長期バケツ(残りの部分、株式など長期ポートフォリオ)に分けるというバケツ戦略というものがあるそうです。 参考: 2024年の投資方針 アフターFIREのアセット...
年初に2023年の10サプライズという記事を書いていたのを思い出して振り返ってみました。 過去記事: 2023年の10サプライズ(適当) ①ドル円レートは115~125円、ドル上がったらきゅんです勢は含み損へ ✕。141円。ドル上がったらきゅんです勢は依然として大幅な含み益でし...
2023年12月末の資産は前月(52,525,723円)比1,452,778円増の53,978,501円でした。 実質的なエクスポージャーは株式が69.39%、債券が1.35%、オルタナティブ資産(BTC、ゴールド等)が29.26%です。
最近はキャピタルフライト対策で将来的に日本で資本規制が導入されるのでは、という話を見かけるようになりました。 (個人的には日本みたいに家計金融資産が多い国では外国株投資で多少円売り外貨買いが進んでいっても特に問題なさそうですし、斜陽国家が資本規制したら余計に縮小が進みそうにしか思...
シーゲル本で個人的に好きなところ3点。
少子高齢化で労働の価値が上がっていくであろうなかでのFIRE
5年半くらい前、過去の強気相場の天井で資産1,500万円をS&P500に投資した状態で貧乏リタイア(年100万円支出)したら何年生き残れるのかという記事を書いたことをふと思い出しました。 (このブログもなんだかんだで7年近く書いてるらしくてちょっとびっくりしました。) 過去記事...
新NISAの成長投資枠はとりあえずVDCとVHTを買っていこうと思っています。 改めてVDCとXLP、VHTとXLVを比べてみると誤差程度ですけどVDC、VHTのほうが僅かにシャープレシオ良いんですよね。 出典:Portfolio Visualizer 出典:Portfolio ...
長期的にみれば株式はEPS成長率がインフレを上回るはずですし、短期債(キャッシュ)も金利はインフレに連動して上昇するはずと考えるとインフレヘッジになるといえるかもしれませんが、高インフレ下の実質リターンやインフレ感応度をみるとやはりイメージ通りゴールドが鉄板です。 過去記事: ...
新NISAがもうすぐ始まるからか、一括投資か積立投資かという話を再びよく目にするようになっている気がします。 株式の場合、一括投資のほうがリターンがよくなることが多いので合理的だと言われていますが、バリュエーションが高くなっており今までのような高リターンが望みにくい現状では積立投...
2023年11月末(※11/25時点)の資産は前月(46,932,832円)比5,592,891円増の52,525,723円でした。 実質的なエクスポージャーは株式が69.77%、債券が1.21%、オルタナティブ資産(BTC、ゴールド等)が29.02%です。
【S&P500】実質EPS成長率+平均配当利回り+バリュエーション変化の推移
前回の記事ではS&P500の10年毎の実質トータルリターン=実質EPS成長率+平均配当利回り+バリュエーション変化に分解したものをみました。 過去記事: 【S&P500】10年毎の実質トータルリターンを分解してみる 今回はその続きで10年毎ではなく、10年ローリングではどうなっ...
【S&P500】10年毎の実質トータルリターンを分解してみる
今回はONLINE DATA ROBERT SHILLERのデータをもとに、S&P500の実質トータルリターンを10年毎の実質EPS成長率+平均配当利回り+バリュエーション変化に分解してみました。 ※バリュエーション変化はCAPEレシオの変化率とかではなく、実質トータルリターン-...
各国株式のヒストリカル・リターンとモンテカルロ・シミュレーション
以前、米国株には平均回帰性があるのでモンテカルロ・シミュレーションみたいには推移していないという記事を書きました。 過去記事: モンテカルロと平均回帰 Portfolio Visualizerのモンテカルロでは75年分が最長だったのでChatGPTで作ったものとS&P500のヒ...
今までNISAはずっと一般だったので新NISAのつみたて投資枠を考えているのですが、今更ながら銘柄がかなり絞られているので迷っています。 投資期間が超長期ということで繰上償還リスクを考えてなるべく純資産額が大きいもの、そして個人的にはチャイナリスクを避けたいのでオルカンは除外とな...
少なくとも私が投資を始めた頃から既に米国株は歴史的にみて相当割高であり、それに比べて新興国株は割安なので今後はアウトパフォームするだろう、みたいな言説をよく見かけていた気がします。 たとえばGMOの7-Year Asset Class Real Return Forecastsで...
成長率ゼロ、株式リスクプレミアム5%としたときの各国のPER
前回の記事の補足です。 過去記事: 金利が資産価格に与える影響
金利は資産価格に対して大きな影響を与えます。 実際に米国株の過去パフォーマンスをみてみても、金利上昇局面にはバリュエーションが縮小し、金利低下局面には拡大しています。 過去記事: 長期金利上昇局面ではバリュエーションが縮小する 足元の金利上昇も確実に株式のバリュエーションを押し...
上場株式の時価総額は簡単に計算できますが、ゴールドの時価総額は正確な計算が難しいです。 一般的にはゴールドの時価総額は地上在庫(これまで人類が採掘してきた総量)の推計値にゴールド価格をかけて計算されます。 World Gold Councilの推定値ではゴールドの地上在庫は202...
2023年10月末の資産は前月(44,283,354円)比2,649,478円増の46,932,832円でした。 実質的なエクスポージャーは株式が69.63%、債券が1.08%、オルタナティブ資産(BTC、ゴールド等)が29.29%です。
日本の一人当たりGDPは江戸時代までは中国やインドよりも低かったらしい
日本円が購買力平価や実質実効為替レートでみてかなり安く見えるのは、純粋に割安なのか、相対的な所得水準低下を反映している構造的なものなのか、という記事を2年前に書きました。 過去記事: 日本円は単に割安なのか、相対的な所得水準低下を反映しているのか あれからさらに円安が進行してい...
いま読んでいる『東インド会社とアジアの海』という本によると、VOC(オランダ東インド会社)に出資している株主は10〜20%の配当金を受け取っていたそうですが、高い配当が得られるために人気が高く400%以上の額で取引されていたらしいです。 会社の事業に出資する一般の株主は、最低でも...
債券のリターンはほぼ投資した時点の利回りによって決まります。 過去記事: 米国債、投資適格社債の期待リターン 国債や投資適格社債は実際にそうなっているのですが、ハイイールド債だったらどうなるのかを今回調べてみました。 FREDのICE BofA US High Yield In...
ハワード・マークスは2022年12月に株式を売って利回り9%のハイイールド債を買うべきと主張したそうです。 参考: 今回は本当に違うかもしれない:ハワード・マークス たしかにハイイールド債利回りの推移をみてみると、9%超は割と魅力的なようにも思えます。 Portfolio Vi...
株式市場の長期上昇トレンドが崩れるというテールリスクを想定する必要はあるのか
米国株はずっと年率7%弱の実質リターンを生み続けてきたという話に対して、でもそれはせいぜい150年程度のことなので今後も同じだとはいえないよね、というもっともな反論があります。 しかし、年率7%弱の実質リターンは米国に限らず、資本主義が正常に機能している他の国でも一般的にみられて...
世界各国のCAPEレシオと中央値からの乖離率(2023年9月末)
2023年9月末時点の世界各国のCAPEレシオと中央値からの乖離率を見ていきます。 前回は2023年6月末で、だいたい四半期ごとにチェックしていこうと思っています。 過去記事: 世界各国のCAPEレシオと中央値からの乖離率(2023年6月末) ※今回使ったデータはすべてRes...
2023年9月末の資産は前月(43,635,003円)比648,351円増の44,283,354円でした。 実質的なエクスポージャーは株式が74.75%、債券が1.03%、オルタナティブ資産(BTC、ゴールド等)が24.22%です。
自分には遠い話なので今まで特に気にしたことがなかったのですが、暗号資産って出国税の対象外なんですね。 素人考えではいずれ制度が変わって出国税の対象になりそうな感じがしますが、出国税は1億円以上の対象資産の含み益に対して所得税及び復興特別所得税を課税する制度なので、仮に暗号資産が出...
株式益利回りから名目長期金利を差し引いたイールドスプレッドという指標があります。 この数値を簡易的にリスクプレミアムとして、株式(S&P500)の魅力が下がっている、と言われることがありますが、過去をみてみると名目長期金利>益利回りとなっている時期もそれなりにありました。 過去...
米国ではBTCの先物ETFのみが存在しており、BTCの現物ETFとETHの先物ETF・現物ETFは承認されていませんが、カナダでは両方の現物ETFが存在しています。 BTCはBTCC(Purpose Bitcoin ETF)、BTCX(CI Galaxy Bitcoin ETF)...
StarfieldがやりたくてゲーミングPCを新調しようかどうかしばらく迷っていたのですが、ある程度快適に遊びたかったら25〜30万円くらいはするんですよね。 私は常にフルインベストメントでほとんどキャッシュがないので野村Webローンを使おうかなと思っていたのですが、48回払いま...
Twitter(X)で2022年のミリオネアの移民フローを見かけたので2023年はどうなるんだろうと調べてみたらこんなグラフがありました。 出典:Henley & Partners 2023年は流出上位5位が中国、インド、イギリス、ロシア、ブラジル、流入上位5位がオーストラリア、...
「ブログリーダー」を活用して、ronaldreadさんをフォローしませんか?
価格上昇を受けて、最近では0.1BTCで将来お金持ちになれるみたいな神話が生まれているようです。 2020年の特別定額給付金のときには配られた10万円でおおよそ0.1BTCが買えましたし、少し前までは庶民は1BTC集めよう的な雰囲気だったと思うので隔世の感がありますね… 個人的に...
Metaによる巨額投資が報じられたScale AIのAlexandr Wang氏は「人間の神経の可塑性は最初の7年間がピークなので、BCIが成熟してから子どもを持ちたい」と発言しているそうです。 幼少期にニューラリンクみたいなBCIを埋め込めば大人にはできない形でネイティブに扱え...
ジェレミー・シーゲルの「株式の期待リターンの根底にリスクフリー資産としての債券があるのではなく、株式こそが基準なのではないか」という説が個人的にとても面白かったです。 参考; 【Wonkish】ジェレミー・シーゲル教授がつぶやくコペルニクス的転換 市場参加者は株式を基準として、...
最近はAI失業がより現実味を帯びてきているように思いますが、意外にも仕事を奪われることに対してやりがいがなくなる的な不安というか不満を感じる人も割といるようです。 失業しても政府がベーシックインカムくれるならそれでいいという人だけではなく、そもそも生産性のあることを一切することな...
2025年5月末の純資産(2016年12月=100として指数化)は前月比9.7%増の886でした。 投資対象は株式、債券、オルタナティブ資産(BTC、ゴールド等コモディティ)です。 株式部分(DC・積立NISA除く)の株式ポートフォリオは以下の通りです。 国別構成比...
いままでの世界の延長線上だと大体FIREに必要な資産は分かりやすかったですが、AGI後の世界を考えると途端に基準がとても難しくなってくると思います。 以前はナイーブに生産コストがほぼゼロに向かって下落していくならお金がなくてもいけるのでは?と楽観視していたのですが、そうならない可...
NotebookLMの音声概要って便利ですよね。GeminiのDeep Researchからも生成できるようになったみたいなので直近のブログ記事で作ってみました。 過去記事: AIによる産業爆発下での株式セクター 内容的には書いてないことも喋ってたりしますが、...
AIの今後について、AGI→知能爆発(Intelligence Explosion:AIが自分自身を改良し続け、急速に超知能に進化する)→産業爆発(Industrial Explosion:産業の生産性や規模が爆発的に拡大する)みたいな流れなのかなと思っていたのですが、順序として...
ゴールドは長年にわたってその価値を保ち続けており、「1オンス金貨1枚で一カ月間生活できる購買力がある」とか「1オンス金貨があれば現代では高級スーツが買えるが、古代ローマでは元老院議員が着る高価な服が買えた」みたいな話があったりします。 ふと住宅価格はどうなんだろうと気になったので...
前々回の記事のデータを使って、今回はゴールド価格・ゴールド時価総額・米名目GDPの長期推移を見てみました。 過去記事: 金本位制時代の対GDP比のゴールド時価総額を概算してみる まずは50年ローリング上昇率(米ドル建て)は以下のようになります。 金本位制下ではそもそも米ドル建て...
コメント欄でSBI証券のセキュリティ窓口に電話したらアプリ経由のログインや新規売買の制限をしてもらえると教えていただいたので、早速やってみました。 と言っても電話するのは面倒だなあと思ったので、お問い合わせフォームからでもできるというのを見かけてそちらから米国株以外の外国株の売買...
全世界のGDP比でみると、現在のゴールドの時価総額は1980年のピークよりも高い水準にあります。 過去記事: 対GDP比のゴールド時価総額、1980年のピークを突破してしまう ズレがあったとしても1969年以降で最高水準まできていることは間違いないと思うのですが、全世界の名目G...
ゴールドはキャッシュフローがないためフェアバリューを測ることはできませんが、超長期的にみればゴールドの時価総額は全世界の名目GDP成長率と同等のペースで増大すると考えています。 過去記事: ゴールドは長期では配当込み株式には勝てない 対GDP比のゴールド時価総額は大雑把な割高/...
2025年4月末の純資産(2016年12月=100として指数化)は前月比2.1%増の807でした。 投資対象は株式、債券、オルタナティブ資産(BTC、ゴールド等コモディティ)です。 株式部分(DC・積立NISA除く)の株式ポートフォリオは以下の通りです。 国別構成比率は米国...
最近はゴールド高騰&株価下落により、特定期間を切り取ってS&P500よりもゴールドのほうがリターンが良かったみたいな言説が増えた感じがします。 今回は1968年以降でゴールドがS&P500をアウトパフォームしているというグラフを見たので、配当込みの指数できちんと比較してみました。...
高齢化が進む先進国では、退職者が必要とする財・サービスを誰が生産し、退職後に売却される資産を誰が購入するのか、という問題があります。 ジェレミー・シーゲルは『株式投資の未来』のなかで、途上国の労働者にとって先進国の資産は魅力的であるため、成長著しい途上国の若い労働者が生産を担い、...
以前主力ETFとして保有していた低CAPE国に投資するGVAL(Cambria Global Value ETF)というETFがあります。 2014年の設定以来ずっと低迷していたのですが、今年に入ってからは逆行高となっており、5年トータルリターンでは足元でVTを上回っています。 ...
長期的な期待リターンを推し量るための指標のひとつに家計金融資産の株式比率があります。 過去記事: 家計金融資産の株式比率が上昇すると将来のリターンは低下する 久しぶりにFREDを確認してみると、足元(2024Q4)では43.47で過去最高を更新していました。 ※株式比率は FR...
2025年3月末時点の世界各国のCAPEレシオと中央値からの乖離率を見ていきます。 前回は2024年12月末で、だいたい四半期ごとにチェックしていこうと思っています。 過去記事: 世界各国のCAPEレシオと中央値からの乖離率(2024年12月末) ※今回使ったデータはす...
アメリカの大統領の権限はイメージほど強くないみたいな話もありますが、大統領令で議会の承認を経ずにできることはかなり多いような気がします。対象国の関税率を貿易赤字/輸入額/2とかいうめちゃくちゃな計算で決めたとか言われている今回の相互関税も大統領令です。 (反ワクチン陰謀論者RKJ...
前回の記事で取り上げた論文の最後に1794~2019年の年次のインフレ率、名目株式リターン、名目債券リターンが載っていたので、それを使って米国株の債券に対する超過リターンをグラフにしてみました。 過去記事: 昔の米債券は株式並みのリターンだったらしい まずは50年ローリングの名...
Xで面白い論文の存在を知りました。 参考: Where Siegel Went Awry: Outdated Sources & Incomplete Data 米国株のパフォーマンスを1793年からの測定した(左)って論文見つけた😂 株式の優位性を説いた例の図(右)と違って...
立憲民主党が日銀が保有しているETFの分配金を子育て財源に充てると主張しているそうです。 (もともと分配金収入は国の一般財源に既に活用されているそうなので無理らしいですが。) また、G7によって凍結された3,250億ドル相当のロシア資産を使ってウクライナを支援する件についても、元...
日本円の購買力低下が続くなか、以前の感覚でFIRE目標を設定するのは難しくなっていると思っています。 最近は私の純資産も8,000万円台になっており、そろそろ辞めれるのでは?的なコメントをいただくこともあるのですが、個人的には今の8,000万円は以前のそれよりもかなり購買力が低い...
ビットコイン現物ETFが承認されてからは、従来のポートフォリオに少額のビットコインを加えればそれほどリスクに大きな影響を与えずにリターンを改善できる、みたいな話を目にするようになりました。
上場企業で最も多額のビットコインを保有しているMSTR(マイクロストラテジー)は疑似ビットコインETFみたいな状態になっていますが、このところは時価総額が保有しているビットコインの評価額を大幅に上回っており、足元のプレミアム(時価総額/保有ビットコイン評価額-1)は100%前後で...
ビットコインやゴールドの長期保有では自己管理(セルフカストディ)が基本だと思いますが、ETFや分別管理(暗号資産交換業者や金融機関等に分別管理(特定保管)で預ける)という方法もあります。 DMM Bitcoinの不正流出以降、セルフカストディが一部で話題?になっていますが、今回は...
「S&P500は右肩上がりだが、M2で割ると史上最高値は1929年なので株価の上昇は米ドルが減価しているせい」という趣旨のポストを見かけたので、今回はこれについて少し調べてみました。 M2のデータは1959年以降のものしか見つけられなかったのですが、米国のM2と名目GDPはほとん...
低CAPE国に投資するGVAL(カンブリア・グローバル・バリューETF)というETFがあります。 過去記事: GVAL(カンブリア・グローバル・バリューETF) パフォーマンス低迷のためか途中からアクティブ運用に切り替わり、その後サクソバンク証券では脱法ETF化してしまったので...
2024年5月末の資産は前月(7,847万円)比377万円増の8,224万円でした。 実質的なエクスポージャーは株式が65.1%、債券が0.3%、オルタナティブ資産(BTC、ゴールド等コモディティ)が34.7%です。 株式ポートフォリオは以下の通りです。 ポートフォリオ全...
5/31はゴールドとビットコインのセルフカストディの重要性を再認識する日になりました。 まずはゴールド。インドの中銀が約100トンのゴールドをイギリスからインドに移したそうです。 参考: RBI moves 1 lakh kg of gold from UK back to I...
社会実情データ図録 によると、アメリカの銃保有率は世帯で46%、個人で33%だそうです。 アメリカでどれだけ乱射事件が起きても銃を禁止できないのは合衆国憲法修正第二条によって所持する権利が保障されているからというのはあっても、そもそも広く普及しすぎてしまっているので禁止することは...
マンション価格が大幅に上昇していますが、一方でこの10年間で円安が大幅に進んだために外国からみると日本のマンションは未だに高くはないのでは、という話もあったりします。 今回は東京都の不動産価格指数をドル建てにしてみるとどうなるのかを見てみました。 まずはそのまま円建てだとこうなり...
最近クレジットカード決済の検閲が一部で話題ですが、FC2はビットコイン決済に対応したという噂を聞いて早速確かめにアカウントを作成しました。 BTC決済だと3%ポイント還元があるそうです。 出典:FC2 よほど高額決済でない限りはオンチェーンだと手数料が割高になってしまいますが、低...
カン・チュンドさんのブログで、無分配の投信が今後も伸びていくと国としては逸失税収が無視できなくなるので分配金支払いが義務化される可能性があるのでは?という記事がありました。 参考: 将来、投資信託は『分配金』出すべしと義務化される可能性について 金融所得を社会保険料の対象にする...
先月、MMMのスピンオフで、親株(MMM)4株につきSOLV(ソルベンタム)1株の割当てられました。 外国株のスピンオフ等コーポレートアクションでは子株だけでなく親株もろとも一般口座に払い出されることがあります。これが面倒なので今回のMMMスピンオフでも事前に一旦売却してあとで買...
資産課税について調べていると、日本の財産税はだいたい75年サイクルという記事を見つけました。 参考: 財産税は75年毎「忘れた頃にやって来る」(PDF) 1946年の預金封鎖&財産税は認知度が高そうです。株式や不動産などあらゆる資産が課税対象となり、個人財産10万円(現在の貨幣...
BTIの配当のADR手数料は今まで1株当たり$0.005だったのですが、今回から$0.01に上がってしまいました。 出典:citi ADR手数料率(ADR手数料/配当)の推移はこのようになっています。今回は1.36%でした。 昔は年2回配当(5月が多くて10月が少ない)だったので...
ダイヤモンドは圧倒的シェアを誇るデ・ビアスが供給をコントロールして価格上昇させているみたいな話をよく聞きます。 具体的にパフォーマンスはどれくらいなんだろうと気になって調べてみると、1960~2019年のドル建てCAGRは4.3%だったそうです。 (チャートは2013年で切れてい...
株式配当への増税・改悪が続いており、所得税と住民税の課税方式を一致させる改正(所得税は総合課税、住民税は申告不要が塞がれる)が行われたかと思うと、次は金融所得を社会保険料の対象にすることが検討されているそうです。 今のところは配当のみで譲渡益は影響なさそうなので高配当株から無分配...